超小柄な姉と大柄な弟の妄想物語
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0001名無しさん@ピンキー2014/03/10(月) 13:23:09.10ID:2fqnoPER
背が高くデカい体格の弟と、対照的に超ちびっ子な可愛い姉。
かなりの体格差がある姉と弟の織りなすシチュエーション妄想物語。
0440腕相撲2021/04/12(月) 00:27:28.46ID:/17O6BNS
雛「何の話してたっけ?」
萌「腕相撲であの2人に勝ちたい話。」
雛「そう、そうなの、あの2人。」
萌「つまりは、ウチに居るでっかい熊さん。」
雛「あたし達から見たら、まさに大男よね。」
萌「身長が138センチの雛ちゃんが遥か上を見上げる197センチもある弟さん、大きくて逞しくてカッコイイわ。」
雛「いちいち身長を言わなくても。」
萌「ごめんごめん。だって凄い身長差カップルって、レアで萌えるじゃん?」
雛「143センチの萌ちゃんに言われたくないっていう、そのことよりも、あの、あたしの身長ね……」
萌「ハイハイ、身長がどした?」
雛「…縮んだの……」
萌「へ?…縮んだ?まあ、この年齢だからもう伸びないとは予想できるけど、縮んだの?」
雛「うん。1センチ。だから137センチなの。」
萌「あらまっ!ご愁傷様です。ふーん。」
雛「剛が測ってくれた。ホントっぽい。」
萌「剛くんがウソつくメリットないしね。」
雛「ムカつくくらい喜んでたわ。あーん。」
萌「剛くんが雛ちゃんよりも物凄〜く大きいことに変わりないわよ。ね?」
雛「せめて140センチがいいわ。」
萌「あたしはクリアしてます。」
雛「あら、それ言う?」
0441腕相撲2021/04/12(月) 00:56:32.01ID:/17O6BNS
萌「何の話だっけ?」
雛「あたしの身長。剛と60センチも違うことになってしまった話。」
萌「それも面白いけど、その前。」
雛「面白い?萌ちゃんだって超絶に小さいんだからね。」
萌「あ、腕相撲の話よ。」
雛「はいはい、そうそう。話の脱線2回目。」
萌「でもさ、男の子相手にハンデがなくちゃ勝てるわけないわよね。どうするの?」
雛「それな。もちろん、大男とチビ女では、力が違いすぎるのはわかってるのね。そこをなんとかっていう、姉の意思みたいな。ね?わかるかしら?」
萌「雛ちゃんが両手で、というのも、勝てなかったわよね。」
雛「あ、そうだわ。剛に目隠ししてもらうの。」
萌「目隠し?それって、腕力は同じよ。」
雛「目隠ししてる間に、陸くんに代わりに戦ってもらうの。」
萌「雛ちゃんから陸くんにチェンジした瞬間にバレるわね。まず、手の大きさが違うし。陸くんでも剛くんには勝てないと思うわよ。あ、陸くんが両手なら違うか。」
雛「ああ〜、変な妄想してごめんね。こんなのダメダメ、あたしが直接、剛を倒したいのよ。陸くんが代役じゃ意味ないもんね。」
萌「じゃあ〜、あとはもう、あたしと雛ちゃんで、2人ががり。これしか無くない?」
雛「あたしはもちろん両手でしょ?」
萌「そう。あたしも両手で加勢すればさ。」
雛「うんうん。どうでしょね。」
萌「勝てるかどうか検証してみましょうよ。」
雛「どうやって検証するの?」
萌「それよ。」
0442腕相撲2021/04/12(月) 01:56:23.14ID:/17O6BNS
萌「体重で比べてみよ?」
雛「剛は…ね…うーん、100は無いのかな?まあそうね、97キロくらいかしら。」
萌「うん、たしか、そのくらいだったような。あたしたちは40キロ無いもんね。足しても80に届かないわね。」
雛「あたし、32で、萌ちゃんは、35よ。」
萌「あら、詳しいのね。」
雛「だから2人合わせて67キロね。ああ、それでも剛が30キロも重いなんて。」
萌「やばっ!ちっちゃいね、あたしたち。」
雛「でも腕相撲に体重って関係あるの?」
萌「体重別の試合とか?」
雛「正式な競技のヤツね。」
萌「あと、握力は?わかる?剛くんの握力?」
雛「70くらいかなあ?でも今は強くなってるかも。めっちゃ筋トレしてるもん。」
萌「そうなんだ。左右どっちも?」
雛「左右とも強いと思うわ。」
萌「あたしたち、20に満たないのよね。詳しくは忘れたね。」
雛「15とか?そんな感じよね。」
萌「それにしても、剛くんが70だって?あたしたちの4倍以上も力があるのね。」
雛「ほんと。ビックリしちゃうわ。」
萌「あ、単純に雛ちゃんと合わせても30しか無いから、ムリだわね。」
雛「ううん、あたしたちは両手を使うから、掛ける2倍するのよ。だから、60キロの腕力…………あ……あら?」
萌「剛くんが70キロ、しかも片手で、よ。」
雛「あたしと萌ちゃんが両手づつ合計で、60キロなのね。やばっ、足りないわよ。」
萌「男の子の片腕に、2人で全力で挑んで勝てないという、レアなシチュエーションになるわよ。」
雛「そういえは、前に剛が言ってたけど、腕相撲は両手でやった場合は、1,5倍の力なんだって。」
萌「え……マジで……それ、早く言ってよ。あたしたち、力を合わせても、剛くんには絶対に敵わないじゃん。」
雛「あちゃー。やっぱりそうよね。勝てる気がしないもん。剛の身体の筋肉なんかを見てたら。」
萌「この際、普通にハンデ無しで腕相撲する?」
雛「剛の希望はソレかも。か弱い女の子相手に遊びたいんでしょ。飽きもしないでさ。」
萌「剛くん、ほとんど力を入れなくても雛ちゃんに勝てそう。」
雛「剛が寝てても勝てそうに無いわね。」
萌「いや、剛くんが寝てたらサスガに勝てるわよ。いくら雛ちゃんが非力でも。」
雛「睡眠薬ある?」
萌「コワイコワイ。そんなのウチに無いわよ。」
雛「エヘっ。冗談よ。」
萌「でも、ハンデもらって腕相撲しようよ。負けるの覚悟で。面白いじゃん。剛くんに聞いてみよ?」
雛「腕相撲の話で、こんなに盛り上がるの、おかしいね。あたしたち。」
萌「同感。」
雛「でもさあ、剛が寝てたら、そもそも腕相撲の体勢に起こせないわよ。あんなに重たいカラダを。腕相撲のスタンバイが出来ないじゃん。」
萌「あたしたちの腕力では無理ってコトね。」
雛「まあね。」
0443名無しさん@ピンキー2021/04/12(月) 10:24:57.90ID:+1DmMUnm
成功記念
覚醒
0444膝から下の長さ2021/04/16(金) 01:36:48.12ID:BIjLZMox
陸「先輩、これ知ってます?」
剛「ん?なに?」
陸「膝から下の長さって、【身長】かける【0,265】だそうですよ。」
剛「へえー。男、女、関係なく?」
陸「はい。男女とも同じらしいです。」
剛「よく知ってんな。で?」
陸「俺の場合は、計算すると、だいたい50センチなんですよね。」
剛「そうなんだ。」
陸「先輩は俺より2センチ長いくらいだと思うんですけど。もし、188センチの俺が床に膝をつけた状態なら、138センチとなるわけですよ。」
剛「それが、どうした?」
陸「138ですよ?」
剛「あっ💡そうか!俺の姉ちゃんか。」
陸「そうです。同じなんだよね。」
剛「おまえが膝立ちで姉ちゃんを抱き寄せたら、目線の高さが同じか。」
陸「うひひひひ…興奮します。」
剛「ただ、俺の場合だと、姉ちゃんは、まだ俺より低いからな。ほんの少しだがな。」
陸「そうですよね。」
剛「ここで、陸に朗報があるぜ。」
陸「はい?何ですか?」
剛「なんと、おチビちゃんの背が1センチ低くなっちゃったんだよね!」
陸「マジっすか!ふーん。ってことは、雛ちゃんの身長、たった137センチしかないんだね。俺が膝立ちしても届かないなんて、ちっちゃいな。可愛いな。」
剛「同じ家に居るんだから、思う存分テキトーに可愛がってやってくれ。ただ、俺の可愛い姉ちゃんなんで。わかってるな?」
陸「はい、いつも手加減してます。」
0445膝から下の長さ2021/04/16(金) 01:49:21.82ID:BIjLZMox
陸「(コンコン)」
0446膝から下の長さ2021/04/16(金) 02:08:36.33ID:BIjLZMox
陸「雛ちゃん居る?」
萌「はーい。萌でーすっ!」
陸「あ、萌ちゃん。」
萌「雛ちゃんは居ないわよ。でもすぐ帰って来るんじゃない?どうしたの?」
陸「そうなんだ。ま、萌ちゃんでいいや。」
萌「あたし?なに?え?」
陸「ちょっとだけ、萌ちゃん、そこに立ってて。」
萌「???」
陸「うーん……なるほど……」
萌「???(陸くんったら、低くなってる。なんなの??)」
陸「……」
萌「陸くん…顔が近いよ。」
陸「あ、もうオッケーだよ。」
萌「何がオッケーなの?」
陸「何でもないよ。やっぱ萌ちゃんの勝ちだ。」
萌「あたしの勝ちって?」
陸「俺、もっと大きくなろっと。」
萌「ううん。陸くん、もう充分大きいわ。あたし、陸くんの顔、いつも首が痛くなるくらい見上げてるから、顔が近いだけでドキドキしちゃう。」
陸「雛ちゃんなら、今の俺でも勝ちなんだけどね。」
萌「さっきから、勝ちって何のこと?」
陸「萌ちゃんはもう伸びないよね?」
萌「たぶん、あたし、この通り小さいから優しくしてね。あ、勝ち負けって身長の話?でも、あたしに負けたのよね?どういうこと?」
陸「先輩に聞いて。」
萌「ケチ。」
0447雛の帰宅2021/04/16(金) 03:02:13.49ID:BIjLZMox
雛「ただいま〜。」
萌「おかえり。」
陸「(そ〜っと後ろから)おかえり!」
萌「あーっと、ビックリしたあ!急に居たから。後ろに大きいのが。地味に驚いちゃた。」
雛「うふふ。陸くん、ただいま。」
陸「(おお、ちっちゃいなあ、可愛いなあ、雛ちゃん。おかえりの抱っこしてえなあ……。)」
萌「雛ちゃん、荷物もらうわ。冷凍モノある?」
雛「うん。」
陸「♥」
雛「なあに?陸くん?どうしたの?」
陸「いや、ただ、雛ちゃんが可愛いなあ、と思って。」
雛「あ、それはどうも。」
陸「(雛ちゃんが靴を脱ぐまで待ってからだな)」
雛「???」
陸「(ハアハア…今日もスカート短めだし、どさくさに紛れて、フトモモとか触っちゃお…)」
雛「(陸くん、どうしたのかしら?ずっとココに立ったまま、上から見下ろしてくるわ。もしかして、オッパイが見えてるのかしら?)」
陸「……荷物、持とうか?」
雛「もう萌ちゃんに渡したわよ。」
陸「あ、そう。(よし、今だ)」
雛「きゃっ!!!」
陸「雛ちゃん、おかえりっ!」
雛「さっき聞いたっ。あーんもうっ。やだあ、陸くんたらあ……」
陸「軽いね。何センチになったの?」
雛「体重の単位はキログラムよ。」
陸「137センチなんだよね?」
雛「あ。身長ね。剛のヤツ。余計なことを。でも、体重は軽くなってないわよ。そんなことより、あたしを早く運んでよ。」
陸「えへへへへ…。」
雛「ねえええ、萌ちゃあ〜〜ん!助けてえええ!」
萌「なによー?なに叫んでるのお?…あらま。」
雛「玄関で上がったらね、秒で陸くんに捕獲されちゃったのぉ〜。」
萌「カラダの大きい陸くんだもん。お姫様抱っこくらい簡単なのよ。」
陸「先輩は部屋に居るかな?」
萌「居るけど、雛ちゃんを抱いたまま……?」
雛「あたし、いつまで抱っこされてるの?子供じゃないのにぃ〜……」
剛「お、陸、抱っこしてるのか。おチビちゃん、今日もセクシーだな。陸も我慢できなかったんだな。」
雛「ねえ、剛。セクシーはいいから、あたしを降ろさせてよ。ご飯の支度が出来ないでしょ。」
剛「陸、もう降ろしてやれ。」
陸「了解です。」
萌「陸くん、剛くんには逆らえないのよね。」
0448料理2021/04/16(金) 04:04:07.25ID:BIjLZMox
陸「手伝うコトある?」
雛「ありがとう。でも大丈夫よ。宿題でもしてなさい。」
萌「雛ちゃん、お母さんみたい。」
雛「あっ、陸くん、これ。あけてくれない?」
陸「ああ、ビンのフタか。超絶か弱い雛ちゃんでは無理なんだ…あれ?」
萌「あ、それ……」
雛「男の子なら簡単かしら。」
陸「雛ちゃん、これ、既に開いてるよ。」
萌「そうそう。あたしも開けられなくて困ってたの。」
雛「え?開いてたの?」
陸「うん、開いてた。でも、ちょっとだけ力は入れたけど。」
雛「やっぱ、力を入れたのね。さすが、男の子。」
萌「これはもう、雛ちゃん。握力の違いだわ。」
陸「良いよなあ。か弱い女の子は大好きだなあ。」
雛「陸くん、大好きなのは良くわかったから、向こうで待っててね。」
萌「ああ、ちょっと待って、陸くん、この袋、お願い!ごめんね。力が無くて。」
陸「おお、俺も忙しいというか、人使いが荒いというか、まあ、この子たちが可愛いからいいけど。」
雛「え、、、この子たち?」
陸「あ、いや…お姉さまたち…で。」
萌「だよね?」
剛「騒がしいなと思ったら、おーおー、なんだよ。姉ちゃんたち、男の腕力に頼りすぎじゃね?」
雛「だって。つい……。ね?萌ちゃん?」
萌「ね。」
陸「俺も、この子たち見てたら、もう可愛くて可愛くて。」
雛「(あ、また…この子たちって……この体格差だから、どうしても子供扱いされちゃう…)」
剛「おお、確かに、可愛いな。ミニスカにハダカにエプロンか。」
萌「服は着てます!」
雛「ミニスカートは合ってるけど。」
萌「正確にはミニワンピよ。」
雛「可愛いと言ってくれるのは嬉しいわ。でも、大きいのが近くにいたら威圧感が凄くて。」
陸「はーい。大男2人、向こう、行ってますっ。」
0449料理2021/04/19(月) 02:05:53.32ID:c+vJn4tY
萌「あれ?あんなところに塩がある。」
雛「ん?あたし、あんな場所に置かないわよ。」
萌「わかってる。雛ちゃんでは手が届かないから。」
雛「踏み台を使っても無理?」
萌「そうなの。」
雛「あたしたち女子には届かないような高い所に置いたのは…」
萌「もちろん、向こうにいる大きな男の子のどっちかだわ。」
雛「ねえ!剛、陸くん!ちょっと来て!こっち!」
陸「はーい!」
剛「あいよっ!」
雛「早く来て!」
剛「なんだよ、姉ちゃん。」
雛「なんか、した?」
剛「なんかって?」
萌「あたしたちには絶対に届かないもん。」
陸「俺も塩のことなんか知らないよ。」
雛「あっ!陸くん?」
陸「え?」
雛「どうして、塩だって知ってるの?」
陸「あ。いやあ…ちょっとしたアレで。」
萌「陸くんの仕業だったのね。」
剛「まあ、陸、アレだろ?ちょっとしたイタズラだろ?」
陸「あそこだと背の小さい子には届かないからね。」
萌「だから、困ってたのよ。」
雛「ねえ、陸くん、許してあげるから、お願い。」
剛「おい陸、助けてあげな。」
萌「ありがとう。」
陸「で、どっちがいい?」
雛「え?どっちって?」
陸「雛ちゃん?萌ちゃん?」
剛「はっはーん。持ち上げようとしてるな。」
萌「持ち上げ?」
陸「雛ちゃんにしよっと。おらよっ。」
雛「きゃっ!」
萌「あらあ〜、取ってくれないパターンなのね。持ち上げるパターンなのね。」
剛「さすが、陸。男だね。」
雛「確かに、これなら届くけど。」
陸「相変わらず軽いね、雛ちゃん。」
雛「陸くん、もう降ろしてくれて良いわ。」
陸「萌ちゃんもしてあげようか?」
萌「ううん。間に合ってます。」
剛「おチビちゃんたち、抱き上げてほしい時は、いつでも言ってくれ。」
雛「今回のは、背が高い男の子が直接取ってくれたほうが嬉しかったわね。」
陸「だって、小さくて可愛い女の子の抱き心地が好きなんだよね。」
萌「可愛いと言えば、何でも許されると思ってるわね。」
04502021/04/20(火) 15:04:34.51ID:voBAR+kN
雛「んんん…(塩が取れたのは良いけれど、これまた困っちゃたわ。)」
陸「お?雛ちゃん、俺を見上げて、どうした?」
雛「ムリかも。」
陸「開けてくれってか?」
雛「うん。」
陸「しょうがねえなあ。(ああ、可愛いなあ、雛ちゃん)」
雛「きゃっ!なんなのぉ〜?」
陸「えへへ…(雛ちゃんの細い両肩をガッシリ捕まえたぜ)」
雛「あたし、陸くんにホールドされた?」
剛「お?何やってんだ?(姉ちゃんが大男に捕まったか。姉ちゃんの肩幅が陸と全然違うところなんか、萌えるよな。)」
陸「(あ、先輩がシーッて近づいてきた。雛ちゃんは動けないから先輩に気づいてないぞ。)」
雛「ひゃっ!(後ろに誰か居るわ。感じる気配は大きい人だわ。)後ろに居るの、剛?」
剛「おっ、わかった?」
雛「わかったわよ。だってね、あたしの背中に何か当たってるもん。」
剛「あ、そう。(やべー。ちっちゃい女に興奮しちまったよ。)」
陸「雛ちゃん、何が当たってるの?」
雛「あたしに言わせないでぇ。」
剛「陸と見つめ合って、何やってんだろな、俺ら。」
雛「(ああ、陸くんも大きな胸板だけど、ここで顔を埋めたりしたら、あたしの負けね。)」
萌「あれえ〜?雛ちゃんわぁ〜?どこぉ〜?」
雛「ここよ〜!」
萌「雛ちゃん、どこなの?(ま、どうせ大男2人に遊ばれて見動き取れないだけでしょうし。)」
剛「俺も姉ちゃんがどこか知らないな〜。」
陸「ホント、どこだろうな〜?」
雛「白々しいわね。下よ!下、下!」
萌「あらっ、雛ちゃん、そんな所に居たの?」
