【ヨーコさん】BASTARD!【アーシェ】
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0001名無しさん@ピンキー2011/11/19(土) 17:06:09.87ID:I3DW/3cf
エロエロSSとか見たい
0842名無しさん@ピンキー2019/06/23(日) 07:15:38.68ID:kA7kk+7E
>>838のつづき

ニンジャ砦の奥に進むにつれ、あの怒涛のような官能も引き、私はこの状況を少し冷静に考えることができるようになってきました。
目に映るのは彼の背中。周りに人気もなく、私は武器も鎧も持たず、そばにいるのはダーク・シュナイダーだけ。
鎧を脱ぐように言ったのも、騎士の皆さんをミノタウロスにけしかけたのも彼。
そして、彼は私がされていた行為をハズカシーめと言い、先ほどは私の太腿に意味もなくキスをしました。
別に、私のことを愛しているとか、そんなこと思っていないはずなのに。
私の中にふつふつと生じる疑念。この人は意識して私と二人きりになり性的にからかって、いえ、いじめているのではないかと。
ニンジャ砦に入る前からこうなることを仕組んでいたのではないかと。
彼の身勝手な性格を考えれば、普通にあり得ることです。
15歳のティアと比べ、17歳になった私の身体は性的にも熟れたばかりといえました。胸も思っていたより大きくなりましたし、子を産むことだって…
彼がその気になれば、私をこの場で陵辱することなどたやすい。
そのことに気づいたとき、私はなんて危険な状況に身を置いているのだろうと自覚しました。
脳裏をよぎるのは、三度も見てしまった彼の全裸。股間にぶら下がり、揺れる大くて太い男性器。
そして、ダーク・シュナイダーに裸にされ、性的な責め苦を負わされ、犯される私。胸を揉まれ、乳首をつままれ、股間を撫でられ、むき出しのお尻に彼は後ろから何度も何度も…
私は恐怖に身震いしました。
詳しくは知りませんが、物心つく前に亡くなった私の姉も不義の子を妊娠していたという噂を聞いたことがあります。
もし、私もそうなったら…と。
でも、周りは魔獣がいつ出現するかわからない状況。こうなっては彼を信じるしかありません。
ただただ信じるしか。彼を。ダーク・シュナイダーを。
考えないようにしても、足を進めるたびに彼のせいで湿った下着が私を惑わせて。
そうしているうちに、私たちの前に巨大な扉が立ち塞がっていました。
そのものものしさから扉の向こうに何かが待ちうけている予感はありました。別のルートを取ることも選択肢にはあったのですが、結局私たちはその扉を開けて進むことに。
「魔法で施錠されているな…」
ダーク・シュナイダーはそれを魔法で開錠しました。低い音を立てて扉がゆっくりと開いてゆきます。
なぜ、魔法で施錠されていたのかは今となってはわかりません。
でも、この扉を開いたことで、この扉の先で、私たちはあんなことに……
この扉は、私にとってダーク・シュナイダーとの関係を決定づける運命の扉だったのかもしれません。
扉の先は、何かの宗教行事で使われていたらしい大広間でした。
0843名無しさん@ピンキー2019/06/23(日) 07:25:17.61ID:kA7kk+7E
「ふぅ……」
彼が大きく息を吐きました。
「………だいぶ疲れているようですが…」
「土下座ェ門でたて続けに大きい呪文、使っちまった………」
ガラと対峙したときのためにこの先は呪文を絞る、と彼は続け、周囲を警戒しながら進みます。
彼について行きながらその疲労している様子を見て、私は罪悪感を覚えました。ダーク・シュナイダーはティアを救い出すことを第一に考えてくれていたのです。
彼を支えるのが、私の役割。それなのに、彼に襲われる想像をしてしまった罪の意識。
「だから自分の身は自分で守れよ!しっかりとっ」
「…………」
力強くそう言われた私は、信頼の証と受け取りました。
「わっ…わかりました!」
その期待に応えたくて、
「ちょーどよいことにここに剣が…えい!」
1本だけなぜか床に刺さっていたものものしい剣を、私は引き抜きました。
「なにっ!?あ!おいまて…!!」
「きゃっ!?け…!!剣が勝手に……!!」
手に柄が貼りつき、剣先が急に私の身体を引っ張るように暴走を始めてしまったのです。
「チッ!!」
すると、慌てる私の手からダーク・シュナイダーは剣を取り去ってくれました。
「魔法がかけてあったよーだな…よくあるトラップなんだが…」
「血が…」
暴走した剣はダーク・シュナイダーの腹部に切り傷を残していたのです。
出血はあるものの傷自体は再生能力のあるダーク・シュナイダーにしてみれば大したことのないものだったかもしれません。しかし、
「つっ…念入りな事に毒が塗ってあったらしい…」
ダーク・シュナイダーが膝をつき、苦しみ始めてしまいました。
ゆっくりとうつ伏せに倒れる彼の頭を、私はとっさに太腿に乗せ座り込みました。
「あっ大丈夫ですか、ダーク・シュナイダー!」
ダーク・シュナイダーは私の太腿を枕にして、脂汗を出していて。このような苦しむダーク・シュナイダーを私は初めて見ました。それほどに、剣の毒は強力なものだったのでしょうか。
「ごめんなさいっ、私が…私のせいで!!」
「おい…シーラ」
「はっ…はいっ!いってください、なんでもっ。どんな事でもしますから、どーすればいーんですか!?」
私は、自分のせいでこうなったことにただただ狼狽して。どんな事でもしますから、の意味を深く考えることもせずに。
すると、ダーク・シュナイダーはマントを床に敷き、仰向けになっておもむろにファスナーを下ろしてローブを脱ぎだすと上半身裸になったのです。
「……吸ってくれ…」
腹部の切り傷を私に向け、汗に額を光らせ、うつろな目で彼はそう言いました。
「……えっ…」
彼からの要求に私は、目を丸くしました。
「は…っ早く…毒を吸い出してくれっ…!」
「す……」
私は、驚いて思わず身を引いて。
(えーーっ)
露出したダーク・シュナイダーの肌が私の目に、頭に痛烈に叩きつけられたのです。
0844名無しさん@ピンキー2019/06/23(日) 07:34:56.18ID:kA7kk+7E
「……もう少しムードというものを考えてほしいですね」
私はシースルーのドレスをおもむろに脱ぎ、ベッドに置いて下着姿になりました。
脱ぐ、という行為はそれ自体にときとして裸以上に相手の脳を興奮させる作用があるようです。ニンジャ砦で彼の脱衣に私が興奮してしまったように。
だから、私ももったいぶりながら脱ぐのです。ちょっとでも彼に興奮してほしくて。
「何度も色んなところ吸われてて今更だろ」
もうちょっと女心というものをわかってほしいものです。
彼は、私の脱いだドレスを手に取ると邪魔だと言わんばかりにベッドの向こうへ放り投げます。このドレスを選んだのは貴方だというのに。
私はそのまま乳房をブラジャーから解放し、その姿を光の下にさらして思春期の乳輪でダーク・シュナイダーを誘惑します。
その瞬間、彼の肉棒がピクリと反応したことが嬉しい。私の裸の乳房に、乳首に確かに彼は興奮してくれているのです。
「すました表情しててもお姫サマの二つの乳首がすっかりぷっくりできあがってるぞ」
「……カラダというものは正直なものです」
明らかに、私の乳首も反応して勃起しまっているので否定しようがありません。
「くくっ…、色つやもいいな。白い肌とのコントラストもなかなか…。しゃぶりがいがあるぜ」
彼は私の乳頭を注視しながら掌を私に向けます。私はそれだけでときめいてしまいます。
彼は、人差し指を上下左右に素早く動かして私の乳首をいじってきました。
「あっ!だっ…ダーク・シュナイダー…やっ…!!」
指の動きに合わせて動く桜色の突端。その絶妙な動きにすっかり私は翻弄されます。
喘ぎながら脱いだブラジャーを彼に手渡すと、彼は匂いを嗅ぎ、舌を這わせ、嬉しそうにしゃぶっています。本当に性欲旺盛な人です。
「ふうっ…残り香ですら肉棒にキクぜ」
一通りブラジャーを味を楽しんだダーク・シュナイダーはそれを放り、両手で私の乳首のビブラートを続けます。
「あ…やっ……は…」
「ますます、隆起して固くなってくるぞ。そ〜んなに気持ちいーかぁ」
「は…はい……わ…私も……」
不器用ながら、私も彼の乳頭と乳輪に指を這わせます。
「ククク…かーいーお姫サマだ」
私たちは一見すれば性を謳歌している男女に見えるのでしょう。それも間違いではありません。
何しろベッドの上で互いに恥部をさらしあい、そこを指で、唇で、いじりあっているのですから。
しかもみんなに秘密で。ひっそりと。こんな場所で。
乳繰り合う、とはよく言ったものです。
口に出すのもはばかれる関係ですが、忘れてならないのはこれはあくまで私の身体を冒す毒素の治療の一環だということです。
そう、毒の治療。ニンジャ砦で私の失態が招いてしまった結果。彼が治療を施してくれて、私はその患者にすぎないのです。
もっとも、最初は私が彼を治療する立場でした。

つづく
0846名無しさん@ピンキー2019/06/29(土) 21:24:38.52ID:1F6Fw6dl
寄生で書き込めませんでしたが、
いつも楽しみにしています。
0847名無しさん@ピンキー2019/07/07(日) 13:26:41.65ID:jkOwzuoQ
>>844のつづき

