逆転裁判エロパロ第18法廷
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・・・ここは逆転裁判のエロパロスレッドだ。
SSの投下、大いに歓迎しよう。
<異議あり!>
弁護側は下記を要請します!
・投下前のカップリングの明記
・特殊設定などの注意事項の記載
・需要の有無、「〜〜だけど投稿していい?」などのお伺いは不要
・書き手の素性、スレ外での行動は詮索無用
・BLの話題及び投稿は該当他板へ
・4のアンチ意見は専用スレへ
・特定キャラ、カップリングおよびそのファンの中傷禁止
・自分の萎えは他人の萌え、人様の萌えに萎えても完スルー
・上記を守れない揉めさせたがりの完スルーに“意義”あり
・下記のカップルのSS投下、雑談はぴんく難民板の専用スレでどうぞ。
ナルマヨ:カプ名で検索
ミツメイ:名字で検索
次スレは>>980あたりで立ててください。
前スレ
逆転裁判エロパロ第17法廷
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1299612169/
逆転裁判エロパロスレ@Wiki
ttp://www23.atwiki.jp/gspink/ 気の強いかぐやを、空気読めない番刑事あたりで攻めてみたい 弟の話するって流れになったらホイホイ付いていきそうだなぁ 弟の事で便宜図ってもらう代わりに、色んなメカを使ったジャスティスなプレイを… 昏睡状態の心音ちゃんを……な非ジャスティスなシチュでの亡霊×心音。
ぬるいけど鬼畜陵辱ものですご注意を。
投下するどころかエロパロ板に書き込みするのがいつ以来だ? というレベル=忍法帖のレベルもないので長文投下できないのと、
内容が人を選ぶネタなので、アップローダーを使って投下します。
http://filescase.com/src/GEN50MB0511.txt.html
ダウンロードパスは GYAXA です。
……一応、あと2回ほど続く予定。 >>32
乙乙!
亡霊の使い方がうまいなー続き楽しみに待ってる 乙、面白いわ
寝ながら感じてるココネがエロいw
続き楽しみにしてます! 亡霊鬼畜や・・・(褒め言葉)
エロも楽しみだけど話の展開も楽しみです 亡霊×心音もの第2話。>>32の続きです。
今回はがっつり鬼畜陵辱してますご注意を。
忍法帖のレベルもないので長文投下できないのと、
内容が人を選ぶネタなので、アップローダーを使って投下します。
http://filescase.com/src/GEN50MB0512.txt.html
ダウンロードパスは GYAXA です。
当初は次でラストの3話完結予定でしたが、
合間に挟めるネタを思いついたので1つ増えて4話完結になります。
前作へのレスありがとうございます。
保管庫管理人様、保管ありがとうございます。
お手数おかけして申し訳ありませんが、今回も本文の保管宜しくお願いします。 続きキター!
めっちゃ激しくなってて超GJ
しかしユガミ…(´;ω;`)
今後にも期待! 待ってたよー!!
ユガミンの目の前で犯すとかテラ鬼畜
GJ、続き楽しみにしてる! 散々犯されてイカされて痴態見せてもう合わせる顔もなかろうに、
それでももうユガミを傷付けたくなくて自分から亡霊についてくとかね…。
月のイヤリングを置くのが切ない。 先が気になる展開なので勝手に想像したいがここは黙って全裸で待機!!! 亡霊って正体不明なんだけどなぜか初回プレイの時から性欲だけはビンビンなヨカンがしていたのでSSまさにキタコレ状態 惜しいのは亡霊自身のビジュアルがわからないところなんだけど、小説なら好きに想像すりゃいいしな
まあ俺は想像力ないからどうしても番のままでイメージしてしまうが この顔じゃダメ?
どういうのが好みなの?
ユガミくんがいいのかな?
