くねくねダンスに萌えたので投下

第三者男×エイミー
売春NTR注意




水平線に赤い太陽が沈み、闇を濃くした空に星がまたたく。夜がやってくる――

夕風に髪をなびかせながら、エイミーは潮の香りを吸い込んだ。
メッセンジャーとしての昼間の仕事は終わった。今夜は「夜の仕事」が待っている。
冷えてきた空気に、エイミーはぶるっと肩を震わせた。
弟のベベルは心臓が弱い。そしてこの世界で薬はとても高価なものだ。
メッセンジャーの収入だけでは追いつかない不足分を、エイミーは夜の仕事で補っている。
決して望んだ仕事ではない。けれど激しい嫌悪を感じながら、密かな期待が下半身を疼かせて
胸の鼓動を早めていることに、エイミーはまだ気づいていなかった。
サビの浮いた甲板を駆けて、エイミーは暗い地下街の雑踏へ吸い込まれるように消えた。