目の前には、毒に冒され仰向けに横たわるダーク・シュナイダー。
(くっ…口でそんなこと………)
男性のお腹に口を付け、あまつさえ吸い上げる。そのときの私からすれば、それはとてもはしたない行為で。
「はー、はー」
乱れるダーク・シュナイダーの息。
(でも…わっ…私の責任だもの…………どんな事でもしなくては…)
私の左胸が激しく鼓動を打って。恐らく、顔を真っ赤にしていたことでしょう。
(急がなきゃ…毒が…)
緊張に、手が震えて。裏腹に、ダーク・シュナイダーの腹部へと身を前のめりに顔を近づけて。
血が滲み出ている彼の傷口。それは、私を守ってくれた証。
私のために、負ってくれた傷。
すると、不思議なことに先ほどまでのためらいが嘘のように消えて。心は無になり、でもとても熱くて。
まるで彼の傷口に吸い込まれるように。
気づくと、私はダーク・シュナイダーの傷に口づけし、血を吸い出していました。 
「んっ…」
私の生涯で二度目の接吻の相手は、ダーク・シュナイダーのたくましく男らしい腹部だったのです。
「う…っ」
私のつたない吸引に反応する彼。
鼻にかかるダーク・シュナイダーの体臭。唇に感じる彼の体温。口の中に入ってくる彼の血の味。
口を離し、吸った血を吐き出します。
「はあっ…は…むっ」
再び、彼の傷口に口付けて、血を吐き出して、それを繰り返して。
広間の奥にある古代神の像が、そんな私たちを見つめている気がして少し怖かったですが、気にしている余裕はありません。
一刻も早く、彼を救い出さなければ。
彼を助けられるのは、私だけ。彼を癒してあげられるのは、私だけ。
この世界に、私だけ。
(ティア・ノート・ヨーコの魔法使い……)
こんな大変な状況なのにそのことが頭をよぎると、胸の高鳴りは甘いのに切なくて、苦しくて。
「う……もっと…もっと強く吸ってくれっ……」
「!」
彼が、私の頭を押さえてお願いしてきました。
「…………」
私の頭の中を、色々な感情が、思いがぐるぐるぐるぐる。彼の声が、ぬくもりが、私の中に流れ込んでくる。
止めなくてはいけない。何かわからないけど、それは止めなくてないけない。
それは、いけないこと。でも、
この気持ちは何か、知りたい、知りたくない、知りたい、知ってはいけない。
わかっているのは、私が心から願っていること。
(死なないで………!ダーク・シュナイダー…)
私は、彼の傷口を力強くせいいっぱい吸いました。
彼を救いたい。たとえ、私のすべてを捧げてでも。
今ならはっきりとわかります。あれは、恋のときめき。
これが、私の初恋の始まり。
そして、初恋の始まりは、同時に私とダーク・シュナイダーの性愛の始まりでもあったのです。
敵地の奥深くで、二人きりの世界で、私とダーク・シュナイダーは後戻りできない関係へと進んでゆくことになるのです。
0848名無しさん@ピンキー2019/07/07(日) 13:34:43.51ID:jkOwzuoQ
あのときと違い、嬉しいことに目の前の彼は元気いっぱいで、肉体もハツラツとしています。
でも、この人にすべてを捧げたいという気持ちは少しも変わっていません。
胸の高鳴りは、あのときよりももっと甘く、苦しく、切なく。
ニンジャ砦の大広間で私は、口を使って吸う、という行為は愛情を深める効果があることを知りました。
そして今、円形ベッドの上で私たちは向かい合わせに座り、脚を絡ませ、互いの乳輪に指を這わせ、いじりあいながら、相手の首元に唇を近づけます。
「「あ〜〜ん」」
何を言うでもなく。わかりきっているかのように。お互いに。
そして、上半身から噴き出る互いの汗に唇を寄せ、吸いあうのです。
「ちゅっ…ちゅっ…」
「ちゅるうっ…ちゅちゅ」
ときに、舌も使ってダーク・シュナイダーの男らしいニオイを鼻孔に感じ取りながら。
ダーク・シュナイダーが感じている私の味わいはどのようなものでしょうか。美味しく楽しんでくれていると嬉しいです。
もっとも、次から次へと汗は噴き出るのでこの行為に終わりというものはありません。
ですから、性的欲求をある程度高めあったら次のステップへ行きます。
「さ、お待ちかねの乳首吸引タイムだ。しっかりそのオッパイを支えな」
「……はい」
言われるまま、両手で私は乳房を支え、ダーク・シュナイダーの眼前へもっていきます。まるで、儀式のための供物のように。
「素直に応じるところがお姫サマのいいところだな。アイツと違って…」
「……アイツ?」
「いずれ、わかるさ」
「…………」
気になるところですが、私としてはすぐにでもダーク・シュナイダーに乳首を吸って吸ってしゃぶりまくってほしいという欲求が高まっており、ひとまず話を置いておくことに。
彼は、その両手で私の乳房を揉みまわし始めます。
「ふー、それにしてもまたチチがデカくなりやがって。フェロモンだけでなく女性ホルモンも出まくってるみたいだな」
私の胸は、もう巨乳と呼べるほど大きく発育していました。
「…あ…さ…さんざん貴方に揉まれたせいでしょうか?…はあっ」
もう、何度そうされたのか分かりません。
「だろうな。オレ様のマッサージは女のカラダにイーからな」
ダーク・シュナイダーは人間の肉体、特に女性の肉体とその成長や健康状態に造詣が深いことを、こうして密会するたびに思い知らされます。
もちろん、最も詳しいのは男と女の性に関して、です。
私も、ニンジャ砦での一件以来、性に関して勉強に励むようになりましたが、何分独学の部分も多く、とてもではありませんが彼の知識の深さに追いつけません。
0849名無しさん@ピンキー2019/07/07(日) 13:40:25.17ID:jkOwzuoQ
「ふー、いい弾力だ。揉みがい吸いがいがあるぜ。ちゅぶっ…」
胸を揉みまわしながら左の乳首に吸い付き、彼は私に女の悦びを教えてくれます。
「はあっ…だ…ダーク・シュナイダー…」
実を言えば、ダーク・シュナイダーに乳首を見せること、吸われることを許したのはここ最近のことです。
それまでは衣服越しにいじられることはありましたが、それすら私の治療に必須の行いではありませんでした。
ですから、一国の王女として何度物欲しそうな目で見られても乙女の乳首を見せることだけは最後まで控えようとしていたのですが…
結局私は恥じらいを捨て、すべてを、生まれたままの姿をダーク・シュナイダーにさらけ出す覚悟をしたのです。
こうしてダーク・シュナイダーとの関係を深めることも、いつまでできるかわからないのですから、後悔のないように、と。
彼に初めて乳首をさらして以来、毎回彼は私の乳首を吸いたてます。
左の乳首が吸われる中、右の乳首が指でつままれ、こねられ、いじられ、そしてピンと弾かれて思わず私の身体はわななきます。
「あっ…ああああ…」
彼のために尽くす喜び。
以前はせいいっぱい否定しようとしていた気持ち。
でも、今では認めています。
私、シーラ・トェル・メタ=リカーナはダーク・シュナイダーを愛しています。
貴方の望みが世界でも構わない。私をお望みなら差し上げます。
貴方を想う気持ちは止められない。
「むふう…先端の…コリコリ具合も…ちゅばっ……いー感じだ」
「あ…ああ…あ…」
赤ちゃんのように無邪気に私の乳首を求めるダーク・シュナイダー。
彼の吸引に、ただただ悶える私。乳腺への舌の刺激に思わず彼の頭部を抱きしめます。そして、彼の頭をより私に近づけるのです。
私のときめく心臓に少しでも彼を近づけたくて。少しでも、私の気持ちをわかってほしくて。
「ちゅううう…ちゅぶうっ」
「はあっ…あ」
ああ、私の可愛い人。
貴方のせいで、私はこんなにも熱い。こんなにもどんどん溢れてしまう。
下着がもう、おもらししたかのようになっています。
貴方のために、私の肉体で何かする。感謝と尊敬と愛情をこめて。それが、私の喜び。
おヘソに当たる貴方のモノの脈動が、お腹の肉越しに私の胎内へと熱く甘い響きを与えてきます。
ニンジャ砦で傷口を一生懸命吸っていたときの私は知る由もありませんでしたが、服の下で、私の顔の近くで、唇の近くで、コレはすでに動き始めていたのでしょうね。
熱を持って、脈動して、少しずつ蠢いていたのでしょうね。
私の中に差し入れるために。その中に出すために。
私を、おしゃぶり治療という新たな世界へ導こうと。

つづく
0850名無しさん@ピンキー2019/07/07(日) 19:53:30.11ID:HW+h9+hb
乙です
シーラ様は真面目で素直で最高のお姫様
メタ=リカーナ400年の至宝
アイツ伏線回収楽しみです
0852名無しさん@ピンキー2019/08/11(日) 09:23:24.70ID:COcMrqIV
執筆再開しました
投下はだいぶ先になると思うので気長にお待ちください
0853名無しさん@ピンキー2019/08/11(日) 10:15:23.91ID:0ronfL6H
>>852
俺たちは待つことには慣らされている!
自分のペースで執筆するがよい!!
0855名無しさん@ピンキー2019/09/15(日) 22:48:55.17ID:LDA0b2Tm
>>849 のつづき

初めての性交渉を初体験といいます。私はまだ経験がありませんが、私がニンジャ砦で体験したことは、それに匹敵する出来事だったのではないでしょうか。
本来は子供や、場合によっては私の年齢でも耳にしてはならない出来事なのでしょう。
そう、あの場所で、毒を吸い出すだけでは済まない展開が私を待ち受けていたのです。
私は苦しんでいるダーク・シュナイダーから効率よく毒を吸い出すため、いろいろな角度から彼の傷口を吸ってみました。
「ちゅう…。はああ」
呼吸を荒げている彼のお腹や太腿に手を這わせ、身体をくねらせ、唇の形を変え、吸い方を模索して。
「ちゅ…ちゅぶ。ちゅ〜。ハア…」
息苦しさのあまり目が涙でにじみます。でも、たとえどんなに息苦しくても私の口でダーク・シュナイダーを癒す。私の責任なのだから。
力強く吸うと、彼の身体もピクンピクンと反応していました。
やがて、見る見るうちに傷口が塞がっていきました。これも魔法の力なのかと感心しながら舌を這わせます。
ダーク・シュナイダーの傷口の周りには、彼の血より私の唾液の方が多くなっていました。
「ちゅ…ちゅる…ハッ…ハァ……」
「く…その調子だシーラ…だいぶイイ感じで毒が抜けてきたぞ……」
その言葉に嬉しくなり一生懸命唇を押し当てていた私は、スカートがまくれ上がっていること、彼が上半身を少し起こしたこと、そして彼の右手が私のお尻に迫っていることに気づきませんでした。
だから、私のお尻はそのままもろに彼の鷲摑みを受けてしまって。
「はぁっ!!」
その瞬間、思わず傷から口を離してしまいました。
(な…何を…)
臀部の肉が彼の指によって力強く締め付けられて、私は太腿を震わせ涎を零しながら悶えます。
「あっ、あ」
そのまま、彼の手は私のお尻を揉みまわしてきます。悶える私は汗を振り乱し、母の形見の首飾りが揺れてちゃらんと軽い音を立てます。
「あああ」
お尻を触る、お尻の肉を揉み回まわす、これらは性的に意味のある行為です。
夫婦間や恋人どうしのコミュニケーションとしてだけ許される、そのはずです。
例外として、性欲を満たすための性風俗のお店では、金銭と引き換えに許されるようです。
そうでなければ慎むべき行動ですが、生きるか死ぬかの現場では規律が乱れそういったことも横行してしまうようで。
ダーク・シュナイダーが慎み深い人でないことはこれまでの彼の行動、言動で私もよく理解していました。ですから最初は彼が欲望のままに私のお尻を触りにきたのかとも思ったのです。
しかし、その指使いには優しさというものはなく、ただただ痛くて。
「もう…少しで…俺様の解毒酵素の分解スピードが…毒の力を上回る…それ迄…」
彼が息を乱しながら私に話しかけてきました。
(あっ。く…苦しいのですかダーク・シュナイダー!?苦しいのですね!?そ…っ、それで思わず…)
私のお尻を掴んでしまったのだ、と私は理解しました。
焦りのせいなのか、このときの私は冷静な判断がつかなくなっていました。
だから彼の手を払いのけることもせず、彼の苦しさが少しでもまぎらわせられるならば、とそのままお尻をさわられることを受け入れてしまったのです。
「あっ!ああああ」
(わ…私…がんばります!!だ…だから…)
悶えながら、口を唾液で溢れさせながら、ダーク・シュナイダーのお腹に一生懸命舌を這わせるのですが……
(そっそれ以上内側に…指を動かしてはダメです――!!)
そう。彼の指が、私のお尻を揉みながらじわじわとその内側へと迫ってきたのです。
0856名無しさん@ピンキー2019/09/15(日) 22:58:54.94ID:LDA0b2Tm
その先にあるのは、布地に隠された女性の最も大事な部分で。
私は、ソコへたどり着かせないよう左手で彼の右手を押さえます。でも、所詮は女の力。男の力にはかなうはずもなく。
(ダメ―――!!!)
彼の右手を抑えることは叶わず、ダーク・シュナイダーの指先が私のパンティーのクロッチに触れ、
「あっ!」
それだけでは飽き足らず、その内側へと入ってきて。
「あ」
薄い生地に覆われ、隠されたソコは、年頃の乙女にとって決して侵入されてはいけない場所です。ですが、彼はとうとうその部分へたどり着いてしまったのです。
「あっあっああああ〜!!」
私の、デリケートゾーン。
秘所。陰部。ほと。女性器。ソコへ初めて、直接、男性の指が。
私は激しい刺激と恥ずかしさに悶えて。今まで以上に声を出して。その声が広間にこだましました。
彼の指が力強く私の大陰唇をこすり、やがて小陰唇へと、膣口へと迫ってくるのです。
「ダメ…!!」
さすがにこれ以上はと声に出しました。ですが、拒絶の意思を示すには、あまりに遅すぎました。彼の指の圧力がどんどん強くなるのです。
(こ…こね回さないで〜〜)
私は、ダーク・シュナイダーのお腹に突っ伏して、喘いで、心の内でお願いをしましたが叶うはずもなく。
生の彼の指の刺激は、そのこね回しは、ハシゴで体験したときよりも直接的で、具体的で、何より…そう何より気持ち良くて。
まるで大事な何かを探るように指が動き、でも容赦なく、力強く、私をおかしくさせてゆくのです。
毒の苦しさで思わずやってしまった行為にしては、あまりにも的確に私を責めてくるのです。
でも、何故なのでしょう。ティアを救うため、ガラのもとへ行くため、一刻も早く毒を吸い出さねばならないはずなのに、何故、私の毒の吸い出しを邪魔するような行動を彼は…
すると、目の前ではさらなる異変が。
彼の下半身を、股間部分をかろうじて覆い隠していたローブが大きく盛り上がりだしたのです。
それが何なのか、予想がついたはずなのに、私はそこに目をやってしまいました。そこから目をそらすこともありませんでした。
いえ、わかっているからこそ、そらすことができなかったのかもしれません。
やがて、ソレは勢いよくローブをはねのけたのです。
「あ…ああ…」
現れたその全貌に、私は言葉を失くしました。
彼の封印が解けるたび、私はソレを遠目で目撃してきました。それが間近に、目の前に露出し、そそり立ち、揺れているのです。
そう、露になったのはまぎれもなく、彼の男性としての象徴。男性器、陰茎と陰嚢でした。
これまで、お城で何度も私を惑わせたモノ。そして夢の中にまで現れたモノ。
ですが、それは今までとは違うモノでもあって。
それは力強く、天井へ向かって聳え、根元には銀色のちぢれた毛がみっしりと生えていました。そして、先端部からはとろっとした白い液体を噴き出しているのです。
王女でもあり、白魔術を指導されている清らかな乙女としては、ソレからすぐにでも目を背けるべきだったのでしょう。ですが、目をそらせないのです。目が離せないのです。
それほどに、それほどまでに、私には彼のモノが…
白状します。認めます。
興味深く、魅力的だったのです。
0857名無しさん@ピンキー2019/09/15(日) 23:12:49.15ID:LDA0b2Tm
まったく、王女とは、清らかな乙女とは、何だったのでしょう。
私も、男性の肉体に興味津々なただの思春期の女でしかなかったのです。
それは、彼と毎日密会するようになった今も何ら変わりません。
「だ…ダーク・シュナイダー…美味しいですか?ああっ!」
ベッドの上で乳房を揉まれ、乳首を吸われ、悶える私。
「ああ、お姫サマの乳首はうまいぞ。よし、次はこっちの乳首を吸ってやる。空いた方の乳首はオマエがつまんでしごくんだ」
そう言って左乳房を掴んで彼の唾液まみれの乳輪を私に向けてきます。
いつもながらの突然の要求。
「えっ…だ…ダーク・シュナイダーが交互に吸いつづけてくれれば…」
「…いつもやっているようにやればいーだろ。むちゅむちゅ。ちゅぶうっ」
「い…いつもってそんな……ああっ…」
「してないのか?」
「!?しっ…………してます……」
「誰のことを考えてだ?」
「……あ、貴方のことを……」
「もっとはっきり言いな。でないと……」
「だ…ダーク・シュナイダーのことを考えながら私は…………」
「何だ?」
「……乳首をいじっています……」
「乳首だけじゃないな?」
「…女性器も……」
「ん?」
「……おま〇こもいじってます…………」
ああ、とうとう言ってしまいました。彼の言葉攻めは一国の王女に対しても容赦ありません。
「ちゃんと言えたごほーびに乳首吸引を強化してやろう…ちゃ〜んといじくるんだぞ。あいている方の手はクリをクリクリしとけ。じゃーいくぞ」
そして、彼は再び私の乳房を揉みながら左乳首をちゅうちゅうと吸い出します。
「はぁっ…ああっ!」
言われるままに、私は右手で右乳首を摘まみ、左手を下着の中に忍ばせ、指でもっとも敏感な部分を探り当てます。
「あっ」
そして、右手で乳首をしこりながら左手で陰核の包皮を剥いたりかぶせたりします。
「あっあああああ!!!!」
とても民には聞かせられない淫らな声が口から発せられてしまいます。
「いー声で鳴くじゃねーか、お姫サマ。くっくっく…耳心地のによさに俺様の肉棒がさらにガチガチになってきたぜ」
(に…く…ぼう……が…ガチガチ…ああ……)
気持ちよさに流されないよう抵抗しつつ下を見ると、確かに彼の股間のモノが立派に固くそそり立っています。彼の性欲が勢いよく高まっているのです。
私の性欲も高まっていって、ああ、あぁ…欲しくて欲しくてたまりません。
だから、ダーク・シュナイダー、早く。また、私に与えてください。
治療でもいい。お仕置きでもいい。調教でもいい。
すごく大きくて太くて熱くて愛おしい、貴方のモノを。
あのとき、私をうまいこと言いくるめて、握らせて、咥えさせて、しゃぶらせたみたいに。

つづく
0858名無しさん@ピンキー2019/09/16(月) 05:35:12.08ID:hcCkdbmq
>>855-857
乙です
「私のデリケートゾーン」からの「おま〇こ」いいですね
続き楽しみにしています
0860名無しさん@ピンキー2019/09/21(土) 23:24:59.96ID:eV2h5ufG
訂正です
>>857の後半で左右が逆になってます
失礼しました

そして、彼は再び私の乳房を揉みながら右乳首をちゅうちゅうと吸い出します。
「はぁっ…ああっ!」
言われるままに、私は左手で左乳首を摘まみ、右手を下着の中に忍ばせ、指でもっとも敏感な部分を探り当てます。
「あっ」
そして、左手で乳首をしこりながら右手で陰核の包皮を剥いたりかぶせたりします。
0861名無しさん@ピンキー2019/09/24(火) 05:54:14.43ID:cI0qUXcQ
ここまで書いてて困っているのがこの二人トイレどうしているんだろうという点
突入してもう3時間ぐらいたっているのかなと思ったのですがだとするとこのまま69にいったら飲尿展開になりかねない
それでもいいのかもしれないけど嫌がる読者もいそうだし
実はまだ突入して1時間しかたってないとかのほうが無難でしょうか
0862名無しさん@ピンキー2019/09/24(火) 23:49:00.07ID:IF9RujXO
飲尿とか失禁とか個人的にはやめてほしい
そういうのは
0863名無しさん@ピンキー2019/09/25(水) 03:58:17.45ID:H6aLAp3w
>>862
ではまだ突入して1時間ぐらいにしておきます
コンセプトとも若干ずれますしね
0864名無しさん@ピンキー2019/09/30(月) 00:46:15.69ID:yXdfD0v6
シーラ様SSで盛り上がっているところ悪いですがミカエルのSS投下しても良いでしょうか?
0866名無しさん@ピンキー2019/09/30(月) 17:42:10.68ID:sE6Kq4Eg
DSとミカエルの絡み?

ベルゼバブの命を受けたコンロンにより堕天させられかけていたウリエルを消滅させるべく、ミカエルは火力最大顕現を放った
その威力は超新星にも匹敵するとされ、無効共鳴を持つコンロンには通用しないながらもその居城であるエイヴィヒカイトをも半壊させた
そして爆炎の中から現れたものは…

銀髪の魔人
最強の魔法使い
ダークシュナイダー
先のコンロンの攻撃で粉々に砕かれた体はミカエルの炎を吸収して復活を遂げ、その裸体を晒しながら力強く大地に立っていた
そしてその肩には無力化され、背中の羽を失ったミカエルをかついでいた
さらに驚くべきことに周囲の人間を結界で護っていた
「アイツ…ミカエルの炎を喰ったのか。しかも人間たちを守るために力を割いていたとはね」
その様子を水晶玉で見ていた悪魔王の一人ベルゼバブも驚嘆するほどの業をDSはやってのけたのだ
0867名無しさん@ピンキー2019/09/30(月) 17:43:10.25ID:sE6Kq4Eg
DSは肩に担いでいるミカエルの尻を戦利品を愛でるように優しく撫ぜていた
「うっ…」
朦朧としていたミカエルが目を覚ます
体に力が入らない
それどころか人間の肩に軽々乗せられて躰を弄ばれている
「目が覚めたか」
DSの指がミカエルの尻肉に食い込む
「DS…!貴様何をっ…あっ…」
肩を動かしてミカエルの恥部を刺激した
「まだ立場わかってねーみてーだな」
尻の愛撫を続けながら小刻みに肩を動かしてミカエルを弄ぶ
(こ、こんな…人間に躰をされるがままにされるなんて…あっ…)
DSは眼前の魔神コンロンを一瞥してミカエルをゆっくりと肩から降ろし、その女体を背後から抱きしめた
肩を湿らせたわずかな愛液を見てDSは微笑む

