素直クールでエロパロPART15
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0001名無しさん@ピンキー2011/06/07(火) 03:53:28.93ID:V3BcBp1k
ふたば☆ちゃんねる落書き板の天才によりツンデレに対抗すべく、
新たに"素直クール"なる言葉が誕生した。
ツン→素直 デレ→クール
ガチで愛してくれるが、人前であれ、好意に関してはストレートかつ
クールな表現をするため、男にとっては嬉し恥ずかし暴露羞恥プレイ。
しかし、どこか天然。言葉萌えのツンデレ、シチュ萌えの素直クール。

ここはそんな素直クールのエロパロスレです。
荒らし、煽りはスルーでお願いします。
・職人に対し注意予告の依頼は止めましょう。スルーは自力で。
・職人の投下しやすい雰囲気づくりを心がけましょう。
・ネガティブな意見はなるべく控えましょう。
 理由もなく「嫌い」などの意見はスレには必要ありません。

前スレ
素直クールでエロパロPART14
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1284559058/

過去スレ
素直クールでエロパロPART13
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266626964/
素直クールでエロパロPART1
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1139830862/
素直クールでエロパロPART2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1151146736/
素直クールでエロパロPART3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165760283/
【エロパロ】素直クールでエロパロPART4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1177753262/
素直クールでエロパロPART5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182429786/
素直クールでエロパロPART6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1191464305/
素直クールでエロパロPART7
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197548369/
素直クールでエロパロPART8
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1202454157/
素直クールでエロパロPART9
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1212939321/
素直クールでエロパロPART10
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1224945913/
素直クールでエロパロPART11
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1237301421/
素直クールでエロパロPART12
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1249978294/

保管庫(エロパロ板)
http://derheiligekrieg.h.fc2.com/cool.html

保管庫ミラー(現在のエロパロ板最新保管庫はこちら)
http://red.ribbon.to/~hachiwords/scool/

素直クール保管所(全体)
http://sucool.s171.xrea.com/

素直クール保管所(ほの板・最新VIP)
http://www16.atwiki.jp/sucool/
0187名無しさん@ピンキー2012/02/06(月) 00:33:11.19ID:oH4R4edC
@wikiでも使って皆で編集できるようにして新しく作る?
0194名無しさん@ピンキー2012/02/22(水) 05:24:23.31ID:EQgcKCOM
>>193
いやその、ちゃんと書いてはいるんだ
でもなんというか、書けば書くほどいろいろ迷っちゃって

4月になる前にちゃんと続き投下するから待ってて
おねがい
0195名無しさん@ピンキー2012/02/22(水) 05:27:21.51ID:PEAm2Fva
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +
0197名無しさん@ピンキー2012/02/25(土) 23:38:00.12ID:CTFnmN/U
急かすのはやめてやれ

いざやる時に
男がやたら急かしたらみっともないだろ?
そういうことだ
0198名無しさん@ピンキー2012/02/26(日) 21:28:34.56ID:y+Jw3J7v
ある用事で素直クールの過去の名作を探して偶然気づいた。
http://sucool.s171.xrea.com/ の話なんだが一応テキストと画像データは完全には消えていないようだ

全部は見ていないが殆どデータとしては存在しているし、仮に消えていてもバックアップ上にはある
推測だけど、そこに繋げるリンクが一気に消されてるみたい。
ただ、とにかく復旧するにもデータ量が膨大でどうにも手出し出来んな、クソったれ・・・

まあ、何人か気づいているとは思いますが・・・一応
0199名無しさん@ピンキー2012/02/28(火) 04:23:28.21ID:FTEd5LD7
>>198
そこの避難所で作られてた「素クールデイズ」と言うゲーム
誰か持ってないかなあ
流石に居ないか・・・
0203名無しさん@ピンキー2012/03/25(日) 11:07:12.42ID:vurTuxJp
>>198
適当な単語でwiki内検索すると結構中身見られるな
懐かしい作品も読めた
0204名無しさん@ピンキー2012/03/25(日) 11:41:26.56ID:vurTuxJp
なんか一度見たページをもう一度見ると消えてるんだが、そういう仕掛けがあったりするのか?
バックアップから見ることは出来るみたいだが……
0205 ◆v5fyRxgy3k 2012/03/25(日) 20:58:28.74ID:+kKRTrWw
規制チェック
0207 ◆v5fyRxgy3k 2012/03/27(火) 01:56:54.87ID:9B2iWoKr
「膣はダメ!…きょ…今日は…危ない日なのぉ!」
「閉めつけてしっかりと放さないようだぜぇ」
「外に、外に出してぇ!」
「よぅおし!しっかりと膣に出してやる!」
「や、やだ、できちゃう!赤ちゃんが…出きちゃう!」
「ほら、俺様の子供を孕みなぁ!」
「いや、いや、いやぁ〜!」
「うっ!!」
「!!  出てる…お腹に熱いのが出てるぅ…」