雛「萌ちゃんも知ってたでしょ。見動き取れないから、とりあえず、はい、これ、塩。」
萌「あ、塩ね。」
雛「いつまでも、肉の壁ばかり見ていたくないんだけど。」
陸「雛ちゃん、ちょっと起こってるよ。」
剛「そだな。全然、怖くないけどな。えへへ…。」
萌「あ、これ、かたい、ダメ、ムリ。」
剛「何がムリ。」
萌「こんなカタイビンのフタなんか、か弱い女の力では無理だということよ。」
陸「ああ、忘れてた。ちっちゃい子に頼まれてたんだっけ。」
雛「ちっちゃい子、じゃなくて、ちゃんと名前を呼んでほしいわ。雛って。」
陸「そういうセリフも大好きだなあ、俺。」
剛「遥か下から見上げてくるのも良いよなあ。」
萌「マッチョくんたち、どちらでもいいから、早く開けてよ。」
陸「なんだよ。こんなのも開けられないのか。はいよっ。」
雛「うわっ。早っ。やっぱり陸くん、力があるわ。」
剛「ビンの封は、わざと俺がキツく閉めてたわけじゃないからな。」
雛「そうなのね。」
陸「それ、俺です。」
雛「は?」
萌「は?」
剛「(そのおかげで、小さなカラダを触ったりして遊べてるわけなんで。)姉ちゃん、これからも、よろしくね。」
雛「何が?」
0451料理2021/04/26(月) 01:16:20.08ID:0QFHG14Y
雛「もう食べちゃたの?」
剛「おう。」
萌「あ、ちゃんと浸けといてね。」
剛「あいよ。」
雛「洗っといてくれたら助かるんだけど。」
剛「低すぎて腰がキツいんだよな。」
萌「ああ、シンク台の高さがね。」
雛「あたしには高すぎて踏み台を使ってるのに。」
陸「なんなら、俺が雛ちゃんを持ち上げてあげるのに。」
雛「そんなバカ言わないで、陸くんも食べ終わったら持って行ってね。」
陸「はーい。よし、じゃあ、持って行こうかな。今日もセクシーなミニスカートなんだねえ。」
雛「あーんもっ!あたしを運んでどうする!食器!」
萌「あたしなら、あとで運んでイイわよお〜。」
陸「やったあ!」
剛「姉ちゃんたちも終わったんだったら、今日は俺が洗うよ。」
萌「いいの?全部?」
剛「おう。」
雛「(変ね…なにか企んでるのかしら…)」
剛「陸、お前も手伝え。」
陸「はい、わかりました。」
剛「陸、とりあえずテーブルのモノ、ぜんぶ運べ。あ、女の子は運ぶなよ(笑)。」
雛「女の子は運ばれがち(笑)。」
萌「剛くん、腰は大丈夫かしら。」
雛「大丈夫でしょ。鍛えてるんだし。」
陸「今度からキッチンで食べようよ。水道の所に近いし。」
萌「うん。そうしましょ。」
雛「今日に限って洗い物をするなんて、剛のヤツ、何か魂胆があると思うの。」
萌「まあ、いいじゃん。いつも怪しい2人なんだから。」
0452洗濯物2021/04/26(月) 01:48:07.26ID:86JWpB7E
萌「あ!忘れてた!干してない!」
雛「え?そうなの?」
萌「洗い終わってから2時間経つ。」
雛「ねえ、陸くん、いまヒマ?」
陸「お、雛ちゃんと遊べるの?」
雛「違う違う、洗濯もの、頼んでいいかしら?」
陸「雛ちゃんを洗濯するの?」
雛「もうっ、冗談は、いいからっ!」
陸「干す所は、いつもの干す専用の部屋だよね。わかった。」
雛「うん。お願いね。」
萌「あ……でも……ま、いいか。」
雛「なあに?」
萌「あ、もう一つ、忘れてた。洗濯もの、あたしと雛ちゃんの下着なんだよね。陸くんには刺激が強すぎるかも。」
雛「!!!…大丈夫で…しょ。陸くんも高校生よ。」
萌「自分でやれば良かったかしら。」
…………
…………
陸「先輩、先輩、これ。すごいっす。」
剛「ん?すごい?なるほど、陸はアレか。ああ、まあ、俺は慣れたけど。」
陸「ですよね。姉弟ですもんね。」
剛「こんなんで興奮してたら、毎日おチビちゃんを襲うことになっちゃうぞ、うひひひひ。」
陸「でも、これとか、どっちなんだろ?」
剛「赤いのは姉ちゃんだ。」
陸「詳しいっすね。しかし、わざと俺に頼んだんですかね?俺たちのは無くて、全部おチビちゃんたちのヤツですよ。」
剛「確かに。あの子たち、陸を興奮させたいのかな?」
陸「襲ってほしいとか?」
剛「チビ女がエロい大男を興奮させたらどうなるか、試してみるってか?」
陸「よし、早く終わらせないと。」
0453告白2021/05/07(金) 01:47:24.14ID:CasEmgla
雛「???(男の子が来る…なにかな?)」
男「ねえ。」
雛「え、、、なあに?」
男「なあ、俺と付き合おうよ。」
雛「は?なんで?」
男「可愛いから。」
雛「でも、キミ、背負ってるし…。」
男「名前は何?」
雛「ひな。」
男「じゃ、ひなちゃん、俺と付き合おうよ。」
雛「でもキミ、ずいぶん若く見えるわ。」
男「ひなちゃんは、どこの小学校?」
雛「あたし、こう見えてもオトナなの。」
男「え?オトナ?小学生じゃないのか?。」
雛「キミよりも、じゅうなんさいも年上よ。」
男「小学4年くらいかと思った。マジか。」
雛「だからね、付き合えないわ。」
男「おい。ちょ待てよ。」
雛「きゃっ!」
男「ひなちゃん、ちっちゃくて可愛いから、一回だけ俺と遊ぼうよ。」
雛「やだ。痛いっ、離してっ。」
男「ひなちゃんって、どんな漢字書くの?」
雛「キミは習ってないかもよ、まだ。」
男「身長は何センチ?」
雛「身長なんてキミに関係ないわ。」
男「俺は157センチだよ。ひなちゃん、ちょっと背比べしようか。」
雛「あたしもう行かないと。」
男「まあ、いいや、また今度な。バイバイ。」
…………
雛「ふんっ。なによっ。」
…………
男「なんだよ。年上だと聞いても、可愛いことに変わりないし。また声かけよっと。」
…………
雛「はあ…怖かったあ…カラダが大きい小学生も警戒しなくちゃ。」
0454名無しさん@ピンキー2021/05/10(月) 01:07:10.10ID:1zKFaDeI
雛「萌ちゃん聞いて。男子小学生に告られちゃた。」
萌「ウッソ〜、やばくない?」
雛「もちろんソッコー断ったわよ。」
萌「雛ちゃんが子供だと思ったのね。」
雛「あたしより背が高くて少し怖かったわ。」
剛「おー姉ちゃん、なんだって?」
雛「こらぁ!ノックしてよっ!」
剛「開いてたし。で?」
雛「で、って、何がよぉ〜?」
剛「そのガキの身長は?」
萌「うんうん、どのくらい?」
雛「あたしより20センチも大きいの。」
剛「ってことは…157?」
萌「普通の女子サイズね。」
剛「小学生じゃデカいほうかな。」
萌「何か…された?」
雛「無理やり連れて行かれそうになった。」
剛「よく逃げられたな。」
雛「力で敵わないと思って必死よ。」
萌「なんで狙われたのかしら。」
雛「あたしが可愛いからって言ってた。」
剛「確かに可愛いよ、姉ちゃん。自分より大きい男に気をつけな。」
萌「雛ちゃんより小さい男って、ほぼ子供だけど。」
0455暇つぶし2021/05/10(月) 01:21:50.03ID:1zKFaDeI
陸「先輩、なんか面白いことないっすか?」
剛「じゃあ、遊んじゃう?」
陸「ゲームっすか?」
剛「ゲームというより、オモチャだな。」
陸「オモチャ?何ですか?」
剛「リアルセクシーガール。」
陸「リアル?セクシー?ガール?…💡💡あ!」
剛「ちっちゃい女は好きか?」
陸「大好物でえす。」
剛「今、居るかな?」
陸「あ、2人とも部屋にいるみたいです。」
剛「今、居間にいます。なあんてな。」
陸「居るのは部屋です。あの子たちの。」
剛「わかってるよ。たまにはダジャレもいいじゃんか。」
0456名無しさん@ピンキー2021/05/10(月) 01:42:55.58ID:1zKFaDeI
剛「姉ちゃん、萌ちゃん、居る?」
雛「はーいっ!居るわよー!」
萌「あら、陸くんも帰ってたの。」
陸「ういっす。」
雛「剛と陸くん、大きいのが2人も揃って、なあに?なんか用?」
剛「ヒマなんだよね。俺たち。」
雛「あっ、そう。」
萌「あたしもヒマしてたのぉ〜。」
雛「こらっ、萌ちゃん、剛がヒマなんて言った時は、もうホント、ろくなこと考えてないんだから。」
剛「さすが姉ちゃん。俺の心がミエミエなんだな。」
陸「先輩がココにオモチャがあるって言って。」
萌「あらあ〜、オモチャって、あたしたちのコトかしらねえ〜。」
剛「お、勘が鋭いね。さすが萌ちゃん。」
雛「剛ったら、あたしたちをオモチャにするなんてヒドくない?」
剛「女の子たちは、四の五の言わずに、逃げろ。しばらくして、俺らが捕まえる。」
陸「わかりました。了解。」
萌「え〜、逃げればいいの〜?雛ちゃんも、とりあえず、一階へ行くわよっ!」
雛「変なのぉ〜。家の中で?鬼ごっこみたいな?」
剛「四の五の言わずに遊んじゃうよっ。」
雛「その、四の五の言わずにの使い方ってヘン。」
0457名無しさん@ピンキー2021/05/10(月) 01:48:41.26ID:1zKFaDeI
剛「さあて、ちっちゃい子はドコに隠れたかな?」
陸「俺、どっちでも良いっすか?」
剛「おう。見つけた獲物で。」 
陸「獲物、楽しみっすねえ、いひひひ……」
剛「萌えてくるな。うひひひひ…」
陸「さっきソッコー捕まえられたんですけどね。」
剛「それは、つまんねーよ。一旦は逃げてもらってから、あとから捕獲するのさ。」
0458名無しさん@ピンキー2021/05/10(月) 02:11:54.94ID:1zKFaDeI
萌「きゃっ!陸くん、早〜い!」
陸「捕まえちゃった。」
萌「いやん、陸くん、いきなりエッチ!」
………
雛「あ、萌ちゃん…もう陸くんに捕まったのね。っていうか、狭い部屋で逃げてもムリよ。いずれ捕まる事が確定事項なのよ。自分より遥かに大きい男の人が近づいてくる恐怖なんて、剛には理解出来ないなのよね。」
剛「なあに独り言を言ってるのかな?そこの可愛いチビちゃんよ。」
雛「ひゃっ!きゃあああ〜!」
剛「おーおー、抱っこする度にイチイチきゃあきゃあ言うんだな、姉ちゃんは。」
雛「だって怖いんだもん。しょうがないじゃん!」
剛「ちっちゃいカラダで逃げてもムダだぜ。」
雛「剛が逃げろって言ったくせに。」
剛「そうだっけ?」
雛「こっちはマッチョエロ男の趣味に付き合ってあげてるんだからね。」
剛「高〜い高〜いしてやろっ。」
雛「いやああ〜、天井に当たるぅ〜!」
剛「そっか。じゃ、外で。」
雛「いやっ!外はダメ!恥ずかしい!」
……
萌「ねえ陸くん、手加減して。」
陸「嫌なら逃げてもいいよ。」
萌「いじわる…」
0459名無しさん@ピンキー2021/05/17(月) 00:42:59.27ID:7QZ9HsU4
剛「おい陸、交換しよ。姉ちゃんを受け取れ!」
雛「だめっ!あたしを投げちゃだめっ!」
剛「バカ冗談だよ。陸は萌ちゃんを持ってるし。」
萌「はーいっ、あたしは陸くんに捕まってま〜す!」
雛「ビックリしたあ!」
陸「投げようと思えば投げられますよ。萌ちゃん、めちゃめちゃ軽いんで。」
雛「陸くんもだめっ!か弱い女の子を乱暴に投げたりしたら怒るわよっ!」
剛「姉ちゃんが怒っても怖くないけどね。」
雛「そうかもしれないけど…」
萌「雛ちゃん、しょうがないわよ、それは。」
雛「まあね。」
0460名無しさん@ピンキー2021/05/17(月) 01:11:29.86ID:7QZ9HsU4
雛「あたしをどこに運ぶの?」
剛「リビングのソファ。」
萌「陸くん、あたしは?」
陸「先輩と同じことしようかなって。」
萌「剛くんのマネ?なんか、ソファらしいよ。」
剛「テレビでも観ようかな。」
雛「ねえ、あたし、いつまで剛に抱っこされてるの?」
剛「姉ちゃんは俺の膝の上だ。(ここが最高のポジションなんだな。)」
雛「あ、そうなのね。(んもう、さっそくオッパイを撫でてきたわ。)」
陸「さ、萌ちゃんは俺の膝の上で大人しくしてて。」
萌「きゃっ!陸くんったらっ!エッチね。」
剛「おっ、陸、柔らかい?」
陸「はい。」
雛「あ、いやーんっ…」
剛「姉ちゃん、少しは大きくなったか?」
雛「変わらないわよ。」
陸「俺も確かめよ。」
萌「やだあ。陸くんも立派なエロ男になっちゃって。」
陸「褒められると照れるなあ。」
雛「男って、ばか……。」
萌「ばか……。」
0461名無しさん@ピンキー2021/05/24(月) 00:24:51.70ID:gLKriRi6
萌「ねえ、剛くん。」
剛「あれ?萌ちゃんの声がするけど、どこだ?」
萌「下よっ。下を見て、下、下。」
剛「あっ、いたいた。」
萌「んもっ、しっかり目が合ったわよ、さっき。」
剛「おっ、今日も小さいな。」
萌「それだけ?なんか言葉が足りないわ。」
剛「足りない?あ〜、なるほど。」
萌「なるほど、なに?」
剛「今日も小さくて可愛いよ。これでいいか?」
萌「ちゃんと名前も呼んで。」
剛「萌ちゃん、超絶にチビだな。」
萌「チビっていうの、やだわっ。」
剛「姉ちゃんよりは大きいよな。」
萌「あ、それ大事。あたしより小さい子が近くにいると、ちょっとした優越感。」
剛「そんなもん?」
萌「そうなの。雛ちゃんは怒るけど。」
剛「で?なんか用?」
萌「うん。あたしを高い高いして。ダメ?」
剛「いや、ダメじゃないよ。むしろ大好き。」
萌「うわあああ〜、すご〜い。」
剛「な?高いだろ?」
萌「すごく高いわよ。重くない?簡単なの?」
剛「めっちゃ軽いし、鍛えてるからね。」
萌「もう降ろしていいわよ。」
剛「姉ちゃんは怖がるから面白くて、余計に持ち上げたくなるんだよな。」
萌「あらま。か弱い雛ちゃん、かわいそう。」
剛「そんなことないよ。手加減してるよ。」
萌「剛くん、また大きくなった?」
剛「まあまあだね。」
0462名無しさん@ピンキー2021/05/24(月) 00:39:41.79ID:gLKriRi6
萌「剛くんに高い高いしてもらっちゃった。」
雛「あいつニヤニヤしてたでしょ?」
萌「うん。喜んでたわ。」
雛「好きなの?」
萌「剛くんが?」
雛「高い高いとか。」
萌「あ、そっち。」
雛「持ち上げられたりするの平気なの?」 
萌「ま、逞しい男性は大好きよ。」
雛「めちゃくちゃ大きい年下の男の子でも?」
萌「雛ちゃんはダメなの?」
雛「やっぱり弟は怖いわ。子供扱いされてるもん。」
萌「あたしは好きだけどね。見るのが。」
雛「見るのが?」
萌「体格差ふぇち、みたいな。」
雛「萌ちゃんだって凄い体格差なのよ?」
萌「それも良くない?」
雛「そうなんだ……。」
0463名無しさん@ピンキー2021/05/24(月) 01:01:49.11ID:gLKriRi6
雛「剛に持ち上げてばっかりだから、たまには、あたしが剛を持ち上げてみたいのよ。」
萌「こんな小さい女の子が、あのバカデカい大男を?ムリムリっ。」
雛「剛が赤ちゃんの時には抱いたわよ。そりゃね。でもね、あたしのこと、完全にナメてるから、ビックリさせてやりたいのよ。」
萌「でもさ、雛ちゃんの腕力では不可能でしょ?剛くん、また大きくなってるわよ。」
雛「え、体重?」
萌「詳しい体重は言わなかったけど。」
雛「聞いたの?」
萌「高い高いしてもらったとき。」
雛「もしかして100キロあるかしら。」
萌「かもね。」
雛「あたしの3倍以上も重いのは承知の上で、持ち上げたいなあって。無謀?」
萌「うん、絶対ムリ。」
雛「女の意地でも?」
萌「じゃあさ、こういうのは?」
雛「なに?」
萌「剛くんと普通に向かい合ったら、身長差で、近いでしょ?目の前でしょ?アソコが。」
雛「ひょっとして、男の子の大切な場所?」
萌「あそこをパンチして、剛くんが痛くて怯んだスキに持ち上げちゃうとか。」
雛「仮に悶絶したとしてもね、体重は同じよ。」
萌「……ごめん、冗談。」
0464名無しさん@ピンキー2021/06/01(火) 05:58:12.19ID:WHqcBemG
陸「ただいま〜。」
雛「あ。陸くんかしら?」
陸「あ。雛ちゃん、ただいま。」
雛「おかえりぃ〜。」
陸「あとの二人は?」
雛「まだ帰ってたないわよ。」
陸「そうなんだ。」
雛「うん。」
陸「じゃあ、雛ちゃんと二人っきりなんだ。」
雛「え、、、えへっ、まあ、そうね。」
陸「雛ちゃん、こっち来て。遊ぼうよ。」
雛「う、うん。(やだ、なんか怖いわ。)」
陸「ね、おいで。何もシナイから。」
雛「何もシナイなんてゼッタイ嘘だわ。」
陸「剣道で使う道具は?」
雛「シナイ。」
陸「正解。」
雛「え?なに?じゃあシナイを漢字で書ける?」
陸「えっと…(そんなことより……雛ちゃん、ホント、可愛いよなあ、ちっちゃいなあ。)」
雛「わからないんでしょっ?(そんなに上から見下ろしてこなくてもいいのに。)」
陸「そうだな…漢字か…(雛ちゃん、俺よりずっと年上なのに、超か弱いし、マジ子供に見える身長差、最高じゃんか。しかも超ミニスカート。やばっ、興奮してきたぞ。)」
雛「漢字は?(後ろは壁だし、どうしよ。陸くんから逃げても、すぐ捕まってしまうわ。あたし何されるの?怖い。)」
陸「え?なんだっけ?」
雛「もうっ、いいわ。で……ホントに何もシナイ?」
陸「あ、シナイか。竹に刀だろ?」
雛「あらっ、すごい。知ってるじゃない。さすがね。陸くん、頭いい〜!(これぐらいホメておけば、あたし、襲われないわよね?…え…うそ…)」
