【パチンパチン】ブラックラグーンVOL.16【バシィッ】
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ラグーンの荷はクリスマスプレゼントばかり…
ないか 此所はロアナプラ、喧騒に始まり喧騒に終わる街。そんな中でも多少の憩いの場と言う"モノ"はあるわけではあるが、やはり街が街なだけに寂れた雰囲気である。
「……はぁ〜〜」
「シケたツラでカウンターに独りで陣取るな、営業に差し支えるだろうが」
「たまには黄昏れたい時だってあるだろ、バオ。大体そんなに差し支えるような営業っぷりかい?」
ちらりと周りを見渡しても昼日中に来ているような連中は同じようにダルそうな空気を纏わせて呑んでいるだけだ。
「…ホント、皮肉が上手くなっちまってよォ……」
はは、と相手の苦笑に合わせて自分のグラスを手に取るとそれを口に運ぼうとして────
「ハァイ、ロック。今日は一人なの?とうとうレヴィにフラレちゃって淋しい独り酒ぇー?」
ケラケラ笑いながらそのグラスを横からひったくり、問答無用で自分の紅い唇に運ぶと中身を飲み干してカウンターに置くと艶っぽいウィンクをひとつしてくるグラマラス金髪美女。但しそれは見た目のみ。
「…別にそうじゃあないけどな、あっちの仕事が長引いて半日位待ちぼうけなだけさ」
空けられたグラスに注ぎ込まれた酒を呑みながら横目で見る。
「半日も空いてんならさ」
つつ、と背中をなぞってくる指先に背筋をぞくりとさせながら無言で続きを促す。
「ちょっと位あたしのストレス解消に付き合っt「ローックー!!!」
ばん、と店の扉を乱暴に開けると真っ直ぐに自分に歩いて来る黒髪の彼女を見、自分の背中に指先を滑らせている金髪の相手に目線をやる。
「半日、なかったな。バオ、これ今日の勘定」
「へいへい毎度」
「おいコラ、エダァ!?お前今ロックに何しようとしてやがった?あァ??」
今にもエダへリアルに噛み付きかねないレヴィの腰を立ち上がりながらさり気なく抱えるだけで真っ赤になるその耳元にそっと囁く。
「───文句は部屋でたっぷり聞いてやるから大人しくしろよ、レヴィ。今日は早く帰ってきた分満足させてやるから」
う、とそれだけで口を閉じる相手をエスコートしつつ。今日はどう哭かせるか、何回イカせられるかを思案しつつ喧騒の街に出る。
「…ま、お前の好きなシチュに合わせてやるから」
「約束だからなっ!」
店の前に停めていた車に乗り込むと裏通りを中心に走らせる。
人通りが少なくなって来た頃合いを見計らって隣にいる彼女の太股に指先を這わせてニヤリと笑いかけ。
「満足させてやるから部屋まではそこを濡らすのは我慢しろよ?シートの清掃面倒だからな」
「ほんっっと、お前性格悪過ぎだろッ!!」
太股を擦り合わせながら赤面する姿を横目に車を彼女の部屋まで走らせる。確か今日と明日は休み予定だ、どの位楽しめるだろうな。
………って言うエダに手を出されかけたロックを発見して嫉妬と独占欲全開レヴィの図が書きたかっただけです。部屋に行ってからの事は次の仕事休みに体力あったら。 >>470
お仕事乙です!