とか言いながらせめるといいと思う 亡霊×心音もの第3話。>>38 の続きです。
今回は普通のシーンもそれなりに多いです。が
エロ部分はけっこうキツい鬼畜陵辱してますご注意を。
忍法帖のレベルもないので長文投下できないのと、
内容が人を選ぶネタなので、アップローダーを使って投下します。
http://filescase.com/src/GEN50MB0515.txt.html
ダウンロードパスは GYAXA です。
次でラストになります。
前作へのご感想ありがとうございます。
保管庫管理人様、保管ありがとうございます。
お手数おかけして申し訳ありませんが、今回も宜しくお願いします。
>>46-47
マスクが裂けたバンをイメージして書いています。>亡霊
が、文字ですしビジュアルはご自由に想像して頂ければ。 ビジュアルがどうとか言ってる間に続きキタコレ!!
夢も結婚式もド鬼畜でいいわー
んでまさかのあの人登場とかw
次でラストか、もっと続いてほしいけどとにかく楽しみに待つよ >>53
ノシ
関東アツイアツイヨー!ここまできたらラストまで全裸待機! 亡ココ 続きうpキターーーー!
と思ってこのスレ開いたヤツは正直に挙手 続きは基本「来たらいいな」程度に思ってる
一気に投下せず連載形式にして
終わったことのある書き手の方が少ないからなここ
書き手をせかすのも良くないし 最終話が前後編形式で分割投下できそうなので、投下します。
亡霊×心音、最終話前編。
今までと変わらぬ鬼畜陵辱に、
ユガミ×心音の純愛エロが混ざってます注意。
http://filescase.com/src/GEN50MB0516.txt.html
ダウンロードパスは GYAXA です。
次はラストまで書き上げたらの投下になります。
前作への反応ありがとうございます。
保管庫管理人様、保管ありがとうございます。
お手数おかけして申し訳ありませんが、今回も宜しくお願いします。 ホントに来たー!
ノリノリで挙手した俺が馬鹿みてぇなタイミングじゃねぇかよw
これからゆっくり読む! 連載の件だけど冥と弓彦のやつは終わらないのかな?
他の人が続きを書くのはアリ?
いいなら書きたいんだが >>59
好きでもない男に散々犯され達してしまう所を
大好きな人に見られてしまうなんて
女として最大の屈辱なのに、
それでも良いって言ってくれるユガミンは本当に心音が大切なんだろうね
切ないなあ…… >>59
乙!
ユガミは生死かけて切った張ったしてんのが似合うなあ
そして心音はやっぱり元気モードより壊れかけてガクガクしてる方のがエロい
>>62
保管庫で見直してみたけど、導入部しかないやつのこと?
だったらものすごく似た設定で一から書いた方がいいんじゃないの >>64
そうそれ
元ネタは保管庫の奴ですって書いておいて
似たような感じで初めから書きなおせばいいかね
あの設定お借りする感じで >>65
ハミノコ物語みたいにすごく特異なパラレル設定ってわけでもないし、最初から書くならいいと思うよ
冥×弓彦すごく読みたいので頑張ってほしい 亡霊×心音もの最終話・後編。
【死にネタ】あります。ご注意を。
http://filescase.com/src/GEN50MB0522.txt.html
あとおまけ小咄。本編ラストから数時間後の話なので
本編のオチバレしてますご注意を。
http://filescase.com/src/GEN50MB0521.txt.html
ダウンロードパスはどちらも GYAXA です。
これでこのシリーズは終わりです。最後までお付き合いありがとうございました。
皆さんの言葉に沢山励まされました。
保管庫管理人様、いつも保管ありがとうございます。
お手数おかけして申し訳ありませんが、今回も宜しくお願いします。 >>67
乙でしたー!
普通に物語としても面白かったよ、逆裁の世界とは思えないくらいハードなんだけどそれがいい >>67
世に出してくれてありがとう!お疲れさまでした
いろいろあったけど初めて亡霊が好きになれたわ 亡霊、最後いい味出してるなー。亡霊が好きになったよ、ありがとう! あーだめ
それだと尻切れになってるよ
改行ミスしてるんだと思う 一時的に規制解除保守
アプリで5配信されたからご新規さんが増えるといいな 大逆転裁判の舞台が倫敦と聞いて
誰かヴィクトリア朝?のエロネタはお持ちでないか?