陸「今日もセクシーだね、雛ちゃん。ちょっとだけ俺と遊んじゃう?」
雛「あっ、やだあ〜きゃああああ〜!!!!(んもーやっぱりだあ〜)」
0465名無しさん@ピンキー2021/06/01(火) 07:08:51.45ID:WHqcBemG
萌「ただいま〜。」
雛「あ、萌ちゃんが帰ってきた、おかえり〜。」
萌「雛ちゃ〜ん、遅くなっちゃった〜。」
雛「ああたし今ちょっとお迎えはムリだからあ。」
萌「あらま。陸くんも居たの。」
陸「お帰り、萌ちゃん。(おお、もうひとり、チビちゃんが追加されたあ。)」
雛「萌ちゃん、助けて。」
萌「雛ちゃんも楽しそうだから大丈夫よ。ね、陸くん。」
陸「そう、そう。楽しい、楽しい。」
雛「え〜?楽しいとか言っちゃうの?(まあ、でも、確かに、エッチなことされても、痛くは無いし、陸くんはイケメンでカッコいいし、これ楽しいと言えるのかな?…んんん…いや、でも、あたしの小さなカラダを思い通りに遊ばれて、悔しいとも思うし。)」
萌「どうした雛ちゃん、パンツ丸見えよ。」
雛「これは陸くんのせいよね。萌ちゃん、見てわかるわよね?」
萌「ほら、やっぱり楽しそう。えへっ。」
雛「なにが、えへっ、よ。」
陸「よし一旦、雛ちゃん降りて。」
雛「あたしに降りてって言われても、陸くんが降ろしてくれなきゃ。」
萌「それはそうだ。」
陸「雛ちゃんの次は萌ちゃんに推し変だ。」
萌「これ、推しなの?」
雛「え、、、推されてたの?」
陸「萌ちゃん、押し倒すよ〜。」
萌「そっちの、おす、なの〜?」
雛「どうでもいいけど、要するに、小さな小さな萌ちゃんが大男に襲われることが確定しましたっ。ご愁傷様です。」
陸「そうです。俺が大男です。だっふんだ。」
萌「あははは…だっふんだ…あはははは…きゃっ!もうっ!陸くんったら、早っ!」
陸「オッスっ!俺、男だから、オッス!」
雛「それは、オスね。」
萌「おもしろ〜いっ、あははは。」
雛「楽しいのなら世話ないわ。」
0466名無しさん@ピンキー2021/06/01(火) 07:55:03.17ID:WHqcBemG
陸「萌ちゃん、この状態から、俺から逃げられたら100万円あげるよ。」
萌「え?逃げられたら?ひゃくまん?ほんとに?」
雛「萌ちゃん、真に受けないで。高校生が100万円なんて持ってるわけないわよ。」
陸「これ、脱出ゲーム。あ。ちょっと違うか。」
萌「ほしいな。ひゃくまんえん。雛ちゃん…。」
雛「は?まさか……あたしの応援を期待してる?」
陸「え?雛ちゃんも?応援?」
雛「あたし、陸くんからしたら子供かもだけど、頑張るわよ。」
萌「ん、でもね、あ〜ん、あ、あたし、いま、もうすでに、ね、全力で抵抗してるの。」
陸「みたいだね。ま、萌ちゃんの力では、俺なんかビクともしないよ。ほら、か弱い女を大男が上から押さえつけてる状態だからね。」
雛「ほらあ〜、陸くんが遊んでるだけなんだって。」
萌「あたしたち二人がかりでも陸くんに勝てっこないわよね。ああ〜、ひゃくまんえんがあ…。」
雛「陸くんは最初から百万円なんて払う気がないんだから。女の子相手に楽勝だと思ってるだけなの。」
陸「やってみないと分からなくない?」
萌「いや、あたしもうすでに疲れた、限界。見て。あたしと陸くんのカラダの大きさの違い。」
陸「俺、あまり力を入れてないんだよね。」
萌「でしょ?ゼッタイ無理なの。あたしたちと陸くんとは力がケタ違いなの。」
雛「ただ、、、急所攻撃というのがあるのよね。」
陸「あっ!ゴメンなさい!この勝負は撤回します!」
雛「あら?負けを認めるのね?」
陸「負けだと、俺、金を払うことになります?」
雛「もちろんよ。」
陸「いや、じゃ、無かったことにできます?」
萌「とりあえず、あたしから離れる?(陸くんのことは好きだから、離れなくても良いけど。)」
陸「あ、はい、すみませんでしたっ!あ〜、いやあ、まいたなあ、、、先輩、遅いですね。」
雛「剛は、もう帰ってくるわよ。」
萌「でも、陸くんが、あたしたちに対してタメ口じゃない言葉使い、久し振りに聞いたわ。」
雛「そうなのよ。剛には敬語なのにね。」
0467名無しさん@ピンキー2021/06/07(月) 02:31:31.36ID:3SgJk66v
雛「あ、玄関で音が。」
萌「ピンポーンが無いから剛くんでしょ。」
雛「ちょっと行ってくる。」
萌「いや、別に迎えに行かなくても。」
雛「トイレよ。」
萌「なあんだ。まぎらわしいわね。」
………
剛「あ、姉ちゃん、ただいま。」
雛「おかえり。あ、まってまって!」
剛「なにが?」
雛「いま、あたしを持ち上げようとしたから。」
剛「おかえりの抱っこは?」
雛「あたしトイレなの。萌ちゃんが中に居るから、やってあげたら?」
剛「へえ。」
……
剛「萌ちゃん、ただいま。」
萌「おかえり、剛くん。」
剛「陸は?」
萌「部屋で勉強。」
剛「萌ちゃん、ちょっと来て、こっち。」
萌「剛くんが何をしたいか、なんか予想できちゃう。どうぞ、お好きなようにして良いわ。」
剛「姉ちゃんが、コレをやれってさ。」
萌「うわっ、前から持ち上げられたっ。」
剛「姉ちゃんに、おかえりの抱っこ、トイレに逃げられたんで。」
萌「おかえりのキスなら、よく聞くけど。」
剛「俺が姉ちゃんにキスして、どうすんだよ。」
萌「で、普通、おかえりのナントカは、家に居た人がするものじゃないかしら?」
剛「でも、姉ちゃんは俺を抱っこムリだし。キスも姉ちゃんからはムリっしょ。」
萌「あ、そうよ。言い方を変えればいいんだわ。剛くんのほうが、ただいまのキスをすればいいのよ。」
剛「いや、だから、姉ちゃんとキスしても意味ないんで。」
萌「弟だから?」
剛「きょうだいじゃ発展しないだろ?」
萌「あたしなら発展できるわよ?」
剛「おお〜、萌ちゃんを、このままベッドまで運んじゃおうかな〜。」
雛「こら、剛!萌ちゃんをそんな簡単に襲わないの!」
剛「簡単じゃなければいいんだな?難しくすればいいんだな?」
雛「難しくって、どんなふうに?」
剛「たとえば、萌ちゃんには全力で抵抗してもらって、俺は手加減しながら、少しづつ男の腕力を開放していくみたいな。」
萌「あたしの抵抗なんて剛くんにとって難しくないわ。」
雛「そうよ。か弱い萌ちゃん相手に手加減なんて、それは剛次第でしょ。」
剛「わかった。何も難しくない。超カンタンだ。これでいい?」
雛「いいわよ。」
剛「おう。」
雛「いや、なにがいいのよ。よくない、よくない。萌ちゃんが剛に襲われるのはよくない。」
萌「そういえば、陸くんが勉強してるわよ。」
剛「え、マジか。じゃ、ダメじゃん。雛ちゃん、とりあえず、降りて。」
萌「剛くん、このスカートどう思う?可愛い?」
剛「おお、長さがいいな。見えそうで見えない感じがな。」
萌「ああ、ありがとうね〜。」
雛「突然、スカートの話?しかも長さに注目?エロしか考えてないわね、まったく。」
剛「俺も勉強すっかな。」
萌「あら、そう。じゃあ、おやすみ、剛くん。」
剛「あいよっ、おやすみってか。」
雛「普通に言いなさい。おやすみ、剛。」
萌「剛くんに持ち上げられたら余計に感じるわ。」
雛「何を感じるの?」
萌「ま、いろいろとね、うふふ。」
雛「萌ちゃん、何気に嬉しそうなんだけど、さっき、剛が、萌ちゃんを、あたしたちの部屋に運ぶという発想が無かったところは、剛らしかったわ。」
萌「それだと、どうなってた?」 
雛「知らない。」
0468名無しさん@ピンキー2021/06/07(月) 02:42:41.31ID:3SgJk66v
萌「雛ちゃん、さっきね、剛くんったら、あたしの顔見て、雛ちゃんとりあえずおりて、って言ったの。」
雛「混乱しててつい名前を間違えたか、ただの筋肉バカか、どっちかね。」
萌「剛くんが雛ちゃんのことを、雛ちゃんって呼ぶの、珍しくない?」
雛「たまに、雛ちゃんって呼ばれるわ。それか、裏では雛ちゃんと呼んでるとか。」
萌「陸くんが言うには、あたしたちが年上だとしても、すごく小さくて可愛いから、ちゃん付けなんだって。」
雛「それはナットクするわ。」
雛「」
0469名無しさん@ピンキー2021/06/07(月) 03:10:52.60ID:3SgJk66v
雛「剛に突然スカートの話したの、どうして?」
萌「なんとなくよ。剛くんに持ち上げられてたところで、ふいに降ろされてホッとしたのかな?」
雛「確かに見せたかったのかもしれないけど。超可愛いミニ丈だものね。」
萌「剛くんのことで言うと、あたしが雛ちゃんと違うのは、レイプされる可能性があることよね。もちろん、あたしが受け入れてない場合ね。」
雛「姉だからといって弟にレイプされないとも限らないわ。あたしは受け入れないわよ。あんな大男に襲われたら、どうしようもないわよ。」
萌「陸くんも完全に男よ。」
雛「陸くんは、年齢的にまだ早いし。でも、あたし、わかってるの。」
萌「なに?」
雛「剛も陸くんも、あたしたちを本気で襲うつもりは無いのよ。」
萌「信じてるのね。」
雛「信じてなかったら、エロい熊に毎日ビクビクしてなきゃいけないでしょ。」
萌「でも、雛ちゃんは剛くんと体格差が大き過ぎて、怖いのは怖いわよね?」
雛「もちろんよ。身長差とか体格差とかで遊ばれてるのに、そんなの当たり前だわ。萌ちゃんは、まんざらでもない感じなの?」
萌「わかるぅ〜?だって、あの二人、逞しくてカッコイイもん。うふふ…。」
雛「なんで喜ぶの……。」
0470名無しさん@ピンキー2021/06/07(月) 03:38:29.61ID:3SgJk66v
剛「コンコン……ちょっと姉ちゃん。」
雛「え?なあに?どうしたの?」
剛「お二人さん、面白い話、してたね。」
雛「え、、、聞いてたの?」
萌「壁薄いしね。」
剛「いや、ドアの外で盗み聞き。」
雛「で?なに?やだあ、そんな怖い顔で上から見下さないでよ。」
剛「俺のこと、筋肉バカとか言ってたよな。」
雛「あ。」
萌「確かにね。でも悪口じゃないわよ。」
雛「うん、そうなの。剛の筋肉がすごいなあってことを強調しただけなの。褒め言葉よ。知らなかった?」
萌「あれ?剛くん、笑ってない?」
剛「あははは……萌ちゃんは目ざといな。バレたか。うひゃひゃ…。」
雛「んも〜、もっ!…剛ったら……ドッキリみたいなこと……。」
剛「じゃ。ホントに、おやすみ。バイバイ。」
雛「あーん。おやすみぃぃ〜。」
萌「剛くんとの身長差だと剛くんの顔がミズライからね。雛ちゃんが剛くんを見上げた時だけ、怖い顔するんだもん、剛くん。」
雛「剛くん剛くんウルサイわねっ。もっ。初めて剛くんて言っちゃたわよっ。」
萌「怒ってるの?」
雛「ううん。怒ってないわよ。」
萌「ドッキリって言ったって、怖い顔で見下されただけでしたね。」
雛「これで、あたしを怖がらせたつもりなんでしょうね。あ、………まって………ああ、良かった。もう外には剛、いないわ。」
萌「ビクビクしてんじゃん。」
0471ワンピース2021/06/21(月) 00:19:00.66ID:0JMGnKVf
剛「姉ちゃんはワンピース好き?」
雛「うん、好きよ。どうして?」
剛「俺、最近、買ったんだ。」
雛「え???剛が?」
剛「陸に勧められてね。」
雛「え?陸くんの趣味なの?」
剛「面白いらしいよ。」
雛「う〜ん、あれ、面白いというのかしら?」
剛「姉ちゃんは持ってなかったっけ?」
雛「もちろん持ってるわよ。知ってるくせに。」
剛「そうだっけ?」
雛「あたしは短いのが好きなの。」
剛「へえ〜。長いと飽きちゃうんだ。」
雛「飽きるとは違うけど。」雛「」
剛「あれの短いやつ、あるんだね。見せてよ。」
雛「見たいの?」
剛「おう。」
雛「短いのがいいのよね?」
剛「まあ。俺が持ってるのは普通の長さと思うから。」
雛「じゃあ、ちょっと待っててね。」
0472ワンピース2021/06/21(月) 00:30:14.66ID:0JMGnKVf
……リビング……
剛「姉ちゃん、遅いな。ちっちゃいから歩くのに時間がかかるとか。探すのに手間取ってるとか。」
剛「とりあえず、姉ちゃんの部屋にワンピースあったっけな?あ、待てよ。姉ちゃんが持ってるんだったら、俺がわざわざ買う必要なかったんじゃね?まあ、買ったのが全巻じゃなくて良かったよ。」
0473ワンピース2021/06/21(月) 00:41:32.91ID:0JMGnKVf
……雛の部屋……
雛「剛ったら、どうしてワンピースなんて買ったのかしら。あの大きいカラダでまさか女装?あ〜なんか気持ちわるっ。大きいサイズ、よく売ってたわね。」
雛「どれにしよっかな?このさい、思いっきり短いのにしてやるわ。これで悩殺しちゃうわ。」
雛「あと、陸くんのオススメって、どういうことかしら?とにかく、剛は、あたしのミニスカ姿が見たいということなのね。ミニワンピだけどね。」
0474ワンピース2021/06/21(月) 00:51:10.63ID:0JMGnKVf
雛「おまたせっ!」
剛「あれ?」
雛「どう?セクシー?かわいい?」
剛「ちっちゃい。」
雛「ちっちゃくてかわいい?」
剛「そんなことより。」
雛「ん?」
剛「そっちのワンピースか。」
雛「剛のワンピースも見たいな。」
剛「マンガたから。ワンピースというマンガ。」
雛「え?マンガ?…あのワンピース?」
剛「そ。一瞬、姉ちゃんに借りれば、買わなくて済んだかもと思ったけど、勘違いだった。」
雛「あらま。洋服のワンピースかと思ったの。あたしが悪いの?」
剛「オカシイとは俺も思ったけどね。」
雛「じゃあ、陸くんも剛も、女装マニアとは違うということね。」
剛「なんだと?」
0475ワンピース2021/06/21(月) 01:12:35.38ID:0JMGnKVf
雛「怒ってるの?こんなに超短めのワンピース、着てきたから許して。ね?ね?」
剛「許す代わりに、ちょっと俺と遊ぼうよ。マジで可愛いぞ。こんなに小さいカラダでパンツ見えそうなミニで誘惑してくると、こりゃー襲うしかねえな。オラオラオラオラ…」
雛「きゃああ、いやーん。きゃっ!あーん、カンタンに捕まっちゃたわっ。」
剛「下は黒で…それからっと…上は、おっ!ピンクじゃん!」
雛「そんな直に触られたら、くすぐったい。」
剛「揉んでもいい?」
雛「か弱い女の力で、ダメって言っても防げないわ。」
剛「姉ちゃん、身長は何センチになった?」
雛「あらためて聞かないで。」
剛「137センチ?」
雛「そうよ。もう伸びないわ。」
剛「姉ちゃんが俺より60センチも小さいなんてよ、奇跡だよな。もうこんなに小さいと、マジ可愛くてたまんないぜ。コノヤロー!」
雛「きゃあああああ…!!!」
0476暇つぶし2021/06/27(日) 23:40:45.82ID:QzAVx4aE
剛「男2人でソファに座って俺らヒマだな。」
陸「そうっすね。何します?」
剛「なんか面白いことないかなあ。」
陸「あの子たちは?」
剛「オトナの女を、あの子、呼ばわり。さすが。」
陸「さすがって、とんでもないです。」
剛「ま、見た目が子供だもんな。」
陸「あの子たち居ますよね?手が寂しいっす。」
剛「俺も。今日もまた、やっちゃう?」
陸「はい。遊んじゃう。」
剛「やっちゃう、は表現がヤバいか。ははは…。」
陸「遊んでるだけなんで。」
剛「さあ、どうやって捕まえようか?」
陸「部屋に行きます?ここで待ちます?」
剛「ここで座って待ってようか。」
陸「そうですね。」
剛「こういうの、何て言うか知ってるか?」
陸「いや、……わかんないっす。」
剛「大きい弟が小さい姉を捕まえる。チビ姉ちゃんホイホイ。」
陸「わっ、すげっ!でも萌ちゃんも居ますよ。」
剛「じゃあ、チビ女ホイホイか。」
陸「そんな言葉あるんすか?」
剛「ない。俺が今、考えた。」
陸「なら、もっと可愛いネーミングにしません?」
剛「なにかアイデアあるんか?」
陸「小柄女ちゃんホイホイ。」
剛「たいして変わんねえ。」
0477暇つぶし2021/06/27(日) 23:51:28.69ID:QzAVx4aE
萌「男の子たちは下に居るの?」
雛「二階に居ないなら、そうじゃない?」
萌「何してるのかしら。」
雛「どうせエッチなこと考えてると思うわ。」
萌「そうなのかな?」
雛「あたしたちが可愛くて魅力的だから。」
萌「その上、こんなに、ちっちゃい。」
雛「こらこら、萌ちゃんに頭ポンポンされるとは思わなかったわ。」
萌「あたしより小さい子、雛ちゃんくらいだし。」
雛「この家ではね。」
萌「それにしても、ヒマだわ。」
雛「珍しく、あたしも。」
萌「とりあえず、下へ降りてみる?」
雛「オッケー。」
0478暇つぶし2021/06/28(月) 00:27:02.57ID:KtWLWLd5
剛「お?姉ちゃんたちの声がするぞ。」
陸「階段まで迎えに行くというのは?」
剛「おう。そうしよう。お前が先に行って、先に降りてきた女をお前が担当な。」
陸「はい。あ、先輩、俺が萌ちゃんです。」
………
萌「あら、陸くん。」
陸「えへへ……。萌ちゃん。」
萌「目線の高さが同じくらいね。うふふふ…。」
陸「俺は2段下にいるけどね。」