0208 ◆v5fyRxgy3k 2012/03/27(火) 02:00:10.03ID:9B2iWoKr
「ふむ。なかなかに興味深いな…」
モニターに眼鏡をかけた顔を照らされながらクーが呟く。
画面に映っているのは自分の名前宛てで届いたゲーム。所謂、エロゲー。
送った覚えのない物だが当選品。
今日明日と休みでちょっとやってみただけだったのだが
それがそもそもの間違いだった。
「…そうですか」
正座を崩さず答える。
あまりクーを見ていられず頭を下げる。
目が合ったら死にそうだ。
「凌辱…加虐趣向があるとは盲点だったな」
「いえ、そういうものはございませんです」
あるわけないが「ある」と言ったらそっちのルートに進んでしまう。
「妻が背後に立っていても全く気付かないほど集中していたようだね?」
「少しやってみたら…案外短かったので折角だからと…」
カチカチとクリックしてクーはタイトル画面に戻している。
矢印の先には”100%”の今では忌々しい数値が。
「しかしコンプリートしたという事は全てをプレイしたのでは?」
「こ、これはゲーマーの性というかクリアせずにはいられない性分といいますか…」
登山家が山があったら登るのと同じで
ゲーマーはゲームをクリアしエンディングを見て
それ以上に1クリやコンプを目指すのは修行僧のそれと一緒!のはず。
「でも少なからず興味はあったのだろう?凌辱、孕ませ、触手に」
「このゲームに触手はないです」
「ほぅ…このゲームには、か」
くるっと椅子を回転させこっちに正対するクー。
見える口元はにんまりとしている。なんだかこわい。
「い、いや。触手なんかに嬉しくも興味無いぞ!」
ここまできたら精一杯身の潔白を証明するのみ。
「このゲームにはなかったし、今までやってたゲームにも触手なんかで喜ばない」
「いつぞややっていたゲームでは喜んで触手を増やしたではないか」
0209 ◆v5fyRxgy3k 2012/03/27(火) 02:03:01.41ID:9B2iWoKr
「え?」
「その上、クリアして男は女を見て喜んでいたようだが?」
「ん?」
記憶を探るが出てこない。
クーの前で成人向きゲームをやったのも初めてだし…
「しかし造形的に微妙だと思うのだがあの王女といい…」
「そりゃただの横シュー!」*E*E*
つっこみを入れて思わず視線が合う。
眼鏡の向うのクーの瞳が怪しく光っている…気がする。
「では、それ以外のものに、所謂、属性としてはあると」
「い、いや、そのですね」
「もし自分で処理をしていたら有無を言わさずだが…」
椅子から降りてクーが近寄って来る。
危険だ。この展開は危険だ。
愛しの娘もそろそろ帰ってくる時間。
もし、してる所なんか見られたら…
しかし、逃げようにも足が痺れて後ろにうまく逃げれない!
慌てるこちらを嘲笑ってかクーは微笑を浮かべる。
「安心したまえ。ヒーはお泊りだ」
「そ、そう」
背中が壁に当たる。もう逃げ場がない!
ゆっくりと四つん這いでクーはこちらに来ながらエプロンを脱いでいる。器用だな!
「だから、凌辱プレイや他のプレイをしても邪魔も無く大丈夫だ」
「何が大丈夫と?」
「ヒーも弟か妹が欲しいと言っているし、渡りに船だな」
「いや、ほら、さすがにそれは…」
言いよどんでいるとクーが抱き着くやいなや左耳たぶを口で弄る。
そして、それは心底凍るような声で囁く。
「それとも、三次元の妻は孕ませれないとでも?」


人の名前を使って送った奴は誰だぁ!!
0210 ◆v5fyRxgy3k 2012/03/27(火) 02:04:55.48ID:9B2iWoKr
***


「あ、父上の名前だ!」
「そのようで…ヒートさん、なんですかこの雑誌は?」
「PC雑誌」
「成人向きの雑誌ですよね?」
「これで私に弟か妹が!!」
「どういう理屈ですか…」
0211 ◆v5fyRxgy3k 2012/03/27(火) 02:07:12.85ID:9B2iWoKr
以上。
では。
0213名無しさん@ピンキー2012/03/28(水) 01:18:55.75ID:KjL3NrV8
            \     _n         グッジョブ   /
              \   ( l     _、_       /
               \   \ \ ( <_,` )    /
                 \   ヽ___ ̄ ̄  ) /
   _、_  グッジョブ      \    /    / /  _、_   グッジョブ
 ( ,_ノ` )     n        \∧∧∧∧/   ( <_,` )     n
 ̄     \    ( E)       < の  グ >   ̄     \    ( E)
フ     /ヽ ヽ_//        <      ッ >  フ     /ヽ ヽ_//
─────────────< 予  ジ >───────────────
   ∩               <      ョ >
   ( ⌒)       ∩ グッジョブ < 感  ブ >       |┃三     話は聞かせて
   /,. ノ      l 'uu       /∨∨∨∨\      |┃  ガラッ    もらった
  / /      / /"    /         \     |┃ ≡   _、_   グッジョブ
  / / _、_   / ノ     /    グッジョブ   \  |ミ\__( <_,` )
 / / ,_ノ` )/ /    /|    _、_     _、_   \ =___    \
(        /     /\ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/\≡   )   人 \
 ヽ      |   /   \(uu       /     uu)/  \
0215名無しさん@ピンキー2012/03/29(木) 22:40:29.85ID:XM66zUXb
おい、XEXEXとか懐かしすぎんぞw
確かに触手増やして突いたり絡めたりするゲームだがw
0216名無しさん@ピンキー2012/04/04(水) 12:36:25.05ID:7ddXIti4
スィートホームとかゼクセクスとか、やたら懐かしい小ネタが出るなw
0217名無しさん@ピンキー2012/04/04(水) 15:44:21.93ID:NHSnglAl
ところで何の考えも無しにhttp://sucool.s171.xrea.com/のお題話とSSと長編の目次復元を試みたが
やってもよかったのか?ダメだったら戻すがVIPにスレがあまりたたんから一応ここに報告
0220名無しさん@ピンキー2012/04/06(金) 20:18:32.36ID:ogGqUfaX
「めだかボックス」のめだかちゃんがあまりにこのスレのテンプレ過ぎて吹いた
人吉それツンデレやない、素直クールや!
0222名無しさん@ピンキー2012/04/06(金) 21:21:15.56ID:ogGqUfaX
二人の距離が近すぎてそれが恋だとまだ気付いてない感じだな
男の方はもう自覚してる?
0224名無しさん@ピンキー2012/04/08(日) 02:20:22.14ID:jctxwVlC
懐かしいなあ
めだかボックス連載が始まった当初は素直クールヒロインだーと胸を躍らせたなぁ
数話後に夢破れたが……
0225名無しさん@ピンキー2012/04/08(日) 23:22:55.12ID:r1R65Lux
読切の時が一番素直クールだった
連載始まった時はwktkだったんだけどな…
今のも好きだけど
0226名無しさん@ピンキー2012/04/10(火) 02:59:45.51ID:q+HF1u5w
ジャンプならmagicoのアインさんは素直クールだろうか?
男<金なところがちょっと素直クールとは違う気がするんだが、
クセのある素直クールさん扱いでもいいような気がする
0227名無しさん@ピンキー2012/04/12(木) 20:35:18.70ID:SJL7KQ6W
いかにカップル成立しないよう引き延ばすかが肝の少年誌だと
素直クールはサービス担当にしかなれないと思う。
成年誌なら1ページ目からエロに持ち込めるから便利そうだ
0229名無しさん@ピンキー2012/04/20(金) 23:28:24.21ID:/qS/VWOx
0231名無しさん@ピンキー2012/05/03(木) 05:32:30.87ID:O1g6mlaa
素直クールほど萌え狂ったコンテンツ無えよ
こんな過疎ってんの理解できない
0233名無しさん@ピンキー2012/05/05(土) 05:00:09.42ID:nqlgY5+2
子供の日だから子供を作ろうと迫られる電波を受信した
過去に同じネタがありそうだが
0234名無しさん@ピンキー2012/05/06(日) 04:12:40.93ID:idv0x0/i
>>233
…('A`)
0235名無しさん@ピンキー2012/05/17(木) 02:18:56.34ID:GyN3aVcy
0237名無しさん@ピンキー2012/05/20(日) 21:04:25.02ID:djUl/yl5
絶園のテンペストアニメ化ってまじか。
愛花は素直クールに近いと思うんだけどこのスレ的にはどうなんだろう
0239 ◆v5fyRxgy3k 2012/05/24(木) 00:02:36.86ID:3nSLECdp
夏休みの昼過ぎ。
グラウンドの脇の芝生で黙々と草むしりをしている男がいる。
その麦藁帽を被り首にタオルを巻いている草むしり男の名は青木隼人。
細目で同年の標準よりやや低い身長以外はとりたて特徴のない容姿をしている。
そんな隼人の前に1人立った。
「何をやっているんだ?」
前に立ったその者の問いかけに隼人は
シューズ、靴下、長く引締まった脚、細いウエストの下のショートパンツ、
そこそこ盛りあがるシャツ、そして端整な顔、
とゆっくりと確認するように首をあげた。
「樹さんか」
そう言われた女、福寿樹はクールなイメージの美人、というよりは
ショートカットと隼人より少し高い身長のすらっとしたスタイルの為、
男装の麗人のようである。
「そうだ。隼人さんの幼馴染であり、彼女であり、許嫁であり、嫁である樹さんだ」
確認をとるかのように言う樹。
それに隼人は眉をしかめて立ちあがり、タオルで汗をふきつつ言う。
「幼馴染しか事実じゃないな」
それは樹の耳にも到達したはずだが、さも聞こえなかったような様でいる。
「で、隼人さんは何をしていたのかね?」
「見ての通り、草むしり」
「それはわかる」
「じゃ、続けるので」
視線を避け又しゃがむ隼人。
「何故、やっているかを聞いているのだが?」
「やりたいから、だ」
「何故その言葉をベットで押し倒した時に言ってくれない?」
「…」
じっと呆れた目で隼人は樹を見る。
(何故にこいつはこうも平然と…)
「そんなに見つめな。濡れてしまう」
恥らってるわけでも赤らめてるわけでもない頬に両の手をあてしなを作る樹。
「…」
ぽこ!
無言のまま隼人はチョップを食らわせる。
「「「あーーーーーーっ!!」」」
それを合図にか少し離れた所から叫び声があがった。
「姦しいのがきたな…」
隼人はそちらを見ないで苦虫を潰した顔になって呟いた。
0240 ◆v5fyRxgy3k 2012/05/24(木) 00:05:42.10ID:3nSLECdp
「青木!またもや樹様に手を出したな!」
「今日という今日は看過できぬ!」
「全女子生徒に代わって天誅だ!」
樹を守る様に3人のセーラー服の生徒が間に立って隼人を睨みつけている。
3人の名は黒鵜京子、薬師寺泰恵、東つばめ。
そんな姦しい3人娘の口上が終わるのを待ってから隼人は大きな溜息をついた。
そして樹を指差し言う。
「じゃあ、とっととそいつを向うへ持っていってくれ」
「折角の逢瀬の一時なのにひどいぞ、隼人」
よよよと大仰な素振りで目元に手をもっていく樹。
「また樹様を!!」
「なんたる下種!!」
「そこに直れいっ!!」
「…はぁ、馬鹿馬鹿しい」
それぞれの得物(竹刀、薙刀、スティック)を構える3人と樹に呆れながら
隼人は再び座りこみ草むしりを再開した。
「無視か?」
「覚悟したか?」
「それとも土下座か?」
隼人は上からの再びの口上を無視して黙々と草むしりを続ける。
それを眺めていた樹は薄く笑みを浮かべてから言う。
「泣かされるのはベットの上だけだったはずなのに」
「…したこたねぇよ」
小声で隼人は反論する。
それを聞き逃さず樹は続ける。
「『大丈夫、天井の木目を数えているうちに済むよ』と…『そのうち快楽の虜に…」
「いつの時代の話だよ!!」
さすがに隼人は頭を上げて樹に反論した。

