◆オーガスト総合エロパロ9◆
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0149「あけるり」麻衣SS ◆NQYYqtATKHa1 2021/11/05(金) 18:20:43.13ID:nGeN5kor
 朝日の差しこむ、朝霧達哉の部屋。そのドアの外に、朝霧麻衣がいた。
 麻衣は音もなくドアを開け、そっと滑りこむ。ベッドに寄り、布団をめくる。
 まだぐっすり眠っている達哉のスウェットパンツをそそくさと脱がし、もっこりふくら
むボクサーパンツも引きずりおろすと、反りかえるほどに勃起した一物が現れる。
「はあぁ……」
 牝を圧倒する牡の逞しい姿に一瞬見惚れ、すぐ気を引き締め、ためらいなくペニスに舌
を這わせていく。
「ん、んろ、んっ、ふうぅ」
 根元からなんども舐めあげ、ぬるぬるにする。時折り軽く唇をはじかせる。優しく、愛
に満ち、とてつもなくエロチックな口唇奉仕に励む。
 勃起は敏感に反応してピクピク蠢動し、震えは腰に伝わり、やがて全身にひろがって。
「う、う〜ん」
 達哉が目を覚ました。
「おはよう、た、達哉」
 目をぱちぱちさせている男の名前を呼ぶ麻衣の声が、少々ぎこちない。
 ずっと兄妹の関係でいて、「お兄ちゃん」と呼ぶのに慣れていて、今もそう呼ぶときの
ほうが多い。家でもさやかのいる場なら、もちろん友人のいる学校なら「お兄ちゃん」呼
びで通している。
 でもペニスをしゃぶる今は、恋人同士の関係だ。だから、まだ不慣れな名前を呼んで朝
のあいさつをする。
「おはよう、麻衣」
 あいさつを返す達哉の口もとがほころんでいる。フェラチオにはすっかり慣れているの
に名前で呼ぶのに慣れていない、そんな彼女がちょっとおかしく、いじらしく、いとおし
い。
「ありがとう。とっても気持ちよく、起きられた」
 手を伸ばし、優しく頭を撫でる。
 麻衣はくすぐったそうに受けとめ、顔を勃起に向ける。エレクトしたままの股間を見つ
める。
 彼を起こすという目的は果たした。でも、こんなままで終わりにするわけにはいかない。
「ね、ねえ達哉。これ、このままじゃ、大変でしょ」
「そうだな」
 もってまわった少女の言い方に達哉は微笑と最小限の言葉を返す。
「だから、私、もっと」
 肉竿を握り、ゆるやかにしごいていく。麻衣はおしゃぶりを続ける気満々。
「だったら、オマ×コでしてほしいな。麻衣がよければ、だけど」
 達哉は笑みを大きくし、臆面もなく猥語を用いておねだりする。
 言われた麻衣は、ぽっと両頬を染めた。
「……うん。私も、オチ×ポ、達哉のオチ×ポ、欲しいの」
 猥語に猥語で応じた麻衣は、身を起こし、スカートのなかに両手を入れ、するするとシ
ョーツを下ろして脱ぎ捨てた。
 純白のビキニショーツはべったり濡れている。達哉を起こす口技の最中に麻衣は、己の
股間に指を這わせ、慰めていた。奉仕と自慰による昂奮で愛液がとめどなくあふれ、染み
をひろげていた。
 頬を紅潮させる少女は彼氏の腰をまたぐと、ペニスを逆手で支える。膣口と亀頭の位置
を合わせ、華奢な身をゆっくり沈ませていく。
「うん」「はあぁ」
 達哉はペニスにぬるっという感触を、麻衣はヴァギナに雄々しい感触を、得たとたんに
大きく息をつく。
「このまま、もっと、ね」
 ウインクして麻衣が細腰を落としていく。それぞれの性器に感じる感触が快感となって
ひろがっていき、すぐに騎乗位合体が完成した。
「ああっ、麻衣っ」
「あはぁん」
 ひとつになって感激の声を重ね、しばらく、深くつながったままでいる。
