ドラマ『boss』でエロパロ5
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0165名無しさん@ピンキー2012/06/08(金) 14:17:12.15ID:YH47tt3D
まとめ神様ありがとうございます!
後でじっくり読ませてもらいます。
0169名無しさん@ピンキー2012/06/10(日) 15:08:32.29ID:h2YRHIpm
>>168
本当だ、ごめん。
前のほう見てた
ありがとうございます!
0171名無しさん@ピンキー2012/06/11(月) 14:49:30.55ID:ZwVqFWms
まとめ神様、ありがとうございます!
前にここでちょっと揉めた件もすべて考慮されていて、そのご対応の素晴らしさに感謝しきりです。
0180名無しさん@ピンキー2012/07/22(日) 04:29:39.10ID:/OjqHtPz
嫉妬してても気付いてなさそう
何かわからないけどイライラする! 何なのこれってなってる時に
木元か片桐に「ボスそれって嫉妬してるんですよ」
とか言われて顔真っ赤にしてそう
0183名無しさん@ピンキー2012/07/23(月) 16:47:31.64ID:ba9fuv2m
みたいね
同僚の時に嫉妬か恋人になってから嫉妬か
どっちにしろ野立がオイシイw
0184名無しさん@ピンキー2012/08/01(水) 21:52:46.08ID:PcW9/kcS
続編劇場版とかでやってくんないかな
また盛り上がるのに
0185名無しさん@ピンキー2012/08/02(木) 08:08:38.87ID:CrW2bI3m
なんか思ってたより長くなりそう。それでもいいですか。。
ということでぽつぽつと投下させて頂きます。
0186Double jealousy2012/08/02(木) 08:10:37.63ID:CrW2bI3m

「おい、聞いてないぞ」
不機嫌そうな声が参事官室に響く。
「あら、そうだった?」
「何も片桐じゃなくてもいいだろう」
「現場の人員配置を決めるのは室長であるこの私です。参事官は黙っていてください」
「今回の現場は危険すぎる」
「だから射撃の腕に一番見込みのある片桐を帯同するんじゃない」
「…SITの用意は?」
「要らない。そこまで大袈裟な捜査じゃない。向こうに気付かれたら元も子も無いのよ?」
「だがな、、」
「拳銃の携帯許可をお願いします。」
絵里子がこう言い出したら聞かないと分かっている野立は、止む無く承諾した。
0187Double jealousy2012/08/02(木) 08:14:47.73ID:CrW2bI3m
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「え…どうしてアンタがここに…って、なんで奈良橋さんまで?」
潜伏捜査に向かったパーティ会場で、絵里子の前に現れたのは同じ職場の2人。
「上からのお達しだ。捜査員も増やしてある。」
「関係者が増えることで、気付かれたらどうするのよ?」
「・・・これはこれは、お美しい御婦人方ですな」
こそこそと小突きあう2人+付き添いの2人の周りに、グラスを手にした御仁達が入れ替わり立ち代わりやってくる。
それもそのはず、ドレスコードのあるこの場所で、黒のタキシードを着こなした片桐の隣りには背中の大胆に開いた深紅のドレスを身に纏った絵里子。
そしてグレーに光るタキシードをびしっと着た野立の傍らには、淡いピンクのフェミニンなドレスで、これまた胸元から色気をふんだんに振り撒く奈良橋。
彼女の腰に腕を廻している野立に、得も言われぬ感情が絵里子の中に波立つ。
「…ス、…ボス?」
「…え?ああ、ごめん片桐、なんだっけ」
「岩井達からの情報ですと…、って、どうかしましたか?」
「ううんなんでもない。アイツのヘラヘラした顔みてたらちょっと腹立っただけ」
「…ボスでもヤキモチ妬くんですね」
「ば、馬鹿言わないで? 私がなんで野立なんかに嫉妬しなきゃいけないのよ」
ムキになる絵里子の様子に、片桐の顔に自然と笑みが零れる。

宴もたけなわ、となったところに突如銃声が響き渡った。
会場が一瞬にしてパニックに陥る。
「伏せろ!!」
麻薬密売の絡んだ暴力団同士の抗争。
ドレスの裾に隠し持っていた銃で絵里子が応戦する。

―バン!

