アシエス前ってことで

「ねぇ、アラス・ラムスにも弟か妹がいた方がいいかしら。やっぱり1人より兄弟がいた方がいいわよね」
「…それは、まぁ否定しないが。どうするつもりだ?」
「え?普通に魔王に頼もうと思ってたけど。確かに嫌がるかもしれないけどアラス・ラムスの為って言えばやりそうじゃない?」

「「ぶふっ!! 」」

「ななな何を言ってるんですか遊佐さん!まままままおうさんと子供作るってそんな!」
「正気かエミリア!相手は魔王だぞ!?」
「え!?え?そんなに驚くこと?確かにアイツ教会とかお祈りとかには縁なさそうだけどアラス・ラムス溺愛してるし…」

「は?教会?」
「し、式は教会ってことですか!?チャペルですか!?確かに遊佐さんはドレス似合いそうですけど!ででででもそんなずる(ry」
「千穂殿落ち着くのだ、エミリアは勘違いをしている。エミリア、子供はどうやって作る?」

「え?どうやってって…教会で毎日夫婦でお祈りを捧げて神様に認めて貰えたらコウノトリが運んでくるんでしょ?子供でも知ってるわよ」


……
………

「遊佐さんってたまにすごい天然ですよね」
「え?なに?私なんか変なこと言った?」