「ね、ねぇ……っ」
焦らされた私の声が薄暗い部屋に響いた。
その声にはどことなく楽しげな雰囲気を含む声で返される。
「どうかしたか?」
「まだ、だ、だめなの?」
「ダメだな。まだ2時間だろ」
「でも1.8も入ってるからパンパンで」
やはり返される言葉はにこやかだ。
「それでも約1.9になる位だぞ。最大2.3だったろ? 元々容量多いからまだ大丈夫なはずだ」
「……うぅ」
そう、私は膀胱に1.8リットルの水を詰め込んでいる。
元々貴婦人膀胱と言われている体質の私は排尿を我慢して我慢して―――それで放出する事で大きな快楽を得る事をしていた。
12歳頃から本格的に尿道やらに興味を持ち始め、6年経つ今では最大2.3リットルまで詰め込むことが出来る様になった。
因みに尿道は28mm程まで拡張した。
カテーテルで水を大量に注入して太いプラグでせき止める、それだけでもう十分に快感を得られる体質になったのは言うまでもない。
こんな変態行為に付き合ってもらっているのは幼馴染の男だ。
彼の家に遊びに行ったとき、ブジーが目に入ったのがいけない事だと思う。
「しかし、尿道と膀胱でしか感じないんだろ? お前大丈夫なのかそんなんで」
「いわな、いでょ……ぅ」
じわじわと膨らんでいた快楽の塊が白く弾けた。
ふと力が抜けるが、膀胱にまで届くブジーは抜け落ちない。
何故かと言うと、丁度膀胱に入っている部分が返しの様になっていてちょっとやそっとじゃ抜けないようになっている物だ。
「どうする、そろそろやめるか?」
「いや! もっと膀胱広げて欲しいの!」
「本当に変態だな。それなら一旦出し切るか」
ぞわりと期待に体が震えた。
「今度は、どうするの」
「入るだけ入れる。そしたらいつもの様にぐちゃぐちゃにかき混ぜてやるよ」
「……あぁ!想像するだけで…………早く、お風呂場行こう!」
「そう急かすなって」

私は準備してあるエアーマットに寝転がり、クリスマスの小学生の様に今か今かと待ち望んでいる。
「抜くぞ」
「う、うん―――ぅあぁっ!?」
ジュポ、と淫猥な音が響き、更に塞がれていた膀胱内の液体が勢いよく流れ出て来た。
もちろんそれと同時に私の口からも快楽の叫びが流れ出る。聞くに堪えないので雑音と同じだが。
「おーお、盛大にイッたな」
「ッ! ひぃぁ……ふ、ぅ」
「それじゃ、カテーテル入れるぞ」
「あっ! ま、まって―――いぃあぁぁ!」
彼は慣れた手つきでカテーテルとイルリガートルを連結チューブで繋げた。
まだ液体が入っていないだけマシだがカテーテルが少し太い気がする、多分10fr位だろう。
「それじゃ、手始めに1リットルな」
水が注がれる音がするが膀胱には入ってくる様子が無い。
クランプで塞き止めているらしい。
「い、一気には止めてね? ……良過ぎて飛んじゃうから」
「おうよ。さて」
ひやりとした液体が流れ込んできた。それだけで弱い快楽を感じるのはもう変態だからでいいや。
「うぁ……いぃよぁ」
「ま、俺も変態だからな。見てるだけで十分な所とか」
その後色々と楽しんだ(力尽きたとも言う)。