0241 ◆v5fyRxgy3k 2012/05/24(木) 00:08:26.83ID:3nSLECdp
が、そこには樹はおらず替わりに3人娘のミニスカートが見えるだけだった。
「?」
「!」
「!!」
視線に気付いた3人はスカートを押さえつつ紅潮していった。
「そんなに見たければ後でいくらでも見せてあげるのに。いつものように」
「黙れ、エロ助!!何がい…」
ぶんっ!
隼人の言葉を遮る様に竹刀が隼人の頭があった所を通った。
「かわしたか!」
「私達を辱めた挙句、樹様までも!!」
「血肉の一片たりとも残さぬ!」
「隼人は残さないで全部飲む方が好みだったな」
「お前は何をさっきから!」
ぶんっ!
ぶんっ!
ぶんっ!
「やってられるか!」
隼人は3人娘の攻撃を掻い潜り樹の背に回り楯にした。
「裾など持たずに抱き着いてくれないのか?」
「誰がするか!」
「そう…」
言うなり樹はくるっと回って隼人と対面してにこっと笑う。
「?」
突然の行動に隼人が不思議な顔をするや否や
樹はシャツを捲って隼人の頭を突っ込んで抱きしめた。

3人娘は固まっていた。
隼人は硬直後、もがき始めた。
そして樹は笑みを浮かべながら言う。
「あぁいつもより激しいよ、隼人」
「放せぇ!」
「そんな所に息をかけたら…」
「ぷはぁ!!なんちゅぅ力だ!」
やっとこさ後ろへ飛び抜け出た隼人。その顔は赤い。
「愛の力と言って欲しいね」
こちらは顔色にさほどの変化も無い樹。
「何を言…!!」
「隼人、そんなに目を見開く程なら、さぁもう一度」
シャツの下を少し捲って樹は微笑むが当の隼人は少しずつ後ずさりをしている。
「何をそんなに恥ずかしがるのだ、隼人。いつもはこれ以…」
「「「青木〜」」」
「樹、帰ったら覚えてろ〜!!」
樹の背後から3人娘が飛び出すと同時に隼人は駆け出した。捨て台詞を吐いて。