そしてDSは宣言する
「うっとーしい天使も!」
左手でミカエルの乳房を鷲掴み、
「薄汚ねぇ悪魔も!」
右手の指をミカエルの剥き出しの膣口に突っ込み、
「男は一匹残らずぶち殺して!」
ミカエルの乳首を指で擦り、
「俺様の地球からたたき出し!」
ミカエルの膣壁をまさぐり、
「女は無力な肉奴隷に調教して!」
ミカエルの震える膝に足を絡ませ、
「俺様のハーレムに入る至福をくれてやる!」
ミカエルの首筋から頬にかけて舌で愛撫した
DSは近くにいた小柄な少女を見据え
「DS様の活躍よ〜くみとけよ…」
ミカエルの秘所からとめどなく溢れ出した愛液を逸物に塗りたくり、
「濡れるぜ…」
その逸物が天を衝く勢いでそそり立つ
神も魔も女である限り屈服させる聖なる肉棒が脈打つ
0868名無しさん@ピンキー2019/09/30(月) 17:45:02.38ID:sE6Kq4Eg
もはや赤子の手をひねるよりも簡単にミカエルの両手を近くの岩にあてさせ、立ちバックの姿勢で尻を突き出させた
悪魔に捧げられた生贄のように、あるいは男の所有物の肉奴隷のように
ミカエルは恐怖と、恍惚と、不安と、切なさと、屈辱と、愛おしさが入り混じったような得体のしれない感情の中にいた
これを受け入れたら天使としてとどめを刺される
しかし抗いがたい
人間の罪深い遺伝子が子宮に注がれてしまう
だが肉の躰を持つ女性としてそこに悦びを感じているのかもしれない
天使が人間の手で堕とされてしまう
なのに愛してしまいそう
今後ろにいる屈強な雄がか弱い雌を獣のように喰らおうとしているというのに
「美しく、そして激しい運命の芸術的一撃…」
DSの指がミカエルの尻肉に食い込む
触れ得ざるその陰唇を指でこじ開けながら聖なる肉棒の先端をあてがい…
ミカエルは抵抗の無意味を悟り、力を抜き…
0869名無しさん@ピンキー2019/09/30(月) 17:45:40.35ID:sE6Kq4Eg
「喰らいやがr」
「だめなの〜!!!」
ガブリエルの飛び蹴りがDSの淫行を阻止した
あの大天使長が無力化された千載一遇のチャンスを前に我を忘れたDSはガブリエルの存在を失念していた
ミカエルの貞操はかろうじて守られた
しかし力なく倒れたミカエルの粘膜は主を求めるかのように愛液を垂らしながら口を開いていた
あの先に続いていたのは凌辱だったのかあるいは歓喜だったのか
悶々としたままミカエルは再び意識を失った
そんな中痴話喧嘩を続けるDSとガブリエルをコンロンが憤怒の表情で睨みつけていたのだった
もう茶番は終わりだといわんばかりに
0870名無しさん@ピンキー2019/09/30(月) 17:46:29.45ID:sE6Kq4Eg


お目汚しなうえにあっさりしててすみません
0871名無しさん@ピンキー2019/10/15(火) 23:26:35.73ID:xlRHoK/t
ミカエルはもうビュルビュル発情してくれてていい
連載再開する見込みないだろうけど
0873名無しさん@ピンキー2019/11/10(日) 15:03:56.19ID:aZbjrzHo
>>857 のつづき

男性器、陰茎、ペニス。
幼児語でちんちん、ちょっといやらしく言うとち〇ことかち〇ぽとか言います。これらに、お、をつけると少し優しい言い方になります。
男根のような別称もありますが、ダーク・シュナイダーは肉棒という言い方を好みます。
言いえて妙だとも思うのですが、後で辞書で調べたらその言葉は載っていませんでした。辞書にはすべてが載っているというわけではないのかもしれません。
ぼかした言い方をしたければ、モノ、と言うといいようです。殿方の股間からぶら下がっている立派なモノ、という具合です。立場のある人間が男性器について言及しなければならない場合はそう表現するといいのでしょう。このころの私もそうでした。
その特異でキノコの子実体のような形をした器官は、女性器、すなわち膣に差し込み、男性の遺伝子を精液として女性の胎内に送り込む役割があります。
その目的は生殖、すなわち子作りです。精液に含まれている精子という鞭毛運動する細胞が女性の胎内にある卵細胞と融合することで、受精が成立し、男性と女性の遺伝子が混ざり合い、両方の特徴を備えた新たな生命が女性の子宮に宿るのです。
そのため、男性器は性的なふれあいによって大きく、硬くなり、女性と交わりやすくする性質があるとのことです。
それゆえ、男女の性器は交接器とも呼ばれます。構造的に凹凸の違いが男女にあるのはこのためです。
そう、生物の構造には何らかしらの理由があるのです。男女の構造の違いとは、結ばれ、一つになるためなのです。
そういったことは、知識として知ってはいました。子供のころはなぜ殿方の泌尿器は女性と構造が違うのか疑問に思ったものです。男性器は泌尿器と生殖器を兼ね備えた器官なのです。
ですが、あの日、ニンジャ砦の大広間で私の目の前に現れたダーク・シュナイダーの男性器は、先ほどのようなことでは説明ができないほど巨大でした。
(は…ハレています…!)
少なくともそのときの私はそう思ったのです。とてもではありませんが女性器に納められるような大きさではないと。ですから…
(毒のせいで……!!?)
そう考えてしまいました。
男性の勃起は、性的でない興奮時や環境の急激な変化、生理不順、睡眠からの覚醒時にも起こるので、誤解や失礼の無いようにしなければならない、そういったことも耳にしていたためかもしれません。
何しろ彼の通常時の勃起の大きさなど、このときの私は知る由もなかったのですから。
(こっ…こんなにはちきれそうに張りつめて…くっ苦しそうです。それに……凄く反り返って…………!!!)
高鳴る鼓動、熱くなる身体、震える唇。
大きく膨れ上がった男性器に嫌悪感よりも興味が、恐怖よりも興奮が勝っていました。
目から数センチしか離れていないため、浮き上がった血管がどくどくと脈動しているのがはっきりとわかりました。それと同調するように私の心臓がドキドキと激しくなり、呼吸も荒くなっていって。
相変わらず私の股間部分はダーク・シュナイダーの指先によってこねまわされつづけ、その奇妙な快感と目の前のあまりに巨大な男性器が、私の思考をさらにかき乱していったのです。
愚かなことに、毒を吸い出すことすら頭から吹き飛んでいました。私は圧倒され、何やら汗がどうしようもなく噴き出ます。
ただただ、己の存在を主張し続けるダーク・シュナイダーのペニス。まばたきするのも忘れて私は目を見開き、眼球にその雄々しい姿を焼き付けていました。
「シーラ」
呆然と口を開いたままの私に、ダーク・シュナイダーが話しかけてきました。
「そいつをニギってみろ」
その言葉に驚きのあまり、身体が金縛りにあったように動かなくなりました。
聞き間違いではないかとも思いました。ですが違ったのです。
「は…早く…」
彼は息を荒げながらそう言うと、動かない私に業を煮やしたかのように、左手で私の右手を取り、股間の強靭なモノへ導こうとします。
「え、え…。ぁ、あの…。でも…っ」
私はただうろたえるばかり。もちろん、握ったことはおろか、触れたことすらありませんでした。
そもそも、他人の男性器を一国の王女が触れていいものなのか、握っていいものなのか、そのようなことは許されることなのか、私には理解の及ばぬことでした。
しかし、力強く、それでいて優しく、丁寧にその肉の突起へ導こうとするダーク・シュナイダーに私はなすすべもなく。
「あああ…」

にぎっ!

