名探偵コナンでエロパロ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001名無しさん@ピンキー2012/04/15(日) 21:20:01.05ID:hWPzBd24
新蘭などの公式カプは勿論の事、原作ではないカプでも大歓迎!

■基本はsage
■嵐に反応するのも嵐
■人を選ぶジャンルは確認を入れること
※スカトロ、すごい鬱等
0101子羊たちも夢を見るのか3−12012/07/14(土) 12:54:11.90ID:uLeUMOjb
生物には、程度の差はあれ必ず幼体と成体がある。
毛虫と蝶のように極端ではないが、人間も例外ではない。
七歳児の頭脳に、一七才の知識と経験を移植することができたとしても、
それはその七歳児が一七才の人間のように思考し行動できるということではない。
七歳児の描く天才的な絵画や、独特の空間の把握を一七才になった人間には、最早
できないように、知識と経験があっても、七歳児の脳は、それと現実に視覚や聴覚、
嗅覚など五感から仕入れた情報とを統合して、関係する人間たちの経歴や人間関係
からその心理をも推測し、すべての情報から論理的にその犯罪を犯し得るただ1人の
人間を推理することは、生物学的にできないはずだ
0102子羊たちも夢を見るのか3−22012/07/14(土) 12:58:11.51ID:uLeUMOjb
APTX4869は、人間の遺伝子に作用して急激な退行を誘発して原因不明の死に至
らしめることを計算して私が開発した「毒薬」だ。治験では、マウスも犬もす
べて短時間で急速に退行して死んだ。しかし、工藤新一には、それは効かなかった。
肉体は、確かに急激に七才時点まで退行したが、そのまま生き残り、かつ頭脳は、
元のままにあるようだ。心ならず次の実験台になったわたし、宮野志保にも同じ事が起こった。
しかしその原因はわからない。七歳児の肉体を、十七才の頭脳が支配したらどうなるのか?
興味深い研究課題だ。

0103子羊たちも夢を見るのか3−32012/07/14(土) 13:11:15.75ID:uLeUMOjb
陰鬱な気分のまま私は、いつも通りランドセルを背負い、あゆみたちと
登校する。
脈拍が早く安定しない。血圧が上昇し顔が火照る。下腹に鈍い痛みが断続的
に続いている。食欲はなく軽い吐き気がする。
女として、私にはそれがなにか十分わかっている。別に指折り数えなくとも
頭の中で計算できる。もし、私が、元の肉体のままだったならば丁度排卵日に近い。
つまり私の成体の頭脳は、私の卵巣と子宮に向かって生理を開始するように命令して
いるのだ。しかし私の幼体の肉体はそれに答えることができない。結果は、急激な
ホルモン分泌異常だろう。いずれ私は体にあふれる自身のホルモンによって、自分自身の
肉体を痛めつけ多臓器不全か心筋梗塞で死に至るか。発狂するかどちらかだろう。
私の死体を検死した医師は、大いに悩むはずだ。七才にして永久歯がすべて生えそろい、
第二次性徴前なのに体内に以上に女性ホルモンの分泌が見られる七歳児。きっと私の死体は
珍しい標本として展示されるだろう。死んで全裸で内臓までさらけ出してホルマリン液に浮いて、
永遠に人々の好奇の目にさらされ続ける私・・・私は、思わず苦笑した。裏切り者の死に様にふさわしい。
0104子羊たちも夢を見るのか3−42012/07/14(土) 13:22:22.39ID:uLeUMOjb
目を上げると通りを横切って、目の前をあの子が通り過ぎるのが見えた。
明るく、優しく、強く、常に光の中を歩む。イルカのように誰からも愛される人気者。
毛利蘭だ・・。なんの脈略もなく激しい憎悪が心に沸き上がる。あの屈託のない笑顔を、
健康な肉体を蹂躙してやりたい。わかっている。それは嫉妬だ。あの子には、何の罪もない。
深海で腐肉を食らうしかない鮫の愚かしい嫉妬の感情だ。
あの子の後ろを、眼鏡をかけた少年が通る。この秘密を共有する世界でただ一人に人間、
工藤新一、いや江戸川コナンか・・。いつになく浮かぬ顔であの子と距離をとって、
とぼとぼと歩いている。
「あら。どうしたの?元気ないじゃない?」
私は、いつものように冷笑を含んだ声をかける。振り向いた少年は、いつもの余裕綽々の
表情ではなく、どこか疲れているようだ。
「ばーろ。今朝は、最悪な夢を見ちまってよ。気分最低だぜ」
「夢?」」
私は、どきりとした。
「どんな夢?」
0108子羊たちも夢を見るのか4−12012/07/23(月) 19:45:39.69ID:PnjK+0A8
血みどろの夢だ。
俺が、今まで見てきた凄惨な殺人現場、断末魔の苦しみをそのまま
凝固した死体。泣き崩れる遺族、壁にまで飛び散った血痕。その中
で舌なめずりして、大好物の殺人事件にうきうきと這い回る俺がいる。
憎悪、嫉妬、陰謀、欺瞞、人間の負の感情だけが渦巻く中で、訳知り顔
の俺が、犯人を追い詰める。脂汗をにじませ、必死に目を左右に泳がせ
て逃げ口を探す相手を、容赦なくじわじわと追い詰めて、得意顔で破滅させる。
誰に頼まれたわけでもないたかが17才の高校生が、プロの警察官たちを見下し
ながら犯罪現場を我が物顔で荒らし回り、問われてもいない真実とやらを暴き立てて、
目暮警部の賞賛をさも迷惑そうに受け流す。それが俺だ。工藤新一なのだ。
<コレガアナタノスキナバショナノ?>
蘭が、立っている。血みどろの現場に全裸で・・・。
「蘭・・・おまえ・・」
<コレガアナタノノゾムモノナノ?>
「違う・・違う・・俺の・・俺の望むものは・・・真実・・だ」
<シンジツガソンナニタイセツナモノナノ?>
「犯罪が行われたんだ・・真実を明らかにして犯人を逮捕するのは当然のことだ。
そうだろ?蘭?蘭もそう思うだろう?」
<ワカラナイ>
「蘭・・おまえ裸じゃないか・・さあ・・出ようこんなところから・・」
俺は、無表情に血だまりの中に全裸で立つ白い蘭の裸身を抱きしめた。冷たい・・・