グラウンドを駈け回る隼人(その後方には憤怒の相の3人娘)を見ながら
樹は帰ったら何をしてくれるかと思案していた。
0242 ◆v5fyRxgy3k 2012/05/24(木) 00:10:40.12ID:v4DXE88/
以上。
では。
0249名無しさん@ピンキー2012/06/23(土) 23:24:38.90ID:Ts1kuiNJ
=三≪: : : :. :/     /   ,イ: i |   ||  ≪三三三三三三三
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.三三《 : :i i :  |  i: _厶‐ナ i/  ,rァ≠=≪| | 《三三三三三三=
=三三{{: :| | i   | イ´/___/  ,′   |   .〉 | |  ̄》三三三三三
=三三{{: :| | l      jf'' ̄〈`       !__/ | |  :}《三三三三三=
=三三_!| |    \,八   }            ;, jノ| i/ _三三三三三
=三三三》 i ヽ.   \ゝイ´   、    '"'"   j/|   d三三三三  スレに誰もいないじゃないですか
=三三三_   \   \     __     ,,;;'' /|     《三三三=
三三三三d\.  |\-=≦      ´    '" イ | i   | }}三三三
三三三三三}}: :\| |   \、 ;,     __..∠r┴-| i   | ii三三三
=三三三三三_: :| |   |┴ミ>'´ ̄       _| |   ト、 う)三三
=三三三三三三}_j : |i  :| /     _ -=  ̄ | |   | 《三三三
:=三三三三三三《 ,リ   ! |     /       | |   |  》三三三
:三三三三三三三≫   | |   /     -=.ニ二|ノ   |  _三三=
0252名無しさん@ピンキー2012/06/24(日) 07:54:03.80ID:i4eUyyEz
同級生型敬語系素直クールを待ってるやつは居ないのか!?
0255名無しさん@ピンキー2012/06/25(月) 04:19:10.93ID:D22BvJPJ
>>10から一年以上も待たせてしまってスマソ
夕子さんの続き書けたんで投下する
---------------------------------------------------

 その広いバルコニーにはデッキテーブルとベンチが置いてある。
 手を引かれるままに僕は夕子さんとそのベンチに腰を下ろす。
 僕のすぐとなりに、夕子さんの暖かい肌を感じる。
 夜の海を吹き渡ってくる風が涼しくて、その涼しさのなかで夕子さんの暖かさが心地いい。
 僕たちは何も言わずに空を見上げていた。
 満天の星空。
 降るような星。
 その意味を僕は初めて理解したような気がする。
 天の川なんて、初めて見た。
 数万の、数十万の小さな光が集まって天の川になってるんだ。

 そのキレイな星を、キレイで可愛くて美人な夕子さんと一緒に眺められる。
 そんな信じられないような幸せに、僕はこれが夢じゃないかと疑ってしまう。
 夕子さんの身体の暖かさがホンモノであるのを確かめたい。
 そう思ってたからなのか、僕は気が付いたら夕子さんの肩に手を回していた。

 湾の向こう側の街の灯と、かすかな星明りのなか、夕子さんの顔がほのかに浮かび上がる。
 それは今まで見たどんなものよりも奇麗で。
 どんなものよりも愛らしくて。
 どんなものよりも大切で。
 僕の視線は夕子さんの唇から離れない。
 夕子さんの顔が僕の視界の中でどんどん大きくなっていく。

 柔らかくて、いい匂いのする唇。
 夕子さんの唇の柔らかさを唇で確かめる。
 何度も口付ける。
 唇が重ねあわされるたびに、僕の胸の中が切なく甘く焦げていく。
 唇を離すたびに、痛いくらいの喪失感に襲われてしまう。
 そして再びキスしたときに感じる充足。
 僕は夕子さんの柔らかくも素敵な口の粘膜の感触を味わう。
 それはまるで天国のような柔らかさで。
 夕子さんの暖かな唇に触れただけで、僕は心の底から幸せになってしまう。

 そんな夕子さんの唇が囁いてくる。

「……拓海君、私、いま、すごくすごく幸せだよ」

 夕子さんの瞳は涙で潤んできてる。
 その瞳の中に僕が映ってる。
 それが嬉しくて。
 夕子さんが僕を好きでいてくれて、それがすごく嬉しい。
 夕子さんの奇麗な涙が、すべすべの頬に川をつくる。
 水晶みたいな澄んだ瞳から、こんこんと泉のようにわいてくる涙。
 僕はその涙を唇で拭ってあげる。
 右の頬も。左の頬も。可愛い目じりも。やわらかな目頭も。
 夕子さんの顔中にキスの雨を降らせる。
 夕子さんはとてもいい匂いがして。とても柔らかくて。すごく可愛くて。
 僕の胸の中が切なさと甘さできゅーっ、と絞られるみたいで。
 体中が嬉しい。
 僕だけじゃない。
 夕子さんも喜んでいるのがわかる。
0256名無しさん@ピンキー2012/06/25(月) 04:19:34.68ID:D22BvJPJ
 夕子さんも喜んでいるのがわかる。
 僕の手が触れるたびに。
 僕がキスするたびに。
 夕子さんの肩を掴んでる掌から嬉しさが沸いてくる。
 夕子さんからたちのぼってくるいい匂いを嗅いでる鼻の奥がじんわりと熱くなってくる。
 夕子さんの頬に触れてる唇が、融けそうなくらい甘く熱くなってる。
 舌に伝わってくる夕子さんの涙の味も、その塩気すら美味に感じてしまう。
 目に映る艶やかな碧の黒髪も、頬の上で切り揃えられたカットも、夕子さんの肌の色も、その目も鼻も耳も。
 目に映る夕子さんのすべてが愛しい。
 夕子さんがその可憐な唇を開く。
「…ね、来年も一緒に来ようね。その来年も、そのまた来年もずっと、一緒に」
 僕の心臓が肋骨の中できゅうううう、と締め付けられるように切なくなる。
 こんな可愛くて素敵な女の人が、そんな事を言ってくれてる。
「うん…。僕、夕子さんとずっと一緒にいたいです。ずっと、ずっと一緒に」
 そう言って夕子さんを強く抱きしめる。
 夕子さんの身体を腕の中に抱きしめながら、その髪に顔を埋めながら。
「うん…拓海君…」
 僕の耳元にそう囁いてくる夕子さんは、目を閉じて僕に顔を真っ直ぐに向けている。

 再び、熱い唇の感触。
 蕩けそうなほど柔らかくて、痺れそうなくらい甘い、夕子さんの可愛い唇。
 それが、今、僕の唇と触れてる。

 キスの途中、一旦唇を離しながら
「大好きです」
と言いながら、夕子さんにまたキスをすると、その柔らかくていい匂いのする身体が小さく小刻みに震えた。
 夕子さんが可愛くて、愛しくて、切なくて。
 なぜだか僕の視界のなかの夕子さんの顔がゆがんでいく。
――あれ。涙?