萌「陸くんが大きすぎるからだわ。」
雛「ねえ、何を嬉しそうに会話してるの?」
萌「あはっ、陸くん、二階に上がるの?」
陸「いや、萌ちゃん、もう1段降りて。」
萌「うん。あ。あれ。きゃっ。」
陸「オラオラ、大人しくしてな。」
萌「んもう、急に狼になっちゃって。」
………
雛「あらま、萌ちゃんが…。ということは、あたし、剛に………。」
剛「さすが姉ちゃん、勘が鋭いねえ。ほら、俺の胸に飛び込め。」
雛「飛び込むったって、こんなの怖いわ。」
剛「俺の厚い胸板を信じろ。」
雛「あたし、怖いから、普通に降りるわ。」
剛「そう言ってる間にソッコー捕まえるぞ。」
雛「やだああ、階段は怖いよお〜。」
剛「怖くねえよ。落としたりしねえから。」
雛「ほんと?」
剛「ほら、もうソファだ。」
雛「今回は、どうして抱っこしたの?」
剛「暇つぶし。」
雛「へえ。さっき、あたしたちも、ヒマよねえって言ってたの。」
萌「奇遇ね。」
陸「さてと、先輩、どうするんでしたっけ?」
萌「なあに?陸くん、あたしを捕まえて何をするつもりなの?」
雛「剛?また、エッチなことするんでしょ?」
陸「それは……。」
雛「それは?」
剛「これから、、、脱出ゲーム!!!」
雛「は?」
萌「???だっしゅつ……???」
陸「だっしゅつげーむ??なにそれ?聞いてない………。聞いてないっす、先輩!」
0479脱出ゲーム2021/06/28(月) 01:25:21.91ID:KtWLWLd5
雛「剛、何なの?脱出ゲームって?」
剛「カンタンなことさ。脱出できたら成功だよ。」
雛「脱出って、誰が?」
剛「姉ちゃんが。」
雛「どこから脱出するの?」
剛「俺の腕の中から。あ、もちろん、萌ちゃんは陸から。」
萌「それで、脱出ゲームね。」
陸「ホイホイじゃなくて?」
雛「ホイホイ?」
萌「ゴキブリホイホイの、ホイホイ?」
剛「いや、ホイホイは聞かなかったことに。」
雛「聞いちゃたんだけど?」
萌「あたしもハッキリ聞いたわ。」
陸「すいません。なんか間違えました。」
雛「なあに?気になるわ〜。」
剛「とりあえず、女子が男子から脱出できたら………百万円、あげます!」
萌「百万円?」
陸「これも聞いてないっす。先輩…。」
雛「持ってないくせに。どこにあるの、そんなお金、あるなら見せてほしいわ。」
萌「あたし、ほしい。百万円。」
剛「あげるよ。脱出できたらね。」
陸「あ〜、なるほどね。わかりました。先輩の考えてること。」
萌「あたしも、わかったわ。これ、ムリじゃん。」
雛「萌ちゃん、そうなのよ。体格とか腕力とか考えたら、絶対に無理なのよ。」
陸「やってみないとわかんないだろ?いひっ…ウッヒッヒ……うひゃひゃ……。」
雛「も〜っ、笑ってるじゃん。か弱い女の子だと思って、よくそんなヒドいこと思いつくわね。」
剛「俺の太い腕で姉ちゃんを完全に包み込んじゃってるからね。確かにヒドいかもな。えへへへ…。」
萌「これ、どっちかって言うと、脱出ゲームというよりも、エッチゲームかもよ、雛ちゃん。」
雛「あ〜やだ、もうすでに、あたしのオッパイが剛の大きい手に捕まってるわ。」
陸「じゃあ、俺も。」
萌「きゃっ。ホントに脱出したくなったわ。」
剛「これ、おチビちゃんたち、永久に脱出ゲーム成功しないな。」
雛「この筋肉バカ、まだそんなこと、言ってる。ただ、あたしのカラダを触りたいだけでしょ。」
剛「姉ちゃん、、、、図星た。」
雛「図星って言葉、よく知ってるわね。」
剛「なめんなよ、こら。」
雛「きゃああああ……。」
陸「ズボシってなに?星の種類?」
萌「陸くん、そんなことも知らないの?」
陸「なめんなよ、こら。」
萌「いやああああっ!!やだあああ!」
雛「萌ちゃん、大丈夫?」
陸「先輩、ちょっと、やりすぎっすかね?」
剛「いいんじゃねえの。」
雛「剛、もう少し力を緩めて。痛い。」
剛「お、まだ居たい?ずっと居ていいぞ。」
雛「その居たいじゃなくて、剛の力が強すぎて痛いの。わざとでしょ?」
陸「萌ちゃん、居たい?」
萌「少しだけ、痛い。」
雛「あっちも……。」
0480写真2021/07/05(月) 02:21:45.10ID:FgCLSjCn
剛「姉ちゃん、昔の写真を見つけたんだ。」
雛「え?何?それ?」
剛「そ。見たい?」
雛「うん。見せて。」
剛「どうしよっかな?」
雛「なんなのよ。見せてよ。」
剛「この写真は、ちょっとマズいかな。」
雛「マズいって何よ?」
剛「姉ちゃん、これ取ってみなよ。」
雛「も〜、やだわ。またイジワルするのね。」
剛「ほらほら、ジャンプすれば取れるかもな。」
雛「(ピョンピョン)う〜んしょっ、あーん。」
剛「ちっちゃい子のジャンプ、可愛いな。」
雛「剛、背伸びしてないわよね?」
剛「してねえよ。俺は普通に立ってるだけさ。」
雛「取れそうなのにぃ〜。はぁはぁはぁ。」
剛「ジャンプ力が60センチあれば届くよ。」
雛「そっかあ。理論上は身長差が60センチあるから、あたしが60センチ飛べば……って、そんなに飛べるわけないじゃない。」
剛「俺は飛べるぞ。垂直跳び。」
雛「あたしは女の子。無理だわ。」
剛「諦めたか?」
雛「ううん。頑張るわ。怪しいもの。その写真。いったい何が写ってるのかしら?」
剛「ちょっとだけ、低めにしてやるよ。ほら、これでどうかな?さあ、姉ちゃん、飛んでみようか。」
雛「あ、いけるかも。そ〜れっ、ぴょ〜んとっ。」
剛「うっひっひ。」
雛「剛、ずる〜いっ。飛んだ瞬間に写真が逃げてくんだもんっ。わざと届かないようにコントロールしてるわね。」
剛「そうかな。気のせいじゃね?」
雛「その何か知らないけど、トコトン怪しい写真がメッチャ気になるから、絶対に取ってやるわ。」
剛「そうなんだよな。こんな写真が出てくるとはな。俺は初めて見たよ。」
雛「あ〜、ますます見たくなったわ。」
剛「何してもいいから、取ってみな。チビ姉ちゃんに出来るかな?」
雛「弟にチビ姉ちゃんなんて言われるの、一番ムカつく〜〜!いいかげん、ナメるんじゃないわよっ!」
剛「お。怒ってるな。」
雛「昔は小さかったのに、あっと言う間に身長が抜かされて、こんなにメチャクチャ大きくなっちゃって。力も全然違うから、子供扱いされちゃうし。」
剛「おお。確かに。」
雛「でも、大きい手とか、広い背中とか、逞しい筋肉とかは、あたしは好きだし、抱っこされたら、怖いけど安心するし……。」
剛「……姉ちゃん、大丈夫か?」
雛「あら?あたし、しゃべり過ぎ?」
0481写真2021/07/05(月) 02:49:10.33ID:FgCLSjCn
剛「姉ちゃんは、デカい俺が好きなんだな。」
雛「え、、、、好きと、、言うか、もちろん、弟だから大切だし、頼もしくて守ってくれて好きよ。あ〜いやーん、はずかしいわっ。最近の言葉で言うと、ハズいわっ。」
剛「なぜ、最近の言葉で言い直した?」
萌「あの〜、姉弟で愛の告白中に失礼しまっすっと!あっ!何これ?写真?あはっ!」
剛「あ!やべっ!萌ちゃんに強奪された!」
雛「萌ちゃん、その写真!」
剛「くそっ!陸が萌ちゃんを抱っこしてたのかあ〜。油断したあ〜。」
陸「萌ちゃん、俺にも見せてよ。」
萌「はいはい。ね?若いよね。」
陸「へえーなるほど〜。」
剛「ま、見られちゃあ、しょうがねえな。」
雛「どんな写真なのぉ〜?見てないの、あたしだけじゃん。ねえ、ねえ、萌ちゃん、二人でイチャイチャしてないで、あたしにも写真!」
萌「まあねえ、こういう時期もあったというわけよねえ。当たり前だけど。」
雛「???」
陸「雛ちゃんよりも先輩がアレですもんね。でもって、レアですよね、今となっては。」
雛「アレ?レア?」
陸「おう。俺も昔は姉ちゃんよりも小さかったわけよ。」
雛「!!!💡💡💡」
剛「姉ちゃん、写真、見る?」
萌「はい、雛ちゃん。」
雛「あ〜、、、でしょうね。どんな写真か、見る前に想像できたわ。あたしが7歳くらいかしら。二人とも可愛い…。」
剛「ちょっと、姉ちゃん以外に見られると、俺はハズいぜ。」
雛「写真を持ってきたのは誰かしら?」
0482写真2021/07/05(月) 03:30:33.90ID:FgCLSjCn
剛「姉ちゃん、さっきの写真だけど、姉ちゃんは自分が7歳って言ったけど、どう見ても俺が5歳くらいだよ。」
雛「あ。確かに。ゴメン、間違えたわ。あたしは、ということは、9歳か10歳くらいかしら。」
剛「そんなに身長が変わらない感じだったね。」
雛「それでも、あのころは、あたしが勝ってるわ。最低でも5センチくらいは勝ってるわ。」
剛「そのあと、わりと早めに俺が姉ちゃんを大逆転しちゃうけどね。」
雛「普通、姉は弟に逆転されちゃうの。女の子である姉は、男の子である弟には腕力で勝てなくなるの。そんなこと、わかってるんだけど。クスン……(泣)」
剛「俺たちは、差が激しすぎた。やっほーい、」
雛「嬉しそうね。(泣)」
剛「泣くな。可愛いすぎだぞ、コノヤロー。。抱っこしてやる。」
雛「きゃっ!!」
0483写真22021/07/12(月) 00:19:43.00ID:1Jxojudl
……剛&陸……
陸「俺、雛ちゃん萌ちゃんと一緒に写真を撮りたいんだよね。」
剛「いいじゃん。協力するぞ。」
陸「右手に雛ちゃん、左手に萌ちゃん。」
剛「もう決めてんだ。いいねえ。」
陸「俺のスマホで。意外に入ってないから。」
剛「両手に花か。いや、両手にチビッコか。」
陸「両手にチビ女ちゃん。」
剛「想像するに、凄い体格差に興奮しそうだぜ。もちろん、陸は、細い肩をガッチリ抱くんだろ?」
陸「当たり前です。」
剛「まるで、お前が父親で、姉ちゃんたちが陸の娘みたいに見えたりしてな。」
陸「そうかもです。それで、撮るの、先輩に頼んでいいっすか?」
剛「今から?」
陸「はい。」
剛「許可とってんの?」
陸「いや。とくに。でも大丈夫だと思いますよ。」
剛「まあ、姉ちゃんたち、イヤとは言わないだろ。」
陸「先輩も撮りません?俺が撮る役をします。」
剛「じゃあ、俺ら、上半身ハダカで行く?せっかくなら、筋肉を見せつけて。」
陸「マジっすか。体格差ふぇち。やっほ〜い!」
剛「姉ちゃんたちも最低でもミニスカ。できれば、水着が良いな。小さなカラダを眺めてえな。」
陸「露出は多めが良いですよね。」
剛「なんなら、無理やり脱がすとか。」
陸「雛ちゃんたちを泣かせたくないです。可愛い笑顔でいて欲しいから。一応、写真だから。力ずくは、やめましょうよ。」
剛「そうだな。」
0484写真22021/07/12(月) 00:32:47.48ID:1Jxojudl
……雛&萌……
萌「どう?似合う?。」
雛「うん、とっても似合うわ。可愛い〜。」
萌「ありがとう。雛ちゃんも可愛いわよ。」
雛「でしょ?これはホントに買って良かったわ。この夏に着るチャンス無くても良いの。今、着ちゃったから。エヘヘ…。」
萌「見せに行く?」
雛「え?」
萌「ファションショーじゃないけど、せっかく着たし。」
雛「この1着だけなら良いわ。」
萌「はい、決まりね。」
雛「誰に見せに行くの?」
萌「決まってるじゃん。聞かないから、わかってると思った。」
雛「だよね。さあ、行きましょ。剛の部屋。」
萌「剛くん、陸くん、褒めてくれるかなあ。」
雛「さあね。」
0485写真22021/07/12(月) 00:56:06.28ID:1Jxojudl
……雛の部屋の前……
剛「姉ちゃん居る?」
雛「あっ、ビックリした。剛なの?うん。居るわよ。今から出るとこ。」
剛「あ、今は出るな!2分後にリビングに来て。」
雛「え?2分後?わかったわ。萌ちゃんも?」
剛「あ、萌ちゃんも居るんだ。じゃ、一緒に。」
雛「わかってわ。」
萌「何かしら?ちょうど良かったわね。見てもらえそうね。陸くんは?」
雛「わかんない。」
……2分後……
雛「陸くんの声が下から聞こえるわ。」
萌「そうね。行きましょ。あたしたちの格好を見たら、男の子たち、ビックリするんじゃない?」
雛「ヤバいわ。興奮させちゃうかも。」
萌「さ、行くわよ。」
……リビング……
剛「呼んだぞ。来るぞ。」
陸「筋肉隆々の大男が2人居ると、女の子たちも興奮するのかなあ。」
剛「お、降りて来るぞ。」
陸「マッチョポーズ、とります?」
剛「じゃ、俺も。」
0486写真22021/07/12(月) 01:21:38.80ID:1Jxojudl
……リビング……
雛「え?え?え?やだ〜!ビックリしたあ〜!2人とも上半身ハダカで何なのよぉ〜?」
萌「うわっ、スゴイ…凄い筋肉……。」
剛「お?!!うひょっ!サイコーだっ!ナイスだ、姉ちゃん!萌ちゃんも!」
陸「うわっ!やっべえー!かわいい〜!セクシー!」
萌「あああ、ビックリしたわあ!」
剛「こっちこそビックリだよ。なんで水着?」
陸「まあ、まあ、ふたりとも、俺の近くに、おいでよ。」
雛「(筋肉隆々の大きな身体……近づいたら目の前に厚い胸板……何をされるの?怖いわ…)」
萌「あたしと萌ちゃんのビキニ、どうかしら?似合ってる?可愛い?」
雛「!!!(そうだわ。あたし、ビキニを見せに来たんだったわ)」
剛「おお、可愛い水着、カンペキだね。」
陸「萌ちゃん、サイコーだよ。」
萌「やっぱり?ありがとうね。」
雛「あたしは?」
陸「もちろん、雛ちゃん、可愛いよ。」
雛「剛は?」
剛「おう!」
雛「おうって、何よ。ところで、あなたたち、なんで上半身ハダカなの?」
陸「そうだ、ビキニに興奮してて、忘れてた。」
0487写真22021/07/12(月) 01:53:57.36ID:1Jxojudl
陸「実は、雛ちゃんと萌ちゃんと俺で3人で写真を撮りたいと思ってね。」
雛「え?写真?いいわよ。」
萌「もちろん、あたしもオッケー。」
剛「俺が陸のスマホで撮るから、さ、並んで。」
陸「俺が真ん中。雛ちゃんが俺の右ね。」
雛「は〜い。」
萌「あたしは、こっちね。」
剛「おおお〜、まるで、父親と娘2人だな。」
雛「体格差が大きいから仕方ないわ。」
萌「陸くん、両手に花だわ。嬉しい?」
陸「おっす。」
剛「テキトに笑っとけ。テキトーに撮るから。」
雛「テキトーなの?」
剛「姉ちゃん、笑えよ。陸の為だからな。」
雛「はいはい。」
剛「今度は陸だけ、床に膝を付けて。」
萌「身長差があり過ぎるから?」
陸「これも、ある意味で興奮するよ。」
雛「陸くんの顔が近い。あたし、まだこれでも陸くんに身長負けてる?」
陸「イヒヒヒ…雛ちゃん……くそ可愛いな。」
萌「陸くん、けっこう強く抱き寄せるのね。」
陸「ふたりとも、華奢な細い肩がサイコー。」
萌「あらま。」
雛「剛、撮った?まだ?終わらないの?」
剛「姉ちゃん、陸も興奮してんだ。もう少しだけ楽しませてあげようぜ。」
萌「剛くんは、いいの?小さな女の子2人とのスリーショットはいかがかしら?」
剛「そうだな。よし、陸、交代だ。陸のスマホで撮っていいからな。」
雛「剛は、なんか、あたしのバストとか触りそうで、イヤらしい雰囲気がプンプンするんだけど。」
陸「あ、だったら、俺も先に、いいっすか?」
雛「きゃああああ!」
萌「あ〜〜ん!」
剛「俺も後で触っちゃうよ。減るもんじゃなし、いいよな。」
雛「エロ筋肉男……サイアク……」
萌「陸くんのおかげで、少しはバストサイズ、アップするかなあ。」
陸「揉んだら大きくなるの?」
剛「俺の方が遥かにオッパイあるけどね。」
雛「あたしたち女子がバストサイズでも完全に負けてるわ…………でもさ、男の子のは筋肉じゃん。」
萌「雛ちゃん、それ、当たり前なの。」
雛「そっか。」
0488コスプレ2021/07/19(月) 01:10:44.16ID:JEDWk0Mc
剛「俺は、どっちかって言うと、女の子は水着よりもミニスカが好きだな。」
陸「俺も。」
雛「ふーん。」
萌「知ってる。」
剛「それも超短いのが良いよな。」
陸「そうっすね。」
雛「ふーん。」
萌「やっぱりね。」
剛「それでスカートめくったりして。」
陸「つまり、スカートめくりっすね。」
雛「ふーん。子供か。」
陸「俺たぶん、学校で、やってないな。」
萌「パンチラ対策で見せパンは必須なの。」
剛「姉ちゃん、穿いてこいよ。」
雛「命令?」
陸「依頼かな。」
萌「超ミニなら沢山あるわよ。」
剛「ヒラヒラしたやつとか。」
萌「ヒラミニね。」
雛「剛の目的は決まってるわ。」
陸「俺の目的も同じく。」
雛「だから、やだ。」
剛「姉ちゃんの美脚が見たいんだ。」
萌「それなら水着でも。」
剛「違うんだな、これが。絶対領域とかね。」
陸「わかります。」
雛「ふーん。わからないわ。」
萌「美脚なら、いつでも見せてあげるわ。」
剛「お願いするよ。俺たちも見せるから。」
雛「今はいてるミニはだめなの?」
剛「もっと際どいやつ。」
雛「まあ剛、いつものようにエロいわね。」
萌「あたしたちがエロいとも言えるけどね。」
0489主要登場人物 新設定2021/07/27(火) 11:35:19.18ID:0k/2Yduu
【名前・年齢】
小柄な姉 雛(ひな) 24歳 女
大柄な弟 剛(つよし)18歳 男
雛の親友 萌(もえ) 24歳 女
剛の後輩 陸(りく) 15歳 男

