■ 巨乳小学生をテーマにしたエロパロ その九 ■
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
クラス中や通ってる女生徒全員が巨乳なのと
学校に数名、身近な女生徒のみが巨乳なのどちらがいいか >>487
全員だと多芸は無芸かつ現実味なさすぎて興醒めなので、後者だな >>487
SF設定で女は皆爆乳設定で書くけどせいぜい中編位かなとは思う
回りの人間を描写するのが難しい
まあそこは好みかと ざわざわ…すげえ乳…揉みてー…ざわざわ
Jk(ふう…さすがに電車に載ると目立つわねー…でもやっぱりこの視線…たまらないわ)
jk(見なさい見なさいこのHカップを!HカップJKのおっぱいにひれ伏しなさい!)
ガヤガヤ…
jk(む…混んできたわね)
jk「痛っ!?」
女の子「ご、ごめんなさい」
jk「ううん。大丈夫…よ…?」
jk(ランドセル…小学生…おっぱい…大きい!)
女の子「?」
jk(嘘でしょ…背も全然低いのに私より一回りくらい大きいんじゃ…) 豊満な乳房と可愛らしく幼い面差しを兼ね備えた、その少女は、
9歳の誕生日に実の父親の巨根に処女を奪われ、
同時に実の兄の巨根にアヌスの奥の内臓を犯され、
内臓肉にも子宮肉にも膨大な精液を注ぎ込まれた。
街中が狂っている。
町中の全ての男の男根が巨根に変貌している。
少女は父と兄に犯された直後から、
漆黒の首輪以外のものを身に着ける事を許されず、
昼夜を問わず屋内屋外を問わず一切休み無く延々と
アヌスの奥の内臓も子宮も街中の男達の巨根で犯され続け、
内臓肉にも子宮肉にも全ての男達の全ての巨根の精液が
膨大に注ぎ込まれ続けている。
少女の全身の白い柔肌が、順番を待ちきれない男達の膨大な精液で
汚され続けている。
白昼の街中でも容赦無く精液まみれにされ続ける少女を、
街中の人間の眼が、見詰めている。 貧乳JSも良いよ。
胸が小さい分をフェラでカバーしようとする健気さが何とも言えない。 なかなか書けなくてすまんのss書くのに慣れてないんじゃ どうも、はじめましてこんばんは!
女にお尻を犯される男の子スレで活動していたものです!
早速ですが、ここにも投下したいと思います!
まず、注意点として…
・作品の特性上男の子が女の子に掘られます!
・ヒロインがほぼ完璧超人です(ただし苦手なものは苦手という設定でもありますが)
・エロに突入する前が長いです!
以上に問題がなければよろしければどうぞ読んでください!
タイトルは“小学生家族”です!
登場人物の一部をキャラクターなんとか機とフォトショで
つぎはぎして無理やり作ったグラフィックがこちらになります!
圭治→http://r2.upup.be/tUtmysGplc
七緒→http://r2.upup.be/tGfTmnmTrW
尚巳→http://r2.upup.be/2jnAjwUtZY
ウィスパー→http://r2.upup.be/fj8R7MGWW7
志易→http://r2.upup.be/oZXv5naisM
八千代→http://r2.upup.be/AH0HciRsAt
美鎖→http://r2.upup.be/ZtChQJRnBx(メイド服)
→http://r2.upup.be/xmcL5Z6Hm5(つなぎ) 太平洋のどっかに浮かぶ人工島・ジェネラルフォースアイランド、略してジェネラルという。
ここは日本とアメリカが友好を深める目的で作られたボーダーレスな素敵な島だ。
それを証拠に日本やアメリカに限らず様々な民族の人々が差別なく平等に平和に暮らしている。
ちなみに公用語は基本的に日本語だが、アメリカの商品も日本と比べ、圧倒的に多く仕入れられている。
そんなジェネラルにある中心都市、スパイダーシティライトニングタウンにあるライトニング小学校の校舎から
身長差のある男女が出てきた。
「ふーっ、算数はどうにか赤点を免れたぞーっ」
安堵している黒いレイヤーショートで三白眼が特徴の少年は大宇宙(おおぞら)圭治(けいじ)、ライトニング小学校に通う五年生の生徒である。身長は145cmと、まあ普通くらいである…が。
「よかったね、ケイジ。これで夏休みは満喫できるわね!」
彼女の体格を見るとどうしても圭治が小さく見えてしまう。金髪のロングヘアーで青い瞳が特徴なのは七緒(ななお)・ミッチェル・ウィンタース、名前からわかるとおり、日本人と白人のハーフで、アメリカの血が混ざってるらしく、小学生とは思えぬほど発育が良い。 身長は166cmと圭治より20cm以上高く、なによりFカップもある圧倒的なバストに健康的に引き締まったくびれ
バスト同様に敷かれ甲斐のある大きなお尻が、主に同級生の男子の目をひいてやまない。
さらに七緒の普段着はヘソ出しだ。出るとこは出て、くびれは引き締まるボンキュッボンなスタイルがより強調される。
ちなみに、七緒のお腹は丈夫で、一度も冷やした事が原因で下痢をしたことはないし、少し日にちが経った生ものを食べても平気だ。
「でも英語はナオのおかげで今回も満点だったよ、ありがと!」
「うふふっ、役にたててうれしいわ。だって私は妻ですもの」
圭治と七緒は婚約を誓い合った仲なのである…が、圭治と七緒が並ぶと姉弟を通り越してもはや親子のようにすら見えてしまう。
七緒は確かに文句なしの美女といえるのだが、そんな彼女と婚約している圭治はうらやましいというよりむしろ身長差故に大変そう、がんばれという同情と激励の声が寄せられている。
なお、圭治と七緒には小学生にして既に子供がいる…もちろん、実際に七緒が産んだわけではない、容姿としてだが。
ジェネラルでは、育てられるだけの責任能力があるならば、10歳以上なら里親になる権利を持つようになる。 …が、実態は圭治や七緒のような物好きでない限り
その権利を使う者は少ないのが現状である。
「ふーんふーふふーふーん♪」
「ナオ、嬉しそうだな…ってそっか、誕生日だっけ」
今日は七緒・ミッチェル・ウィンタースが11歳になる誕生日。
圭治は既に2ヶ月前に11歳になった、つまりむしろ圭治の方が早く産まれているのだ。
「ええ、私の誕生日と同時に夏休みを迎えるんだもの、これから心が弾むわ!
