悔しい!許さない!を前面に押し出すエロパロ
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0001名無しさん@ピンキー2014/06/02(月) 20:10:03.27ID:NdFPLUYf
せっかく陵辱しているのにすぐに堕ちちゃったり、アヘったりするのは萎えるとは思いませんか?

「悔しい!」
「許さない!」
「この下衆が……!」
「もう十分でしょ!」

というような。

涙ながらに目を真っ赤にしてこっちをにらみ続けたり、
犯されながらも相手を罵倒し続けるなど。

心が折れない、あるいは簡単には堕ちない。

女の悔しがっている感情をメインにしたエロパロを書きましょう。


*アヘや堕ちは絶対禁止というわけではありません
*ただし「悔しがる」のをメインにして下さい
0167名無しさん@ピンキー2014/07/27(日) 20:48:36.11ID:yVdIHlg7
今期アニメのやつかな。
そういえば、上にレールウォーズのSSあるけど、あれのアニメ今やってる最中なんだな。
0168名無しさん@ピンキー2014/07/27(日) 23:00:00.99ID:F2nlkFHO
現代限定?

中世〜近世位のファンタジー的なのでも良いの?(FE的な)
0170名無しさん@ピンキー2014/07/28(月) 19:52:55.76ID:QHENBIRz
舞台、時代、世界観に縛りは無い
0171名無しさん@ピンキー2014/07/31(木) 17:56:03.58ID:uFI0JmBg
>>166
アニメだと主人公以外は省略されちゃったけど原作だと他にも二人連れて来られていたなあ
散々太らされた上に食われると宣告された女の負け惜しみセリフとか、かなり良かった
0172名無しさん@ピンキー2014/08/07(木) 14:14:27.08ID:tSkfy7Ye
吸血鬼が出てくる作品だと、人間の血を飲む飲まないで苦悩するやつがあるじゃん?
ダレン・シャンとか。
じゃあ、精液を飲まないと生きていけない体になった女はどうなっちゃうの。
悔しいの?許さないの?
許さない対象は自分を変えてしまった現況、悔しい対象は自身の運命になるよね。
己の運命を呪いながら、一生精液飲み続けるんだ。
0173名無しさん@ピンキー2014/08/07(木) 16:39:00.07ID:06MbwM9o
ちょっと書いてみたんで投下してみます。
なるべく悔しさ表現は出してみたつもりです。
0174巨乳捜査官の屈辱2014/08/07(木) 16:45:44.48ID:06MbwM9o
「……で、その怪しいねずみとやらはこいつか」
無精ひげの男がそういうと、横にいたスキンヘッドの男がはい、と頷いた。
コンクリート打ちっぱなしの部屋、目の前には全裸の若い女が吊るされている。
部屋の両端から鎖が伸び、両手首に巻きつけられていた。
女は美しかった。凛とした美しさだ。黒い短髪にきりっとした目、鼻は高い。
体つきも申し分ない。手足はすらっと長く、腰はぎゅっと引き締まっている。
一番目をひいたのは、その巨大な乳房だった。凛々しい風貌とスレンダーな肢体には不釣り合いかと思われたが、それでもその大きな乳房はたれておらず、やはり美しい。
その頂にはピンク色の乳首がたっている。
女は全身に汗をかきながら、肩を上下に揺らして息をしていた。白い肌もほのかに桜色に染まっている。
彼女は捜査官だった。この犯罪組織の動向を追っていたが、深追いしすぎて捕まってしまったのだった。
「君、名前は?」
無精ひげがそういうと、女は、知らない、と答えた。
ふうん、無精ひげがそう言って彼女に近づき、へそから乳房のしたまでをなでた。
「ふぅっ!ぁああああっ!!」
女から汗がどっと出た。股間からは愛液がどろっと出てくる。
彼女は大量の媚薬を投与されているのだった。ちょっと肌を触れただけで、これである。
「もう一度聞く、名前は?」
「知らないわ!」
そう言って、女は無精ひげを睨みつける。
「なかなか強情な女だね」
無精ひげの男の視線は女の顔から下へと向かう。
「それにしても、大きなおっぱいだね、見事だよ」
無精ひげの男は乳首を指で弾いた。
「ふああああぁぁあぁ!!!」
女はたちまち声をあげ、イってしまった。
「これなら店にも出せるな、なあ?」
そう無精ひげの男が言うと、スキンヘッドの男ははい、と返した。
無精ひげの男は女の乳房をつかみ、揉み回す。
「んんんんっ!!」
女は奥歯を噛み締め、耐えようとした。しかし
「んんんあああああああああ!!!」
汗をまき散らしながら、女はまたイってしまう。
「あ、あんたなんかぁああ!!にぃぃいぃ!お、教えることはないぃいぎぃいぃいぃい!!」
女はきっと涙目を、無精ひげの男に向けた。
「こんなでっかい乳して、よくそんなこといえるな。うちなら店に出すか、メス牛として一生可愛がってやるよ」
女は屈辱的だった。犯罪組織の尻尾を掴んだというのに、今やコンプレクスである乳房をいじられ、笑いものにされている。
それだけで目尻から涙が出てきた。
無精ひげの男はそう言って乳房から手を離す。
0175巨乳捜査官の屈辱2014/08/07(木) 16:46:15.95ID:06MbwM9o
「条件だ。あんたが投与された媚薬効果を解する薬がある。その代わり、潜入しているあんたの仲間の情報を教えてくれ」
無精ひげの男がそういうと、スキンヘッドの男が注射針を出した。
しかし、女は男たちをまた睨みつけた。
「ふざけないで。仲間なんていやしないわ」
無精ひげの男はスキンヘッドの男の方を振り向いた。そして何かの準備をはじめた。
「私は何もされても屈しないわ。やれるものならやってみなさい、くそったれ!」
二人の男は女の言葉をきいて、おもわず失笑した。
「じゃあ、やってみよう」



「んぎぃいいいいいいいいいい!!!」
女の股間に特大バイブが突っ込まれた直後、愛液が大量に出た。
女は反り返り、声を上げてしまう。
「あんっ!!」
そして両乳首はピンクローダーをテーピングされてしまう。
「色っぽい声あげてんじゃねえぞ、メス牛!」
無精ひげの男はそう言って、女の乳房を平手打ちした。
「ぎひいっ!!」
女はまたも声を上げてしまう。
「さて……」
二人の男は女から離れた。そして無精ひげの男はスイッチをもっている。
「これから地獄の快楽を味わうことになるぞ」
女はうつむいていた顔をゆっくりとあげ、男に唾をはいた。
「わかった」
男はスイッチをおした。
「んぎゃあああああああああああ!!!!!!!!」
女は絶叫した。決して落ちることのない快楽を登り続けている。
二人の男は笑みを浮かべた。
「さあ、言いたくなったら言いな。いつまで耐えるか見ものだな」
女は悔しかった。そして許せなかった。自分をここまで貶めている存在に。
決して屈するものか!
女は奥歯を噛み締め、この絶頂地獄を耐えようとしていた。
しかし女は気づかなかった。その行為が、逆に男たちを興奮させていることに。
0177名無しさん@ピンキー2014/08/07(木) 17:01:06.92ID:tSkfy7Ye
GJ!やっぱり堕ちないでいてくれるのは最高だね。
0178名無しさん@ピンキー2014/08/08(金) 10:44:46.99ID:ENUmJfxo
>>176
GJ
もう少しつづいてもいいのよ

>>172の言い回しがちょっと許せないくらいイラっとくる(※個人の感想です)んだけど
どこがどうしてなのか的確に説明できない自分が悔しい
0180名無しさん@ピンキー2014/08/08(金) 20:08:29.83ID:A+GCWQRs
ヘボ社員×生意気女社長
0181名無しさん@ピンキー2014/08/18(月) 11:12:09.21ID:60uzFX/h
キルラキルのさつきさま
0182名無しさん@ピンキー2014/09/03(水) 17:47:25.89ID:o/olEWw+
あげ
0183名無しさん@ピンキー2014/09/26(金) 19:50:39.63ID:I0mZWTgw
あげ
0184名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 13:29:41.74ID:06b7jQLf
絶対感じまいと頑張ってる女の性的弱点が相手にバレてしまう瞬間が好き
0185名無しさん@ピンキー2014/09/30(火) 11:27:26.76ID:ECZF0X/D
>>184

