擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【二十匹目】
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0001名無しさん@ピンキー2012/08/17(金) 16:35:03.48ID:sQBhPifJ
エロエロ擬人化♀動物が、♂の人間・動物を食べちゃう(性的に)スレです。
狂暴じゃなくても、昆虫や鳥類でも、架空の動物でも何でもOK。
孕ませに近親相姦、ハッピーエンドにバッドエンド何でも来いです!!

注意事項
※ゲイ、スカトロ、グロテスクはNGで。
※版権モノは専用スレでお願いします。

前スレ
擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【十九匹目】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1289431972/

まとめ・保管庫
擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプするスレまとめ@ウィキ
http://www21.atwiki.jp/brutalanimal/


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0220名無しさん@ピンキー2013/09/15(日) 19:57:04.05ID:mM/AoieS
>>219
動物状態で何か弄ってやれば人間に変身するんでね?
股の奥触るところから初めて見れ
0225名無しさん@ピンキー2013/09/20(金) 23:59:25.49ID:ofuJC5Z5
まぁ猫もいいけど、個人的には牛娘が好きだなo(^▽^)o
漫画のタイトル忘れたけど、外見は巨乳美人が牛のカチューシャ付けただけなんだが、それが可愛くてね
それ以来、牛娘も好きですわ
0226名無しさん@ピンキー2013/09/21(土) 01:42:55.57ID:hmxLwhuc
従順で大人しいキャラで通ってるけど自分より下と見なした相手はゴミみたいに扱う腹黒犬娘さんがどうしたって?
0228名無しさん@ピンキー2013/09/24(火) 08:02:47.70ID:Zw5YlVUF
主人の前では仲良く振る舞うが目の届かない所ではボロ雑巾のように搾り取る猫被り犬娘も頼む
0229名無しさん@ピンキー2013/10/08(火) 21:54:18.76ID:13knJ52w
ひたすら一途を貫く余り超ヤンデレストーカー体質のアホウドリ娘という電波
0230名無しさん@ピンキー2013/10/16(水) 04:09:08.81ID:TU0rWubk
0234名無しさん@ピンキー2013/11/04(月) 09:35:41.54ID:i5HyfSde
牛娘からミルクを搾るつもりが、逆に自分のミルクを搾られる展開もいいかもww
0235名無しさん@ピンキー2013/11/13(水) 19:32:20.72ID:g5uZzFXB
あげ
0236名無しさん@ピンキー2013/11/22(金) 17:22:12.37ID:cCFx+XB0
人外系のエロ作品増えつつあるけど
AVとかいわゆる実写での実現はまだ先になりそうだな

CGとか駆使してリアルなラミア女にジャングルで犯される三次作品を
生きてる時に拝めたら・・・・・・・・幸せだなぁ
0237名無しさん@ピンキー2013/11/23(土) 11:47:24.35ID:6GrPY8xI
それも良いけど、ゲームの中に入りたい(>_<)
そんでエロゲーに入って色んな娘に襲われたいw
ますます日本の少子化が進む予感ww
0238名無しさん@ピンキー2013/11/23(土) 22:23:50.58ID:AGJE7sro
ゲームの中に突っ込むよりホログラフかなんかでこっちに持ってくるほうが早いような希ガス
0239名無しさん@ピンキー2013/11/25(月) 16:58:07.23ID:oWvtTd11
>>238
ホログラフは触れへん・・・・・・触れへんねんで

人外娘のリアルドールとか、いや何を言ってるんだ俺は
0240名無しさん@ピンキー2013/11/25(月) 19:43:24.88ID:PZLX9Sgu
人外ドールが妖怪化したらそれはモチーフの人外でいいのか
それとも人形娘にカテゴライズされるのか 何れにしろそろそろスレチかもな
0242名無しさん@ピンキー2013/11/25(月) 22:42:02.88ID:aKhy2IS1
>>238
五感どころか独立した人格まで再現可能なスタートレックのホロデッキレベルならOK
0243名無しさん@ピンキー2013/11/25(月) 23:33:30.13ID:2egcU7tE
アレだろ、メンタルモデルとかいう奴。


大型犬に「ご主人様だいしゅき」状態でモフモフ逆レされたい
0244名無しさん@ピンキー2013/11/26(火) 00:08:22.10ID:2FycoYdN
USBオナホを獣人ロボットドールにつけて動かすのが一番手っ取り早そう
アニマトロニクスの技術とオナホ技術を組み合わせれば高価になりそうだけど実現は早そう
0245名無しさん@ピンキー2013/11/26(火) 10:19:52.96ID:2R71FiFP
というか、二次元を三次元に持ち出しても悲劇しかないぞ
0246名無しさん@ピンキー2013/11/26(火) 17:59:10.20ID:dfvAcJTD
やっぱりまずは人工知能でしょ!
その次に人間に近い人工の肉体!!

人工知能早く完成してくれないかな〜
ラ○プラスみたいな感じで会話したいわw

設定通りに受け答えするんじゃ無くてね
0247名無しさん@ピンキー2013/11/26(火) 18:10:01.79ID:2FycoYdN
人工知能より先に義肢やロボット技術を応用した人工肉体の方が早く完成しそう
0248名無しさん@ピンキー2013/11/26(火) 23:31:50.53ID:dfvAcJTD
どっちが早いんだろね??
まぁ肉体が先に完成してもめっちゃリアルなオナホ止りな気がするよ

やっぱり心とか反応が無いと寂しいね
0249名無しさん@ピンキー2013/11/26(火) 23:37:00.21ID:ue69Xn5n
実体験してるかのような夢を見られる機械ができれば解決
反応や快感の操作もできる、気に入ればその続きを見られるとか
0252名無しさん@ピンキー2013/11/28(木) 00:32:26.46ID:gg67KUNz
そうだそうだ!
なぜケモナーは対立するのだろう?意味がわからん、そこに萌えがあったらそれでいいじゃないか!
0253名無しさん@ピンキー2013/11/28(木) 19:48:27.96ID:ekaGzbEf
そらオメー何時の世も何処にでも自分が好きなのが一番で後はゴミ同然ってのが居るからだべ
0254名無しさん@ピンキー2013/11/29(金) 12:46:47.80ID:VErkEuX3
てかみんなはどの位のレベルまで動物っ娘許容出来るの?
0255名無しさん@ピンキー2013/11/29(金) 12:51:49.92ID:VErkEuX3
自分は顔が動物じゃなければ下半身が何でもOKって感じ
下が蜘蛛とかはグロいけど、可愛いならOK♪
0256名無しさん@ピンキー2013/11/29(金) 19:57:04.80ID:IhZY+MaE
動物混じりな人間から人語話す四足歩行までくらいの間ならなんでも
0257名無しさん@ピンキー2013/11/30(土) 08:43:32.58ID:nGTAzVA/
この前のバッタは、口がリアリティ皆無の触手生物だったからアウト
0259名無しさん@ピンキー2013/12/01(日) 12:05:07.42ID:9hfQpIo/
>>254
ケモ耳も 獣面人身も ケンタウロス・人魚型も 体の一部に羽・鱗もOK

ただし絵がないSSではほぼ関係無いけど、いわゆるケモっていうの?獣面のうち
口鼻は動物的に突き出ているのに目元は人間的(平面的で目自体も人間キャラ的)なタイプと
顔面の毛とは別に髪の毛が生えてるタイプ
それと普通の動物が二本足で立ってるようなタイプはNG

あと外骨格系も昆虫の腹部のような軟らかな感じが見られなければ可

>>257
前のバッタって?
0261名無しさん@ピンキー2013/12/01(日) 19:57:42.47ID:kMc3zAeP
>>259
ちょっと前にフリゲだか同人だかで仮面ライダー真みたいなのと恋愛シミュするゲーム話題になってたやん
それじゃね?
0262名無しさん@ピンキー2013/12/02(月) 01:19:26.09ID:AQyTOnxp
>>254
異種姦も好きなのでNGはなし…といいたいが頭だけ人間とかみたいな不気味さやグロさが前に出ちゃってるような明らかな異形はきつい
0263名無しさん@ピンキー2013/12/05(木) 21:59:23.93ID:zxjWruJC
みんないい趣味してるじゃないか!

てか、意外とまだ人居るんだね
嬉しい(^人^)
0265名無しさん@ピンキー2013/12/08(日) 22:00:23.05ID:KKz1Zfvg
>>1とスレタイに違反しないならいいんでねーの?
ついでにプラスしてリョナとかヤバイ属性突っ込んでんなら警告書いときゃエエかと
0268名無しさん@ピンキー2013/12/14(土) 00:34:43.18ID:n508si2C
他所でシャチ娘をメインヒロインに据えたハーレムものを読んだんだが
ゴムの様な肌の獣人てのはまったく盲点だったけど美味しくいただきました。

ところで>>264は今執筆中なんだよね?期待してていいんだよね?まさか聞き逃g
0269...2013/12/23(月) 20:10:21.22ID:cJUSTdVG
>>264かと思った?残念、>>116だよ!
以前ここで書く書く詐欺をしていたことに気づいたので急いで>>118の続きを作ってみました。
うん、そうなんだ、痛いんだ。スルー推奨なんだ。
0270人魚っ娘の訪問12013/12/23(月) 20:11:18.58ID:cJUSTdVG
世の中には常識の範疇には収まらない変わり者‐というかなんというか…‐がいる。
俺の横で酒を飲みながら大声を出して話しているこの女もそんな一人であるわけで-


「アッハッハッハ!しかし、復讐のためとか言って出かけたあいつが、こんな優男を連れて帰ってくるとはねぇ!
ねぇねぇ、あいつのどこに惚れたってのかアタシに教えなさいよ、ね、ね?」
「言える義理はないね、というかお前と俺が初対面なの理解してるか?」
「なぁに、アタシにはわかるのよ、あのチビが捕まえてくるような男がどんな奴かくらいね。
だから気兼ねせずに教えなさいよーまどろっこしいわねー!」
「………めんどくさいな、お前。」

こいつの名前はクーリア。
なんでも、嫁の旧友とかいうヒトらしい。
ちょっと前から酒に付き合わされて絡んできている迷惑千万な奴だ。

「…で、あいつはどこにいるんの?帰る連絡もよこさなかったことをこれからなじってやろうと思うんだけどねぇ。」
「残念だけど、友達の家に行ってくるとかで夜までは帰ってこないぜ。」
「チッ…入れ違ったわね。それアタシたちのことよ。」

こいつとの出会いは突然だった。
初めて帰省した嫁の実家の居間に置いてあるいかにも年季が入っていそうなアンティーク家具を眺めていたところ、
突然ベランダの窓が開いた音がした。目をやると、こいつが開け放たれた窓枠に座っていて、
「まったく、不用心なもんだね。窓の鍵くらい閉めたらどうなんだい?」とかなんか言っていたのが数時間前のことだ。
なんというか、ものすごい既視感を覚えるような登場の仕方に失笑したのが記憶に新しい。

あの時感じたデジャヴの原因は、うちの嫁、プレイグにある。
彼女はコウモリの化身、とかいうよくわからない存在で、初めは俺を親の仇だと間違えていたというイタいがかわいい娘だ。
(娘とは言ったが、実際は俺の10倍は生きているBB…ゲフンゲフン であるのだが)
そんな嫁の友達を名乗る彼女も超自然的な意味の分からない何かであると面倒臭いことになりそうだな…常識が通じない的な意味で
「んー…もうなくなっちゃったか。もっと家から持ってくればよかったなー。」
「すぐになくなっちゃったなこのビール。」
「大丈夫、任せなって。アタシにとってここは勝手知ったる人のウチだからねー。確かここに…
ほら、あいつの親の秘蔵のワインがここにあるわ。一緒に呑みなさいよ。」
「大丈夫かよそれ…1760って書いてあるぞ…!?これ、勝手に飲んで大丈夫なのか?」
「平気だってー、アタシが生まれるのよりもずいぶん後の酒なんてちょっと飲んでもここにもアタシの家にもいくらでもあるから。」