【名前・身長・体重】 
剛 202センチ 117キロ
陸 193センチ 100キロ
萌 143センチ  35キロ
雛 137センチ  32キロ

【名前・握力・胸囲(スリーサイズ)】
剛 左右60キロ 120センチ
陸 左右50キロ 105センチ
萌 左右18キロ B77−W55−H79
雛 左右15キロ B75−W53−H77
0490雛&剛2021/07/27(火) 12:22:09.30ID:0k/2Yduu
剛「姉ちゃん。」
雛「うわっ!ビックリしたあ!いきなり後ろに居ないでよっ!」
剛「そんなに驚くなよ。」
雛「きゃあああああ!」
剛「抱っこくらいさせろ。」
雛「いきなり持ち上げられたら怖いわ。」
剛「ソファーにでも座ろうか。」
雛「また捕まっちゃった……」
剛「姉ちゃん、喜べ。俺、また少しデカくなったんだよ。」
雛「また?ホントに?」
剛「嬉しいだろ?」
雛「まさか。嬉しくなんかないわよ。」
剛「サイズ、知りたい?」
雛「知りたくないわ。だって、剛との体格差が大きくなったとか、姉として屈辱でしかないわ。」
剛「そっか、そっか。泣くなよ。」
雛「泣いてなんかないわ。どうせ、あたしを後ろから抱きしめてるから、あたしの顔が見えないでしょ?」
剛「見ようと思えば簡単だけどね。」
雛「あたしなんて、剛にしてみたら、超か弱い女の子なのね。腕力で何でも出来ちゃうのよね。」
剛「たとえば、こういう事もね。」
雛「きゃっ!いやああああ!」
剛「イーヒッヒッヒ…」
雛「やだあもぉー!あたし、剛のオモチャじゃないのにぃ…」
剛「泣いてる?」
雛「だからあ、泣いてないってば。」
剛「なんか俺、罪悪感あるなあ。」
雛「だったら、こんなセクハラなんか、しなければいいわ。」
剛「姉ちゃん、オッパイ大きくなった?」
雛「え?」
剛「じゃあ、確かめよう。」
雛「きゃああああ、エッチ!!!」
剛「柔らかい感触、ありがとうな、姉ちゃん。」
雛「どうしようもなくエロいわね!」
剛「エロいのは姉ちゃんも同じさ。いつも短いスカートで誘惑してくるくせに。」 
雛「ミニスカは可愛いファションだから好きで穿いてるの。」
剛「知ってる。」
雛「ところで、剛、太った?それで体重が増えたんでしょ?」
剛「太ったって言うな。筋肉が増えただけだ。」
雛「きゃああああ!」
剛「俺を怒らせると触り放題するよ。」
雛「いやーん…触り放題なんて今に始まった事じゃないじゃない……」
0491雛&萌2021/08/06(金) 02:37:24.18ID:O3+gV4aH
雛「萌ちゃんと二人っきりってホッとするわ。目線が近いし。」
萌「嬉しい。あたしも自分より小さい子と一緒なら安心するわ。」
雛「せめて、同じくらい小さい子、と言ってくれない?」
萌「はいはい。あたしたち、身長5センチしか違わないものね。男の子たちとの差と比べたら、女同士ほぼ同じかな。」 
雛「そうよ。で、ね、身長といえば……。」
萌「弟さん?」
雛「あら、わかる?」
萌「大きくなったとか?」
雛「あたしに自慢してきたの。」
萌「剛くん、何センチ?」
雛「聞いてないわ。」
萌「聞いてないの?言わなかったの?」
雛「うん。たしか。具体的な数字は。」
萌「見上げた感じだと、どのくらい?」
雛「知らないわよ。」
萌「大台かもよ。」 
雛「ひえ〜、おおだい……」
萌「お姉ちゃんは140センチのオオダイが夢なのにね。弟さんは…にめーと……」
雛「いやだあ。言わないでぇ〜。」
萌「弟さんは、にひゃくせ……」
雛「だめっ!言い方を変えてもイヤっ!」
萌「あーん、雛ちゃんっ!かっわいいっ!ぎゅっ。」
雛「萌ちゃん……。好き。」
萌「あたしも。親友としてだよ。」
雛「もちろんよ。」
0492剛&陸2021/08/06(金) 03:00:32.69ID:O3+gV4aH
陸「俺、身長体重、アップしたみたいです。」
剛「へえ〜、そうなんだ。俺も少しだけ。」
陸「先輩もですか?」
剛「俺たち、あのチビたちとヤバい身長差になったな。」
陸「マジでヤバいっす。雛ちゃんとは56センチ差っす。」
剛「俺は、……計算が…めんどくさい。」
陸「確かに、めんどくさいっすね。ただ、俺たち、あの女の子たちの身長が変わってない前提で話してますけど。」
剛「まあ、姉ちゃんたち、年齢的にもうアレだろ?伸びねえだろ。」
陸「ああ、なるほど。」
剛「もう小さいままで居てくれと。このさい、思いっきり可愛いチビちゃんとして楽しませてほしいよな。そうだろ?」
陸「140センチは許してあげるとか?」
剛「130センチ台というのが、なんとも可愛くてたまんないよな。」
陸「うわっ、また我慢できねえっす。もう遊びたいっす。ちっちゃい子と。」
剛「陸は良いよなあ。あのチビ二人とも他人だもんなあ。少なくとも恋人にできるもんな。俺の場合、片方が身内だからな。」
陸「姉弟でイチャイチャしても良くないっすか?」
剛「もちろんイチャイチャするに決まってるだろ。あんな小さくて可愛い姉ちゃん、ほっとけねえよ。」
0493雛&萌2021/08/06(金) 03:09:56.98ID:O3+gV4aH
萌「雛ちゃんに言わないといけない事があるの。」
雛「え?なに?」
萌「あたし、1センチ伸びたの。」
雛「どこが?」
萌「眉毛。」
雛「そんなわけないでしょ。」 
萌「ゴメンね。」
雛「ううん。謝ることでもないわ。」
萌「雛ちゃんは?」
雛「……察して……。」
萌「弟さんより身長が何センチ低い姉さんなの?」
雛「……察してっ!」
0494剛&陸2021/08/06(金) 03:21:24.02ID:O3+gV4aH
陸「193センチの俺が137センチの年上の女と遊んで大丈夫っすか?」
剛「いまさら聞くな。」
陸「一応、弟さんに許可をとらないと。」
剛「姉ちゃんの許可はとらないんだ。」
陸「あ。そうっすね。」
剛「うそ。俺が許可する。」
陸「ヒドい弟っすね。」
剛「スーパー超か弱い姉ちゃんだから、ものすごく手加減しろよ。萌ちゃんもだけど。」
陸「とっくに実践してます。」
剛「そうだったな。」
0495雛&陸2021/08/09(月) 00:56:30.61ID:2etQazqN
陸「(これ、誰のだろ?女のか?まあいいや。ソファーに置いたままでいいや。取りにくるだろ。)」
雛「(あれえ〜、どこぉ〜?ないないない…)」
陸「なあ、雛ちゃん、ちよこまかちよこまか、何してんの?」
雛「へ?え?え、あ、いや、あの…。」
陸「(うわ〜雛ちゃん、ちっちゃいカラダで動いてるだけで、マジくっそかわえ〜な。)」
雛「あ〜、どこいったのかしら〜…。」
陸「何か探してるの?」
雛「うん。スマホ。」
陸「ふ〜ん。」
雛「陸くん知らない?知らないわよね。」
陸「まあ。……、💡!(これか…これ、雛ちゃんのか。ただで渡すの、つまんないから、ちょっと遊ぼうかな。えっへへへ…)」
雛「あ、思い出したわ。さっき、あたし、ソファーに座ってたのよね。それで……。」
陸「雛ちゃん、これ届く?」
雛「あっ💡!!!それ!あたしの!」
陸「雛ちゃん、これ取れるかな?」
雛「んも〜、またイジワルするんだから。」
陸「ジャンプすれば届くんじゃね?」
雛「仕方ないわね。わかったわ。」
陸「ほれほれ〜。がんばって雛ちゃん。」 
雛「(ぴょんぴょん…)やだあ〜、あたしが跳んた瞬間に手を上に挙げないでよぉ〜。」
陸「おお〜っ、スカートがヒラヒラ、セクシー雛ちゃん!見えちゃうよ。」
雛「いやーんエッチ!パンツが見たいだけなのぉ〜?」
陸「パンツ見るためなら、簡単に見られるよ。ほれっ!白だ。」
雛「きゃっ!やだ、スカートめくるなんて……って言いながら、スキありっ!」
陸「うわ、やべっ!スカートめくるのに、しゃがんじゃったよ。やられた、取られた!」
雛「やったー!スマホゲットー!あたしの勝ちだわ。今回は、陸くんのミスよ。」
陸「ま、いいや。俺も白パンツゲットだし。」
0496剛&萌2021/08/09(月) 01:20:28.16ID:2etQazqN
萌「あ、剛くん良いところに来たわ。」
剛「ん?なんだ?」
萌「剛くん、背が高いから見えるわよね?あそこ。」
剛「あそこ?あそこ?おお、あそこ?」
萌「まさか…卑猥なこと考えてない?そっちのアソコは身長関係ないわよ。違うの。冷蔵庫の上よ。」
剛「ああ、冷蔵庫な。で?」
萌「汚れてないかなあ〜って。」
剛「バッチリ。」
萌「わかんないわ。どっちのバッチリ?」
剛「バッチリ汚い。」
萌「お願いしていい?」
剛「そういうことか。」
萌「はい、これ……って、きゃっ!」
剛「萌ちゃん、相変わらず軽いな。」
萌「あたしを持ち上げるんじゃなくて、ちゃんと雑巾を渡そうとしたのに……とりあえず持ち上げたいのね……。」
剛「終わったら言って。」
萌「重くない?」
剛「体重は何キロ?」 
萌「今、35キロ。」
剛「たったの35キロだろ。楽勝だよ。」
萌「剛くんは?」
剛「萌ちゃんの3倍以上あるよ。」
萌「なんとまあ逞しいこと。もう終わったわ。」
剛「じゃあ、このまま、ベッドまで運ぶから、楽しいことしようぜ。」
萌「あーん、あたし、年下の男の子にテゴメにされちゃう〜?」
剛「テゴメって?」
萌「あたしをソッコー降ろしなさい!」
0497剛&雛2021/08/17(火) 10:59:19.93ID:xmV/UR52
雛「ねえ来て。月が見えるわ。」
剛「ん?俺も見てやろうかね。」
雛「ほら。ね?」
剛「俺、屈まないと無理だ。ほう。ホントだ。」
雛「窓ガラスって鏡になるのね。あたしって可愛いなあ。」
剛「自分で言うか。(ちっちゃくて可愛いに決まってるだろ。)」
雛「あたし、こんなに小さかったのね。剛の胸板にも届いてないわ。肩幅も全然違う。」
剛「姉ちゃんが小さ過ぎるだけだ。」
雛「やーん。頭ナデナデ……。」
剛「姉ちゃんの肩、ホントに華奢だな。」
雛「きゃっ!もっと優しく掴んで。」
剛「わりぃわりぃ。」
雛「あたしと月、どっちがキレイ?」
剛「月。」
雛「やだ、ヒドイ。」
剛「姉ちゃん、後ろ向いて。壁ドンしてやる。」
雛「してやるって、エラソーに。もう。」
剛「姉ちゃんが低過ぎてキスできねえや。」
雛「キスなんかしなくていいわ。」
剛「俺を見上げて。」
雛「え、…、……、」
剛「いっひっひ。(まじ、くっそかわええ。)」
雛「何かするつもり?首が疲れちゃう。」
剛「俺みたいなデカい弟にに壁ドンされたら、ちっちゃい姉ちゃんは絶対に逃げられねえよな。」
雛「そんなこと想像してニヤけてたの?小さな女の子に何を考えてるの?」
剛「圧倒的優越感と征服感かな。」
雛「はっきり言うのね。清々しいわ。」
剛「姉ちゃんもセイフクカンあるよ。」 
雛「なんで?」
剛「カラダが小さいから余裕で似合うだろ。」
雛「あ。そっちの制服感?そんな言葉、初めて聞いたわ。もー、首がもうダメ。あたし、脱出!」
剛「お〜、マジかよ。」
雛「簡単に下からすり抜けられるんだからっ。残念でしたあ〜!」
剛「わかってたんだ?」
雛「身長差があるからよ。あたしの勝ちね。イエ〜イ!やったあ〜。あたしが小さいからって、いつでも簡単に動けなくできると思ったら大間違いよ。」
剛「けっこう言いやがるな。しかし、無邪気に喜ぶ姉ちゃん、マジで可愛いじゃねえかよ。」
雛「ほら、やっぱり可愛いと思ってんじゃん。」
剛「おう。可愛いよ。」
雛「えへっ。…ところで、壁ドンというより、窓ドンだからね。」
剛「へえ。窓ドンって、俺、知らなかった。」
雛「あたしも知らない。ばーかっ!」
剛「なにっ?このやろう!おい、姉ちゃん!」
雛「いやーん、こわあああいっ…来ないでえ。」
剛「うっひっひっひ…おチビちゃんは逃げてもいいよ。捕まえてしまえば、こっちのモノさ。えっへっへっ…」
雛「きゃあああああああ!!!」
剛「姉ちゃんを捕獲するの、やっぱ、簡単だな。」
雛「やだ。手加減して………。」
剛「おお〜、小さいわりに良いカラダしてんだよな。」
雛「バカにして本当に悪かったわ。」
剛「いや、どういたしまして。しかし、解放はしねえよ。」
雛「ええ〜?謝ってもダメなのぉ〜?」
剛「もう少し触らせろや。」
雛「………」
0498雛&陸2021/08/17(火) 12:01:38.44ID:xmV/UR52
陸「あとの2人は?」
雛「二階。」
陸「雛ちゃん、腕相撲しようよ。」
雛「あたし、陸くんに両手でも勝てないわよ。」
陸「俺は指2本でやるから。」
雛「ええ?指が2本だけ?それだったら、あたしの力でも勝てるかしら?」
陸「そうそう、雛ちゃんが勝つかもね。(いや、雛ちゃんの非力さはハンパないから、俺が勝つに決まってるだろ。)」
雛「うん。わかった。あたし、ハンデ付きでもいいから、男の子に勝ちたいの。女の意地だわ。」
陸「雛ちゃんの手、めっちゃ小さいから。」
雛「だからなに?あたしが勝てないとでも言うの?」
陸「これ、腕相撲というよりも、指相撲だね。」
雛「あ、ホントだ。陸くんは指2本しか使わないものね。うん、これ、指相撲だわ。」
陸「いいよ。いつでも来て。」
雛「いいの?あたしのタイミングで始めていいの?」
陸「うん。いいよ。」
雛「いくらなんでも指2本に負けるわけに行かないわ。勝ちに行くわよっ。か弱い女だと思ってナメられちゃ困るわっ!」
陸「あ、萌ちゃんが降りてきた。」
雛「あ、萌ちゃん。」
萌「あらあ〜。お二人さん、仲良く手を握りあったりして、何をイチャイチャしてるのぉ〜?」
雛「今ね、陸くんと指相撲するところなの。」
萌「へえ〜、指相撲かあ。そうなの。見ててあげる。」
陸「雛ちゃんのタイミングで。」
萌「女の子のタイミングで、なんて、陸くんは男の子の余裕なのね。」
雛「行くわよ。」
陸「どうぞ。」
萌「……」
雛「……うっ…………(え、、、動かない……)」
陸「………………(やっぱりな。こりゃ楽勝だ。)」
萌「………????……」
雛「……(陸くん、余裕の顔してるわ…)」
陸「……(そろそろ本気だそうかな…)」
萌「???」
雛「(やだわ。陸くん、手加減してるわ。)」
萌「あのぉ〜、ちょっといい?」
雛「……うっ…いま…いっそが…しい…」
陸「もう少しで本気だそうと思ってるから待ってて。」
雛「(え?まだ本気じゃないの?うそだ。男の子って強すぎるわ……)」
萌「あのさ……指相撲って言ったよね?」
陸「そだよ。」
萌「それ、指相撲じゃない。」
陸「え?違う?あ。たしかに。」
雛「いたああああい!」
陸「ああ、ゴメンゴメン。」
雛「陸くんったら急に力を入れないでよぉ〜。」
陸「だって萌ちゃんが…。」
萌「指相撲だと思ってみてたら、コレだし。うっふっふふ……」
雛「そういえば、あはっ…」
0499萌&陸2021/08/20(金) 20:44:18.97ID:igwwrq8Y
陸「……んっ……んっ……」
萌「すっご〜い。」
陸「萌ちゃんも一緒にやる?」
萌「うん。陸くんの隣で……はぁ…はぅ…」
陸「もしかして、萌ちゃん…」
萌「そう。あたし、1回も出来ないの。」
陸「マジか。1回も?」
萌「女の子の中でも、か弱い子は1回も出来ない子もいるのよ。陸くんは?」
陸「俺は、それこそ、3桁はイケる。」
萌「ほんとに?すご〜い。」
陸「萌ちゃんはホントに、か弱い女の子なんだね。」
萌「そうよ。陸くんの大好きな、か弱い女の子よ。」
陸「そしたら、萌ちゃん、俺の背中に乗れよ。」
萌「え?いいのぉ〜?乗るわよ〜。」
陸「おう。」
萌「うわっ。大きい背中…逞しいわ。」
陸「背中に子供が乗ってる感触だな。」
萌「きゃっ。動いたあ。ビックリしたあ。」
陸「そんなに驚くことか?動くのは当たり前だろ。腕立て伏せなんだから。」
萌「あたしの体重込みで腕立てなんて。すごいわ。」
陸「それほどスゴくはないと思うけど。」
萌「はぁはぁ…面白い〜。いえ〜い!」
陸「こんなことで喜んでやがる。」
0500雛&剛2021/08/20(金) 21:17:16.54ID:igwwrq8Y
雛「何してるの?」
剛「見りゃわかるだろ。鍛えてんだよ。」
雛「(剛が座ってて、あたしが立ってて、目線の高さが同じくらいだなんて……はぁ…)」
剛「姉ちゃん、どうした?」
雛「ううん。剛の腕の筋肉が凄いなあって、見とれてたの?」
剛「姉ちゃんもやる?」
雛「それ、何キロあるの?」
剛「20キロ。」
雛「それ、片手で持つの?」
剛「そうだよ。片手用だから。姉ちゃん、持ってみるか?」
雛「いいの?」
剛「ほれ。渡すよ。(か弱いチビが手渡しで受け取れる重さじゃねえよ。うっひっひ…)」
雛「あ、はい……あ、ムリっ……ダメっ…1回、床に置いてよ。」
剛「おほっ…あっははは…」
雛「20キロよね?持ち上げてみせるわ。」
剛「これ、なんて言うか知ってる?」
雛「ダンベルでしょ?」
剛「持ったことある?」
雛「ないわ………んっ………はぁはぁはぁ…」
剛「ビクともしないだろ?」
雛「やっぱり、あたしの力では、両手でも無理だわ。こんな重い物を片手で持って、しかも腕を曲げるなんて……信じられないわ。」
剛「俺が実際にやってる。信じろ。」
雛「か弱い女の子には無理ってことよ。」
剛「俺の腕の筋肉、どう?」
雛「太くて逞しいわ。そう言えば満足なのよね。」
剛「ダンベル返せ。まだ鍛えたりねえよ。」
雛「そんなに鍛えてどうすんの?」
剛「決まってるだろ。か弱い姉ちゃんを軽々と持ち上げてオモチャにして遊ぶためだよ。けっこう体力が必要だからな。」
雛「いやーんも〜、ひどぉ〜いっ。自分より遥かに小さい女の子を相手に、子供扱いして喜ぶなんてサイアクだわ。」
剛「いっひっひ……。」
0502雛の部屋2021/09/07(火) 11:47:31.42ID:gz9p7RUh
剛「(あれ?姉ちゃんの部屋、ちょっと開いてるな。居るのかな?)」
雛「………zzz………」
剛「(お?寝てんのか。またセクシーな格好してんなあ。そ〜っと近づけば起きないだろ。)」
雛「…zzz………」
剛「(おいおい、スカートが短すぎてパンツ丸見えじゃねえか。姉ちゃん、可愛い顔してんだよなあ。)」
雛「ふぅ………zzz」
剛「(おっと、ビックリしたあ。まだ寝てるな。)」
雛「………」
剛「(ちっちゃい体、たまらん!俺のデカい体で包み込みてえなあ。俺、別に用事があって来たわけじゃないけど、キスでもしてみようかな。うひょっ。)」
雛「…………へ?」
剛「お、やべっ。」
雛「え?剛?なに?」
剛「いや、べつに。」
雛「え?なんで居るの?あっ、そうか、部屋の鍵をかけるの忘れたんだわ。」
剛「あ、そうそう、そうだよ。ドア、開いてたから。そしたら可愛い子が寝てたんで。」
雛「え、可愛い子……」
剛「しかもセクシーな格好で。」
雛「あ、エッチ!見たわね?」
剛「しっかりと。」
雛「やだあ。変なことしてない?」
剛「それはまだ……これから。」
雛「えええ?これからあ〜?」
剛「姉ちゃん、マジでサイコーに可愛いよ。」 
雛「いやあん、そんな大きい体で近づかないでえ。」
剛「姉ちゃん、大きい俺が怖いんだな。」
雛「怖いわよ。うん。やっぱり威圧感が怖いわ。」
剛「じゃあ、優しく包み込んであげるよ。」
雛「きゃああああ!」
0503萌&陸2021/09/07(火) 12:26:09.51ID:gz9p7RUh
萌「あ、陸くん、良いところに来たわ。」
陸「ん?なに?何か取って欲しいの?」
萌「あら、よくわかるわね。」
陸「だって、この状況を見れば、秒で理解するよ。」
萌「てへっ。」
陸「うわっ、くそっ。マジかわいいっ。」
萌「あたし、かわいい?」
陸「ちっちゃい女の子がイスの上に乗ってて、背伸びしてもまだ手が届いてないというシチュエーション。ほんとにメッチャかわいい。」
萌「そんなことで可愛いと思ってもらえるなんて嬉しいわ。あのね。一番上の棚にあるフライパンを取りたいの。」
陸「お。わかった。えっと、これかな。はいよ。これだね。」
萌「うん。ありがとう。すごいわ。普通に届くのね。」
陸「俺も背伸びしたけどね。」
萌「でも、すごい。」
陸「そんなことで凄いと思われるとは嬉しいぞ。」
萌「ねえ、この状態で背比べしようよ。」
陸「背比べか。イスの上の萌ちゃん。」
萌「崖の上のポニョみたい。」
陸「ここに崖は無いけどね。」
萌「ああ、やっぱり陸くんの方が高いわ。」
陸「もし、萌ちゃんの方が高いんだったら、俺が助ける意味なくね?」
萌「!!たしかにっ!あたし、バカだったわ。」
陸「俺が降ろしてやろうか?」
萌「おろす?なにを?」
陸「萌ちゃんを。」
萌「きゃっ!……陸くんて逞しいわ。」
陸「だろ?」
0504コスプレ2021/09/19(日) 23:31:37.16ID:gpH/8mV/
萌「ねえ見て。セーラーマーズよ。」
剛「おっ、セーラームーンだ。」
雛「あたしは、セーラージュピターよ。」
陸「すごい、セーラームーンだね。」
萌「どう?セーラーマーズ、可愛い?」
剛「おう、可愛いよ、セーラームーン。」
雛「セーラージュピターもセクシーでしょ?」
陸「萌ちゃんも雛ちゃんも似合ってる。」
剛「セーラームーンは超ミニスカが最高だね。」
萌「セーラーマーズね。」
雛「ついでにセーラージュピターね。」
剛「おい、陸、ちっちゃいセーラームーンを持ち上げちゃおうか?」
陸「いいっすね。ちっちゃいセーラームーン。」
萌「セーラーマーズなんだけどね。」
雛「ちっちゃい、は余計ね。」
剛「だってさ、どう見ても小さいサイズのセーラームーンたろ?」
雛「あたしはセーラージュピターなの。」
陸「俺は萌ちゃんのセーラームーンにしよっと。ほら、おいで、セーラームーン。」
剛「じゃあ、俺は、姉ちゃんのセーラームーンだな。こっち、こいよ。」
萌「さっきから、セーラームーン、セーラームーンってウルサイわね。あたしは、セーラーマーズなの。」
雛「もう、ほんと、男の子たち、セーラームーンしか知らないのかしらね。」
剛「そんなこと知らねえよ。どっちでもいいよ。」
陸「おーら、捕まえたよ。ちっちゃいセーラームーンちゃん。」
萌「セーラーマーズなんだってば!」
剛「うおーりゃああ!」
雛「きゃっ!………セーラームーンって言わないのね。」
剛「セーラームーンって軽いんだな。」
雛「やっぱり言った。セーラームーンって。」
0505コスプレ2021/09/19(日) 23:54:21.69ID:gpH/8mV/
雛「わかった。剛でも知ってる他のセーラーに着替えてくるわ。1回降ろして。」
剛「はいよ。セーラームーン以外?」
雛「待ってて。」
陸「何だろ?」
萌「他のセーラー?え、まさか、アレかなあ?」
剛「マジでセーラームーンしか知らねえ。」
陸「俺も。アニメ見てないし。」
萌「あたしたちが持ってる衣装を考えたら、きっと、雛ちゃんのことだから、アレかも。うふふ…。」
剛「萌ちゃん、わかるのか?」
萌「あたしのカンが当たってたらね。」
雛「ジャ〜ン!!!お、ま、た、せ、っ!!」
剛「あ、なんだよ。」
陸「あーなるほどね。」
萌「やっぱり。JKね。」
雛「まだ現役いけちゃう?」
剛「女子高生かよ。しかも可愛いときやがる。」
陸「ちっちゃいから余裕で女子高生だよ。」
剛「いや、女子中学生、いやいや、体格的に女子小学生だろ。」
萌「確かに、中学校でもセーラー服、着るわ。」
雛「学校によったら、小学生でもね。」
陸「他のセーラーって……。」
剛「セーラー服かよ!」
雛「剛、、、ツッコミが遅いっ!」
0506デート2021/09/26(日) 23:14:14.17ID:N+3B9Eyk
剛「あした姉ちゃんと出掛けることになったよ。」
陸「いいっすね。姉弟でデートですね。」
剛「デートというより、荷物持ち兼ボディーガードってトコかな。」
陸「いや、超身長差カップルでデート、最高じゃないですかあ。」
剛「歩きながら会話しにくいんだよね。姉ちゃん、歩くの遅いし。手は繋いだほうがいいかな。姉ちゃんが迷子になるからな、うっひっひ…、」
陸「うわっ、あんな可愛い子と一緒で楽しそうですね。」
剛「そうでもねえよ。人目があるから家の中でやってるみたいには出来ないだろ。お前も小さくて可愛い萌ちゃんと二人っきりだぜ。」
陸「萌ちゃんと何しようかな。こっちも体格差カップルとして遊ぼうかな。」
剛「やっちゃえ、やっちゃえ。」
陸「何を、やっちゃえ、ですか?」
剛「そりゃあ、ねえ、陸、アレしかないんじゃね?」
陸「はい、アレですね。」
剛「陸、、、、マジで?」
陸「いや、どうでしょ?」
0507デート2021/09/26(日) 23:41:48.15ID:N+3B9Eyk
雛「あした剛と出掛けるの。」
萌「ゴメンね。あたしは他の用事があって。」
雛「いいの、いいの。剛が一緒なら助かるの。荷物持ちとボディーガードで使えるから。」
萌「いいわね。大きくて逞しい弟がいて。何かあっても余裕で守ってくれるわ。」
雛「でも、デカすぎなのよ。歩きながら話しにくいし。」
萌「凄い身長差カップルだけど、靴はどうするの?高めのヒールにする?」
雛「身長差が激しいから気休め程度だけど、10センチの厚底にするわ。」
萌「その厚底込みで、147センチね。2メートル超えの剛くんから見たら完全ね、おチビちゃんね。」
雛「はぁ……そうなの。剛を見上げる角度は変わらないかも。でも、いいわ。そんなの慣れてるし。」
萌「あたしは、陸くんと、お留守ね。」
雛「いいわね。そっちこそ身長差カップルじゃん。何する予定なの?」
萌「別に決まってないの。」
雛「二人でアレすればいいじゃん。」
萌「アレ?ああ、アレね。」
雛「そうそう。さすがにヤラれちゃうかもよ。」
萌「きっと敵わないわよ。」
雛「かなり力の差は大きいわ。」
萌「確かに。あたしが有利だわ。ぷよぷよ。」
雛「陸くん、コテンパンにヤラれちゃうわ。ゲームくらいは男の子に勝たなきゃ。」
萌「うふっ。」
0508デート2021/09/27(月) 00:17:35.93ID:wcYt2Oqm
……雛&萌……
萌「あら、今日の雛ちゃん、ポニテ、メイクも薄めでバッチリ、かっわい〜!アイドルみたい〜!」
雛「なあにぃ、そのテンション、弟とデパートに行くだけなのよ。このくらいのヘアメイクでどう?」
萌「そのわりに、ガーリーファッションでキメちゃって。いつものミニスカ生脚、美脚全開じゃん。剛くん、ムラムラしちゃうわよ。」
雛「ムラムラしちゃうかな?いやーん、あたし、襲われちゃう〜、どうしよう〜、、、なあんちゃって。家の中じゃあるまいし、大丈夫よ。そんなことより、萌ちゃんこそ、陸くんと二人っきりなんだから、警戒しなさいよ。」
萌「たとえ警戒しててもね、陸くんが本気で迫ってきたら無理だわ。あたしメッチャか弱い女の子よ。」
雛「体格差が……ね。でも陸くんとゲームするだけでしょ?」
萌「だけ、ならね。」
雛「ふう〜ん………もう、や、やっちゃえ、やっちゃえ。」
萌「ほら、ほら、もう行く時間でしょ。」
0509デート2021/09/27(月) 00:31:34.21ID:wcYt2Oqm
陸「先輩、手ぶらっすか?荷物ないんすか?」
剛「ポケットだけで足りるさ。それに、帰りには、か弱い姉ちゃんがいると、ほとんどの荷物は俺が持つことになるからな。」
陸「先輩、肩幅、広いっすね。雛ちゃんの倍くらいありそうです。」
剛「おいおい、チビ女と比べんなよ。まあ、姉ちゃんと二人で歩くと、デカい俺と小さい姉ちゃんとの格差が目立つかもな。」
陸「あと、わざとサイズの小さいシャツを着てません?上腕の筋肉がパンパンだし、厚い胸板がはっきりわかります。」
剛「ちっちゃい姉ちゃんを軽々と持ち上げながら歩きたいくらいだよ。人が居なけりゃね。」
陸「周りに人がね。うん、それは恥ずかしい。」
0510デート2021/09/27(月) 00:58:58.73ID:wcYt2Oqm
雛「お待たせしました〜。」
剛「俺は行けるよ、いつでも。」
雛「剛は……それで、いいの?」
剛「それでいいの、とは?」
雛「小さくない?」
剛「小さいのは姉ちゃん。」
雛「お洋服のサイズ、合ってるの?」
剛「ダメ?」
雛「ダメじゃないけど、筋肉が……」
剛「すげーか?」
雛「すげー?あ、はい、はい、ものすげー筋肉ですわよ。お洋服を着てても逞しいのが目立つわ。」
剛「姉ちゃんこそ、そんなんでいいのか?」
雛「どうして?可愛いでしょ?ポニテにしてみたの。」
剛「ポニテ?」
萌「ポニーテールよ。雛ちゃんとしては珍しくね。」
剛「ああ、髪か。あと、その短いスカートはエロくないか?俺は好きだけど。」
雛「べつに好きなら良いわよね?」
陸「俺も好きだよ。」
雛「ほらあ〜、みんなミニスカが好きでしょ?」
萌「雛ちゃんね、高いヒールの厚底を履いてくから、剛くんは、いざという時、ちゃんと支えてあげてね。」
剛「おう。わかった。俺も厚底靴を履こうかな。」
雛「やだあ、そんなのだったら、意味ないわ。せめて剛との身長差を縮めたいのにぃ〜。」
剛「おお〜、可愛いなあ。せめて147センチになりた〜いってか?別にいいぜ。ぺちゃんこ靴でも。カカトが低い靴が歩きやすいんだろ?」
萌「雛ちゃん、そうする?」
雛「うん、それが良いかな。」
剛「そうしろ。」
陸「これはリアルな身長差で目立つよ。」
雛「急いで靴、用意しなきゃ。」
0512デート2021/10/18(月) 00:40:59.32ID:mBJ5uXrg
剛「それ履いてくんだ。」
雛「うん。前が5センチ、後ろが13センチのパンプスなの。あたし今日は、150センチになっちゃいます。どう?」
剛「どうって言われてもね。それなりに頑張ってるのかな、姉ちゃんも。身長が普通の女子の仲間入りってか?俺より激しく小さいことに変わりねえし。」
雛「歩きやすい靴の方が良いかな?」
剛「姉ちゃんが自分で決めろ。」
雛「うん、わかったわ。150センチになるって決めたっ。」
剛「まるで背が高くなったみたいに言ってるけど。」
雛「だって剛との身長差が縮まるのよ。」
剛「そうだな。」
雛「でしょ。」
剛「だけど、俺の靴のカカトもケッコーあるぞ。」
雛「えっ?え〜〜っ、そうなの?」
剛「姉ちゃん、さっさと履け。行くなら行こうぜ。」
雛「待って〜〜!」
0513デート2021/10/18(月) 01:07:55.98ID:mBJ5uXrg
雛「あら、こんな所に公園が出来てる〜!」
剛「ちょっと前から工事してたぞ。」
雛「ちょっと寄ってこうよ。」
剛「時間は大丈夫か?」
雛「慌てない慌てない。」
剛「新しいからキレイだな。」
雛「え?あたしがキレイって?」
剛「都合のいい聞き間違いだな。」
雛「あ、ブランコだわ。やったあ〜!ちょっとだけ乗ってみよーっと。」
剛「子供か。」
雛「ねえ剛にバッグ預けとくね。はい。」
剛「おう。」
雛「ブランコなんて、久しぶりかもー。」
剛「姉ちゃんだけで行っといで。」
雛「(他に誰も居ないし、ミニスカでも平気よね……うふふ……♪)」
剛「(おっ、姉ちゃん、今日たしか超ミニスカだったな。パンチラしてんじゃね?前にベンチャがあるな。行こう。)」
雛「あれ〜、剛も乗りたいの〜?」
剛「あ、いや、俺は見てるだけでいい。」
雛「なにい〜?あたしを見ていたいの〜?」
剛「そうそう。見てるだけ。なかなかバッチリ見えてるよ。」
雛「なによ。あたしが可愛いから正面から見たいんでしょ。」
剛「顔もそうだけど、、、下もね。」
雛「え?(あ、やば、こいつ、パンツを見に来たんだわ。)」
剛「(いつものミニスカには慣れてんだけどね、ブランコも良いもんだ。)」
雛「もう買い物に行くわよ。剛がエロいから。」
剛「バレたか。」
0514デート2021/10/25(月) 01:28:32.11ID:kRzjtrWx
剛「デパートの1階ってマジくっせぇなあ。」
雛「化粧品売り場だからね。」
剛「姉ちゃん、俺、浮いてない?」
雛「剛だけ大きいから目立つわね。」
剛「姉ちゃんこそ小さすぎて…」
雛「え?ちょっと聞こえなかった。なに?」
剛「何でもねえ。」
雛「上に行くわよ。しっかり付いて来て。」
剛「なんだ、このフロアは通過するだけか。」
雛「(エスカレーター……剛と顔が近くなるんだっけ。ドキドキ……あーん、なんで弟にドキドキするの?)」
剛「エスカレーター乗るの?」
雛「うん。背比べしよっ。」
剛「じゃあ、姉ちゃんが前だな。」
雛「あたしのすぐ後ろに立つの?やだ、全然ちっちゃい、あたし。」
剛「そうだよ。へっへ〜、余裕で、圧倒的に俺の勝ち。」
雛「あたし、もう1段上に行くね。」
剛「それでも俺の勝ちじゃねえか。2段くらいじゃダメたろ。ただ、話しやすいのは良いことだけど。」
雛「何センチ縮まってるのかなあ?」
剛「段差は何センチだ?あ、もう着いた。」
雛「あそこで座ろうね。」
剛「座れば身長差は関係ないか。」
雛「座高が違うわ。」
剛「座ったら靴のヒールのドーピングは関係ないな。」
雛「ドーピングって言わないでよ。悪いことしてるみたいじゃん。」
剛「(肩でも抱くか……)」
雛「ひゃっ。なによ。肩なんか抱いちゃって。」
剛「姉ちゃんはホントに華奢な肩だな。可愛いぞ。」
雛「ひとが聞いたら恥ずかしいから。」
剛「俺が守ってやるよ。」
雛「外で言うセリフじゃないわよ。何か買って欲しいの?」
剛「いや、何もないよ。」
雛「えっと〜、ヒールが13センチでぇ〜、1段がだいたい20センチらしいのね。ここのが何センチか分からないけど。なので〜、2段差で40センチだからぁ〜…合計で53センチなのね。」
剛「何の話?」
雛「エスカレーター。」
剛「ああ……それ、考えてたんだ。」
雛「あたしの身長137センチ、プラス、53センチでぇ〜、あっ、ピッタリ190センチだあ。すご〜い、あたし、大女かも〜。」
剛「いや、違うと思う。ただ、俺と背比べする為のドーピングだろ。俺を見下ろすなんか、100年早い。」
雛「100年経てば背が高くなるって言うの?」
剛「姉ちゃん……、なんだかんだ、チビ女を楽しんでるよな。」
雛「いったあああいっ、そんな強い力で抱き寄せないでっ。」
剛「おお、わりぃわりぃ。」
雛「肩を抱き寄せてたら、カップルに間違われちゃうわ。」
剛「なんなら、もし、間違えられるとしたら、カップルじゃなくて………」
雛「…なくて…?」
剛「おや………………こ?」
雛「ためるな………」
05152021/10/25(月) 02:21:45.80ID:kRzjtrWx
陸「先輩と雛ちゃんが出かけてるから、萌ちゃんと二人っきりだね。」
萌「そうね。陸くんは何か予定あるの?」
陸「無いよ。(目の前に年上なのにメチャクチャ可愛い140センチちょっとの小さな女の子がいるのに何もしないわけないさ。うっひひひ……おチビちゃんと楽しんじゃおうかな。)」
萌「ふーん。あたしも今日は暇なんだ。」
陸「じゃあさ、相撲でもする?」
萌「え?す、も、お、??」
陸「そ。相撲。」
萌「へえ〜、相撲かあ……(あ、陸くんが接近してくるわ。見上げると、陸くんのカラダ、大きいなあ。)」
陸「(可愛いなあ……相撲だと密着できるし…やりたい放題かもね……いっひひひ、やったあ…)」
萌「なにニヤニヤしてるの?あたし、陸くんの顔を遥か下から見上げてるけど、ちゃんと表情が見えるんだから。」
陸「なんか、萌ちゃんが可愛いから見とれちゃってね。」
萌「やるの?(やばっ、やるって言っちゃった。レイプされるみたいな言い方しちゃった)」
陸「やるよ。」
萌「相撲だよね?」
陸「相撲ってわかる?」
萌「もちろん。でもね、あたしと陸くんの体格差からして、あたし絶対ムリでしょ?」
陸「ちゃんと手加減するよ。ほら、萌ちゃんは見たことない?大相撲の力士と子供たちが…」
萌「あ!はいはいはい、知ってるわよ、でも……あたし子供なの?やだわあ、陸くん、あたしを完全に子供扱いするってことでしょ〜?逆に面白そうねえ。どんなハンデがあるの?どうなったら勝ちなの?」
陸「とりあえず危ないから物を片付けて広くしようぜ。」
萌「当たるとね、危ないからね。だったらさあ、和室にしようよ。畳だし。」
陸「じゃあ、俺たちの部屋は?」
萌「剛くんと陸くんの部屋?」
陸「ベッドも布団もあるしさ。」
萌「ベッドも布団も??それ、相撲と関係あるの?」
陸「ベッドも布団も柔らかいからね。」
萌「(あたし陸くんに襲われる?レイプされちゃう?でも待って。もし、あたしを襲うつもりなら、とっくに襲われてるわよね?だって、その気になれば、いつでも出来るもん。陸くんって、か弱い女の子に優しいんだっけ……)」
陸「萌ちゃん、何をニヤニヤしてんの?」
萌「してた?」
陸「してた。」
萌「ニヤニヤ?」
陸「ニヤニヤとは違うか。なんか妄想的な?」
萌「うーん…妄想ね……あっ…きゃああ!」
陸「ガマンにも限界があるんでね。」
萌「陸くん………やっぱり……かなりエッチ……」
陸「あ……相撲だったな…これは相撲じゃないや。」
萌「何でもいいわよ、もう……。」
0516デート2021/10/26(火) 11:15:37.97ID:tzSBEIMl
雛「さあ、剛、そろそろ行くわよ。」
剛「どこ?何を買うの?」
雛「お洋服。」
剛「ここ?」
雛「うん。お願いだから、笑わないでね。」
剛「!!!出た!くっくっくっうひゃひゃ…」
雛「出たって、オバケじゃないんだから。」
剛「やっぱり子供服フロアかよ。」
雛「あたしにはサイズがピッタリなの。」
剛「おお、雛ちゃんが迷子にならないように、おててをつないでやるよ。うっひっひっひ……(笑)」
雛「おてて……やだもうっ…これこそ父と娘みたいに思われちゃうわ…」
………………………………
女店員「あら可愛いお嬢ちゃん、気に入った物があったら言ってね。お化粧もキレイよ。」
雛「あ、、、どうも。(あたしだってオトナの女なんだから化粧くらい出来るわよ!)」
女店員「お隣りは、大きくてカッコいいお父様ね。随分お若くみえますよ。」
剛「あ、はい。そうなんですよ。」
雛「ま、、、それほどでも……(剛ったら、いろんな意味で否定しなさいよ。あ、でも、姉弟と言っても信じてもらえないわよね……)」
………………
剛「雛、気に入った服があるか?何でも買ってやるからな。」
雛「呼び捨てはイヤ。それに、お金出すの、あたし。」
剛「だね。たしかに。」
05172021/10/26(火) 12:00:25.29ID:tzSBEIMl
萌「陸くん、冷凍チャーハン食べる?」
陸「食べる。」
萌「チンするだけ。簡単よね。」
陸「1袋で二人前だ。」
萌「陸くんは多めにするわね。10分以上かかるから待っててね。」
陸「その間、ヒマ?」
萌「ヒマっていうか、あとは食器を出すくらい。」
陸「じゃあ、レンジが終わるまで、お姫様抱っこしようかな。」
萌「きゃっ!もうホント、スキを見せたら、あっという間に持ち上げられちゃう。」
陸「いや、スキを見せなくても、捕まえてしまえば余裕っす。」
萌「チャーハンが温まるまで長いわよ。ずっと抱っこしてられるの?」
陸「楽勝だよ。萌ちゃんの体重ならメチャクチャ軽いよ。32キロだっけ?」
萌「それは雛ちゃん。あたしは35キロ前後を行ったり来たり。」
陸「もう軽すぎて、リフトアップできるよ。うおーりゃあ〜!」
萌「きゃああああ〜!!高いよ〜、こわいよお〜!」
陸「あ、チン鳴った。」
萌「自分の悲鳴で聞こえなかったわ。」
…………
陸「俺と萌ちゃん、スプーンの大きさは同じなんだね。」
萌「そうよ。なんで?手が小さいから?子供は小さいスプーンにしなよって?……あたし、子供じゃないわ!」
陸「そこまで言ってないけど。」
萌「たしかに、陸くんが持つと、スプーンが小さく見えるわ。」
陸「手の大きさ比べてみる?」
萌「あたし、小柄な女の子だから同じ女性の中でも小さいの。……ほらあ、全然違う。陸くん、大きくてゴツゴツしてる。」
陸「手も可愛いよなあ。萌ちゃん。」
萌「て、も?可愛い?も?もって言うことは?」
陸「顔も。」
萌「はい、ありがと。」
0518デート2021/10/29(金) 01:00:40.27ID:gFndYDz2
雛「剛、これ持って。降りるわよ。」
剛「おう。(下りのエスカレーターか。当然、姉ちゃんより俺が前だよな。左側でいいのかな。)」
雛「(あ、剛が先に降りようとしてる。)」
剛「姉ちゃんついて来てる?」
雛「いるわよ。(1段あけて、かな。)」
剛「たまに姉ちゃんが行方不明になるんで。」
雛「(あ〜あ。あたしが2段上でも剛に届かないわ。剛の背中……広いなあ……大きいなあ…)」
剛「おっ。」
雛「わっ、急に振り向かないでよ。」
剛「どした?俺がイケメンでビックリしたか?」
雛「は?」
剛「上りも下りも同じだからね。」
雛「ご心配なく。気にしてないから。」
剛「さっき、俺が振り向いた時、姉ちゃん、俺のこと羨ましそうに見上げてたよな。」
雛「そんなことないもん。」
剛「そうか。(やばい、姉ちゃんのセリフ、メッチャ可愛い、抱きしめてえなあ……家に帰ってからが楽しみだ。)」
雛「(エスカレーターが終わったら急に剛の背が高くなるわ。あたしが小さくなったとも言えるわね。ん〜また、剛との身長差を気にしちゃった。)」
剛「もう外に出るの?」
雛「うん。とりあえずね。」
剛「陸と萌ちゃん、何してるかな。」
雛「さあ。でもきっと萌ちゃん、熊に襲われてるわね。」
剛「お?自分の親友をそういう風に言っていいのかよ。」
雛「そこは成り行きにね。」
剛「(俺も成り行きに……か。)」
0519家 萌&陸2021/10/29(金) 01:54:30.20ID:gFndYDz2
陸「ちょっとしたゲームしよ。」
萌「どんなゲーム?」
陸「もし、萌ちゃんが1分以内に俺にキス出来たら、萌ちゃんの勝ち。」
萌「え、、、それって、すごい、いじわるっ。」
陸「お、そのセリフ、なんか可愛いぞ。」
萌「だって、陸くんの身長は何センチなの?」
陸「197センチくらいかな。」
萌「でしょ?あたしは143センチなの。身長差が54センチもあるのよ。あたしから届くわけないじゃない。」
陸「ソファーを使う手もあるし。」
萌「じゃあ陸くん、ソファーの前に立っててよ。」
陸「いいよ。」
萌「えっと、ソファーの上で背伸びすれば………あれ?……ねえ、陸くんも背伸びしてない?」
陸「俺の勝ちかな。」
萌「1分以内って言ったけど、まだ始まってないわよね?」
陸「いいよ。今からスタートでも。」
萌「あたしがソファーの上に居たとしても、陸くんとしては移動すればいいんだもんね?」
陸「たしかにね。」
萌「だから同時進行で、もし、陸くんが、あたしにキス出来たら陸くんの勝ちっていうのは、どう?」
陸「俺から萌ちゃんにキス?」
萌「そ。どう?出来たら陸くんが勝ち。」
陸「よし、それなら楽勝だよ。おチビちゃんは捕まえてしまえば簡単だからね。おりゃあああ!」
萌「きゃあああ!んんんむぎゅっ…」
陸「な?瞬殺だろ?」
萌「バカね。引っかかったわね。あたしからもキスすることが出来たワケだから、勝負としては引き分けよ。」
陸「う、、、ズルいなあ。」
萌「ズルいのは陸くんよ。自分より54センチも小さい女の子にヒドいわ………クスン…」
陸「泣いた?」
萌「ウソ。ウソ泣き。」
陸「萌ちゃんは俺より9歳くらい年上なのに、自分のこと、女の子って言うんだね。」
萌「だめ?陸くんから見たら、あたしは小さい女の子に見えるでしょ?」
陸「まあね。(く〜、ちっちゃい女の子、マジで可愛すぎるぜ。先輩たちが帰ってくるまで、萌ちゃんと遊ぼうとするか。)」
萌「うわっ!きゃっ!いやああああ!!!乱暴はやめてええ!!!(えへへ…大袈裟に悲鳴、上げ過ぎかしら?うふふふふ……)」
陸「なんだなんだ!?(セクシーな萌ちゃん……興奮しちまうぜ。)」
0520萌&陸2021/11/04(木) 22:19:21.16ID:SKI1TobT
萌「そろそろ雛ちゃんたちが帰ってくるわね。」
陸「じゃあ、その前に腕相撲でもしようぜ。」
萌「あたしと?」
陸「他に居ないだろ?」
萌「手を握りたいだけでしょ?」
陸「俺、スマホをイジリながらするから。」
萌「ほんとに?あたしは両手でいくわよ。」
陸「もちろん、萌ちゃんは両手でね。俺は片手。」
萌「陸くんはスマホを見ながらって?」
陸「そのくらいのハンデで。」
萌「文字通り、片手間なのね。」
陸「俺は片手間。萌ちゃんは一所懸命で頑張れ。」
萌「んもっ、ま、いいけどね。」
陸「マジで萌ちゃんの手、ちっちゃいな。」
萌「ね、あたしの手、可愛いでしょ?」
陸「萌ちゃん、もう始めていいよ。」
萌「……んっ……もう…とっくに…力入れてるわ…」
陸「なるほどね〜」
萌「……なにがあ?なるほどって…ああ…ビクともしないっ…んんん…」
陸「あ、いや、ラインニュース見てるだけ。」
萌「はぁはぁはぁ……マジでムカつくっ……」
陸「ところで萌ちゃん、大丈夫か?」
萌「陸くんと腕相撲なんて、あたしに何もメリットないわ。力の差が有り過ぎて…」
陸「ギブ?」
萌「はい。ギブアップです。結局、あたしがヘトヘトになるだけなんだもん。」
陸「マジで俺、片手間でもイケた。」
萌「でしょうねっ。か弱い女の子と大きい男の子のイチャイチャみたいな、これは陸くんにとっての優越感かしらね。」
陸「そうかな。」
萌「楽しかった?」
陸「まあね。」
萌「なら良かったわ。陸くんが楽しいなら。」
0521デート2021/11/04(木) 22:40:20.43ID:SKI1TobT
剛「(デートと言っても、姉ちゃんとだったら、結局、買い物に付き合わされるだげなんだな。)」
雛「(力持ちの弟が一緒だと楽チンだわ。スーパーに寄って、荷物、全部、持ってもらおうかしら。)」
剛「まさか、スーパーも?」
雛「はい、正解。剛は外で待ってても良いわよ。デパートの荷物もあるでしょ。」
剛「買い物の荷物、持てるのか?」
雛「カートがあるから。」
剛「俺、先に家に帰ってようかな。」
雛「ふざけんなよ。」
剛「お〜、こわっ。」
雛「待っててくれるわよね?か弱い女の子に重い荷物を持たせるの?」
剛「ほら来たあ、か弱いアピール。」
雛「なによ。筋トレになるでしょ?お願い。」
剛「早く行って来いや。」
雛「ごめんね、つよしっ。ありがとっ。」
剛「わかった。」
………… 
剛「(やべー、下から上目遣いで見上げながら可愛く笑顔で言われたら、たまんね〜。可愛すぎるぞ、姉ちゃん……早く抱っこしてえなあ……)」
0522デート2021/11/05(金) 10:36:04.02ID:d5qnN8TO
剛「持とうか?」
雛「あら、優しいわね。ありがと。」
剛「高いカカトで疲れたんじゃねえの?」
雛「ヒールね。」
剛「カカトのサイズ13センチだっけ?」
雛「だからヒールね。あと、つま先が5センチあるから実質8センチなんだけど、もうダメ〜。疲れたあ〜。ぺちゃんこ靴にすれば良かったかも〜。」
剛「おんぶしてやろうか?」
雛「え?おんぶ?それはちょっと恥ずかしいわ。」
剛「俺は別に。」
雛「人に見られたら。」
剛「そんなにいねえよ。」
雛「そう?」
剛「おう。」
雛「自分のバッグは、あたしが持つけど、剛は他の荷物、全部持てる?」
剛「たったの30キロしかない姉ちゃんなんか、軽い荷物みたいなもんさ。平気だ。全部いけるさ。」
雛「じゃ、よろしくね。」
剛「……」
雛「……」
剛「どうした?早く乗れよ。」
雛「ビミョーに背中が遠いの。もうちょっと低くなってくれない?」
剛「マジで?俺、袋をいくつも持ってんだぞ。一旦、床に置くぞ。まあいいか、汚れても。」
雛「帰ったら拭くから。」
剛「姉ちゃんのオッパイが背中に感じるぞ。」
雛「やだエッチ。」
剛「おっ。姉ちゃんの声がハッキリ聞こえるな。」
雛「あたしも。剛の声が聞き取りやすいわ。」
剛「タイヘンなんだよ。姉ちゃんがメッチャ下の方にいるから、話声が聞き取りにくくてさ。」
雛「あたしだって、剛を見上げるの、首がツライわよ。お互い様ってことで。」
剛「今度からは、俺が抱っこして歩くよ。」
雛「いや〜あんっ、あたしを子供扱いはヤダ。」
剛「そっか。」
雛「この景色。すご〜い高い。剛は普段、こんな高い目線で歩いてるの?」
剛「まあな。」
雛「世界が違って見えるわ。あ、あとね、あたしの体重、30キロより、もうちょっとあるからね。」
剛「32キロか?どっちでもいいだろ、そんなの。俺は姉ちゃんの3倍以上だから。」
雛「だからなによ。体重が重いからって偉いの?」
剛「普通、女は軽めにサバを読むとかあるだろ?」
雛「あたしの場合は超チビッコだから逆にアレ………って、誰がチビだって?」
剛「俺はチビって言ってない……。」
雛「あ、もう着くわね。ありがとう。重かったでしょ?」
剛「まだ俺のことナメてんな。俺の体力なら楽勝だと言ってるだろ。か弱いチビ姉ちゃんに大男の腕力を見せつけないとな。」
雛「やだ〜怖いよお〜。」
剛「怯える姉ちゃんも可愛い過ぎて興奮するじゃねえかよ。」
雛「怯えてなんかないわ。早く降ろしなさいよ。とっくに家に着いたわよ。」
05232021/11/07(日) 23:59:28.24ID:ARGyGVpR
玄関(ガチャ)