まるで死体のようだ。
0109子羊たちも夢を見るのか4−22012/07/25(水) 16:18:32.65ID:wW+a0EAs
「蘭・・蘭・・どうしたんだ?・さあ・・外へ出て何か着ないと・・」
<シンイチ>
「蘭・・」
俺は、きつく柔らかい蘭の裸身を抱きしめた。柔らかく弾力のある形良い
乳房とつんと固く尖った乳首が、俺の胸に押しつけられる。強い欲情を感
じて思わず、両手を滑らかな背中を撫で下ろしふっくらと柔らかくマシュマロ
のような感触の双尻を握りしめる。ひやりとした感覚・・。暖かいいつもの蘭
と何か違う。身体を離して蘭を見つめる。見上げた蘭の瞳にいつもの輝きはなく
漆黒の闇のように黒く、この世界のものではない底知れない虚無をたたえてどこまでも暗い。
<シンイチ・・>
「蘭・・どうしたんだ?いつものおまえじゃない・・・なんでこんなに冷たいんだ・・」
俺は、もう一度蘭の身体を抱きしめると、そのまま床に押し倒した。すぐ側を被害者の流した
血が凝固しかけて流れている。
「蘭・・・・蘭」
俺は、夢中で蘭のたわわに実った形良い乳房をもみほぐし口に含むと、薄赤色の乳首を甘噛みする。
冷たい・・・なぜこんなに・・・?俺は、凍死しかけた人物を蘇生させるように蘭の滑らかな肉体
を手で撫で回し、擦る。柔らかな腹部からその下に手を這わすとシヤリシヤリとした手触りで蘭の
恥毛が指にからまり、その奥の女の谷に指を滑らせると、初めて暖かい感触がある。じっとりと濡
れて膨らむどこまでも柔らかい蘭のそこに指を入れ、つんと尖った女芯を探る。
「蘭・・・」
<シンイチ・・>
「蘭・・なんでそんな風に機械のような声を出すんだ?なんでいつものように答えてくれない・・
蘭・・おまえが欲しいんだ・・」
0112名無しさん@ピンキー2012/07/30(月) 01:26:25.79ID:m4oiZ1rz
きんもー
0115名無しさん@ピンキー2012/07/30(月) 22:42:42.21ID:4ZE8azqC
本堂瑛祐って蘭のことが本気で好きだったわけじゃないよな
瑛祐が本気で蘭が好きだったら、蘭をレイープしてしまうと勝手に予想

そういう勇気があるかどうかで別だが
0116子羊たちも夢を見るのか4−32012/07/31(火) 12:19:49.96ID:ZKCZ46hb
「蘭・・・」
俺は、蘭の裸身の上をせり上がり、蘭の唇に唇を合わせると、舌を差し入れ
細くかわいい蘭の舌とからませ合う。
「んんん」
甘くからませる舌さえひんやりと冷たい。
俺は、蘭の柔らかい乳房を手で覆うようにして
揉み乳首を擦り合わせながら、蘭のすらりとした脚を左右に大きく開かせると
柔らかい股間に指を這わせた。蘭のそこだけは、やけどするほどに熱く濡れそぼっている。俺
は、蘭のつんと尖ってきた女芯をつまみ、刺激しながら痛いほど硬く勃起した俺のペニスの先
を濡れてふっくらと膨らんだ蘭の女唇に押し当てるとぐっと押し入れる。
ヌプリとした感触で優しく蘭の女が俺の男を包む込む。
0117子羊たちも夢を見るのか4−42012/07/31(火) 12:51:55.57ID:ZKCZ46hb
「蘭・・・俺・・ずっとこうしたかったんだ・・蘭と・・一つになることを・・」
俺は、幸福感に包まれて激しく腰を突き動かす。熱い・・俺を包む蘭のそこは焼けるように熱い。
「ク・・・」
俺の下で蘭が、小さく声を上げた。
「蘭?」
「クククク・・あ・・・あははは・・ははは」
「蘭?」
「何してるの?コナン君?おませさんね。子供のあなたには無理よ」
俺を見上げた蘭の目は、ぽっかりと黒い空洞のように虚ろな穴のようだ。
そのまま蘭は上体を起こして俺を嘲笑する。
「ら・・蘭何を言ってるんだ・・俺は、コナンじゃない・・新一・・工藤新一だ!」
「あはははは・コナン君なにいってるの・はははは」
見るといつの間にか、俺の身体は忌々しいガキの身体に戻っている。
「こ・・これは・・・ち・・違う・・違うんだ・・蘭!」
「あははは・・はははは」
「蘭やめろ・・蘭・・・蘭!」
俺は、自分の叫び声で目を覚ました。
隣で毛利のおっちゃんのうるさいいびきが響いている。もうすぐ夜明けのようだ。
「な・・なんだ・・・今のは・・」
0118子羊たちも夢を見るのか4−52012/07/31(火) 17:07:29.90ID:ZKCZ46hb
最悪の夢だ。
俺も健康な男なんだから、自慰もするし、その妄想の相手はほとんど蘭なのも
正直なところ本当だ。だが、今までにこんな後味の悪い夢は見たことがない。俺は
どうしたっていうのか。
朝起きると頭がガンガンと痛み身体が熱っぽい。
なにより蘭の顔をまともに見られない。ミニの蘭の制服は、今のガキの身体の
俺の見上げる角度では、ショーツまで丸見えで今朝の俺には、刺激が強すぎる。
蘭から離れてとぼとぼと歩く俺に、後ろから聞き慣れた冷たい声がかかる。
「どうしたの?元気ないじゃない」
灰原だ。よりによって一番相手したくないやつと出会った。
「ばーろ。今朝は、最悪な夢を見ちまってよ。気分最低だぜ」
俺は、ぶっきらぼうに答える。
「夢?」
灰原の表情が微妙に変わる。
「どんな夢?」
(ばーろ。話せるか!)俺は、かっとして乱暴に答える。
「なんでもねえよ」
しかし灰原は、真剣な顔で俺の気分などかまわずにたたみかける。
「性的な夢ね。相手はあの子?射精できたの?」
(おいおい)
俺は、更にむかっとしたが、身を寄せてきた灰原はからかう表情ではない。
「正直に話して」
0122子羊たちも夢をみるのか5−12012/08/02(木) 14:57:51.72ID:Jy9kuXQv
工藤新一が、くだくだと言い逃れをするので、夢の内容を聞き出すのに時間がかかった。
「それで?射精できたの?できなかったの?」
自分自身も体調が悪くいいかげんイライラしている私は、単刀直入に聞く。
「そ・・そんなことお前に関係ねえだろ」