…あら?どうしたの?目を逸らしちゃって…」
「い、いや…なんでも、ない」
大きな胸も同時に弾ませる七緒に圭治は赤面して直視できなかった。
「さぁーって、今日もかっ飛ばしていくわよー!!」
「お、お手柔らかにね…」
二人が七緒のダッジ・バイパーに乗り込み、七緒がエンジンをかける。
ジェネラルでは身長が150cm以上かつスポーツテストをクリア出来るだけの体力と運動神経
あるいは年齢が18歳以上か、そのどちらかさえ満たせば運転免許を取得でき、七緒は166cmと
規定の身長およびスポーツテストをクリアしてるので、小学生の身にして免許を持っている。
そして七緒は運動神経抜群なので文句のつけようがないのだ。 ちなみに彼女は座学は英語はもちろん満点で、圭治にもマンツーマンで教えてあげてるほどで
日本語以外は大体80点前後をマークしているが、その日本語だけは毎度赤点ギリギリである。
なお、このバイパーは5人乗りにボディが拡張されている。
ウィンタース家はその手の専門家が雇えるくらい大富豪なのだ。
ぶっといトルクを発していることを容易に思わせるエキゾーストサウンドを轟かせながら
スパイダーシティからレオシティのスラッシャー区までかっ飛ばしていく。
5人乗りにサイズアップしたおかげで車重は優に1800kgを超えるが
そこはアメ車、パワフルなエンジンが重量を気にしないかのような加速力を魅せつける。
…ただ、あまつさえ極悪な燃費も重さ故にさらに悪化したが、七緒のあったかい懐事情からさほど気にならないという…。
向かう目的はスラッシャー学院、主に障害のある子や好ましくない家庭などで傷付いた子たちを扱う小中高エスカレーター式の学院だ。
ちなみに障害者といっても所謂サヴァンやギフテッドの類な子供たちがこの学院に入学しており、苦手なものはダメだが得意分野はとことん強い子が大勢おり、それぞれに特化した学科が初等部の時点で別れている。 つまり、普通科というものがない学院なのである。
圭治と七緒が向かった所は初等部の校舎、受付に手続きを済ませ、5年C組の教室に向かう。
「あっ、パパ!お母様!!」
「ははっ、相変わらずナオミは元気だなー、な、ナオ」
「そうね、ケイジ。…うふふっ、ナオミ。我が家に帰りましょうねー」
圭治をパパ、七緒をお母様と呼んだ栗色のセミロングの少女…
ではなく少年は車尚巳。件の同い年の息子というのが彼だ。
彼は幼くして両親を交通事故で亡くし、実母の兄に引き取られるものの
彼から手酷い虐待を受け、彼の妻もネグレクトし
前いた学校でも主に男の子なのに少女みたいな見てくれを理由にひどいいじめを受けていて
ひとりブランコをこいでいたところを二人が発見し、警察に通報して保護された。
そこで、圭治が責任を感じ、尚巳の里親として名乗り出て
七緒も「そんな優しいケイジ、大好き♪」と賛成し、親となったのである。
なお、実母の兄夫婦は当然逮捕され、現在服役中である。
そんな尚巳の専攻する科は調理学科だ。虐待やネグレクトを受けていた故に一人で生きていく為というのもあるが
尚巳の味覚センスはずば抜けており、元々料理の才能が秘められていたのだ。 その延長線上としてグルメかつ凝り性で、特に食べ合わせには非常に詳しい。
「さて、次はウィスパーんとこ…」
「ねえ、パパ。4年生は修学旅行だよ?」
「ああ、忘れてた」
ウィスパーと呼ばれる少女、ウィステリア=エルディムーアも圭治と七緒の子供である。
彼女は女の子…なのだが、ある特異体質のせいで
実の両親から忌み嫌われ虐待され、その両親が逮捕され
施設に預けられるも、その施設でも特異体質ゆえにいじめにあい
孤立してひとりブランコをこいでいたところを、尚巳が発見し、かつての自分と重ねて通報し
圭治と七緒に相談し、二人とも彼女も子供にしようと決めた…という事情がある。
ウィスパーという渾名はウィステリアという名前と
囁くような小さな声から圭治が名付けたもので、ウィスパー本人も気に入っている。
そんなウィスパーは年こそ10歳、と尚巳と同い年だが、ヶ月違いで学年は一個下の4年生だ。その4年生は
重要文化財が多数存在するストーム・スパイラル・ユナイテッドへ修学旅行に行っている。
で、8月に夏休みに入り、10月まで休みなのだ。
「ウィスパーのヤツ、お泊まり大丈夫かな?」
「大丈夫よ、ケイジ。ウィスパーを信じましょ♪」 「うんうん、パパは考えすぎだよ!」
親バカ気味になっている圭治を七緒と尚巳がなだめる。
「…そうだな。もしかすると、きっとスパイラルタワーの絵でも描いてくるかもしれないしな」
「もしかしたら、サイクロンチャーチかもしれないわよ?」
「うんうん、もしかすると天空の鐘、描くのかなー?」
それぞれ、ウィスパーが何を描くのか想像する。ウィスパーは美術学科の生徒で、彼女の描くイラストは
雄大ながらも風情があって心をなごませると評判で
自身も将来は画家になると言ってる程、腕に自信がある。
ちなみに、スパイラルタワーとは、ストーム・スパイラル・ユナイテッドにある
その名の通り螺旋状にねじれた形をした巨大発電塔で
そことカーネルシティのアイリスタワーの二大発電塔で、ここジェネラルの電力の全てを賄っているのである。
そしてサイクロンチャーチは、ジェネラルに住むキリスト教徒たちのメッカとも言うべき教会で、天空の鐘は
サイクロンチャーチの屋根の上にある時計台にある大きな鐘で、この教会で結婚式をあげるカップルは、その鐘の音とともに祝福されるのだ。
「サイクロンチャーチかあ…ナオ、将来そこで式をあげられるように僕、頑張るよ」 無論、みんなの憧れの教会、だが…
「うーん、私はウィンタース家が好きだから、ウィンタース家直轄のミーア・ナーサン教会で挙げたいわ〜」
と、七緒がうっとりしながら言う。彼女は夫を愛していると同時に家も愛しているのだ。
ちなみに、ミーア・ナーサン教会も、美しく澄んだスティングレイ湖が見えることで有名で
サイクロンチャーチとは別の道を行く人気がある。
「ごめんね、ケイジ♪」
「あ、うん、いいよ。ナオが望むなら」
不意に七緒に抱き寄せられ、肩に大きな乳房の感触があたり、圭治は赤面しつつ答える。
「ウェディングケーキもいいけど、お母様、今日は誕生日おめでとっ!ボク、すんごいケーキ作ったからね!」
「まあ、それは楽しみにしてるわ♪」
「そしてごちそうもボクたちが腕によりをかけて作るからねっ!!」
「ほほう、ナオミが言うなら味は確実だね」
自信満々の尚巳に、本日のパーティーの主役の七緒はもちろん、パートナーたる圭治も心をおどらせる。
三人は改造バイパーに乗り込み、七緒がエンジンをかけると、力強く重厚感あふれるサウンドとともに車体は一気に加速し
瞬く間にレオシティからスパイダーシティまで駆け巡っていった。 間もなく、大きな屋敷が見えてくる。その屋敷こそが七緒・ミッチェル・ウィンタースの家である。
門を通過し、ガレージにバイパーを停め、3人は車から降りる。
「おかえりなさいませ、お嬢様、だんな様」
「おかえりー、ナオミちゃん、今日はごちそう一緒に作ろうね♪」
二人のメイドが3人を出迎える。口調が丁寧でCカップくらいのヘアバンドをつけた
亜麻色のマッシュショートなのは米礼八千代(べれい やちよ)、彼女は家事万能で、七緒の教育係であり
七緒だけでなく圭治や尚巳、ウィスパーの面倒もよく見てくれてるのだが、丁寧な言葉遣いとは裏腹に
いかんせん下ネタ大好きで、事あるごとに七緒にえっちなことを吹き込んでは
七緒が圭治で試すこともしばしばで
彼女には度々困らされている。
もう一人のフランクな口調のニット帽をかぶった黒のツーブロックのベリーショートでEカップくらいの方は
米礼美鎖(べれい みさ)、彼女は八千代の姉で、口調からわかる通り、七緒らとは半ば気の合う友達のように
付き合っている。そして八千代に負けない料理の腕を持つが、料理以外の家事はさっぱりだ。
その代わり、メカに強い。
バイパーを5人乗りに改造したメカニックとは彼女のことである ちなみに二人とも見た目こそ若々しいが、美鎖は30歳、八千代は27歳であり
他のメイドや従僕からはたびたび姉妹の年齢を知っては驚かれる。
「とはいっても夕飯にするにはまだ早い時間帯ですね」
「うん、ボクはパパっと宿題やっちゃうねー」
一瞬「パパ」っという言葉に反応してしまった圭治だが、宿題をさっさと済ましてしまう尚巳のいい子っぷりに思わず感心してしまう。
前述の通り、スラッシャー学院は夏休みは8月1日から9月末までだが、尚巳なら夏休みの宿題は8月中盤ごろには全て終わらせているであろう。
ウィスパーも、尚巳程ではないが早く手をつけるタイプで、8月末には片付くはずだ。
「じゃ、僕たちも宿題やっておこうか」
「うふふっそうね。英語でわからないところがあったら任せてね♪手取り足取り教えてあげる♪」
「じゃあ僕は日本語をナオに教えるよ。とはいっても満点じゃないからあんま期待しないでね」
「謙遜しなくても。毎度赤点ギリギリな私からすれば90点も取れたら立派よケイジ♪」
「わかったから抱きつかないで…胸があたってる…」
そんなアツアツな圭治と七緒を美鎖はヒューヒューと冷やかし、八千代はデジカメで連写しまくった。 「ナオの教え方、相変わらずわかりやすいねー。ありがとう」
「どういたしまして、ケイジも相変わらず字が綺麗よね。
他の男子とは違うんですって字が主張してるようだわ」
「あはは、照れるな〜…ああっ、当たっちゃったか!」
夏休みの宿題のドリルを3割ほど、全教科バランスよく手を付けた圭治と七緒は
ひとまず今日の分は終わったとして、テレビゲームに興じている。
プレイしているゲームはモンスターファーム2。圭治はブラックロードのすみかを
七緒はマグナビートルのDOLOTABOを使っている。
ふたりともフルモンではなく、それぞれ成長適性のまま育て上げ
圭治のすみかは丈夫さが750ジャストであること以外はだいたい600台の能力
七緒のDOLOTABOはちからとライフ、丈夫さが800オーバーなのに対し
かしこさは500程度、あとのふたつはそれ未満といったところで、二匹ともレジェンド杯のポリトカを撃破している。
バトルは序盤こそDOLOTABOのでこぴんが直撃するも、堅実にすみかが技を確実に当てていき、ライフを削っていったが
あと5秒のところでDOLOTABOの竜巻アタックが直撃し、すみかをKOしてしまった。
「うふふっ、これで6勝4敗ね」
「ああ、ナオ単純な力押しなのに強いねー」 「ふふっ、じゃあ次は純血のグジラにしようかしら♪」
「ナオ、ホントパワー型大好きだよね」
七緒は他にもドン・クラウンや純血ジール、ガリエルなどの重量級や
ペブリーやブロックンなど自爆キャラなど
基本的に一撃に特化したパワータイプのキャラを好む傾向がある。
愛車もボディがヘビーで暴力的なトルクを誇るバイパーであるのもそんな好みの延長線上のものだ。
だったら圭治などではなくもっと頼り甲斐のある
タフガイの方がお似合いなんじゃないのか?と圭治本人が思い
七緒に「本当に僕が婚約者でよかったの?」と一度訪ねたことがある。
しかし七緒は「圭治の優しさ、そして心の大きさはどんなパワーをも超えるのよ」と微笑んで答えた。
「じゃあ僕はジルで…」
「お嬢様、だんな様。もうご馳走が出来上がりました」
「ナナオちゃーん、今日はみんなで楽しめるごちそうだよー♪
ケイジくーん、パパさんとママさん、シイちゃんも来てるよー♪」
「志易(しい)は普通に嬉しいけど、父さんと母さんが来るのはちょっと気まずいなー…
まあごちそうというかタダ飯目当てなんだろうけど」
「目的がなんであれ、料理を美味しく食べてもらうのは
メイド冥利に尽きるというものでございます」 苦笑いする圭治に、八千代は大真面目に答える。八千代は少しずれているけど、自身の仕事に誇りをもっていて、ウィンタース家に恩義を感じている。
一方美鎖の方は恩義というよりは自身の欲求を満たせる快感を満たしているという感が強い。
PS oneの電源を切り、ふたりはダイニングルームへ向かっていった。
「それにしても、相変わらず広いよねー」
「うふっ、照れるわ」
いつ見ても見慣れないくらい広いダイニング
圭治が抱いた正直な感想を言って、キョロキョロ見回すと…
「おにいちゃーん!!」
どんっ
「うわっ!!…とと、志易か。よしよーし、あんまおどかすもんじゃないぞー」
サイドテールの圭治よりひとまわり小柄な少女が後ろから圭治に抱きついてきて
圭治は抱きしめ返し 背中をなでなでしてあげる。
彼女は大宇宙志易、圭治の愛する妹である。
圭治はシスコンのけがあり、志易には割と甘い。
「それはそうと、父さん、母さん、またタダ飯目当てでしょー」
「がっはっは、そうだ!とーさんもりもり食べるぞー!」
「そうだねあんた!圭治、カタいことは言いっこなしだよ!」