                     ,, -‐'~ ̄`く⌒kィー-、
.                   /  ,, -‐へ、レ´___  \
.                  /  /   __  )'´ _  ヽ  ヽ、
                   /./    /ミえv=彡」  ヽ   l
                 レ'/   / /       |   ハヽ .|
                /,イ    イ /       |.   ハヽ|
.               //|'   / | |         |」    | ヽ、
               // |  | _」__||_    ,..-‐十ii    lヽ .ヽ
                {{ |  | .|.  | __ `    ='〒t|.|Lィ   k )i .|
                k| | j| .」r'〒杯      いハYt_ヽ  Vノノ _
                 t ハ. l` いノ           ゙iヾjヽヽ .j'´~_ゝ
                  |.| | .ヒ     、     ノi/ヽ )ノーく_ィj
                  ヽi k lハ    _  _,    りこう´) jく_rj      わかるわ
       ┌^>-、っ       ヽi ヽ、.   ̄   /( ス´`´ノ´k
       r' ー''´こヽ>            `ー、__/ | 7´ ̄´  }ヽ
        |  ´ r、ヽi'   rえヽ、__   _ノ       !/  /   λ| |
      |   | /^ー'   )ー { / ̄ ̄_   ._ / /.  //_ ヾ-、_
        |   ノ/    /ヽ ーi |        ´ /_, イ、___ノ/ ‐ラ `ーr==ュ、
      |   i'    /  ) -k i         /イ´ ,  `┬フ'´〜ノヽ  fミニュ、ヽ、
0187名無しさん@ピンキー2014/10/05(日) 05:47:45.95ID:+FcLk2zd
クロスアンジュの主人公アンジュ、プライド高い系主人公
0188名無しさん@ピンキー2014/11/17(月) 22:25:02.82ID:SD0woBVD
あげ
0189名無しさん@ピンキー2014/12/14(日) 22:56:23.81ID:V3/rsL9n
最近過疎ってるな
ここの一人だけがエロい目に遭ってしまうというネタが秀逸だった
ゴールド先輩とか>>78のSSとかのシチュやキャラを脳内で少しずつ変えては妄想してる
0190名無しさん@ピンキー2014/12/24(水) 03:09:22.91ID:e+SK5GEr
ファンタジー世界でそこらの男よりも強い女騎士。

そこではオーク達が殺人レイプとか色々やるので、当然野蛮な種族として認識している。
おまけに見た目も豚ときているので、完全に格下の下等種族だと思っている。

ところが、不思議な魔法で都合良く力を封じられ、女騎士はオークなんかに犯されることに。

「くそぉ!いつもの力さえ使えれば・・・!」

というのが欲しい。

そして、いい加減に堕ちることのない女騎士を提供して欲しいのだ。
0191名無しさん@ピンキー2015/01/07(水) 16:10:52.30ID:1iP5Dwor
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0193名無しさん@ピンキー2015/03/08(日) 14:38:35.62ID:D8RYEYGp
ほす
0194名無しさん@ピンキー2015/05/27(水) 22:14:07.50ID:ybZ9LhLZ
あげ
0195名無しさん@ピンキー2015/10/22(木) 02:58:35.94ID:EkLOr8uZ
>>190
わかるわかる
オークに突っ込まれてチンコ噛み切るくらいの気概がある女騎士はいないもんかね
くっころじゃなくて永遠に「死ね! 下等動物!!」と言い続けるようなヤツ
0196名無しさん@ピンキー2015/11/07(土) 17:42:33.02ID:RCKNQrLw
保守
0197名無しさん@ピンキー2015/11/07(土) 19:27:55.66ID:aRPNm2S0
女騎士は精神も強くなければおかしい。

感じて堕ちるというより、ゲスごときに喘がされることへの心理描写の方が読みたい。
女騎士に限らず、これは大抵の強い女に言えること。
0198名無しさん@ピンキー2015/11/07(土) 21:18:45.78ID:1C1rtMkC
触手モンスターにイカされまくって以来、リベンジしようとする魔法少女とか
最初の敗戦でノーパンにされてしまい触手モンスターからは恰好の獲物で戦う度にイカされてしまうけど
最後に勝ってカッコ良く勝利のポーズさえ決めればチャラだと言い張り意地になって触手と戦い続ける
0199名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 15:55:21.98ID:rJXTlXBn
 わたしの名前は三條梓、聖清女学園高校の三年生よ。でも、それは地球上での仮の姿
なのね。実は、地球の平和を密かに守っている宇宙平和部隊員スウィートガールなのです。

 尊敬する母、そしてわたしの先生でもあるスウィートレディと一緒に、悪の組織ダーク
シャドウと戦ってるのよ。うーん、でもね、一生懸命やってるんだけど、わたしが未熟な
せ いで、お母様に迷惑かけちゃうことも多いのよね。この前なんか、敵に捕まって人質
にされちゃったの。

いやあーん! 思い出させないで! とっても屈辱的な思いさせられたんだから。負けず
嫌いのわたしだから。すごく、 すごく悔しくて恥ずかしかったわ。これからもピンチになる
のは覚悟してるけど、人質にされるのだけは二度と嫌ね。

こんなわたしだけど、高校生活の方も結構楽しんでるわ。まわりの人たちは、みんなわたし
の事を、すごい美少女だとか言ってくれるんだけど、そうなのかなあ?
 自分で言うのもなんだけど、性格はめちゃ明るいのよ。常に回りに人が絶えないわ。 学級
委員もしてるのよね。

 自己紹介はこれくらいにしといて、今日はみなさんだけに、わたしが経験したちょっとエッチ
な大ピンチの話を教えちゃうわ
0200名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 15:56:19.29ID:rJXTlXBn
 その朝、通学途中のわたしが乗っていた電車はすごく混んでいた。
(やだなあ。ぎゅうぎゅう詰めじゃない)
 尋常じゃない混み方で身動き一つできない。わたしは外の方を向いてドアに体を押し付けられ
ていたのね。その時だった、わたしのすぐ後ろについていた中年サラリーマン 風の男が、わたし
の耳元で囁いた。

 「声を出すな! お前はスウィートガールだな?」
普通の人間には聞き取れない小さな声だ。でも、超人的な聴力の持ち主であるわたしには聞こえ
たのだ。男が続けた。
「俺はダークシャドウの大幹部だ。お前が少しでも動いたり、声を出したら電車を爆破するぞ。
爆破寸前で俺はテレポートで逃げるから、死ぬのはお前らだけだ。」

 わたしは激しく動揺した。わたしの正体を知っていたり、わたしにしか聞こえない声で 話しか
けたり、ダークシャドウに間違いなかった。電車を爆破する? わたしにとって、 この電車の乗
客全員を人質にされたのと同じ事だ。しかし、声を出す事はできないのだ。
わたしは神経を張り詰め、全身を固くした。だが――

(えっ!?)
 次の瞬間、わたしはお尻に変な感触を感じたのだ。誰かわたしのお尻を撫でている!
「フフフ、なかなかいいケツしてるじゃないか、スウィートガール! フフ、しばらく楽しませて
もらうぜ」
 ダークシャドウの男だった。なんという事だろう! 人質を取られて、わたしが抵抗できないの
を幸い、こともあろうに、わたしに痴漢を働こうというのだ!

(い、いやっ、触らないでっ!)
 でも、声を出したら電車が爆破されてしまう。悔しいけどじっと耐えるしかないの。これまで、
わたしは痴漢なんてされたことなかった。おそらく、わたしの発する強いオーラみたいな物が変態
どもを寄せ付けなかったのだろう。それまでは、痴漢ってお尻を撫でられる程度のモノだなんて
甘い認識しかなかったんだけど……
02011992015/11/08(日) 15:59:29.62ID:rJXTlXBn
あちこち流浪しているSS職人です。
面白そうなスレなので立ち寄ってみました。
以前、他スレであげたSSを、趣旨をスレ流に
してちょっとだけ改変しました。
0202名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 16:02:44.82ID:rJXTlXBn
 ダークシャドウの痴漢男は、聖清女学園の制服であるチェックのミニスカートの上から、わたし
のお尻をいい様に撫で回し続けた。本当なら、引っぱたいて警察に突き出してやるんだけど、この
状況では、わたしには何もすることは許されないのだった。

――ああ……いやあ……悔しいっ!
 男は巧妙にわたしの背中に密着していた。超満員状態の電車内では、誰もわたしが痴漢されて
いることに気付いていない様だ。誰もわたしを助けてはくれない。声を上げて助けを求める事は
できないのだ。体中をゾクゾク、と嫌悪感が走り抜けていた。

(あっ!)
 思わず、大声を出しそうになり危ういところで踏み止まった。痴漢男が、わたしのスカートの
中に手を差し入れてきたのだ。
いやっ! いやっ! そんなこと止めて! お尻を直接触られるなんて絶対ごめんだわ!
 でも、乗客を人質に取られているわたしは何も抵抗することはできないのだ。頭の中がパニック
になっていたわたしは、どうしていいかわからず、されるがままだった。

