ちょっと週末投下が難しいかもなので、今から投下しちゃうぜ

カプ:ダーレス(ダ・サイダー×聖なるレモン)
シチュエーション:DX2巻のタイムスリップあたりの時間軸
※本編との整合性はとれないパラレルストーリーとして見てください
※ダ・サイダーがエロ親父です


水晶玉に映る双子の美女からの救援を受けてチビ勇者と冒険へ旅だったオレ様だが、
障壁は幾度となく立ちはだかってきた。
不運な船の墜落に他の勇者候補との熾烈なバトル、そして謎の美少女たちの出現。
特にその美少女3人の執念は凄まじく、
何度目かのタイムスリップの際にどこぞの森の中でラムネスとはぐれ、
現在オレ様は目の前にいる女――…聖なるレモンと対峙していた。
こちらを睨みつける烈火の如き眼光は見覚えがあるような…ないような。
ともかく、なぜか彼女はもんのすごぉ〜く怒っているのだ。
まるで誰かさんみたいじゃねえか、なあ?
…おっと、その問いに応えてくれるヘビメタコは悲しいかなおらんのだった。
しかし、それもまたオレ様に課せられた数奇な運命…フ、英雄とは孤独なものよ。

「…っなあに自分に酔ってやがんだ!!」
ビュン、と槍が耳のすぐ横をかすめ、血の気が引くのを感じた。
「あ、あああ危ないじゃん?そんなもの置いておいてさぁ〜!」
「きっちりお仕置きして体に分からせてやらないと、あの女たちのトコに行くんでしょうが?!
おらおらっ!ちったあ懲りろっつうのよ!!」
「わっ、ひゃあっ!どわあ!た、タンマ!ストップ〜!」
槍の連撃を避けつつ、オレ様は間合いを詰める。
聖なるレモンが気づき、迫るオレ様に蹴りを食らわせようと脚を振り上げた。
際どい丈のスカートがまくれ、綺麗な足の付け根まで丸見えになる。
「おおっ!!」
「バッ、見るなー!!」
一瞬躊躇した隙を狙って、その膝を逆に掬い上げた。
「きゃあっ!?」
「おっと、危ないものはあっちにポイだな。」
槍を遠くに投げ捨て、オレ様はレモンに馬乗りになった。
手と足を封じてしまえばたわいもない。