豪快な夫婦が清々しいくらい素直に自分の欲望を雄弁に語り、妻に至ってはいっそ開き直る。 その夫婦こそ圭治の両親で、豪快な態度からは意外に平凡な体格をしたレイヤーショートの…
というか圭治をふたまわり程大きくしたような男性は大宇宙満治(まんじ)。
態度からわかるように、金遣い自体は荒いが、意外なことにギャンブルだけには手を出さない。
あくまでも金の使い道は確実に実を結ぶものに限るというマイルールがあるのだ。
一方、日焼けした黒髪のポニーテールの女性は大宇宙永良(えいら)
彼女も細かいことは気にしない豪快な性格である。
そんなふたりの出会いも、あるステーキハウスで食べ放題フェアを開催していたところ
そこで出会ってどっちが多く食べられるか、お互い張り合って芽生えたという豪快なものであった。
つまり、間違いなく、このご両親は果てしなく喰う。
「安心なさいませ。量も質も満足することをワタクシがしっかり保証します」
「それはいいけど、八千代さん。ごちそうってなんなの?」
「手巻き寿司だよ〜♪」
代わりに美鎖が答えた。テーブルには新鮮な魚介類がたくさん並んでいる。
「す、すごい…!!」
圭治が目を輝かせるのも無理はない。
インドマグロの赤身にネギトロ、スモークサーモン、タコ、イカ、赤貝、甘海老、ブリ、シマアジ…。 果てはサーモン腹身の炙り、ヒラメ、車海老、いくら、ウニ、中トロ、そして極めつけに大トロまである。
魚介類以外のネタとしては定番の玉子焼にキュウリ、アボカドをはじめ、馬刺に生ハム、ローストビーフと
肉のネタも充実している。
「ちなみに玉子焼と酢飯はボクが作ったんだよ!」
「見事な手際でしたよ、尚巳坊ちゃま」
と、自慢げに尚巳が言い、八千代が尚巳の腕前を賞賛する。寿司の味を左右する酢飯と、寿司職人の腕が試されるという玉子焼を作ったことを自信満々に語り
料理番を任されるメイドの片割れである八千代が太鼓判を押すのだから、味は確実に保証されることが伺える。
「やあやあ、圭治くんのご両親殿、いつも娘が世話になってるね」
フランクな態度で満治と永良に挨拶する小太りなオールバックの壮年はハローム・ブラス・ウィンタース
七緒の実父にして圭治の両親に圭治と七緒の縁談を持ちかけた張本人である。
ハロームは巨大テーマパーク・ウィンタース・プレイ・アリーナ、通称ウィンタースを展開しており
そのテーマパークはジェネラル以外にも日本にひとつ、アメリカに三つほどあり
どこも休日になると客が殺到しまくり、年商にして軽く5000億は越えるという。 「ホント、娘にはもったいないいい息子さんを持ったもんだよあんたら」
黒髪であること以外七緒そっくりでラフな服装の女性は百(もも)・ウィンタース
七緒の実母、つまりハロームの妻である。
「いやいや、百こそ、うちの圭治にはもったいない娘さんもったもんさ。なんてったって年の割にスタイル抜群で気立てが良くて…」
と、永良も百に返す。永良とは細かいことは気にしない大ざっぱな者同士
意気投合し、今ではすっかり親友という間柄である。
「ただ、うちの娘は家事は全くダメでなあ…」
七緒は一度だけカレーを作ろうとしたことがあるが、途中で鍋の中身が銀色に変色したり、鼻を刺すような刺激臭が漂い始めたりと
料理という名のダークマターができあがってしまった一件以来、七緒が台所に立ったことはない。掃除も通り道から破壊されていく有様である。
「いやいやいいんだよ、それこそ我々の孫にあたる尚巳に任せておけば」
と、ハロームも満治も男同士話に花を咲かせていく。
「はいはい、話はそこら辺にしておいて、レッツ寿司パーティーといきましょうよ!」
と、美鎖の一声で全員テーブルに集まり、一斉に「いただきます」のかけ声とともに思い思いに寿司を巻き始めた。 「さて、満治さん!いっぱいやろうか?」
「あ、いいね百さん。ちなみにこのビールは?」
「シュヴァルツのラガービールだよ、グーッといきなグーッと」
「ああ、そうだな。永良、いっしょにいこう」
「そうだね、あんた」
「「せーのっ」」グビッグビッ
「ははは、満治殿も永良殿もいい飲みっぷりですなあ」
と、お酒がまったくダメなハロームが炙りサーモンと生ハムとキュウリを
巻いた寿司をかぶりつきながら大宇宙家の両親をはやし立てる。
「全く、父さんも母さんも調子いいんだから…」
と、赤身とシソだけを巻いたシンプルな巻きずしを食べながら圭治はひとりごちる。
「おにいちゃーん、これあげるーっ♪」
ご機嫌な志易が、玉子焼とアボカド、ネギトロを巻いた寿司を圭治に差し出す。
「はい、あーん♪」
「あーん…」
志易に差し出されるまま、圭治も口を開け、黙々と食べる…
「ん゛っごほっごほっ」
「あっおにいちゃんごめん、大丈夫ー?」
「ああ、大丈夫だ、ちょっとワサビキツかったかな…」
志易は辛いものが大好きで、ワサビを多めに盛ってしまうのだ。
悪気はなかったことは圭治もわかっている。
「ちょっと待ってね…はい、どーぞ」
「ああ、ありがとう」 志易が注いでくれた100%グレープジュースを無糖ソーダで1:2で割ったものをストローで啜った。
「ケイジ、お互いに寿司を交換しよっ♪」
「まあ、いいけど…」
ジュースを飲み終わったところで、七緒が突然提案し
圭治も断る理由などないので承諾する。
尚巳のもとに駆け寄り、楽しく会話している志易を尻目に、赤身、玉子焼、キュウリを巻いた物を七緒に渡す。
「相変わらずシンプルなものが好きなのね」
「まあ、シンプル・イズ・ベストって言うし」
「そう、ケイジらしいわね♪はい、私からはコレ♪」
「ありがと…って相変わらずヘビィだね…」
七緒が渡したのは炙りサーモン、馬刺、ローストビーフという重たい巻物だった。
醤油につけただけで脂が浮いてくるあたり、いかにヘビィかは推して知るべしだろう。
このように、七緒は高カロリー・高たんぱく・高脂質と3拍子揃ったものが大好物で
食事の量もハンパない健啖家なのだが
それがどこにいくのかは、小学5年生にしてFカップものバストとそれに追従するかのような
大きなヒップから察していただけるであろう。
それに、野菜や果物、海藻もバランスよく食べるのも、美しいスタイルを維持できる秘訣なのだろう。 「やあ婿殿!七緒はきっと丈夫な子を産むよ!何人子供が欲しいかい?」
「あ、あの百さん?養子とはいえ既に二人いるんですけど…」
「これ、百。その辺にしておけ。
