ガンバロン

「ガンバロンめ、またしても・・・」

ワルワル博士が助手の番頭ワルベエに頭を包帯を巻いて貰っていると、
ある一冊の本を手に取り、

「上手くいくかもしれぬぞ。」
「どうしたでゴワル・・・」

ワルベエの目の前で魔法のマントを羽織ってドワルキンとなると、
ワルベエに材料を調達させて、
それを素に無色透明なガスを完成させると風船などにガスを入れていき、

「漏れないよう慎重に入れろ。」
「はいでゴワル。」

それから数日が経って、
ガンバロンに変身してドワルキンと戦う天道輝が、
執事のムッシュとバロンパーツの性能を確認していると、
輝は妙な違和感を覚え、

「へ、変だな。」

スーツ越しのまま股間に触れると男性器が委縮し始め、
乳首が肥大してバロンベストに触れると思わず喘ぎ声が出そうになり、
ムッシュは輝の異変を察してスーツを脱がせ、ローブに着替えさせるが、
すると、来客を知らせるインターホンが鳴って、

「誰かな・・・」
「坊ちゃま、ここに。」