【フェアリーテイル】真島ヒロ総合2【RAVE】
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0002名無しさん@ピンキー2013/11/07(木) 22:59:38.09ID:cUUKV3d5
>>1
おつ!風紀的にってことかね
前スレじゃホモネタとかあったし、スレのルールとか作っといたら良いんじゃねって思ったけど、どうよ?
0003名無しさん@ピンキー2013/11/07(木) 23:05:30.78ID:ibjtx9sv
>>2
同性愛ネタや過激な陵辱ものなどは投下する前に作者が警告表示するなどの規則などはどうだろうか?
あんま制限すると面白味がなくなってしまうから多少ユルイくらいがちょうどいいでしょう
0005!ninja2013/11/08(金) 11:40:41.72ID:ampzd2f0
0009名無しさん@ピンキー2013/11/11(月) 00:22:29.20ID:e7iDUpMb
期待されるほどのできじゃないんだ
申し訳ないが、良かったらみてほしい

真冬×ヒカリで
捏造アリ、都合の良い展開注意
タイトルは「怪人センサーは鳴らない」
0010名無しさん@ピンキー2013/11/11(月) 00:24:41.06ID:e7iDUpMb
俺たち混合戦隊ミクスチャーは戦闘態勢にあった。

事務所に届いた“果たし状”のとおり、戦闘地区”いつもの所”に駆けつけても、エビルアニマ軍やテレビカメラの姿は無く、
そこにいたのはヒカリちゃんのかつての仲間、殿様戦隊アツモリマンだった。

ーーーー

「現れたなミクスチャー、悪いことは言わぬ。ヒカリ姫を返すでごさる!」
「にんぽぽ! (ヒカリ姫を返せ!)」

ヒカリちゃんが抜けてからは4人で活動しているアツモリマン。
人気の出たヒカリちゃんが必要になったということか?

「ヒカリ姫、助けに来たでござるよ。」
囚われの姫を助けに来たヒーロー達は、 使命感に満ち溢れた表情で姫を見つめている。

「まるで俺達が悪者じゃねぇか。」
苛立つコブちゃんの頭からは既に湯気がでている。
「ヒカリちゃんから説得できないか?アレ。」
「そうね。私が適任だと思います‥」

ヒカリちゃんは進まない顔をしながら一歩前へ出て、かつての仲間に語りかけた。
「殿!お待ちください。私は」
「そこまででよい!その者達に言わされているのだろう?」

相手はすべてわかっていると言ったような口ぶりだ。

「ちが‥」
ヒカリちゃんの言葉を掻き消すように殿様が凄んでくる。

「おのれミクスチャー、ヒーローとして許すまじ!!」
「皆の者!ヒカリ姫を取り返すでござる」
「御意!」
「にんぽぽ!(了解!)」
0011名無しさん@ピンキー2013/11/11(月) 00:26:35.55ID:e7iDUpMb
殿様以外の3人がジリジリ間を詰めてくる。
「くっ、4対3じゃ分が悪いぜ。」
忍者やサムライ風の男はまだしも、笛を吹いている奴はどんな攻撃をするのか。
しかし、
「相手がヒーローじゃあ、迂闊に本気を出せねぇ。」
コブちゃんはそう言いながらも、今にも殴りかかりそうだ。
「ムゴいことは止めてくださいね。元仲間なので、一応。」
「お、おうよ。良いよな。真冬。」

「ああ‥」
相手はヒカリちゃんの昔の仲間なんだよな。
気丈に振る舞っているけど、大丈夫な訳が無いだろ。
銃を向ける手が震えてるじゃないか。

俺にできることは一つだ。

「ヒカリちゃん、
君はアツモリマンに攻撃しちゃ駄目だ。」
俺は知らぬ間に彼女の震える手を握っていた。

「君のことは‥絶対に俺達が守る。
だから君は‥!」

「真冬さん!」
叫ぶように名前を呼ばれてハッとした。
俺が少しヒビったことは知られたくなかった。

バレていないかビクビクする俺の目まっすぐを見つめてヒカリちゃんは続けた。

「私にも戦わせてください。私はもう‥」
お姫さまじゃないんだから。

そう言って彼女は笑った。
テレビにも、写真集にも、どこにも見せないような笑顔で。
「ぐもっ、かっ、かわいい‥‥‥!」

悪気も下心も断じて無い。
ただただ可愛くて、つい、心の声が漏れちまった。

「え、ちょ‥真冬さん!」
元お姫さまは顔を真っ赤にしながら俯いて、
俺は手を握ったままだった。

ーーーー

「おい、お前ら何してんだ?」
俺の仲間は2人とも顔を真っ赤にしてモジモジしたまま、手なんか握りあってやがる。

「俺一人でやっちまうぞ?」
今日はテレビもいないしな。
ヒカリの元仲間なのが気にかかるが、久々に殴りがいのありそうな奴等だぜ。
ちょっとくらいなら良いだろう?