それにしても小学生の身分で父親やってる圭治くんは本当に立派だよ。
ほらっウニとイクラだ、食べなされ」
「は、ハロームさん、恐縮ですぅ…」
既に出来上がった百を諫め、圭治の頭を撫でるハローム
そんな義理の親達に圭治は緊張し、ぎこちなく応対する。
「でもウニはすみませんが嫌いなんで…」
「そうか、残念だ。じゃあ大トロとアボカドをやろう」
「あ、ありがとうございます!」
大トロは喜んで食べる圭治。
「大丈夫よケイジ、パパとママはとって食べたりしないわ…あら、八千代と美鎖はお酒飲まないの?」
「お嬢様、あいにくですが、既に出来上がってらっしゃるだんな様のご両親を送らなければなりませんので」
「あたしもその八千代を連れ帰らなきゃいけないしねー」
と、本来はむしろ飲兵衛に類される米礼姉妹が答える。
目先の快楽に溺れないあたり使用人としての風格を感じさせる。 美鎖の愛車はマツダ・アテンザ。アメ車ばりの低回転域での極太のトルクに反して
燃費は街乗りで大体リッター16km前後で環境にも優しい2.2リッターのクリーンディーゼルエンジンを
マウントしたステキなマシンだ。
さらに美鎖はディーゼルでアメ車ライクなドリフトを楽しみたいという理由で元々4WDだったところ
敢えてFRに改造している。
圭治の両親を家まで送ったあと、アテンザで帰るのだろう。
ちなみに八千代の愛車はホンダ・インテグラ・タイプR。トルクフルなマシンを好む七緒や美鎖に対し
八千代はトルクは細いが高回転域で威力を発揮するタイプの車が好みなのだ。
街乗りでリッターあたり10km程度と、スポーツカーの割に燃費もそこそこで、小回りも効く使いやすく
マニュアル初心者にも優しいクルマだ。
しかし、今回八千代が運転するのは圭治の両親が乗ってきた三菱・ランサーエボリューションXである。
それは満治のクルマで、七緒のバイパーには及ばないものの、かなりの高出力を発生し
トルクもそこそこで、気持ちのいい加速性能で、さらに4WD、しかも元々ラリーを想定して作られたので
悪路に強いが街乗りで燃費は8くらいという、金遣いが豪快な彼らしいチョイスといえるだろう。 八千代の好みからは少し外れるクルマだが、使用人として文句は言ってられない、そう割り切る八千代だった。
「さ〜て、寿司もみんな間食したみたいだね!」
と、美鎖が周りを見て寿司ネタもシャリも海苔も無くなってきたことを確認したところで
尚巳と八千代がデザートのケーキをそれぞれひとつずつ運んでいく。
「わあっ、二種類もあるのね!」
と、七緒が目を輝かせる。尚巳が持っているのはスタンダードな生クリームイチゴケーキで
八千代が持っているのはチョコレートがコーティングされたガトーショコラだ。
「どっちもナオミが作ったの?」
「うん、特にチョコはこだわったんだから!」
「ありがとう、ナオミ!」
「わぷっ、く、苦しいよ、お母様…!!」
「ははは、よかったな、ナオ!」
歓喜のあまり七緒は尚巳を抱きしめ
尚巳の顔に七緒の豊満な胸が押し付けられる。
そんな七緒を圭治は肩を叩いて喜びを分かち合う。
「それでは、みなさま、歌いましょう」
と、八千代の号令のもと…
\Happy Birthday to you〜♪/
\Happy Birthday to you〜♪/
\Happy Birthday dear Nanao〜♪/
\Happy Birthday to you〜♪/
と、七緒の誕生日を祝う合唱が木霊する。 「みんな、ありがとう!!」
と、七緒が答える。
「さてお嬢様、だんな様から渡したいものがあるとのことです」
「はっ、もうその時が…!!」
八千代の声でハッとして、見る見る顔が紅潮していく…!!
「もう覚悟決めちゃいなよ、ケイジくん!」
「パパ、ガンバって!」
と、美鎖と尚巳がぐいと背中を押す発言をする。
周囲からも期待の眼差しが圭治に集中する。
圭治はもう覚悟を決めた。
「こ、これ!!」
「…まあっ!」
圭治が七緒に手渡したのは、指輪だった。
「今はまだおもちゃのものしか買えないけど、将来はちゃんとしたものを買うから…だから
そんな頼りない僕でも…ずっと一緒にいてほしい…!!」
…言ってて自分の頬がますます熱くなっていくことに気づくも…
「ありがとう、ケイジ」
ちゅっ
…それは、不意討ちだった。確かに圭治の熱くなった頬には七緒の柔らかく
甘い香り漂う唇が確実に接触していた…!!
「ひゃー!ウィスパーにも見せてあげたかったー!!」
「うんうん、きっとウィスパーちゃんならコレも素敵な絵にしてたよねー!!」
「ご安心を、尚巳坊ちゃま、姉さん。しっかり撮りましたので」
八千代の手には高性能なデジカメが握られていた。 「他の皆様も、パソコンに移してコピーしたあと一斉にメールに添付して送信しますので」
「おお!よくやった八千代君!娘の時折見せる大胆な行為には度肝を抜かされるな」
「そうですね、ハロームさん。息子が嫁にキスされる瞬間がずっと見れるなんて、とーさん幸せ者だー」
「あんた!その写真、額縁に飾るよ!」
「尚巳ちゃん、明日の夕飯は赤飯作ってあげて」
「はーい、おばあさま」
「も、もう恥ずかしいからみんなやめてよー!!」
一斉にはやし立てる大人たちに圭治は途端に居心地が悪くなる。
ちなみに百も料理はヘタクソだ。娘のメシマズっぷりは間違いなく遺伝によるものだろう。
そんなこんなで、ケーキを切り分ける作業に入り
予め美鎖が淹れたアイスコーヒーと八千代が淹れたアイスティーが注がれる
美鎖はコーヒーに、八千代は紅茶にうるさいのだ。
生クリームイチゴケーキには紅茶が、ガトーショコラにはコーヒーが良くあう。
「あら、このチョコケーキ、バナナが入ってるのね!」
「えっへっへー♪お母様、こないだの夏祭りの時
チョコバナナ大好きだったでしょ!だからそれ参考にしたの!」
「ええ、うれしいわ!ウィスパーもチョコバナナ好きだったからますます残念ね」 「だからウィスパーにはチョコバナナのエクレア作ってあげるの!」
「まあ、それはいいわね。きっとウィスパー喜ぶわ!」
同い年の親子は話に花を咲かせ、圭治もふたりのやりとりに父親として温かい微笑みを浮かべる。
ハロームを除く大人たちはワインやウイスキーを飲み、ケーキを酒の肴として食べている。
そんな大人たち、特に満治や永良を見て圭治は
百を見てハロームは、「明日は二日酔いになったりしないだろうか?」と不安になるのであった。
ぺろっ。
カシャッ!
