閃乱カグラでエロパロ
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0001名無しさん@ピンキー2011/09/23(金) 23:43:47.37ID:/bMGhgZB
―― 漢には人生において越えるべき大きなお山が2つあるのです。
    それはとても柔らかくて包み込まれるような優しさを持ちつつ、
    時に登頂を許されない厳しさを持つ永遠のロマン。

2011年夏発売予定の3DS用ソフト、閃乱カグラ -少女達の真影-スレです。
善忍も悪忍も、舞い忍べ、性的な意味で!

・半蔵学院
飛鳥(あすか)  B:90 W:57 H:85 身長:155cm CV:原田ひとみ B:92
斑鳩(いかるが) B:93 W:59 H:90 身長:168cm CV:今井麻美
葛城(かつらぎ) B:95 W:57 H:90 身長:165cm CV:小林ゆう
柳生(やぎゅう) B:85 W:60 H:83 身長:158cm CV:水橋かおり
雲雀(ひばり)  B:80 W:55 H:73 身長:160cm CV:井口裕香
霧夜(きりや)  B:非公開 W:非公開 H:非公開 CV:藤原啓治
大道寺先輩   B:100 W:58 H:98 身長:170cm  CV:浅川悠

・蛇女子学園
焔(ほむら)   B:87 W:57 H:85 身長:163cm CV:喜多村英梨
詠(よみ)     B:95 W:58 H:90 身長:160cm CV:茅野愛衣
日影(ひかげ)  B:85 W:57 H:85 身長:160cm CV:白石涼子
未来(みらい)  B:62 W:48 H:59 身長:150cm CV:後藤沙緒里
春花(はるか)  B:99 W:55 H:88 身長:169cm CV:豊口めぐみ
0091名無しさん@ピンキー2011/10/19(水) 03:44:16.63ID:NLlsqkIn
今焔が半蔵学園に捕まって忍びの生徒たちに甘々な尋問を受けるやつ書いてるけど中々エロネタにならないね…
0093名無しさん@ピンキー2011/10/19(水) 10:13:38.52ID:/yeQKoW0
>>91
春香さんじゃなくて未来ちゃんに捕獲された雲雀がヤられるってシチュなら
即エロOKなんだがな……。
0095義理の妹がこんなに可愛いはずがない2011/10/21(金) 18:45:22.68ID:0e07ezfZ
「逃げたぁ?」
 蝉鳴く市内の屋台前。棒アイスを手に、葛城は卒業後初めて合う友人に声を上げた。
「ええ。『旅に出る』と、一言」
「……相変わらずアナクロな兄貴だなオイ」
「私には女としての魅力が足りないのでしょうか」
「んなわけねーだろ!だいたい、あんなといっちゃ悪いけど町内六位の男だろ。吊り合わなくて逃げたんじゃねえのか」
「……おそらくそんなところだろうとは思うのですが。
 とにかく、次代の忍びたる子をこの腹に宿らせるのが、私の忍としての宿命」
「それでいいのかよ!おかしいだろ、いくら家の決めたこととはいえ、あんな兄貴と子作りしろだなんて」
「たかが十ヶ月腹を貸すだけです。忍び、いえくの一たるもの、その手の忍務があるに決まっているでしょう。
 それがお兄さまだっただけのことです」
「……割りきってんなあ……」
「それにしても」
 斑鳩はため息をついた。
「口紅でも、塗ってみましょうか……」
0096義理の妹がこんなに可愛いはずがない2011/10/21(金) 18:45:46.30ID:0e07ezfZ
 その一年後。
 和風総本家な畳敷きの和室。
 刀掛けには飛燕。
 行灯の光。
 並べられた絹の布団二組。
 白絹の夜着をまとった斑鳩一名。
「……お兄様」
 びくっ!と相手の肩が動くのも無視して斑鳩は三つ指ついた。
「お家の命脈を継ぐため、この斑鳩、心してお兄さまの胤を孕みます。
 心よりお仕えいたしますので、よろしくお願いします」
「……あのな、斑鳩」
「はい」
「お前、それでいいのか?」
「?」
 兄は正座からあぐらに直した。
「お前も忍とはいえ女だろう。年頃なんだし、彼氏の一人もいなかったのか。
 なんで一年俺が旅に出たと思ってるんだ。その間、好きな男に抱かれるとか、そういうことはなかったのか?
 初めてくらい好きな相手としたいだろうが」
「何ですかその処女厨かつ一昔前のド甘い少女漫画のような発言は。
 私は忍です。そして、今の忍務はお家の、お兄様の子供を孕むこと。他の男と子作りをして父親がわからない子を生むような真似をすると思っていらっしゃるのですか」
「……。
 俺、なんで自分が忍になれなかったのか判るような気がする。お前の価値観が理解できん」
 この兄は自分をよく知っている。情けない話だが、忍としては絶対に斑鳩にかなわない。わかっていても挑むのは自分の勝手であるが、正直、男として妹の斑鳩に好かれるような器でない、とも理解している。
「ではお兄様。よろしくお願い……」
「待て待て待て待て。人の話は最後まで聞け」
「なんでしょうか。……やはり、私には女としての魅力が足りないということでしょうか」
「……お前は近眼にでもなったのか。どう見ても美人だろ。美人で優秀で飛燕持ってて、あーそーですよ俺は駄目な跡継ぎですよ種馬ですよどうせ町内六位ですよってそれはどうでもいいんだ」
「そうですねどうせお兄さまにとっては私なんか大事な大事な飛燕を奪っていった闖入者ですものね」
「……。
 ええとだ。斑鳩、これを使え」
 後ろのバッグから出してきたのは、
 E バイブ
 E ローション
 E なんかわかんない小瓶
「……なんですかこれは」
「その、箱の中の開ききってない茸みたいな奴はバイブ。それにこのローションをつけて使う。最後の小瓶は、先祖伝来の秘薬だ。わかりやすく言えば一滴でどんな女でも忍でもめろめろの媚薬だ」
「はあ」
 イマイチ反応の薄い妹に兄は告げさとした。
「……今はいないかも知れないが、そのうちお前にも好いた男ができるだろう」
 妹の無表情を滑っていく言葉に、それは自分が飛燕を受け継ぐ可能性くらいなさそうな気がしてきたが、そのあたりは無視した。「その時、そのバイブがその男だったと思えるよう、後悔せずに使え。
 俺はしばらく用を足してくる。
 ……斑鳩。頑張れよ」
 ぽつねんと斑鳩は一人取り残された。とりあえず秘薬を一瓶飲む。
「……ええと、『これで一人の夜も安心』。ナプキンの宣伝文句ですか。……使い方は…」
 律儀に箱の説明を読んでいた斑鳩だが、だんだん肩が怒りで震えてきた。
0097義理の妹がこんなに可愛いはずがない2011/10/21(金) 18:47:17.33ID:0e07ezfZ
 そもそも斑鳩が好きか嫌いかというのは考えたことがない。しかし、あの義妹が恐ろしいことだけはよく知っている。別に暴力を振るわれたわけではないが、町内六位の自分と、イャッフーと掛け声上げながら斬りまくる斑鳩とでは地力が違う。
 そんな斑鳩に余計な恨みは買いたくない。
 やらなくてはならない勤めだが、もしそんなことで斑鳩が将来振られたりしたら馬鹿らしいことこの上ない。いや、その程度で振る男もどうかと思うが、一番の心配は違う。
 逆恨みは絶対に買いたくない。
 小心者と言えば言え。己をむだによく知っているゆえに、バイブとかその他一式渡して、貫通式だけは自分で済ませさせればまだマシと判断の上での行動だ。
 しかし、それまでやたら広いトイレですることもなく、携帯を見ていた。
「……安価スレでも立ててみるか」
 確実に自分の首を絞めるようなことをつぶやいたが、もちろん立てる勇気はない。『義理の妹とセクロスする件について』安価>>10 とかやったら確実に死ぬ。死ねだの釣りだの言われるのがオチだ。
「安価は絶対だしな…」
「お兄様!」
 三センチは跳ねた。
「な、なんだ斑鳩。俺は用事で……」
「嘘つき!」
 一刀両断である。「出てこないとこじ開けます!」
「分かった、今出る、今出ます!」
 一瞬トイレの窓から逃げることを考えた。無理だ。斑鳩に捕まるのがオチだ。その上こんなこと身内に知れた日には表を歩けない。