…いつ生まれたんだよお前。1760年って葛飾北斎が生まれた年だぞおい。
もしかして、こいつが土産とか言って持ってきてさっき飲み干したこのビールも、ものすごい年季の入ったモノ…?
たしかにものすごく美味かったけど…
「…ん、まぁいい感じの酸味ね、アンタも飲みなさいよ。あいつが帰ってくるまで付き合いなさーい!」
「お、おぅ…」
この別荘-うちの嫁がもともと住んでた実家-は絵に描いたような豪邸で度肝抜かれた思いだったが、
こいつらの世界ではこれが相場なんだろうか…?もう何もかもスケールが大きすぎてくらくらするぜ…
このワイン、美味しいけどさ…
0271人魚っ娘の訪問22013/12/23(月) 20:12:35.85ID:cJUSTdVG
「ふー、だいぶ呑める方だねー、アンタ。気に入ったよ、また来た時もワインでも持ってくるとするよ。」
「うっぷ…さいですか…」
簡潔に言おう。彼女は酒豪だ。しかもかなりの。
そして、それに付き合わされた俺はこのザマ、というわけだ。
彼女は話を聞く限り自分の知ってる”ヒト”ではないのは分かってるから想像はしてたが…
つい出来心でどっちが飲めるか勝負を挑んでしまった数刻前の自分をシバキ倒したい。
数百年は生きているようなバケモンにどこにでもいるような28歳の日本人(ハーフ)が何をどうしようと勝てるわけがなかったのだ。
「あはは、ごめんごめん、やりすぎたみたいだね、水飲む?」
「あ、ありがとう…頼みます…あっちにミネラルウォーターがあるんで持ってきてください…」
「あー、そんなのいらないいらない。ちょっと待ってて…」
そう言うと彼女は手のひらを差し出し、なにかブツブツとつぶやいている。
「アエリオ,アラギ,ネロ…よっと!」

頭がどうにかなりそうだった…催眠術とか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ。
もっと恐ろしいものの片鱗を(ry
…とにかく、俺の常識がまた一つ、音を立てて崩れ去った思いだった。
彼女の広げられた手のひらの上で、雨粒のような水滴ができたかとおもうと、それがなんと揺れ動きながらどんどん大きくなっていくのだ!
「こ、れ、は…!?」
「…なによ、魔術を見たのは初めて?まぁ無理もないかぁ、あいつ手先は器用だけど魔術はてんでダメだからねー。
これはちょっと水分を掻き集めただけ、簡単なもんよ。後で教えてもらいたい?」
「け、結構です…」
「あ、そ。…とにかく、水が欲しいんでしょう?これを飲みなさいよ。」
「はぁ、わかった。」
…そう言われて頷いてしまったが、どうやってこれを飲めばいいんだ。
生まれてこのかた水分というものは容器や蛇口から飲んできたが、宙に浮いている水なんて…とりあえず啜ればいいんだろうか?
ゆっくりと前のめりになって唇をふよふよと浮かぶ水玉に近づける。この水玉だけ重力が仕事を放棄しているようだな。
宇宙飛行士がテレビ中継で宙に浮かぶ水滴を飲むというパフォーマンスをしているのに似てるが、
今の俺はしっかりと椅子に座ってるからどこか滑稽っぽくも感じる。


…美味しい。
アレ?水ってこんなに美味しい味がするものだったっけ?
そう考えながら飲んでいるうちにバケツ半分くらいの水の塊が丸ごと胃に収まってしまった。あんなに呑んでまだこんなに飲めるのか俺。
「ハハ、酒でもないのにイッキなんていい飲みっぷりじゃない。アンタ、ホントーに気に入ったわよ。」
「げふ、ありがとうございましゅ………アレ…?頭がボーっと……」
…あー、飲みすぎで眠くなったかな………
……
………あれ、クーリアさんの足元から、煙…?
0272人魚っ娘の訪問32013/12/23(月) 20:14:22.82ID:cJUSTdVG
…男女の声が聞こえる。これはなんだろうか……あぁ、お楽しみ中か。
女は床の上で…いや、床に寝そべった男の上で、愉悦を全身で受け取るように腰を動かしている…
…その姿は長髪で背が高い気の強そうな美人…クーリアさんだ。
男は彼女に跨られた状態で、手首を床に押さえつけられていいようにされている。悲鳴を上げてそのうちについに果ててしまった…
…男は…俺だ………!?

「うわあああ!?……っはぁ…」
「あらあら、起きたかい?いい寝顔だったわよ。…食べちゃいたくなったくらい。」
天井と彼女の顔が見える。絨毯に寝転んでいるようだ。
ひどいもんだ、酔いつぶれて眠った挙句、嫁の友達相手にエロい夢を見るとは…夫失格だよもう。
目が覚めた俺の顔を覗き込んでいる彼女の視線が辛い。いい寝顔なんて言われた俺の頭の中がピンク色に染まっていたなんて絶対言えない。
今気づいたが股がべたついている、これは完全にやっちまったぁぁぁぁぁぁ
「どうしたのよ?さっきよりも顔が赤いじゃない?」
「えっと…気のせいじゃないかな?アハハ…」
放出による解放感で頭の中がまとまらないが、そんなことは言ってられない。酒で回らない頭をフル稼働させて早急にこの場を離れなければ。

「あの、ちょっと、酒のつまみでも取りに行ってきますよ、ええ。」
「気が利く言葉、ありがとうね。でも、ここに良い食料があるもの、いらないわね。」
彼女はずいとこちらに顔を寄せてなぜかウィンクした。ここまで近いと彼女のたわわな二つの実がイヤでも目に入って、やばい。
というか、彼女はなぜ胸をはだけている…いや違う、彼女は裸だ。
それに気が付くと我慢したって俺の愚息は反応してしまう。仕方ない。人間だもの。
「…あら。アンタのは正直なのね、かわいい。まさか一発で終了だなんて思ってなかったけど、大丈夫そうね。」
…思考が凍りつく。俺の原始的な本能が今猛烈になにかがヤバいと訴えている。

現実と向き合う覚悟を決め、身体を起こすと、俺の愚息がそこにはなかった。
いや、見えなくなっていた。そう、彼女の身体へと消えていたのだ。

今俺はまさに、彼女に襲われている(性的な意味で)。さっきからセリフがおかしいと思っていたのは、そういうことだったのか。
そして、彼女の足を見ると、
「人魚…」
腰までは間違いなく人間のそれではあるのだが、そこから先が分かれておらず、青い色をした肌と魚の尾びれが続いている。
「いやー、あのチビにふさわしい大きさだったから不安だったけど、なかなかのモノ持ってるじゃないアンタ。味見しといて正解だったわよ。
あ、もう気付いてると思うけど、アタシはサメの化身なのよ。」
やっぱりこの人もか…
化身というヤツはいわゆる八百万の神のようなもので、いろんな生き物ごとに存在している獣人のような見た目の連中だ。
普段は人として暮らしていて、人間世界に溶け込むために普段は魔法で変装しており、
それを解除すると本来の姿を現し、おまけに魔法で作り上げた服が消えうせて裸になってしまう。
さっき見た彼女が発していた煙は変装を解除する術を使う時に出るものだ。
「えっと…状況はなんとなく分かったんで、とりあえずこれ、抜いてもらっていいかな?」
0273人魚っ娘の訪問42013/12/23(月) 20:15:19.84ID:cJUSTdVG
そのとき、彼女の目が変わった、ただ豪快なだけだった彼女の表情が捕食者になる瞬間だったように思う。

「…断るわ。せっかくだからあいつが帰ってくるまで付き合いなさいよ。異論は認めないから。」
彼女は手のひらを差し出し、先ほどの水玉を呼び出すと、俺の顔にぶつけた。
なんだこれ!?水が顔に張り付いて息ができない!?
「飲みきらないと窒息するわよ?…飲んだとしても、さっきみたいに昏倒したりしないから安心しなさい。」
やばい、とりあえず顔に張り付いた水を吸い込んで飲み干す。
あれ、身体が痺れてくる…嵌められた。そう思ってももう遅く、
「まさか何も仕込んでないと思ったの?馬鹿ねぇ。」
これは万事休すだ。自分より大きい彼女がのしかかっているだけでもやばいのに、身体の自由まで奪われてしまった。
…そんな状況でなんで元気になってるんだ我が愚息よ!?

「アンタの息子は準備できたみたいだね。…まぁアタシがこうさせたんだけどね。じゃあ二回戦といこうか。愉しむわよ。」
「うー…や、めてくれ…」
「異論は認めないって言ってるじゃない。もう一回終わってるんだからあと一回ヤろうが二回ヤろうが変わらないわ。
…それに、まだ全然足りないのよね、アタシは。」
「ふぁあ…はぁぁっ!?」

彼女は俺の息子を強く締め付け、ズリズリと少しづつだが上下に軽く動く。その刺激で俺はどうしても声が出てしまう。
妻の前ではとてもじゃないけど言えないが、これはすごい。その一言に尽きる。
彼女の中は吸い付くような感触で、息子に快感を脳に送るように命令させているようだ。
頭が焼き切れそうだ…こんなの、耐えられないぜ…っ!
「もうなの?…まだよ。『止まって』」

耐えられるはずがない!こんな快楽の渦に叩き込まれたら俺は………出ない!?
まさにあの瞬間、あの瞬間の手前寸前で俺の息子の快感は堰を切らずに留まっている!?

「うあああああ!?なんだ!?なんだ!?なんだこれはぁっ!?出ない!おかしくなるってぇ!」
「…アハハハ、乱れちゃってかわいい。聞こえちゃいないと思うけど、アンタの精は止めさせてもらったわ。
こんなに早漏だと、全然アタシが楽しめないうちにアンタが精根尽き果てそうだからね…!」
「うあぁ!?それっ…て…!?」
精根尽き果てるまで付き合わされるってことじゃないか!?
「へぇ、口応えする元気はまだあるみたいね。…ふふ、燃えてきちゃった。
見せてあげるわ、あのチビにはできない、人外の快楽をね…っ!」

あの感覚は一生忘れられないだろう。
放出される寸前の尿道の内側を擦るあの感覚が一瞬だけ蘇り、「出せる!」と思った瞬間、
逆に俺の息子の中の迸りは息子から身体へと引っ込んでいくのだ!
進行方向を逆走する感覚にどうしようもない刺激を感じて悶えていると、また放出される寸前まで高められる!

「…ぅ!?……ぁあっ!?」
「どう?感じるでしょう?精液がアンタの中を行ったり来たりしてるのが…
水の魔法の神髄、これがその一つだったりするのよねぇ…」
な、なんというエロい使い道をしているんだ魔法を…というツッコミを入れたいが快感で体を貫かれ続けている状態では話すこともできない。
外側は彼女の中に締め付けられ、内側は自らの迸りにより責め立てられている…
おまけに、彼女の魔術に縛られ、出すことは叶わず、無限に高められ続けているのだ…!