しっかりと握らされたのです。ダーク・シュナイダーの股間のモノ。その柄の部分を。
全身に戦慄が走りました。
0874名無しさん@ピンキー2019/11/10(日) 15:32:41.70ID:aZbjrzHo
(あああ…!!熱い…。こっ…こんなに太くて、こっ…こんな、こんなに……。スゴク堅くて…どんどん脈打っています…)
初めて触れる男性器の感触。力強くて、暖かくて、生命力に溢れていて、何より漲っていたのです。
私の腕ほどに太く、それでいてちょうど手で握れるほどの太さ。まるで私の掌のためにあつらえたかのように。
だからなのか、彼の手が離れても私はその手を離すことはなかったのです。
人差し指だけ先端部、いわゆる亀頭と呼ばれる部分にも触れてしまい、その先にある縦に走った亀裂から漏れ出ている白い液体が人差し指に触れ、指の付け根へと伝ってきます。
初めて目撃し、感じ取った男性由来の粘液に私の手が震え、彼のモノも揺れて、私の掌に命の息吹を伝えてくるのです。
先端部と柄の部分の間には窪みがあり、そこに皮が折りたたまれているのがわかりました。陰核の包皮と同じで膨れ上がっていないときはこの皮が先端部分を包み隠し、保護することになるのでしょう。
今はそれがめくり上がり、ホオズキのような先を露出しているのです。
広間は薄暗かったのですが、確かに先端部は質感や色合い、光沢も違っている気がしました。皮膚ではなく粘膜部分が露出している、ということでしょうか。
つまり、私がそれまで目撃してきた彼のモノはまだ服を着ていた状態。包皮を脱ぎさり、恥ずかしげもなく裸の頭を出したこの状態こそがダーク・シュナイダーの男性器の本来の姿であり、その意味では私はこのとき初めて男性器のすべてを目の当たりにしたことになるのです。
ティアはもう見たことがあるのでしょうか……?ダーク・シュナイダーのこの状態を……?
「いいか…これから俺のする話を注意深くおちついて良く聞くんだ。俺様とオマエの命がかかっている。…いいな?お姫様」
ダーク・シュナイダーの太いモノを握らされ、困惑している私に彼はゆっくりと語りだしました。
長かったので少し割愛しますがそれによると、解毒の第一段階はほぼ終わっているのですが、毒素を完全に駆逐するには体から分泌される無毒化された物質と抗毒酵素を吸い出す必要があるそうです。
そして、私の口腔粘膜も毒素に冒されている可能性があり、このままでは私の命も危ないとのことです。
「ひょっとしてオマエのカラダにシビレた様な感じがあるんじゃねェのか!?」
(ああ…そ…そう言えば…)
確かにしびれたような感覚はありました。今思えばそれは毒素のせいだったのか、ダーク・シュナイダーにお尻をしつこく撫でさすられたあげく、股間をいじられたせいなのかはわかりません。
ですが、そのときの私はそれが毒素のせいだと思いました。何より私のせいで苦しんでいるダーク・シュナイダーがそう言うのですから。
ただ、違和感はありました。彼の口調や言動が今までと少し違っている、そんな気がしました。
そして、彼は次のように続けたのです。
「シーラ、オマエはこの肉棒から溢れ出る抗体をおしゃぶりで吸い出し、一滴もこぼさない様に飲み込むんだ!!!!」
0875名無しさん@ピンキー2019/11/10(日) 15:40:12.97ID:aZbjrzHo
…………耳を疑いました。
理解ができませんでした。
でも、必死で頭を働かせました。
傷口に直接口を当てたのですから私も毒素に冒されている可能性があることはわかります。
ですが、ダーク・シュナイダーのモノから溢れ出ているこの白い液体が、彼の言う無毒化された物質と抗毒酵素なのでしょうか?それとも抗体なのでしょうか?酵素と抗体は違うもの?なぜそれらがよりによって男性器の先端、それもおそらくは尿道口から溢れ出るのでしょうか?
これを私が飲む必要がある?直接?口で?おしゃぶりで?一滴もこぼさない様に?そもそもこの白く粘り気のある液体はダーク・シュナイダーの精液の類ではないのでしょうか?
命の危機に瀕したため、もしくは生理不順のために男性器から漏れ出てしまっているものなのではないのでしょうか?
やはり、理解ができません。考えが追いつきません。
ですが、彼は私の頭を押さえつけ、人が変わったように、畳み掛けるように、次々に言うのです。
「生きる為に!!!オマエのその柔らかく湿った生暖かい唇と舌とノドの奥で!この肉棒をしゃぶってしゃぶってしゃぶりまくって、ドロリと溢れ出す熱い解毒酵素を吸い出すんだ!!!!」 
「オマエのお姫様ぶった口の中にオレ様が抗体をたっぷりと注ぎ込んでやるから、一滴もこぼさない様に一生懸命受け止めろ!!!」
「受け止めたら口の中全部にくまなくゆき渡らせ、じっくり!ねっぷり!!ころがす様に!!!よーーく味わってオレが、いい、と言ったら飲み込むんだ!!わかったな!!!?」
「さァイケ!!!シーラ!!!しゃぶり方は俺が教えてやる!!!早くしねェか!!!!グオー毒が…毒が回ってきやがったーー!!!」
その勢いに負けて、私は思わず、
「はは、…はいっ!」
肯定の返事をしてしまったのです。彼の局部を見つめ、そこを握りしめながら。
0876名無しさん@ピンキー2019/11/10(日) 15:50:47.08ID:aZbjrzHo
もしあのとき断っていれば、ダーク・シュナイダーの望みを受け入れていなければ、私たち二人はこうしてベッドの上で性の享受にふけるようになることもなかったのでしょうか。
「ちゅうう…むちゅううう……」
「はああ…あっ……あああっ……」
ダーク・シュナイダーと脚を絡ませあって向かい合い、乳房を揉まれ、乳首を吸われ、彼の言われるまま自慰行為をさせられることもなかったのでしょうか。
「ちゅうううう!!!」
「あっあああああ!!!!だっ…ダーク・シュナイダーぁぁぁぁ!!!!」
私は、左胸の突端と下着の中の秘部の突端に手を忍ばせ、臣民には決して見せられぬ行為をしながらも、ダーク・シュナイダーの股間の突端を眺めて、あの大広間で起こった秘め事に思いを馳せていました。
あのときと同じように、先端の縦に走った亀裂は白く粘性のある液体を漏れ出しながら力強くそそり立っています。
ここ最近は毎日のように見ている、いえ見させられているのでもう見慣れてしまいました。でもまったく見飽きることはありません。むしろ興味はより深まるばかりで…
「どーした…。そんなに俺様の聖なる肉棒が恋しいか。欲しいのか」
「…………」
素直に「はい、欲しいです」、とは言えません。そういえれば気は楽なのですが。
王女としての立場がある以上、あくまで治療の一環、そういった形を取らなければ、民を、そして何よりティアを裏切ることになってしまいます。
だから、私は目で訴えるのです。上目づかいで。目を潤ませて。
ください、と。口では言えないから。
すると、彼はほんの少し微笑むと私の下着のクロッチの中に右人差し指を入れ、太腿の方へ引っ張ったのです。
「えっ!」
やっとここも脱がされる、そう思ったのですが違いました。
何と、彼は私の股間と下着の間に少し隙間を開けると、左脚を通す穴から勃起した男性器を差し入れてきたのです。
膣に挿入しようとしたわけではありません。そのままお腹側の穴から先っぽがにょっきりと顔を出しました。
下着の締め付けで私の性器と彼の性器がぴったりと重なります。下着の内側には彼の陰嚢も入り込んでいます。
「だ…ダーク・シュナイダーっ?!これは…」
「オマエがあんまりコイツをもの欲しそうにするから、身をもって体験させてやろうってんだ。どうだ、マタに熱いモノを感じるだろう?」
「は…はい。ま…まるで男の人になったみたいです……。男の人は…常に股間にこういったモノをもっているのですね。何か、とてもヘンな感じで…」
こんなにすごいモノを持っている男性はそうはいないのだろうと思いますが。
前後逆の状態とはいえ、まるで股間から巨大なモノが生えているかのような感覚に新鮮さを感じます。それにしても本当にすごい強靭さです。動くとき邪魔にならないのでしょうか。
「ふっ…シーラ、そいつをニギってみろ」
あのときと同じ、悪魔のささやき。
「はい…」
彼のモノに対するためらいはもうなくなっていました。むしろ積極的にというか、望むところというか。両手を自然と差し出してしまいます。
下着から顔を出している部分に両手を添え、そっと握ると、それはあのときと変わらず熱くて、太くて、すごく堅くてどんどん脈打っていました。
その芯の部分で男性の、いいえダーク・シュナイダーの力強さを感じるとともに柄の部分の皮膚の感触と先端の粘膜質の感触のギャップが味わい深いです。
私の手の中にある、かけがえのないもの。愛おしいもの。
いきり立ったダーク・シュナイダーのモノは熱く脈動し、私の股間には彼のみっしりと毛が生えた袋状の陰嚢、そしてその中にある二つの睾丸の存在も確かに感じます。その異物感を、私の局部が敏感になった神経を通してはっきりと感じ取るのです。
この中の精巣が活発に活動し、体液を作り出し、分泌して、粘性のある白濁液を男性器の先端の尿道口から染み出させているのです。
その姿はあのときと何も変わらない。
でも、私の方はすっかり変わってしまいました。シーラ・トェル・メタ=リカーナは身も心も貴方の、ダーク・シュナイダーの性の虜へと成り果ててしまったのです。
貴方のたくましい男性器に、生まれて三度目の接吻をささげてから。
…ダーク・シュナイダー。あのとき、あの場所で起こった出来事は、運命のいたずらが重なった偶然だったのですか?
それとも、誰かさんによって仕組まれた必然だったのですか?

つづく
0877名無しさん@ピンキー2019/11/10(日) 17:33:06.04ID:hZbc2qZP
>>876
乙です
深夜の王国図書館で辞書で卑猥な言葉を引くお姫様最高
続き楽しみにしています
0878名無しさん@ピンキー2019/11/13(水) 23:49:23.96ID:b299DCog
おしゃべり治療のあとがきのところがどのように描写されるのか
今から楽しみです。
0880名無しさん@ピンキー2019/12/21(土) 22:17:54.87ID:ANt1XKS0
>>876のつづき

おとぎ話では、魔法使いに騙されたお姫様は勇敢な王子様や騎士の方に助け出され、その人と結ばれて幸せになるそうです。
ですが、そのようにうまく事が運ぶなどそうそうないと私は考えます。王子様や騎士に助け出されず魔法使いにずっと騙されたままのお姫様もいるはずです。
もっとも、騙され続けるお姫様が不幸なのかどうかはそのお姫様本人にしかわからないことではないでしょうか。そのように今の私は思うのです。そう思うようになったのは、そう、あのとき、あの場所で、あのことが起こってから。