「拓海君?…なんで泣きそうなの?」
「あ、その、ごめんなさい」
「?」
「夕子さんが僕のことを好きだって言ってくれて、幸せで、幸せすぎて……
 もしかして、これって夢で、目が覚めたら全部夢だったんじゃないか、って思って」

「夢じゃないよ」

 夕子さんはそう言いながら寝巻きのネグリジェの胸元のボタンを外していく。
 ふたつ、みっつ、よっつ。
 その内側から覗く真っ白な肌に僕の目は引き付けられる。

 夕子さんは僕の手をつかむと、その内側に導きいれてくれる。

 そこにあるのは、しっとりと柔らかい、暖かくてすべすべしている夕子さんのおっぱい。
 掌に余るくらいの、ふっくらとしてボリュームに満ちた夕子さんの乳房。
 それが、僕の手の中にある。
「ね? あったかくてやわらかいでしょ?」
 夕子さんはそう言って柔らかく微笑む。
「これって、夢じゃない証拠なんだよ」

 夕子さんの柔らかな乳房に触れてると。
 夕子さんのすべすべな肌の感触で。
 ズキズキと体の芯が熱くなってくる。

 もう限界。
 夕子さんが美人で、キレイで、可愛くて、大好きで。
 僕の心の理性のリミッターははじけ飛びそうだ。
0257名無しさん@ピンキー2012/06/25(月) 04:20:07.20ID:D22BvJPJ
 僕の心の理性のリミッターははじけ飛びそうだ。

 でも、そんな僕の心の奥底から声が聞こえてくる。

――いいのか?

――また夕子さんを失ったらどうする?

 そんな躊躇が、僕の中に生まれて渦を巻く。


「拓海君」
 そう言う夕子さんの瞳が、僕の目を見つめてる。
「ね。拓海君。私はね、あのとき、拓海君とえっちしたから消えちゃったんじゃないんだよ。
 拓海君が好きで、大好きで、ものすごく大切な存在だってわかったから。
 もっと好きになったから。
 もっともっと好きになったから、こっちの世界に戻ってこれたんだよ。
 だからね、拓海君。ホントに――」

 夕子さんの心が見えた。
 夕子さんが何を言おうとしてるのか。
 夕子さんが何を思っているのか。
 僕が、夕子さんに対して感じている躊躇に気づいているんだ。
 だから、僕はその言葉を遮って言う。

「夕子さん」

 僕は夕子さんの目を見て真っ直ぐに言う。
 男は言いたいことがあるのなら真っ直ぐに相手の目を見て言うものだ、というのが父さんの教えなので、僕はそうする。
「…うん」
 夕子さんはうっとりとした視線で僕を見つめてくれる。
 僕の言葉にどうしたの?というように小首をかしげている夕子さん。
 三つ歳上のくせに、こういう幼いしぐさはいちいち可愛すぎます。

「あの、その…僕、夕子さんと一つになりたいです」
 勇気を振り絞って、そう言った。
 その名前を呼ぶだけで嬉しくなってしまう、そんな大好きな人の名を僕は呼ぶ。
「夕子さん」

 嬉しそうに頬を染めながら、夕子さんは頬にえくぼが浮くいつもの笑みで僕を見つめてくれる。

「僕、…夕子さんが欲しいです」
「うん。私も、拓海君のものになりたいんだよ」
「夕子さん…」

 嬉しそうに、そして恥ずかしそうに僕を見つめてる夕子さんに言う。
「あの、でも、今日はだめです」
「……え?」

「僕、アレ、持ってないから」
「アレって?」
 夕子さんが小首をかしげながら僕の事をまっすぐに見てくる。

「あ、そ、その、アレです。……こ、コンドームです」

 恥ずかしい。顔が真っ赤になってるのがわかる。
 でも、それは、とても大事なことで。

「そ、その、僕、まだ、子供とか育てられないし……夕子さんをお母さんにするにはまだ早いです」
 僕のその言葉に、夕子さんは一瞬眉根を寄せて、幸せそうな恍惚の表情を見せてくれる。
0258名無しさん@ピンキー2012/06/25(月) 04:20:57.43ID:D22BvJPJ
 僕のその言葉に、夕子さんは一瞬眉根を寄せて、幸せそうな恍惚の表情を見せてくれる。

「…咲ちゃんが言ってたんだよ。男の子っていったん火がつくと止まらないケダモノだって。
 本とか雑誌にも書いてあったんだ。
 『したくなった男の子って、みんなケモノみたいになっちゃう』って。
 女の子の身体のこととか気にしないで、生でやっちゃうから注意、って書いてあったんだ。
 ……でも、拓海君、私のこと…気にしてくれて。…ホ、ホントに……大切に思ってくれてるんだね…」

 夕子さんの頬に涙が一筋、流れる。

「拓海君。大好き。すごくすっごく、大好き」
 そう言って夕子さんは僕の首に抱きつく。
 柔らかくていい匂いのする肌が僕の肌を優しく刺激する。
 ほんの肌着の一枚下の夕子さんの体温が僕の肌に伝わる。

「拓海君、言ってくれたよね。『まだ』って」
「え?」
「うん。私ね、拓海君の子供うみたい。いつか拓海君と子供作りたいな」

 嬉しそうな微笑を浮かべながら、うっとりとした声で夕子さんは囁いてくる。

「まだ、ちょっとだけ早いけど。拓海君と私が、いつかちゃんと子供育てられるようになったら、私、
拓海君の子供うみたいんだよ」
「あ、あの、そのっ、ぼ、僕も…夕子さんとの子供、欲しいです。夕子さんとしか、子供欲しくないです」

 僕の心の吐露を夕子さんは嬉しそうな表情で受け取ると、悪戯っぽい顔で「ね、見て」と、寝巻きの胸のポケットから
小さな包みを取り出す。
 まるでキャンディーみたいなビニールの小さな包みで、でも薄くてちょっと丸いそれは。
「あ、そ、その、それって」
「ふふふ。桜ちゃんたちが言ってたんだ。男はケダモノだから、女の子が準備しないとダメだよって。
 でも、拓海君ってケダモノじゃないんだね。紳士なんだよね」



「ふふふ。あのね、お母さんと約束したの」
「何をですか?」
「キス以上のことは体力が戻ってからにしなさいね、って。……ね? 私、ちゃんと体力戻ったよね?」

「あ、そ、その、ぼ、僕でいいんですか?」

「うん。いいよ。……ううん。ちがう。私ね、拓海君じゃないとイヤなんだ」
 夕子さんはそう言って微笑む。
「拓海君以外の人には触らせたくないんだ。
 拓海君がそうしてくれないんなら、私、一生誰ともえっちしなくてもいい」