「……ええと」
 おとなしく出てきたら、妹がうつむいて肩を震わせている。
 これは激怒だ。大激怒くらいでは済まない。旅の間に童貞捨てただけあって多少は女がわかっている。
「あ、あのな、斑鳩……」
「お兄様は私をなんだと思ってるんですか!」
 美しい顔を上げて斑鳩は怒鳴った。「そりゃあお兄様にとって私は邪魔者です。余計ものです。ですけど、こんな扱いをされるいわれはありません。
 そんなに私がお嫌なら、飛燕とでも子作りしてればいいじゃないですか!」
「落ち着け、お前なにをむちゃくちゃなことを言ってるんだ」
「言ってません!どうせ私は女としては魅力はないでしょうよ!ですけど、どうですこれ!」
 いきなり斑鳩は白い襦袢の前をはだけた。魅惑の美乳がまろびでてくる。
「わ、わ、私にだって取り柄はあるんです!お、お、おっぱいとか!」
 斑鳩はたわわな乳に兄の手を、押し付けた。「柔らかいでしょう?大きいでしょう?こんなの飛燕にありますか?
 まだこれでも私がイヤですか!」
「……わかった落ち着けとにかく深呼吸して……」
「私は落ち着いてます!」
 酔っぱらいの酔ってないより信用できない台詞だが、目尻に涙まで浮かんでいるのをみて怯みまくったことは言うまでもない。
「お、おまえ、泣いて……」
 泣くほどの可愛げがあったのか、という台詞は命の為に飲み込んだ。
「……お兄様のばか」
 斑鳩はくずおれた。「あんなへんなの渡して、勝手にしろだなんて、あんまりです。私だって、私だって……」
「わかった、泣くな、な?」
 なるべく乳をみないようにしながらしゃがみ込んで妹の頭を撫でてやる。
「とりあえず立とう。ここは寒いから」
「はい……」
 立ち上がろうとした斑鳩がよろめいた。
「どうした」
「足が…もつれて…。体が…熱くて。秘薬が効いたみたいです」
 もたれかかってきた体が妙に熱い。
「……わかった」
 これで何回目のわかったか忘れたが、斑鳩の体を抱き上げた。
 意外に、軽い。当たり前だ。忍とはいえ女の子なのだ。
 歩き出すと腕の中の斑鳩がいやいやをする。
「イヤです、お兄様。自分で歩けます」
 立たせてやるとまた足元が危ない。「斑鳩、やっぱり危ないから抱き上げるぞ。少しくらい我慢しろ」
「いやです、だって……」
 兄の胸に顔を伏せてか細い声で斑鳩が言う。「こんなの恥ずかしいです……」
 耳まで真っ赤だった。
 う そ だ。
 うちの義妹がこんなに可愛いはずがない!
 お姫様だっこされて恥ずかしいだなんて!あ、そーだ、薬だ薬。そうに決まってる。
 ということにしたかったが、あの秘薬は女の欲望をたぎらせ感度を上げる男の夢の権化みたいなものではあるが、性格を変えるようなものではない。そもそも性格変えるような代物があれば、とっとと使って斑鳩を忍向きの性格からそうでないのに変えている。
「……」
 鼓動が早くなるのと同時に足を早めた。部屋に戻り、2つ枕の布団に斑鳩を下ろす。「……なるべく優しくする」
「はい、お兄様」
0098義理の妹がこんなに可愛いはずがない2011/10/21(金) 18:48:00.71ID:0e07ezfZ
 優しく胸を撫でられる。上から下へ、下から上へと、焦れた斑鳩が身を捩らせるまでそれは続いた。胸を突き出すような形になって、思わず顔を赤らめた。くっと胸が握りしめられる。
「んんっ……!」
 撫でる動きは揉むように変わった。鼓動が早くなって、小さな声が止まらない。触られてもいない背筋や下腹部まで甘くしびれて、恥ずかしさに斑鳩は指を噛んで声を堪えた。
「指など噛むな。痛いだろう」
「だって、お兄様……」
「枕でも噛んでいればいい」
 歯形がついた指をなめられる。息をついたところに、乳首を摘まれた。
「あぁぁああ!」
 媚薬で体がとろけていたところに直撃する。斑鳩は胸を揺らせてのけぞった。
「いやっ、いやです、そんなところクリクリしないで……あぁあん」
 両手で両方の乳首を責められる。胸全体に快楽が走って、汗ばんでくるのが判る。
(気持ちいい……気持ちいいのっ、でも、こんなっ、胸だけでっ、はしたない……)
「お兄様、だめっ、蕩けて……すごいんですっ、だから……」
 両胸を寄せて乳首同士が触れ合った。
「あぁあああああ!駄目です、そんな、乳首同士でくりくりするなんてぇ、いやらしいっ、恥ずかしいのにぃっ」
 爆乳女性のみが味わえる快楽といえよう。自分の乳首で乳首責めされ、斑鳩は黒髪を布団に散らせた。
 そこへ、両方の乳首を吸われたからたまらない。忽ち斑鳩は初めての絶頂を駆け上がった。
「ああっ、いく、いくっ、こんなの初めてぇぇぇええええ!」
 乳首を這いまわる舌の動きに、幾度も斑鳩の体が跳ねる。乳房を揉み絞られれば、奥からイヤというほど悦楽が搾り出され、まだ愛撫も受けていない秘裂に愛液が滴る。いくども噛まれ、吸われた乳房は歯形と痕を残した。
 爆乳女性にとって、意外な弱点が下乳である。下乳が体と合わさるラインは鏡でも使わない限り自分でも死角になるため、じゅるじゅるとそこをなめられると、未経験の性感が湧き上がる。
「ああっ、あっ、お兄様っっ……」
 思わず兄の頭を抱きしめてしまう。兄の手は下へ、斑鳩の一番恥ずかしい場所に伸びていく。
 そこはもう海のようだった。粘ついて熱い蜜が指を迎える。斑鳩の右足を肩に抱え上げて、開いたそこを指で攻めていく。
 花びらを上から下へなぞり、下から上へまたなぞる。内側を、外側を自在に動く指に、斑鳩は首を振って快楽を訴えた。
「ああああっ、もう、もう堪忍してくださいませ、お兄様っ……」
 唇が斑鳩の花びらに吸い付いた。指とは違う熱くてねっとりした責めに斑鳩は泣き叫んだ。頭のてっぺんから指の先まで快楽の沼にどっぷり浸かって溺れているようだ。触られていない場所まで電流が走って、思わず布団を握り締める。
0099義理の妹がこんなに可愛いはずがない2011/10/21(金) 18:48:30.22ID:0e07ezfZ
 潤みきった場所に兄の指がずぶりと入った。
「ひぃっ……ああっ、出し入れしないで下さいぃぃっ、お兄様、私もう……」
 ヒクヒクと蠢くそこは男の指を嬉しそうにくわえ込んでいるのが判るので一層恥ずかしい。
「いやっ、いやっ、私もう、恥ずかしくてっっっ…消えてしまいたいっ……」
「そうか?」
 舌がクリトリスを捉えた。吸い上げられて、斑鳩は高く快楽の天井まで飛ばされた。
「もうっ、もうっ、私……好きにしてくださいませお兄様!」
「分かった……!」
 ぎんぎんに勃起した己を斑鳩の女陰に当てる。ぬめったそこが亀頭を包む快楽と闘いながら、ゆっくりと腰を進める。
 切なく動いていた場所を満たしてくれるものが入ってくる。安堵と快楽に斑鳩は狂う。ずぶずぶと進むたびに痛みが伴うが、それを上回る快楽が簡単に打ち消してしまう。
「ああっ、こすれあって…それが、そんなに気持ちイイなんてっ…」
 一層の痛みに、処女を失ったとわかった。そんなことはどうでもいい。早く、早く奥まで欲しい。
 白い足を上げて男に絡みつく。ずい、と最後の動きで、奥まで届いたとわかった。快楽の質が違う。今までがシンバルの音だとしたら、これは銅鑼の響だ。ひとつひとつが重く、ずしりと斑鳩の子宮を満たして体を染めていく。
「兄様、お兄様……」
 幼子のように男にすがりつく。頬を両手で挟み、口づける。軽いバードキスだ。
「お前……」
 キスはしないつもりでいた。斑鳩の好きになる男のために、それだけはとっておいてやろうと思っていた。
 歯がぶつかる不器用なキスがお互いの間で交わされる。すぐに、舌と舌を絡ませる熱烈なものに変わる。あえぐ斑鳩の息を吸いながら腰を振る。子宮が降りてきて、こつんこつんと当たるのが判る。
「出すぞ、斑鳩……」
「はいっ!出して、出して下さいませ!!斑鳩、孕みますっ」
 堰を切って熱い精液が斑鳩の子宮の中に満たされていく。
「ああっ!中で!孕みますっ、濃いのがたくさん……中で出されてますっ……!」
「斑鳩!」
 最後の一滴まで出し尽くそうと腰をふる。ぐいと斑鳩の膣は締め上げてきた。
「あっ……ああっ…あああああ!」
 斑鳩の手が背中をかきむしるのがわかった。