真っ赤になって顔をそむける少年は、普段ならかわいいと思うだろうが、今はイラつく。
「できなかったのね・・そうでしょうね・・」
私は、皮肉でなくなにげなくつぶやいたが、少年のプライドを刺激してしまったようだ。
「俺は何も言ってねえじゃないか、なんだよ灰原・・人のプライバシーだろ・・」
ぎゃあぎぁあうるさい小僧を無視して私は、ため息をついて考え込む。

0123子羊たちも夢をみるのか5−22012/08/02(木) 15:00:19.31ID:Jy9kuXQv
「ねえ。工藤君。私たち・・私とあなたは、今かなり危険な状態にあるわ。
あなたのそのお利口ぶった頭脳は、その寸足らずの肉体とは仲が悪いのよ。
わたしの鋭利な頭脳が、このかわいい肉体とは、残念ながら調和できないのと
同じ・・・このままでは、二人とも良くて発狂、悪くすれば内分泌異常で死ぬわ。
名探偵工藤新一が、淫猥な妄想を処理できずに悶え死にというのも悪くないけど、
格好悪すぎね。仕方ないわ。私の方はかなり深刻だけど、あなたの場合は、危険
だけど、もう一度改良した試薬で元の身体に戻って、久しぶりにあの子とたっぷり
セックスを楽しむ事ね。それで少なくともしばらくは正気を保てると思うわ。放課後博士の家に来て」
「な・・何言っているんだ・・は・・灰原・・」
「なによ?」
「あ・・あのな・・灰原・・お・・俺と蘭は・・まだ・・その・」
「な・・・ん・・ですって?」
私は、あきれて立ち止まった。

0124子羊たちも夢をみるのか5−32012/08/02(木) 15:03:19.26ID:Jy9kuXQv
「あんたたち・・あんなに人前でイチャイチャしておいて・・・まさか・・一度も?」
「あ・・あたりまえじゃねえか・・お・・俺と蘭は・・その・・そんな関係じゃねえし」
「じゃあ良い機会じゃない。この際元の身体に戻った所で求めなさい。彼女もすぐ応じ
てくれるわ」
「そんなこと・・できるわけないだろう・・蘭は・・・そんなこと考えていないかもしれないのに・・」
私は、ムカムカしてこの頭脳だけ肥大化した小僧の胸ぐらをつかんだ。
「ねえ。頭でっかちの坊や。あなたが頭の中で彼女をどんな聖女にでっち上げているか知らないけれど、
彼女は、健康な生身の肉体を持った女で、あなたを愛している。女にだって性欲はあるわ。男のように
獣じみていないだけでね。断言するわ。彼女は、あなたに抱かれたいと願っている。あなたがきちんと
求めれば、必ず受け入れるわ。それとも何?誇り高い名探偵さんは、女の彼女の方から抱いてくださいと
言わない限り何もできないわけ?」
「今の俺が、こんな身体で、しかも危険な組織から追われている俺がか?蘭を巻き込むわけにはいかないだろう!」
「うまい言い訳ね。そういって体よく逃げているんじゃないの?彼女の気持ちにとっくに気がついているのに。
散々待たせる待たせて抱いてあげることすらしないじゃない!」
「お前にそんなことまで言われる筋合いはねえよ!そんなことを言う灰原はどうなんだよ?経験あるのか?!」
いつも余裕綽々の工藤新一が、顔を真っ赤にして我を忘れて叫んでいる。
<あるわよ。あなたの宿敵、私の姉の敵のあの冷徹な殺人鬼に散々に犯されて、こちらから求めるようになるくらい仕込まれるまでね・・>
私は、その言葉を飲み込んで、そっと工藤新一のシャツから手を離し、乱れた彼の胸元を直した。そうだ、私は、嫉妬しているんだ。
普通の高校生をしているこのふたりに・・。明るい光の中で戯れるイルカたちを見あげて、深海の鮫が嫉妬しているだけだ。
「ごめんなさい。悪かったわ・・ついかっとして・・ともかく放課後博士の家へ・・いいわね」
0127子羊たちも夢を見るのか6−12012/08/05(日) 19:43:22.60ID:h03vwX7Q
夜に入ってコナンは、阿笠博士の家を訪ねた。
そっとドアを開いて、中に入ると家の中はしんと静まりかえっている。
「おおい・・博士?・灰原?」
なぜか胸騒ぎを覚えてコナンは、慎重に家の中を見回しながら、奥へ入った。
奥の浴室からシャワーの音がする。
「なんだ博士、風呂か・・早く出てくれよ。灰原から来るように言われて
来たんだけど、あいつは?」
コナンは、浴室のドア越しに声をかけると、広間に戻りソファーにひっくり返った。
しばらくして、カチャリとドアが開く音がした。
「ああ・・やっと出たのか?博士。灰原のやつ・・なんかおかしいんだよな・・
変なことばかり言うし・・」
ソファーに寝たまま、コナンは背後に声をかけた。
「博士、どう思う?博士・・・・博士?」
「阿笠博士なら学会に出かけているわ。伝言なら伝えておくわよ」
笑いを含んだ澄んだ冷たい声に、コナンは、はっとして起き上がって振り返った。
シャワーを浴びたばかりらしい髪を濡らしたままの美少女が、バスタオル一枚の姿で立っている。
「お・・おねえさん・・誰?」
思わず子供の声で聞きながら、コナンは、愚問に気がついた。すらりとした肢体には
見覚えがないが、知的で清楚な美貌、冷たい灰色の瞳、そして、どこか哀しみを含んだ微笑。
「は・・灰原?」
0129子羊たちも夢を見るのか6−22012/08/08(水) 20:01:18.54ID:gQqlakW9
哀は、挑発的な目でコナンを見ながら、ハラリと床にバスタオルを落とす。
形良い半円の乳房と薄桃色の乳首、すべらかな腹部と薄めの恥毛が露わになる。
白く均整の取れた美しい全裸のまま、イスにかけた博士の古いワイシャツを取り、
するりと羽織ると2・3個だけボタンをかける。
「な・・なんだよ。灰原その格好は・・」
「仕方ないでしょう。試薬を飲む前に元の身体に合う服を用意するのを忘れたんだから、
今更裸で外に服を買いに行くわけにも行かないわ」
哀は、グラスを出すと、広間のキャビネットをのぞき込む。ワイシャツが捲れ上がり、
白くクリッと丸く柔らかそうな哀の双尻が半分見える。コナンは、あわてて目をそらした。
「おいおい・・あ・・それは博士のバレンタインの30年物!」
