「も・・ダメで・・・す」
下を向いて詠はシクシクと泣き出す
「あっ・・・ああ・・・・」
小さく声を上げると、体をブルッと震わせた
「いっ・・いやぁぁ・・・ひかげさんッ・・・・みないでぇ」
その言葉の直後、股の辺りの色が変わり始めた。
スカートから溢れた尿が、足を伝って
足元に黄色い水溜まりを作っていく
「いやっ・・こんなの・・・・・」
そのまま詠は座り込んでしまった
「詠さん、大丈夫や」
日影が優しく声を掛ける
(とりあえず・・・掃除か・・)
用具庫からバケツと雑巾を持ってくると、せっせと床を拭き始めた
「日影さん・・・ごめんなさい・・・」
「気にせんでええよ、失敗は誰にでもある」
(日影・・・さん)
詠は日影を見てかっこいい、と思っ・・・
「詠さん、パンツも脱いだ方が・・・」
「え、今ですか!?」
・・・てないみたいだ