 ……やっちまった……。
 白い肌、それも無数に痕だの歯形だのがついたのを見下ろしながら内心頭を抱えた。
 斑鳩の目はまだぼうっとして、足はまだ腰に絡みついたままだ。
 やるだけやりつくしたというか。サイは投げられ、ルビコン川はわたってしまったというか。
 気持ちいい覚悟が決まっていた。渡さない。絶対に誰にも渡さない。
「お兄様……」
 薄く目を開けて、斑鳩が手を伸ばした。抱きしめられる。
「見ていたら、嫌です……」
「……そうか」
「だって、恥ずかしい……」
 あんだけやっといて恥もなにもと思うが、女は違うものらしい。
 そして恐ろしいことに、この妹は可愛い。
 腕枕をして抱きかかえてやるとそっと寄ってくる。
 床の間に飾って在る飛燕をみた。
 あれをこの細い腕でぶん回してイヤッフーなくせに、今は顔をみせまいとすがりついている。
 女は理解出来ない。
「痛っ」
 軽くつねられた。「何をする」
「今、飛燕を見ていたでしょう」
「……だから?」
「だからじゃありません!」
 義妹はくるりと背を向けた。「そんなに飛燕が大事なら、飛燕と子作りしたらいいでしょう!私なんかより!」
「……お前、まさか飛燕に焼き餅焼いてるのか?」
 冗談が冗談で済まなかったと知ったのは、その一秒後だった。
0100義理の妹がこんなに可愛いはずがない2011/10/21(金) 18:48:52.83ID:0e07ezfZ
「結婚?あの町内六位と?」
 木枯らし吹く市内の屋台前。お茶を手に、葛城は卒業後しばらくぶりに合う友人に声を上げた。
「ええ。なんかそういうことになってしまって」
「しまって、ってそういう問題じゃないだろ。どうしてそうなったんだよ!」
「……あれからお兄様、いえ、旦那様ですね。旦那様は人でも変わったかのように家業……忍じゃない、財閥の経営の方に熱心になられて」
「はあ」
 和服をまとった斑鳩は、ちょっとみなかっただけなのにえらくしっとりとしたというか、色気がましたというか。
「一族のものも喜んでたんですが、三月後突然、忍としての私を一生買い上げるっていいだして」
 葛城はお茶を吹き出した。
「マジかい!うそだろ、あたしら忍を一生買い上げるって、いくら掛かるんだよ!」
「それだけ稼いじゃったんです。お兄様。
 ……好きこそものの上手なれっていいますが、お兄様に限っては、全く逆を行って、金儲けのほうに才能があったらしくて」
「……しかしそれにしてもたった三月でかよ!」
「一応、名目としては子供の面倒をみる忍務、及びお兄様が畳の上で老衰で死ぬ最後を看取るまでそばにいる忍務といってましたが……。
 そのあと耳まで真っ赤にしてテーブルに指輪置いていきましたから、まあ、そういうことなんでしょうねえ」
「そういうことってお前、それでいいのかよ」
「ええ」
 斑鳩は苦笑した。「結局、似たもの同士だったんですよ、私達。私は飛燕を得たけれど、いつお兄様に追い出されるかびくびくしていた。
 お兄様はその逆。いつ、飛燕に選ばれた私に追い出されるか気になって仕方なかった。
 そういうことだったんです」
「……。あー。なるほど。
 でもなんか勿体無いな。お前が忍やめるとなると」
「……ふふ。人生なんかどうなるかわからないですよ。はいこれ、招待状」
「招待状って、お前……」
 葛城は斑鳩の言葉と腹に手をやった仕草で気づいた。「……こっ、子供できたの!」
「ええ、まあ……」
「うわー……」
「ほんとうに……」お茶をすすって斑鳩は言った。「人生ってどうなるかわからないですね……」
0102名無しさん@ピンキー2011/10/21(金) 19:30:38.93ID:j6epI1zH
GJ
お兄様完全にギャルゲのテンプレ主人公になってるじゃねーかw
義妹孕ませはいいものですね
0105名無しさん@ピンキー2011/10/25(火) 12:57:03.39ID:Wv06mkUk
斑鳩は特典のおっぱい押し付けてる画像がステキすぎる
あれをお兄様に体験していただきたい
0110名無しさん@ピンキー2011/10/26(水) 22:33:28.26ID:tif5KHbm
>>106
いえいえ私がw