ほっぺに七緒の舌の感触が走ったのと八千代がスマホのカメラで撮ったのは同時だった。
「うふふっ、クリームついてたから♪」
「あ、ありがとうナオ…八千代さん、撮らないでよ…」
「いいえ、思い出という名のメモリアルは写真に収める権利があります」
八千代の圧力ある言葉に圭治はたじたじ、米礼姉妹にはなにかとかなわないのだ。
無論、七緒が圭治のほっぺをなめた決定的瞬間を収めた写真も大人たちに拡散され
圭治はますます恥ずかしい思いをしたのは言うまでもない。
ケーキも食べ終わって、大人たちも七緒にプレゼントやらQUOカードやらを渡し終えたあとで各自解散となる 尚巳とウィスパーは圭治の家と七緒の家を
それぞれの気分次第で行ったり来たりしている。
二人とも大宇宙家にて志易のいい遊び相手になり
ウィンタース家でも尚巳はフードコートの、ウィスパーは看板デザインを任せられるので
お互いにウィンウィンといえる状況だ。
そんな尚巳は今日は七緒宅にいることにした。
「では、だんな様のご主人様を送って参ります」
と、八千代が一礼してランサーエボリューションXのエンジンをかける。
「とーさんはもう帰るぞ、圭治!いい夜過ごせよ!」
「あんた、もう圭治は何度も七緒ちゃんちに泊まってるんだ、いつまでも子供じゃないんだよ!」
茶化す満治と、そんな満治の背中を叩く永良。永良はまだ酔いが回りきってないか…とそう安堵していたが…
「圭治、あたしもそろそろ孫の顔が見たいよ」
「か、母さん、い、一応尚巳とウィスパーが」
「だから実の孫をさ…」
と、圭治に絡んでくる。やはり油断はできなかった。
満治は助手席に、永良は後部座席に座り、ドアを閉めるとランサーの力強く気持ちいいエンジン音が高鳴り、ウィンタース家を後にする。
「じゃああたしも行ってくるねー!ナオミちゃん、今日はあたしたちとお風呂入ろうねー!」 「はーい!」
尚巳が返事した直後に、美鎖もアテンザのエンジンを点火し
野太いエキゾーストサウンドを発しながら八千代の運転するランサーに続く。
米礼姉妹は基本的に子供好きで、七緒や尚巳、ウィスパーと何度も入浴しているし
圭治もこの前までは一緒に入浴していた。
美鎖の方は至って健全な付き合いだが、八千代の方はなにかとえっちな豆知識をひけらかしたり
軽いセクハラ(同性異性問わず)かましたりしてくるので、少なくとも圭治は気が抜けない。
今回米礼姉妹と、つまり八千代とも入浴することになる尚巳のことが圭治は心配になってきた。
圭治は以前は一緒に入ってたと言ったが、主に前述の八千代のセクハラのせいで
最近思春期に入ってきた圭治は気恥ずかしく思うようになり、最近は米礼姉妹と一緒に入浴していない。
「じゃあ、私たちは私の部屋で入りましょっか♪」
「え…?う、うん…」
突然一緒に入浴しようと七緒が言い出したので、圭治はドキリとする。
七緒と一緒に入浴したのも今回がはじめてではないし、夫婦としてそれ以上の行為に及んだこともあるのだが
やはり七緒の小学生離れしたボンキュッボンな身体のヌードは健全な男子としてやはり慣れるものではない。 ウィンタース家のお風呂は使用人及び来客用の男女別の大浴場と
ハローム・百夫妻の部屋にある個室浴場、七緒の部屋にある個室浴場がある。これも大金持ちだからこそなせる技であろう。
ちなみに米礼姉妹は女性なので当然女湯を使うことになるのだが
子供たちと一緒に入るときも、尚巳、圭治と男児も女湯に一緒に入れていた。
尚巳はなんとも思ってないようだが、圭治はやはり女湯に入っているという羞恥と背徳感に悩まされたものである。
「ボク見たいグルメ番組あるから美鎖お姉ちゃんの部屋にいるね」
と、尚巳が美鎖の部屋に向かう。表向きは見たいテレビがあると言うことで、グルメ番組で料理の知識を得ようという
それは事実なのだろうが、それ以上にこれから圭治と七緒が一緒に入浴するということで夫婦水入らずの時間を邪魔したくないと気を使ったというのが本音だろう。
ちなみに美鎖と八千代、部屋は姉妹で共同である。これは姉妹仲がよいというバロメーターに他ならない。
事実、米礼姉妹は性格こそ違えど生まれて一度もケンカや仲違いなどしたこともない。
「じゃあ、私達も行きましょっか♪」
「う、うん。ナオ」
七緒が圭治と腕組んで鼻歌鳴らし、二人は七緒の部屋に向かう。 「ナオ、風呂掃除とお湯張りは僕がやっとくから」
「ありがとう、ケイジ♪」
部屋に着くと、圭治は七緒の個室のバスルームの清掃作業を始め
七緒はテレビゲームをプレイして時間を潰す。
今彼女がプレイしているのはR4だ。Dig Racing Teamシナリオをリザードでプレイしている。
こういうところにも彼女のアメ車へのこだわりが見えてくる。
彼女の好みで敢えて最終戦でレックレスでなくキャタラクトが投入されるよう操作している。
ヘビーなボディを巨大なパワーとトルクで引っ張る
キャタラクトというクルマのコンセプトに一目惚れしたからだとか。
やはり七緒・ミッチェル・ウィンタースという少女は重量級パワータイプが大好きなのである。
「さて、お湯が張り終わるまで僕は隣で見てるか」
「ええ、見ててね!キャタラクトの雄姿を!!」
と、カムラッドでヘブン・アンド・ヘルを疾走しながらふんすと答える。
後続車のRacing Team Solvalouのカヴァリエーレとはギリギリの差で一位でゴール…
適当にストーリーを読み進めながらセーブ画面まで進めて、セーブを済ませたあと…
「さーて、来るわよー、キャタラクトくんがー♪」
「どんなクルマなんだ…?」 「うふふっきっとびっくりするわよー?」
と、いよいよ新車投入画面へ…
「うわっ!?なんだコレ!?こわっ!!」
これがキャタラクトをはじめて見た圭治の率直な感想だった。