漱石の作品には留学時代の風俗ネタとかあるのかなー 医学博士号持ち小説家幼女のアイリスと薬品持ち変人シャーロックとか
それだけでネタになりそう
寿沙都ははみちゃん系キャラなのかミサイル系キャラなのか >>78
医学的に男女の営みについて興味を持ったアイリスが
龍之介かホームズとスサトを一部屋に閉じ込めて…
みたいな感じが似合いそう
スサトは蘇る〜のアカネちゃんぽい 医学書で男の生殖器について知ったアイリスが実地で試してみようとする
とかもいいなぁ。
手で触るのが怖くてイヤ→足コキな流れもいいし、
平然と弄くって「まあこれが射精というものなのですね。臭いですわ」とかもいいし。 亡霊が心音ちゃんを拉致監禁して……な非ジャスティスな状況下で撮影プレイな亡霊×心音。
鬼畜陵辱ものなのでご注意を。
エロは亡ココのみですがユガココ要素あります。
あと未来捏造設定も出てきます。
上記のように人を選ぶ内容なので、アップローダーを使って投下します。
http://filescase.com/src/GEN50MB1145.txt.html
ダウンロードパスは、 gyktn です。
保管庫管理人様へ。
お手数おかけして申し訳ありませんが、本文の方の保管もよろしくお願いいたします。 前の投下の方と同じ方でしょうか。相変わらずドS!
どんどん極めてる感じな歪んだ亡ココも美味しいですが、
状況設定や展開が良くてその分亡霊も気の毒になってきて(苦笑)
いつか和姦の亡ココも読んでみたいっす(こっそり >>84
乙乙
相変わらず、ココネに執着する亡霊の描写が凄いですなぁ
大元のゲームの方でもこれくらいみっちりしたキャラ描写があればよかったのに、と思ってしまうわ このゲーム元々キャラ描写みっちりする方じゃないと思うがなあ
みっちりよりインパクトというかレギュラーキャラでもなきゃそんくらいな描写じゃね
レギュラーは今後の作品でもっと埋まってくだろうし狩魔みたいに過去話で登場する機会でもなきゃ
>>84は乙
自分はさほど巧くない言われてたユガミが気になるわw屈辱だぜ… ゲームは結局亡霊がなんだったのか最後まで分からないまま終わった
文字通りポカーン >>88
それはスタッフ側が意図したとおりの感想になってると思う
ある意味モデルのようなユーザー 84です。
SSへのお言葉ありがとうございます。
保管庫管理人様、保管ありがとうございます。
>>85
はい、そうです。
前作で入りきれなかった撮影プレイを今回書いてみました。
和姦は、ネタの神様の降臨次第ですね。書いてはみたいです。 肉体関係ありのユガココが投下されてるかと思ってたけど来てないんだね
外部見ると結構ユガココ推しいるのに >>93
昔はエロ虹SSを発表するとしたら
ここエロパロ板に投下かエロOKの鯖でHP開くかしかなかったけど
今はpixivで投稿する人が増えたからね
ここの板の存在を知らない人も出てきたし だからって本スレでここに誘導するようなこと書くのはどうかと思うよ 全年齢で同人系の話題が出たのを制してピンクへ誘導したと思しき人が、
誘導先で「仕切るな自治厨」と文句言われてて、
時代は変わったんだなと思ってしまった
あれはピンクに来て良い年齢の奴だったんだろうか…
関係ないけど支部人口増えたは良いが
SSが非常に読み難いのが難点に感じるのでこうしたwikiに感謝してる
ありがとう管理人さん 久しぶりに来たらナルマヨミツメイが書けなくなっててびっくりした。 本当に久し振りなんだなw
その2組はそれぞれのスレでどうぞ
大逆転が7/9発売に決まったけどそれはここでおkだよな?
寿沙都絡みのCP増えそう
wktk ホームズ×アイリスにも期待!