萌「あ、帰ってきた。」
陸「雛ちゃんだ。行こ。」
萌「雛ちゃんだけじゃないでしょ。剛くんも一緒でしょ。」

雛「ただいま〜。」
剛「ういっす〜。」
陸「雛ちゃん、お帰り。先輩、お帰りなさい。」
雛「あれぇ〜、陸くん、どうして剛にだけ敬語なのぉ〜?」
剛「見た目だな。」
雛「あたし、子供じゃないっ!」
萌「お帰りぃ〜!」
雛「??萌ちゃんの声が近くで聞こえるんだけど?」
剛「ホントだ。陸が女の声を出したのか?」
陸「そんなわけありませんて。」
萌「えっへっへっへ……なんと、陸くんの後ろに隠れてましたっ!」
雛「バカバカしいっ。」
萌「なあ〜んでよっ!」
剛「陸がデカいから、小さい萌ちゃんのカラダが完全に隠れてしまうんだな。」
陸「俺、別に萌ちゃんに、俺の後ろに隠れろとは言ってないよ。」
雛「あたし、萌ちゃんが陸くんの後ろから来るとこ、見えてたもん。ぜんっぜん、ドッキリになってなかったわよ、萌ちゃん。失敗?」
萌「ううん。ドッキリなんかじゃないわよ。」
雛「剛、付き合ってくれたご褒美よ。萌ちゃんにお仕置きしてやって。ウフフ…」
剛「お?姉ちゃん、俺にご褒美か?萌ちゃんに何しても良いってか。お安い御用だ。」
萌「え?え?(うわっ、また大男が迫ってくるぅ〜!!!)」
陸「マジで?」
剛「も、え、ち、やあ、ん!逃げたってダメだよ〜!」
萌「きゃあああ!!!」
雛「今日、剛が付き合ってくれたから、萌ちゃんという可愛い小さい女の子をプレゼントね。きゃはは…」
剛「ほーれっ!捕まえたっ!」
萌「いやああっ!」
剛「おいっ!陸!俺だけ楽しむのも悪いから、姉ちゃんを頼むよ。」
陸「おっ!!!さすが先輩!俺も楽しんで良いっすか?」
雛「へっ!?…は?…やだ……」
剛「うっひっひ…」
陸「さあ、ちっちゃくて可愛い子猫ちゃん、おいでっ!」
雛「やーん!こわいこわいこわい……」
萌「結局、雛ちゃんも………」
陸「コラコラ、おチビちゃんは軽々と持ち上げてしまおうかな。うおーりゃあああ!」
雛「きゃああああっ!!!」
萌「雛ちゃん、パンツ丸見えだわ。」
雛「そういう萌ちゃんもよ。」
剛「陸と二人でミニスカ女を抱っこして、パンツの見せ合いしてんの、シュールだな。」
雛「やだあ……」
0524数学 萌&陸2021/11/08(月) 09:58:18.68ID:zq2mRD0x
陸「萌ちゃん、ちょっと教えて。」
萌「なになに?」
陸「これなんだけど。」
萌「え〜、数学?」
陸「得意?」
萌「どこどこ?」
陸「ここの解き方がちょっとね。」
萌「あ〜なるほど〜。三角関係ね。」
陸「ちょっと待った。さては、萌ちゃん、知らねえな?」
萌「うーんとね。ほら、袖口を見て見てぇ〜、萌え袖よ。萌ちゃんだけに。」
陸「お〜可愛い〜もえもえ〜!………って、ごまかすなよ。」
萌「あー、よく見たら、三角関数って書いてあるわ。あたし、さっき何て言った?」
陸「三角関係。」
萌「習ったの、もう何年も前だし、忘れちゃったわよ。」
陸「だろうね。」
萌「三角関係とはね、3人の…」
陸「三角関係じゃねえ!黙れ!邪魔すな!離れろ!」
萌「あらぁ〜、今日は冷たいのねっ。」
陸「ウソだよ。俺の膝の上に居てくれたら、抱きしめながら勉強するからさ……って、居ない!萌ちゃん、もう居ない!ちっちゃい子は、すばしっこいな。」
0525洗濯物 雛&剛2021/11/08(月) 10:11:41.84ID:zq2mRD0x
剛「これ、姉ちゃんの上着?」
雛「うん。」
剛「俺、着てみようかな?」
雛「え?剛が?」
剛「入るかな?」
雛「いやぁだっ!やめてぇ!破れちゃうよお!」
剛「気合い入れれば…」
雛「だめっ!あたしとの体格差、考えてよっ!ふざけたこと言う暇があったら、たたむの手伝いなさい。」
剛「そんなに怒るなよ。可愛がってやるからよ。」
雛「んも〜、可愛がるって……なによ。」
剛「男のヤツだけ、たたむよ。」
雛「お願い。」
剛「あ、この俺のワイシャツ、姉ちゃん、着てみてよ。」
雛「うん。あとでね。」
剛「お?てっきりイヤと言うと思ったら…」
雛「だって、破れないでしょ?あたしが着ても。」
剛「そういう問題か?」
0526洗濯物 雛&剛2021/11/08(月) 10:27:32.30ID:zq2mRD0x
雛「やったー!いえ〜い!見て見て〜、すっごーいブカブカ〜。」
剛「おー!姉ちゃん、よけいに子供に見えるな。」
雛「ミニのワンピースみたいになると思ったけど、けっこうロングサイズだわ。」
剛「ワイシャツめくったら、どんな感じ?どれどれ…」
雛「いやあん!エッチ!」
剛「おー!ミニスカ、そして、生脚!」
雛「お洋服とミニスカートの上から、そのままワイシャツを羽織ったの。」
剛「姉ちゃん、今日も相変わらず小さくてクソ可愛いぜ。」
雛「クソ可愛いの、クソって何よ?」
剛「ちっちゃい子がブカブカの服を着るのは最高だぜ。うっひひひ……」
雛「きゃっ!!!……やっぱり、抱っこされちゃうのね……」
0527コミック 雛&萌2021/11/08(月) 10:55:10.28ID:zq2mRD0x
萌「雛ちゃん見て、これ、すごいよ。」
雛「マンガ?」
萌「うん。カップルの身長差、65センチなんだって〜。」
雛「彼女の身長は?」
萌「145センチって書いてあるわ。」
雛「あたしたちよりも少し大きいのね。」
萌「彼氏のほうは、210センチって。もう怪物じゃん。」
雛「身長差で言うなら、あたしたちの姉弟ね。」
萌「内容はね、ちょっとエッチな感じのやつみたい。」
雛「マンガって、ディフォルメしてるっていうか、男女の体格差が極端に描かれてるわよね。」
萌「彼氏の肩幅とか腕とかメッチャ大きくて、彼女が逆にメッチャ細くて、彼氏に包み込まれたりして。」
雛「わかる。あたし、日常的に経験してるのよ。」
萌「コミック、見る?無料お試しのトコも、あるわよ。」
雛「うん。…………きゃっ……こんなことするの……」
萌「エロいわね。……すぐ終わるね。無料だから。」
雛「で……他には?」
萌「!うふっ。気に入ってしまったか…エロい雛ちゃん、略して、エロヒナ…」
雛「エロヒナ。なんか可愛い。」
0528映画2021/11/12(金) 00:32:49.25ID:/8MpRf4k
雛「萌ちゃんと話して、観たい映画があるの。」
剛「おう。行きたいなら行けば。」
雛「冷たいわね。4人で行こうよ。」
剛「何の映画?」
雛「スマホで検索してたらね、ちょうど良いのがあって、見て、コレよ。」
剛「俺、コレ観たかも。」
雛「そんなはず無いわ。まだ公開してないもの。ねえ、適当に返事してない?」
剛「映画館の場所と時間はもう決まってるのか?」
雛「そう。あとは予約するだけよ。」
剛「ネットで予約すんの?」
雛「イマドキ、当たり前でしょ。」
剛「陸は、このこと、知ってんの?」
雛「まだ知らない。でも、陸くんは、あたしと萌ちゃんのことが大好きだから、簡単に付いてくるわよ。」
剛「たしかに。」
雛「空席、けっこう空いてて、座席は選び放題なのね。どこにしようかな。」
剛「姉ちゃんは俺の膝の上でいいんじゃね?」
雛「剛の膝の上なら、座高が高くなって見やすそうね。料金は1人分で良いのかしら?」
剛「え、そうなのか?」
雛「バカっ、冗談よ。ダメに決まってるわよ。ちゃんと1人づつ座るの。」
剛「俺と陸はデカいから、一番後ろで良いけど。」
雛「あたしと萌ちゃんは小さいから、前に人が居たら観づらいの。特に大柄な男性とか。」
剛「前に通路がある席とか?」
雛「うん、最高〜。あー、でも、4人は一緒が良いよね?」
剛「どうする?」
雛「あ、、、カップル席というのがあったわ。一番後ろのエリアみたい。」
剛「カップル?」
雛「2人づつ並んでね。」
剛「それでも構わないよ。」
雛「あたしと剛。萌ちゃんと陸くん。どう?無難な組み合わせ。」
剛「勝手に決めんなよ。片方はカップルだが、もう片方は姉弟だし。」
雛「まあ、どこに座るかは、あとで決めるとして、とりあえず予約しとくね。」
剛「それ、イチャイチャする席なのか?」
雛「映画館だから、静かにしないといけないし、手を繋ぐくらいは出来るけど、キスは御法度みたいな感じ。マナーは大事なのよ。」
剛「さすがは姉ちゃん。何でも知ってるな。カラダは子供でチビだけど、いちおうオトナなんだな。」
雛「1言、いや、二言、多いわ。子供、チビ、言わないで。」
0529映画館 剛&陸2021/11/12(金) 01:14:09.98ID:/8MpRf4k
剛「今度の木曜日の夜だけど、映画に行かないか?」
陸「え?映画ですか?……えーと…………その日は……学校の友達に誘われてて、ダメなんですよね。今回は遠慮しときます。すいません。」
剛「そりゃあ残念だなー。オシイなあー。ウチの可愛いチビっ子2人に誘われたんだけどなあー。」
陸「!?…行きますっ!!必ず行きますっ!!!」
剛「あれ?友達に誘われてんじゃないのか?」
陸「友達にはラインですぐ断ります。全然、余裕で大丈夫です。」
剛「どんな映画とか聞かなくていいの?」
陸「何でも観ますよ。(てっきり先輩と2人、男同士で行っても面白くないから、無理やり理由を考えて断ったけど、可愛い子と一緒なら、話は別さ。)」
剛「あ、そういえば、姉ちゃんがカップルなんとかいう席を予約したらしいぞ。」
陸「あ〜、知ってます。カップルシートですね。」
剛「俺と姉ちゃん、陸は萌ちゃんとカップルということでどう?」
陸「ただ、片方はカップルですけど、もう片方は姉弟ですけどね。」
剛「それ、俺のセリフだ。」
陸「セリフ?」
剛「いや、なんでもねえ。」
0530電車2021/11/12(金) 02:04:12.20ID:/8MpRf4k
剛「この時間、ここの1番後ろの車両が空いてんだよね。」
陸「空いてて良かったです。」
萌「雛ちゃん、あたしたち、端っこに行こ。」
雛「うん。今はチカンに遭わない場所ね。」
萌「大きい男の子2人がガードしてくれてるわ。」
雛「そうね。こういう時は頼もしいわ。」
萌「あたしも雛ちゃんも5センチのヒールでしょ。」
雛「映画は座るから、ヒールの高くても座高に関係ないもん。」
萌「あたしたち、ヒール入れても150センチに届かないから、この男の子たちのカラダの壁しか見えないわ。」
雛「この2人、すぐ近くに立ってる。わざとかな?」
萌「この状況、小さい女の子たちが大男たちに襲われてるとか、周りから思われないかな?」
雛「もし、あたしたちが助けて〜って悲鳴あげたら、この2人、逮捕されちゃうわね。うふふふふ……」
萌「ウケるぅ〜……」
雛「ああ、なんかさあ、剛かな、あたしにカラダを押してくるの。」
萌「パンチでもしちゃえ。」
雛「うん。このぉ〜、えいっ。」
ーーーーーーーーーーーー
剛「下の方で、なんかコソコソ、声が聞こえるんだけど。」
陸「電車の騒音で聞こえないッスね。」
剛「俺たちの悪口でも言ってたりして。」
陸「このまま、俺たちのカラダで押しつぶしたりして。」
剛「少しづつ寄って行けば、気づかれないかもな。」
陸「そうッスね。」
剛「うひひ…」
陸「あ、雛ちゃんが叩いてきた。」
剛「マジで?」
陸「はい。」
剛「おい、姉ちゃん。陸を叩くなよ。」
雛「へっ?陸くんだったのぉ?ごめんねっ。剛かと勘違いしてた〜。」
陸「可愛いから許す。」
剛「姉ちゃんの華奢なカラダが押し潰されるところだたよ。」
雛「下を向いて喋らないで。ツバが顔にかかるわ。」
剛「ん?何も聞こえない。」
雛「都合の良い時だけ、身長差で聞こえないフリするのね。」
剛「なんだって?」
雛「ううん。なんでもない。」
05312022年 新設定2022/04/23(土) 23:30:34.46ID:WFnXoEzJ
【主要登場人物】同居中
小柄な姉 雛(ひな) 25歳 女 
大柄な弟 剛(つよし)19歳 男 
雛の親友 萌(もえ) 25歳 女 
剛の後輩 陸(りく) 16歳 男 

【体格】身長・体重・胸囲(スリーサイズ)
剛 202センチ 110キロ 120センチ
陸 190センチ 90キロ 100センチ
萌 142センチ  36キロ 77-55-82
雛 135センチ  32キロ 77-54-79
0532名無しさん@ピンキー2022/04/24(日) 01:09:12.63ID:F06NLWrd
……剛と雛の身長差……

雛「ねえ、。、剛、ちょっと来て〜。」
剛「お?なんだ、姉ちゃん?」
雛「あーもーやだ〜、急に近くに寄って来ないでよっ!接近しすぎだわ。」
剛「なんだよ、姉ちゃんが呼んだから来たんだろ?俺に襲われると思ったんか?」
雛「わざと接近して、あたしを上から見下ろすんだもん。イジワルだわ。」
剛「で?なんの用だ?」
雛「あ、、それなんだけど…。いずれバレちゃうから言うわね。」
剛「ん?なんだ?身長のことか?」
雛「えーー!なんで、わかるのぉ〜?」
剛「お、やっぱりか。それで、どっち?」
雛「どっちとは?」
剛「念願の140センチに到達か?」
雛「だったら良いのに……」
剛「じゃあ、縮んだのか?」
雛「うん。135センチみたい。」
剛「え?マジで?あっはっはっは…!」
雛「そんなに笑わなくても……」
剛「体重は?」
雛「いきなり聞く?」
剛「俺が、直接、確かめてやる!うおーりゃあ!」
雛「きゃああっ!!」
剛「姉ちゃん持った感じだと、変わってないかな?たぶん32キロだろ?」
雛「抱っこしただけで、わかるの?スゴいっ!」
剛「当たりだ。今まで俺が姉ちゃんを何回持ち上げてきたと思ってんだ?」
雛「確かに。」
剛「身長が低くなって、体重が同じか。なるほど。」
雛「ねえ、、、何が言いたいの〜?」
剛「さては、姉ちゃん、太ったな。」
雛「うそ〜っ、そんなこと言っちゃあヤダっ!あたし、こんなに小さくて華奢なのに…。」
剛「バカ、冗談だよ。たった32キロしかない姉ちゃんなんか、軽々とリフトアップしちゃうぜっ!」
雛「きゃああああ!!!」
剛「俺との身長差って何センチだ?すごいことになってねえか?」
雛「何センチ差か、あたしに言わせるの?」
剛「俺、計算が苦手だからね。ちなみに俺は202センチだ。すげぇだろ?」
雛「んもー、こんなに小さい女の子相手に身長でマウント取ってくるなんて、ホント、男らしくないわ。」
剛「姉ちゃんは俺より67センチも小さいなんて、マジで可愛過ぎる。かわいくてたまんねえ。」
雛「ちゃんと計算出来るじゃないの。」
剛「そういや、もうひとりのチビは?」
雛「萌ちゃんのこと?ちゃんと名前で言って。」
0533名無しさん@ピンキー2022/04/25(月) 10:53:35.29ID:W2Dy3Gzi
……陸&萌・ことのはたんご……

萌「ねえ。、。陸くん。」
陸「なに?萌ちゃん。」
萌「『ことのはたんご』って知ってる?」
陸「知らない。うまそう。なにそれ?…コトノハダンゴ?」
萌「団子じゃないわよ。コトノハ、た!んご!」
陸「あ、わかった、踊るヤツだ!」
萌「それ、音楽のタンゴ!違うわよ。ことのはたんご。」
陸「萌ちゃん、詳しく教えてよ。」
萌「説明するのメンドーだから、検索してみて。」
陸「わかった。………………出た………これか………」
萌「1日に1回しかチャンスが無いの。」
陸「なるほど…………言葉遊びなんだ……どういうどういう仕組みなんだ?これは……………」
萌「こういう頭脳系は陸くん不得意でしょ?カラダだけは大きくて、勉強は出来なくてバカなのよね?力だけは強い筋肉バカなんだもん。(あ、陸くん、スマホに夢中で聞こえてないみたい。良かった…)」
陸「…………………ふーん……推理していって、正解の言葉を当てればいいのか……」
萌「やり方は説明のページに書いてあるわよ。」
陸「5文字の言葉をテキトーに考えて入力すれば、文字と位置が同じか、文字はあるけど位置が違うとか、教えてくれるワケだ。」
萌「うわっ、すごいね〜。陸くんにしては、意外と早く理解してるっ。うふふふ…。」
陸「さて、まずは、最初の5文字の言葉、どうするか?だよな……ムズいな。」
萌「1個目の言葉は何でもいいわ。」
陸「そっか、何でもいいんだ…………(しかし、このチビ女、さっき俺のコト、バカとか言いやがったな。)」
萌「制限時間は長いけどね。」
陸「あれ?…5文字入れたけどさ、入らないよ。」
萌「ちゃんと辞書にある言葉を入れなきゃダメよ。」
陸「やっぱり辞書に無い言葉なんだな。」
萌「陸くん、何という5文字の言葉を入力しようとしたの?」
陸「知りたい?最高の言葉なんだけどなあ。」
萌「うん、知りたい。あたしにも見せて。」
陸「これだよ。…いひひ…。」
萌「…え……!!!!……(やばっ、逃げよっ)あ、やだっ!きゃあああああ!いやあああん!!!!」
陸「おチビちゃんは逃げてもムダだよ。ソッコー捕まえてしまえば俺のモノ。俺が筋肉バカで悪かったなあ。」
萌「やっぱ、あたしの悪口、聞こえてたのね…マジ、サイアク…。」
陸「えへへ、俺が自分で考えた言葉を、有言実行さ。」
萌「あんな5文字の言葉、辞書に載ってるワケないでしょ!」
陸「辞書に無いんだね。知らなかったよ。」
萌「(やだ……モエオソウ…だなんて……でも………モエレイプ、、、じゃなくて良かったわ。)」
陸「今度は、ヒナオソウ、にしよっかな。」
萌「んもぉ〜真面目にやる気ないわね。」
陸「いや、真剣に萌ちゃんとイチャイチャしてるつもりだよ。」
萌「違うわ。ことのはたんご。きゃっ!あーんっ!陸くん、高すぎて怖いわ。」
陸「おお、そっかそっか、よしよし。お嬢ちゃん泣くなよ。」
萌「あたし、カラダはミニサイズだけど、陸くんよりもずっと年上のオトナのオンナなの。子供扱いはイヤよ、陸くん。」
陸「萌ちゃんオネエさま、今日も超ミニスカート、ごちそうさまっす。モエオソウ、ってか。うっひひ…」
萌「エッチ……」
0534名無しさん@ピンキー2022/04/26(火) 21:38:15.26ID:jN6pkveu
……剛&萌・邪魔なモノ……

(ひとりごと・頭の中)
萌「あたしには、コレがないとダメなのよね〜………あ、始める前に、ちょっと行ってこなくっちゃだわ。よいしょ…あ、、、これも、せっかく着けたのにな、ここに脱いでっと……」

(ひとりごと・頭の中)
剛「ノド乾いたな…ま、水でいいか……イテっ……
ん?なんだ、コレか……置きっぱなしにするなよな…どうせ姉ちゃんか萌ちゃんのどっちかだろ……コレは、ここにでも置いとくか…」

(萌、戻ってくる)
萌「さ、始めるわよ〜。あら?…あの大きな背中は、やっぱり剛くんだわ。」
剛「おお、萌ちゃんか。」
萌「剛くん、どうしたの?」
剛「俺は水を飲みに来ただけ。じゃあな。」
萌「あ、ちょっと待ってよ。」
剛「え?なに?」
萌「アレが無いわ。」
剛「無いって、なにが?」
萌「どこかに隠したわよね?」
剛「俺、知らない。」
萌「もしかして、あたしの手が届かない場所かしら?」
剛「なるほど、アレのことか。」
萌「あ!!!見つけたわ!あんな高い所に!」
剛「冷蔵庫の上くらい届くだろ?」
萌「あたし、背伸びすれば、なんとか……うっ…あ……ムリ、ダメだわ。」
剛「萌ちゃんの身長でも、一応、触れたね。」
萌「触れるけど、動かせないわ。剛くん、取って。あたし、142センチしかなくて、か弱い女の子なの。お願い。逞しい剛くんに取ってほしいな〜、ねっ?」
剛「そんなに可愛く言われたら仕方ねえなあ。」
萌「やったあ〜!(男は、おだてて使えば良いのよね、へへへ…)」
剛「踏み台は使ったら元に戻しとけよ。俺、足にぶつけたぞ。」
萌「料理しようと思って、踏み台を用意したら、トイレに行きたくなって、それで。ごめんなさい。」
剛「わかった。でも、エプロンは?」
萌「ああ、忘れてたわ。」
剛「裸にエプロン、しないの?」
萌「ばかぁぁ〜!剛くんのエッチ!残念!お洋服は、ちゃんと着るわ。」
0535名無しさん@ピンキー2022/04/26(火) 22:30:58.42ID:jN6pkveu
……陸&雛・落とし物……

陸「お?なんだコレ?ふーん。へえ〜。いいモノ拾っちゃったよ、俺。」
雛「あああああ〜!!陸くんっ!それ!」
陸「あ、雛ちゃんだ。」
雛「それ!あたしの!あたしが落としたかも。」
陸「ああ、そうなんだ。はい。どうぞ。(っていうか、ちょっと、この子と遊んじゃおうっかな…えへへ…)」
雛「………え……なによ…もぉっ…」
陸「赤が好きなのか?」
雛「(ぴょんぴょん…)んもぉぉ〜…」
陸「(なんだよ。ちっちゃい子のジャンプって可愛いくね?マジ、サイコー)」
雛「陸くん、いじわるっ。あたしの背が小さいから、わざと届かないようにしてるわね?」
陸「雛ちゃん、もう少しで手が届くよ。がんばれ〜!応援してるよ!」
雛「陸くんの身長190センチでしょ?あたしは135センチだから、55センチの身長差。あたし、どうしたらいいの?ねえ、それ、普通に返してよ。」
陸「雛ちゃんて、意外と、あるんだな。カラダが小さい割りに。」
雛「そうなの。あたし、いわゆる、ボンキュッボンなの。」
陸「バスト、いくつ?」
雛「え?それ聞く?……77センチよ。」
陸「俺は100センチ。23センチ勝ったぜ。」
雛「女の子と比べても意味ないわ。あたしの弟と比べなさい。」
陸「剛先輩には勝てないっす。」
雛「そんなことより、早く!あたしの!ブラジャーを返しなさいよ!」
陸「はい、これ。」
雛「ありがとう。あたし、赤の下着は好きよ。」
陸「パンツも、だよね?」
雛「え?さっき、ジャンプのとき、見えちゃった?」
陸「上からの目線だと、見にくいよ。」
雛「あ。見えたワケではないのね。」
陸「実際に目で見て確かめないとな。」
雛「きゃっ!」
陸「やっぱり。思ったより赤い。」
雛「高校生にもなって、女の子のスカートめくりなんて、小学生か!」
陸「俺よりむしろ、見た目は、雛ちゃんが…」
雛「はいはい。あたしはチビッコですけど、なにか?」
0536名無しさん@ピンキー2022/04/29(金) 09:41:05.36ID:h7Z5AgUR
……剛&陸・ネット注文……

剛「ネット注文完了した。」
陸「何ですか?」
剛「コレだよ。」
陸「へえ〜。こんなのネットで買えるとは知りませんでしたよ。」
剛「調べたら、あったんだよな。」
陸「学校にしかないかと思ってました。」
剛「俺のバイト先にはあるけど、家にもあったら便利だろ。」
陸「意外と安いですね。マックスいくつまで可能なんですか?」
剛「最大100まで大丈夫だ。俺たちが鍛えてもそこまでは到達しないさ。」
陸「俺も鍛えて頑張ります。」
剛「もちろん、姉ちゃんたち、か弱いの子にも使ってもらって、俺たちとの数字の差で、興奮するかもな。」
陸「か弱い女の子が大好物なので、楽しみです。」


……雛&萌・ネット注文……

雛「ねえ、どれがいいと思う?」
萌「そうね〜、あ、コレ、かわいい〜。でも、ちょっと不安定かもしれないから、すぐに転びそうだわ。」
雛「安定感を求めるんだったら、こっちのタイプが良いわよね。」
萌「雛ちゃんが最初に可愛いっ言ったやつ、何センチだっけ?」
雛「えっとね〜、コレだったら、7センチにしようと思ってるの。」
萌「10センチとかで少しでも身長を高く見せたいんだけど、履きやすい方が良いもんね。」
雛「萌ちゃんも買う?サイズは同じでしょ、あたしと。」
萌「うん。」
雛「わかった。じゃ、違う色で2個買うわね。」
萌「あたしたちが立派なレディってところを、あのバカでかい男たちに見せつけてやりたいわ。」
雛「あたしたちを子供扱いしてきたら、コレで踏んづけてやりましょっ。筋肉無い場所だし。ね?」
萌「尖ってるし、攻撃力、高め〜、痛そう〜。」
雛「ふふふ…。マジで、あたし、やるかも…。」
0537名無しさん@ピンキー2022/04/29(金) 09:53:13.67ID:h7Z5AgUR
……剛&陸・宅配……

陸「先輩、きました。」
剛「おう。さっそく開けろ。カッターあるか?」
陸「はい。でも、箱が大きいっすね。」
剛「あれ?それ、違うんじゃね?」
陸「コレ、頼みました?」
剛「いや。しかも、それ、女モノの靴じゃねえか。」
陸「2個あります。ハイヒールですね。」
剛「注文したの姉ちゃんかな。」
陸「ずいぶん小さい靴ですね。」
剛「俺たちの靴の中に余裕でスッポリ入るぞ。」
陸「どうします?箱に戻します。」
剛「お前が最初に宛名を確認しないからだよ。ちゃんと戻しとけよ。」
0538名無しさん@ピンキー2022/04/29(金) 10:37:03.78ID:h7Z5AgUR
……雛&萌・宅配……

萌「雛ちゃ〜ん!届いたわよ。」
雛「ほんと?それが、そう?」
萌「うん。」
雛「箱が小さくない?」
萌「そういえば、小さいわね。あ、コレ、名前が剛くん宛になってるわよ。開けてみる?」
雛「ダメよ。男の子たちが留守の時に、他人の荷物を勝手に開けたら怒られるわ。そしたら、間違いなく、萌ちゃんが襲われちゃうわ。」
萌「大丈夫。雛ちゃんが開けたことにするから。」
雛「やだ、萌ちゃん、ヒド〜い。」
萌「あら?別の箱が置いてあるわよ。しかも、玄関に置きっぱなしね。あ、雛ちゃんの荷物、こっちだ。」
雛「あ、ソレ、封が開いてない?」
萌「ホントだ。あたしが注文したピンヒールだわ。」
雛「ちゃんと2足ある?」
萌「うん、ある。きっと男の子たちが間違えて開封したのね。」
雛「ホントに剛ってドシなんだからっ。」
萌「じゃあ、ついでに、剛くんの箱も開けようよ。」
雛「うん。そうね。お互い様よね。」
萌「何かな〜?あれ、けっこう硬いよ。なんか目盛がついてるよ。」
雛「ああ、ソレ、握力を測るものなんじゃない?」
萌「剛くん、わざわざ買ったのね。」
雛「とりあえず、そのまま箱に入れて置いとこ。」
萌「うん。」
雛「ヒールが太くて安定してる、チャンキーヒールと迷ったのよね。チャンキーだったら、ヒールが10センチでもイケると思ったんだけど。あたしが履いたら145センチでしょ?それでもチビッコだけど。」
萌「結局、ヒールが細いピンヒールにしたのよね。」
雛「試しに履いてみよっ。あたし、ピンク。」
萌「和室はダメよ。畳はヤバい。」
雛「おっと、危うく……」
0539名無しさん@ピンキー2022/04/29(金) 11:20:19.57ID:h7Z5AgUR
……剛&雛・荷物……

雛「握力計、届いてたわよ。」
剛「姉ちゃん、俺のを勝手に開けたのか?」
雛「だって、あたしのを剛が先に間違えて開けたんでしょ?」
剛「いや、開けたのは俺じゃない。」
雛「そんなことはもういいの。ねえ、あたしの足元、見て。」
剛「なんだ?ああ。あのハイヒールか。」
雛「7センチのピンヒールよ。どう思う?」
剛「ん?、、、ピンヒールって何?」
雛「え?そこから?」
剛「ちっちゃくて可愛いと思うけど。」
雛「ピンヒールが?それとも、あたしが?」
剛「その、ボーリングみたいな名前はともかく、ちっちゃい姉ちゃんは可愛いよ。」
雛「ボーリングの、ピン、ではないけど。でも、ピンクのピンヒールも可愛いわよね?」
剛「ピンピンうるせえな。」
雛「あと、どうせ測れって言われるから、先に言っとくわね。あたし、握力、めっちゃ弱いの。左右15だから。もう測らないわよ。」
剛「俺、超か弱い姉ちゃんの4倍も強いぜ。どう?」
雛「どうって言われても……。もう知ってるの。腕力が違い過ぎて、興奮するんでしょ?か弱い女の子をイジメたら、剛の足のを、このピンヒールで踏んづけちゃうわよ。」
剛「うわっ、それは想像しただけで、めっちゃ痛そうだ〜!でも……踏まれる前に姉ちゃんのカラダを持ち上げてしまえば、絶対に踏まれないさ。」
雛「きゃあきゃああ!!!」
剛「チビ女が大男をナメんなよ。」
雛「こわいよぉ〜。優しくして〜。」
剛「たしか、靴、2個入ってたけど。」
雛「もう1足は萌ちゃんの分よ。2個じゃなくて2足ね。」
剛「この女、いちいち細かいこと、うるせえな。」
雛「姉に向かって、この女とは、なによっ!」
剛「そういう怒る姉ちゃんも可愛いくて、たまんねえ。ちっちゃいから永久に抱っこできるなあ。」
雛「あーん…。(剛ったらマジでムカつくわ。いつかホントに踏んでやるんだからっ!)」
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