鈍い音と共に絵里子が手を押さえてうずくまった。
「ボス!」
「大丈夫、銃はじかれただけっ」
そんな彼女の身を庇うように片桐が拳銃の引き金を引いた。
弾は相手の肩に命中し、慌てた仲間が蜘蛛の子を散らすように逃げていく。
「岩井、花形、入り口を封鎖しろ!」
無線で指示を出すと、片桐は絵里子の元に駆け寄った。
「ボス、大丈夫ですか?」
「大丈夫。ありがとう、よくやってくれたわ、片桐」
そんな二人の様子を、野立は自分の持ち場から離れることなく眺めていた。

 
0188Double jealousy2012/08/02(木) 08:18:38.05ID:CrW2bI3m

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事件が解決し、会場をあとにしようとした絵里子を野立が呼び止めた。
「怪我大丈夫か?」
「ああこれ?どってことないわよ」
「だから言っただろう。無茶するなって」
「してないわよ。それに解決したんだからいいでしょ」
強がる一方で、破れたドレスのスリットからみえる擦り傷が痛々しい。
「簡単に銃をはじかれるとはな。若い男にうつつを抜かしてるからだ」
「…なにその言い草。ていうか何よあんたこそ奈良橋さんにデレデレしちゃって」
「俺がいつデレデレしたんだよ」
「腰に手まわしちゃってさー。満更でもなさそうな顔しちゃって」
「そうでもしないと怪しまれるだろう?てかお前こそなんだよ、片桐の腕にずっと絡んでたくせに」
「あー、もう、、なんなのよ一体?!私先戻ってるから!」
苛立ちをあらわに脇をすり抜けようとした絵里子の腕を掴むと、野立は自分の腕の中にその体を引き寄せた。
「…ちょっ?」
「自分でもわかんねーんだよ・・・お前を護りたいのは俺だって同じなのに」
「のだて・・?」
野立の指が、絵里子の頬を撫ぜる。次いで、軽く唇が重ね合わされる。
「笑っちまうよな、この俺が部下に嫉妬するなんざ」
その素直な言葉に、先程の怒りはどこへやら、安堵したような気持ちが湧いてきて、思わず絵里子の体から力が抜けていく。
「…心配かけて、ごめん」
思わず出た一言に、野立が微笑んだ。
「無事ならいいんだ」

 
0189Double jealousy2012/08/02(木) 08:40:15.18ID:CrW2bI3m

野立の掌が、スリットから覗く太腿に触れる。僅かに身じろぐ絵里子に、「痛むか?」と問う。
無言で首を振る彼女の腰に手を廻す。大きく開いた背中から、掌を滑り込ませる。
そのまま彼の手が、剥き出しの乳房に触れる。ドレスの作り上、絵里子はブラをつけていなかった。
てのひらが柔らかな胸をゆっくりと押しあげ、揉みしだく。得も言えぬ心地良さに、絵里子の理性も失われつつあった。
「…のだて」
潤んだ瞳で彼を見つめる。薄く開いた口元に、吸い寄せられるように野立が再び唇を重ねる。
首元で結わえられた紐をほどくと、形の良い、絵里子の白く透き通った乳房が露わになる。
「…これ、はずしていいか?」
野立から与えられる刺激で、絵里子の蕾はニップレス越しでもすでに勃ち上がっているのが見て取れる。
こくん、と力無く頷く絵里子の肌のいたるところに口付けを落としながら、舌先で優しく、舐めとる様に、野立はそれごと口に含んだ。
「…あっ…」
唾液で柔らかく溶かしながら、彼女を覆うものを器用に剥がしていく。軽く野立に歯を立てられ、思わず絵里子は嬌声をあげた。
その間にも野立の手のひらは絵里子の身体をくまなく愛していく。
自分の腰にその体を引き寄せながら、背部から下着に指を滑り込ませると、そこはすでに溢れていた。
「…もう濡れてる」
その言葉に恥じらうように絵里子は自分の手を野立の背に這わせた。彼の引き締まった筋肉を辿り、腰から、さらに彼自身へと手を延ばす。
スーツの上からでもはっきりとわかる、野立自身の滾り。絵里子はベルトに手を掛けると、中に手を滑り込ませた。
細い指先をそこに絡めれば、野立の口から小さな呻きが漏れる。脈打つ彼自身を優しく包み込み、ゆっくりと愛撫を始めた。
「っ、、…」
負けじと野立が絵里子の蜜壷に差し込む指を増やし、掻き回す。傍からみたらどんな風景だろうか。快楽に溺れていく二人。
このままひとつになれるなら、いっそどうなっても構わない。そんな思いがお互いを大胆にさせていく。
野立はわざと響くように空気を含ませて絵里子の中を掻き乱しながら、彼女の片脚を抱え上げた。よろめく絵里子の身体を支えながら、
ゆっくりと指を引き抜き、愛液にまみれたそれを彼女の目の前にかざす。
恥ずかしさに俯く彼女にお構いなしに、みせつけるようにその蜜を舐めとった。
「ん、絵里子の、、・・美味し」
「やめてよ、もう…」
そんな彼女の唇を強引に奪うと、野立は激しく舌を絡めていく。息が上がり、絵里子の口元から受け止め切れなくなった互いの唾液が零れていく。
「のだて…おねが、い…」
絶えず与え続けられる快楽に、意識が遠退き掛ける。絵里子の懇願に、お互い立ったままの状態で、野立は自身を一気に貫いた。
「んんっ、…っ!」
熱く脈打つ彼自身を最奥に感じ、絵里子は深く息を吐いた。甘い痺れが彼女を震わせ、さらに蜜を滴らせていく。