ぎゅっと彼女の腕に抱きすくめられる。
彼女の顔は初め会ったときのイタズラっぽい笑みを浮かべた顔ではなく、子が母を見るような穏やかな顔で、優しい瞳をしていた。
しかし、優しく抱きしめ笑みを浮かべるヒトの上半身とは裏腹に、サメ肌をした魚の下半身はガンガン上下して性欲を貪っているのだ。
「……ぁっ!!…っはぁ!?」
「あぁもう、アンタ、最高にかわいいわね!アタシもっ!そろそろっイケそう!お願いっ『来て!』」
「…!!!出るっ…ふあぁああああ!!!」
「あぁ!来てる!来てるわよっ!アンタ最高よぉ!」
ビュルビュルと出る快感の感覚、ようやく解放された安堵の感覚、彼女に抱きしめられる心地良さ、混濁して意識が焼き切れる…

…あいつに何て言って謝ろうか………
0274人魚っ娘の訪問52013/12/23(月) 20:21:19.96ID:cJUSTdVG
「どういうことなんだ!?言ってみろクーリア!」
「へへ、ちょっとねー。」
「ちょっとね、じゃないわ!こんの色情魔ぁぁ!」


さて、今の状況から数秒遡るとしようか、実家に帰った私は夫ジャックを留守番に娘と一緒に旧友の家を尋ね歩いていた。
彼女たちとは百数十年の仲だ、数年ぶりとはいえいつ訪ねれば会えるかはだいたい把握している。一人を除いて全員と会えた。会えたのだが…

なぜ、その彼女が我が夫の部屋で、気絶して倒れている夫を尻目にタバコを吸っているだろうか。
そして、テカテカという効果音が似合いそうな彼女の充実したような顔はなんなのか。
この部屋に漂う淫靡な雰囲気、少々臭うこの生臭さは何だというのか。
絨毯に付着したあのシミは何によるものなのだろうか。
どうして、彼女は擬態を解除しているのだろうか。
倒れている夫の生気はなぜ弱まっているのか。

それは一重に、
「あぁ、帰ってきたんだね、プレイグ。
アンタいい男を捕まえてきたね、なかなか濃くていい精気をしているわよこいつ。」
この親友(バカ)のせいであった。


「おぬしは性欲だけで生きておるのか!?この阿呆がぁっ!」
「い、痛い痛い、そんなに殴らないでくれよー、酒の勢いの出来心だったんだってー。」
「おぬしに限って出来心などありえんわ!おぬしのような悪知恵ばかり働くような奴はな!」
「…んー、バレた?」
「『バレた?』じゃないわこのドアホーーーッ!!!
ヒトの旦那を寝取りよって!許さぬぞ!謝れ!おぬしの家中の酒を持ってきて謝れ!」
ポコポコという効果音が鳴りそうなくらいの高速連打で我が悪友の胸元を叩く、
結構な力で、それこそ並の人間なら一撃でのけぞるほどの力を込めて殴っているがびくともしない。むむむ、この胸のクッション性が憎い。
「じゃあ逆に言わせてもらうけどねー、謝るのはアンタの方よ!?
何よー!突然いなくなってー!心配したじゃない!バカ!このバカコウモリー!
『親の仇を討つために日本へ行く』って書置きを見つけたとき、アタシたちがどれだけ心配したか!アンタはまるっきりわかってないー!
しかも旦那を作って、子どもまでできた!?呑気なもんね!アタシは呆れてものも言えないわよーっ!」
「うっ…」

まったくもって正論だった、彼女はもともと私の母上の部下であり、友達とは言っても彼女は本来私の人生の先輩であり、姉貴分だ。
彼女からしてみたら妹分の私が何の連絡もなしに突然海外へと行ってしまったことは大変にショックな出来事なのは容易に予想がつく。
あのときは復讐だ何だと言って頭に血が上りすぎていた。
夫と過ごした日々の間はそれはそれで愛を育むことに惚けてしまい、連絡の一つもしなかった。

「わ、私が、悪かった…ほ、本当に………すまなかった。」
「…よし、よく言えましたー。…おかえり、ね。プレイグ。」
彼女の手が後ろに回り、抱きすくめられる。大柄な彼女に引き寄せられ、下乳に顔が埋まる格好となってしまう。
むむむ、この身長差、癪に障る。それでも、悪い気はしない…かな。
「一言謝っただけで、許してくれるのか?クーリア…?」
「頑固なアンタが非を認めたからねー。それだけで、わざわざ叱るまでもないくらい反省してるって分かるわよ。
アタシを誰だと思ってるのよー。」
「…エロの権化?」
「アッハッハッハ!言ってくれるじゃない!…湿っぽい空気になったわね、あー、こんな話終わり終わり!」
そう言う彼女の顔は優しい目をしている。言いたいことは山ほどあるけど、今はこれで十分だ、これはそういう顔だ。
0275人魚っ娘の訪問62013/12/23(月) 20:22:06.42ID:cJUSTdVG
「あ、ありがとう。気を遣ってくれて。」
「なによー、まだ話を引きずるつもりー?…このくらい大したことないわよ、お互い何年人生経験積んでると思ってるのよ?
あ、アンタの娘…マリス、だっけ?そいつどこにいるんだい?後で挨拶でも行こうと思うんだけどね。」
「ああ、よく知ってるな、マリスなら、外にいる。
おぬしがあまりにも凄まじい妖気を放っていたからな、おぬしが原因とは思わず不審に思って庭で遊ばせているのだ。」
「アタシだって気付かなかったの?あんたも修行が足りないわね。探知魔法くらい覚えてもいい歳なんじゃないの?アンタ。」
「…うるさい。魔力に恵まれなくて悪かったな。」
「アハハ、かわいい。」
ガラにもなくつい頬を膨らませてしまった。魔力が溜められないことは自分が一番気にしていると、彼女は分かっているはずなのに。

彼女の前に立つと、私はこどもになってしまう。彼女はそんなやつだ。
だから、彼女を私は好きで、苦手としている。

「そんなことより、こんな男前な旦那持っといて、アンタはまだそんな男の子みたいなカッコしてるのー?キテレツねぇ…」
「ハレンチなおぬしに言われたくないわ。…小柄な女の「私」では威厳がないであろう?」
「ふーん…ってことは…えいっ!」
X字に振り下ろされた彼女の爪が空気ごと私の服を引き裂く。
彼女の笑みは変わらなかったが、裸に剥かれた私を見るその眼には本能が警鐘を鳴らすほどの欲動の炎が見えた。
尾びれを床に叩く仕草は、彼女が喜んでいるときに出る癖だ。

「ひゃんっ!?…な、な、な、何、を…!?」
「ふーん、やっぱりアンタ、擬態で身体まで作り変えてたんだ。
…そりゃーすぐ消耗するわよ、こんなのそーとー勉強しないとできないわ。まったく、努力の方向性を間違えてるわよ、アンタ。」
彼女の目の前に晒してしまったのは、私の男性器。魔法を以ってこしらえた小さいがれっきとしたものだ。
いくら彼女とは友とはいえ、こんなはしたないマネをするとは。
…これが彼女が異性にする態度なのだろうか?…いやいや、私は男に擬態しているだけで本当は女だし、コウモリの化身だし。
そもそもいくら気絶しているとはいえ旦那が寝ているそばで裸とか恥ずかしいにもほどがあるのだ!

「しかし、かわいい大きさね。…ふふ、おいしそう。」
「み、見るでないわ!恥ずかしい!……えっ、今、何て」

視界いっぱいに彼女が迫ってきたかと思うと、唇に、口内に、やわらかいものを感じた。
「ん…むぅ…」
それが彼女の唇だと、そして舌であると把握するまで数秒を要した。
彼女の舌は私の頬の内側を、歯茎を、舌をさんざん蹂躙し、彼女の唾液を私の口内に刷り込んだ。

「…ぷはぁ。…どう?あんな見てくれはいいけど頼りない旦那が相手だと、こんなことはしないじゃない?」
「…余計なお世話だ。…おぬし、何が目的だ…!?」
「ふふっ、一旦は満足してたけど、まだまだアタシは足りないのよ。でも、アンタの旦那はアタシとヤるのに抵抗があるみたいだし…
で、アンタといういい男の子がアタシの目の前にいる。これでわかる?プレイグ『くん』?」
「なっ!?お、おぬしはどこまで色欲に身を染めているのだ!?
こ、この助平!ド変態!色ボケ人魚!エッチ!淫乱!その胸に詰まっているのは希望じゃなく欲望なのか!?」
「はーいはいアタシは色欲の悪魔Ashemuに心も魂も売った色ボケの化身ですよー。…ふふ。だからー、しよっか?」
「ふざけたことを抜かすな!だいたい、マリスが来たらどうする!?ジャックが起きたらどうする!?」
「アッハッハ、そんなこと気にしてるんだ…かわいい。
大丈夫よ、扉の鍵は開かないようにさせてもらったわ。それに、アタシはアナルもいけるのよ?」
「あ、アナ…っ」
自分の顔が真っ赤になるのが鏡を見なくたって分かる。彼女のハレンチさは私が一番苦手としているところだ。
尻の穴で快感を得るなどという狂気の沙汰の行為は話には聞いているが、その経験者がこんな近くにいるとは!?ありえない…

「それに…もったいないじゃない。こんなものをぶら下げておいて、使わずにいるなんて…
こっちの快感、味わってみるのもいいかもしれないじゃない?」
「や、やめろ…こんなの、ダメに決まってる…!そんな感覚、知らなくていい…!」

「…そう。じゃあ、アタシの胸を『見て』。」
0276人魚っ娘の訪問72013/12/23(月) 20:25:11.35ID:cJUSTdVG
しまった。そう考えたが完全なる後の祭りであった。彼女は誘惑(チャーム)を会得している。
私のような魔法適性のない者が相手だと…たとえ誰であろうと…言霊にて支配できる。

「そう、アタシを、アタシのおっぱいを見つめて…うんうん、そうその調子。」
「う…あぁ…」

まずい、まずい、まずい展開すぎるではないか!
すでに体は彼女のモノとなってしまった。精神はまだ侵されてはいないようだが、精神まで絡め捕られるのは確実…!
このままでは…彼女に犯され、魔力を奪われ、擬態を解除する残存魔力が尽きてしまう!
そうなれば、元の姿に戻ることもできず…この姿のまま彼女の…あぁこの先を考えるなんて恐ろしい…!
きっと計算高い彼女のことだ、私の考えが及ぶことをさらに上回るとんでもないことを画策しているにちがいない。
…身の毛がよだつなんてどころの話じゃない。こんな…親友と、同姓と、なんて…
ジャック…助けて…!

「どう?アタシのおっぱい…大きくてきれいでしょう?…ふふ、こんなにまじまじとアタシの胸を見るなんてアンタ初めてじゃない?」
「…ふぁ…あ…」
このままでは…!どうやら、私に残された選択肢は、3つだ。そのどれかを選ぶしかない。

「ほら、顔を埋めて…ほら、プニプニでしょう?」
「…あぁん…」
@、聡明なる私ははたとこの場を打開する策を思いつく…!

「ねぇ…プレイグ、アタシのおっぱい、吸ってみない?」
「…はむ…ちゅう…」
A、甲斐性ある我が夫が起き上がり、状況を打破してくれる…!

「…やっぱ雰囲気作りとか面倒ね、ねぇ、アタシのこと『好きなんでしょう?』」
「………はい…」
B、逃れられない、現実は非常であった…


……頭の中に霞がかかったように、考えがまとまらない。…というか、ここは、どこだ?私は…?
「ねぇ、聞こえてる?…んー、利きすぎちゃったかな…?」
目線を上げると、女性が見える。母が子を見るようなまなざしを持つ、優しげな女性が…
「あぁ…もうしわけごじゃいましぇん…クーリアしゃま…」
ああ、なんでわからなくなっていたのか、

このお方は、
私のご主人様、
私の愛するヒト。

「あ、あれっ?やっぱり利きすぎてるかな…?
ま、まぁいいわね。これはこれでかわいいから、ね。うん、かわいい、ということに…しておこうかな。」
「ふわぁ…プレイグは、しあわせでしゅう…」
頭を撫でてくださったその手が愛おしい、
笑みを投げかけてくださるその顔が愛おしい、
心地良い感触がするその胸が愛おしい、
それだけで…それだけで…!

「おーおーご立派ご立派。さっき口移しで魔力を送って正解だったわね。
ねぇ、プレイグ…『ベッドに横になって』。」
「…はいぃ…」
「よしよしお利口さま。…これから、アンタのこれ、アタシが食べちゃうけど、いいかなー…?」
「…おねがいしましゅ…クーリアしゃま…プレイグのここ、たべてくだしゃいぃ…!」
「………んー…うん、細かいことは気にしない気にしない!!じゃあ、頂くとするわね!」

「…かわいい。」
0277人魚っ娘の訪問82013/12/23(月) 20:25:50.83ID:cJUSTdVG
「アッハッハァ!プレイグの童貞、頂いちゃったわねー…これで、アンタの旦那とは一勝一敗ってところかな…?
知ってた?アタシ、アンタが好きだったんだから…ま、今言っても意味ないか…『動いて』」
「…ふわぁああっ!?あうっ!?はぁあん…!?」
き、キモチイイ、キモチイイ!チュパチュパってしゃぶられてるぅ!…なんかくるぅ…あ…ああああぁあーーー!!!
「…へぇっ!?ちょ、まだ、早いって!あぁっ!?濃い!あはぁ…イイ…」

「あぁ、出切っちゃったかー…萎えちゃってるし。『止まって』
んー刺激が強かった?いやでも工夫はアタシなりにしたし……あ、もしかしてー…二人とも下手、とか…アハハ………ありえる。」
「……すぅ…すぅ…」
「まったく、この夫婦は…一回ヤるごとに寝る習慣でもあるのかしらねー?…まったく不都合ね、この似た者夫婦が。」
「…あはぁ、いいよぉ…ジャックぅ…」
「…かわいい。…だけど、んー、アタシには届かないかもしれないわね。…ふん、一番初心なのは誰だったのかなー?…ふふ。
なら、アタシにも、手があるわよー…!絶対、アンタをモノにしてやるんだから。覚悟しておくことね…!」