うpありがとございます レヴィの好きなシチュ…ごくり
久々投下嬉しいよ乙でした! >>470の続きを勢いで書いたのですが、携帯から書き込めなくなってるみたいです。PC使える時に再挑戦してみます…… >>470 携帯から再挑戦。
窓から入ってくる灯りで目を覚まし、枕元にある煙草に手を伸ばして火を点す。
目を細め紫煙を燻らせてから自分の胸元に視線をやって───
「……見えない所にばかり痕が残り過ぎだろ、器用バカ」
隣で寝ている相手に届かない程度の呟きひとつ。
少しでも早く合流しようとイエローフラッグに入った途端、エダに絡まれているのを見ただけで頭に血が上って我ながら恥ずかしい言葉を連呼していたようなしていなかったような。
いやまあ、それはもう覚えてねェからいい。
そのままこいつ──ロックの部屋に来てからの事を思い出して頭を抱える。
『で、どんな風にすりゃ気が済むんだレヴィ?』
自分がお前のモノだと、お前が自分のモノだと、そう思わせてみろと口走ってから真っ赤になっている自分を楽しげに眺めるロック。
『どんな風に?』
指先が柔らかく自分の首筋をなぞる、ただそれだけの事で体が反応する。
お前が自分を忘れないように、と掠れた声で言うと楽しげに笑いながらそのまま首筋に唇を這わせられ、舌先で鎖骨を舐められて反射的に体を強張らせる。
『レヴィが忘れないようにって意味の間違いだろ?』
耳のすぐ真下から笑いを含んだ声で言われ、背筋はぞくりと粟立つ。唇と舌先は自分の体を這っているのに相手の手はまだ何もしてこない。それなのに、それだからこそ、
『まだ起きてる連中多いんだから声は出すなよ?』
ん、と首を振って今にも力の抜けそうな体を相手に預ける。何でコイツは自分の弱い所を把握しまくってんだ、ちくしょう。
やっと触れてきた手は自分のシャツを捲り上げてまだ灯りの点いていない部屋に白い肌をさらけ出す。
外とは違う気温に強張る胸を優しく揉まれて吐息が漏れ、その口を相手の唇が塞ぎ。空気を求めて舌先を伸ばしてもそれは絡め取られ、そのまま自分の咥内を侵される感覚に呻き声が小さく漏れる。
『声、出さないようにスるの好きだろ?』
一瞬離れた口から発せられた言葉に否定したくても出来なくて無言でしがみつく、悔しい。
『今日はどこまで我慢出来るか楽しみだな』
声を出せないから体に力を入れ、しかも立ったままだから足から力を抜く事も出来ず。
首筋と耳朶を指先がなぞり、胸を舌先がぺろりと舐める度に体を震わせる位しか出来ない。
そのまま散々上半身のみへの愛撫は延々と続き、声を圧し殺すのも辛くなって吐息ばかりが荒くなり相手の体にしがみつくのもやっとになってきた頃。
「…、あッ」
ショートパンツ越しに秘所をなぞられて声が漏れ出た。胸を吸われ、今か今かと待ち構えている秘所を布越しで意地悪になぞられて段々と昂る感覚をもう抑え切れないと思った次の瞬間、脚の方の隙間から指を入れられて、そこで意識があっさり弾け飛んだんだったか。
ああもう、恥ずかしいし悔しいし。まったくコイツは。何でコイツは。 もぞもぞと動く気配で現実に戻り、隣に視線をやる。
「んー。…ん?あ、起きてたのかレヴィ」
いかにも寝起きらしいぼんやりした声に苛立つ。
「誰かさんは散々人を弄るクセに弄らせちゃくれねぇからなー、覚悟しろバカ」
まだ脱がされていなかったショートパンツを自分で脱ぐと床に落とし、相手の上に跨がる。シャツが捲られたままだけど気にするか、こんなの後で脱げばいい。
「騎乗位であたしとヤんの、好きなんだろロック?」
にやりと笑いかけたつもりがすぐに腰へ伸びてきた手の感触で強張る。
「んじゃ、声を出したらレヴィの負けな」
「……先にイッたらロックの負けだぜ?」
窓から入ってくる灯りに照らし出される意地悪な笑みで思い知らされる。自分はまだ当分コイツに負けっぱなしだろう。
──end─
意地悪なロックに素直になれないレヴィからのおねだりシチュにするつもりがどうしてこうなった?
携帯からでも分割で出来ました、毎回すみません。
張大兄の話を出して下さる神様降臨しないだろうか。 >>476
GJ
素直になりきれないけど可愛いレヴィとドSのロック、いいねw
携帯から乙でした >>481
あれれボク、こっちに迷い込んできちゃったの?wwダメだぞ〜
つか何に確約確定したんだよw雑だな ハ _
___ ‖ヾ ハ
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