「…絵里子っ…」
もっと俺を感じろ。お前は俺のものなんだと思わせてくれ。そうだろう?
「…のだ、て、」
もっと私に触れて。その肌の温もりは私にだけ教えてくれればいいの。ちがう?

卑猥な水音が響き、荒い息遣いがこだまする。
野立の動きが一層激しくなると共に、絵里子の最奥に迸りを感じ―
二人は同時にその意識を手離した。

   
0190Double jealousy2012/08/02(木) 08:53:47.11ID:CrW2bI3m


「…ごめん」
「何の、ゴメン?」
「いや、怪我してるのに無理矢理お前のこと抱いちまった。。」
「野立でも反省するんだ?」
「なんだよそれ」
野立の首に手を廻しながら、絵里子が笑う。
「私も、ごめん」
「何が?」
「野立が他のコと仲良くしてるだけで― なんか動揺した」
「玲子ちゃんのこと?同僚で、しかも人妻なのに?」
今度は野立が笑う。
「絵里子が妬いてくれるなんてなー。俺ちょっと嬉しいかも」
「やだ調子に乗らないでよ」


一方、車を出そうとしていた片桐。いつまで経ってもボスの姿が見えないため会場へ戻ろうとしたところ、どこからか現れた奈良橋に制される。
「あ、奈良橋さん…ボス見掛けませんでしたか?」
「今お取り込み中みたいだから放っておいてあげて」
「お取り込み…?」
「焼きもち妬くぐらいなら初めからあの2人で組めばよかったのに、ねえ?」
私たちも楽しんじゃう?
そう怪しく微笑んで奈良橋が片桐の首に両腕を絡める。
「な、な、奈良橋、、さん…?」
「なーんてね。私もう人妻だし〜。なにより木元に恨まれたくないから、もう帰るわ。お先に」


 
01911772012/08/02(木) 08:59:09.65ID:CrW2bI3m

以上です。お目汚し失礼しました。
ネタはどなたかが絵里子さんのやきもちみたい、って仰ってたのをヒントにさせていただきました。
なんか長くなっちゃった上に期待値高かったらすんません。
しかも玲子ちゃん退職してるはずなのにいろいろ捏造してます。すんません。
片桐は二人の濡れ場を目撃してしまえばいい。
0192名無しさん@ピンキー2012/08/02(木) 11:07:36.21ID:Dzb6RNm9
わぁぁ こんなに早く絵里子さんのやきもちがみられるなんて…!言ってよかった(笑)
素敵な野絵をありがとうございました!!
0194名無しさん@ピンキー2012/08/02(木) 19:42:35.86ID:ihnbG+hQ
GJですありがとうございます
片桐が見ちゃったらきっと色々大変だろうなw
0196名無しさん@ピンキー2012/08/06(月) 23:12:38.42ID:SI0i0+j8
新作きてた! 超GJ!