立て続けにいろいろなことが起こったり、外の様子がわからなかったりしたため、時間の感覚があいまいでしたが、ダーク・シュナイダーとともにニンジャ砦に侵入して1時間ぐらい経ったころのように思います。
ティアがガラにかどわかされて丸半日、ティアはずっと私たちに助けを求めていたはずです。そのティアを救うため、私たちはニンジャ砦の奥深くまで入ったのです。
ですが、運命の流れというものは予想もつかない方向に変わるもので。
古代神の祀られた大広間で、私は仰向けに横たわるダーク・シュナイダーの露出した下半身を眺め、そのそそり立った男性器を握りしめていました。
そして、体勢を整え、先端部の延直線上に顎先を持ってゆくと、顔を傾け、唇をそこへ向けました。
彼に指示された通り、先端から溢れ出る抗体を、私の口で吸い出すために。
激しい動悸に、私の全身を熱く血流がめぐり、呼吸は荒くなり、汗が噴き出て、手足が小刻みに震えます。
反り返っている陰茎の角度を左手で少し修正し、まっすぐ上を向かせました。その位置で固定するために手を根元に移動させると、ふさっとしたダーク・シュナイダーの陰毛の感触が掌に伝わります。
ティアを助け出すために来たというのに、まさかこんなことになるなんて。
私のお尻にはダーク・シュナイダーの分厚い右手が添えられ、時おり指先が下着越しに両脚の付け根をなぞり、私を惑わせます。
そして、かつてないほどの緊張に襲われながら、私はゆっくりとダーク・シュナイダーのモノに顔を近づけてゆきました。
(ああ…何かがにじみ出て…ダーク・シュナイダーのニオイがします…)
お城で、そしてニンジャ砦に入ったばかりのときにその屈強な肉体に抱かれ、そのとき微かに感じ取った彼のニオイと同じものでした。男らしくて、心地よくて、でもどこか危険な、そんなダーク・シュナイダーの体臭。
それをより強く鼻の粘膜で嗅ぎ取ります。
ですが、それだけではない独特で刺激的なニオイも混ざり、熱を帯びて私の鼻孔に刺さってきます。
「ごく……」
思わず固唾を飲み込みました。
これから私は、彼の言う通りダーク・シュナイダーの男性器に口を当て、溢れ出ている抗体を吸い出さなければなりません。飲み込まなければなりません。
そう考えていました。私たち二人の命がかかっているのです。一刻の余裕もありません。ですが…ですが……
0881名無しさん@ピンキー2019/12/21(土) 22:34:50.49ID:ANt1XKS0
**********
(いいのでしょうか?
本当にこれでいいのでしょうか?
一国の王女である私がこんなことをしていいのでしょうか?
とても恥ずかしく、はしたない行為な気がします。
何故、このようなことになったのでしょうか?ティアを救うために敵のアジトに侵入しただけなのに、一刻も早くティアを助け出しに行かねばならないのに、何故私はここでダーク・シュナイダーのモノに口を付け、吸わなければならないのでしょうか?
何か、おかしくないでしょうか?妙な気が、この不自然な感じは何でしょうか?
そう、ここに来てからずっと持っていた違和感。砦の外で鎧を脱がされ、丸腰にされ、中に入ってからは騎士団の皆さんと離され、無理やり担がれ、運ばれ、太腿をかじられそこにキスされ、お嫁にいけない体にされ、いつの間にか私とダーク・シュナイダーの二人きり。
お尻を揉みまわされ、下着の中に指を入れられ、大事な部分をこね回され…あまつさえ男性器を握らされそこに口を?溢れ出る抗体をおしゃぶりで吸い出す?一滴もこぼさない様に飲み込む?
先程はダーク・シュナイダーのモノが毒のせいでハレていると思ってしまいました。しかし、本当にそうなのでしょうか?
女性が大きくなった男性器に口を当て、しゃぶるというのは、もしかしたら夫婦の間で行うような性的な行為の一つなのではないでしょうか?
お尻や胸、性器を触ったり裸で抱き合ったりするのと同じことなのではないでしょうか?嫁入り前の娘がしてはいけない行いなのではないでしょうか?
国民の模範たる王女が、どんなことがあっても王族の気高さと気品を失ってはならないと教え諭された私が、こんな場所で……そんなコトを?
それに…ダーク・シュナイダーのモノからにじみ出ているこの目の前の液体、抗体とか酵素とか無毒化された物質とのことですが、これはやはり彼の子種を含んだ精液の類のものではないでしょうか?
中には精子が泳ぎ回っているのではないでしょうか?純潔を守る乙女が触れてはいけないものではないでしょうか?
そもそもティアを救い出すための時間を割いてまでダーク・シュナイダーが私の命を助けようとするのも不自然な気がします。王女を守る義務など彼にはなく、私を大切に思ってくれてるとも思えません。
彼にとって私などただの足手まといの一人の若い女にすぎないはず……
若い女…………まさか…ダーク・シュナイダーは誰にも邪魔されない状況を作り、意図的に私と性的なスキンシップをしようとしている、そういったことは考えられないでしょうか?
実際、ダーク・シュナイダーの男性器がこのように大きく立ち上がったのは、彼が私の下着の中に指を入れ、陰部をいじり、私が耐えられず喘いでしまったときです。
その接触の肉感と私の喘ぎ声でダーク・シュナイダーの性的興奮が高まり、勃起を引き起こして私の眼前に男性器を露出させたと考えればタイミングも合います。偶然とは思えません。
未経験の年頃の娘に成熟した男性器を見せつけるのは男性にとって性的興奮を高めることになると聞きますし……
女好きのダーク・シュナイダーならばあり得る話…というより考えてみればこの状況ではそうなるのが自然な気もしてきました。…ですが……
土下座ェ門と戦った際、彼が焦っていたのは嘘ではないはずです。芝居とは思いたくありません。やはり彼だって一刻も早くティアを救い出したいはずです。それなのにこのようなときに私を騙すでしょうか?陥れ、誑し込もうとするでしょうか? 私を弄ぼうとするでしょうか?
だとすればこれは私の杞憂なのでしょうか?本当にただ治療に必要なことなのでしょうか?
いえ…やはりおかしい気がします……。特にダーク・シュナイダーが毒に倒れてから……
まるで、別人になってしまったかのように…言動も何かにとりつかれたかのようになっていて、性的な接触もより直接的に……
何か…筋の通った…つじつまの合う論理的な説明はないでしょうか?……でないと、メタ=リカーナ王女である私が、結婚前に男性の局部を口に……これが夫婦間でのみ許される行為であればお父様が悲しむでしょうし、何よりティアにも申し訳が……
0882名無しさん@ピンキー2019/12/21(土) 22:44:10.12ID:ANt1XKS0
……シーラ、落ち着いて。焦りは禁物です。状況を整理しましょう。ダーク・シュナイダーにとってティアは大事な人、それは間違いありません。すぐにでも救い出したいはずです。本人は素直に認めませんが。
ダーク・シュナイダーは好色で淫乱な男ですが、潔癖なティアのことですから彼とそういった関係になることを許しはしなかったはずです。となると、彼が旺盛な性欲を持て余していた可能性はあります。
男性は時おり性欲を発散しなければならないと聞いたことがあります。だから、これまで私をそういった理由でからかっていたのかもしれません。
けれど、彼がその気になれば私を陵辱することなど造作もないことです。騙す必要などありません。考えたくはないですが二人きりになった状況で無理やり力づくですればいいだけです。彼に逆らう力など、私にはないのですから。
ではやはり解毒のためなのは本当ということに?ですが人が変わったような言動を発するようになったのはなぜ?そもそも世界を支配しようと大国と争っていた伝説の魔人が毒でこれほど苦しむのでしょうか?それほど強力な毒なのでしょうか?
毒…まさか……この毒のせいでダーク・シュナイダーは…理性の箍がはずれかけ、ティアが拒否したせいでずっと溜まっていた性欲が暴走して……すぐにでも発散したいのにそれをこらえているのではないでしょうか?
口調や言動が変わってしまったのはありあまる性欲が暴走し、理性がなくなりつつあるからではないでしょうか?
命の危機に瀕した生物は自らの遺伝子を後世につなげるため生殖行動をとりやすくなると聞いたことがあります。
だとすれば、本当はこの巨大な男性器を私の膣内に入れ、獣の交尾のように抜き差しして私を犯しまくり、思いきり中に射精したい衝動に駆られているところを私の口に入れることで何とか済ませようとしているのではないでしょうか?
それを鎮めなければこの先満足に戦えない、ティアを無事に助け出すことなどできないと判断したのではないでしょうか?
……ただの想像、仮説でしかありませんが…だとするならば…もしダーク・シュナイダーの言う通りにしなければ私の貞操も危ういことに……?彼を鎮めなければ、私はここで性欲に身を任せた彼に無理矢理貫かれ純潔を散らされはめ倒され場合によっては身ごもって……
いえ、彼のことです。ティアの悲しむようなことはしないはずです。むしろティアのために操を守っている可能性だって……
…………
…………
ああ、私は愚かです。そもそも彼の言うことが正しかろうがそうでなかろうが、ここで、この状況で、私が彼の言う通り動く以外何ができるというのでしょうか。
敵地の真ん中で二人きり。いつ、土下座ェ門のような魔獣が現れるかもわかりません。そうなれば、非力な私ではどうしようもないのです。
この場で私はダーク・シュナイダーに頼らざるをえないのです。そのダーク・シュナイダーが私のせいで倒れ、二人の命がかかっていると言われれば、私はもう言われたことに従うしか、すべてを受け入れる選択しかないはずではありませんか。
何より、私は一度『はい』と承諾したのです。メタ=リカーナの王女に二言があってはなりません。
……シーラ、覚悟を決めなさい。今となっては貴方も彼を憎からず思っているのでしょう?彼を信用し、信頼すべきだと考えているのでしょう?
お嫁に行けなくなる覚悟など、とうにしたではありませんか。それに、ティアに申し訳ないといっても黙っていればわかりませんし、ティアを救い出せなければ元も子もありません。
たかが…そう…たかが男性器に口をつけ、吸うだけではないですか。すでに王族にとっては婚儀の証とされる口づけも交わし、ともに命がけで戦った仲ではないですか。
何でも、どんな事でもするとダーク・シュナイダーに誓ったではありませんか。
彼によれば、単なる解毒のための処置。封印解除のための接吻と何ら変わりありません。たとえこれが…これからするであろう行いが性的に大きな意味のあるものだとしても、それが何だというのですか。
王女の慎みなど…この場では何の役にも立たないのです。
どちらにしろ、この場で彼のために私にできることはもうこれしか……
……何でもないことです。そう、何でも……)
**********
刹那の熟考でした。思考を巡りに巡らせました。そしてやっと、私は逡巡することをやめ、覚悟を決めたのです。
彼のモノに唇を当て、しゃぶる覚悟を。
0883名無しさん@ピンキー2019/12/21(土) 23:04:29.10ID:ANt1XKS0
「そぉっ…と両手をそえてみろ」
ダーク・シュナイダーが私に指示を出しました。
(…………)
私の口のすぐ下にあるダーク・シュナイダーの屹立した男性器。ためらいながらもそっとその側面に両手を添えます。
男性の最も大事な場所です。子供とか息子とか例えることもある部分だと聞いたことがあります。慎重に、大切に扱わなくてはなりません。できる限り優しく、丁寧に。慈しむように。
両手で根元をはさみながら、触れた指先でその肉の弾力、溢れる力強さと暖かさを覚えます。
すると何故か、私の胸が切なく痛み、下腹部がじんと熱くなりました。
どうしてダーク・シュナイダーの男性器にこんな切ない気持ちになるのか、下半身がうずくのか、そのときの私には理解が及びませんでした。でも、もうずっと彼のモノから目が離せないのです。
「よーし、いいぞ〜。どーだ?ゴリゴリに硬くハレ上がっている肉棒の先っちょから抗体の先走り汁がにじみ出ているだろうが?んん〜?」
ダーク・シュナイダーは私のお尻をしつこく撫でくり回しています。その手つきはいやらしく、少なくともお尻を触る行為は性欲にもとづいたものだったのでしょう。
ですが、私はもうそれどころではなくなっていました。これから口で男性器に触れるということに頭がいっぱいです。
「さァ!お口をパックリ開いて肉棒にかぶせる様に…咥え込め!」
その淫蕩な行為をダーク・シュナイダーが声高らかに催促してきました。
口を当てるだけではなく、口を大きく開いて、咥え込めとまで。
(でで…でも、こんなに大きなモノ…)
覚悟を決めたからといってすぐにできるとはいきませんでした。私にとって目の前のモノは口で咥え込むにはあまりに太く、大きすぎたのです。
すると、それを察したのか、ダーク・シュナイダーが下着越しに私の陰部を指ですりすりとなぞってきたのです。
「あ…はぁう!」
突然の攻撃に、肩を震わせ思わず悶えてしまいます。
指の先端でかすかに、肉の割れ目をなぞられているだけなのに、私はそれで熱に浮かされ、目の前がかすみ、頭がぼうっとしてきます。
股間がとめどなく濡れだして、溢れて、下着を湿らせて、私の性欲もどんどん迷走し、やがて暴走しだしました。
まるで、王女という殻を脱がされ、女の本性をむき出しにされてゆくようでした。ダーク・シュナイダーの狙い通りに。
身体が、肉欲の渦へと巻き込まれてゆくのです。
「そォら…お口をおぉ〜きく開けるんだ〜」
直接見たわけではありませんが、このときの彼は悪い顔をしていたのではないでしょうか。まだ年端もいかない世間知らずの姫を篭絡しようと。たらしこもうと。
全身がじんじんとしびれ、呼吸が乱れ、涙が溢れ出ました。
(あ…あ…も…もう何も考えられません…)
まるで、魅了(チャーム)の魔法にかけられたかのように。
下半身もひくひくと泣き出しました。悲しがっているのか、嬉しがっているのか、欲しがっているのか。もうわかりませんでした。
陰部から駆け上がってくる電流に身体がおかしな痙攣を始め、手足の筋肉がうずくのです。
「はあ…、はあ…、は…」
上気した私は、涙を流し、涎をこぼし、汗にまみれ、息を切らして。
下着越しの彼のなぞり攻撃はますますその動にいやらしさを増し、さらには性器だけでなくお尻の穴にまで指先で刺激を与えてきて、私の身体からどんどん力が抜けてゆきます。
下半身が暴走して、もうどうしようもなくて。
彼の言葉が、指先が、私を女へと開発していくのです。王女の誇りや乙女の危機感、貞操観念など、もうすでに消し飛んでいました。
ただただ、言われるがままに動くダーク・シュナイダーの操り人形。もう、止まりません。止めることなど、できません。
鎮めるには、彼が私にそうするように、私も彼の性器に愛撫を与えなければならないのだと身体が訴えかけてきます。
ファーストコンタクトへのカウントダウンはすでに始まっていました。
そして、私のその後の人生を、運命を決定づけるそのときが、ついに訪れたのです。
0884名無しさん@ピンキー2019/12/21(土) 23:13:10.32ID:ANt1XKS0
「は…はあ、あ…」
場所は墓谷(グレイヴ・バリー)。ニンジャマスター・ガラのニンジャ砦。その奥深くにある神像が掲げられた大広間。
「ほ〜ら…お口を〜あ〜〜ん…」
一人の悪い魔法使いの男が、齢十七の姫を惑わし、たぶらかし、
「はあっ…」
口を大きく開けさせ、
「そのままァ〜…」
うつろな目をした姫は、魔法使いの股間から生えているそれはそれは太い肉の棒を両手でしっかり握りしめ、男のむさくるしいニオイを嗅ぎとって、
「はあ…、は…」
緊張に震えながら、白いものを吐き出している肉の棒へ荒い吐息を吹きかけながら、口をその先端へゆっくりと近づけてゆき、
「舌をそえるよ〜にィ〜…」
魔法使いの言われるがまま、舌を伸ばしてつき出して、
「は…っ、は…っ」
もうほんのあとわずかのところで、姫は恥ずかしさのあまり涙を浮かべる瞼を閉じて、覚悟を決めて、
そして、とうとう、
「は…」

