>>388の続き


1x年後……。


「お久しぶり、先生!」
「やあ、すっかり美女になったな!」
「もう、先生ったら上手なんだから!」
「旦那とは上手くやってるのか?」
「それなりよ。それより、先生覚えてる?」
「うん?」
「昔送った年賀状。生まれたのは男の子だったのよ。あたしの望み通りね」
「そうだったな」
「それでね、あの時先生に言ったとおり、息子の筆下ろしは今年あたしがやってあげたわ。もちろん旦那には内緒よ」
「それで?」
「やりかたを知ったら、あの子ったらしょっちゅうやりたがるの。まるで先生と初めてやったあとのあたしみたいよ。
 旦那の目を盗んで毎日……ううん、時には一日何回もやるの。あたし嬉しい。先生のがいつもあたしに入ってるって感じるから」
「たしかにお前が入学したての頃もそんなもんだったなあ」
「でしょう。しかもね、うちの旦那、来年度から単身赴任になるみたいなのよ。息子の性欲がますます強くなる何年か、旦那のいない家でいくらでもできるの。浮気と違って他の男を呼びこむわけじゃないしね」
「ゴムは付けてるのか?」
「まさか! 先生とするときみたいにいつも中に出させてる。あの子のったら、先生のと形も大きさもそっくり。あたしの身体に一番合ってるわ。ここ、先生専用の形になっちゃってるんだもん」
「ははは。ところで、なにか話があるんじゃないか?」
「そうなの。実はね、息子の将来のことなの」
「将来?」
「うん。あたし、はっきり言って息子に依存してる。あの子なしの生活なんて考えられない。でも、いつかあの子もお嫁さんを欲しがるでしょう?」
「そうだなあ」
「あたしね、どこの馬の骨とも知れぬ女に、先生の分身を取られるなんて絶対に耐えられない。だけど、将来あの子を独りのままにするのもかわいそう」
「すると?」
「女の子を産むの。あの子のお嫁さんを作るのよ。もちろん、先生の精子で出来た女の子よ。その子が、あたしが先生と初めてやったくらいの歳になる頃に『大人の儀式』をさせたら、息子も2x歳だし、ちょうどいいわ」
「大人の儀式?」
「わかるでしょ? あたしの大人の儀式は先生としたことよ」
「お前は息子の種で産まないのか?」
「ダメ、それじゃ先生の要素が薄まっちゃう」
「そうか。じゃあ先生がまたお前の腹の中に子供を作ってやろう。久々に誰かを孕ませたい欲求があったんだ。今付き合ってるお前の後輩は初潮が遅くて、まだダメなんだよ」
「決まりね! それにしても先生、相変わらず若い子にモテるのね。なんだか嫉妬しちゃう」
「今日はお前だけのものだぞ。玉が空っぽになるまで中に出してやるからな」
「ありがと先生!」