>>195
髭に対して何らかのトラウマがあり、野立が夜の時間を使いトラウマ克服
いつの間にか髭なしじゃだめな絵里子を妄想した
全然言うこと聞かない絵里子に対して
髭そるけどいいのか? の一言で絵里子を自在に操る野立も妄想した
文章力のない自分が悔しい
とりあえず脳内再生してくる
0197名無しさん@ピンキー2012/08/07(火) 10:45:15.21ID:YOnELlz/
久々に来てた!
ノダエリはいいな

髭が嫌いと言うより、髭だとエロかっこよくなってキャーキャー言われる野だっちに
意味も分からずイラついてる絵里子に一票
0200名無しさん@ピンキー2012/08/16(木) 00:53:03.59ID:Hmw06jeN
>>197
同じく一票
一応絵里子自身は野立が調子に乗ってるからやだとか言い訳してると思うw
>>198
野立は気付いてて絵里子に嫉妬しててほしいからわざとそのままにしてるとおもう
0201名無しさん@ピンキー2012/08/16(木) 17:38:48.45ID:e1xezKOt
でも髭ってキスする時に当たりそう
ますます嫌がられるんじゃw
0204名無しさん@ピンキー2012/08/22(水) 17:58:10.05ID:4vZF8SNR
絵里子さんがわがまま言ったりぐずったり甘えるとこを見てみたい…
0207名無しさん@ピンキー2012/08/24(金) 22:12:30.56ID:N4Nst11h
病気萌え〜お姫様抱っことかして欲しいな
0208名無しさん@ピンキー2012/08/25(土) 12:57:59.71ID:tQfHdswU
具合悪い絵里子いいよねw
普段のキリッとした絵里子とのギャップで劣情が刺激されマスw
0209名無しさん@ピンキー2012/08/25(土) 13:10:12.76ID:TyV4awnb
風邪で頬がほんのりピンク色で息が荒くて目が潤んだ絵里子
なんて見ちゃったら理性なんて吹っ飛ぶわ〜
0210名無しさん@ピンキー2012/08/25(土) 16:24:30.49ID:jsiF5MgH
>>204
素面じゃ恥ずかしいから、お酒の力をかりて…っていうのもありだよね。
0214名無しさん@ピンキー2012/09/16(日) 00:43:53.95ID:g1j2fJ4w
片桐とラブシーンするんだね
片桐×絵里子好きの人たちよかったね
0220名無しさん@ピンキー2012/10/26(金) 00:24:20.45ID:uFiPIZEd
ドラマ見てると絵里子が野立をどう思っているのか掴めない
ただの同僚兼上司?
0222名無しさん@ピンキー2012/10/31(水) 01:37:16.65ID:XPCxJXY2
絵里子が2ndからチョコ食べなくなったからトリックオアトリートのチャンス
0231名無しさん@ピンキー2012/12/22(土) 02:55:51.17ID:0KEoyNf4
前に野絵ソング出てたが
生物係の恋する乙女って曲を男女逆にすると野絵っぽいような感じが
0252無題2013/09/14(土) 23:05:18.53ID:cYFIxdEa
「リベンジできてよかったじゃない」


絵里子は参事官室のソファに腰を下ろし、鼻歌交じりに雑誌をめくっていた。
その様子は腕を組んで横に立つ野立よりもどこか上機嫌で嬉しそうだ。


「うん、やっぱりこのスーツで正解」


一ページ全面にでかでかと、対策室のデスクに頬杖をついてこちらを見つめる野立の姿があった。
隣のインタビュー記事の隙間にもあちこちに写真が使われていて、そんなに撮ってどうするんだろう……なんて思っていたけどあながち無駄でもなかったのかもしれない、と絵里子はひとりごちた。
野立のビジュアルの高さを改めて実感し、心の中で思わずため息をつく。


(もっと地味な格好にさせればよかった)


ここに来るまでの廊下ですれ違った婦警たちの会話は専ら今日発売された文英館の雑誌、いつかの『若き官僚、日本を支えるニューリーダー』の取材を再び受けた野立の話題ばかりだった。
かっこいいだの渋いだの、髭が素敵だのなんだのって。
0253無題2013/09/14(土) 23:07:18.28ID:cYFIxdEa
野立に頼まれて当日の服を選んだのは
自分だ。
彼女でもないのにあれこれと、端正な顔立ちをした野立にネクタイをあてていく作業は意外と楽しかったけど、わざわざファンが余計増えるようなことをしてしまったと思うと少しだけ後悔が押し寄せる。


「どう?イケてる?めちゃくちゃイケてるよな。どうしよう、俺のせいで官僚同士が争うことになっちまったら」


野立も野立で、やばいやばいと髭を触りながら鼻の下思いっきり伸ばしてデレデレしてる。
彼女でもないのに、机の上にどっさり積み重ねられた手紙や花束が目について胸が苦しい。
彼女でもないのに、こんな風に浮かれる野立を見たくない。
いくら恋愛下手な自分でも、このもやもやの正体ぐらいわかる。