「プレイグ、ジャック、『忘れて』。」


---


「いやー、ごめんごめんねー。最近さー、よくわかんない宗教の勧誘とか押し売りをしてくる迷惑な連中が多くてね、
つい居留守しちゃったわよーアッハッハ。」
「何だそれは…癪に障るぞ。おぬしは私を訪問販売と間違えたというのか…!?」
「アッハハ、だからごめんって言ってるじゃないのさー。
ほら、いろいろ詫びる代わり、家中の酒を持ってくる、とはできないけどね。一番アンタの旦那が好きな1760年モノさ。」
「おお、さすが気が利く…って、ジャックがワインが好きだなんて私は知らないのだが…」
「ふふ、アタシの情報網の草の根ネットワークは共に暮らしているアンタを上回るようね。愉快愉快、ね。」
「…なんだそれ。もしかして、適当なことを言ってるんじゃない?昔みたいに。」
「…ふ、適当は言ってないわよ、だってアンタたちの近所にいる狼の化身から聞いたんだから!アンタたちの日程も把握してるわよー!
…って、ここで騒いでても平行線になるのがオチよ。さっさとアンタの旦那、ジャック!とにかくジャックに会わせなさいよー。
そうだ!あと、娘…マリス…だっけ、もよ!まだマリスには会ってないんだからー!」
「ふーん、うちのジャックをまるで知っているような口振りだな。」
「そんなことどうだっていいじゃないよー!呑ませれば分かることよー!お邪魔しまーす!ってねー。」
「…はぁ、ジャックは頭痛で寝込んでるんだ。酒なんか飲ませられないな。」

「…あー……二日酔い、なるほど考えてもみなかったわ。…誤算ねー。一回で外堀を埋めようと思ったのになー。」
「なんか言った?」

「ハハ、なんでもないって…」
ふふ、かわいい。
そのかわいいところ、アタシが独り占めしてやるんだから…
アンタも、アンタの旦那も、アタシが酔わしてやるんだからー…ね。
0278...2013/12/23(月) 20:34:47.91ID:cJUSTdVG
百合!入れずにはいられないッ!気分だったんです、すみません…
0280名無しさん@ピンキー2013/12/25(水) 20:30:22.44ID:3EYGtYWm
そういや鮫ってペニスが二本ついてるんだよな、つまり……
0285名無しさん@ピンキー2014/01/03(金) 15:26:03.09ID:kDmEr83t
笑ってはいけない24時の観すぎだろうか逆レなら嬉しかったんだが馬娘にケツをシバかれまくる夢を見た…
0286名無しさん@ピンキー2014/01/03(金) 18:05:31.45ID:xuAQGUH1
あけおめことよろ!

>>285 いい初夢じゃないですか裏山。
俺なんか、意思を持ったコウガイビルのような軟体動物を四六時中腕に乗せて、
飼育しながら成長を見守る、っていう変な夢だったというのに……
0288名無しさん@ピンキー2014/01/07(火) 18:21:00.20ID:dz7vJUMs
>>278
百合の良し悪し(これを百合認定するかどうかがまず微妙だけど)より
動物スレでサメが当然のようにMCしてる方が気になるけど
そんなことどうでもいいくらいGJ
そして詐欺師から真人間に更生してくれてありがとう

>>285
初夢で富士山―――が噴火する夢を見たんだが良かったのかどうか
0290名無しさん@ピンキー2014/01/07(火) 23:39:24.51ID:3ui0BIaz
他に書いてくれる人も大歓迎です!!
正座して待ってます!!
0291>>2782014/01/08(水) 00:38:06.13ID:3dm3OPXi
>>264が来ないから痺れ切らした、自給自足しようと思います
でも成人式終わるまでまってちょ
0293名無しさん@ピンキー2014/01/10(金) 18:30:40.46ID:WwTbU17R
昨年世界で一番売れた漫画は人外娘ものらしいし

世情がやっと俺らに追いついてきたな
0294名無しさん@ピンキー2014/01/11(土) 18:14:22.92ID:SMxmu9Kb
>>293
そうなんだ!
言われてみたら、最近人外モノのゲームとかも増えてる気がする
「犯され勇者」とか、「もんむすクエスト」とかね
0297名無しさん@ピンキー2014/01/13(月) 03:06:15.27ID:mQU1e72M
人外モノのゲームと聞いて魔導物語とかメガテンとかその辺りから浮かぶんだが
0298名無しさん@ピンキー2014/01/14(火) 00:58:25.64ID:VH+q03Is
フツーに書いてみてたら二万字超えそうになった件
このまま書き進めて良いものか…
0300...2014/01/14(火) 18:45:04.91ID:VH+q03Is
で、出来ました…
見直して添削してみましたが、それでも二万字切れなかった
(´・ω・`)
0301狼娘の実家12014/01/14(火) 18:46:58.13ID:VH+q03Is
世の中には、常識を覆す事実‐というかなんというか…‐がいる。
彼女にも、そんな真実があったと知るのはもう少し先のことだった-


「ツヴァイ、それで、次の寄席はいつになるんだ?」
「あぁ、学園祭だよ。夏休み明けしばらくだから、相当、先さ。ただ、演目はもう決まってるんだから、練習サボるなよ?
君だって、出番があるんだから、あまり、あの人といちゃつくなよな?わかってるか?」
「あーはいはい分かってるってよぉ」

僕の名はツヴァイ。ざっくりいうと留学生だ。
この大学へとやってきて早一年。初めての夏休みを迎えることとなった。
とはいっても、その後に控える学園祭に向けての部活の出し物のため、練習を積まなくてはいけないのが気がかりだったりする。
落研、という語感が面白くて入ったが、まさか伝統芸能をやらされるとは思いもよらなかった。まぁ楽しいけど。

「ひとつ言わせてもらうがよぉ、ツヴァイだって彼女くらいいるじゃねーか、お前だって気をつけるべきじゃねーの?」
「ふん、アスカさんは君たちみたいな目の前のことでただ頭がいっぱいになるような人じゃないんだよ。」
「そんなことを言ったらレイアだってな…おっと、3時限目の講義の時間だ、じゃあなぁ。」

ドタバタと駆け出して食堂を後にする親友の背を見送る。彼はレイアさんというウチの部の先輩と付き合っているので、
部のミーティングの最中などでたびたびイチャイチャする現場を見せつけられるから困る。
しかも、部活の中で外国人は自分たち三人だけなので、非常に気まずいのである。
まったく、「外国人は恥も外聞もない」みたいに思われるのからやめてくれとはいつも言っているのだが…
「外でしかこうやってちゃんとイチャつけないんだよ」とわけのわからない言い訳ばかりで全く聞いてくれないのだ。
郷に入らば郷に従え、というproverbがあるように、この国で生活するにはそれに似合った態度をとらなくちゃならないというのに…

…ただ、そんな軸がぶれない部分こそ彼を信頼している一つの要因でもある。
そんな親友をつい悪く思ってしまうのはただ一重に、
「…待たせてしまったかな?もしそうなら、済まない。」
「い、いやアスカさん、僕はただ…待ってるこの時間が好きなんだ、うん、そういうことにさせてほしい。」
「ふふ、じゃあ次はちゃんと早く来る。待たせている時間は、私が申し訳ないので…」
ただ、僕の彼女が、この凛とした美しい女性が、立派すぎるからだろう。
0302狼娘の実家22014/01/14(火) 18:48:14.85ID:VH+q03Is
「あなたの、実家…ですか。」
「そう。ツヴァイさんが国に帰る都合がつかないと聞いたので、寂しいかなぁって。それに、実家の大掃除に人手が欲しい。」
「は、はぁ…でも、僕たち出会ってからまだ一年弱ですよ?なんというか、ただ、あなたの両親がなんて言うか…」
「大丈夫…って言うようなことじゃないが、私の両親はもう、いない。だから、男手が必要。Are you understand?」

彼女の名前はアスカ。僕の同級生で大切なgirlfriend、だ。
僕と彼女とでは学部が違うが、偶然この食堂で相席になってから会話をするようになり、それからずっとこんな感じで今に至る。
ただ、こんな感じ、とはいってもお互いに大学の中でよく話をする友達以上恋人未満的な何かであって、
今あったように家に誘われたり、デートなどをしたことはないのだ。
(でも、週の半分くらいは一緒に食事をここでとっているから、カップルだと周りからは思われている。まぁ光栄だけどね。)

「で、でも本当にいいのかい?僕はチビだけど、れっきとした男だよ?ただただ、あなたの信用に響かないか心配で…」
「構わない、大丈夫。あんまり人がいないんだ、あの家の周りは…」
「ん〜…分かりました。お言葉に甘えてhomestayさせてもらいます。」
「それはこちらこそ、ね。ありがとう。食事はたっぷり用意させてもらうよ。」

彼女は僕の自慢の友達だ。何がっていったらきりがないほどの完璧な人物で、自分が親しくするにはもったいないほどと思える。
4か国語を話せる秀才で、運動神経に恵まれ、風邪一つかからず元気で、何が起ころうと優しく冷静な泰然自若とした人物なのだ。
歴史や伝統芸能にもよく精通していて、部活のことで悩み事ができたら先輩ではなく彼女に相談している。
物語の中の聞きなれないwordを教えてくれるだけではなく、地名の地図上の場所や時代背景まで補足してくれる。
僕がこうやって彼女と日本語で会話できているのも、彼女が分かりやすく指導してくれたからである。

さらに言うなら、彼女はとびっきりのbeautyだ。
ただ表面的に美しいだけではなく、内面に比例しているような深遠な美を見せてくれる。
ヤマトナデシコとはこういうことを言うのだろう、と思わされる凛として一本筋の通った性格がうかがい知れる顔立ち。
あの運動能力はどこから引き出されているのだろうと疑問が尽きない細くしなやかな身体のあちこちのdetail。
それでいて背は高く足もスラリとしていて、黄色人種は背が低く胴長という一般常識がまったく適応外になっている。
恥ずかしい話、視線を捉えられてしまうことも多い艶やかなbustとhips。
もしかしたら日系ではないのだろうかと思わされるほどに張っていて、ツンとハリがあるらしい。
(これは、さっき出て行った親友が以前に大胆にも触ったときの感想であり、自分で確かめたわけではない。
ちなみに、彼はその後すぐに彼女によって背負い投げの刑に処された。
Judoの受け身なんて皆目知らない彼が腰に受けた衝撃は窺い知れない想像つかない考えたくない。)

聞いたわけではないので、ただの憶測だが彼女は東北の出身なのかもしれない。
あの地域は大陸の血が受け継がれておりgood-lookingと言える女性が多いと聞く。

もうただただ「天は人の上に人を作らず」というmaximはただの作り話であったと思わされる完璧超人の権化が彼女なのだ。
僕は射撃の腕前なら自信があるが、銃を持つことのできないこの国ではそんな自慢あってもなくても同じ、ただ五十歩百歩だ。
0303狼娘の実家32014/01/14(火) 18:49:32.25ID:VH+q03Is
「はぁー、長かったね。ここが私の実家。どう?大きいでしょう?」
「Oh my Goddess…」

圧巻ってこういうことを指すのだと体感した。簡単に言えば彼女の実家は、ものすごかったのだ。
まず、実家がshrineって…建物自体はあまり装飾もなくむしろ無骨といった印象があるが、ただ神職の家ってだけでもうカッコイイ。
その実家があるこの地域は、「日本の伝統的な建築物」と一目でわかる家ばかりがあり、圧倒させられる。
彼女は何も良いところのない寒村のような町とは言うが、かの有名な世界遺産Sirakawa Gouに通じるところのある街並みだ。
日本の日本「らしさ」というものは、Kyotoにあると観光案内には記されていたが、
あんな作られた伝統の景色より、この素朴で自然な景色こそ最も素晴らしい伝統のあり様ではないだろうか…
なるほど彼女が僕を呼んだ理由もうなずける。この家に一人ぼっちというのは寂しすぎるだろうn「おかえり〜」…え?
「いや〜、出発すんべって連絡来てから長ぇ長ぇ!時間かかるってわかっててもよぉ、ついっつい心配しつまうべ。
あ、あんたがツベー君か?オレはリサ、ま、コイツの妹みたいなもンだ。よろすく。」
「へっ?あ、ああ…よ、よろしく…です。」
「…あっ、言ってなかったね、リサは私の親友で、ここを管理してもらっている。
リサはよく働くヒトだけど…ここの大掃除となるととても一人じゃ終わらないから、私が帰って手伝う予定だったんだ。
でもそれでも毎回二人だけで苦労してたから…ツヴァイさんが来てくれて、助かる。」
「はぁ〜ガキみてぇなめんこい顔して、さすが海外は違うべ。
こげな女の子みてぇなツラしてるもンなぁ。これがオレと同い年なぁ…」
「ど、童顔って言わないでください!…気にしてるんです。」
「あっはぁ!もうすわけねぇ!つーつーオレってば人のデリカスーに触れつまったべ。」
「はは、立ち話してるのもアレね、中に入ろう?二人とも。言っておくけどリサ、私はそういう開けっぴろげなとこも好きよ。」
「あ、アスカぁ…へ、へっ、と、とりあえず育ててたイチジクが昨日やっと実ィつけたから、ちょっと採ってくンべ。じゃ!」