ホームズめっちゃヘタレそうだわーw 逆裁2の舞台見に行ったら俳優座劇場の隣がSMショップ…
冥がムチをそこで調達していると妄想してしまう スサトでエロいことが浮かんでこない。
本気で好きになった子でヌけなくなった状況に似てる。 レイプされたら自害しちゃいそうなタイプではある・・・ 寿沙都は服剥かれた時点で舌噛み切りそうな、昔っぽい芯の強さがあるね。
アイリスは年齢より大人びててはみちゃん系だけど色恋には関心無さそう。
スリの女の子が嫌々だけど生きてく為にウリやるのはありうるかもと思った。
カプ的には亜双義の態度が分からなかったから微妙だけど
御琴羽教授は将来娘の婿にと考えてそうだと思った。
死んじまったけどさ。 婿に、と思ってなきゃ嫁入り前の娘を留学にくっつかせていかないよな
アソウギが生きてたら三角関係とかもあり得て面白そうだったのにね
ジーナちゃんは小さい子供たちのために…とか想像に難くないなw
時代背景とか気にし出すと仕方ないので、それっぽいSSが読みたいです
クロッポイで思い出したけど、ニコも嬲られる系似合う そう考えると亜双義への教授の信頼度が如何に深かったか分かるな…
江戸時代はわりと自由だったとは聞くけど
明治の頃は婚前交渉ってどうだったんだろう
江戸より厳しいイメージがあるんだが
どちらにしろ嫁入り前の娘に手を出さないと信用されてたのは間違いない
寿沙都が刀持って泣いてるのを見て恋心はあったのかもと思った
いわゆる「お慕いしてたのに」ってやつ
今回白人金髪系の女の子も可愛かった
ジーナもニコもレイプじゃないけど自分の本心でもないセク口スやらされてそう ジーナとニコはそっち方面想像しやすい。
寿沙都は純愛以外はイメージできん。 ジーナは死体の横に座らされて脅されたっていう展開がかなり燃える 寿沙都は望んでないお見合い相手とのセク口スは想像できるかな
本心では龍ノ介か亡くなった一真を好きなのに、親父が決めて来た相手と… 心音を食事に連れて行った帰り道。夜も遅いので夕神は当然のようにマンションの玄関前まで送っていった。
「夕神さん、今日はありがとうございました!」
にこにこと笑う心音はかわいらしく、夕神も満足して笑った。次の瞬間、心音の大きな瞳に力が篭もる。
「あの……あの! せっかくですから、部屋に上がってお茶などどうでしょう?!」
おそらく隣近所に聞こえているだろう大声。夕神は苦笑した。キャラメル色の頭を撫でる。
「若ェムスメの部屋に上がり込むつもりはねェよ」
「で……でも……」
頬を赤らめた心音は、口の中でもごもごと言葉を探す。大体、言われることは予測できた。
「……わたし、夕神さんのカノジョなので……上がってもらっても大丈夫だと思うんですが……」
──そうなのだ。
心音が言うように、いつ彼女の部屋に入っても、後ろ指さされるような関係ではない。彼女は社会人で、自分はもと囚人とはいえ、現役検事。恋愛関係になってもなんの問題もない。
だが、夕神はまた苦く笑った。かかとを引いて、かわいい彼女に背を向ける。
「……師匠のムスメを、嫁入り前にキズモノにするつもりはねェよ」
「…………部屋に入ったくらいでキズモノにはならないと思うんですが……」
背中から聞こえる声に、ぎくりと身体が強張る。背後で笑った気配がした。
「……部屋に入ると『キズモノにするかもしれない』ってコトで、いいんでしょうかね」
「……勝手に妄想してろ」
「ハーイ! ……ねぇ夕神さん」
呼ばれて、わずかに夕神は振り返った。
「なんでェ」
「おやすみなさい。夢のなかでも会えるといいですね」
笑顔で手を振られて、そのまま少女は自室に引っ込んだ。