 卑劣な痴漢男はそれをいい事に、わたしのパンツの上からお尻の肉をつまんだり、撫で回したり、
やりたい放題だった。絶対に許せない!
 それにしても正義の美少女ヒロインが、満員電車の中で痴漢されて、じっと我慢するしかないな
んて、ありえないシチュエーションだわ。こんな事があっていいの!?
0203名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 16:08:30.53ID:rJXTlXBn
「グフフ、大きく柔らかくて張りもある。いい尻肉してるな、スウィートガールよ」
 卑怯者の痴漢男は、わたしの事を精神的にも辱めようとしてか、わざとそんないやらしい話を
してきた。もちろん、他の乗客には聞こえないようにである。
確かに、安産型のお尻してるって言われた事はあるけど、あんたにそんな事言われたくないわ!
でも、悔しいけどわたしはじっと黙って我慢するしかできないのだった。

――ううっ……今度は何をするつもりなの!?
 今度は、痴漢男がわたしのパンツを触っていじくり始めたのだ。何をされるのか、不安に襲われ
たが、すぐに分かった。男は、巧みにパンツの布を真ん中に寄せ始めたのね。そして、わたしの
お尻の割れ目に食い込ませようとしたの。やだっ! Tバックのパンツになっちゃう! そして、
易々と目的を達成すると、丸出しになってしまったわたしのお尻を直接触り始めた。

「フフ、Tバックのパンティでケツ丸出しもなかなかいいもんだろう。それにお前の尻は最高の
手触りだよ、いやらしい尻だ。おっと、声を出すなよ」
痴漢男は、わたしのお尻を弄びながら、わたしに言葉責めも浴びせ続けた。肌を上気させながら、
唇を噛み締めてこの恥辱に耐えるしかない。

――も、もうやめて! これ以上汚らわしい手で触らないで!
 わたしは心の中で絶叫した。でも、どうしようもない。乗客の命を救うために、正義のヒロイン
であるわたしは、黙って悶え苦しむしかなかった。でも、痴漢男の破廉恥な行為は更に、エスカレ
ートしていった。
0204名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 16:12:32.57ID:rJXTlXBn
 いつの間にか、卑劣な痴漢男はわたしのスカートの中に手を二本突っ込んで撫で回していた。
Tバックみたいに食い込ませたパンツの両端に沿って指二本でなぞったり、両掌でお尻の両側をこ
ねくり回したり、好き放題わたしのお尻を弄んでいた。

――ああっ、もう止めて!
 苦悶の呻き声も出す事は許されないわたし、ところが、その手の動きが突然止まったのね。わたし
は、いぶかると同時にちょっとだけホッとしたけど、すぐに自分の甘さを思い知らされた。
痴漢男は、なんと大胆にもわたしのパンツの両脇に手をかけてきたの。わたしはギクッとした。
――いやあん、パンツを下ろされちゃう! 

 表立った抵抗ができないわたしは、なんとか食い止めようとして両脚を開こうとしたんだけど、ギュ
ウギュウ詰めの電車の中で、少しだけしか開けなかった。逆に男は自分の右脚をわたしの両脚の間に
差し入れてきた。閉じることができないようにするためだ。

――いや! いやっ! 電車の中でパンツ脱がされるなんて嘘でしょ。
 しかし、どんなにありえない展開であっても、これは現実なのだ。痴漢男はまたしても、わたしに
いやらしい言葉をかけて来た。
「どうだ、スウィートガール? 満員電車の中でパンティ脱がされる気分は」

 憎らしい! いい気分であろうはずがないわ! だけど、言い返す事すら許されないのだった。
わたしのパンツはゆっくりと下に下ろされていった。そして太腿の真ん中くらいで 止まる。巧妙にも、
スカートの裾ぎりぎりで外からは見えないようにされたの。
ああん! これでわたしの下半身は完全に無防備な状態にされちゃった。次は、一体何をされるの?
0205名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 16:16:05.38ID:rJXTlXBn
 痴漢男は、わたしの少し開いた太腿の間に右手を差し入れてきた。そして太腿を少し撫で回した後、
少しずつ手が上に上がってきた。そして、これ以上の恥辱は嫌、というわたしの願いも虚しく、その
汚らわしい手はわたしの股間にピタリと張り付いたの。

――くうっ!
 わたしは、またしても悲鳴を上げそうになるところを、すんでのところで踏みとどまった。男が話
しかけてくる。
「フフフ、スウィートガールよ、いまからイイ気持ちにさせてやるぜ。ただし、声を出したら、たち
まちドカーンだ」

痴漢男が、いやらしい指の動きで、女の子にとって一番恥ずかしい部分の辺りをまさぐり始めた。
――いやっ! そんなことしないで……
 何も抵抗できないわたしは、ひたすら耐えるしかない。そして、それまでの嫌悪感とはまるで違う、
電撃のような感覚がわたしの全身を襲った。

「スウィートガールのクリちゃん、み〜っけ」
おどけた口調で、わたしへの処刑宣告が告げられた。痴漢男の指がわたしの最も敏感な性感帯を触れ
たのだ。それまで、一度も性体験がなく、自慰行為すらしたことのないわたしだった。
だれにも触れさせたことのない聖地に、よりによってこんな形で土足で踏み込まれるなんて……

――あーっ! な、なんなの!? このエッチな感覚……
 男の指が動き始め、わたしのクリトリスを刺激し始めたの。すると、どうしたことだろう。それまで
経験したことのない淫らな感覚がわたしを襲ってきたのね。
0206名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 16:53:43.48ID:rJXTlXBn
 痴漢男は容赦なく、わたしの恥ずかしい場所を責め立てて来た。それまで未体験の官能的な感覚、
淫らなウェーブがわたしを包む。
――こ、これが‘感じる’ってやつなの!?
 こんないやらしいことをされてるのに、どうしてだろう? いい気持ちになってしまうなんて。

「どうだ、いいだろう? 感じてきたかスウィートガール?」
 憎らしい痴漢男は、わたしの性器を指で触りながら臆面もなく淫靡な囁きを続けてきた。
――悔しいっ! 違うわ! わたしは痴漢されて感じるような淫らな女じゃない!
必死で否定したけど、わたしがどんどん感じさせられているのは間違いない事実だった。

 頭の中では必死に抵抗したが、わたしの身体から無理矢理下着だけではなく、理性の衣が少しずつ
剥ぎ取られていくのを感じ取っていた。
――んっ……ああっ……ううっ……
 すでに、心の中ではわたしは喘ぎ声を上げて悶えていた。人々の命を守る正義のヒロインとしての
最後のプライドだけが、本物の喘ぎ声を出すのを防いでいたの。

 それに、同じ電車の車両内には何人かのクラスメートも乗っていたの。もし学校でアイドル扱い
されてるわたしの変な様子を見られてしまったら、もう学校に行けなくなってしまう。
 わたしにとっては学園生活も大事な宝物だった。いやよ! 学校に行けなくなるなんて。
悔しさと情けなさで涙が出そうだったが、ひたすら耐えるしかなかった。
0207名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 17:43:26.60ID:rJXTlXBn
「だめよ、耐えるの! 耐えるしかないわ」
わたしは、自分に必死に言い聞かせたが、そんなわたしの思いを踏みにじるように、痴漢男は更なる
凶行を試みてきた。もう一方の空いた手でわたしのお尻の割れ目をまさぐりだしたのだ。

「フフ、後ろの穴にも入れさせてもらうぜ! 抵抗したら爆破だぜ」
 なんと男は、指をわたしのお尻の穴に無理矢理入れようとしてきたのね。
――ああっ! そ、そこはダメ! 入れさせてはいけない!

 お尻に男の指を入れられるなんて冗談じゃないわ! でも下着を脱がされ、抵抗も封じられている
状況では、何にもできなかった。せめてお尻を振って防ごうとしたけど、超満員の電車の中では、
それもムリ。

「スウィートガールのアナル処女いただき〜」
憎らしい言葉を吐きながら、あっさりと痴漢男の指がわたしのもう一つの恥ずかしい穴に侵入して
きた。わたしはそれを防ぐことができなかったの。

――ううっ、悔しい! 悔しいっ!
わたしは、女の子にとって恥ずかしい、前後の二つの穴に同時に憎むべき敵の指を入れられていると
いう、信じがたい状況に打ちのめされた。

しかし、痴漢男は巧みな指の動きで、わたしを前と後ろから同時に責めたてた。わたしは追い詰めら
れた。理性をすべて失う寸前までに追い込まれちゃった。一体どうなっちゃうの?
しかし、次の瞬間だった。
0208名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 17:46:39.99ID:rJXTlXBn
 もう少しで痴漢男にイカされそうになったわたしだったが、ようやく電車が次の駅に着いたのだ。
わたしの目の前のドアが開き、乗客の人たちがドッと外に溢れ出た。
 わたしは、それに乗じて右手で痴漢男の手首を掴み、左手でズリ下げられたパンツを上げながら、
男を電車の外に引きずり出した。

 そして、ホームの端っこの人気の少ないところまで行くと、強烈な一本背負いで、憎い痴漢男を
叩きつけてやったわ。
すると、どうだろう。サラリーマン風の男は正体を現した。ダークシャドウの大幹部と称していた
その男は、なんとチンケな下級戦闘員だったの。

「ちょっと、あなた! ダークシャドウの大幹部じゃなかったの!?」
「オレはこの通り下級戦闘員さ。たっぷり楽しませてもらったぜスウィートガール」
「ええっ!」
「そうそう、爆弾の話も嘘さ。爆発なんてしねえよ」
「なんですって!」

 そう、わたしは卑劣な痴漢行為に耐える必要なんて全然なかったのだ。おのれ! わたしの怒りは
燃え上がった。下級戦闘員相手なら変身する必要なんかない。強烈なキックをお見舞いしてやった。
戦闘員は吹っ飛んだ。
「お前もいい思いしたはずだ。最高の尻だったぜ、スウィートガール……」
 そう言い残して戦闘員は消滅した。

それにしても、必死で耐え続けたわたしの我慢は一体何だったの? いやあん!触られ損じゃないの! 
もう、悔しいったらないわ! 恥ずかしいから、お母様や妹のさやかには絶対に秘密よ。
それから今度痴漢に遭ったら、すぐ捕まえて警察に突き出してやるわ。
じゃあね♪
0209名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 20:25:52.55ID:+gPYK0gQ
GJ!
個人的にはこのくらいソフトな「悔しい!」が好きだ
人質取られて無抵抗でやられてしまう・・・っていうのは定番シチュだけど
脅しがハッタリだった上に正体がタダの下級戦闘員っていうのは
なまじガチで幹部に脅されてやられるよりも悔しいと思う
0210名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 23:59:07.46ID:rJXTlXBn
>>209
早速のレス、ありがとうございます。
だいぶ前に書いたSSをこのスレの趣旨に
合う様に「悔しがり要素」をプラスして
書き直してうpしました。
ヒロインがすぐ堕ちるのが萎えるという意見
は当然だと思います。
「悔しがるヒロイン」は萌えますね。
0212名無しさん@ピンキー2015/11/10(火) 18:30:24.89ID:7LkvK5+C
過疎ってる中、投下乙。
敢えて言うなら、せっかくの電車痴漢だから
もっとヒロインをネチッこく責めてもよかった
と思うが、十分GJな作品です。
0213名無しさん@ピンキー2015/11/10(火) 22:14:14.21ID:bOPHaZRN
投稿乙
0214名無しさん@ピンキー2015/11/11(水) 15:19:52.91ID:zGKUEYTD
弱み、人質、権力。
何でもいいけど。
不本意なセックスが読みたいよな。
んで、謎の淫乱化無しでちゃんと嫌がってるのがいい。
多くの漫画だと最初ちょろっと嫌がってるけど、
ほとんどが謎の淫乱化を遂げ俺の股間が萎えるからな。
0215名無しさん@ピンキー2015/11/11(水) 20:10:00.69ID:Xy9C9vHJ
個人的にはイキまくりでも構わないけど反抗心や対抗心は保っていて欲しいかな
家に帰った後にイカされまくってみっともなくアヘ顔晒してしまった自分の姿を思い出し、夜も眠れない・・・みたいな感じの

>>199からのSSとかゴールド先輩のSSとか、
その後の悔しくて夜も眠れず布団の中で悶々としてる姿とかを想像するとたまらない
0216名無しさん@ピンキー2015/11/14(土) 10:35:02.14ID:Pa/oSy6G
>>209
もともとソフトなエロ指向の人たちが
集まってるスレでしょう。
スウィートガールのような作品は自分もGJです。
02171992015/11/15(日) 01:59:47.57ID:MxnJLCdg
前回、199で作品を投下したものです。新作作ったんで投下します。
主人公はまたスウィートガールなんですが、これはもともと母親の
スウィートレディが主人公の連載ものでした。
こちらのスレの趣旨に合わせて、長女のスウィートガールを主人公
にして、設定も少し変えました。
02181992015/11/15(日) 02:01:56.94ID:MxnJLCdg
基本設定
宇宙平和部隊から地球に派遣されているスウィート星人であるスウィートファ
ミリーの3人家族と、悪の組織ダークシャドウの抗争が主題。
スウィート星人の身体構造、思考様式、感情の動きなどは地球人と全く同じだ
が、身体能力は地球人の数倍優れ、文明もスウィート星の方が進んでいる。
地球ではスウィートファミリーは三条家を名乗っている。


スウィートガール
地球名、三条梓で聖清女学園高校の3年生。成績優秀、スポーツ万能の美少女。
悪を憎む気持ちは誰よりも強いが、おっちょこちょいな面もあり、ダークシャ
ドウとの戦いでは自滅してピンチに陥ることが多い。大変な美貌とスタイルの
持ち主だが、決して鼻にかけたりせず、周囲から愛されているお転婆娘。

スウィートプリンセス
地球名、三条さやかで聖清女学園中等部の3年生。姉と同様文武両道優れてい
るが、姉よりしっかり者でよきライバル。清純派美少女だがそれを表に出すこ
とを好まず、いつも度の入っていない大きな眼鏡をしている。

スウィートレディ
地球名:三条朋子、地球では夫の遺産で暮らす39歳の未亡人という事になって
いる。熟れた肢体の美熟女で、娘たちにとっては厳しい指導教官でもある。
娘たちと比べると純粋な正義の追及より、出し抜いてでも悪を倒せというした
たかさも持つ。

3人が戦闘スタイルに変身したときは仮面にマント、ミニスカというアンドロ
仮面のイメージ。


ダークシャドウ
銀河系の各惑星で、テロ活動を起こし宇宙平和部隊と抗争している悪の組織
地球支部も一応、世界征服という遠大な目標を掲げているが、どてもそんな
力はなく、チマチマした悪事を働いている。
02191992015/11/15(日) 02:04:40.46ID:MxnJLCdg
わたしは三条梓、地球の平和を守るために悪の組織ダークシャドウと戦っている
宇宙平和部隊員スウィートガールよ。

先日の、思い出すのも汚らわしい電車でのわたしが受けた痴漢事件、わたしは
ダークシャドウの下級戦闘員のワナにまんまとハメられてしまい、お尻や局部
をいいように触られまくっちゃったのよね。
いやあん! もう、悔しい!

ようやく、忘れかけてたその事件だったんだけど、ある日わたしの妹のさやかが
嬉しそうにして、こんなこと言ってきたの
「お姉さま、聞いて、聞いて! わたし痴漢を捕まえたのよ」

わたしは、ドキッとしたが
「電車でね、OLらしい女の人が男にお尻を触られてたの。その人が何も言えなくて
わたしに眼で助けを求めてたから、『やめなさい!』と男の手を掴んで、そのまま
警察に突き出したの。痴漢って女性の敵だもんね。許せないわ」

わたしの妹であり、スウィートプリンセスに変身する良きライバルでもあるさやか
の手柄話だった。妹や母には、わたしが痴漢被害を受けたことは、恥ずかしくて言
っていなかったの。

――せっかく忘れかけたのに思い出しちゃったじゃない!
屈辱が、まざまざと蘇ってきたが、妹に抗議するわけにもいかず、じっと悔しさを
耐えしのぶしかなかった。
02201992015/11/15(日) 02:09:17.34ID:MxnJLCdg
そんなある日、ダークシャドウからの大胆な挑戦状が、わたしたちスウィートファ
ミリ―のもとに届いたのだった。

内容は、ダークシャドウの地球本部で3対3での勝負を所望するというものだった。
相手はダークシャドウの3大幹部、1対1で、互いに素手でどちらかがギブアップ
するまでのキャットファイトで決着をつけたいというものだ。

問題なのは、勝負の結果だった。先に2勝した方が勝ちとするが、ダークシャドウ
側が負けたら、負けたものは消滅する。わたしたちが負けたら、負けたものは、
十字架に磔にされるということだった。そしてこの挑戦を受けなければ、世界の
主要都市に核ミサイルを撃ち込むとあった。

さやかは「こんなの受ける必要ないわ」と一蹴した。
「負けたら磔なんて冗談じゃないわよ。どうせわたしたちをワナにかけて、磔に
して処刑する気だわ」

わたしも「核ミサイルなんて、いつものハッタリよ。ダークシャドウが核兵器
なんか持ってるはずないわ」と言った。
ダークシャドウのやり口は知り尽くしているわたしだった。

しかし、母・朋子だけは違った。
「有難いじゃないの。今までいくら探しても見つけることができなかったダーク
シャドウの地球本部、それをわざわざ教えてくれるなんて。
要するに勝てばいいのよ。それにビビって逃げたなんて思われたら癪だわ。
受けましょう、この勝負!」

(ええっ! 嘘でしょ)
わたしは気乗りしなかったが、わたしたちの間では、母の決めた事が最終決定に
なるのだ。こうしてわたしたちスウィートファミリーは、ダークシャドウとの大
勝負に挑むことになったのだった。
02211992015/11/15(日) 02:11:50.40ID:MxnJLCdg
わたしたち3人は、全員変身してダークシャドウの本部に乗り込んだ。本部は日本
アルプスの奥深くの地下にあった。母は強気だけど、どんなワナが仕掛けられて
るかわかったもんじゃない。私たちにとってはアウェーゲームなのだ。

「逃げずによく来たな、それだけは褒めてやるぜ」
ダークシャドウの幹部の一人だった。
「俺は、リーダーのダークスネークだ。ダークパイソン、ダークタイガーの3人
で相手するぜ。ここがお前らの墓場だ」

早くも始まった舌戦、相手の先制攻撃を母のスウィートレデイが迎え撃った。
「威勢だけはいいわね。その減らず口いつまで続くかしら」
「相変わらずこしゃくなババアだぜ。そうだ、先に2勝した方が勝ちと言って
おいたが、お前らが負けたら全員磔にさせてもらう。俺たちが負けたら全員、
この世から消えるということだ、いいな」

「そんな事、書状には書いてなかったわよ!」
わたしは抗議したが、
「フフフ、これは命懸けの勝負さ。俺たちの方が条件悪いぜ。お前らも俺らを
まとめて殺る気で来てるんだろう?」

わたしたちを磔にした後どうするかは言わなかったが、妹が前言ったように、
3人まとめて処刑するつもりなのは明らかだった。しかし母は
「いいわよ。その条件受けるわ」
あっさりと承諾してしまったのだ。
02221992015/11/15(日) 02:17:48.87ID:MxnJLCdg
「よし、いい度胸だ、こっちに来い!」
わたしたちは、決戦の舞台に案内された。少し大きめのホールのような部屋
だったが、入るなり思わず息を呑んだ。

ホールの真ん中に、白い四角のリングが準備されていた。そしてそのサイド
には、3本の十字架が立っているではないか。当然、わたしたちを磔にして
辱めるための十字架だ。

「負けたら、あれに磔にされちゃうんだよね」
つぶやいたわたしに、妹のスウィートプリンセスが、
「お姉さま、弱気はダメよ。あれはわたしたちにプレッシャーをかけるため
の道具よ。ただのこけ脅しだわ」
年下の妹に叱られてしまった。そうだ、あれは威嚇に過ぎない、心理戦だ。
すでに勝負は始まっているのだった。

戦いに出る順番を決めなくてはならない。例によって母が指名した。
「スウィートガール、あなたが最初に行きなさい。次はスウィートプリンセス
最後はわたしが行きます」

いやあん! なんと、わたしがトップバッターに指名されてしまったのだった。
おそらく、わたしの弱気を読み取った母が、それを振り払うために、わざとわ
たしを最初にいかせたのだろう。

向かう側から出てきたのは、2m近くある巨漢のダークパイソンだった。
(やだっ、一番強そうなのが出てきたじゃない!)
――本当に勝てるんだろうか?
みるみる不安がこみ上げてきた。さらに追い打ちがかけられた。
02231992015/11/15(日) 02:20:25.86ID:MxnJLCdg
敵側のリーダーのダークスネークが
「おっと、始める前にだ。こんな大勝負、観客なしじゃ、もったいない。お客
さんに見てもらわなきゃな」というと
四方の扉が開き、椅子を持った100名ほどの下級戦闘員がドッと入ってきた。
そしてたちまち観客と称してリングを取り囲んだのだ。

「ちょっと、卑怯じゃない! 退がらせてよ!」
早くも卑劣な手段を繰り出してきたダークシャドウにわたしは激しく抗議した
が、ダークスネークは取り合わず
「ただの見物客だよ。手は出させないから安心しろ」と言い放った。

わたしは母に抗議して欲しかったが、それどころか、逆にすまし顔で
「いいじゃないの。ちょうどいいハンディよ。スウィートガール、このまま
やりなさい」
とまた承諾してしまった。

――どこまで、子供につらく当たる母親なんだろう
と、わたしは母を少し恨みそうになったが、その間もなく、試合開始のゴング
が鳴らされたのだ。磔のプレッシャー、強そうな難敵、敵意に満ちた見物客、
不利な条件だらけのこの勝負、どうなっちゃうの?
02241992015/11/15(日) 09:44:55.70ID:MxnJLCdg
勝負のルールは、基本的には使えるのはプロレス技のみで、ルールもプロレス
に準拠し凶器、目潰し、噛み付き、急所攻撃以外はなんでもあり。決着は相手
がギブアップするか、失神KOするまで。そしてレフェリーはなしというキャッ
トファイトだった。


わたしは、接近戦には邪魔になるマントは脱ぎ捨て、顔には仮面をつけ、上は
ノースリーブ、下はミニスカートのいつもの戦闘スタイルでリングに上がって
いた。ムキムキの筋肉をした大男のダークパイソンは、わたしの全身をスケベ
そうな目付きで舐めるように見回すと

「フフフ、スウィートガールちゃんが相手なんて光栄だぜ。伝説のパンチラを
生で見せてもらえるなんてな」
すると観客席から、ギャハハと下卑た笑いが応じた。これも、わたしを精神的
に辱めて優位に立とうという心理戦だった。

でも何なの、伝説のパンチラって? いつもスカートの下には白のアンダース
コートを履いてるわたしだった。それが、こっそりこいつらのオナペットにさ
れてたってことなの? まあ、嫌ねえ、悔しい。

でもあれって「見せてもいいパンツ」なんだけどなあ。あんなので喜んでるな
んてこいつらやっぱりアホよ。
わたしは「わたしのパンチラは安くないわよ。あんたの命で払ってもろうから」
とお返ししてやった。

すると敵は
「おのれ、生意気な女だパンティまで剥いてやるぜ」
と怒っていきり立った。相手に冷静さを失わせやっと1ポイント返して、少し
余裕のできたわたしは、先制攻撃に出た。

いきなりジャンプして、フライングハイキックをお見舞いしたのだ。当然ミニ
スカートが全開になった。ダークパイソンも客の戦闘員たちも、中を凝視した
のだが……
02251992015/11/15(日) 10:08:22.13ID:MxnJLCdg
次の瞬間、パイソンの首筋にフライングハイが見事にヒット。もんどり打って
倒れた。そして観客からは大ブーイングが飛んだ。
わたしの「パンチラ」を期待していたダークシャドウの連中、しかしわたしは
いつもの白のアンスコではなく、黒のショートスパッツを履いていたのだ。

「なにい、パンツじゃないだと!」
「ふざけるな!」
「これは詐欺だ! 伝説のパンチラを見せろ!」
肩透かしをくらったダークシャドウの戦闘員たちは、身勝手極まりないヤジを
飛ばしてきたが、知ったことではない。

「あんたたちみたいなバカに、わたしのパンチラなんて絶対見せないわよ」
と挑発的に言い放つと、起き上がってきたダークパイソンに向かって二発目の
フライングハイキックをお見舞いしようとしたが、これは読まれていた。
空中で、わたしの右脚はガッチリと受け止められてしまい。強烈なパワーで、
リングに叩きつけられてしまったの。

「アアッ」と悲鳴を上げてリングに倒れたわたしに、ダークパイソンは
「生意気な女は大歓迎さ、これからたっぷり痛めつけてやる!」
と宣言すると、わたしをうつ伏せにして背中に馬乗りになってきた。

そして両手でわたしの顎を掴むと、グッと上に引き上げたのだ。拷問技の一
つ、キャメルクラッチだ。わたしの背中は海老反り状に反り返り、背骨と腰
に大変な痛みが襲ってきた。
「ううっ」
と悶え声を出した私に、調子付いた敵は、左手を残して右手を離し、なんと
その右手でわたしの右の乳房を掴んで揉み出したのだ。
02261992015/11/15(日) 10:10:12.62ID:MxnJLCdg
「いやああんっ!」
絶叫しながら、ダークパイソンを弾き飛ばしたわたしは、敵の方に向き直る
と、キッと睨みつけて
「なにすんのよ、反則じゃない! この変態野郎!」
と罵ったが、やつはどこ吹く風で

「オッパイ触るのは反則じゃないぜ、それにしても柔らかくて、揉み甲斐の
あるオッパイだったな」
と憎たらしい言葉を返してきた。まあ、悔しいっ!