「…なんか、すごい人ですね。あの人。」
「リサは純朴で勘が優れてる。自然と向き合う作業に彼女以上に向いているヒトはいない。
ちょっと、見た目と言葉の落差がすごいのが玉にキズだけど…」
「7割聞き取れませんでした…」
「はは、悪口とか滅多に言わないから、安心して。…本当、あの娘はヒトには惜しい…」
「何が惜しいって言いましたか?」
「えっ!?あっ、いや、もう何日か後なら庭でサトイモが採れる。でも、収穫に骨が折れるから億劫なんだ。
もう少し後に帰れば手伝わされずに済んだと思うと惜しいなって。
と、とりあえず、居間でリサが帰ってくるのを待とう。あ、先に間取りを説明しようね。」
0304狼娘の実家42014/01/14(火) 18:50:22.59ID:VH+q03Is
この家-というか神社-で何日か過ごしたが、日本でまだこれだけ異文化体験ができる機会が残ってるとは予想外だった。
だいたい、神社という種類の建物には僕は初詣と参拝くらいでしか用はない。つまり、ただ庭をうろついて帰るようなもの。
しかし、今僕はその中で飲食をし、風呂に入り、寝泊りしているのだ。
これは…日本人でもなかなかできない貴重な体験?神社での衣食住。…語感的に違う気がするが細故は気にしない。

今の僕の仕事は、朝起きて食事を済まして行う大掃除の手伝いだ。
とはいっても、できることは限られている。
汚れを落とすためにpartsに分解された建物の装飾などを見ても、どこがどうつながって元の形になるのかもわからない。
鳥居のpaintくらいは、と思っていたが染料に水銀が使われているので素人には触らせることはできないらしい。なにそれこわい。
蔵の中の荷物を運んだりするが、彼女たちと比べると僕は非力すぎる。
せめてご飯の用意くらいは、と頑張ってみたが、庭の野菜のどれが収穫していいものかは知らないし、
そもそも、和食なんて手伝えるわけがなかった。挙句、「男は台所に立つモンじゃねーべ。」とリサさんに追い出されてしまった。
不本意なことに、ただただうろうろしているだけで大して手伝いをした達成感もないまま一週間がたってしまった。

「…本当に戦力になってるかな…僕…ただ、邪魔になってるだけのような…」
今の自分にできるのは、埃を払ったり雑巾がけをしたりといった基本的な掃除と、食後の皿洗いくらいのことだ。
「えぇ、なってますとも。」
「アスカさん…ただのお世辞ですか?」
「本当。ツヴァイ君が頑張っている姿を見て萌え…じゃなくて元気をもらってる。それだけで効率、上がってるから。」
「…あなたはそういいますけど、リサさんは。」
「えっ?オレけ?オレはツベーいてくれて助かった思っとるべ。あんた、アスカやオレみたいなのと違ってよく気が付くべ?
そのおかげでミスがだーいぶ減ってんだ。去年は何度全部終わったって安心すてから磨き残し見つけたことかわかんねぇ。
あんたがいたからこげにスムーズに作業が進むんだべ。なぁアスカ?」
「…私もリサも、おっちょこちょいですから。」

そういったアスカさんの頬がちょっと赤くなった気がする。もしかして、彼女にも弱点があったというのか!?

「去年はオレの夏休みつぶれるンじゃねーのってくれー忙すかったんだべ。ホント。」
「後から後から片付いていない仕事がどんどん見つかるから、大変だった。
ちなみにうすうす分かってるかもしれないが今日で大掃除は終わり。ごくろうさま。助かった。」
「ツベーのお陰だ!礼は旨ぇ夕飯大盛りってことで頼むべ!」
「リサ、まだ気が早い。浮かれた話をするより、この荷物持って。…あ、ツヴァイ君、そっち支えて。」


「あぁ〜〜〜っ!やっぱきれーにすると気持ついいもんだべ…あぁ〜〜…」
「リサ、あんまり畳でゴロゴロするのは…まぁたまにはいいわね。」
「…じゃあ僕は明日に帰りますね。」
「えぇ〜!?もンちっとゆっくりしていけ!せめて余ってる野菜を食ってから帰れ!」
「そうそう、ツヴァイ君には仕事させっぱなしで、ここを全然満喫させてない。
私は、働かせるだけ働かせて君に礼もせず帰すわけにはいかない。」
「ほら、アスカもこう言ってんべ?もう何泊かすンといいべ。」
「そ、そうですか…」
0305狼娘の実家52014/01/14(火) 18:51:06.62ID:VH+q03Is
そう言われても、ちょっと僕としては抵抗がある。いろんな意味で、ここに長いこと滞在するのは、僕の理性が、やばい。
一つ屋根の下で同い年の美人二人と暮らしているのだ。
僕だって健全な男子。目のやり場に困るような場面があるのは歓迎だが、あまり毎晩毎晩続くと、眼福通り越して意外とつらい。
もうそろそろ妄想がピークなのだ。一度距離を、restをとって頭を冷やしたい。
virginityたる僕が一週間で受けるには強すぎる刺激を喰らっているのだ。

まず第一に、真夏の日中に密室の蔵の中で作業をするのだ、大量の汗が出る。
アスカさんはTシャツ、リサさんはタンクトップ姿で作業をしているのだが、二人ともその…breastが…透けてるのだ。
さらに、リサさんは下着をつけてないらしく、nipplesが完全に見えてしまっている。なんて無防備な。
それを意識すると、僕の手元からお茶を奪い取り、一口飲んで返す行為がただ水分補給の意味ではないように思えてならない。

第二に、彼女たちの洋服がしまってあるタンスは、風呂場からだと居間からテレビの前を横切るのが最短だ。
…もうお分かりでしょう。
彼女たちが下着姿(リサさんにいたっては全裸…)でくつろいでいる僕の目の前を前触れなくただ横切るのである。
僕という異性がいてもこの調子なのだ、おそらく、普段からこんなかんじなのだろう…

第三に、僕たちは川の字で寝ている。とはいっても広い部屋にバラバラに寝ているのでこの言葉を使ってよいものか微妙だが。
とにかく、彼女たちと同じ部屋で寝ている、という事実が重くのしかかる。
アスカさんが暗闇が苦手だということで常夜灯がついているのだが、ただそれがさらに災いしている。
寝相が悪いので布団が乱れpajamaが完全に捲れ上がってしまっているリサさんと、
こっちを向いてヨダレを垂らして寝ているアスカさんがはっきりとは見えないが、薄目を開けるとわかってしまうのだ。
むしろ、ただはっきり見えるよりタチが悪いと思う。

でも、こんなに好意を示してくれているのだ、ただ無下に断るのは祖国では許されてもこの国では褒められたことではない…
ここは少しだけ、ただ少しだけ、この誘いに乗るべきなのだ。

「じゃ、じゃあ、ただもう少しだけ、後片付けの手伝いがてら、ここに厄介になります…」
「うんうん、今日まで頑張ったねぎらいだべ!明日から毎日フルコースだべな!」
「私からも、お礼できるだけ、してみる。楽しみにしてて。」
「あ、はい。ありがとうございます…」
なんか、今気づいたが二人とも、すごく目を輝かせて僕を見ている気がする。それこそ日本のcartoonのように。
どうも心のなかがザワザワするような気持がするけど、うーん…この場を離れなきゃいけない気がするんだよなぁ…
どういうわけか、見ちゃいけないものを見てしまうかもしれない、みたいな虫の知らせが…


ここ何日か、換気に窓を開けると湿っていて暑苦しい風が吹いて嫌な思いをする寝苦しい夜が続いていたが、
今日は快晴が長く続いていたためか冷房をかけなくても我慢できるくらいの、ただ、寝るにはまだマシ程度な夜だった。
…いつもは自分たち三人はほとんど同じ頃に床についていたのだが…二人が来るのが妙に遅い。
先週観てたテレビ番組のscheduleのことを考えると、もう寝ててもおかしくないはず…

どうも、さっき感じたchillを引きずっているのか、言いようのない不安感で全く眠気はあるが寝れそうにない。
嫌な気分の時は天井の模様を見て心を落ち着かせるのが習慣なのだが、常夜灯は笠がついていて上は照らされていない。
「…はぁ…ぁ〜…眠いのに。寝れないとか…shit」

ギィ…
足音。ここの床はウグイス張りの音が出るstyleの作りなので、人が来ればよくわかる。
この清楚そうな足運びはたぶんアスカさんだ。
失礼な話、リサさんならもっとドスドスやかましく歩くので区別はすぐつくようになった。
「…ツヴァイ…さん、起きて…ます…?」
「…はい、昨日よりは幾分か平気ですがそれでもただちょっと寝苦しくて。」
もう横になったままでいるのも若干バカらしく感じるので思い切って掛布団をどかしてその場に座る。
彼女は襖を隔てた廊下に立っている。月明かりで、何かを持っているのが分かる。

「どうしましたか?寝る…なら、遠慮しないで入ってきてください。」
「…わかった。今の言葉、覚えておく…!」
0306狼娘の実家62014/01/14(火) 18:51:45.28ID:VH+q03Is
襖が、思い切り開かれ彼女の姿が月明かりに照らされる。いつもの寝巻は着ていない下着姿だ。
彼女の手に握られているのは…たしか居間に飾られているはずのKatana!?
「どうしたんですか、ずいぶん物騒なものを持って…」
「これ?この刀は…こうする為のものッ!」
彼女が一瞬抜刀の構えになったのを見た瞬間、彼女は刀身を鞘に納めていた。
そして、僕の服が細切れに!?
「へぇあぁ!?わ、why!?」
「なに、簡単な話だ。私は、君に、『礼をする。』」
れ、礼…!?何を言っているのだろうか彼女は…パンツだけの姿に人をしておいて…!

「appreciation!?どこがですか、これの!」
「なに、君とはいろいろな経験をさせてもらったけれど、こんなことだけは経験ないなと思って。
…せっかく、今は二人きりなんだ、私を味わってくれ。」
「何を仰っているのかわからないのですが…」
「じゃあ…もっとわかりやすい言い方で伝えようか。」
アスカさんに胸を突かれて布団に倒れこむ。
どうしたのだろう下から見て今気が付いたが彼女の下着が湿っているようだ…ぇ…!?
「私と、sexしましょう。」


沈黙の時間。


よし、ちょっと前後関係を整理しよう。

僕が寝てる部屋にアスカさんがやってくる → 服をはぎ取られる → 布団に寝かされる → 「私と、sexしましょう。」


……
………
…ハッ!?僕は、押し倒された…!?いや、そんな、ありえない。彼女が、アスカさんが、そんな…
「聞き間違いなんかじゃない。君が童貞なのは心得てる。
ならば、私ができる最大級の『礼』はこれしかない。そう思ったわけだ。わかったなら、楽しむとしようか。
さっきの『寝るなら、遠慮しないで入ってきてください』で言質はとれてる。」
「馬鹿なことを言わないでください!僕とアスカさんはそんな、ただの、」
「黙って。あまり騒がしいと中断せざるを得なくなる。」
刀が喉元につきつけられた。これ、どうあがいても絶望?