一瞬垣間見た心音の愛らしさに、夕神は胸の痛みを感じてうずくまった。 キスはする。小さく柔らかな唇に吸い付くと、抱きしめた肢体がぴくりと跳ねるのが愛らしい。口腔に舌を差し込むと艶めかしい軟体を絡めとり、それも啜る。
ぴちゃぴちゃと唾液の絡む音をたてながら舌先で敏感な箇所を探るのが楽しかった。
その時の心音の表情を盗み見るのが好きだった。白い頬を真っ赤にして、伏せた長いまつげが震える。目尻から生理的な苦しさで涙が流れるのを見て、一層夕神の嗜虐心が掻き立てられるのだ。
そこで口付けを終えるのは、いつも苦痛だ。本当なら、もっと長く彼女を味わって、すぐ傍にある肉感的な身体に手を伸ばしたい。
それができないのは、先ほども本人に言った通りだ。大恩ある師の娘を、嫁入り前に傷物にするわけにはいかない。
たとえ、いずれは自分が貰うのだとしても。
それで夕神は、いつも頭の中だけで彼女を求めることにする。
キスを終えたらシャツを強引に引き裂き、たわわに実った乳房を露わにしたうえで下着の上から両手で揉み込む。張りのある乳房は自分の手のひらを押し返してくるだろうから、力を入れてもみ込むのだ。
するとぐにぐにとその形が変わって、とうとう乳頭がブラジャーから飛び出してくる。レース地の下着からこぼれた乳首は刺激に勃ち上がっていて、濃いピンク色をしているだろう。
それを口に含むと、ひゃい、と小さな悲鳴が聞こえてくるのだ。顔を見ると、いつもは元気いっぱいの表情が羞恥に歪んで涙をこぼしている。
そのいやらしい表情にさらに興奮して、口でキツく乳首を吸い上げ、反対側の頂も指先でぐりぐりと刺激を与える。 もうやだぁ……はやくしてください……。
おそらく絶対に現実では望めないであろうしおらしい声で、脳内の心音がねだってきた。
夕神は頷いて、心音の足を一度撫で、股間の部分のストッキングを引き裂いて下着を強引に避ける。
どろりとした愛液がこぼれているのを確認して、夕神は自身の勃起したペニスを溶けた陰部に挿入した。
あああん! ゆうがみさん、きもちいいよぉ!
脳内の心音が素直に、かわいらしい嬌声を上げる。それに一層高ぶって、夕神は強く腰を振る。
そのたびに肉と肉がぶつかる音と、ぎゅうぎゅうと熱い肉に絡みつかれる感覚に意識が飛びそうになる。
アッ、ゆうがみさん、イっちゃう! わたし、キモチヨくてイっちゃいますよお!
──あァ、俺も。
目の前が真っ白になるような快楽が下腹部から脳髄に届く。全身でそれを享受し、荒い息を吐き出して、目を開けた。
手のひらに、自分が吐き出した欲望の粘液が散らばっていた。
心音を自慰に使うのに、抵抗がないわけではない。だが、夕神だって健康な男子で、しかも7年も獄中にいてその身は自由でなかった。
そして自由の身となった今は、傍に愛らしい少女がいる。その少女に手出しできないとなれば、もう夕神に選択肢はなかった。
夕神はまた、はだけた己の下半身を見た。出したばかりだというのにもう勃起している。心音のことを考えたからだろう。
またそれを手のひらで包んで、こすり出した。
心音を抱きたい。思い切り自分の精液で汚したい。
そんな欲望を押さえ込むには、これしか方法がない。夕神はそう信じて、自室の気安さで思い切り男根をさすり上げた。 ある日。自室へ帰ると荷物が届いていた。姉からだった。小さな段ボール箱に、また書類か自分には不要な小型ロボットか機械でも入っているのだろうか。
開けて見ると、シリコン製のオナニーホールとコンドームが入っていた。
殺す。
明確な殺意を持って夕神は荷物を一度閉じた。閉じかけた段ボール箱から、一枚の紙切れがはらはらと落ちるのに気付いた。
姉の字でメッセージが書かれてある。
お姫様のカタチのだから。