 その言葉が僕の胸の奥深くまでしみこんでくる。
 その言葉の意味。
 その言葉は僕を幸福の渦に引きずり込んでしまう。
0259名無しさん@ピンキー2012/06/25(月) 04:21:34.07ID:D22BvJPJ
 その言葉は僕を幸福の渦に引きずり込んでしまう。

 夕子さんの長い髪。僕はその髪が大好きだ。
 黒くて、真っ直ぐで艶やかな髪。
 『緑の黒髪』という言葉の意味を、僕は夕子さんを見て初めて実感した。
 姫カットにしてる頬辺りの髪の毛の切り揃えられた流れも綺麗だし、
 その揃えられた切り口の下のかすかに薄桃色をした頬だってすごくステキだ。
 背中に流れる麗しい髪の流れは思わず触ってみたくなるくらいで、

 その頬の中の桜色の唇だって、大好きだ。
 すべすべで、柔らかくて、とっても温かい。
 いい匂いがして、夕子さんの味がするその唇と触れ合えるたびに、胸の奥がキュンキュンと鳴ってしまいそうになるくらい、
僕は夕子さんが大好きだ。

「あ、あの、夕子さん」
「…」
「あの、夕子さん、もし、怖かったら――」「――怖くなんかないよ!」
 僕の言葉に噛み気味に夕子さんが言う。
「本当だよ。拓海君に私の最初をあげられて、嬉しいんだよ」
 夕子さんの涙で潤んだ瞳が、僕の目を射抜く。
 その瞳の中にあるのは、純粋な嬉しさで。

「私ね、拓海君のこと大好きだから…だから、私のこと嫌いにならないでね」
「嫌いになるわけないじゃないですか!」
「…私ね、拓海君が望むなら何でもするよ。だから、キライになる前に必ず言って欲しいんだ」
「夕子さん」
「僕のほうこそ、夕子さんに捨てられないかって心配なんです」
「え?」
「夕子さん美人だし、オトナだし、可愛くて、その、可愛いし、ステキだし、僕みたいななんのとりえもないヤツが、
好きになってもらえるような――」
 ちゅ。

 柔らかい何かが僕の唇をふさいでいた。
「…へへへ。私ね、ずっとね、拓海君に夢中なんだよ。拓海君のこと考えるだけで胸がキュンってして、
幸せな気持ちになれるんだよ。そんな気持ちになれるのはね、世界中で拓海君だけなんだから」

 何度キスしても、夕子さんの唇の柔らかさと儚さ可憐さは僕の胸をズキズキと切なくさせる。

「うふふ……拓海君」
 そう囁かれてしまうと、僕はもう、夕子さんの細い身体を強く抱きしめることしかできなくなってしまう。

「夕子さん、いなくなったりしないですよね?」
「うん。拓海君が、私にそばにいてほしいって思ってる限り、私、拓海君のそばにいるよ?世界で一番大好きだよ」
 そんな甘い囁きが、僕の心臓をズキズキと幸せに焦がしていく。
 もうだめだ。

 体中の骨という骨が、甘く甘く蕩けていってしまいそうなくらいの幸福。
 立っていられないくらいの多幸感が、僕を押し流しそうになる。
 夕子さんに抱きついて、やっとのことで震える膝を押しとどめることができた。

 夕子さんはいい匂いがする。
「拓海君…たくみ、くん」
 僕の腕の中で夕子さんはそう囁く。
「拓海君、いい匂いがするよ。嗅いでるだけで、ズキズキしてきちゃうんだよ」
0260名無しさん@ピンキー2012/06/25(月) 04:21:56.32ID:D22BvJPJ
「拓海君、いい匂いがするよ。嗅いでるだけで、ズキズキしてきちゃうんだよ」

 僕は夕子さんが好きだ。
 夕子さんの声が好きだ。しっとりとした、微かに震えのこもったメゾソプラノのウィスパーボイス。
 耳たぶが痒くなりそうなくらい、ステキな声。
 夕子さんの肌が好きだ。柔らかくて、滑らかで、暖かい、絹のようなすべすべの肌。
触ってる掌が熱く甘く融けてしまいそうなくらい、いい感触。
 夕子さんの匂いが好きだ。シャンプーと、石鹸と、柑橘系の汗の混じった匂い。それを嗅いでいるだけで幸せになれてしまう。

「私ね、拓海君だけでいい。
 一生、拓海君以外の男の人なんていらないから」

 僕は夕子さんの寝巻きを脱がせる。ボタンを震える手で外し、その内側の白いすべすべの肌を露にする。
 夜の星明りの中、青白く浮かぶのは僕の大好きな女の人の肌だった。

 夕子さんのおっぱいに触る。
 昼間、サンオイルを塗ったときとはまた違った直接の感触が僕の手に降ってくる。
 それはまるで天上の調べ。
 触れた手指が融けそうな、妙なる感触。
 温かく柔らかく、それでいて僕の指を誘うかのようにふっくらと沈み込ませ、それでいて僕の指を吸い付かせるような、
この世の浄土みたいな夕子さんのおっぱいを僕は今揉んでいる。
 うわあ。うわあ。

 僕はいつのまにか、それを声に出していたらしい。

「ね、拓海君、気持ちいい? 私の体で拓海君が気持ちよくなってくれてるなら嬉しいな」
 夕子さんはそう嬉しそうに言ってくれる。

 夕子さんのおっぱいを楽しむ。
 手指が勝手に動く。
 指をばらばらに動かして。
 夕子さんの乳肉に埋め込むように。
 夕子さんのおっぱいを、手の中でもてあそぶように。

 ほっそりとしたウエストと、それと相反するようなそこだけ豊かなおっぱい。
 ステキすぎて、僕はその間に顔を埋めていた。
 そして真っ白な夕子さんの乳間にキスをする。
 唇から伝わってくる、夕子さんのステキな肌の感触。
 ほのかな石鹸と汗のにおい。
 目の横くらいの頬には、それこそ叫びだしたいくらいに嬉しい優しい大好きな夕子さんのおっぱいの張りが感じられる。
 一生こうしていたい。
 肋骨が浮き出るくらいな細身なのに、その部分だけふくよかな乳房が僕の視線を捉えて離さない。