「ひっ…と、とにかく、いつもの分別あるアスカさんに戻ってください!」
「ふふっ、分別があるなら、なおのことこういうことをする雰囲気は逃すわけにはいかない。
それに…据え膳喰らわぬは…女の恥です。」
そのまま僕の下半身まで下ろされた刀の先が…僕のパンツに触れる…

一つ確信した。彼女は、Last Samuraiだ。この目は、戦いに臨む戦士の目だ。や、ヤられる…!
「そんな、強姦です!や、やめてください!」
「だめ…だ。私が後に引けなくなった。我慢ならない。それに君は座して快楽を愉しむ、それだけでいいんだ。何も怖くはない。」
パンツが引き裂かれる。
何も音はしなかった。いや、衝撃が大きすぎて聴覚に回す集中力が足りなかったのかもしれない。
アスカさんはただchuckle混じりの表情で僕の股間を凝視していた。
0307狼娘の実家72014/01/14(火) 18:53:17.58ID:VH+q03Is
「ふん、これが…君の殿方の証…か、
クーリアからかねてより話には聞いていたが…そんなに不気味なものではない。愛おしい容姿だ。」
「だ、誰ですか、クーリアって!?って、見ないでくださいっ!」
「なに、仲の良い友に聞いた話とは違うと思ってね。…手を、どかしてもらおうか。少々手荒だが、我慢して。」
「NooOooOO!!関節キメないでぇ!抵抗しない!抵抗しないからァ!」
捻り上げられた手は離してもらった。でも、事態は好転どころか悪化の一途だ。
もはや、蛇に睨まれた蛙、かも。
もう泣きそうな顔を手で隠すことしかできない。情けない、情けないよ…
いくら、アスカさんが自分より何もかも上回っているってわかってても、こんなこと、あんまりじゃ…

「そうか、君が乗り気じゃないからこんな感じなのか。…まぁ強引でも構わない?かな。」
「これだけやっといて何言ってるんですかぁ…terrible……はぁっあ!?」
「うん?ちょっと先に触れただけでこんな感じ…?じゃあ少し抑え目にしなきゃいけないね。」

動けないでいる僕の股間へと顔を近づけるアスカさん。ぼ、僕のアレに口を近づけてどうしようというのかい…?
「…あむ。」
「うっひゃああああああ!?そんな!汚いです!あ、あ!そんな、舌で舐めないでください!」
「…ぷはぁ。」
うううぅ…本当になすがままだ。これがアイツが言ってたフェラってやつなのか…?
あ…僕のアレとアスカさんの唇が滴でつながってる…

「あ、大きくなり始めた。くす、今の小技が利いたみたいだね。今度は、本気。…はむ、むぐ…」
「や、そんな、恥ずかし、にゃああああああああ!?」
「はんむ…ふむっ、むむ…ん、ん…」
お世辞にも大きいとは言えない僕のモノがアスカさんの小さな口の中いっぱいに頬張られている!
いや。まぁ、アスカさんにこんなことされてイヤなわけないけど、
ただ、もっと、段階を踏んでからというか、いきなりstep-upしすぎというか…うわ!の、喉まで使って吸ったりしてる!?
あ、まずい、これは出しちゃうかもしれない…あああそこを舐めたらダメェえええええ

「あはぁ!?っはぁ!?アスカ、さん、うはぁ!?もう…出ちゃいますっ!」
「…えっ、それはだめ。」

ぬぽっ…と音を立てて彼女の口から解放された僕のアレ。
…一人でより圧倒的に大きいような気がする。これまでのボクのmaximumは何処へ…
ヒクヒクと縦に動いてるこれがアスカさんに咥えられていたという証に、彼女の涎でヌラヌラと光っている。
それを見つめるアスカさんの表情…ただただ艶やかさにあふれてる…

「ッはぁ…ッはぁ…」
「うん、たしかに君のは準備できてるみたいだね。話に聞く通りの効果だ、バナナで練習して正解だった…
あ、私はとっくに準備できてるから大丈夫。」
「……な、にを…?」
「分からないかなぁ。」
アスカさんは僕を跨いでKatanaを拾い自分の下着に刃を当てる。
「よく見てて。『ここ』で君を気持ち良くするんだ。知ってるだろうけど。」

刃が下ろされ下着が僕の臍の上にひらりと落ちる。
「…恥ずかしいかな、コンプレックスなんだ、ここはこんな風にしかできなくて。」
彼女のそこはつるんとした蜜を垂らす蕾があるだけだった。

「…はっ!も、もしかして…ね?アスカさん?」
「もしかしても何もない。もう一度言うけど、君は座して快楽を愉しむ、それだけでいいんだ。何も怖くはない。」
「ねぇ、もうここまでにしましょう!一度話をしましょうって!」
「問答無用です。」
0308狼娘の実家82014/01/14(火) 18:53:50.54ID:VH+q03Is
ズン…という音が鳴った。
いやそんな気がしただけかも。

まばたきの間に、僕の上に跨ったアスカさんが次の瞬間僕の股間に座っていた。

僕のアレはアスカさんの中へと消え、
血が出ていた。


「…っ…入っ、た。かな…ふふ、君の童貞、もらったのね。」
「…そんな、アスカさん、これって…!?」
「That’s right. 私の、血だ…」
「…ってことは!?」
「いいんだ、これは、君のための、もの…だから。痛くは感じない。むしろ、幸せ。」

「えっ…」
「ずいぶんと前から、好きだった。初めは、likeの意味と思っていたが、すぐ、loveだと、気付いた。
いつか、好きって言おうと思ったけれど、どうも、言い出しづらくて。
…異性をこんな風に意識するのは、初めてだったから。」
「もしかして、最初から…」
「初めは、君に告白するつもりだったんだ。ここなら、万が一にも邪魔は入らないから。
でも、やっぱり、機会がつかめなくて。結局、勢いに任せてみて、このザマ。笑って。」

「笑いません。…僕も、アスカさんが、ずっと好きでした。あ、あ、愛、してます…」
「ん…ここまでしちゃって、『愛してる』って言うのにそんな赤くなるの?…変。」
「しょ、しょうがないじゃないですか。恥ずかしいものはただ恥ずかしいんです!
それに、こうなっちゃったのは、アスカさんが…」
「…怒ってる?」
「いえ、アスカさんの気持ちを知れて、ただただ嬉しいです。…相思相愛、だったなんて。」
「それは私も同じ。片思いだと思ってた。よかった…」

僕の腹に水滴が落ちたのを感じた。

「アスカさん、泣いているんですか?」
「ふふ、そんなこと、いいじゃない。嬉し泣きくらい私だってする。あと、『さん』はもういらないんじゃない?」
「え…じゃあ…アスカ。」
「ふふ、何?」
「えっと、まだ、痛い?」
「別に、気にならない。」

「でも、痛いなら大事を取りましょう。これ以上はまた今度にするのが、いいと思うんでs」
「今、なんて言った?」

「え…また今度にs」
「ふふふふふ…あなたはもっと甲斐性があるヒトだと思ってたけど…少し違うみたいね。」

アスカの目がギラリと光る。あ、さっきの目だ。

「私は、純潔を捧げてまでこうして君に想いを伝えた。君は、私の想いにもっと応えてくれると思ったのに。」
「あ、アスカ…さん?」
「はぁー…慎重なのはいいけど、ヘタレなのは感心しない。」
もしかして、言ってないことを言ってしまっただろうか、僕。
「そうね、今君が考えてることは、たぶん正解。じゃあ君にお仕置きをしてあげる。」

なんというかこの状況を言うにふさわしい言葉は何かないだろうか、この、やっちまったmoodに沿った言葉…
あ、そうだ。
オワタ\(^p^)/だ。
0309狼娘の実家92014/01/14(火) 18:54:45.68ID:VH+q03Is
「お、お仕置きって…」
「ふふん、そう生まれたての馬みたいに震えない、別にそこの刀で叩き斬ったりしない。
ただ…徹底的に私を愉しませてもらおうかな。」
「え、それって…やっぱり…」
「泣いてもわめいても止めてあげない。神妙にして。
君の限界まで、私のナカで、お・も・て・な・し …してあげます。」
「ひっ…か、勘弁して…」
「そんなこと言って、焦らされて辛くなってるくせに。」
「あう…触らないで、出ちゃうから…」



あの後はもう、すごかった。
一心不乱に腰を動かすアスカに翻弄され、僕は布団のcoverを必死に掴んで快楽を受け続けた。
どこで知ったのか、出そうになると「あ、私はこれからなんだ。勝手に独りで出さないで。」と、動きを止めてしまうのだ。
自分で動こうにも、しっかりと彼女がのしかかった状態の僕の下半身はびくともせず、終始彼女が主導権を掌握していた。
(一応彼女のために言っておくが、彼女が重いわけではない、ただ自分がもやしっ子で筋力が足りないからである。)
何度も何度も寸止めされ、恥も外聞もなく「おねがいだからださせてぇっ!!」と壊れた機械のように何度も叫んでしまった。
最後に、6回目の寸止めで頭がおかしくなりそうになってやっと、
「うん…私も満足したし、これでいったんは終わりにしておく。じゃあ、出させてあげる。
…たくさん我慢したからその分キモチイイと思う。」
と言って一気に最大限に身体を動かし、僕は彼女に精を搾り取られたのだ。

「ほら、これが君のsperm…たくさん我慢したから目いっぱいどろどろだね。」
って、切り裂かれて散らばった僕の服を使ってすくい取られたそれを見るアスカは僕も知らない満足げな顔をしていた。


「…しぼんだね。もう大きくなったりしない?
んー、君みたいな若いヒトは一回くらいで終わらないって聞いたのに。」
「ご、ごめんなさい…あっ、今は敏感だからそんなにいじらないで…」
「ふん、ダメか。…まぁいい。また明日にしましょう。」
「えぇっ!?明日もですか!?…アスカって貞淑な人って思ってたけど…surprising…」
「貞淑?まぁ確かに私は自分でも真面目な方だと思うけれど…
でも、普段は禁欲的にしているからこそ…こうして恋人の前では熱くなれる、ということもある。」
「こ、恋人…あはは、なんか、恥ずかしいな。僕がアスカの恋人なんて。」
「今更何を。…別に私が立派だとか気にしちゃダメ。
私だって、人に言えないところならいくらでもあるんだから…」
「えっ?それってなんですか?」
「いきなり言えるわけない。…少しづつだけど、いずれ教える。…恥ずかしいから、今日は何にも教えない。
着替えの寝巻ならここに置いておくから。もう寝ましょう、お休み。」
「え?あ、あ、はい…お、おやすみなさい。」


こうして、僕とアスカは恋人同士になることになった。
だけど、この後がさらに問題だったんだ。
あの時は、あの虫の知らせのような不安はこれのことだと思ってた。
だけど、この出来事よりもさらに大きな衝撃が、待っていたんだ。
0310狼娘の実家102014/01/14(火) 18:56:13.43ID:VH+q03Is
「ん…あぁ、はぁ…ふわぁー…」
「あ、起きたンかツベー。」
「あ、リサさん。おはようございます。」
「いい夢見てたみてぇべな。寝顔見るたんびニヤけたまんま。どげん夢見よったんべ?」
「あはは…そうですか?覚えてませんね…」

本当は覚えてる。
…ただ、言えるわけない。あの体験が夢の中でフラッシュバックしてたなんて、ね。

「あ、ツヴァイさん、起きてたんだ。」
「お、おはようございます。」
「ちょうどご飯ができたところ、リサ、待たせたわね。」
「あっはぁ!アスカの味噌汁楽すみにしてたんだ、さ、ツベー、さっさと着替えて食んべ。」

アスカの態度は変わらず、普段通りの受け答えでまるで変化はなかった。
なんというか、あれがただのdreamだったのかと一瞬頭によぎったが、
「今晩、忘れないで。…忘れるわけないだろうけど。」と言われて、あれが現実だと改めて実感した。


今日は土曜日で、週に一度の買い出しの日である。今日はリサさんと僕が担当だ。

「あぁ、これだこれだ、これアスカが好きなもンだから、ツベー、覚えとくといいべ。」
「えーと…南部せんべい?」
「そんだそんだ、何があってもアスカはこれがありゃ元気になるべ。」
田舎ならではというのか、アスカさんの家の隣町にあるスーパーにやってきたわけだが、郊外型というものだろう、これが大きい。
小さい遊園地くらいの大きさはある。
リサさん曰く、生活に必要な品は全部ここでしか買わないらしい。
「ふぅ、ちょっと、重い…です。ただ、野菜は庭で採れるんですからこんなに買わなくてもよかったんじゃないですか?」
「そんなことねーべ。オレやアスカがよー食うことくらい見てて分かっちょるべ?まーとにかく頑張れー。
…あ、そこのクレープ屋美味しいから寄るべ。休憩〜休憩〜。」
「はひぃ〜…」