0150「あけるり」麻衣SS ◆NQYYqtATKHa1 2021/11/05(金) 18:23:10.22ID:nGeN5kor
「する、よ」
 動かなくても満たされる。でも動けばもっと気持ちよくなる。だから麻衣は腰を上げる。
下げる。愛する男の一物を膣全体でしごき、恥肉を絡みつかせ、淫らにもてなす。
「んっ、はっ、んんっ、はあっああ」
 上下の動きに合わせて息をはずませ、甘い声を漏らす。結合部から、ぬちゅぬちゅとい
う卑猥な音が鳴る。
「麻衣、つながっているところ、見せて」
 音はすれども大事な場所はスカートに隠されていて、見えない。触覚と聴覚だけでなく
視覚でも、達哉は楽しみたかった。
 言われるままに麻衣は裾を両手でつまみ持ち、すっと引きあげた。
 下から、熱い視線が注がれてくる。肉根が突き刺さる恥裂に。
「み、見えてる? 麻衣のオマ×コと、お兄ちゃんのオチ×ポ、つながってるでしょ」
 顔を赤みを濃くする少女は「お兄ちゃん」と呼びかけてしまう。
 肉欲が理性を抑えこむと、こうなる。そう呼ぶことで、いけない行為に及んでいるとい
う禁忌を覚え、より深い快感がひろがると心と体が知っているから。
「よく見えるよ。麻衣のオマ×コが俺のチ×ポをおいしそうに咥えてるのが」
「イヤン」
 自分で露骨に言っていながら、兄に言われると恥ずかしさに身を焦がされる。激しいほ
てりで、禁断の行為にますます溺れていく。
「そのままもっと動くんだ。イヤらしく食べるところを、見せてくれ」
「こ、これで、いいでしょ。あはァ、入って、きて、ああン、出ていっちゃ、う、うあっ
はあっ、ああっ」
 上下の動きだけでなく、くねりも加え、より煽情的に兄に見せつける。痛いほどの視線
に麻衣自身もぐんぐん高まる。
「んあっ、あ、あ、ああーっ」
 あまりに感じすぎ、麻衣は裾を離してしまった。
 空いた手に達哉が手を合わせ、ぎゅっと握る。両方の手のひらを重ねる“ラブ握り”に
なって、麻衣の官能は高まる一方。達哉も己の欲に従い、下から腰を打ち上げていく。
 けだもののように動く女も男も、快感より切迫感に冒されつつある。麻衣の蕩け顔に汗
がにじみ、達哉の顔には苦悶に近い色が浮かんでいる。
「もう、もうダメ……私、もう、イ、イッちゃいそう」
「俺もイクよ。イッていい、いいんだ」
 限界を訴えあい、ぶるっと全身が震えた。
 先に麻衣がエクスタシーに昇り詰める。手を強く握って大きくのけ反り、膣壺がキュッ
とすぼまった。雁首をがっちり抱えこんで、牡にフィニッシュをうながす。
「くっ!」
 たまらず達哉も絶頂を極める。鈴口が開いて熱い精がドバッと噴き出す。少女の子宮の
奥まで入りこみ、灼いていく。
 のけ反りつづける麻衣は、注がれる快美を噛みしめながら恥骨を強く押しつける。達哉
は息を荒くして、本能のままに放ちつづける。
 噴射がようやく止まると、麻衣の身が前にのめった。
 達哉が優しく受けとめる。
「お、お兄ちゃ、ん」
「麻衣」
 見つめあい、瞳を閉じ、唇を合わせる。淫らな交わりの熱が次第に落ち着き、とろ火と
なって抱きあう身をほてらせる。
「……そろそろ、起きなきゃ」
「まだ大丈夫」
 役目を忘れていない義妹に、達哉は穏やかな目で見かえし、あらためて口づける。
 麻衣もまた、目を閉じて、甘いつながりに耽っていく。
 やがて離れるだろう性器の代わりに、ふたりの唇がしっかりつながっていた。

(終)
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