たった一言。その威力は絶大だった。
夕神は無言でもう一度品物を取り出した。直視するのが気恥ずかしかったので、うっすらと目を開けてみる。
夕神は、まず姉の言うことを信じてもいいかどうかから検証をはじめた。
なんでココネのカタチでなんぞつくれるんだ。いつ調べた。いや、あの姉ならココネ本人をたぶらかしてデータくらいとってしまいそうだ。
ということは、コレは本物なのか。
本物の可能性が、ないでもない。
そしてあのクソ姉貴は、自分をからかうために全力をもってして精巧につくりあげるだろう。それが姉だった。
こんなところでは絶対に手を抜かない。つまり、性能は保証されている。
そして、もしこれを棄てるとして。これはココネを模したものだ。今の自分に確認する術はないが、そういうことになっている。
棄てられるのか。自分に。ムリだ。自分にココネは棄てられない。 結局夕神は、使うにしろ使わないにしろ、コレを所持し続けなければならない。
殺す。
姉に二度目の殺意を抱いた。そうして、もう一度、今度はしっかりとシリコン製の性具を見る。
「…………」
自分の中の興味を、否定できない。だが、このまま姉の策略にまんまと乗るのが夕神には悔しい。
悔しいので、10分ほどオナニーホールを前に正座して考えてみた。
興味を否定できない。
夕神は内心泣きながらいやらしいおもちゃを手に取った。
すまねェ、ココネ。すまねェ。
心中で謝罪を繰り返しながら、膣のまわりを覆うひだを指で辿った。
もはや生身の女の身体など遠い記憶となっているが、随分精巧につくられているのはわかる。
おそらく、検針にひっかかって流通できないような代物だろう。
姉の高い工業力が無駄遣いされていることに思いを馳せた。
ということは、心音の秘部はこんなカタチをしているのか。
情けないことに、非常に興奮した。陰核から小陰唇まで再現してあり、それをそっと指先で撫でてやる。
陰核をじっくりと眺めながら的確に亀頭を刺激してやると、どういう仕組みかふっくらと膨張してきた。
さらに摩擦を強くすると、膣から液体が漏れてくる。潤滑油だろうか。どんなからくりかはさっぱりわからないが、随分高性能なようだ。
本当に無駄な工業力だと思う。 すぐに挿入しようかと考えて、なんとなく気が乗らなかった。これが心音であるのなら、もう少し丁寧に扱ってやりたい。
夕神は、とろりとした潤滑油を指に絡ませて膣内へと侵入させた。膣内は熱く、きゅうっと夕神の指を締め付けてきた。
随分狭くつくってあるようだ。いや、心音がそうなのか。だとしたら、念入りに解さなければ。
夕神は指を二本に増やして、溶けた陰部にゆっくりと抜き差しをはじめた。
そっと膣口を押し広げ、指をゆっくりと味わうように胎内へと挿入。柔らかく締め付けてくる感覚を楽しみながら、内側を丹念に撫でた。
膣孔からは不思議なことにどんどん粘液が溢れてきて、夕神の動きを助けた。まるで本物の女の身体のようで、理性ではなく本能で興奮する。
姉のたくらみも脳から飛んでいき、夕神は夢中で女のつくりものをいじって遊んだ。
すっかりぐちゃぐちゃになった性具に、夕神は自分の逸物をあてがう。すでに興奮で硬くたぎり、その上からコンドームを被せてある。
そうしてシリコン製の女を、一気に貫いた。孔は驚くほど熱く、苦しいほどに夕神を締め付けてくる。
潤滑液がなければ身動きがとれなかったかもしれない。孔を自分になじませようと、ゆっくりと出し入れを繰り返した。
不思議なことに、孔の力は弱まりそうもなく、むしろ一層熱く締め上げてくる。
「……ッ一体、どんなつくり方しやがったンでェ……!」
悪態をつきながらも、夕神の腰は動き続けた。止まれなかった。 ──善すぎだろォ!