「んん!このあったかいクレープの中のひゃっこいアイス…オレのサイコーのゼータクだんべ…ツベーも一口食べんべ?」
「あー、僕はsweets苦手なんで。」
「はぁ〜付き合い悪いべ。おめぇそんなんじゃモテねーべ。」
「そんなこと言わないでくださいよ。嫌だなぁ。」
「…なぁ、ツベー。」
「何ですか?」
リサさんの目、普段の目と違う。
…明確なenmity、睨みつけるような目。
「ツベー、おめぇは…アスカの何だ?」
0311狼娘の実家112014/01/14(火) 19:00:22.27ID:VH+q03Is
「オレは、ずっとアスカの側にいた。んだから、アスカのことは誰よりも知ってンはずだ。
なのに、おめぇと一緒にいンときのアスカはオレの知らねぇ顔すてる。…おめぇはアスカをどう思ってんべ?」

「…」
「アスカはオレの姉貴みたいなもンだ。
アスカがいンから今のオレがいる。逆もそんだ、オレがずっと支えて、今のアスカがあるって胸張ってオレは言えるべ。
…オレたちは、オレが産まれったときからそーやってずっと二人でやってきたンだ。
今更、ヨソモノを…オレたちの中に入れるなんて、オレは、御免だべ。分かるな?オレの気持ち。
なぁ、ツベー…なぁ!おめぇはアスカの何だ?アスカはおめぇの何だ?なぁ!?」

「…リサさん。」
「…へっ、図星、かよ。まぁ、アスカが男連れてくるって聞いた時、覚悟はしてたつもり、だったんだべ。
…でも、いざ…分かっちめーとな、っは…」
「…すみません。あなたのことを、傷つけていたなんて…」
「謝る必要はねぇべ。…オレの一人相撲だからよ。…あぁ、カッカしつまったらアイス溶けてんべ。
さっさと食って帰んべ。ちょっと待っててな、ツベー。」
「あ、はい…分かりました…」
「なぁ?ツベー。」
「何ですか?」
「アスカは…変わりモンだ。それこそ、おめぇの常識に囚われたら、相手できないくれーにな。
ツベーは、アスカの『顔』もまだ見てもねぇ。」
「…?」
「…いや、いいんだべ。今、オレが言わなくてもいずれ分かることだんべ。じゃあ、帰るべ。
そうだ、寝室の冷房、今夜はつけておくといいべ。」

「はーい、ただいま。」
「お帰り、リサ、ツヴァイ君。」
「ぜぇ、ぜぇ…はぁ…もう、限、界。」
「こら、リサ…リサの方が力があるのに、何でツヴァイがお米の袋を担いでいるのかな?」
「れでーふぁーすとだよ、れでーふぁーすと。
…あ、うそうそ、そんな顔しねーでくれ。」
「…はぁ、はぁ、ぼ、僕が、自分から、持つって言ったんです。
きょ、今日まで、全然力仕事の手伝い、できてなかったんで、ただせめてもと思って。」
「…そう。あ、せんべい!」
「見つけたから買ってきといたべ。このくらいありゃ帰るまで持つべ?」
「いやぁ!助かる。…やったぁ…!…余ったら持って帰るけどいいよね?
あ、ツヴァイ君、これはあげないから。欲しいなら自分で買って。」

今日の夕飯は、レバニラ炒め、それととろろかけご飯だった。
なんでも、Jinenjoというbrandの山芋らしい。驚くほどおいしかった。そのあと唇がかぶれて痒くてしょうがなかったが…


「…はぁ…ぁ〜…今日も、あんな目に遭うのかな。まぁ、ある意味本望だと思って受け入れるしかないか。」
エアコンがかかった室内でアスカが来るのを待つ。起動音と独り言だけがただ部屋に小さく響いている。
昨日彼女が言った通りの行為に及ぶならば、少し涼しいくらいの方がいいだろう。
互いの性欲を解放させるというのに、こんな暑さなんかを我慢する必要などどこにもない。
「…毒を食らわば皿まで。
アスカがこんなことを求める人とは知らなかったけど、こうなったらただもう行くところまで行かなきゃいけない。」
パンツはすでに脱いで、寝巻と一緒に畳んで傍らに置いてある。似合わない正座をしているが、これは部活で慣れたものだ。
裸でただただ正座をする、日本のgentlemanが行う待ち方だとあの悪友が言っていた。

「…ツヴァイ君…起きてる、ね…?」
「はい。…冷気が逃げるので『寝る』なら早く入った方がいいですよ。」
「…わかった、よろしく頼むよ。…お、冷房はありがたいね。『本当は』暑がりなんだ、私は。」
0312狼娘の実家122014/01/14(火) 19:01:53.36ID:VH+q03Is
「えっと、今日は、どうするんだい…?できれば、あまり乱暴はしないでもらえるとうれしいけど…」
敷布団の上、face to faceの状態で座ってお互いの顔を見つめる。
昨日のことがあるから、裸の彼女を見ると、どうも怯えてしまうのが男として不甲斐ない。
「……ねぇ、ツヴァイ。…気になったことはない?」
「…?何を、ですか?」
「ここは私の実家って君に言った。なのに、何で私の親友がここに住んでいるかって。」
「別に…と言ったら僕はただのliarになります。でも、気にしたら負けってよく言うし、聞かないよ。」
「ふふ、そういうところ、嫌いじゃない。
…だけど、知ってほしいんだ。私の、秘密。」

「秘密、ですか。」
「ここは、私の実家だけど、リサの実家でもある。」
「…?」
「あと、彼女、ここの巫女なんだ。」
「それは…どういうことですか?」
「そうね、じゃあこう言うことにしよう、
この神社は、リサは、何を祀ってるか…分かる?」

「それは…私、なんだ。」


…?ここは、アスカを祀った神社?
寺社というものは、神仏を信仰しているものであるはず。ただ、アスカが信仰の対象とは…?
「…うーん、簡単に説明して理解してくれそうにないから、順を追って話すことにする。
私は、ここの、いわゆる御本尊というものだ。…自分で言うとどこかむずむずするな。」
「どういうことだか、今の時点では僕にはさっぱりだよ。」
「…だろうね。言葉だけで説明するのには無理があるかな…ちょっと咳き込むといけないから、息止めて。」
立ち上がる彼女。昨日見た同様、つるんとした身体が目の前に広がる。
昨日あんなことがあったのに、まるで穢れを知らないような美しさを放っている彼女の肢体はartのよう。
本当に、作り物のような完璧な体つきに見とれる。
…ん?彼女の足元から煙が出ている!?
「…!?ゲホッゲホッ!…アスカ、無事か!?」

「…覚悟を、頼む。気をたしかに持ってくれ。」
煙が立ち上る中で、彼女はそれだけ言って姿を消した。

「私が何だろうと、君は私を愛してくれるか?」
部屋を包む煙の中、ただ彼女の声だけが聞こえる。

「これが…私の本来の姿だ。」
充満した煙が少しづつだが晴れていく。



なんだ、これは。
目の前に何かがいる。
今さっきまでいたのはアスカのはずだったのに。“彼女”は、何かが…いや、全部が違う。

誰なんだ、“彼女”は。
アスカは…黒髪だ。白髪ではない。
それに、体中が毛むくじゃらではない。
精練された美しさを持つアスカはこんな逞しい四肢を備えてはいない。
そもそも、人間に肉球なんてないはずだ。
人であるはずのアスカにあのような牙が備わっているわけがない。
なおかつ、口元があんなに突きだした顔の構造をしていないはずなのだ。

ただ、では、“彼女”は誰なんだ。僕の前に仁王立ちしている“彼女”は。
それにしても、“彼女”は…
0313狼娘の実家132014/01/14(火) 19:02:41.19ID:VH+q03Is
「ごめん。私はヒトではないんだ。私は…」
「…か。」
「ツヴァイ?」
「カッコイイ〜〜〜っ!!!うわっ!これが、これがfurry!?これがケモノってやつですか!?フゥーッ!amazing!!!!!」
「え、あ、ちょっと、あ、そんな、想像してた反応とちがっ、」
「ううううわああああああ本物!本物のfurry!!!!!うわっ!ふっさふさのフワフワだ!きもちいい〜〜〜!」
「はうあっ!?そんな、尻尾をそんな、あ、あ、やめ…うわあああ…ぁ…」
「はあああ!肉球もプニプニ!うわああ実在していたなんて…
あ、あれ…だ、大丈夫ですかッ!?」
「…ぅう…そこをそんなに撫でるなんて…ダメなのに………きゅぅ。」


「…すいませんでした!」
そのあと滅茶苦茶土下座した、いやぁ、ただ触ってるだけで腰が抜けてしまうなんて思ってなかったから。
(曰く、尻尾と頭は弱いのだそうだ。)
しかし、裸の青年が正座をしているケモノの女性に低頭平身に謝るというこの状況は他人から見たら不思議な光景だろう。

僕は、日本のサブカルチャーが大好きだ。
日本の古来よりの文化、「擬人化」にただただ魅せられたのがその原因だ。
国内のみならず、海外の神話をも取り込み人間と他の生物とを組み合わせた想像上の生物を考え出すセンスにただ心打たれた。
祖国にも少なからずそのような伝承はあるが、あくまでもそれは文字で伝わってきた話にすぎない。
日本の絵により伝えられてきた「萌え」の文化。それに触れたくてこの国へとやってきたが…
「本当に、すいませんでした。夢が叶ってつい我を忘れてしまい…」
「…どこか釈然としないが、分かってもらえば、まぁ、こんなことになってもかまわないな。」
その権化がこうして目の前にいる!十年来の夢だった存在とこうして正対できる日が来るとは、感無量だ!
…ということで、理性のタガがただ…ちょっと…いや、お恥ずかしい。

「もう一度だけ説明させてもらうけど…あんな興奮した状態で、ちゃんと理解できてるか不安だから…」
「大丈夫です。アスカさんは…神のような存在なんですよね?」
「ふぅん、意外と冷静。そう、私は狼が化身、この社の主。普段の私は擬態をしてあの姿をしているんだ。」
「うーん、本当にあなたのような存在が実現するなんて…」
「私たちの仲間は基本的にはあまり活発じゃないからね。…私みたいな例外もいるけれど。」
「例外、ですか?」
「はい、私も君と同じ。
私、洋画を観るのが趣味で、いつかその舞台を巡ってみたいと、そう夢見ていて。それで、大学で語学を学んでいるんだ。
…ふふ、意外と私たち、似た者同士でしたね。」
「あ、あはは…それにはちょっと驚きですけど、少しうれしいかな。
僕は…アスカの重要なsecretに触れることができて光栄です。
でも、ただまだちょっといろいろありすぎてどこか信じられないです。…dreamily」

「…そう、じゃあ…
身体で、これが現実だって教えてあげましょう。」

「えっ…うわっ!」
「この姿の私は、いつもの私より強いですよ?こんなこともできるから。」
アスカにお姫様抱っこされて布団に下ろされた。ふわふわの毛に覆われた胸が当たってビクッとなってしまう。
ただでさえ普段僕が知っている姿の時でさえpowerfulなのに、本気を出すとこんなに力を出せるのか…
そう思いながら細かくcheckしてみると線が細いsilhouetteはそれでも間違いなくたしかに昨日見た彼女のものだ。
ただ、顔や手足は獣らしいそれに近い見た目になっているが…
「ふふん、驚いているみたいだね。でも、もっと驚かせてみせるよ。」
0314狼娘の実家142014/01/14(火) 19:03:24.99ID:VH+q03Is
ズブリ。と一息にアスカが腰を下ろすとともに、僕のアレが彼女へ飲み込まれた。
昨日と感触が違う…!クチュクチュとした音とともにぞわぞわとした快感が全身に走る!
「What!?」
「昨日の私は、まがい物みたいなものなんだ。…これが本来の私の感触だと思ってもらえればいいよ。
私の主人になるからには、このくらいでへばってしまわないようになってもらいたいところなんだけど、
そうだな、今日は私のできる全てを試してみるとしようか。…君が意識を保てる限界は昨日で見定めたからね。」
「な、な、な、何を…」
「一度くらいじゃ免疫はつかないものだね。昨日みたいに付き合ってくれということだ。
いや、突き合うってところかな?
…あぁ、君が聞きたいことはそういうことじゃないね、今から何をするかって事だろう?例えば…こうするとか。」

