年下の彼女。華奢で小柄で童顔。それでいて胸とお尻には女性らしい肉付き。
 特に胸は大きく、95センチのIカップだ。
 付き合った当初はGカップだったのに、体を重ねるうちに肉体が熟したように、胸が大きくなった。
 庇護欲と少しばかり嗜虐心を煽るおとなしそうな顔。
 実際、気弱に感じるほど控えめで、俺の求めには戸惑う表情を見せつつも、いつも応えてくれる。
 可愛い彼女だった。
 しかし俺は最近、彼女にある種の劣等感を覚え始めていた。

「う……あぁ……」
 勃起した俺のペニスが、彼女のIカップの乳房に包まれ、まったく見えなくなっている。
「先輩、本当におっぱいが好きですね」
 微笑んで俺を見つめる彼女。その顔には慈愛と健気さ、そして余裕を感じさせる穏やかなものだった。
 今の俺とは対照的だ。
 男根はこれ以上ないほど固く反り返り、亀頭が膨らんでカリがえらを張っている。
 今は見えないが、先走りで先端はすっかり濡れているだろう。
 対して彼女は余裕の笑み。俺の腰の横にひじをついて頬杖にして、首を少し傾けて可愛らしい顔で俺の追い詰められた表情を覗き込んでいる。
 彼女は仰向けに寝た俺の下半身に胸を押し付けるようにして寝転んだだけの姿勢で、両足は機嫌のいい猫の尻尾のように、パタパタと上下している。
 そう、彼女は胸を手で寄せてもいない。パイズリでも奉仕でもなく、ただ胸を押し付けて寝転んでいるだけなのだ。
 なのに俺の男根は彼女の乳房にすっぽりと包み込まれ、押しつぶされて先走りを漏らしている。
 押し付けただけで勃起したペニスをしっかりと挟み込み、乳房の重みが四方八方から男根を圧迫している。
 俺はちりちりと炙られるような射精感にもう声を抑えることもできなくなっていた。