哀は、ウイスキーのボトルと出すと、うれしそうにグラスに三分の一ほどつぐ。
「前からねらってたのよね。実は以前っそり試したことがあるんだけど、子供の身体じゃ
アルコールを受け付けなくて、ひどい目にあったわ・・・だからリベンジよ・・ああ・・おいしい・・」
0130子羊たちも夢を見るのか6−32012/08/08(水) 20:02:52.15ID:gQqlakW9
「博士の怒られるぞ。それにおまえが薬を使うのは、俺で十分実験して完成してからとか
言ってなかったか」
「人体実験は、複数行わないと正確なデータは取れないのよ。それに私の方も悠長にして
られない状況だから、仕方ないわ。あなたの分も用意してあるわよ」
哀は、保存器を開け、アンプルを取り出すと慣れた手つきで、タンプラーに注ぐ。
コナンは、目の前に差し出されたタンプラーの液体を見つめた。
「灰原・・この前の話で俺に元の身体に戻れというのなら、やっぱり俺はいやだ。俺の都合で、
俺の身体の問題だけの為に蘭を抱いたりすることはできない」
哀は、黙って冷たい目でコナンを見つめて、リモコンを取りオーディオのスイッチを入れた。
オーケストラが、叙情的な旋律を奏で始める。
「この曲を知ってる?」
「ばかにするなよ。いくら音痴の俺でも白鳥の湖くらい知ってるさ」
0131子羊たちも夢を見るのか6−42012/08/08(水) 20:05:12.92ID:gQqlakW9
「バレエ「白鳥の湖」は、王女オデットが悪魔ロットバルトに、昼は白鳥、
夜だけ乙女の姿に戻る呪いをかけられている。呪いを解くには、いままで
に誰も愛したことのない青年が永遠の愛を誓わなければならない。そこに
王子ジークフリートが現れてふたりは恋に落ちて愛しあう。でも悪魔の娘
黒鳥オディールがオデットそっくりの姿で現れ、だまされた王子は、
オディールに永遠の愛を誓ってしまう。絶望したオデットの所に、王子がかけつけ、
ふたりは湖に沈み天上で結ばれるというストーリーよ。あなたは、このラストを
ハッピーエンドだと思う?バッドエンドだと思う?」
「最後にふたりは死んでしまうのだろう?いくら天上で結ばれたとか言っても
死んじまったのなら、やっぱり敗北じゃないかな?」
「そう思うなら、彼女と愛し合うことよ。明日あなたが、組織に殺されたら、
後悔するのはあなたじゃなくて彼女なのよ。生きてこそ結ばれることができるのよ」
「忠告はありがたいけど、灰原、これは俺と蘭の問題だ」
哀は、一瞬怒りを含んだ鋭い目でコナンを見つめ、すぐに目をそらした。
「そうね。確かに私の口を出すことじゃないわ。でも薬は飲んで、元の身体に
戻ったところでホルモンバランスを調整する薬を投与するわ。正気で生きていたいなら、
私もあなたも今それが必要なの」
0133子羊たちも夢を見るのか7−12012/08/13(月) 12:08:13.50ID:MMQYpeSG
バランタインの30年物は、さすがにとろりと甘味が合って美味だ。私は、空のグラス
に追加を注ごうとして酔いを自覚してやめた。子供の姿に戻ったときに体内にアルコール
が残っていた時のことは想像もしたくない。代わりにもうひとつグラスを出し、ツーフィンガー
ほど注いで工藤新一に差し出す。
「いらねえよ。俺は酒は飲まないんだ。大体俺ら未成年だろうが」
「自分たちでもいくつなのかわからないんだから、いいんじゃない?それにしてもこの世の犯罪の
原因の半分、酒と女と両方知らない名探偵なんて聞いたこともないわ」
「いるさ。ブラウン神父、ドルリーレーン、ミスマープル・・」
「はいはい。お利口さん。ともかくまず薬を飲んで」
私は、さっき自分の身体を巻いていてバスタオルを取ると、工藤君に投げた。
「今のそのかわいいお洋服がビリビリにしたくなければ、脱いでおく事ね」
「博士に預けてある新一の服があるだろう」
0134子羊たちも夢を見るのか7−22012/08/13(月) 12:11:22.99ID:MMQYpeSG
「後で捜して上げるから、さっさと飲んでよ。坊や」
「その坊やってのはやめろよ。灰原、俺たちそれほど年は離れてないだろ」
「あの子と私と二股かけるくらいしてくれたら呼ばないわよ」
「坊やと呼んでくれ」
私は、苦笑して、彼に背を向けて保存器のホルモンの調整をする薬を
確認する。
「それにこの薬は、白酒の成分を元にしているんだろう?ウイスキーは、影響ないのか? 」
「アルコールそのものは関係ないわ。パイカルの製法は複雑なのよ。基本は、麦やエンドウ
などから作る麹を発酵させたものだけど、 それに乳酸菌やカビ、酵母をまぜてモロコシを
蒸した物とまぜ更に発酵させて蒸留を繰り返す。その間に微生物が混ざり、長時間熟成させてで
きるものよ。正直どの成分がどう作用しているのか、まだわからないわ。普通のマウスに投与しても
変化がないから、私たちの体内にある何かと融合してはじめて効果があるのだと思うわ」
0135子羊たちも夢を見るのか7−32012/08/13(月) 12:51:26.69ID:MMQYpeSG
背後で服を脱ぐ気配があり、しばらくして
「うっ・・くううう」
と工藤君の苦悶の声がする。私は、今回はじめて経験したが、激烈な痛みだ。
いままで彼には言わなかったが、元に戻るとき骨と筋肉、神経組織が万一均等
に成長しなければ、伸びる骨に筋肉や神経が引きちぎられることになるのだ。
そんな死に方はしたくない。しばらくして静かになると振り返る。
全裸の工藤君が、ソファーで荒い息をしている。まだ少年ぽいが均整の取れた
美しい身体だ。汗を全身ににじませている。私は、目をそらしてタオルを渡した。
「まずシャワーを浴びると良いわ」
恥ずかしい話だけど、私は、はっきりと彼に抱かれたいという欲望を感じていることを自覚した。
0139名無しさん@ピンキー2012/08/15(水) 09:44:53.62ID:H/QZco2k
ホントに続きが気になる展開!!