 深呼吸すると夕子さんの匂いが僕の中に広がる。
 呼吸するだけでこんなに幸せになれる。

 夕子さんのおっぱいは、素晴らしかった。
 暖かくて。柔らかくて。ふにっとしてて。むにょっとした感じで。
 指先に力をこめたらふわっと沈み込んでいって。
 でもその肌は僕の指を押し返すくらいな弾力がって。
 脳髄が痺れてしまいそうなくらいの柔らかさ。
 気がついたら、全力で揉んでいた。
 夕子さんのおっぱい。生の、おっぱい。
 夕子さんのボリュームたっぷりのおっぱいを掴み、揉み、揉みしだく。
 そのたびに、夕子さんは「ふわっ」とか「んくっ」とか、僕の限界を破壊しそうなくらいに色っぽいあえぎ声を
僕の耳元でささやいてくれる。
0261名無しさん@ピンキー2012/06/25(月) 04:22:55.03ID:D22BvJPJ
 そのたびに、夕子さんは「ふわっ」とか「んくっ」とか、僕の限界を破壊しそうなくらいに色っぽいあえぎ声を
僕の耳元でささやいてくれる。

「あ、ああの、舐めて、いいですか?」
 僕がそう尋ねると
「た、たくみくんが、し、したいなら……な、なんだって、してもいいよ」
 夕子さんは潤んだ瞳で僕を見つめながらそう言う。
「だ、だって、私、たくみくんの、だからっ」
 すこしだけ焦っている夕子さんは、その思いの丈を口にする。
「わ、わたしの、からだって、ぜ、ぜんぶっ……た、たくみくんの、だからっ」
 そう言うと、こくんと小さく唾を呑み込むと、言った。
「た、たべてっ」




「ありがとう…ございます」
 僕はそう言っていた。

「あの、その、ぼ、僕、夕子さんが好きで、こんな好きって気持ちがあることも、今までしらなくて!」
 僕は頭をずらすと、夕子さんのステキすぎるふくらみの先端にキスをする。
「ふっ…あっ…あっ…」
 夕子さんはその小さな乳首を舐められると、そんな可愛い喘ぎを漏らしてくれる。
 可愛い。
 年上なのに、こんなに夕子さん可愛い。
 可愛すぎるから、勃起してきた夕子さんの乳首を軽く歯で噛み、そしてその乳頭の先を舌先で舐めてみる。

「ひゃっ…ふっ…くぁっ」
 夕子さんは背筋をびくんと震わせると、そんな可愛い痙攣をみせてくれる。
 その甘い声が僕の脳に真っ白な電流みたいな快感を産む。
 下着だけつけてる夕子さんを、僕は大きな木のテーブルに横たわらせる。

--------------------------
そして再びごめん。
まだ終わらないどころか挿入すらしてないんだ。
でも次は必ず早めに書くから待ってて
夏が終わる前には完結させるからさ
0263名無しさん@ピンキー2012/06/25(月) 05:18:20.21ID:h1HCyUNc
夕子さんきてたー! GJ!
ちょっと幽霊時代を復習してくる
0265名無しさん@ピンキー2012/06/27(水) 09:21:24.26ID://5059bT
      グッジョブモナ    ∩  グッジョブヨォォォ!
 ゚*:。..   _n        ( ⌒)    ∩__
      ( l.  ∧_∧ /,. /_∧  i ,,E) ..。:*゚
       \ \´∀` ) | | ‘∀‘)/ /∧∧
  . ..。:*゜   \ ⌒  ) ヽ     ,/ (*'∀')b グッジョブゥ
         /    /  |    |   (|  /´   ゚*:。..
0266名無しさん@ピンキー2012/07/07(土) 01:06:53.45ID:gyMil3Yc
0270名無しさん@ピンキー2012/08/07(火) 04:28:43.63ID:TpHMkA9J
エアコンをガンガンに効かせた部屋で男が
「すこし寒いんじゃないか?エアコン弱くしよう」
と言ったら
「こうすれば暖かいだろう?」
と抱きついて押し倒してくるエコじゃないのが素直クールです
0273名無しさん@ピンキー2012/08/07(火) 16:40:40.05ID:hBt7jpjz
男が帰ってくると水着姿で出迎え
「おかえり」
と氷を浮かべた水風呂に浸かり冷やしておいた身体で男に抱きついて涼を与えるのが素直クールです

まあすぐにその後で二人とも汗だくになるんですが
0276!nanja2012/09/04(火) 19:04:51.58ID:f0B37fFm
0278名無しさん@ピンキー2012/09/06(木) 19:03:25.96ID:u8tGARU5
一本書いたんだが、初めての作品だから文章力終わってるかも。
それでも、投下しておk?
0282無題2012/09/06(木) 20:31:50.59ID:u8tGARU5
彼は今も、パソコンの前の椅子に座り、窓の外を眺め、物思いに耽っている。
いや、照れているのか?私が言ったことが、彼には衝撃的だったらしい。
何故だろう、私が彼に何か言うと皆が驚く。
誰も、いつもは私の事など見ようともしていないのに。
こうしていると、色々思い出すな・・・。





中学の頃、私は何かと孤立しがちだった。
誰かに頼らずとも大体のことはできたし、何より皆、私に近づこうとしなかった。
話し掛けられた事もあった。私はただ、会話を普通に返しているに過ぎない。
しかし、周りから見ると「無表情」「怖い」「寄せ付けないオーラ」等と見えていたらしい。

中学の頃にも、何度か告白されたことはあった。
しかし、どいつも振ってしまった。私の何処にそんな魅力があるのだか。
顔で人を決めるのは良くないが、顔だけなら悪くないヤツもいた。
だが、結局はそれだけである。
どいつもそうだ。調子に乗っていたり、自分の事しか頭に無かったり。
しかも、あいつ等の「お付き合い」の真似事には、呆れるしか無い。
付き合っては「変わった」「思ってたのと違った」で別れる。ふざけていたのか?遊びだったのか?



私は、中学の頃から、親の許可を得て家族の共有パソコンでネットゲームをしていた。
人付き合いは得意ではない、いつもソロプレイだ。
そもそも、私の趣味は周りに合う物ではなかった。
だが、中学の卒業も間近、一人知り合いが出来る。
因みに、私は「ジナ」と名乗っていた。

それは、私が少し攻略サイトを見て、放置していた時の事だった。
通常はpkの出来ないゲームではあったが、画面を見れば、誰かにキャラを押され、
モンスターの真ん中に立たされていた。
私は怖くなって、何も出来なかった。
その人と初めて出会ったのは、ただ通りすがって近くに居たモンスターを退治してくれただけである。
私を押していたらしき人物は、その人が来た時、逃げていった。そして、声を掛けられる。

「大丈夫ですか?」

ただ、それにすらも答えられなかった。ただ居ないフリを突き通すしか出来なかった。
暫くしても、その人は沸いてくるモンスターを退治してくれた。
私は、緊張しながら喋ってみた。お礼を言うと、その人は返事をして去って行った。