その後も激しい攻防が続いたが、ダークパイソンのパワーとスタミナは無尽
蔵のようだった。その上レスリングのテクニックも結構優れている。スケベ
だけどすごい強敵だった。その内に、わたしの方が先にスタミナが切れかけ
てきた。すこしヤバい雰囲気になってきたの。そして……

――しまった! まずいわ!
わたしは、リング中央でボストンクラブ・逆エビ固めを完全な形で極められ
てしまったの。パワーファイターが最も得意とする技で、相手の両脚を持っ
て背中を反らせる技よ。単純だけど効果は抜群なのだった。

「ううっ、苦しいっ!」
背骨を締め上げられ、大変な苦痛に襲われたわたしは、大声で悶絶しながら
必死に耐えていた。

「フフフ、いいかげんギブアップしなよ。楽になるぜ」
「いやよっ、絶対ギブなんかするもんですか!」
どんな技でもそんなに長い時間かけ続けられるものではない。もう少し耐え
れば返すチャンスが来るはずだった。しかし、次の瞬間思いもよらない奇襲
に襲われたのだ。
02271992015/11/15(日) 10:13:26.45ID:MxnJLCdg
両脚を持ち上げられているために、わたしのミニスカは下に垂れ下がり、中
のスパッツが完全に露出する状態になっていた。敵は、両脚を脇で抱えたま
ま、なんとわたしのショートスパッツの両脇に手をかけて、一気に下ろして
しまったのだ!!

「ああっ! 何をするの!?」
そんな攻撃は予想もしていなかったわたしは、全く対応できなかった。相手
が手を放したので逆エビからは逃れることができたが、無理やりスパッツを
脱がされてしまったのだ。つまりスカートの下は生パンてこと。いやあっ!

奸智にたけたダークパイソンは、わたしを辱めて精神的優位に立とうとして
羞恥心を煽る言葉責めを仕掛けてきた。
「スウィートガールの生パンティ状態完成だぜ! お前ら、今からスーパー
ヒロインのパンティ鑑賞会だ!」

ウォー!と場内がどよめいた。「生パンティ! 生パンティ!」と大コール
が起こる。一体何なの、この雰囲気。わたしの生パンチラを絶対に見てやる、
と言わんばかりの嫌らしい視線を一斉に浴びせられ、わたしはその場から逃
げ出したかった。しかしそれは許されない。

間の悪いことに、その日はすっごくエッチなパンツ履いてたの。スパッツで
安心していたものだから、動きやすさを重視して、前ははすごいハイレグで、
後ろはTバックになっててお尻に食い込んでいたのね。色は白よ。
ダークシャドウなんかには絶対見せたくない。もう、こんなことならもっと
おとなしいにしておけばよかった。わたしってほんとにバカ。
02281992015/11/15(日) 10:24:34.38ID:MxnJLCdg
本来なら、下着がスパッツだろうとTバックだろうと戦いには何の関係もな
いはずだけど、無理やり生パンにされた精神的ショックとハイレグTバック
を見られたくない恥じらいから、わたしの戦闘力は半減してしまった。情け
ないけど、もうどうやって逃げるかしか考えられなかった。

そこにダークパイソンがにじり寄ってきて、ポンと軽くキックしてきた。わ
たしにダメージを与えるためではなくスカートをめくり上がるためだった。
ミニスカが舞い上がり中身が全開にされてしまう。

「きゃあっ」とわたしはウブな中学生みたいな反応でスカートを抑えたが、
わたしのセクシーパンツを確認した場内はたちまち大興奮の坩堝と化した。
「おおっ! 白のハイレグだ!」
「Tバックだ、Tバック!」
「ケツ丸出しだ。まるでノーパンだぜ!」

聞きたくない嫌らしいヤジが耳に突き刺さり、異様な雰囲気になる場内。
わたしは威圧されてしまい、既に負けたような気分に追い込まれていた。
「スウィートガール、頑張って!」
妹の声だった。その横では母が険しい表情で、腕組みをして戦況を見つめ
ていた。

しかし、彼女たちに助けを求めることはできない。たった一人で戦い続け
なければならない。
大変な苦境に追い込まれてしまった。しかしまだ試合は終わっていない。
わたしの味わう屈辱は今からが本番だったの。
0229名無しさん@ピンキー2015/11/15(日) 20:32:45.98ID:7ogVCapF
続編GJ!

スウィートガールが早速やられ始めてるけど他の二人がどうなるかも気になる
他の二人は結構やり手みたいだし涼しい顔して勝っても良いな
ガールだけ一人負け状態になったりするとさぞかし悔しいだろうなあ
02301992015/11/15(日) 21:01:10.16ID:MxnJLCdg
ショートスパッツを脱がされてしまい、生パンツ1枚になってしまったわ
たしは、頭の中がパニクってしまって、もうどうしたらいいかわからなか
った。いつもアンスコで戦ってるからといっても、生パンツになったとし
ても、本当は変わらないから開き直ればよかったんだけど……

接近戦を嫌って逃げ回ったけど、それにも限界がある。とうとうわたしは怪
力のダークパイソンに捕まってしまった。太い両腕をわたしの脇から通され、
フルネルソンの態勢を作られ、リング中央に引きずりだされた。わたしは不
吉な予感に襲われた。
――ま、まさかあの技を仕掛けてくる気なの!? あれだけは絶対に嫌よっ!

怪人が大声で宣言した。
「お前ら、期待しとけ! スウィートガールを大股開きにするぜ!」
やっぱり! あの技をかけられてしまうのだ。わたしは凍り付いた。この状
況では、わたしにとって公開処刑に近かった。

――やめてっ! あの技だけはかけられたくないわ!
処刑宣告されたわたしは心の中で哀願したが、通るはずもない。わたしの恥
態を期待する場内は更にヒートアップしていた。ダークパイソンが告げた。
「いくぜ、恥ずかし固めだ!」
02311992015/11/15(日) 21:09:09.68ID:MxnJLCdg
――いやっ、いやっ、恥ずかし固めだけは絶対いやっ!
恥ずかし固め、それは女性格闘家にとって最も恥ずかしく、嫌がられる技だ
った。こともあろうに、生パンツの状態のわたしがかけられてしまうのだ。
「きゃああっ!」
というわたしの悲鳴とともに、完璧な恥ずかし固めのフォルムが完成した。

わたしは、身体をひっくり返され、お尻を上に突き出した格好にされた。
いわゆる、まんぐり返しって態勢よ。
スカートの下が完全に露出してパンツ丸見えにされた上に、両脚をほぼ180度
に近く開かれてしまったのね。すごく、すごく恥ずかしい格好だわ。

逃げたくても、ダークパイソンの万力のようなパワーでガッチリと固められ
てしまい。脱出は困難だった。やつはまたしても言葉責めして来た。
「どうだ、パンツ丸見えで股を開かれる気分は? 
随分、スケベなパンツ履いてるじゃないか」
――ああっ、悔しいっ! 気分? いいはずないでしょ!
02321992015/11/15(日) 21:13:58.76ID:MxnJLCdg
わたしが下半身に身に着けているのは、一枚の心もとない小さなパンツだけ。
そして股を大きく開かれている。なんとか閉じたかったが抵抗できない。
――いやあん、恥ずかしすぎる!

その恥ずかしい姿を見るために、スケベな戦闘員たちはわたしの股間が向い
ている方向に、全員移動して、リングにかぶりついていた。
――悔しい! いやよ! こんなの。

「恥ずかしいんだろ? さっさとギブしろよ」
怪人は、わたしの屈服を要求してきたが、ダメよ! 敗北は絶対に許されな
いのだ。負ければ、十字磔が待っていた。

必死の思いで、わたしは耐え続けた。10分ほど膠着状態が続いた。ギブアップ
こそしなかったが、わたしの恥ずかしい姿はその間、ずっと晒し物になって
いたことになる。

わたしはギブアップを拒み続け、とうとうダークパイソンは諦めて、わたし
の身体を放した。すこしホッとしたが、それは甘かった。10分近く、股を開
かれ続けていたわたしの身体と精神は、相当なダメージを受け、既にスタミ
ナも奪われていた。リング上に横たわり動けないわたしに、怪人は更なる凶
行を繰り出してきたのだ。
02331992015/11/15(日) 21:39:34.94ID:MxnJLCdg
>>229
レスありがとうございます。このスレの
嗜好は研究しました。
スウィートガールを徹底的に悔しがらせる
展開にしていく予定です。
02341992015/11/15(日) 22:16:16.12ID:MxnJLCdg
倒れているわたしに近づいてくると、いきなりスカートの中に手を突っ込ん
できた。そして、わたしに残されていた最後の1枚を怪力で力づくで剥ぎ取
ったのだった。薄いパンツは紙切れのように破り捨てられてしまった。

わたしは、一瞬何が起こったのか呑み込めなかったが、すぐ
「きゃあああっ!」
という悲鳴を上げた。わたしはスカートの下に何も履いていなかった。
つまりノーパン状態になってしまったのだ。