0140子羊たちも夢を見るのか8−12012/08/19(日) 18:24:02.83ID:Y9K0RZZR
工藤君が、シャワーを浴びている間に、彼が手をつけずに残したグラスに氷を放り込み、
ウイスキーを半分私のグラスに移す。確かに彼の言う通り、白酒を飲んで元に戻る現象
が起きたのなら、ウイスキーも何か思いがけない症状を引き起こすかもしれない。ふたりして、
浦島太郎の玉手箱のように白髪の老人になり果てたら大笑いだろう。そうなれば、少なくとも
ジンに怯える必要はなくなるわけだ。
オーケストラは、甘ったるいチャイコフスキーの情景を奏でている。清純で無垢な白鳥オデットと、
悪辣で淫蕩な黒鳥オディールは、同じバレリーナが演じる。つまり同一人物なのだ。女なら誰でも
その両面を持っている。
音楽は暗く劇的になり、黒鳥が王子を誘惑する場面になる。 大体、ついさっき永遠の愛とやらを
誓ったばかりなのに、姿形が似ているとからといって白と黒の見分けもつかないバカ王子の愛を
信じて待ち続けている白鳥こそ愚かなんだ。男なんてその程度の生き物なのだと教えてやりたい。
0141子羊たちも夢を見るのか8−22012/08/19(日) 18:26:17.60ID:Y9K0RZZR
灰原・俺の服は?」
ドアが、開きバスタオルを腰に巻いた王子が、入ってきて間抜けなことを言う。
私は、無言でグラスを差し出した。シャワーでのどが渇いたのか、氷の音に
惹かれたのか、彼は、今度は素直に受け取り少し口をつけるとソファーに座る。
「なあ灰原、完全に元に戻れる薬はいつごろ完成するんだ?」
「甘いご希望をそぐようで悪いけど、その質問は、いつ人類は風邪を根絶できる
薬を開発できるのかというのと同じ。答えは、「わからない」よ」
「なぜだ?APTX4869は、おまえが作った薬なんだろう?」
「前に話したでしょう?あれは、ただ私の両親の研究を引き継いで試作中に偶然
できたものなのよ。データも失った以上、もう一度同じ物を作れるかどうかもわ
からないわ。まして、解毒薬なんて」
「でもこうして、一時的にでも元に戻ることができる薬はできているじゃないか」
「頭痛薬や、解熱剤は風邪の症状を一時的に抑えるもので、風邪そのものを治療
する薬ではないわ」
0142子羊たちも夢を見るのか8−32012/08/19(日) 18:28:52.06ID:Y9K0RZZR
「おまえは・・黒の組織は、いったいなんでそんな薬を開発しようとしたんだ?」
APTXは、apoptosisのこと。つまり生物の遺伝子に組み込まれている自然死の
プログラムのことよ。この研究は、それをコントロールすることを最終目的としていたの。
つまり死をコントロールすることよ」
「それって・・つまり・・」
「ねえ・・たとえばAPTX4869をもう一度作ることができたら・・そして私たちがそれを
服用し続けたとすると・・永遠に年をとらないことになるわ・・つまり不老不死になれるというわけ」
「ば・・ばかばかしい・・そんなこと本気で考えているのか?」
「さあ・・どうかしらね・・」
私は、彼のために用意した薬を取り出し、今度は、水を入れたグラスと一緒に渡した。
「でも・・そのためには、まだ色々障害があるわね。たとえば肉体は若返っても、精神の老化は防げないわ。
とりあえずは、この薬でホルモンバランスを調整するわ。飲んで」

0143子羊たちも夢を見るのか8−42012/08/19(日) 18:42:36.78ID:Y9K0RZZR
私は、グラスを受け取り薬を口に放り込む彼の横に座った。
乳首が充血してツンと尖って恥ずかしく博士のワイシャツから突き出て
くるのを感じる。身体が熱く火照っている。白いしなやかな両脚を付け根で、
わたしの密やかな部分が熱く濡れてきている。
「は・・灰原?」
私は、不審そうに私を見た彼の手からグラスを奪い取り、冷たい水を口に含むと、
彼の柔らかな唇と唇を合わせた。そのまま舌を入れて水を彼の口に注ぎ込む。
衝動的な行動だった。
0144名無しさん@ピンキー2012/08/19(日) 23:08:27.50ID:3DurmDx+
ゾクゾクしてきた
0145子羊たちも夢を見るのか9−12012/08/21(火) 17:36:08.91ID:v0x5sZlK
「うう・・」
彼の熱い舌と私の舌をからませる。裸の胸にぴったりと乳房を押しつけるよう
に胸と胸をを合わせる。するりと下に滑った細く白い指が、腰のタオルの上から
硬く滾ってきた彼の男性に触れる。
「や・・やめろよ。灰原、ふざけてるのか?」
「ふざけてなんかいないわ・・今の私たちは、お互いに求め合っているんじゃなくて?」
「そ・・そういう問題じゃなくて・・」
「そういう問題じゃなくてなに?黒の組織から抜けた裏切り者の女なんか汚らわしくて、
触る気にならない?それとも・・やっぱりあの子に義理立てする気持ち?」
自分でも嫉妬で顔色が変わるのがわかる。
「灰原・・」
「大丈夫。私は、決して今夜のことを誰にも口外しないわよ・・それにあの子は、
江戸川コナンと灰原哀が何をしようと関心ないはずよ」
王子を誘惑する黒鳥の気持ちが良くわかる。奪いたい。無垢で清らかな白鳥が、
この世の幸福を何もかも独占するなんて不公平すぎる。その一番大切なものを奪い取りたい。
0146子羊たちも夢を見るのか9−22012/08/21(火) 17:37:30.34ID:v0x5sZlK
「酔ってるのか、灰原?」
「あの程度の酒で酔ったりしないわよ」
彼の顔に迷いが浮かぶ。どうしたら私を傷つけないか言葉を
選んでいるのがわかるだけに余計に腹立たしい。。
「灰原・・俺は、おまえが好きだよ。だけど愛してはいない・・」
「そんなことわかっているわよ・・誰が愛して欲しいなんて言った?
ただ一度だけ抱いて欲しいだけよ」
不意に涙がこぼれ落ちた。こんなことで泣くなんて、と思っても止ま
らず後から後から涙が溢れてくる。・寂しい・そうだ。私は、孤独なのだ。
世界中に私を愛してくれる人間はもう一人もいない。両親は死に、姉は殺され、
私の身体を知り、私がその肉体を知っているただ一人の男は、姉を殺した殺人鬼だ。
そして今世界で唯一秘密を共有している男は、好きだが愛していないなどとほざい
ている。寂しい・・寂しすぎるよ。
「灰原・・」
「不公平だわ・・どうして男は欲望のままに女を犯せるのに、女は、こんなにみっと
もなく哀願しなければならないの。どうか抱いて下さいと言わなければ抱いてももらえ
ないということ?」
0147名無しさん@ピンキー2012/08/23(木) 21:41:35.22ID:l+xdyy5B
ナニを握り締めたくなる展開!!
0149子羊たちも夢を見るのか10−12012/08/24(金) 11:36:28.10ID:a+LB16AV
灰原がこんなに取り乱すのを見るのは、俺たちが出会った最初の事件で、
殺されたお姉さんのことで俺をなじった時以来だ。灰原は、俺の身体に胸
を押しつけてくる。柔らかい乳房と硬い乳首を裸の胸に感じる。どうしよう
もなく俺の男が滾ってくる。けれでもこのままでは、やっぱり蘭に対する裏切り
になるという気持ちが俺を抑えている。
「お願い・・忘れさせて・・あの男の感触を・・貴方の手で消してほしい・」
正直どうしていいかわからない。
「灰原・・」
「私は、灰原なんて名前じゃないわ!志保よ!宮野志保よ!」
「し・・志保」
そう呼んでもまるで関係のない他人の名前のようで実感がない。灰原は灰原だ。
子供のようになきじゃくる灰原を、俺は思わずきつく抱きしめた。それは、
ただの同情だ。灰原も俺もそれはわかっている。けれどもこれ以上拒絶すれば、
灰原の精神は崩壊してしまうかも知れない。これが、ホルモンバランス云々だけ
の話なら俺も拒むことができる。でも、灰原の問題は、そんなことではない。
深く暗い空洞が彼女の心の中にあることがわかる。過去の男とのことで苦しんで
いるのだ。相手は、どうも黒の組織の男のようだが、誰なのかと聞くほど俺も
馬鹿じゃない。しかし、その心の空洞は、俺たちがセックスすることで埋まる物なのだろうか?