心音のモノだというイメージがあるからに違いない。それでも、この道具は凄まじいほどの快楽を夕神に与えてくる。
最奥を突く度にまるで痙攣するかのように微細な刺激を陰茎に施し、ますます熱くうねるのだ。
もしこれが本当に心音を模したものであるとするなら。きっと自分は心身ともに彼女に夢中になって、腕の中から出したりしないだろう。
一生抱きしめて、愛でて暮らしたくなるに違いない。
「は……ハッ……ココネ、ココネ……!」
荒い息を吐き出しながら、夕神は快楽を追いかける。どこかでココネの嬌声が聞こえるような気がした。妄想にとらわれすぎだと思う。
集中しようと目を閉じた。快楽に涙を流して喘ぐ心音の淫猥な姿が浮かんで一層興奮する。
目を閉じたことで聴覚も研ぎ澄まされ、じゅぽじゅぽと生々しい粘液の音が部屋中に響いて、夕神はそれにも昂奮を煽られた。
おもちゃのリアルな刺激で膨張したペニスに、針を刺すような射精感がこみ上げてくる。
いよいよ限界を感じて、性器の奥の奥へ亀頭を突き込み、思い切り射精した。
「ぐううううッ!」
陰嚢に溜まった雄汁を思う存分吐き出して、夕神はうっとりとその快楽に陶酔した。 ココネ、すまねェ。
夕神は駅前にある前衛的なオブジェの前に立ち、昨晩から何度目になるかわからない詫びの言葉を心中で繰り返した。
これから、心音に会って食事をすることになっている。だが、あの無邪気な笑みを前に自身が腐った男であることを悟られたくなかった。
なんとか冷静にならなければ、彼女の良すぎる耳がヘンなノイズを拾ってしまうだろう。
夕神は幾度か深呼吸しながら心音を待った。
5分ほど経過したところで、心音の姿を見つける。心音は、どこか浮かない表情をしていた。
「……そ、その。お待たせしました……」
「オゥ、どうした。なんかあったのかィ」
いつも無邪気で元気な彼女が、なんだか不安そうにしている。それだけで夕神にとっては一大事だった。
心音はえーっと、と口をもごもごと動かした後、なぜか赤い顔をして夕神を見上げてきた。
「その……あの……」
「ン?」
「き、昨日の晩……その……」
「なんでェ、言いにくいコトなのか」
「………………やっぱり、やめておきますね」
心音は赤い顔のまま夕神の腕に抱きついてきて、夕神の心臓が一瞬跳ねた。
──昨日の晩……?
「…………まさか、なァ」
「なにがですか」
「いいやァ、それで。今日はなにが食いたいンでェ」
<終> 最近、自分の身体にヘンなコトが起こる。
それなりの深夜。そろそろ眠ろうかという時間帯に異変を感じる。
今日はシャワーを浴びてパジャマに着替え、ベッドの上で読書をしている時にそれが起こった。
股間を、誰かに触られている感じがする。
もちろん、そんなことがあるはずはない。この部屋はワンルームで、心音が一人で暮らしている。
未だ付き合っている彼氏も入ったことのない、男っ気のない部屋だ。
自分しかいないし、まして自分で陰部を弄っているわけでもない。
それなのに、なにかが自分の性器に触れている感触がするのだ。
「なんでなんだろ……」
数日前からはじまった奇怪な現象は、けれどコトがコトだけに誰にも相談できずにいた。
付き合っているはずの、夕神にさえも。
彼は真面目で、真面目過ぎて、まだキスしかしていないような間柄なのだ。
決して自分に劣情を感じていないわけでないことは、ココロの『音』を聴けばわかる。
それなのに自分を律しているのは、母への遠慮に他ならない。
ならば、彼の顔を立てるのが良き妻の姿ではないか。心音はそう思っている。妻。妻。
そういう間柄だからこそ、あけすけにこういった妙な現象を相談できなかった。
誰かが、自分の性器に触れているかもしれない、なんて。
大体、触れているわけもないのだ。ということは、やはり自分の感覚が狂っているのだろう。
「夕神さんとエッチしたくて、頭ヘンになっちゃったのかな……」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています