「ねぇ、ゆうくんどこ?真っ暗でなんにも見えないよぉ……」
「真っ暗も何も、電気消したのはお前だからな?」
「そうだけど。さりげなく暗くしたら襲ってくれるかなって思うじゃん?」
「暗がりが怖いのに襲われる期待だけすんなよ……アホ」
「あっ……これ、ゆうくんの手?」
「さっそく見つけやがった。目ざといさすが目ざとい」
「えへへぇ……やったぁ、ゆうくんのお手て見っけ」
「あんまり触るんじゃないよ、恥ずかしいから」
「ねぇー、ゆうくん。ゆうくん私が怖がってるから手を差し出してくれたんでしょ?」
「さぁ?どうでしょうね?」
「くふふ。ゆうくんのそういうとこ大好き」チュ、チュッ
「ぐぁっ!?キスすんなバカこそばゆいわ!」
「うふふふぅ……キスだけで済ますと思う?」
「えっ……ぬわーーーーー!!?」

この後めちゃくちゃ押し倒された。