そして・・そして・・そしてこんな風に頭の中で小賢しく屁理屈を並べ立てているから
坊や呼ばわりされるんだ。こういうことでは俺もただの高校生のガキだ。思えば大人の
男女の事となると、毛利のおっちゃんにいつも一本取られてきた。
0150名無しさん@ピンキー2012/08/24(金) 22:12:35.78ID:htGXvjUY
続きを熱望する!
0151子羊たちも夢を見るのか10−22012/08/25(土) 18:12:54.70ID:VkqXsyOu
蘭を裏切ることになったとしても、ここで逃げることはできない。
考えて見れば、世界で俺と灰原だけが共有している苦しみだ。俺が背を向ければ、
誰が灰原を救うことができるだろう。逆に言えば俺自身を救うこともだ。
「灰原・・」
俺は、灰原の柔らかい身体をソファーに押し倒しながら、博士の大きいカッター
シャツを乱暴にはぎ取った。彼女の白く暖かい全裸が露わになる。プルンと
形良い彫刻のような半円形の乳房が震え、薄桃色の乳首がつんと生意気に上をむいて
尖っている。俺は、ゆっくりと指で片方の乳首をつまみ、擦りながら、もう片方の
乳房に顔を埋め、乳首を甘噛みする。
「あ・・・ああ・・ん」
ビクンと小柄な裸身が震える。俺は、優しく弾力ある乳房を揉みながら、顔を上げて
灰原と顔を合わせる。彼女は、うるんだ目で俺を見上げると、小鳥がするように俺の
唇に軽くついばむような何度もキスをしてくる。いとおしさがこみ上げて、俺は、
柔らかいマシュマロのような手触りの乳房を揉みながら、かわいい唇をふさぎ、
今度は俺の方から舌を差し入れて、細い彼女の舌をくすぐるように絡ませ合う。
かすかにバランタインのウイスキーの味がする。ねっとりと舌をからませてから口を離し、
彼女の唇、かわいい鼻、頬、耳、あらゆる所にキスの雨を降らせる。
「あ・・・・く・・工藤君・・・」
もう一度、首筋から肩を通って、彼女の乳房を口に含む。
「はああ・・あ・・」
0157子羊たちも夢を見るのか10−32012/09/02(日) 18:16:25.09ID:Fsbb6S6y
「灰原・・・」
俺は、柔らかく暖かい彼女の乳房から徐々に白い腹部からかわいい臍に舌を這わせ、
さらにその下へと舌を滑らせながら、手を潜らせてすらりとした脚を左右に大きく開かせる。
「く・・工藤君・・」
「灰原・い・いいのか?」
言わずもがなのガキのセリフとわかっていても、言わないではいられなかった。
しかし彼女は、俺を冷笑したりせずに潤んだ目で見上げながらコクッとうなずく。
俺は、灰原の背中に手を回し柔らかい尻を持ち上げるようにして脚を更に大きく開かせグッと
腰を押しつけると、熱く滾った俺の男を柔らかく濡れた彼女の女唇に押しつけるとゆっくりと押し入っていく。
「あう!・あ・・ああ・・」
「はあはあはあ・・灰原・・・」
俺は加減がわからず乱暴にぐいっと筒先を彼女の中に差し入れる。
「ウグッ!」
締めつける彼女の肉の輪を強引に押し広げるのを感じる。
「うう・・・」
苦痛と快感で汗に濡れた灰原の裸身が跳ね動き、食いしばった歯からうめき声が漏れる。
「苦しいかい?灰原・・」
「うん・・・・・・」
「ごめん。俺が乱暴だったから・・・・」
「いい・・このまま・・もっと・・続けて・・・」
今度は慎重に腰を突き動かしはじめた。
0158子羊たちも夢を見るのか10−42012/09/02(日) 18:18:42.66ID:Fsbb6S6y
「もう・・すこし・・だから」
俺は、優しく腰を動かしながら、油を塗ったように汗に光る彼女の、
首筋から乳房に口づけを降らせ、乳房を甘噛みする。
「あん・・・くううう!」
灰原は、きつく敷布の端を噛んで快感の声を押し殺している。手で探ると、
彼女のそこは濡れそぼっている。
「あ・・」
「あ・・う」
「ああ・・ん・」
ゆっくりと規則的に挿入を繰り返すと、次第に苦痛の声に快感の甘みが混ざってくる。
俺の熱い肉棒が彼女の柔らかい身体にゆっくりと打ち込まれて根本まで入っていく。
俺のそれを優しく飲み込んだ灰原の肉襞は、柔らかく収縮しながら、俺の男性を快く
締めつけて刺激し、奥底の筒先にはザラッとしたような感触を与える。
俺は、もう快感に我を忘れて激しくグイグイと突き上げ続けた。
「あ・あ・あ・」
「あん・・はん・あ」
「うう・あ・・ん・ん」
苦痛と快感の混ざった彼女の声が、一層俺の欲望をそそる。
0159子羊たちも夢を見るのか10−52012/09/02(日) 18:23:02.46ID:Fsbb6S6y
俺は、快感に無我夢中になって激しく腰を動かし、息を切らせて絶頂に向かって躍動した。
「ああ・・灰原・・俺・・もう・・いく・・」
「工藤君・あ・ああ・・わたしも・ああう・・」
灰原は、苦痛と快感のあまりきつく俺の肩に爪をたててつかんだ。
経験したことのない快感が痛みと混ざって、激しく全身が痙攣して絶頂に達する。
「あ・ああ・・・・は・・灰原!」
「あん・あう・あ・あ・く・・工藤君!」
激しく彼女の中にすべてを放出すると、俺は、軽いめまいを感じて
失神したようにそのまま彼女の上にかぶさった。
0162子羊たちも夢を見るのか最終回−12012/09/03(月) 09:49:53.14ID:D/YAXk0q
私は、全身にのしかかかってくる男の重さに耐えながら、黒鳥の満足感を味わっていた。
いずれ王子は、白鳥の元に戻るとわかっていても、とりあえず今、男は、私の腕の中で
眠っている。あの子に1点返したというところか、しかし、この勝負では、既にあの子
の方が100点はリードしている。野球ならとうにコールドゲームだろう。でも私はまだ勝
負をあきらめてはいない。でも、豊満な肉体で性格も良い美女と女と女の真剣勝負をするのに、
こんな伸びたり縮んだりする珍妙な肉体ではハンデがありすぎる。彼女と工藤君を争うのは、
彼が言うように組織を壊滅させ、二人とも元の身体に戻ってからだ。しかし、あの方を葬る
などという空恐ろしいことができるのかという事を置いておくとしても、まず、あの男、
ジンと対峙しなければならない。そんなことが私にできるだろうか? 私は、ぞくりと寒気がした。
「うん・・」
私の悩みをよそに、男は、私の上で呑気に眠っている。
0163子羊たちも夢を見るのか最終回−22012/09/03(月) 18:47:37.34ID:D/YAXk0q
「あ・・ごめん・・重かっただろう?」
ようやく目覚めた工藤新一は、はっとしたように手をついて起き上がり私を見下ろした。
「当たり前よ。少しダイエットしなさい。でないと再会した時、あの子にどなたですか
とか言われるわよ」
「再会できたらだろ・・」
「そうね・・」
その意味をかみしめながら私は、うなずいて、じっと見下ろしている彼を見上げた。
「工藤君・・・」
「何?」
「ありがとう・・」
別に礼を言うべきこととは思わないのに、ポッと私の口から滑り出た。
「お礼を言われるようなことじゃないだろ・・でも・・灰原・・俺こそありがとう・・」
私たちは、見つめ合い、私が身体を起こすと、私たちは最後にもう一度口吻を交わした。
そろそろ元の身体に戻る予兆を感じる。彼も同様なのだろう。ソファーから下りて脱いだ
コナンの服を探している。まだ身体の中に彼の迸りが残っている感覚がある。私は、博士
のカッターシャツを羽織ると無言で浴室に歩いて行った。シャワーを浴びて出てくる頃には、
お互い元の身体になっているだろう。ほんの一瞬の淡い交わり、彼はどう感じているのか。
わからない。あの子への罪悪感か、初めて知った女性の身体の余韻に浸っているのか。
今は、知りたくない。
彼の前では、お互いの生命の維持のために必要とか、冷静な科学者ぶってみたけど、
私も自分の気持ちを自分で分析できない。けれでも、この一瞬だけ、私は、女として幸福だ。
とりあえずはそれでいい。明日のことは、明日煩えばいいのだ。
もし明日があったらの話だが・・。(終)
0165名無しさん@ピンキー2012/09/03(月) 19:02:05.86ID:blwLW0Fs
完結乙です。
哀の複雑な心情が良かったですね。

この作品世界の哀とコナンに明るい明日が来ます様に…
0169名無しさん@ピンキー2012/09/06(木) 23:02:55.83ID:9vPRL3ML
本編やアニメでは、まず実現不可能な「コ哀」だから…
わたしも「コ哀」ストーリー、大好きです。
自分でも「コ哀」妄想しますけど、困るのが蘭姉ちゃんの処遇ですよね。
0174名無しさん@ピンキー2012/09/25(火) 00:18:25.41ID:Gm5a87u+
赤井秀一…何と言うネーミング+キャスティング…
他にも世良真純、安室 透、沖矢 昴…ネタだよね
0176名無しさん@ピンキー2012/10/01(月) 23:55:32.94ID:OE0yocdv
コナンと蘭のお風呂はほのぼのしてるからいいわwこっちとは別にw
0177名無しさん@ピンキー2012/10/09(火) 18:20:43.94ID:x0Gl4rEo
赤井のいいねw
沖矢×灰原とか
0182妃英理の尻2012/10/31(水) 00:31:47.80ID:VXXvPi0M
【凌辱注意】

米花町の繁華街の一角にあるビルの一室、ダブルベッドとサイドテーブルが置かれただけの殺風景な部屋の中では、素っ裸の男女が卑猥な同衾を繰り広げている。
腰までかかる栗毛髪の女は妃英理、法曹界のクイーンの異名を持つ敏腕弁護士であった。
普段は夜会巻き風に結い上げられた豊かな髪は解かれ、怜悧なイメージを醸したメタルフレームの眼鏡も外されている。
英理はベッドの上で後ろ手に縛られたまま膝をつき、上体を前倒しにされた姿勢で尻からの凌辱を許している。
坊主頭の巨漢が後ろから英理のムチムチに張り詰めて官能美に充ちた尻をガッチリと抱え込み、いきり立った野太い黒魔羅を突き繰り出して逝く。
男は米花市一帯を縄張りとする暴力団帝丹組の若頭であった。
法廷で無敗を誇る妃弁護士の手腕に目をつけた帝丹組からの度重なる顧問弁護士の就任要請を、その破格の条件にもかかわらず固辞し続けた
妃英理は遂にその報いを受け、拉致され監禁凌辱される破目に至ったのである。
若頭の巨根が羞恥にピクつく英理の菊孔を執拗に叩き、繰り返しシャフトを繰り出すうちに、みっちりと閉じた菊肉が弾けて奥内に引き擦り込まれて逝く。
「いっ、いやぁぁーっ!」
妃英理が弁護士としての矜持もかなぐり捨てたように貴族的な美貌を妖しく染め上げ泣き叫ぶ。
執拗に繰り返される嗜虐の仕業に悶絶した英理のしなやかな白首が咽喉を震わせ、コケティッシュな苦鳴が室内に解き放たれる。
「おい、様子はどうだ?」
「あっ、お疲れ様です、兄貴」
淫虐の密戯が催される部屋のドア前に見張りとして立っているチンピラ風の若い組員に通りかかった兄貴分らしい男が問い質す。
「若頭はあの美人弁護士先生のオケツがえらくお気に入りのようで、あのエロさで高校生の娘がいるってんですから――、げへへっ」
「ひっ、ひぃぃっえぁぁーっ!」
組員が下卑た笑みを浮かべながら返答している間も、ドアの向こう側から妃英理と思しき濃艶な雌声が洩れ聞こえてくる。
「ねっ、スゲエでしょっ、何しろ、あの女、若頭にケツ穴を掘られると、いつもションベン洩らしたみたいに大量に潮を吹き捲くりやがるんで、もう後始末が大変で――」
(あの妃弁護士がケツの穴まで犯される肉便器に堕ちたのか……。)
組員の言葉を呆然として聞き入る兄貴分の股間が見る間に膨らみ無様なテントを張り詰める。

魁偉な風貌にサディスティックな笑みを浮かべた若頭が激しく腰を前後させ、妃英理の優美な背中に括られた縄止めを引き掴んで乱暴に揺さぶり立てる。
上半身を弓なりに引き起こされた英理の優雅な首筋がピンと突っ張って、濃艶な栗毛髪が眩く振り乱される。
妃英理の菊肉にぴっちりと包み込まれ扱かれる快感に唸る若頭の巨根が激しく繰り出され、英理の菊花が痛々しく窄まり、あるいは捲り出される。
「いっ、いくわぁ、いくぅっ、いっっくくぅぅぅーーっ!」
遂に悶絶した英理の端整な桃唇が卑猥に拉げ、法廷では聞かれぬ敗北を宣言する不様な啼き声が室内に響き渡った――。

【書き捨て御免】
0187名無しさん@ピンキー2012/11/17(土) 14:16:28.56ID:cbzsHJHf
コナンは子供だから蘭や和葉と温泉とか盛り上がるw

コナンではそういう展開も多いからなw
0191フィノ・アモンティリャード1-12012/12/06(木) 19:14:52.64ID:yZywSvnj
暗闇の中で、ベットの中でごそごそとなにかが私の胸元に寄りかかってくる。はっとして目を覚まし本能的に身構える。
「ううん・・・哀ちゃん・・コナンくん・・」