布団に寝かされた僕の口にケモノのそれとなったアスカの口が覆いかぶさる。
彼女の舌が僕の口の中に入り、僕の舌と絡まる…
僕の上にアスカが乗っかっているため、彼女の唾液が僕の口にどんどんと入る。
粘っこくて暖かくて、口の中がとろけそうにただ甘い…

「…ぷはぁ、どう?私の甘露は?」
「ふわぁ、甘いぃ…なに、これ…?」
「今飲んだのは私の霊力でもって生成した霊水。純粋な霊力の塊だから、身体には心地良くて甘いんだ。
これで、昨日みたいに一回で打ち止めとはならないと思う。…それとも、なが〜い一回になるかな…?くすくす。」
「そ、そんなことになったら、天に召されてしまう…」
「大丈夫大丈夫、死なせはしない。
…もしその器から魂が抜けるようなことがあったとしたら、その時は私が変わりの器を用意してあげる。」
「ひっ…」

昨日刀を僕に突きつけたあの時のような鋭い目つき、
ただただ恐怖で四肢がひきつるが、反対に身体の中はじんわり熱くなる。さっき飲まされた霊水の効果か。
そして、彼女の中の僕のアレにも熱が行き渡ると、途端に快感ともどかしさが加速する!
「はぁあっ!?あぁ!はああああっ!?」
「思いのほか強く利いてるみたいだね。…リサには効き目が悪いのにな…
…ほら、動くよ?大丈夫だよね?」
「あ…あぅう…はあ!?…あ!」
「…ダメだ、濃すぎた。錯乱してる…うーん…まぁいいか、大は小を兼ねる、だ。…うん、そういうことにしよう。」

ただでさえ、じっとしているだけでも普段なら出てしまうような気持ち良さが断続的に続いている。
それでいてさらに、彼女が上下して僕のアレを刺激するのだ、たまったものじゃない。
鉄砲水のようにたぎる熱を持った奔流が集まり、流れ、放たれる!
「うあ…あ…ぁあああああっ!」
「おぉお!昨日より熱くて濃い…あっしまったな、拭くものがないな…舐めてみるか。
…うん?なかなか美味しい。生命力を感じる味だ。」
「はぁああ…」
「もう…ほら、気をしっかり持って。私の四十八手はまだ始まったばかりだ。このくらいでK.O.は認めない。」

僕と彼女の夜は長かった。…本当に長かった。
「私の主人になるならば、私の責め程度で動じないようになってもらわねば」と、一晩中おもちゃにされた。
体中を舐められ霊水混じりの唾液を体中に塗りたくられたり、
胸を吸わされたり(milkの代わりにやはり霊水をしこたま飲まされた)、
お尻の穴に舌を差し込まれた時は本当に驚かされた。
まったく、どっちが主人なんだか…
というか、昼も夜も僕は彼女にleadされっぱなしだから、無理に僕を主人とか言わなくても…
でも、彼女がそれで満足するなら、それに付き合うのもいいかもしれない。
0315狼娘の実家152014/01/14(火) 19:04:46.40ID:VH+q03Is
「昨日はずいぶんお楽しみしとったみてぇだんな。二人ともよぉ。
…ん?おいおいおめぇらまだ繋がったままだんべ?うわー…」
「それくらいに激しい愛ということさ、リサ。」
「ふーん…その割には、そっちのツベーは満身創痍になっとるべ?」
「はぁぁぁ…うぅぅ……」
「う、うわ!?ひからびてる!?リサ、水持って来てぇぇぇぇ!!!」


「大丈夫か?ツベー、ほら、水飲むか?おめぇも大変だべ。アスカは愛が重いんだ、気ぃ付けろ。」
「ひどい目に遭いました…」
「まぁ、アスカに揉まれてンうちにだんだん丈夫になってくっから、そのうち平気になるべ。安心しな。死にゃしねぇべ。
…ほら、せっかくアスカが作った朝飯が冷めちまう、起きれるようになったら、さっさと食いに来い。じゃ、先に食ってるべ。」


この日は一日中床に臥すことになってしまった。
ひどい倦怠感で体を動かすことが困難だった。100倍に濃くした賢者timeと表現にするのがふさわしいか。
アスカとリサさんは「墓参りに行く」と言って出かけてしまったので、自分が神社の留守を預かることになっている。
とはいっても、まだ僕たちが来てから一度も参拝客は来てないので何もないとは思うg「アスカ?いるかーい?」…何…だと…!?

「…んー?あ、寝てるのかなぁー?おーい、アタシが来てやったわよー…え、誰よ、アンタ。」
「え、えっと…どちら様、ですか?」
「ど、どちら様じゃないわよー!?人の親友の家に上がりこんで勝手に寝てるアンタこそ誰よー!?
…あ、この匂いは…アッハッハ!あの子も彼氏を作ったみたいね!かわいい子犬だと思ってたけど、意外と大人になってたのねー
ああ、ごめーんごめん。アタシはアスカの友達。アンタはアスカの彼氏でしょ?アスカはどこにいるか知ってる?」
「あぁ、墓参りに行くって、言ってました…」
「あー、あそこね。分かった分かった、ありがとう。
…アンタ、お楽しみだったんでしょう?それもねっっっとりじっっっくりとヤられたんでしょう?
アスカも初心ねー…加減がわからないのはしょうがないけど、こんなに搾り取らなくてもいいのに…」
「…分かるんですか?うぅ…」
「分かるわよ。あいつの親友なんだからねー。
…アンタ、動けない?ちょっと待ってよー…ほら、水を汲んできてあげたわよ。とりあえず、飲みなさいね。」
「あ、ありがとうございます……あれ、身体が動く…!?」
「でしょう?アスカがやらかしそうなミスはだいたい予想つくからね、これで今晩も付き合ってあげられるんじゃなーい?」
「あ、あなたは…一体…?」
「んー?アタシ?ただの酒と恋愛好きよ。
じゃあ、アタシはアスカに用があるから行くわね、じゃあねー。」

あの人…アスカの親友…とか言ってた人のお陰で、倦怠感が消えてずいぶんすっきりしたけど…
何だろう…アソコがムズムズして…ただ、もう、もどかしい…
「ただいま、ツヴァイ…ん?どうした?」
「は、恥ずかしい話ですが、アソコが…」
「…ふふ、意外と元気なものね、君は…
分かった、我慢する気でいたんだけど…今日も付き合ってほしいな。いいかい…?」
「…お願いしますうぅ…」
「おいおい、おめぇらよぉ、そーゆー話はな、オレがいないときにするとか、配慮とかないんけ?
このリアずー!爆発しやがれってんべ!もー腹立つべ!夕飯はアスカが、風呂はツベーがやれ!オレはふて寝してやるー!」
0316狼娘の実家162014/01/14(火) 19:06:06.98ID:VH+q03Is
夜。
思えば、一昨日の今頃まではアスカの好意にも、彼女の秘密にも、気付いてなかった…
人生塞翁が馬とは言うが、こんな二〜三日の間に劇的なturnを迎えるとは…事実は小説より奇なり、か。
「『手加減はする』って言ってはくれたけど、どこまで本当だか…」
さすがに昨日のように精根尽き果てるまで、まではいかないだろうが、今日も難儀するのは間違いない。
ただ、これも愛ゆえに、と思うとなんとか受け入れられるが…
いや、というかこの疼きが止まれば何でもいい。あれからずっとアソコがもどかしい感覚に襲われているのだ。
「夕方にやってきたあの人…僕に疲れをとる以外に一服盛ったりしたのかな…?」
もう待つ限界が近い。早く、早く来てくれ…!
ダッダッダッ…という荒々しい足音が聞こえる!あぁ、待ってました!

「たのもー!今日はよろしく頼むベー!」


ガンッと大きな音を立てて襖を開けてきたのは…
全身にヌラヌラと光る鱗を纏い、
縦に伸びた瞳孔をした目をして、
長く太い尾がすらりと伸びて、
一糸まとわぬ姿で佇んでいた、リサさんだった。


「ハッハッハぁー!驚いたかツベー!
オレはな、おめぇにアスカをとられるなんつーてなぁ!まっぴら御免だべ!
ンだけんども、ツベーとアスカの仲を引き裂くなんてオレにはできねぇ…だから、辛かったんだべ…
しかーし!オレはいいことを思いつーつまったんだべ!
聞いて驚くなぁ…!それは!『ツベーがオレにメロメロになっちまえばいい』ってことだんべ!
オレはなぁ、ツベー…アスカのヒトとしての顔も、化身としての顔も、床の上での顔も、ずいぶん昔っから全部知ってンだ!
アスカがおめぇのもんだと思うんでねーってんべ!アスカはオレのもんでもあるってんべ!わかったな!ツベー!」
「済まない。どうしても、というので眷属にしたのだが…こんなことを考えていたなんて…」
後ろには申し訳なさそうにしている狼の姿のアスカ。尻尾が垂れ下がってシュンとしている。

「何なんですか、これは!?どうすればいいんですか!?」
「…今リサが言った通り、端的に言えば、『オレも混ぜろ』ということみたいだ。
まぁ、酔狂だと思って、付き合ってやってくれ。あ、君に拒否権は今のところないから。」
「わけがわからないですよ…」
「わけなんてわかんなくたっていいべ!とにかく、服をはだけンだよ!早く!ぁくしろよ!
…ほー、これがツベーのチンチンか?ッハッハッハ!オレの父ちゃんのの半分しかねぇべ!何だこれ!ッハッハッハ!」
「こらこらリサ、ツヴァイをメロメロにするんでしょう?そんな一人でケラケラ笑ってたらいつまでも始まらない。」
「ん、あ、ああ…そうだな。えっと、これを口ン中に入れるんだべ?」
「そうそう、あっ、間違っても噛んじゃダメ。ゆっくりと舌と唇で苛めてあげるんだ、分かった?」
「おう、そんなもんか!分かったべ…あぅむ…んむむむ…」
「いい調子、ときどき吸ってみるのがコツだから。
せっかく蜥蜴の能力を持ったんだ、その舌を存分に使うんだ、いいね?」
「あうっ、ちょ、ちょっと!アスカ!?君はいったいどっちの味方なんだ!?」
僕を見つめる4つの瞳がギラギラと光っている。
0317狼娘の実家172014/01/14(火) 19:06:44.49ID:VH+q03Is
「ふふ、私は両方の味方だ。
君とも、リサとも、私は同衾したいんだ。…もういいや、洗いざらい話そう。私はbisexualだ。私は二人とも等しく愛してる。
つまりは私にはこの状況は願ったり叶ったりってところだ。君も化身二人に責められてより愉しめるだろうと思う。
それに、リサは君を虜にしたい、私は二人と交わりたい、君はより気持ちいい…これが全てが丸く収まるカタチなんだ。
おっと、さっきから上半身がお留守になっているみたいだね…たとえばこことか。」
鋭い爪で乳首をコリコリと触られ、摘みあげられる。
普通ここまでされたら痛いだろうが昨日散々開発された体はこの強烈な刺激にも快楽のvoltageを高めてしまう。


そういえば、前に、僕の名前は『人の二倍の経験を積んだ立派な人になるように』という願いからつけられたと聞いた。ただ…

「ほうは、きほひひーへ?(どうだ、気持ちいいべ?)」
「そういえば、昨日はおへそには何もしてなかった…ふふ、ここも感じるようになってもらおうか。」
「『二倍の経験』の意味が違うよ…」

僕の人生は、日常と非日常の間をさまよう二重生活を歩むことになったのだった。



「ふーん、あの娘、なんか人間にしてはおかしいと思ってたけど…アスカとデキてたとはねー。
アスカの霊力をずっと受け続けているからこそ、ちょっと手伝っただけですんなり人の器から化身の器に昇華したってわけねー…
しかしまぁ、あのチビ、アタシに無断でガキを作ってるとは意外だったわね。アタシってばすっかり負け組かー…
…ぐぬぬ、気に食わないわねー…一体どうしてやろうかねぇ…アタシの愛しいあのチビをー…」

終われ
0318...2014/01/14(火) 19:08:44.15ID:VH+q03Is
百合SSのために考えたキャラだったから、
一度この流れになっちゃったら止まらなかった。反省はしているが後悔はしていない。
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