ダークパイソンは息もつかせず連続攻撃を仕掛けてきた。わたしをうつ伏せ
にすると、背中に回り、自分の両脚にわたしの両脚をフックさせてきた。
そして素早く、わたしの両手首を掴んだ。

――ああっ! ロメロスペシャルで来るつもりね! いやっ!
ロメロスペシャルもまた、女子レスラーには恐れらている羞恥拷問技だ。
吊り天井とも呼ばれ、身体を吊り上げられ、観客の前で股を開かれてしまう
のだ。今、わたしはノーパンなのに。
0235名無しさん@ピンキー2015/11/15(日) 22:18:15.93ID:MxnJLCdg
「ああっ!」
ダークパイソンの怪力で、わたしの身体は持ち上げられてしまった。そして
興奮が最高潮に達した観衆の前に、何も着けていないわたしの股間が開帳さ
れてしまったのだ。

――ううっ、いやよ、こんなのいやです!
だが、もうわたしに抵抗し、技から脱出する力はもう残されていなかった。
「ううっ、苦しい!」

ロメロスペシャルは、股を開くだけの恥ずかし固めとは違い、全身の関節を
締め上げる、強力な拷問技だ。激しい苦痛が襲ってきて、わたしの身体は蝕
まれていく。だんだん抵抗する力が失われていく。

――ダメよ、負けるなんて……
必死に耐えてギブアップだけは拒んでいたわたしだったが、もう限界だった。
少しずつ気が遠くなっていく。
失神KO。絶対に負けてはならない戦いにわたしは敗れてしまった。

10数分経っただろうか。わたしはようやくハッと気が付いた。そして落胆して
しまう。わたしはリングサイドの高さ3mくらいの十字架に磔にされていた。
――ああ、わたし負けたのね。
両腕は左右に開かれ、鉄輪で十字架に両手首を拘束されていた。そして両足首
もまた拘束されていた。逃れることはできない。

――どうして、こんな事になってしまったの?
わたしは悔しかった、情けなかった。今できるのは十字架を背負って唇を噛
みしめることだけだった。自分の惨敗を受け入れることができない。
0236名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 06:42:45.16ID:+knrQQ1C
顔を上げると、既にリング上では第2戦が始まっていた。妹のスウィートプ
リンセスとダークシャドウの幹部ダークタイガーだった。そうだ、わたしが
負けたから、妹が負けると、こちらの敗戦が確定してしまうのだ。
「頑張るのよ、さやか!」と心の中で声援を送る。

妹さやかのスウィートプリンセスの戦いぶりには目を見張った。ダークタイ
ガーと互角の攻防を繰り広げている。
――いつの間にこんなに強くなっていたんだろう。
わたしより3つ年下で、まだまだ経験不足、わたしの方がずっと上だと思っ
てたのに……

しかし、相手のダークタイガーはスピードこそあるものの、さっきのダーク
パイソンのような圧倒的なパワーはなかった。
――こいつが相手だったら、わたしの楽勝だったのに!
いやあん、今日のわたし、悔しいことばっかりだわ。ホントについてない。
0237名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 06:45:04.38ID:+knrQQ1C
試合はスウィートプリンセスの、やや優勢で進んでいた。しかし、ダークシ
ャドウは、ここでも卑劣な策を出してきた。さっきのわたしへのセクハラ攻
撃の再現だった。グランドに持ち込んで、さやかの一瞬のスキをついて、彼
女の紺のブルマーと、その下のショーツまで脱がせてしまったのだ。

「きゃああっ!」
わたしと同様、ノーパンにされた妹スウィートプリンセスだった。一体どう
なるの? 彼女をリングサイドから声援したかったが、磔にされてる身、ど
うしようもないのが、もどかしかった。

ふざけたことに、ダークタイガーは、
「スウィートプリンセスちゃんのパンツ、もらっちゃった♪」
とおどけたように言うと、なんと2枚の下着を覆面でもするかのように、頭
から被ったのだ。もちろんさやかを挑発して、心を乱すためだ。

しかし、彼女はわたしの様にパニックに陥ったりせず、慌てず平常心を保っ
ているように見えた。熱くなりやすいわたしと違っていつも冷静なのと、口
はばったいけど、前の試合で、先にわたしがノーパンにされたのを見ていた
から、戦いの中ではこういうこともある、と学んでいたためだろう。
0238名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 06:49:25.74ID:+knrQQ1C
わが妹ながら見上げた精神力だった、わたしは彼女にちょっとだけ嫉妬して
しまった。でも、ノーパンにされて攻め手を封じられた彼女、どうするのだ
ろう、と思っていたら、わたしの方をチラっと見たの。その眼は

――お姉さま、助けて!
と訴えていた。そうよ、やっぱりそう来なくちゃね。
さっきから試合を観察していたわたしは、ダークタイガーがわずかに胸をか
ばうような素振りをするのに気付いた。そうだ、こいつは胸が弱点なのだ。

スウィートプリンセスがわたしの前に来た時、十字架上からわたしは大声で
叫んだの。
「スウィートプリンセス! そいつの胸を狙って! 胸が弱点よ!」

「了解! わかったわ!」
妹さやかは答えると、大きく飛び上がった。スカートが全開になるのも全く
構わず怪人の胸にめがけてフライングニーアタックを浴びせたのだ。

スウィートプリンセスのフライングニーは見事にヒット! ダークタイガー
は、胸を押さえると、ギャアと悲鳴を上げて倒れた。
「スウィートプリンセス、強い……」
と言い残して怪人は消滅した。妹の見事な勝利だった。

そうそう、ついでに言うと怪人が溶ける時に、さやかの2枚の下着も一緒に
消えてしまったのね。スウィートプリンセスは
「ちょっと! わたしのパンツ返してから消えてよね」
とすまし顔で言ってのけた。
0239名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 09:48:43.49ID:vwBn3XnO
これで勝負は1勝1敗のタイになった。妹スウィートプリンセスは、右腕を
大きく掲げてガッツポーズした。

リングから降りる時に、わたしの方を向いて
「ありがとう、スウィートガール!」
と言ってくれたけど、わたしの心中は少し複雑だった。だって妹が勝ったか
らって、わたしが磔から解放されるわけじゃなかったの。

もう、わたしのアドバイスで勝ったんだから、半分はわたしの勝利みたいな
ものでしょ。なのに、なのに、さやかは勝者として称えられるのに、わたし
は敗者として磔のまま、いやあん! 悔しいったらないわ。

とか言ってるうちに、勝負の第3戦が始まろうとしていた。わたしたちの母
スウィートレディとダークシャドウのリーダー、ダークスネークの対決。
わたしは十字架を背負ったまま観戦しなくてはならない。

ダークスネークは
「スウィートレディ、今日こそお前の最期だ。磔にしてやるぜ!」
と、口だけは威勢よくほざいていたが、狡賢そうなやつではあったけど、ど
うみても前の2人の方が強そうだった。

――ま、これはお母さまの勝ちね
少しホッとしたけど、ん? てことは、スウィートファミリーの中でわたし
ひとりが敗者、ということになってしまう。やだあ! とか考えてるうちに
勝負はあっさりついてしまった。
0240名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 09:52:11.62ID:vwBn3XnO
試合開始のゴングとともに、スウィートレディは大きく空中に舞い上がった。
そして大きく両脚を開いて、ダークスネークの頭を飛び超えたの。
その時、怪人にはスウィートレディのスカートの中が丸見えになったのだけ
ど、やつはギョッと驚愕した様子だった。

ダークスネークの背後に着地した母は、固まって動けない怪人の後ろから、
頸に向かって強烈な延髄斬りを叩きこんだ。これでもうおしまい。
ダークスネークは、前のめりに倒れこむと
「ま、まさか何も履いてないとは……」
とつぶやくと、溶けて消滅してしまった。

――お母さま、最初からノーパンだったの!
わたしは驚いたが。策士の母のことだから、相手を驚かせて奇襲をかける
つもりの作戦だったのだろう。

これで、この勝負、2勝1敗でこちらの勝利で終わった。負けがわたしって
いうのが悔しいんだけど、勝ちは勝ちだった。
母スウィートレディは、ダークシャドウでひとり残ったダークパイソンに向
かって、
「これでわたしたちの勝ちよ。約束どおり、スウィートガールを解放して、
あなたは消滅しなさい!」
と言い放った。

諦めの悪いダークシャドウのことだから悪あがきするか、と思いきやダーク
パイソンは、スイッチを押してわたしの十字架の拘束を解くと
「くそう、負けたから、おれは今から消えなきゃならん。だが今から5分後
この基地は爆発するぞ」
と言い残して消滅した。残った戦闘員たちは右往左往して大混乱に陥った。
0241名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 13:12:03.25ID:vwBn3XnO
いまいましい十字架からやっと解き放たれたわたしは
――へえ、ダークシャドウでも約束守ることもあるんだ
などと、変な感心をしていたが、母が
「もうすぐ爆発するわ! すぐ逃げるのよ」
と告げて、3人で急いで駆け出した。