胸元でかわいい寝言がする。吉田さんだ。昨日から彼女の家に泊めてもらっていることを思い出してほっと息をつく。
阿笠博士は、学会で出張、江戸川君は、何かの事件で長野に行っている。その間、一人で隣に怪しげな男に監視されながら、
博士の家にいるのは気が進まない。運良く吉田さんの家の父親も出張で彼女に泊まるように誘われたのでおじゃますることに
したのだ。
0192フィノ・アモンティリャード1-22012/12/06(木) 19:16:20.24ID:yZywSvnj
歩美ちゃんは、子猫のように幼い身体をすりつけてくる。かわいい・・・。
自分が妹で姉に甘えていたせいか、立場を変えて姉になることに快感がある。
身体の大きさは、たいして差がないけれど、しっかりと少女の身体を抱きしめる。
この無垢で純粋な少女を守りたい。私自身は、幼いときからアメリカに留学させられ普通の
少女の経験することを何一つ知らずに育った。かわいいぬいぐるみを集めること、お人形遊び、
初めてお化粧するドキドキ感。はじめて好きになった男の子・・・。だからこの子がそれを
体験していくことを横で見ていることはすごく楽しい。けれど、私がこの子と親しくなればなるほど
、この子にも危険がおよぶことになる。私が経験したような地獄をこの子に味合わせるようなことに
なるかもしれない。そう思うとこれ以上この子に近づくことは避けなければならない。けれども、
彼女だけではなく彼女の暖かい普通の家庭の雰囲気は逆らいがたい魅力だ。ため息をついて、
そっと歩美の肩に毛布をかけると、「ううん・・」と細い腕を伸ばして、私の胸の上を這ってくる。
「あ・・・」
私の幼い乳房をまさぐるような手をそっと外しながら、ぞくっと身震いをする。ずっと忘れていた・・
いや忘れてようと努力して記憶がよみがえってきたのだ。まだ私が、黒の組織にいたときのことだ。
0193フィノ・アモンティリャード1-32012/12/06(木) 19:19:06.14ID:yZywSvnj
朝からずっと立ちっぱなしで実験に没頭している。
昨夜のあの男・・・ジンに犯された・・いや・・もう犯されたということはできないかもしれない。
私自身・・最初の頃のように必死に抵抗することはあきらめている。それどころか・・心のどこか
であの男が来ることを待ち望んでいるのかもしれない・・。身体の奥で女としての欲望がうずくの
を感じる。それを打ち消すために、休みも取らずろくに食事もせずに実験室に籠もっているのだ。
他の研究員たちは、研究以外なんの興味もない感情のない冷血女と私を見ているのだろう。
私の言いつけた仕事をこなすと、次第に実験室から出て行き、夜に入るといつも通り私一人になった。
どれほどの時間が経ったか・・外の廊下に足音が近づいてくる。ヒールの音だ。
カチャッとドアが開く音がする。誰だか予想はついている。
「ハア〜イ。シエリー。相変わらず精が出るわね。どう?少し休んだら?フィノ・アモンティリャード
があるわよ。あなたと同じように甘い良い香りの中にスパイシーな刺激のあるシエリー酒」
「いらないわ。仕事のじやまはしないで頂戴。ベルモット」
「そうつれないことを言わないで、たまにはつきあったらどう?」
「バカ話に来たなら相手を間違えてるわ。ベルモット。私忙しいの。ウオッカかなんかをつかまえたら?」
「そうつれなくするもんじゃないわ。シェリー。昨夜もジンと楽しく過ごしたみたいじゃない?」
全身で平静を装ったけれど、悔しいことに試験管を持つ白く繊細な指がかすかに震える。
「そんなことはあなたと関係ないわ。用がないなら出て行ってくれない?」
「うふふ・・ジンに弄ばれて・・・最近じゃだいぶ良い声を出すようになったっていうじゃない?
澄ました顔して・・けっこう好きなのね?」
「何をいっているのか。わからないわ」
「うふふ・・恥ずかしがることないじゃない。あのジンがあなたのことを思いやって自分の獲物のことを
黙っているような男だと思う? さっきバーで散々あなたのことをのろけてたわよ。あの男ああ見えて
けっこうあなたのことを気に入ってるみたいよ」
なるほど、あの悪魔は、昨夜の私の恥ずかしい痴態を しゃべりまくっているわけだ。今更気にしないよう
にしようとしても、激しい羞恥が顔を赤くするのを止められない。
「ふふふ・・かわいいわね・・シエリー・・そんな風に冷血を装ったってだめよ・・わたしにはわかって
いるんだから・・」
不意に、ベルモットの冷たいしなやかな手が、背後から私の胸元に滑り込んできた。
「あ!・・な・・何するの!」
0194フィノ・アモンティリャード1-32012/12/06(木) 19:20:05.09ID:yZywSvnj
有馬温泉子羊す。今回は短編。灰原とベルモットの因縁話です。
0195名無しさん@ピンキー2012/12/07(金) 20:08:04.44ID:elvaewnO
今週のサンデーは哀が大活躍
0197フィノ・アモンティリャード2-12012/12/08(土) 18:01:42.73ID:5p4BG4nA
「その手を離してよ。なんのつもり?ベルモット」
激しく抵抗すると、ベルモットは意外にあっさりと手を離した。
でもすぐに私の髪に指をからませてくる。
「ジンも私のあなたを見ると、ついかまいたくなるのよね・・Angel 天使を見ると・・
自分と同じように羽根をもいで堕としたくなるのよ・・地の底にね」
「あなたの口から天使なんて言葉を聞くとは思わなかったわ。神も悪魔も信じないんじゃなかったの?」
「ええ・・神も悪魔も信じていないわ・・でも天使だけは信じてるの・・だって本当にあったこと
があるんですもの・・N,Y,でね」
「ニューヨークで天使に?あなた確かFBIに追われて大変だったとか言ってなかった?そこになんで
天使が出てくるのよ?」
「ふふふ・・まあ・・いいじゃない・秘密よ」
「A secret makes a woman woman.?あなた秘密だらけじゃない。Aとはいえないんじゃない?」
「あなたはどうなの?シエリー?あなたにも秘密があるでしょう?」
「ないわ」
「そうかしら?あなたからは、いつまでも清潔な天使の匂いがするわ。とても組織になじんでる
ようには感じられない」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況