>>108
いえいえ、前に私(本体)が、後ろに私(分身)がw、お口も私(分身)、
そして右手、左手、両脇、両膝裏、両肘裏、サラサラの黒髪……w
0111名無しさん@ピンキー2011/10/29(土) 23:30:10.76ID:yiujZmzX
やっぱりいかるがさんが人気なのかな?黒髪ロング巨乳優等生の美少女だと人気出ない方がおかしいか
0113名無しさん@ピンキー2011/10/30(日) 01:00:35.09ID:RSaUqcff
購入前は斑鳩サイコーと思ってたが実際に見てみたら何か違った
柳生いいよ柳生
0116名無しさん@ピンキー2011/11/04(金) 19:11:29.77ID:Itf3sd1E
>>101
遅ればせながらGJ!
セリフ回しとか性格が斑鳩っぽさが出てた。飛燕にヤキモチ妬くところとかw
斑鳩ボイスを脳内再生しながら読んだよ。
0118名無しさん@ピンキー2011/11/11(金) 07:22:01.06ID:gEnQBHcM
斑鳩はキャラスレでもドラマCDでもお兄様との関係でもエロ要員だからステキ
0120名無しさん@ピンキー2011/11/12(土) 08:08:57.41ID:F2BmrLsi
雲雀辺りに聞くときょとんとしそうだが、斑鳩は何のことかすぐ分かりそう
0121名無しさん@ピンキー2011/11/13(日) 20:10:48.63ID:OuiGtk3s
サウナで汗をかいて長い黒髪がしっとりと体に張り付いた斑鳩さん襲いたい
0122名無しさん@ピンキー2011/11/14(月) 03:36:24.77ID:C2MhqMNL
斑鳩は一度アブノーマルなプレイを体験するとどっぷりハマりそう
依存も愛故も戦火も主従も対応できそうな斑鳩マジハイスペック
0126名無しさん@ピンキー2011/11/20(日) 22:41:09.27ID:oQCN0Sra
「あーあ、こりゃひでぇ。最初っからガバガバじゃねぇか」
「うぅ……お、お願いですから、やめてくださぃぃっ!」
くぱぁっと指で押し広げるまでもなく、その穴はこれまでに何人ものモノを咥えてきたかのごとく拡張されていた。
ガバガバと言う言葉もその通りであり、いつでも挿れる準備は出来ているように見える。
「気持ちよさそうだからなぁ、一回挿れたら二度と抜かないでやろうか。俺のものしか挿れられない、俺専用の便器にしてやるよ!」
「ひぃいぃッ!いやぁああっ!」
固くなった先端を穴に押し当て、ゆっくりと挿入していく。
「はぁ……っあぁあぁぁ……ッっ! あっああああぁぁぁんん!!」
「おらっもっと締めろ! ギチギチに締め付けるんだよ!」
カチッという音が聞こえ、穴の一番奥に達したことを教えてくれる。
ガバガバに拡張されていた穴は、少しの隙間もないほどにギッチリと咥え込んで離さない。
まるでそれが最初からそこに嵌まることを望んでいたかのように、ビクビクと全身を震わせた。

「は……ぁぁ……あぁあ…………抜いて、抜いてくださぃ……っ」
「聞こえねぇなぁ、これでお前は俺専用になったんだよ。もう絶対に抜かねぇぜ!」
「そんな……こんな、こんなのって……へぇっ〜〜ッ」

しっかりと嵌められた穴を見て、愕然としている。
穴はもう二度と抜けないように固定され、余程のことがない限りは抜けないことが分かっていた。こうなったら最後、飽きるまでこの穴を犯され尽くすだろう。
自分はこの専用の穴になったのだと理解すると、抵抗をすることもやめ、現実を受け入れた。

3DSには、深々とカグラが挿さっていた。




おわり
0137名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 13:22:38.53ID:rbDcqptp
コポコポコポコポ……

春花「蝮に鰻、すっぽん……」
私立蛇女子学園の一室は何とも言い難い、奇妙な臭いに満ちていた。獣の生臭さのようでもあり、しかし女性特有の雅な香りも仄かに感じ取れる。これらは全て春花の目の前にある、無数の実験容器から発していた。
春花「これに処女の生き血を加えて……完成だわ。これを半蔵学院の換気系に撒けばたちまちバイオハザード……。男子生徒は死人のように生気と正気が失われ、ただただ女を貪り求める」
春花はまるで自分以外の誰かに聞かせるように計画を語り始めた。身振り手振り、舞台上の観劇のごとく……。
春花「数百の骸どもが女生徒を襲い、忍たちが救援、迎撃に立つ。初めこそ千切っては投げるように男を切り捨てる雲雀たち。しかしそれも長くは続かない……」
0138名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 14:29:18.99ID:rbDcqptp
春花は見えない何かの頬を撫で、蕩けた目で話し続ける。
「痛みを取り除かれた男は立ち上がり、何度も何度も忍たちに襲いかかる……。やがて刃は鈍り、刀が砕け、疲弊し立ち尽くす少女たちに骸は芯から湧き昇る欲望をぶちまける……。ウフフ、アハハハハハハハ……」
一人舞台を終えた春花は静かに実験器具を片付け、その日夜遅くまで計画の準備を進めていた。
0139名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 14:32:20.57ID:rbDcqptp
ー翌日、半蔵学院ー

「今日のお弁当は!じっちゃんの太巻きーっ!」
カパッ、と音が鳴るほど勢いよく弁当箱の蓋を開けた飛鳥の顔は、喜びに満ち満ちている。
「あんた本当に太巻き好きだねえ。どれ、一つおじさんが食べさせてやるよ。へへ……もっといやらしく舌を出して。あーーーん」
いつもなら葛城のセクハラに恥ずかしがる飛鳥も、太巻きの前には素直に口を開いた。
「わかんないってそんなの……こう?あーーーん……」
「緊急事態だ!お前たちすぐに戦闘準備、普通科校舎へ向え!」
大きく開いた飛鳥の口は、霧夜の声を聞いて空を切った。
0140名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 14:47:45.14ID:rbDcqptp
「普通科にて多数の男子生徒が女生徒に暴行を働いている。手段は選ばん、急行して女生徒を救助!男子生徒を止めろ!」
完全にランチタイムの空気となっていた教室に霧夜の怒号が響く。
「あーっ、もう!かつ姉のせいでいやらし損した!」
「言ってる場合じゃないだろ!行くよ!」
葛城が言うが早いか、霧夜は翻し、風のように廊下を駆け抜けて行く。
「き、霧夜先生、速い……!」
自身が全力で走りながらも、倍以上の速度で距離を開けられた斑鳩が呟く。
「事態が事態だ、先生も戦闘に参加するんだ……!」
「急ぎましょう!私たちが遅れるほど女生徒の被害が増えます!」
「許せない……力尽くで女の子を襲うなんて!」
0141名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 15:06:29.66ID:rbDcqptp
正義の忍を目指す飛鳥にとって、か弱い女に暴行を働く男など許せるはずがなかった。
「ふ、ふ、ふ、普通科校舎ってどっちだっけ?」
「……突き当たりの渡り廊下を渡ればすぐだ」
「暴行」という惨状に戸惑う雲雀に、柳生が答えた。
「寝ぼけてちゃ自分が襲われるよ!気合い入れなっ!」
葛城の叱咤に、雲雀より強く柳生が反応する。
(この身が裂かれてもひばりをそんな目に合わせるものか……!)

そして五人は飛ぶように渡り廊下の扉を開いた。
0142名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 15:18:53.04ID:rbDcqptp
現場にたどり着いた忍の五人は絶句した。
そこには倒れる女たち、切り刻まれた男たち……肉・肉・肉。無数の肉が床を敷き詰めていた。
(う……)
斑鳩は思わず目を背けた自分を心底恥じた。
無理もない。いくら忍の訓練を受けようとも、数年前まではただの少女であったのだから。

普通科校舎は血と汗と精液の臭いで充満していた。よく見ると、ほとんどの女生徒は下半身から白くドロッとした液体を垂れ流している。
「や、やだ……嫌……!」
いくら精神的に幼い雲雀でさえも、この液体がなんなのかは想像がついた。
0143名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 15:34:22.09ID:rbDcqptp
「こんなのおかしいよっ!卑怯者ッ!」
怒りと恐怖に震えた飛鳥が叫ぶ。
「そ、そういえば男たちはここに倒れている者たちで全てなのでしょうか?それに霧夜先生はどこへ……」
斑鳩は冷静さを取り戻そうと口を発したが、それは事態の把握を他人に求める以外の何の意味も為さなかった。
「そんなこと言ってる場合かッ!早く女生徒を運び出そう。……保健室には入り切らない。一度視聴覚室へ運んで保健の先生に来てもらおう!」
葛城が一番早く指示を出し、次の行動へ移っていた。
「男子は重傷以外は後だ。明らかに怪我がやばそうなの以外は体育館にでも……」
幾度と身体を嬲られ放心状態の女生徒を抱き起こそうとしたところで、何かが葛城の腕を掴んだ。
「え……」
0144名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 15:45:57.96ID:rbDcqptp
女生徒の隣に倒れていた血塗れの男子生徒が起き上がり、葛城の顔を見ていた。男はそのまま強引に引き寄せようとしたが、
「う……うわあぁっ!!こ、この!ふざけてんじゃねえ!」
すぐに体勢を立て直した葛城の蹴りが腹に決まり、男子生徒は再び血に伏せた。
「かつ姉!大丈夫?」
飛鳥や他の三人も葛城に駆け寄る。
「ああ……ちょっとびっくりしただけさ。何だよコイツ……まるでゾンビみたいな」
心配を解こうと軽く笑いかけた葛城は、再度氷のように固まった。
飛鳥たちの後ろで倒れていた男たちが一斉に立ち上がったのだ。
0145名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 16:30:07.91ID:rbDcqptp
「後ろだっ!」
葛城が叫ぶと同時に斑鳩と柳生が跳ぶ。
二人が一瞬に放った居合と番傘の薙ぎ払いで十人近くいた男たちの固まりが吹き飛び、廊下の壁に叩きつけられた。
「へっ、狸寝入りとは趣味が悪いぜ」
「かつ姉〜、こっちの人たちも起きちゃったよおぉ」
泣きそうな声の雲雀の方を向くと、そちらにも十数人の男子生徒たちが起き上がっていた。皆、一様に覇気どころか生気が感じられない。
「なんなのよ……この人たち……」
飛鳥が数歩後ずさると、誰かとぶつかった。
「柳生ちゃん?」
「……囲まれたようだ」
柳生の目が指す方を見ると、先程斑鳩と柳生が倒したはずの男子生徒たちが再び立ち上がりこちらを睨んでいる。
0146名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 16:43:42.38ID:rbDcqptp
気が付けば骸たちは廊下の東側と西側、そして中庭にもいつのまにか無数存在していた。
「クソッ、こういう事かよ……!」
「何らかの術で男子生徒はおかしくなって女生徒を襲ったようですね。それにちょっとやそっとでは倒れないようです」
男たちはゆらゆらと緩慢な動きでゆっくりと飛鳥たちに近付いて行く。下卑た目で、飛鳥たちをねぶるように、ゆらゆら、ゆらゆらと……、
「恐らく校舎内全てに被害者が取り残されていると思われます。が、まずはこの骸たちの殲滅が先決です」
委員長として指示を下す斑鳩に飛鳥が反論する。
「そんなっ!今も女の子たちが酷い目に合ってるんですよ!?それなのに……」
0147名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 16:51:12.10ID:rbDcqptp
「無理に突破しようとすればオレたちがまずやられる……。オレたちが倒れてしまえば、学院内の誰も助けることはできない」
「飛鳥、そういうことだ。アタイだって女の子たちを救いたいさ。でもまずはこのゾンビたちを倒してからだ!」
正論を言われた飛鳥はやり場のない怒りを噛み締めるしかなかった。
「皆さん、囲まれたままでは不利です!家庭科室に入って応戦しましょう!」
斑鳩の指示に従い、柳生が家庭科室のドアをこじ開ける。一同はそこを拠点に骸の群れを迎えることにした。
0148名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 16:55:42.68ID:XBMl7qEF
家庭過失なら食材とかもあるだろうし長期戦になっても大丈夫だね
0149名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 16:59:53.91ID:rbDcqptp
家庭科室は通常の教室の二つ分の大きさを持つ。
雲雀がバリケードを張ることを提案したが、そもそもの目的は籠城ではなく、敵を一方向に絞るためだけであったので提案は却下された。
東側のドア、西側のドア、その間に並ぶガラス窓、全てを入り口として骸たちが侵入して来た。
もはや飛鳥たちから廊下側の景色を見ることは出来ない。彼女たちの目の前は全て骸たちで埋め尽くされていた。
0150名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 17:12:04.96ID:rbDcqptp
まず葛城が骸の壁に突っ込んでいった。
「セクハラにしちゃ度が過ぎるんだよ、成仏しなッ!」
繰り出された蹴りの乱打に骸の群れが吹っ飛んで行く。
「見たかっ!……ってあれ」
葛城が空けた骸たちの穴はすぐに新しい骸たちが湧き出て来て、すぐに塞がれる。
「そんなぁ……」
またしても泣きそうな声をあげる雲雀。その肩を柳生が優しく叩いた。
「ひばりはここにいろ……。オレが全部やってくる」
そう言った柳生も、葛城と同じく骸の壁に飛び込む。
「斑鳩さんと雲雀ちゃんは運動場側を警戒してて!私もかつ姉たちを手伝うから!」
柳生を追って更に飛鳥も加わって行った。
0151名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 17:33:56.24ID:rbDcqptp
運動場側の男子生徒こと骸たちは未だ家庭科室に侵入できていないが、無数の骸のせいで、廊下側と同じく骸の向こう側は全く見ることができなかった。

雲雀が廊下側を見ると、まだ三人は威勢よく戦っているように見えた。しかし骸の壁は三人の忍を持ってしても突破することは叶わなかった。
吹き飛ばされた穴を新しい骸が塞ぎ、吹き飛ばされた骸が再び壁を構成する。飛鳥たちどれだけの人数を駆除しようと彼らが尽きることは無いように思われた。
0152名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 17:40:54.41ID:rbDcqptp
そしてついに運動場側の窓から骸たちが侵入してきた。
「くっ……雲雀さん!迎撃しましょう!」
斑鳩と雲雀が運動場側の骸に飛びかかるのと同時に、廊下側の飛鳥たちが崩れ始めた。圧倒的な物量に押され、数センチずつ飛鳥たちの防衛線が後退してゆく。

「あっ!」
飛鳥が右手に持っていた脇差が放れた。汗で滑ったのかもしれない。
その拍子に骸の一人は飛鳥の腕を掴み、脚を掴む。飛鳥は残った左手で抵抗を試みるが、その左腕も骸に二人がかりで押さえ込まれてしまった。
0153名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 17:49:51.99ID:rbDcqptp
骸の壁から伸びる手という手が飛鳥の服を掴み、力のままに破り裂いた。忍装束の下に着ていた黄色い下着が露わになる。
「やだ!やめて、離してよ!」
飛鳥は左の短刀も奪われ、既に四肢の自由は無かった。一般の男子生徒に過ぎない彼らのどこにこんな力があったのだろうか。

飛鳥の悲痛な叫びは全員に聞こえていた。
「アタイの飛鳥に汚い手で触るなッ!」
飛鳥を助けようと、飛鳥の方向へ跳ぼうとしたその隙を掬われた。跳んだはずの足を掴まれ、葛城は勢いのまま床に叩きつけられた。
それを無数の骸が見逃すはずは無く、すぐさま仰向けのまま葛城も抑え込まれた。
0154名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 17:59:01.24ID:rbDcqptp
飛鳥・葛城・柳生で止めていた防衛線は完全に崩れ、柳生の元に手の空いた骸が雪崩れ込む。
「柳生ッ、逃げろ!ひばりと斑鳩を…うぁっ!」
頭を押さえつけられ、そのままシャツと下着を引き千切られた。上半身は完全に裸となり、今度はうつ伏せにされる。露わになった乳房に骸たちは飛びついた。

「かつ姉!かつ姉!」
衣服を剥ぎ取られながらも葛城を心配する飛鳥。しかし骸たちに容赦の文字は無く、飛鳥はパンツにも手をかけられようとしていた。
0155名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 18:07:28.77ID:rbDcqptp
決壊したダムの水流は一瞬で全てを飲み込んだ。
「ひばり、ひばり!イヤだ!ひばりッ!!」
柳生も例に洩れず拘束され、衣服を乱暴に破りとられる。

運動場側を辛うじて止めていた斑鳩と雲雀の背に、骸の潮流が襲いかかる。
「無礼な……!恥を知りなさい!」
斑鳩の飛燕が一薙ぎした隙に骸が飛び付き、飛燕の二太刀目が振るわれることは無かった。
「柳生ちゃん!飛鳥ちゃん!嫌だよ怖いよ、触らないでよ!」
雲雀のブルマは膝まで脱がされ、秘所に手がかけられるのも時間の問題であった。

地獄絵図。酒池肉林の始まりである。
0156名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 18:19:52.86ID:rbDcqptp
「ハイハイハイ、いいトコロだけどちょっと聞いてくれるかしらー?」
その声に場が静まりかえった。
何時の間にか家庭科室の中央には春花が立っていた。

「は、春花さん!お願い助けて!春花さん!」
このまま天の助けが無ければ、間違い無く自分たちは純潔を失う。雲雀にとってその助けは蛇女だろうが敵だろうが構うところでは無かった。
「あらひばり。いい格好ね。下着姿だと私でもグッと来ちゃうわ〜」
クスクスクス、と家庭科室のテーブルに押さえつけられた雲雀を見て笑う。
0157名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 18:27:37.35ID:rbDcqptp
「貴方たちに話はないの。貴方たちの初めての相手になる男のコたちに話があるだけなの」
飛鳥たちは戦慄した。春花の登場で陵辱は寸前で止められたことで、「もしかしたら」この状況から助けてもらえるかも知れなかったなら。
しかし春花の言葉を頭で認識して、絶望は心にまで刻まれた。

「貴方たち、無理矢理は仕方ないとしても、ちゃんと女の子らしく気持ちよくさせてあげるのよ?同じ校内のどこの誰だか知らない連中に犯されて、彼女たちは深く深く絶望するの。
でもね、私はその絶望の先を見たいの。痛くて痛くて仕方ないと思っていたレイプセックスが、気持ちよくよくてたまらなくなるその瞬間の顔が見たいの」
0158名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 18:34:12.09ID:rbDcqptp
「堕ちたときの背徳感とオルガスムスが入り混じったその顔……。ダメだわ、想像しただけで濡れちゃう。
とにかく私はそんな女の子をお人形さんにしたいの。だから拘束とセックス以外に傷つける行為は禁止。守れなかった奴はペニスを切り取ってその口に縫い付けるから、忘れちゃダメよ?」

「ざけんなッ!誰が大人しく犯されてやるか!覚えとくのはアンタだ!アタイが必ずアンタを……」
「それじゃ始めちゃっていいわよ。存分に蕩けるように濃くて甘い、甘〜い時間を過ごしなさい」
飛鳥たちを拘束したまま動きを止めていた男たちが、陵辱を再開した。
0159名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 18:43:00.54ID:rbDcqptp
「イヤだ、やめて、触らないで!助けてじっちゃん!お母さん!お父さん!」
悲しいかなその声は木霊すらしない。無数の骸に音は消えて行く。

骸の一人はスラックスを脱ぎ、既にかちこちになったペニスを飛鳥の頬に押し付けた。
「イヤっ!」
飛鳥が顔を背けると、そちらにはまた別のモノが有り、叫んだ隙に口へ押し込まれた。喉を強引に異物が突き、むせ返りそうになる。しかし骸は動きを止めず、欲望のままに腰と飛鳥の頭を連動させる。
「まあそのくらいなら……仕方ないわね」
この空間で唯一陵辱を受けることがない春花だけが、あくびをしながら呟やいていた。
0160名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 18:51:48.54ID:rbDcqptp
家庭科室の大きなテーブルに座らされた飛鳥は、今度は後ろから胸を揉みしだかれた。
「んぅ!……!ん!……」
恐らく気持ちよくもなく、ただただ抵抗を示すだけの声なのだろう。両な目からは止まること無く涙が流れていた。


「飛鳥さん!くっ……この!離しなさい!」
もちろん骸は止まることがない。
斑鳩のジャケットを引き裂くと淡い緑のブラジャーが露わになった。違う骸は下半身のストッキングの股間部分だけを乱暴に破く。ブラと同じ色のパンツが見えた。
そこにまた違う骸は顔を近づけ、舌を伸ばした。下着の上から斑鳩の卑劣をグリグリと押す。
「や、やめなさい……やめて下さい……イヤ……」
斑鳩はカタカタと震え、早々に抵抗をやめてしまった。
0162名無しさん@ピンキー2012/01/04(水) 19:03:20.89ID:XBMl7qEF
クソッ俺がいればデッドラで鍛えたら技術で助け出してあげれるのに
0164名無しさん@ピンキー2012/01/05(木) 02:16:54.25ID:tscDbLru
ある日の蛇女

「・・ただいま」
気だるそうに帰ってきたのは秘立蛇女子学園三年の日影だった
「・・・だれもおらんのか」
独り言をぼそりといって何気無く冷蔵庫をあけた
(・・・喉かわいたなぁ)
牛乳を手に取ったがすぐ戻す
「飲み飽きたわ」
次にトマトジュースを手に取るが、またもや戻した
「青臭くていやや・・・」
日影は、取っては戻す取っては戻すを繰り返した
「野菜ジュース・・・二回戦ドリンク・・・も、もやし」
なぜここに二回戦があるのかはさておき
(・・・?)
日影は手を思わず止めてそれをみた
そのジュースは紫色でラベルは無かった
(ブドウジュース?)
そう思いながら日影はジュースをコップにそそいだ
「・・・・・っふう」
ジュースを飲み干すと、日影は大きく息をはいた
その直後、詠が帰ってきた
「日影さん、いらしていたんですか」
詠の荷物からもやしが落ちた 
「すみません!今日はもやしの特売日で、もやしが10円だったんですよ!!それでそのもやしがですねぇ!!」
また、もやしトークが始まる と思った時だ
(・・・・?)
日影の体に異変が
起こった
0166名無しさん@ピンキー2012/01/05(木) 12:08:11.82ID:tscDbLru
「詠さん、未来たちは?」
「ああ、未来さんは確か“なつこみ”というところに行って春花さんたちは任務に出掛けて行きましたよ?」
「じゃあ今、ここにいるのはわしと詠さんだけっちゅうことか・・・」
「そうなりますね、それでそのもやしが、きゃっ!!?」
詠はしりもちをつき思わず大きな声を出した 
「詠さん・・・」
詠の目の前には息の荒い日影がいた
「何するんですかっ!?」
詠は突然押し倒してきた日影を睨んだ
「わし、詠さんを見てから体がうずうずしてきてな、もう我慢出来そうにないんよ」
「そんな・・・日影さ・・っっ!?」
日影は詠の唇にキスをした
「くちゅ・・こくっ・・くちっ」
舌を絡ませた濃厚なキス
「ぷはっ!日影さん・・」
詠の目は潤み顔は赤かったが嫌がっている様子ではない
「詠さんの肌、雪みたいにまっしろでふわふわしとる」
そう言って日影は詠の胸にてを伸ばした
「いやぁ・・は、恥ずかしいですわ・・」
ビリッ!
日影は詠の胸部の服を破き、初めはゆっくり、だんだん激しく揉んでいく
「ひああっ!そ・・そこ・・くすぐったいれす・・ああっ!?」
詠の体に電流のような快感がはしった
0170名無しさん@ピンキー2012/01/05(木) 21:10:44.75ID:tscDbLru
日影は左胸の突起を舌で弄び、右胸の突起はつねったり指先でくすぐるように刺激した。
「らめっ!!んあっ・・・ひゃう!?・・んっ」
(このままじゃ・・日影さんに、わたくしの絶頂の瞬間を見られてしまう!)
想像しただけでも詠は、体が熱くなり恥ずかしかった
「んうっ!きゃううっ!」
詠が絶頂を迎える寸前だった
(・・?)
日影の手が止まりじっ・・と詠を見つめ
「やっぱ・・やめた」
詠はその言葉にショックを受け、恥ずかしさに耐えてこう言った
「あのっ・・」
「なんや?」
「もっと・・わたくしを・・・」
「聞こえへんなぁ?」
「もっとっ!もっとわたくしを犯してください!!」
日影は小悪魔のような笑みを浮かべた
「ふふ・・・最初からそう言えばいいんよ」
日影は視線を落とし、詠の股を見る
ゆっくりと手を伸ばしスカートの上から触る
「!!!!」
詠は体をびくっと震わせ、叫びそうになるのを必死で堪えた
今度は、パンツに手をかけズルリと脱がせる
「もうこんなに濡れてるやん」
日影は、詠のアソコに愛撫をした
「ああん!?ああっああ!!」
詠は遂にイッてしまった
「まだ離さんで」
日影は指に愛液を塗りたくると詠のナカにズブリと入れた


0172名無しさん@ピンキー2012/01/05(木) 23:51:18.55ID:tscDbLru
「っ!!!!」
イッたばかりなのに更に快楽の波が押し寄せてくる感覚に詠は矯声を上げた
「うごかさないれぇ!いやああ!!らめっ!らめぇ!!」
日影は激しく二本の指を出し入れして
片方の手で詠のクリトリスをつまんだ
「あんっ!そこ・・はだめぇ・・」
そう言いながらも、詠の腰は自然と動いていた
ぷしゃっ!! 
詠の二度目の絶頂は潮吹きと共に訪れた
「もう・・無理や・・」
日影はそう呟くと乱暴に服を脱いだ
「見てるだけじゃ足りん・・!」
詠は日影のアソコに手を近づけた
手が触れたと同時に体がビクッと震えた
「詠さ・・ん」
「大丈夫です・・今、気持ちよくさせてあげますわ」
日影は詠に愛撫され狂乱モードならぬ
淫乱モードが発動したようだった

0173名無しさん@ピンキー2012/01/06(金) 02:12:13.50ID:MZxWFyWD
「ひゃうっ!?」
日影も詠のアソコを愛撫する
二人はだんだんエスカレートしてきて愛撫から、ナカで掻きまわすような形になっていた
じゅぷっ と淫らな音が響き、体は痙攣するように震え秘部からは滝のように愛液が溢れていた
「よみさっ・・わひ・・もおらめぇ・・」
「ひはへはん・・わたふひも・・あっ!」
もう喋ることさえ二人は難しいのだった
詠は、涎を垂らし涙をこぼしているが
日影はアへ顔で舌を出して下品な見た目になっていた
そして、ついにその時が来た
「イクぅ・・・・ああああああああっ!!!」
「っ!?熱い・・カラダが・・・いああっ!!」
二人は同時に絶頂を迎えた
しょわぁぁぁ
詠はよほど気持ち良かったのか失禁している
(なんや・・・くらくらする)
そのまま二人は、意識を失った


「ん・・・」
詠が起きるとそこは日影のベッドの上だった
「お、起きたか」
詠は、日影の顔を見てあの事を思いだし、赤面している
「あー・・春花さんたちには、『詠さんが風邪引いたからわしの部屋で看病しとる』って言うてきたで」
「そっ、それよりあのあとはどうしたんですのっ!?誰にも見られていませんよねっ!?」
「大丈夫や・・・あと、前隠した方がええで」
「えっ・・?」
詠はおそるおそる自分の体を見た
生まれたままの姿で、何も着ていない状態・・・
「わ、わたくしの服は!?」
「破れてたんで捨たで、とりあえずそのシャツでも着とき」
詠はゆっくりシャツを着た
「くしゅっ!」
「うう・・もしかして本当に風邪を引いたのかもしれませんわ」
「だったら、安静にしてなあかんよ」
「はい・・」
詠は続けてこう言った
「もやし」
「?」
「もやしのはいったお粥が食べたいですわ」
日影は、薄く笑い
「しゃーない、作って来るか」
そう言って立ち上がると部屋を出た

蛇女は今日も平和だ
〜おしまい〜
0175名無しさん@ピンキー2012/01/07(土) 17:12:35.45ID:lywZ+mw7
よみひかを書いた者ですが、またネタが浮かんだので文章がまとまり次第
投稿したいと思います(恐らく今回もよみひかに・・・)
0177名無しさん@ピンキー2012/01/07(土) 22:08:43.20ID:lywZ+mw7
蛇女の合宿

「ねぇ、焔ちゃん♪」
「なんだ?」
春花は、浮かれた声で焔に話しかけた
「さっきひばり達の所へいったんだけどね、決戦が近いからって海にいってたの」
「それがどうした?」
「だ・か・ら蛇女もどこかにでかけましょうよ〜」
「はぁ?」
焔は呆れて春花を見る
「この忙しい時期に・・・第一どこに行くつもりだ」
「う〜ん・・・あっちは海だからこっちは山でどう?」
「山に行って何をするんだ?」
「まずキャンプでしょ、あと料理を皆で作ったり」
「今、そんな暇は・・」
焔がそう言いかけた時
「あら焔ちゃん、ただ戦うことが修行という訳ではありませんよ?」
話を聞いていた詠が焔にゆっくりと言った
「体を休めることも修行の内です、だからその日は大自然に囲まれてリラックスしましょう」
「うーん・・・」
焔はしばらく悩み
「仕方ない、じゃあ明日と明後日は山へ合宿に行こう」