なんとか基地の外まで逃げ出した時、母が
「みんな、伏せるのよ」
と指示して、3人とも地面に身を投げ出した。その背後でダークシャドウの
地球本部は大爆発したのだった。

戦闘員たちは、全員基地と運命を共にしたようだった。日頃絶対服従に慣ら
されている者たちは、幹部が全滅すると自主的な行動が取れないものだ。
誰も逃げようとしなかったらしい。これで、わたしの恥ずかしい姿を見た者
は、家族以外にいなくなったわけね。

「やったあ! これでダークシャドウ壊滅よ!」
と、スウィートプリンセスが喜んだ。

やっと磔からから解放されたわたしは、母に尋ねたかったことを聞いた
「ところで、お母さま、いつ下着を脱いだの?」
すると母は、
「最初からよ。だって敵の前で脱いだらバレちゃうでしょ」
平然といつもの涼しい顔で答えた。
0242名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 15:22:39.25ID:vwBn3XnO
「ええーっ、始まる前から!?」
と驚いたわたしだった。母はまったくそんなそぶりも見せていなかったのに。
と、その時、妹さやかが
「うーん、ちょっと待って。ということは今3人ともノーパンて事よね」
と言うと、母も
「まあ、そういう事ね」と応じた。

「ウッフッフ」「アッハッハ」
それほどおかしくもないのに3人とも大笑いになった。きっと、張り詰めた
緊張から解放された反動からだろう。

ワル乗りした妹は
などと、とんでもないことを言い出した。

もちろん本気ではなかったが、わたしは
「やめて、やめて、それはムリ、ムリ」
と笑いながら応じた。
わたしは気付いていた。これはわたしだけが負けてしまった屈辱感を薄れさ
せるためにと、わざと笑い話にしようという、さやかの配慮だと。ホントに
できた妹ね。
0243名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 15:24:06.47ID:vwBn3XnO
最後は母が締めた
「二人ともよく頑張ったわ。こういった修羅場をくぐり抜けて、初めて一流
の戦士になっていくの。だから今日はわざと厳しい条件を受けたわ。
誰が勝ったか負けたかなんて重要じゃない。みんなで団結して最終的に勝っ
たということが大事なのよ」

この一言で、わたしのもやもやもちょっとだけ解消した……はず、だったの
だけど、その日の夜、家で床につくと、ダークシャドウを壊滅した喜びより
も、やっぱり自分の戦いの悔しさの方がこみ上げてきたの。

もうっ、よりによってわたしだけが負けちゃうなんて! 恥ずかし固めよ、
ノーパンよ。十字架磔よ。いやん、ホントに悔しい! まあ、ノーパンはみ
んな一緒だったけど……

この悔しさは、新たな悪を倒すことでしか晴らせないわ
――見てなさい。今度こそわたしの力を見せてやるから。
と誓ったのだった。

fin
0244名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 18:02:40.32ID:K6NZ1c4Y
かなりの長編GJ!
後半の先に負けたヒロイン視点での他ヒロインの戦闘が良かった
漫画やアニメとかだとコマや画面の隅っこに時折チラッと映るだけであろう状態のキャラにスポットを当てた描写は斬新

ただ、>>242で妹のセリフが一つ抜けてしまってるっぽい
0245訂正2015/11/16(月) 18:08:46.16ID:vwBn3XnO
:242

ワル乗りした妹は
などと、とんでもないことを言い出した。

ワル乗りした妹は
「下着つけてない方が動きがいいわね。いっそ今からみんないつもノーパン
ってことにしようか?」
などと、とんでもないことを言い出した。

ご指摘ありがとうございました。
02461992015/11/16(月) 18:19:46.28ID:vwBn3XnO
>>244
ご感想ありがとうございます。「ヒロインが徹底的に悔しがる」のを
描写するのが、このスレの趣旨だと思ったので、自分の過去の作品の
登場人物を使って、スレの以前の提案を参考にして3対3の団体戦で1人
だけ負けたヒロインが苦しむ、という話を、あまり露骨な陵辱シーン
など入れず、ソフトなエロで書いてみました。
気に入って頂ければ幸いです。

 
0247名無しさん@ピンキー2015/11/17(火) 01:33:02.15ID:09R9Ioql
バトル物だとこういう目に遭うキャラ結構いるけど、切り込んだ描写をされる事は少ないんだよな
負けたり捕らわれたりしてるキャラが応援や解説したり敵の弱点を教えたりするシーンとか好き
0248名無しさん@ピンキー2015/11/17(火) 08:19:35.13ID:2eoGJTlc
妹のツンデレぶりが最高。
姉よりしっかりしてるのに、ピンチになると、
お姉さま助けて!
と助けを求めるのがたまらん。
0249名無しさん@ピンキー2015/11/18(水) 21:25:59.53ID:sOM1d7ae
最後にフォローしあって「チームの勝利!」で和気藹々で締める
    ↓
「でも、やっぱり悔しい・・・」

・・・っていうのが実に萌える
0250119「2015/11/18(水) 23:32:11.64ID:UpPw9hkX
>>247 >>248 >>249
ご感想、どうもありがとうございます。主人公スウィートガール自身
が辱められる前半よりも、どうも後半の方が受けがいいようですね。
>>244さんの書かれたように、負け担当ヒロインの試合が終わってしまう
とそれ以降の描写が難しくなるので、その後も負けヒロイン視点で話を
続けたことがよかったかもしれませんね。
0251名無しさん@ピンキー2015/11/19(木) 23:50:45.20ID:f+uv1fup
スウィートガールは主役だけど脇役なんだな
通常だと主役ヒロインの辱めって最後でメインディッシュになる場面なんだろうけど
スウィートガールの場合は真っ先にやられてしまい
晒し者にされながら解説・応援をやらされるという前菜みたいな扱いに萌える
0252名無しさん@ピンキー2015/11/20(金) 00:45:58.14ID:XZq7zN6N
>>251
>スウィートガールの場合は真っ先にやられてしまい
>晒し者にされながら解説・応援をやらされるという前菜みたいな扱いに萌える

同じく。スウィートガールが自分は負けて磔になってるのに
目の前で仲間の勝利を見せつけられて、解説しながら悔しがる
というシチュエーションがいいね。
0253名無しさん@ピンキー2015/11/24(火) 20:42:42.79ID:GxIqqk5P
ガールのポジションを他のタイプヒロインに置き換えても萌える
個人的には他の仲間と少し距離を置いたりしてるクール・ミステリアス系キャラがこんな目に遭わされたら
さぞかし悔しいだろうな〜って思う
0256名無しさん@ピンキー2016/01/19(火) 19:23:32.36ID:Df1eDO5T
スウィートガールの作者です。ご期待いただいて
ありがとうございます。現在ノクターンノベルズで
「美少女戦隊スウィートガールズ」という作品を
連載しています。こちらでの貴重な経験も糧にして
おります。申し訳ありませんが、こちらに投稿する
余力がないので、よろしければこちらにどうぞ。
0258名無しさん@ピンキー2016/01/30(土) 18:58:02.30ID:4W8H+ca8
別スレ用に作ったSSがあるんだけど、このスレも参考にしたネタなのでここに投下して良いかな?
・・・ただしちょっとリョナ寄りなので迷う
0259名無しさん@ピンキー2016/02/20(土) 11:37:52.76ID:uLoZw97f
age
0261名無しさん@ピンキー2016/02/24(水) 21:20:43.34ID:Z4GO/pHp
これは良スレ

輪姦され速攻で堕ちたフリをしてさっさと終わらせようとしたらフリを見抜かれさらにヤられ続けることになってしまうみたいな計算高い演技派の女の子が好き
0262名無しさん@ピンキー2016/05/20(金) 17:02:02.97ID:le0E/Zzl
age
0263名無しさん@ピンキー2016/07/18(月) 22:59:08.55ID:knojwdvZ
保守上げ
0264名無しさん@ピンキー2016/08/09(火) 19:41:28.66ID:Ls/Stlg4
あげ
0265名無しさん@ピンキー2016/10/10(月) 02:15:15.41ID:gTQ2ylvG
保守
0267名無しさん@ピンキー2016/11/16(水) 11:03:13.14ID:Z/C4K3cl
ソーマの薙切えりなとか。
エロ同人だと堕ちて喘いでる方がおおいけど、
もし悔しそうに睨み返してるシーンが増えれば
このスレに適するだろうな。
ゆらぎ荘の雨野狭霧とかも
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