ぴと…っ

姫は、その舌で触れたのです。その先端部に。
「はぶ…」
そのまま、唇でも溢れ出る体液と肉の粘膜の感触を感じ取り、
「んっ……んんっ」
さらに口の中へ、奥へと一生懸命太いソレを送り込み、
「んう」
舌で、その苦みを味わって、歯を立てないよう気を付けて、
「ぢゅ…」
その部分を口腔内に入れたのです。
(ぁ…あぁ…っ)
瞼をうっすらと開けた姫は、その口の中のものが何なのかしっかりと確かめました。
自分が今している行いに戦慄が走りました。
(お口の中いっぱいに…)
魔法使いの股間からまっすぐ生えた肉の棒。その先端の部分。それは、男性器の亀頭。
(私…今ダーク・シュナイダーの…モノを…)
一人の年端もいかない娘が屈強な男性のペニスを口に思い切り含んでいる。その娘は紛れもなく私。
初めて彼を見たとき、彼の股間にぶら下がっていたモノ。揺れていたモノ。それから彼と出会うたび、見せられてきたモノ。何度も夢に出てきたモノ。私の心を乱してきたモノ。
でも、これは夢ではなく、現実。幻ではなく、事実。
口の中に、確かに彼の男性器がある。唇が、彼のカタチを感じている。彼の味が、私の中に染み込んでくる。
涙が一粒こぼれました。
それが私、シーラ・トェル・メタ=リカーナが生まれて初めて殿方にオーラルセックス、すなわちフェラチオをした瞬間だったのです。
相手は伝説の魔人、ダーク・シュナイダー。強く、粗暴で、奔放で、美しく、私の心をかき乱す悪い人。
兄の仇。ティア・ノート・ヨーコの魔法使い。私の大切な人。
彼のモノと、私の口腔粘膜の初めての接触に心臓の高鳴りが止まりません。
(す…すごく太くて…大きくて…お口に入りきりません…。苦しい…)
口で息ができなくなった私は、鼻孔をいっぱいに広げます。そのせいでますます濃厚な彼のニオイを鼻の粘膜に感じます。
生臭い男のニオイ。でも、嫌いではありません。
(それに…硬いです…。筋肉でできているのでしょうか?それとも魔法の力?)
掌で、唇で、舌で、口腔で、ダーク・シュナイダーという存在を知ります。
(ああ…暖かいドロドロした抗体が溢れています…)
先端の亀裂から体液が湧き出るのを感じます。ほろ苦く、粘っぽく、私の口の中で生み出されています。
(あっ…あ…、まるで生き物みたいに…ビクビクって………)
その脈動に、ダーク・シュナイダーの鼓動と生命力を感じます。生きよう、生きようとする力が、その振動が私の顎の骨を震わせ、命の音として私の脳に伝わってきました。
視覚、触覚、味覚、嗅覚、そして聴覚と五感のすべてで彼のモノを感じ取ります。
次の世代に、命と遺伝子を伝えるたくましい男性器。女性器に差し込み、体液を送り込むための生殖器官。それが厳格で貞淑な教えを受けてきたはずの王族の娘の口の中に。
ファーストフェラチオの感触に私の心は沸き立ちました。しかし、これはまだほんの初め。私のおしゃぶり姫、いえフェラチオ姫としての人生の始まりでしかなかったのです。
0885名無しさん@ピンキー2019/12/21(土) 23:21:35.31ID:ANt1XKS0
初めて口に含んだ瞬間を思い返しながら、私は自分の下着に挟まっている悪い魔法使いの立派なモノをしっかりと握りなおしました。
あのときの興奮は、ずっと忘れられません。今でも、公務のときですら時折思い返してしまいます。
「しごいて…もっと大きくするんだゾ」
「そ…それが…私のためでもあるのですよね」
「そのとーりだ」
私のため、というのは治療のためなのか、私の性体験のためなのか。
もっとも、それは今となってはどちらでもいいことです。
「で…ではいきますよ」
シュッシュッシュッ
「はあ…はあ…」
私はダーク・シュナイダーのモノを両手で懸命に擦り始めました。するとビクビクと反応しながら膨れ上がって私の掌と下着の締め付けを押し返してきます。
そして、あのときとほぼ同じ大きさまで膨れ上がりました。そう、あの驚くべき大きさは毒のせいなどではなく、彼の通常時の勃起でしかなかったのです。
生命力も熱さも太さもあのときと変わらない。でも、その喜び具合はより増している気がします。筋肉の収縮や脈動の様子がそう感じさせるというか…そう思うのです。
あの日からずっと私は女性として彼を喜ばせようと努めてきました。それが少しでも報われていればいいのですが…
「だ…ダーク・シュナイダー……。キモチいいですか……?」
思わず聞いてしまいました。
「ああ、いいゾ、シーラ。パンティーの締め付けとのアンサンブルもあってなかなかの具合だ」
嬉しそうに微笑む彼。
ああ、胸がときめきます。彼が喜んでくれています。天にも昇る気持ちとはこのことなのでしょうか。
私の性器の湿り具合が増しているのを彼も性器越しに感じ取ってくれているでしょうか。
「どーだ。男のオ〇ニーを疑似体験している気分は」
「……いやらしいです……ホントに。でも何だかちょっと可愛らしいと思います。こんなに大きくてたくましいのに……」
「ますます好きになったか」
「……はい」
うっかり漏れ出るように認めてしまいました。そのことに気づき、顔が燃えるように熱くなります。
何とはしたないのでしょう。どれだけ私は彼を愛し、彼のペニスに恋焦がれるようになってしまったのでしょう。
もう、ごまかしようもないのですね。
太腿に感じる彼の袋とその中の睾丸の感触も愛おしくてたまりません。ここでいっぱい抗体や解毒酵素を作っているのですね。
そして、彼の精液も…
「はあ…はあ…」
「ふぅ…ふぅ…」
先端の亀裂から湧き出る白い体液のニオイが強くなりました。それに思わず私は口を大きく開けてしまいます。もう反射的にこのニオイで口が咥えようと構えてしてしまうのです。
すっかり彼のモノをしゃぶるのに最適化された私の肉体。確かに私はフェラチオ姫です。
滑稽になり心の底で笑ってしまいます。本当に、おとぎ話の中のお姫様とは大違い。
でも、彼女たちも物語の後にはベッドで同じようなコトをして、同じようなやり取りをしているのかもしれません。何しろ愛しい殿方と結ばれたのですから。
二人きりで。愛する男性と。
……愛しい人と結ばれる。羨ましいです。こういうことだけでなくキスやセックス、子作りにも勤しむこともできるのですから。
私ができるのはあくまでペッティング止まり。それより先はしてはいけない関係。だからこそせめて愛情をこめて頑張るしかないのです。
本当に、ずいぶんと調教されたものだと思います。
硬直した愛しいひとのモノを掌に収め上下に擦り、これをまたしゃぶるそのときを待ち焦がれながら、私はまだ彼のモノに慣れていなかったころの私と、ダーク・シュナイダーによる初めてのおしゃぶり講座を思い返していました。

つづく
0886名無しさん@ピンキー2019/12/25(水) 00:20:02.78ID:WzIWX3ZA
口に入れるまでの葛藤が
漫画は足りない気がして不満だったので、
面白かったです。
終わりに向けて益々錯乱していくことを期待しています。
0887名無しさん@ピンキー2019/12/26(木) 19:29:54.86ID:kSIOZjnx
今更だと思うが
この時にシーラの口内に出した射精って
DSにとって15年ぶりなんだよなぁ
15年間蓄積した大量の精子をシーラが一気に飲み込んだことに
今更気付いて興奮しているわ
0889名無しさん@ピンキー2020/01/30(木) 19:43:41.49ID:+qcuc6E4
>>866-869
未遂かよ
0890名無しさん@ピンキー2020/02/02(日) 18:22:27.24ID:fBuFjyHw
>>885のつづき