「このデビルカーと言われても信じちゃうようなグロテスクなフォルムがカッコイイのよー♪」
「ホント、一瞬隠しルートかなんかでデビルカーを出したのかと思ったよ!」
本当に嬉しそうな七緒に圭治は突っ込まずにはいられなかった。
そんなこんなでシューティングフープスでロケットスタートを…
「あら、しくじったわ…」
しようとしたが失敗した。
「ナオ、リトライしたら?」
「それだけは私のプライドが許さないわ!」
七緒は女の子なのに「漢に二言はない」を貫く性格であり
失敗してもまたやり直せばいいという考えは
それを他人に強要することこそないけど、自分自身は徹頭徹尾貫いている。
「でもさすがにこのパワー、このトルクの加速力は圧巻ね、しびれるわ〜♪」
七緒の本当に嬉しそうな顔が一瞬エロく見えた圭治は七緒の顔を直視できなかった。
とにかく、七緒の操るキャタラクトは次々とライバルのオーバーカーを追い抜いていっていく。 気が付けばあっという間にRacing Team Solvalouのエスタジの背中が見えてくるポジションにまで辿り着いた。
「このコーナーが勝負の分かれ目ね…えいっ♪」
「おおっ、抜いた!スゴいぞ、ナオ!」
一瞬七緒の「えいっ♪」に悶えそうになったのをこらえつつ、七緒を誉める圭治。
あとは出来うる限りエスタジから距離を引き離すだけだが、相手も相手で必死にキャタラクトに食らいついてくる。
「よし!最終コーナーは曲がったわ!」
「「いっけええぇぇぇぇ!!!!」」
シューティングフープスで繰り広げられたメガスピードバトルはDig Racing Teamの勝利で幕を閉じた。
「あ、僕お湯見てくる」
「あらそう?じゃあ私はメッセージ飛ばさずに待ってるわね」
圭治が風呂のお湯の様子を見に行くと…
「あちゃ、やっちゃった…」
お湯はすでに溢れていた…。とにかく圭治はお湯を止め、蓋を閉める。一人部屋に付いている個室浴場とはいえ
結構大型で、二人で入る分には十二分に余裕がある。
そんな浴槽を溢れさせてしまった以上、水道代の浪費は痛手だろう。
少なくとも自分ちでやってしまったら確実に永良に怒られるところだったが
金が腐るほど余裕のあるウィンタース家でよかったと思う。 風呂の準備を済ませたところで…
「うわっロバートさん爆発した!」
「ふふっ、つまりこのストーリーはロバートこそ真の主人公なのよ」
七緒とDig Racing Team編のエピローグ
そして、エンディングを見る…。
「いやー、One more win、この曲調、僕好きだなー」
「ええ、締めくくりとしてぴったりでしょ♪」
七緒がセーブしてPS oneの電源を切る。
「さあ、お風呂入りましょ♪」
「あ、ああ」
これから七緒と一緒に入浴するんだということを改めて認識して
圭治はドキドキでぎこちなく返事した。 脱衣所にて、圭治はさっさと服を脱ぎ去っていく。細身ながらもうっすらと筋肉が見える
特に鍛えてるわけでもスポーツやってるわけでもないのに
極めて健康的な美しさと可愛らしさを持つ身体だ。
「あら?ボクサーショーツなの?こないだまで真っ白なブリーフだったのに」
「そ、それは忘れてよ…」
と、圭治は苦笑し、最後の一枚を脱ぐ。去年までブリーフを履いていたことは黒歴史にしたいようで
もうブリーフは全部燃えるゴミの日に出しちゃったらしい。
「な、なに、ナオ?」
「うふっ、かわいいなあって思って」
七緒は圭治のまだ勃起していないおちんちんをしばらく見つめたあと、まずはジーンズを脱ぎ
純白のスキャンティが露わになる。
続けてシャツを脱ぎ、ショーツと同じく純白のノンワイヤーのハーフカップブラに包まれた豊満な乳房と
くびれの中にうっすらと腹筋が見えるウエストが見える。
そのブラを外し、乳房が…紅梅色の乳首が露わになり、七緒はパンツ一丁になったところで…
「ちょっと、失礼するわね♪」
「わっ、ちょっと!!」
七緒は圭治の肩に豊満なバストを直で押し付け、圭治の両手首を後ろに回し
どこから取り出したのかは不明だが、手錠で両手首を固定する。 「勝手にここ、いじっちゃったら困るから♪」
「うっ…!!」
パンツ一丁の七緒を見て既に痛いくらい勃起した圭治のペニスの先端を
七緒は指でちょんとつつく。
そして七緒は後ろを向く…スキャンティはTバックだった。よって
乳房と同じく豊満な七緒のヒップにTバックの食い込みというある意味全裸より危険な状況で
圭治の視線は思わず釘付けになる。
「これ、八千代が選んでくれたの♪素敵でしょ」
と、七緒は嬉しそうに言い、圭治は八千代さんの差し金かと納得する…その間に七緒はスキャンティを脱ぎ
一糸纏わぬ姿に…健康美溢れるお尻の割れ目が露わになる。
そして七緒が前を向くと、七緒の陰毛が生えかけのすじが見える。
「?、どうしたの?ぼーっとしちゃって」
と、七緒は膣から咥えていたタンポンを引き抜きながら、圭治に話しかける。七緒はタンポン派なのだ。
「い、いや…コレ、どういう感覚なのかな?…痛くないのかな?って」
「ありがとう、大丈夫よ、痛くなんかないわ♪じゃあ行きましょ♪」
「う、うん…」
と、七緒の何度見ても見慣れない全裸を見せつけられて勃起した陰茎を
両手の手錠のせいでいじれないでもぞもぞかつむらむらしながら七緒の後についていった。 「おかゆいところはございませんかー…なーんてね♪」
「あ、ありがとう、ナオ…」
手首が封じられている以上、七緒のなすがままに圭治は身体を洗われている。
「でも、ナオ…今日はナオの誕生日でしょ?むしろ僕がナオを洗ってあげ」
「ありがとう…ケイジの祝いたい気持ちはあの指輪で十二分に伝わったわ」
と、七緒は圭治の耳にキスをする。