「うるぁぁぁああぁぁぁぁ!!!」

ーーーー
0012名無しさん@ピンキー2013/11/11(月) 00:28:02.89ID:e7iDUpMb
「うるぁぁぁああぁぁぁぁ!!!」

コブちゃんの叫び声で俺とヒカリちゃんはハッとして手を離した。

「に、に、にんぽぽ〜!(怖い〜!)」
既にアツモリマンはコブちゃんの足元で白旗を上げている。
結局、コブちゃんのおかげで俺達は一度も攻撃することなく、戦いに勝利してしまった。

ーーーー
「アッパレでござる!」
ヒカリちゃんの説得で俺達とアツモリマンは和解した。
案の定、彼らの勘違いだったみたいだ。

「ヒカリ姫が戻らんのは寂しいが、一件落着でござるな!」

俺達は握手を交わし、また会うことを約束した。??
「ああ、今度は一緒に子どもたちを守ろう。」

ヒカリちゃんも嬉しそうだ。
「今度、伝書鳩を送りますね。」
「にんぽぽ♪」

一発も殴れなかったことに不満なコブちゃんが思いっきりガンを飛ばしていること以外、とても平和な時間だった。
0013名無しさん@ピンキー2013/11/11(月) 00:29:48.37ID:e7iDUpMb
アツモリマンと別れ、俺達もアジトに戻ろうとした時だった。
「真冬さん。」

呼び止められて振り向くと、目を逸らしたヒカリちゃんが時たまチラリとこちらを見ながら話し続ける。

「さっきは‥ありがとうございました。」

「気にすんなって!お礼ならコブちゃんに言った方がいいんじゃない?」
「違うの。可愛いって‥言ってくれたこと‥」
「ぐもっ‥」

そんなこと言われたら‥さ、さっきの緊張が甦って‥

「可愛いって言われたことなんて無かったから、私、すごく、嬉しかった。」
「ヒ、ヒ…ヒカ…へぶっ!」
「真冬さん!」

背中を強く叩かれ、ヒカリちゃんに心配をかけながら俺は振り返った。

「「ボス!」」
そこには俺達のボスがいた。
いつの間にか、ずいぶん前を歩いていたコブちゃんも戻って来ている。

「今日のことはご苦労だったな。」ビシィ!
クビを免れ、謹慎中だったこの元ヒーローは何事もかっこつけずにはいられないようだ。

「本日の出来事は秘密裏に処理された。通常ならランクダウンは免れない戦いだったがな。」プリンッ
コブちゃんはすまなそうな顔をしているように見えて、見えないところでは俺たちに向けてピースサインをしている。

「それと、君たちもだ。カメラが無かったおかげで甘酸っぱい青春を見られずに済んだからな。」

ヒーローにスキャンダルは禁物だぞ。

いつの間にか半裸になっていたボスはひとこと言い残し、効果音と共に去っていった。

「なぁ、スキャンダルってなんのことだ?」
コブちゃんが顎をさすりながら呟いた。
「分かります?真冬さん。」
ヒカリちゃんがクスクス笑いながらこちらを向く。

「いやぁ。俺にもさっぱり。」
白白しく答えると、ヒカリちゃんはまた俺に笑いかける。

こんな顔もできるんだな。
そんなことを思いながら、アジトへ帰るためビークルに乗り込んだ。


おわり
0014名無しさん@ピンキー2013/11/11(月) 00:31:24.15ID:e7iDUpMb
タイトル書いたのに名前の部分に入れ忘れてしまった。
嫌な人は読み飛ばしてくれさい
0019名無しさん@ピンキー2013/11/14(木) 18:51:05.13ID:oUgY95xA
この短期間に保守多いなw
好きなキャラとか好きなシチュとかないの?
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