今更こんな気持ちに気づいたって、どうすることもできないのに。
0254無題2013/09/14(土) 23:10:38.19ID:WjArGuGM
野立は急に静かになった絵里子の肩をぽんと叩いた。


「おい、どうした」
「え?あぁ……うん、いいんじゃない」
「俺がかっこよすぎて、固まったか。あはは」
「野立」
「いや冗談……」
「よかったね、また女の子にきゃあきゃあ言われて」
「はい?」


なんだこいつ。
もしかして妬いてるのか。


「何お前、嫉妬してんの?」
「……ばかじゃないの」


覇気が無い。
絵里子のくせに、全く覇気が無い。

野立はおかしくなって、クククと髭を撫でた。


「なにがおかしいのよ……それ、うざいんですけど」
「あん?」
「っていうか、髭はやしたりなんかするからアンタ、あーなんでもない。やっぱいい。わすれて」
「なんだよ、言いたいことははっきり言え」


そう言うと絵里子は下唇を噛んで俯いてしまった。
不満と不安が入り混ざったような表情と微かに染まった頬がチラリと見えて、いよいよ野立まで赤面しそうになった。
0255無題2013/09/14(土) 23:12:35.29ID:WjArGuGM
絵里子が俺に嫉妬する日がくるなんてなぁ。

結構ノリノリでコーディネート考えてくれてたけど、蓋を開けてみたら思った以上に反響がでかすぎて動揺したのか。
ファンレター、署の婦警以外からもたくさんきちゃったしなぁ。
俺ってホント罪な男だなぁ。
うんうん。

記事には満足したし、ここらでそろそろ、いい加減、絵里子を俺だけのものにしたいもんだ。

野立は絵里子の手から雑誌を引き抜くと、弾かれたように顔を上げた彼女を強い力で腕の中に閉じ込めた。


「ちょっと!何すんのよ!」
「絵里子もきゃーきゃー言ってくれていいんだけど?」
「はぁ!?なんであたしがっ……」
「だって、好きだろ。俺のこと」
「な、な、何言ってんの!?なんでわかるのよ、そんなの」
「わかるよ、俺も好きだから」
0256無題2013/09/14(土) 23:17:29.99ID:+LPCuhrP
絵里子が驚いて野立を見上げた。
目の前の男はニコニコと、実に締りのない表情をしている。


「……からかってるんだったら、ころす」
「おお怖。よかった、からかってなくて」
「…………ほんとに?ほんき?」
「うん」
「……野立会はどうするの?」
「解散することになるなぁ」
「ナンパは?もうしないの?歩いてる婦警に片っ端から声かけたりしないの?」
「しないだろうなぁ」
「なんで……なんで?」
「絵里子がカノジョになってくれるなら、もうそういうの必要ないんだ」
「つまり、……つまり、どーいうことなの?」
「お前はホント、プライベートとなると鈍感もいいとこだよな」


野立はじりじりと絵里子を壁際に追い込むと、ガシッと両手首を掴んで間髪入れずに唇に喰らいついた。
0257無題2013/09/14(土) 23:20:12.14ID:aATspStq
「―――――こういうこと」
「んん、ちょ、ま……のだ……っ」


待って、と言おうとするその口を強引に開かせ、舌をねじ込んで絵里子のそれと絡ませる。


「っほんと、ちょっと、ふぁ……っああ」


こぼれ落ちる唾液すらもひとつ残さず拭い取って、がくっと倒れそうになった絵里子の腰を支えてぎゅっと抱きしめた。


「いやー幸せだよ、俺は」
「ど、どっ……どの口が言ってんのよ!!今死にそうだったんだけど!?」


胸を抑えてゼェゼェと荒い呼吸を繰り返す絵里子の顎を親指と人差し指でクイッと掴むと、野立はにっこりと微笑んだ。


「こんなもんじゃないよ?俺の二十年は」
「は!?に、にじゅうねんてアンタ、冗談よしこさん……」
「古いなお前。まぁいいや、午後はテキトーにサボって仮眠しとけよ」


今夜は寝られないんだから。


だらりと冷や汗を垂らした絵里子の向こうで、ブラインド越しに彼女の部下たちが各々に歓声を上げていたのは、また別のお話。
0258名無しさん@ピンキー2013/09/14(土) 23:24:41.05ID:T5ax7N/X
ひどい文章だと思ったけど投下。初書きなので大目に見てくださいorz
また雑談で盛り上がりたいなぁw
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