暫く後、頻繁に見かけるようになる。ダンジョンに潜っている様だ。
私にとっては難易度が高く、見かけたときに個チャして助けを求めてみた。
普通に承諾してくれて、少々驚いた。
ダンジョン内にて、少し会話をした。今までそんな事無かった物だから、とても緊張した。
ゲームのコツ、最近ソロで勧めなくなってここに通ってること、聞いていて相手も人間なのだ、と思わされた。
学生だと言うことには、気付かれていた。
でも、「貴方のような、常識がある人なら問題ないでしょう。」と言ってくれた。

彼の身内にも会った。彼は身内には「勇」と呼ばれているらしい。
それと、最初のうちは敬語だったが、お互いに敬語を使わないことにした。
勇さんも「正直に言うと、そっちの方が楽だねぇ。」と言っていた。
身内の方は稀にしかいなかったが、勇さんはいつも居た。
何だか、何でも知っていそうで、頼りに出来そうな感じの人だ。
それでいて、穏やかで腰の低い人だ。そう思った。
毎日、パソコンを使っている時は勇さんと話しながら、ゲームをしていた。
友達のいない私の、中学校時代の最大の娯楽だった。
0283無題2012/09/06(木) 20:33:44.77ID:u8tGARU5
やがて、私は高校に入学する。親からは、パソコンを持つことを許可された。
工業系の学校だが、学力レベルは決して低くは無い。
遠方から来る学生も多いので、人間関係は中学より楽だった。
溜めていた小遣いで、自分用の自作パソコンを買う。
組み立てについては、親が教えてくれたし、勇さんも相談に乗ってくれた。

高校とは言え、授業中に二人一組を組まされるのはいつも気まずかった。
男子に話しかけられると、まだ中学生のようなヤツもいたが、
クラスの女子の少なさゆえ、ぼっちな私でも崇拝される存在ではあった。
絡んでくる物もおらず、騒がしいやつら、程度の人達だ。
女子も数が少ないため派閥が少なく落ち着いている様子だった。
話しかけられることもあったが、その内彼女等も近寄ってこなくなる。
これで良い。一人の方が気楽だ。それはもう昔から知っていた。
だが、一つ新しい経験をした。
他のクラスの男子だ。
別段顔が整いすぎている訳でもない、細長切れ目の痩せた男子。
肌の色は褐色で、人と話すときは笑顔だった。
ただ、基本的には一人で居ることが多い人のようだ。
一人で居るときは、大抵は厳しい顔をしている。
私はどことなく、その人に底知れぬ暗さを感じた。
だが、私は愚かだ。私の様な女が、彼に一目惚れしてしまったらしい。
私の様な女に好かれ、彼も可哀相なやつだ。



体育大会の日、体育館で一人、バレーボールを眺めていた彼に、勇気を出して話しかけてみた。
ぼーっと、バレーボールとピントを合わせず眺めていたであろう顔が、笑顔に変わる。
私は、彼を確認しつつ挨拶をする。

「おはよう。」

彼は驚いた様子で、軽く会釈をする。

「君は何処の中学校の出身だ?」

返って来た答えは、自転車で何とかここに通えるくらいの距離にある学校だ。

「どの辺りから通っているんだ?毎日大変そうだな。」

どの辺りから、と聞かれ彼はとある私立高校の近くだと言う。
私にも大体場所は分かった。
話していると、彼の口調はどこかで聞いたことがある気がして、聞いてみた。

「私と会った事は無いか?その口調は、何となく覚えている気がする。」
「ん〜、覚えがありませんなぁ。」

それでも、彼は私とまともに会話をしてくれた。そんな事すらも、嬉しかった。
しかし、笑顔が自然過ぎて気付きにくかったが、どこか作り笑いに見えた気がした。
その後、私は独自に調べ上げ、名前、登校時間、とある私立高校の場所ぐらいは把握した。
学業特別科目が一緒だった事も知った。
だが、彼自身が多くの事を語ろうとしないので、思うように情報が集まらない。
そう言った部分も知りたくなってしまう。だから惚れたのだろうか・・・?
いや、惚れたからこそ知りたくなるのだろう。
0284無題2012/09/06(木) 20:34:57.23ID:u8tGARU5
勇さんにも、恋について相談してみた。
スペックを聞かれたので、分かる限りの事を言ってみた。

「他の人は自信ないが、その人のアドバイスならできるかも」

何故なのか聞いてみた。本人曰く、自分に近い所があるのだとか。
もしそうであれば、予想ではあるが、とても暗い人だとか。
世の中の事を幼いながらも理解して、人生を半分諦めてるかもしれない。あくまで予想だけど、と言っていた。
そして、攻略法。

「まず、貴方の見た目の問題、黙っていてもモテているので、問題ないと思われる。
 貴方は会話をしている限りではとても素直ですね。それが彼の心の安息になるはず。
 積極的にアタックすれば、恋は実ると思います。
 が、モテない奴が言うのだから、信じるか信じないかは貴方次第。」



今更だが、私にとってクラスの違い等、関係は無い。
暇なら、彼の教室の前を歩く。目が合うと、手を振る。彼はすぐに目を逸らしてしまうが。
ある日、彼を手招きで教室の外に呼ぶ。
最初は自分ではないと思っていたらしく、来るまでに時間が掛かった。
そして、用件を伝える。

「いきなり呼び出して済まない。
 あまり、成績が良くないのだろう?見ず知らずの女がいきなり話しかけて申し訳ないが、
 テストも近いし、二人で勉強会をしたい。」
「学力を上げる意味もあまり無い気がするが・・・どう予定してる?」
「今日から何日か、君の家で、私が君に勉強を教えようと思っている。」
「道案内すれば良いのか?帰る時、待っててくれるとありがたい。」
「わかった。待っていよう。」

この後、彼の学力はかなり上がったと言う。
テストに対しても、余裕を見せられる様になったくらいだ。
彼は元から余裕のある人ではあるが。
中々真面目なやつだ。しかし、彼はそれを否定する。

「人前でばかり良く在ろうとして、他人の目ばかり気にして。
 一人になれば面倒なことはしないし、嘘を吐く事だってある。
 卑怯で、自分では何も出来ない人間だ。俺が居ても居なくても世界は変わるまい、小さな存在だ。」

こんな事を言う人は初めて見た。しかし、彼はすぐ訂正する。

「ごめん、何言ってんだろうね。馬鹿みたいだ。
 わざわざ自分の欠点を晒して、同情でも買いたいのだろうか?
 ・・・さっきのは忘れてくれて良い。」
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