0178名無しさん@ピンキー2012/01/08(日) 00:45:11.65ID:u1h81Kyb
「・・・という訳で明日と明後日一泊二日の合宿へ出かける、荷物は各自必要な物を、五時起きだから今日は早めに寝るように!」
「ふふっ、楽しみですわね」
「せやなぁ」
「ネットができない」
「服装はどうしようかしら・・」
色々言いつつも準備のため、皆寮に戻っていった
(休暇をとって大丈夫だろうか・・)
焔は心配だったが「リラックスも修行」という事を思いだし考えるのを止め
準備に取りかかった


「おはよう」
焔が集合場所に行くと詠と春花は来ていて、後から日影と未来が来た
「未来それ、荷物多すぎなんと違う?」
「大丈夫・・・」
未来は何故か大きなトランクを持っている
「それじゃあ出発だ!」
焔たちは山のキャンプ場を目指した

「ひぃ・はぁ・・ふぅ・・」
山を歩いて10分もたたない内に未来がしゃがみこむ
「もう・・無理」
「未来ちゃん大丈夫?」
「仕方ない、荷物は私が持とう未来、歩けるか?」
「いや、わしがおぶったる」
ひょいと未来を背中に乗せた
「・・!や、やめろっ!下ろせー!」
未来がバタバタと暴れる
ズキッ
「痛っ!?」
「ほら、足にマメができてるやんか大人しくおぶさっとき!」
「うん・・」
その様子を詠が見て恨めしそうにしていた
「いいなぁ未来さんは・・おんぶしてもらって」
「何か言うた?」
「いえっ!?なにもっ!?」




0180名無しさん@ピンキー2012/01/08(日) 15:44:19.19ID:buMaobWK
俺はソフト買って後悔してるんだが

確かにおっぱいだけどグラフィック64並みだしバグでいがるががクリア出来ないのがある(第二章の闇に溶ける忍び)

敵が出てこず先に進めないとか信じられないしこんな糞ゲーが8万本売れたとかステマだろ
0181名無しさん@ピンキー2012/01/08(日) 19:13:25.55ID:EEdZ7V6I
わざわざエロパロスレまできて言うことかよw本スレで言って来いw
0184名無しさん@ピンキー2012/01/08(日) 22:34:25.26ID:u1h81Kyb
「?まあええか、未来、しっかり掴まり」
「わかったわよ・・」
フワッ
(!?)
(日影ってなんだか、あったかくていい匂いがして安心する・・)
「ほら、急ぐぞ」
焔に呼ばれて日影は急ぎ足で山を登る
しばらく歩くと、
「・・・すぅ」
「未来?」
「あらあら、未来ちゃんたら眠っちゃったのね?」
(うぅ〜未来さんずるい!)
未来はそのままぐっすり眠ってしまい山登りは日影におんぶされてのものになってしまった
「ふむ・・・ここから先は道が険しいようだから気をつけるんだぞ」
そこは急斜面で、すべって転んだりすると大怪我に繋がる所だった
(未来をおぶさったままやと、危なっかしいなぁ・・)
「・・・そうや」
日影は何かを思いついたようで、小さく呟いた
「よいしょっ・・・と」
「ななななっ!なにをしているのですかぁ!?ひひひひ日影さぁん!?」
「おんぶだと危険やから、抱っこに変えただけやで?」
「けど・・それ・・」
詠は顔を真っ赤にして慌てている
日影は未来にお姫様抱っこをしていたが本人は意識してないようだ


0186名無しさん@ピンキー2012/01/10(火) 00:14:28.70ID:MEKjyPIW
「おっととと・・」
日影は、慎重に足を進めていく
ガッ!!
「っ!?」
むぎゅっ
つまづいた拍子に、日影の胸が未来の顔にあたる
「・・えっ?」
未来が目を覚ましてしまった
「なんでお姫様抱っこ!?」
「今は静かにしといてや、騒ぐと危ないで」
「ふん・・」
未来は不機嫌そうにそっぽを向いていたものの、心は高鳴っていた
「目的地が見えてきたぞ!!」
焔がそう言うとみんな顔を見合わせる
「疲れたわねぇ」
「まぁ、悪くはなかったな・・」
その時、不意に未来が言った
「ここからは、歩いていく」
「え?」
「足が治ってきたし・・それに、少しくらいは歩きたい」
「まぁ、無理せん程度にな・・」
日影が未来を下ろすと、未来は日影を横目で見た
緑色の綺麗な短い髪、虚ろな目、安心できる暖かさといい香り
(日影・・)
未来はなんとも言えない感覚で、体がぞわぞわしてきている
(あの暖かい体にもう一度触れたい・・)
「未来?」
「はぅっ!?な、なんでもないっ!」
未来は早足で先に進んだ
「まったく・・なぁ詠さん?」
「知りませんわっ!!」
「なんで、怒ってるん?」
「日影さんのせいですっ!!」
「ふふっ、日影ちゃんはモテモテねぇ」
(?まったくわからん・・)
0187名無しさん@ピンキー2012/01/10(火) 23:08:36.48ID:MEKjyPIW
「ついたぁぁぁぁー!!」
未来はキャンプ場に到着すると、大声で叫んだ
「よし、じゃあまずグループにわかれて食料を探そう」
「グループ・・ですか」
「ああ、川の方に三人、森の方に二人だ。今からくじ引きで決める、赤は森、青は川だ」
焔は懐から先に色の付いた紐を取り
出して、色を隠すように握った
「せーのっ!・・・」
取った紐の色を確認する
「!!・・川だ」
「あら、未来ちゃんと一緒だわ♪」
「・・・川」
「森でしたわ」
「私も森だ」
「それぞれ、食料を探し終えたらここに集合するように」
焔はそう言って詠と森の中へ入って行った
「・・わしらもいくで」
日影たちも、川を目指して歩き始めた
その頃、詠たちは・・・
「このキノコは・・・毒キノコ・・これは・・・食べられる」
焔はキノコをじっくり見ていたが、詠はぼーっとしていた
(未来さんは日影さんのこと、どう思っているのでしょうか・・)

0189名無しさん@ピンキー2012/01/12(木) 19:46:52.35ID:SAMtGFcK
「詠」
(もしかして好きだったり・・・?)
「詠!!」
「えっ!?な、何でしょうか!?」
「いや、ぼーっとしていたから声を掛けただけだ」
「ちょっと・・考え事を」
「そうか」
焔は詠の様子を確認すると、すぐに作業に戻った
(このモヤモヤ、どうしたらいいんでしょう・・・)

その頃、川の方では
「でりゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
未来が熊のような動きで魚取りをしていた
「魚のくせに、あたしを無視して泳ぐなんていい度胸してるじゃない!!」
「未来、そんなに動いたら魚は取れんで」
「まず、落ち着いて魚を探す、そんで見つけたら素早くつかむ」
バチャッ!
日影が魚を一瞬でつかまえる
「すごい・・」
「まあ、頑張り」
未来は魚取りに再度挑戦した
「すごいじゃない日影ちゃん」
「そうでもないで」
バッシャーーーン!!!
二人が話していると未来の居た方から物凄い音が聞こえた
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