「コラコラ!大事な抗体がタレてるぞ!!」
ダーク・シュナイダーがそう言って私を叱りかけてきました。
私は、彼の男性器の先端に口をつけ、鈴口から湧き出る粘液を口内に吸っていました。しかし、触れる前にすでに湧き出ていた粘液の雫たちはすでにその亀頭の部分やめくり上がった包皮を通り過ぎ、竿の中ほどまで伝わり落ちていました。
「急いでちゅーちゅーしろ!!早く!!」
ダーク・シュナイダーはそう言って汗まみれの私のお尻をぴしゃぴしゃとはたきます。叱られながらお尻をはたかれるなど幼児のとき以来です。まさか十七にもなってされるとは思いませんでした。
「んうう…」
どうやら初めての男性器の味わいに感慨にふける暇もないようです。一刻を争う状況なのです。早く二人とも解毒し、ニンジャマスター・ガラからティアを助け出さなければ。
「今口の中にある分もこぼすんじゃねーぞ!?先っちょのも吸っとけ」
ダーク・シュナイダーはまるでいきがっている少年のような口ぶりになっていました。本当に人が変わったようです。それほどまでに余裕がなくなっていたのでしょうか。
「ぢゅ…う、ちゅる」
私は、ダーク・シュナイダーの尿道口の形に唇を合わせ深呼吸するように吸い上げます。すると、亀頭に付いている一続きの粘液が一気に口内に入り込んできました。
「ちゅぴっ…」
それらをすべて吸い上げると、いったん唇を肉棒から離します。
「ん…んふ…」
口の中にある彼の体液の違和感。口内に広がる独特の苦み。しかし、まだ飲み込んではいけません。
ダーク・シュナイダーの指示によれば、口の中に受け止めたらよく味わい、彼が、いい、と言うまで飲み込んではいけないのです。
お尻を撫でてくる彼の掌。その巧みな動きを感じながら、私は同じようにそそり立った彼のペニスを撫でさすっていました。無意識のうちに。
乳房がダーク・シュナイダーの太腿の付け根に乗っかった状態でしたが、そのことを恥じらう余裕もありませんでした。
私は首を傾け、肉棒を回り込むように顔を動かし、横側から唇を近づけます。確かにそのまま放っておいたら漏れ出た抗体が完全に陰茎を流れ落ちてしまうところでした。
口を少し開けて、一番下まで垂れ落ちていた部分に唇を当てます。最初は抵抗感があった男性器への接触も、一度達してしまえば抵抗は弱くなりました。
まったくなくなったと言えば嘘になります。それでも、これはお互いの命を救うための緊急の処置なのだと言い聞かせて。
「ちゅ…ちゅる…んぐ…」
包皮のある側へと顔を動かし、めくれた皮にたまっていた部分も吸い出し、口に入れます。
肉棒の茎の部分は先端部とは違う感触でした。粘膜と皮膚の違いなのでしょう。
「お上品ぶった、ディナーじゃね〜んだ、コレはな。音を立てて吸うのが悪いモノではないんだぞ?むしろちゅばちゅば音を立てて吸うべきモノなのだ」
「んふ、ん…」
どうやら、立てる音を控えめにするのはいけないことの様です。確かに王宮で教わった食事のマナーとは逆です。慣れないやり方ですが励まなければなりません。
「ヨーシ次は反対側ダ」
「ちゅ、ぢゅ…う、ちゅばっ…ぢゅる〜〜っ」
指示に従いながら、立てる音を大きくするよう心がけ、さらに吸いたてます。
「オ〜〜よしよしわかってキタな〜。う〜イ〜カンジだ。仲々イイぞお姫様〜」
ダーク・シュナイダーの態度が少し穏やかになり満足気な声になってきました。それでも私のお尻を撫でまわすのをやめず、下着の上から私の性器に刺激を与えてくるので、私は唇を肉棒に這わせつつ四肢を震わせてしまいます。
「ぢゅる…、じゅぷ」
血管の浮いた肉厚のペニスに優しく手を添え、涙を浮かべながら必死で漏れ出た抗体を口に含めてゆきます。
(ああ…もう…もう…!お口の中がヌルヌルでいっぱいです……ダーク・シュナイダー…)
そして、やっとのことで肉棒の周りに付いていた白濁の粘液を唇と舌ですべてぬぐい取り、口に納めました。
0891名無しさん@ピンキー2020/02/02(日) 18:41:43.34ID:fBuFjyHw
「よしよしキレイに吸ったか?ん?」
「んく…む…」
私は唇をしっかり閉じて屹立したダーク・シュナイダーの男性器から離しました。ですが、気を少しでも抜くとせっかく吸った抗体が口から漏れ出てしまいそうで、緊張で顔がこわばり、身体が小刻みに震えます。
ゆっくりと身を起こすとスカートの裾が下りました。一生懸命抗体を吸いたてていたので気づかなかったのですが、どうやら私のスカートはダーク・シュナイダーにお尻をさわられている間にすっかりまくり上げられていたようです。
「んっ…ふ…」
全身から変な汗が浮き出て、髪が湿り、べったりと額や頬に貼り付いています。眉間にしわを寄せ、うつろな目で口をとがらせた汗まみれのみっともない顔を私はダーク・シュナイダーに向けました。
そんな私を彼がじっと見つめているのです。さぞかし顔を赤らめていたことでしょう。
苦しいのに、なぜか口の中に彼から溢れ出たものが入っていることに嬉しさを感じている私がいました。身体がどんどん熱く、性器がさらに濡れていくのです。
「んじゃ抗体をこぼさないよーにあーんして見せな」
こぼさないようにを顎を上げ、ダーク・シュナイダーの顔に近づけ、私は口をゆっくりと開けました。
もぐ…あーーー…       …ん
口の中で、舌にたっぷりと乗っかっている彼から溢れた粘液。私の唾液と絡まったダーク・シュナイダーの分泌液を彼にわかるように見せます。
すごく恥ずかしくて、恥ずかしくて。理由はわからないのですがすごく卑猥なことをしているような気がしました。
少し唇の外に粘液がはみ出てきました。そのまま溢れ出てしまいそうで怖いです。鼻で懸命に呼吸しているのでその生臭いニオイが開いた口の中から放たれ、そのすぐ上の鼻先へと流れ込んできます。
顔を紅潮させ、身体を震わせ、少し前に出て、彼の肉棒から溢れ出たものが注がれた口を一つの器とし、ダーク・シュナイダーに覗いてもらいます。
何分初めてのことですから、これでいいのか不安に駆られ、とにかく緊張しながら彼の言葉をじっと待ちます。一つでも間違えば、彼と私の命はないのです。
「たっぷり溜まったな…ヨ〜シいいぞ〜」
「は…は…」
息苦しくて、身体が熱くて、限界でした。生臭くて、苦くて、解放されたくて、もう飲み込みたくて飲み込みたくてしかたありません。
ただただ、彼の飲んでいいという言葉が欲しくて。そして、やっと
「飲め」
と言ってくれました。その言葉を待っていた私は、
「……んん…」

ゴクン
ぶるっ

一気に飲み込みました。ソレが喉を通り抜けてゆくと、同時に全身に熱さとも寒気とも取れる震えが駆け巡りました。
どういうわけか、心臓が切なく脈打ち、胸の先端に電流が走って痛いです。おそらく乳頭が膨れ上がり服を圧迫していたのでしょう。
(あ…)
官能の電流は下腹部にも巡ってきました。そこから何かが溢れてくる感覚に思わず内股になって正座し、右手を股間に当てました。止めよう、止めようとしてもダメなのです。下着がどんどんどうしようもなく濡れてゆくのです。
(ああ…)
天井を仰ぎ、ぞくぞくしながら、大事に吸った彼のものがお腹の中へと入り込んでゆく感触に酔いしれました。
(私の…中に…彼の…)
精液ではありません。抗体です。違うものです。そう言い聞かせます。
でも、まさか伝説の魔人の体液を飲み干すことになるなんて。
そのことに酔っている私は、彼の左手がゆっくりと迫っていることに気づいていませんでした。
その手によって、私は新たな官能の局面へといざなわれることになるのです。
そう、ダーク・シュナイダーによるフェラチオ姫育成講座はこれで終わりではなく、むしろ始まりにすぎなかったのです。
0892名無しさん@ピンキー2020/02/02(日) 18:53:15.77ID:fBuFjyHw
「ずいぶんと手コキが上達したもんだな。お姫サマ」
ベッドの上で彼のモノをしごく私に、彼はあのときのように堕落させようと声をかけてきました。
もっとも王女としての誇りなど、彼の前ではすっかり瓦解してしまっているのですが。
「この行為を…テコキというのですか?」
「そーだ。いずれは足コキや腋コキ、髪コキもマスターするんだぞ」
そう言って微笑む彼。どうやらまだまだ私は勉強不足のようです。また調べることが増えました。
と言っても、予想はつきます。足コキは手の代わりに足で、腋コキは手の代わりに腋の間で男性器をしごくことでしょう。髪コキは髪でしごくことなのでしょうがあまり想像できません。
果たしてマスターできるでしょうか。いえ、しなければなりません。彼にいっぱい出してもらうために。そして、いっぱい飲むために。
「そうだな。明日は三つ編みにしてきな。それでシゴいてもらう」
三つ編み、なるほど。確かに三つ編みでしごけば連続的で、かつ通常より不規則な刺激を凹凸状に与えることができるのかもしれません。それがさらなる性欲を湧き立て海綿体をより充血させるのは想像に難くないです。
「……かまいませんがお城では普段三つ編みにしないので……。妙だと思われないか心配です。特にティアには」
ティアの名前を出すと、彼がピクリと反応し、表情が一瞬固まりました。私は少し意地悪でしょうか。
二人きりで人知れずの場所で密会していることをティアに知られることは誰の得にもならないことは私にもわかっています。ですが、後ろめたさを感じていることもまた事実です。
「こっちに来てからすればいーだろ」
「この長さを三つ編みにするのはけっこう時間がかかるんですよ。それとも手伝っていただけるのですか?」
「……オマエはときどきマウント取ろうとしてくるよな。まあいーだろう。明日伝説の魔人ダーク・シュナイダー様がメタ=リカーナ王女様の髪を三つ編みに結ってやろう。そのかわりちゃんとソレでシゴけよ」
「……約束ですよ」
言ってみるものです。まさか引き受けてくれるとは。思いもよらないことだったので嬉しくなりました。明日が楽しみです。ますます彼のペニスをしごく手に力が入ります。
すると、彼が腰を動かしてそのモノで私の陰部を擦り始めました。
「ひあっ!?あっ…はああっ……はあうっ!」
突然の攻撃に、嗚咽が漏れました。
下着の中で彼の肉棒と私の襞の部分の間の密着度合が増し、めり込みながら擦られます。その性器どうしの摩擦は最も敏感なクリトリスも巻き込んで、どうしようもない気持ちよさが陰部から脊髄を通って脳内に叩き込まれます。
「くっくっく…シーラ、これで今のオレ様の気持ちよさをオマエも実体験できるだろう?」
どうやら意地悪をし返されたようです。
「ああっ…こ…こんなに気持ちいいんですね……。わ…私……頑張ります……」
ダーク・シュナイダーをもっともっとキモチよくさせたくて私は手の動きを速めます。
そして、彼がそのモノで私の陰部を責め立てます。
「はっ…はっ…はっ…」
「ふうぅ…ふっ…ふっ…」
こうしていられることが嬉しくて、嬉しくて、涙が溢れます。
私が彼を喜ばせたいのと同時に、彼が私を喜ばせてくれるという実感で私はもう幸福の極地に至りそうです。
「あああっ…ダーク・シュナイダーっ!!」
「もっとシコってシコってシコりまくるんだ!そうすればオレもオマエももっと気持ちよくなるゾ!!」
「は…はいっ!頑張ってシコりますっ!!」
本当に悪い人ですね、貴方は。
一国の姫をこんなにいやらしく、破廉恥な女に貶めたのですから。
あのうぶだったころの私には、もう戻れないのでしょうね。
あのときの私は貴方にスカートの中を凝視されただけで、恥ずかしさのあまり泣き叫んだというのに。

つづく
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