朝の教室。まだ誰もおらず、心なしか空気も寒々しい。
 ドアが開き、二人の生徒が入ってきた。一人はイッセー。手を引かれているのは、ゼノヴィア。

「ほ、本当に大丈夫か、イッセー。誰か来たら……」
「大丈夫だって」

 イッセーはゼノヴィアを抱き締めて、唇を重ねた。チュッチュッとついばみながら、その手は馴れ馴れしく、彼女のスカートをまくりあげて、白いヒップを撫で回す。
 ゼノヴィアは頬を赤らめながらも、イッセーのされるがままになっていた。
 すると、口の中にニュルリと柔らかな物が侵入してくる。それはイッセーの舌だ。それがゼノヴィアの舌に絡み付いてきた。
 教室の静かな空気に、二人の舌が絡み合う音が響く。
 イッセーは左手でゼノヴィアの尻を愛撫しながら、右手で胸を触る。制服越しでも彼女の乳房はまろやかな柔らかさをイッセーの手に伝えていた。それもそのはずで、ゼノヴィアはノーブラなのだ。
 イッセーはゼノヴィアの口と、尻と、胸の柔らかさを堪能した。

「よし、じゃあいつも通りにな」

 イッセーは口づけをやめると、椅子に座って、足を投げ出すように股を開いた。ゼノヴィアがその間に座り込み、慣れた手つきでズボンのジッパーを下ろす。そして合わせ目から、勃起した肉棒を取り出した。
 熱のこもった眼差しで見つめながら、ゼノヴィアは白い指を絡ませて、ゆっくりとしごく。それは火のように熱く、鋼のように硬く、ドラゴンのように猛々しかった。
 ゼノヴィアはサイズと硬度、熱を、手に刻み付けるかのようにじっくりとしごき続ける。その間に、イッセーは彼女の制服のボタンを外して、大きく開いた。
 真っ白な乳房が、こぼれ出る。イッセーがそれを手で捏ね回し始めると、それを合図に、ゼノヴィアは手中の男根を唇で包み込んだ。
 形を確かめるように、ゆっくりと唇をスライドさせる。
 鼻先が根本の茂みにかかると、唇を後退させて、カリ首の部分でキュッと締め付ける。
 イッセーとの毎日の情事で、前よりも大きく、柔らかくなった胸を弄ばれながら、ゼノヴィアは灼熱の怒張に唇と舌で奉仕する。
 口腔内を満たすオスの味と、胸で感じるイッセーの手の温もりに、ゼノヴィアはここが教室である事を忘れて、一心不乱にしゃぶり続けた。