「そ・し・て…ケイジそのものがあたしへのプレゼントになるのよっ♪」
「…っっはあぁっ!!」
いきなり七緒に乳首をつまみ上げられ
圭治は驚き半分不意の快感半分に声を上げて身体を痙攣させる。
「まずは泡を流しましょうね〜♪大丈夫よ♪泡よりもっと気持ちいいモノがあるから♪」
と、七緒はノリノリで圭治にお湯をかける。そのとき圭治は、これから地獄を味わうのだなと覚悟した。
「じゃあ、いくわよー」
「っつ…ッ」
ひんやりしたぬるぬるしたものを首筋から胸にかけて垂れ流される。
「このローションは八千代からもらったものでねー♪」
と、ローションを丹念に丹念に圭治の、まずは両腕両脚に刷り込んでいく。
また八千代さんかと圭治は内心あきれ…
「塗られたところから敏感になっていっちゃうみたいなの♪」 る暇もなく、七緒の手が圭治の胸に触れ、男の子なので当然ない胸を手でもみもみし始める。
「あっあっ…あああっ…」
それだけで気が狂いそうな感覚に襲われるも
圭治の身体は既に快感として刻まれているので言うことを聞かない。
これも七緒との行為に及んだ際に彼女に散々調教されていった賜物だろう。
「はーい、到着〜♪」
「ぴっ、ぴぎぃぃぃ!!」
とうとう七緒の指が圭治の乳首に到達し、乳首をつまむ、はさむ、転がすなどの
愛撫を加えられるたびに圭治は連続で絶頂に達する。
腕、脚、おなか、お尻…とローションは身体のいたるところに垂らされては七緒の手のひらで刷り込まれ
ローションの量にに比例するかのように圭治の全身は鳥肌が立ちまくり、ビクビクっと痙攣し、喘ぎ声を出す。
それだけ神経が鋭敏になってしまっている証拠だろう。
今の状況、手は手錠で封じられているとはいえ脚は自由なのだから抵抗はできると思われるが、まさか七緒に暴力など振るえないし、手錠の鍵は七緒が持っている。
そしてなにより、七緒の何度もにもわたる調教のおかげで、今味わっている感覚が「気持ちいい」ことなんだと
身体に刻み込まれてしまっている。
「そろそろ…いいかしら?」 「あがっ、な…ナオ!そこはぁっ!!」
とうとう七緒の手がペニスに触れた。包皮を剥かれ、露出した亀頭を指の腹でくりくりといじられ
玉袋をもみもみされ、皮を上下にしごかれる。
「あっ、あっ…もっ出…ッ!!」
「だめよ、まだお・あ・ず・け」
もう少しで射精というところで七緒の手は離され、ペニスはいたずらに痙攣するだけに終わる。
陰茎は「もう出したい」と雄弁に語るように、痛いくらいに硬直し
先端からは夥しいカウパー液が、圭治の涙とともに溢れている。
「もう、そんな顔しないの!可愛がってあげるから…!!」
「っ、たっ!!」
妖艶な笑みを浮かべながら、七緒は圭治をひっくり返し、肛門にローションを垂らす。
「あう…う…」
「じゃあ、いくわね♪」
ぷすっ
「あっ…〜〜〜ッ!!」
七緒の指が圭治の肛門を貫いた。指はローションに助けられ
まるでどじょうのようにぬるぬる動き…
「アッ、あ…っ、そっそ、そこぉ!そこぉお!!」
あっという間に前立腺まで辿り着く。
…実は圭治は七緒に掘られたのは今回がはじめてではない。
しかし、肛門に異物感をおぼえる感触はいつまでも慣れないものである。
「あっ…ふあっ、な、な…ナオ…、っつはぁ!!」 尿道の“ツボ”にチップが直撃すると、痛みはすぐに裏返るように、快感へとシフトチェンジしていった。
「あっ、そっそんなっあっやだあっ、ああっ!!」
七緒がチップのつながった紐を引っ張り、チップを出し入れすると
圭治はぴくんっぴくんっと身体を跳ね上げ、嬌声をあげる。
「ここも、可愛がってあげるわね♪」
「あっう、ああぁぁ…っ!!」
勃起しきった陰茎を指でなぞるように滑らせたり
亀頭を親指と人差し指で挟んで押しつぶしたり、そこから摩擦を加えたり…
しかしおちんちんはチップで塞がれている以上、当然射精はできず
淫らな音を立てながら痙攣させるばかりである。
「お尻、もっと奥までいけるわよね♪」
「ぐっ、ぱ、あはあぁぁああっっ!!!!」
七緒が針金を持ち、シリコンをもっと奥まで突き動かす。
「うひゃっ、かはっあおっ、うわはっ、はがあっああぁああっっ!!」
「見つけたわー、ここが精嚢ってところなのね♪」
七緒が今日はじめて開発する場所に辿り着くと、圭治はますます嬌声をあげた。
「ふふふっ、かーわいー♪そんなにきもちいーのー?」
「がはっ、はがっひゅうう、ひぃぃ、イイィィっッッ!!」 精嚢、それは身体の奥深くに眠る、自分では触ることは決してかなわぬ極秘の器官だ。
七緒がシリコンでその禁断の器官を突くたびに、圭治は塞がれて出したいのに出せない圧迫感
本来触れられることのない場所に触れられている背徳感
それらふたつの要因が快感をより強め、ひゅーひゅー息を荒げながら、渇いた絶頂を繰り返す。
「さて、そろそろ抜いてあげるわ♪」
すぽっ
「あ゛っが、ぁはあぁああぁあッッ!!」
まずはお尻に刺さったシリコンを勢い良く引き抜くと、圭治は腰をカクカクと突き出し、激しくのけぞった。
「うふっ、こうして見ると…ケイジ、セクシーね♪」
全身の鳥肌と汗、ローションにまみれてテカテカ光っている圭治を見て七緒は感想を漏らす。
「次はこっちも抜いてあげる」
「うぅーああーやああはああ…っっ!!」
尿道に入ったチップを…尿道を傷つけないように、七緒はゆっくりと抜いていく…が
そのゆっくりさ加減が焦らしの効果を発揮する。
「…よしっゴールね♪」
ちゅぽんっ
「はっはぎっ、やっあっはっはああぁぁっ!!」
「きゃっ♪」
最早塞ぐものがなくなった圭治の陰茎からは…大量の尿が噴射した。七緒は思いっきり尿にまみれてしまった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています