悔しい!許さない!を前面に押し出すエロパロ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001名無しさん@ピンキー2014/06/02(月) 20:10:03.27ID:NdFPLUYf
せっかく陵辱しているのにすぐに堕ちちゃったり、アヘったりするのは萎えるとは思いませんか?

「悔しい!」
「許さない!」
「この下衆が……!」
「もう十分でしょ!」

というような。

涙ながらに目を真っ赤にしてこっちをにらみ続けたり、
犯されながらも相手を罵倒し続けるなど。

心が折れない、あるいは簡単には堕ちない。

女の悔しがっている感情をメインにしたエロパロを書きましょう。


*アヘや堕ちは絶対禁止というわけではありません
*ただし「悔しがる」のをメインにして下さい
02191992015/11/15(日) 02:04:40.46ID:MxnJLCdg
わたしは三条梓、地球の平和を守るために悪の組織ダークシャドウと戦っている
宇宙平和部隊員スウィートガールよ。

先日の、思い出すのも汚らわしい電車でのわたしが受けた痴漢事件、わたしは
ダークシャドウの下級戦闘員のワナにまんまとハメられてしまい、お尻や局部
をいいように触られまくっちゃったのよね。
いやあん! もう、悔しい!

ようやく、忘れかけてたその事件だったんだけど、ある日わたしの妹のさやかが
嬉しそうにして、こんなこと言ってきたの
「お姉さま、聞いて、聞いて! わたし痴漢を捕まえたのよ」

わたしは、ドキッとしたが
「電車でね、OLらしい女の人が男にお尻を触られてたの。その人が何も言えなくて
わたしに眼で助けを求めてたから、『やめなさい!』と男の手を掴んで、そのまま
警察に突き出したの。痴漢って女性の敵だもんね。許せないわ」

わたしの妹であり、スウィートプリンセスに変身する良きライバルでもあるさやか
の手柄話だった。妹や母には、わたしが痴漢被害を受けたことは、恥ずかしくて言
っていなかったの。

――せっかく忘れかけたのに思い出しちゃったじゃない!
屈辱が、まざまざと蘇ってきたが、妹に抗議するわけにもいかず、じっと悔しさを
耐えしのぶしかなかった。
02201992015/11/15(日) 02:09:17.34ID:MxnJLCdg
そんなある日、ダークシャドウからの大胆な挑戦状が、わたしたちスウィートファ
ミリ―のもとに届いたのだった。

内容は、ダークシャドウの地球本部で3対3での勝負を所望するというものだった。
相手はダークシャドウの3大幹部、1対1で、互いに素手でどちらかがギブアップ
するまでのキャットファイトで決着をつけたいというものだ。

問題なのは、勝負の結果だった。先に2勝した方が勝ちとするが、ダークシャドウ
側が負けたら、負けたものは消滅する。わたしたちが負けたら、負けたものは、
十字架に磔にされるということだった。そしてこの挑戦を受けなければ、世界の
主要都市に核ミサイルを撃ち込むとあった。

さやかは「こんなの受ける必要ないわ」と一蹴した。
「負けたら磔なんて冗談じゃないわよ。どうせわたしたちをワナにかけて、磔に
して処刑する気だわ」

わたしも「核ミサイルなんて、いつものハッタリよ。ダークシャドウが核兵器
なんか持ってるはずないわ」と言った。
ダークシャドウのやり口は知り尽くしているわたしだった。

しかし、母・朋子だけは違った。
「有難いじゃないの。今までいくら探しても見つけることができなかったダーク
シャドウの地球本部、それをわざわざ教えてくれるなんて。
要するに勝てばいいのよ。それにビビって逃げたなんて思われたら癪だわ。
受けましょう、この勝負!」

(ええっ! 嘘でしょ)
わたしは気乗りしなかったが、わたしたちの間では、母の決めた事が最終決定に
なるのだ。こうしてわたしたちスウィートファミリーは、ダークシャドウとの大
勝負に挑むことになったのだった。
02211992015/11/15(日) 02:11:50.40ID:MxnJLCdg
わたしたち3人は、全員変身してダークシャドウの本部に乗り込んだ。本部は日本
アルプスの奥深くの地下にあった。母は強気だけど、どんなワナが仕掛けられて
るかわかったもんじゃない。私たちにとってはアウェーゲームなのだ。

「逃げずによく来たな、それだけは褒めてやるぜ」
ダークシャドウの幹部の一人だった。
「俺は、リーダーのダークスネークだ。ダークパイソン、ダークタイガーの3人
で相手するぜ。ここがお前らの墓場だ」

早くも始まった舌戦、相手の先制攻撃を母のスウィートレデイが迎え撃った。
「威勢だけはいいわね。その減らず口いつまで続くかしら」
「相変わらずこしゃくなババアだぜ。そうだ、先に2勝した方が勝ちと言って
おいたが、お前らが負けたら全員磔にさせてもらう。俺たちが負けたら全員、
この世から消えるということだ、いいな」

「そんな事、書状には書いてなかったわよ!」
わたしは抗議したが、
「フフフ、これは命懸けの勝負さ。俺たちの方が条件悪いぜ。お前らも俺らを
まとめて殺る気で来てるんだろう?」

わたしたちを磔にした後どうするかは言わなかったが、妹が前言ったように、
3人まとめて処刑するつもりなのは明らかだった。しかし母は
「いいわよ。その条件受けるわ」
あっさりと承諾してしまったのだ。
02221992015/11/15(日) 02:17:48.87ID:MxnJLCdg
「よし、いい度胸だ、こっちに来い!」
わたしたちは、決戦の舞台に案内された。少し大きめのホールのような部屋
だったが、入るなり思わず息を呑んだ。

ホールの真ん中に、白い四角のリングが準備されていた。そしてそのサイド
には、3本の十字架が立っているではないか。当然、わたしたちを磔にして
辱めるための十字架だ。

「負けたら、あれに磔にされちゃうんだよね」
つぶやいたわたしに、妹のスウィートプリンセスが、
「お姉さま、弱気はダメよ。あれはわたしたちにプレッシャーをかけるため
の道具よ。ただのこけ脅しだわ」
年下の妹に叱られてしまった。そうだ、あれは威嚇に過ぎない、心理戦だ。
すでに勝負は始まっているのだった。

戦いに出る順番を決めなくてはならない。例によって母が指名した。
「スウィートガール、あなたが最初に行きなさい。次はスウィートプリンセス
最後はわたしが行きます」

いやあん! なんと、わたしがトップバッターに指名されてしまったのだった。
おそらく、わたしの弱気を読み取った母が、それを振り払うために、わざとわ
たしを最初にいかせたのだろう。

向かう側から出てきたのは、2m近くある巨漢のダークパイソンだった。
(やだっ、一番強そうなのが出てきたじゃない!)
――本当に勝てるんだろうか?
みるみる不安がこみ上げてきた。さらに追い打ちがかけられた。
02231992015/11/15(日) 02:20:25.86ID:MxnJLCdg
敵側のリーダーのダークスネークが
「おっと、始める前にだ。こんな大勝負、観客なしじゃ、もったいない。お客
さんに見てもらわなきゃな」というと
四方の扉が開き、椅子を持った100名ほどの下級戦闘員がドッと入ってきた。
そしてたちまち観客と称してリングを取り囲んだのだ。

「ちょっと、卑怯じゃない! 退がらせてよ!」
早くも卑劣な手段を繰り出してきたダークシャドウにわたしは激しく抗議した
が、ダークスネークは取り合わず
「ただの見物客だよ。手は出させないから安心しろ」と言い放った。

わたしは母に抗議して欲しかったが、それどころか、逆にすまし顔で
「いいじゃないの。ちょうどいいハンディよ。スウィートガール、このまま
やりなさい」
とまた承諾してしまった。

――どこまで、子供につらく当たる母親なんだろう
と、わたしは母を少し恨みそうになったが、その間もなく、試合開始のゴング
が鳴らされたのだ。磔のプレッシャー、強そうな難敵、敵意に満ちた見物客、
不利な条件だらけのこの勝負、どうなっちゃうの?
02241992015/11/15(日) 09:44:55.70ID:MxnJLCdg
勝負のルールは、基本的には使えるのはプロレス技のみで、ルールもプロレス
に準拠し凶器、目潰し、噛み付き、急所攻撃以外はなんでもあり。決着は相手
がギブアップするか、失神KOするまで。そしてレフェリーはなしというキャッ
トファイトだった。


わたしは、接近戦には邪魔になるマントは脱ぎ捨て、顔には仮面をつけ、上は
ノースリーブ、下はミニスカートのいつもの戦闘スタイルでリングに上がって
いた。ムキムキの筋肉をした大男のダークパイソンは、わたしの全身をスケベ
そうな目付きで舐めるように見回すと

「フフフ、スウィートガールちゃんが相手なんて光栄だぜ。伝説のパンチラを
生で見せてもらえるなんてな」
すると観客席から、ギャハハと下卑た笑いが応じた。これも、わたしを精神的
に辱めて優位に立とうという心理戦だった。

でも何なの、伝説のパンチラって? いつもスカートの下には白のアンダース
コートを履いてるわたしだった。それが、こっそりこいつらのオナペットにさ
れてたってことなの? まあ、嫌ねえ、悔しい。

でもあれって「見せてもいいパンツ」なんだけどなあ。あんなので喜んでるな
んてこいつらやっぱりアホよ。
わたしは「わたしのパンチラは安くないわよ。あんたの命で払ってもろうから」
とお返ししてやった。

すると敵は
「おのれ、生意気な女だパンティまで剥いてやるぜ」
と怒っていきり立った。相手に冷静さを失わせやっと1ポイント返して、少し
余裕のできたわたしは、先制攻撃に出た。

いきなりジャンプして、フライングハイキックをお見舞いしたのだ。当然ミニ
スカートが全開になった。ダークパイソンも客の戦闘員たちも、中を凝視した
のだが……
02251992015/11/15(日) 10:08:22.13ID:MxnJLCdg
次の瞬間、パイソンの首筋にフライングハイが見事にヒット。もんどり打って
倒れた。そして観客からは大ブーイングが飛んだ。
わたしの「パンチラ」を期待していたダークシャドウの連中、しかしわたしは
いつもの白のアンスコではなく、黒のショートスパッツを履いていたのだ。

「なにい、パンツじゃないだと!」
「ふざけるな!」
「これは詐欺だ! 伝説のパンチラを見せろ!」
肩透かしをくらったダークシャドウの戦闘員たちは、身勝手極まりないヤジを
飛ばしてきたが、知ったことではない。

「あんたたちみたいなバカに、わたしのパンチラなんて絶対見せないわよ」
と挑発的に言い放つと、起き上がってきたダークパイソンに向かって二発目の
フライングハイキックをお見舞いしようとしたが、これは読まれていた。
空中で、わたしの右脚はガッチリと受け止められてしまい。強烈なパワーで、
リングに叩きつけられてしまったの。

「アアッ」と悲鳴を上げてリングに倒れたわたしに、ダークパイソンは
「生意気な女は大歓迎さ、これからたっぷり痛めつけてやる!」
と宣言すると、わたしをうつ伏せにして背中に馬乗りになってきた。

そして両手でわたしの顎を掴むと、グッと上に引き上げたのだ。拷問技の一
つ、キャメルクラッチだ。わたしの背中は海老反り状に反り返り、背骨と腰
に大変な痛みが襲ってきた。
「ううっ」
と悶え声を出した私に、調子付いた敵は、左手を残して右手を離し、なんと
その右手でわたしの右の乳房を掴んで揉み出したのだ。
02261992015/11/15(日) 10:10:12.62ID:MxnJLCdg
「いやああんっ!」
絶叫しながら、ダークパイソンを弾き飛ばしたわたしは、敵の方に向き直る
と、キッと睨みつけて
「なにすんのよ、反則じゃない! この変態野郎!」
と罵ったが、やつはどこ吹く風で

「オッパイ触るのは反則じゃないぜ、それにしても柔らかくて、揉み甲斐の
あるオッパイだったな」
と憎たらしい言葉を返してきた。まあ、悔しいっ!

その後も激しい攻防が続いたが、ダークパイソンのパワーとスタミナは無尽
蔵のようだった。その上レスリングのテクニックも結構優れている。スケベ
だけどすごい強敵だった。その内に、わたしの方が先にスタミナが切れかけ
てきた。すこしヤバい雰囲気になってきたの。そして……

――しまった! まずいわ!
わたしは、リング中央でボストンクラブ・逆エビ固めを完全な形で極められ
てしまったの。パワーファイターが最も得意とする技で、相手の両脚を持っ
て背中を反らせる技よ。単純だけど効果は抜群なのだった。

「ううっ、苦しいっ!」
背骨を締め上げられ、大変な苦痛に襲われたわたしは、大声で悶絶しながら
必死に耐えていた。

「フフフ、いいかげんギブアップしなよ。楽になるぜ」
「いやよっ、絶対ギブなんかするもんですか!」
どんな技でもそんなに長い時間かけ続けられるものではない。もう少し耐え
れば返すチャンスが来るはずだった。しかし、次の瞬間思いもよらない奇襲
に襲われたのだ。
02271992015/11/15(日) 10:13:26.45ID:MxnJLCdg
両脚を持ち上げられているために、わたしのミニスカは下に垂れ下がり、中
のスパッツが完全に露出する状態になっていた。敵は、両脚を脇で抱えたま
ま、なんとわたしのショートスパッツの両脇に手をかけて、一気に下ろして
しまったのだ!!

「ああっ! 何をするの!?」
そんな攻撃は予想もしていなかったわたしは、全く対応できなかった。相手
が手を放したので逆エビからは逃れることができたが、無理やりスパッツを
脱がされてしまったのだ。つまりスカートの下は生パンてこと。いやあっ!

奸智にたけたダークパイソンは、わたしを辱めて精神的優位に立とうとして
羞恥心を煽る言葉責めを仕掛けてきた。
「スウィートガールの生パンティ状態完成だぜ! お前ら、今からスーパー
ヒロインのパンティ鑑賞会だ!」

ウォー!と場内がどよめいた。「生パンティ! 生パンティ!」と大コール
が起こる。一体何なの、この雰囲気。わたしの生パンチラを絶対に見てやる、
と言わんばかりの嫌らしい視線を一斉に浴びせられ、わたしはその場から逃
げ出したかった。しかしそれは許されない。

間の悪いことに、その日はすっごくエッチなパンツ履いてたの。スパッツで
安心していたものだから、動きやすさを重視して、前ははすごいハイレグで、
後ろはTバックになっててお尻に食い込んでいたのね。色は白よ。
ダークシャドウなんかには絶対見せたくない。もう、こんなことならもっと
おとなしいにしておけばよかった。わたしってほんとにバカ。
02281992015/11/15(日) 10:24:34.38ID:MxnJLCdg
本来なら、下着がスパッツだろうとTバックだろうと戦いには何の関係もな
いはずだけど、無理やり生パンにされた精神的ショックとハイレグTバック
を見られたくない恥じらいから、わたしの戦闘力は半減してしまった。情け
ないけど、もうどうやって逃げるかしか考えられなかった。

そこにダークパイソンがにじり寄ってきて、ポンと軽くキックしてきた。わ
たしにダメージを与えるためではなくスカートをめくり上がるためだった。
ミニスカが舞い上がり中身が全開にされてしまう。

「きゃあっ」とわたしはウブな中学生みたいな反応でスカートを抑えたが、
わたしのセクシーパンツを確認した場内はたちまち大興奮の坩堝と化した。
「おおっ! 白のハイレグだ!」
「Tバックだ、Tバック!」
「ケツ丸出しだ。まるでノーパンだぜ!」

聞きたくない嫌らしいヤジが耳に突き刺さり、異様な雰囲気になる場内。
わたしは威圧されてしまい、既に負けたような気分に追い込まれていた。
「スウィートガール、頑張って!」
妹の声だった。その横では母が険しい表情で、腕組みをして戦況を見つめ
ていた。

しかし、彼女たちに助けを求めることはできない。たった一人で戦い続け
なければならない。
大変な苦境に追い込まれてしまった。しかしまだ試合は終わっていない。
わたしの味わう屈辱は今からが本番だったの。
0229名無しさん@ピンキー2015/11/15(日) 20:32:45.98ID:7ogVCapF
続編GJ!

スウィートガールが早速やられ始めてるけど他の二人がどうなるかも気になる
他の二人は結構やり手みたいだし涼しい顔して勝っても良いな
ガールだけ一人負け状態になったりするとさぞかし悔しいだろうなあ
02301992015/11/15(日) 21:01:10.16ID:MxnJLCdg
ショートスパッツを脱がされてしまい、生パンツ1枚になってしまったわ
たしは、頭の中がパニクってしまって、もうどうしたらいいかわからなか
った。いつもアンスコで戦ってるからといっても、生パンツになったとし
ても、本当は変わらないから開き直ればよかったんだけど……

接近戦を嫌って逃げ回ったけど、それにも限界がある。とうとうわたしは怪
力のダークパイソンに捕まってしまった。太い両腕をわたしの脇から通され、
フルネルソンの態勢を作られ、リング中央に引きずりだされた。わたしは不
吉な予感に襲われた。
――ま、まさかあの技を仕掛けてくる気なの!? あれだけは絶対に嫌よっ!

怪人が大声で宣言した。
「お前ら、期待しとけ! スウィートガールを大股開きにするぜ!」
やっぱり! あの技をかけられてしまうのだ。わたしは凍り付いた。この状
況では、わたしにとって公開処刑に近かった。

――やめてっ! あの技だけはかけられたくないわ!
処刑宣告されたわたしは心の中で哀願したが、通るはずもない。わたしの恥
態を期待する場内は更にヒートアップしていた。ダークパイソンが告げた。
「いくぜ、恥ずかし固めだ!」
02311992015/11/15(日) 21:09:09.68ID:MxnJLCdg
――いやっ、いやっ、恥ずかし固めだけは絶対いやっ!
恥ずかし固め、それは女性格闘家にとって最も恥ずかしく、嫌がられる技だ
った。こともあろうに、生パンツの状態のわたしがかけられてしまうのだ。
「きゃああっ!」
というわたしの悲鳴とともに、完璧な恥ずかし固めのフォルムが完成した。

わたしは、身体をひっくり返され、お尻を上に突き出した格好にされた。
いわゆる、まんぐり返しって態勢よ。
スカートの下が完全に露出してパンツ丸見えにされた上に、両脚をほぼ180度
に近く開かれてしまったのね。すごく、すごく恥ずかしい格好だわ。

逃げたくても、ダークパイソンの万力のようなパワーでガッチリと固められ
てしまい。脱出は困難だった。やつはまたしても言葉責めして来た。
「どうだ、パンツ丸見えで股を開かれる気分は? 
随分、スケベなパンツ履いてるじゃないか」
――ああっ、悔しいっ! 気分? いいはずないでしょ!
02321992015/11/15(日) 21:13:58.76ID:MxnJLCdg
わたしが下半身に身に着けているのは、一枚の心もとない小さなパンツだけ。
そして股を大きく開かれている。なんとか閉じたかったが抵抗できない。
――いやあん、恥ずかしすぎる!

その恥ずかしい姿を見るために、スケベな戦闘員たちはわたしの股間が向い
ている方向に、全員移動して、リングにかぶりついていた。
――悔しい! いやよ! こんなの。

「恥ずかしいんだろ? さっさとギブしろよ」
怪人は、わたしの屈服を要求してきたが、ダメよ! 敗北は絶対に許されな
いのだ。負ければ、十字磔が待っていた。

必死の思いで、わたしは耐え続けた。10分ほど膠着状態が続いた。ギブアップ
こそしなかったが、わたしの恥ずかしい姿はその間、ずっと晒し物になって
いたことになる。

わたしはギブアップを拒み続け、とうとうダークパイソンは諦めて、わたし
の身体を放した。すこしホッとしたが、それは甘かった。10分近く、股を開
かれ続けていたわたしの身体と精神は、相当なダメージを受け、既にスタミ
ナも奪われていた。リング上に横たわり動けないわたしに、怪人は更なる凶
行を繰り出してきたのだ。
02331992015/11/15(日) 21:39:34.94ID:MxnJLCdg
>>229
レスありがとうございます。このスレの
嗜好は研究しました。
スウィートガールを徹底的に悔しがらせる
展開にしていく予定です。
02341992015/11/15(日) 22:16:16.12ID:MxnJLCdg
倒れているわたしに近づいてくると、いきなりスカートの中に手を突っ込ん
できた。そして、わたしに残されていた最後の1枚を怪力で力づくで剥ぎ取
ったのだった。薄いパンツは紙切れのように破り捨てられてしまった。

わたしは、一瞬何が起こったのか呑み込めなかったが、すぐ
「きゃあああっ!」
という悲鳴を上げた。わたしはスカートの下に何も履いていなかった。
つまりノーパン状態になってしまったのだ。

ダークパイソンは息もつかせず連続攻撃を仕掛けてきた。わたしをうつ伏せ
にすると、背中に回り、自分の両脚にわたしの両脚をフックさせてきた。
そして素早く、わたしの両手首を掴んだ。

――ああっ! ロメロスペシャルで来るつもりね! いやっ!
ロメロスペシャルもまた、女子レスラーには恐れらている羞恥拷問技だ。
吊り天井とも呼ばれ、身体を吊り上げられ、観客の前で股を開かれてしまう
のだ。今、わたしはノーパンなのに。
0235名無しさん@ピンキー2015/11/15(日) 22:18:15.93ID:MxnJLCdg
「ああっ!」
ダークパイソンの怪力で、わたしの身体は持ち上げられてしまった。そして
興奮が最高潮に達した観衆の前に、何も着けていないわたしの股間が開帳さ
れてしまったのだ。

――ううっ、いやよ、こんなのいやです!
だが、もうわたしに抵抗し、技から脱出する力はもう残されていなかった。
「ううっ、苦しい!」

ロメロスペシャルは、股を開くだけの恥ずかし固めとは違い、全身の関節を
締め上げる、強力な拷問技だ。激しい苦痛が襲ってきて、わたしの身体は蝕
まれていく。だんだん抵抗する力が失われていく。

――ダメよ、負けるなんて……
必死に耐えてギブアップだけは拒んでいたわたしだったが、もう限界だった。
少しずつ気が遠くなっていく。
失神KO。絶対に負けてはならない戦いにわたしは敗れてしまった。

10数分経っただろうか。わたしはようやくハッと気が付いた。そして落胆して
しまう。わたしはリングサイドの高さ3mくらいの十字架に磔にされていた。
――ああ、わたし負けたのね。
両腕は左右に開かれ、鉄輪で十字架に両手首を拘束されていた。そして両足首
もまた拘束されていた。逃れることはできない。

――どうして、こんな事になってしまったの?
わたしは悔しかった、情けなかった。今できるのは十字架を背負って唇を噛
みしめることだけだった。自分の惨敗を受け入れることができない。
0236名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 06:42:45.16ID:+knrQQ1C
顔を上げると、既にリング上では第2戦が始まっていた。妹のスウィートプ
リンセスとダークシャドウの幹部ダークタイガーだった。そうだ、わたしが
負けたから、妹が負けると、こちらの敗戦が確定してしまうのだ。
「頑張るのよ、さやか!」と心の中で声援を送る。

妹さやかのスウィートプリンセスの戦いぶりには目を見張った。ダークタイ
ガーと互角の攻防を繰り広げている。
――いつの間にこんなに強くなっていたんだろう。
わたしより3つ年下で、まだまだ経験不足、わたしの方がずっと上だと思っ
てたのに……

しかし、相手のダークタイガーはスピードこそあるものの、さっきのダーク
パイソンのような圧倒的なパワーはなかった。
――こいつが相手だったら、わたしの楽勝だったのに!
いやあん、今日のわたし、悔しいことばっかりだわ。ホントについてない。
0237名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 06:45:04.38ID:+knrQQ1C
試合はスウィートプリンセスの、やや優勢で進んでいた。しかし、ダークシ
ャドウは、ここでも卑劣な策を出してきた。さっきのわたしへのセクハラ攻
撃の再現だった。グランドに持ち込んで、さやかの一瞬のスキをついて、彼
女の紺のブルマーと、その下のショーツまで脱がせてしまったのだ。

「きゃああっ!」
わたしと同様、ノーパンにされた妹スウィートプリンセスだった。一体どう
なるの? 彼女をリングサイドから声援したかったが、磔にされてる身、ど
うしようもないのが、もどかしかった。

ふざけたことに、ダークタイガーは、
「スウィートプリンセスちゃんのパンツ、もらっちゃった♪」
とおどけたように言うと、なんと2枚の下着を覆面でもするかのように、頭
から被ったのだ。もちろんさやかを挑発して、心を乱すためだ。

しかし、彼女はわたしの様にパニックに陥ったりせず、慌てず平常心を保っ
ているように見えた。熱くなりやすいわたしと違っていつも冷静なのと、口
はばったいけど、前の試合で、先にわたしがノーパンにされたのを見ていた
から、戦いの中ではこういうこともある、と学んでいたためだろう。
0238名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 06:49:25.74ID:+knrQQ1C
わが妹ながら見上げた精神力だった、わたしは彼女にちょっとだけ嫉妬して
しまった。でも、ノーパンにされて攻め手を封じられた彼女、どうするのだ
ろう、と思っていたら、わたしの方をチラっと見たの。その眼は

――お姉さま、助けて!
と訴えていた。そうよ、やっぱりそう来なくちゃね。
さっきから試合を観察していたわたしは、ダークタイガーがわずかに胸をか
ばうような素振りをするのに気付いた。そうだ、こいつは胸が弱点なのだ。

スウィートプリンセスがわたしの前に来た時、十字架上からわたしは大声で
叫んだの。
「スウィートプリンセス! そいつの胸を狙って! 胸が弱点よ!」

「了解! わかったわ!」
妹さやかは答えると、大きく飛び上がった。スカートが全開になるのも全く
構わず怪人の胸にめがけてフライングニーアタックを浴びせたのだ。

スウィートプリンセスのフライングニーは見事にヒット! ダークタイガー
は、胸を押さえると、ギャアと悲鳴を上げて倒れた。
「スウィートプリンセス、強い……」
と言い残して怪人は消滅した。妹の見事な勝利だった。

そうそう、ついでに言うと怪人が溶ける時に、さやかの2枚の下着も一緒に
消えてしまったのね。スウィートプリンセスは
「ちょっと! わたしのパンツ返してから消えてよね」
とすまし顔で言ってのけた。
0239名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 09:48:43.49ID:vwBn3XnO
これで勝負は1勝1敗のタイになった。妹スウィートプリンセスは、右腕を
大きく掲げてガッツポーズした。

リングから降りる時に、わたしの方を向いて
「ありがとう、スウィートガール!」
と言ってくれたけど、わたしの心中は少し複雑だった。だって妹が勝ったか
らって、わたしが磔から解放されるわけじゃなかったの。

もう、わたしのアドバイスで勝ったんだから、半分はわたしの勝利みたいな
ものでしょ。なのに、なのに、さやかは勝者として称えられるのに、わたし
は敗者として磔のまま、いやあん! 悔しいったらないわ。

とか言ってるうちに、勝負の第3戦が始まろうとしていた。わたしたちの母
スウィートレディとダークシャドウのリーダー、ダークスネークの対決。
わたしは十字架を背負ったまま観戦しなくてはならない。

ダークスネークは
「スウィートレディ、今日こそお前の最期だ。磔にしてやるぜ!」
と、口だけは威勢よくほざいていたが、狡賢そうなやつではあったけど、ど
うみても前の2人の方が強そうだった。

――ま、これはお母さまの勝ちね
少しホッとしたけど、ん? てことは、スウィートファミリーの中でわたし
ひとりが敗者、ということになってしまう。やだあ! とか考えてるうちに
勝負はあっさりついてしまった。
0240名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 09:52:11.62ID:vwBn3XnO
試合開始のゴングとともに、スウィートレディは大きく空中に舞い上がった。
そして大きく両脚を開いて、ダークスネークの頭を飛び超えたの。
その時、怪人にはスウィートレディのスカートの中が丸見えになったのだけ
ど、やつはギョッと驚愕した様子だった。

ダークスネークの背後に着地した母は、固まって動けない怪人の後ろから、
頸に向かって強烈な延髄斬りを叩きこんだ。これでもうおしまい。
ダークスネークは、前のめりに倒れこむと
「ま、まさか何も履いてないとは……」
とつぶやくと、溶けて消滅してしまった。

――お母さま、最初からノーパンだったの!
わたしは驚いたが。策士の母のことだから、相手を驚かせて奇襲をかける
つもりの作戦だったのだろう。

これで、この勝負、2勝1敗でこちらの勝利で終わった。負けがわたしって
いうのが悔しいんだけど、勝ちは勝ちだった。
母スウィートレディは、ダークシャドウでひとり残ったダークパイソンに向
かって、
「これでわたしたちの勝ちよ。約束どおり、スウィートガールを解放して、
あなたは消滅しなさい!」
と言い放った。

諦めの悪いダークシャドウのことだから悪あがきするか、と思いきやダーク
パイソンは、スイッチを押してわたしの十字架の拘束を解くと
「くそう、負けたから、おれは今から消えなきゃならん。だが今から5分後
この基地は爆発するぞ」
と言い残して消滅した。残った戦闘員たちは右往左往して大混乱に陥った。
0241名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 13:12:03.25ID:vwBn3XnO
いまいましい十字架からやっと解き放たれたわたしは
――へえ、ダークシャドウでも約束守ることもあるんだ
などと、変な感心をしていたが、母が
「もうすぐ爆発するわ! すぐ逃げるのよ」
と告げて、3人で急いで駆け出した。

なんとか基地の外まで逃げ出した時、母が
「みんな、伏せるのよ」
と指示して、3人とも地面に身を投げ出した。その背後でダークシャドウの
地球本部は大爆発したのだった。

戦闘員たちは、全員基地と運命を共にしたようだった。日頃絶対服従に慣ら
されている者たちは、幹部が全滅すると自主的な行動が取れないものだ。
誰も逃げようとしなかったらしい。これで、わたしの恥ずかしい姿を見た者
は、家族以外にいなくなったわけね。

「やったあ! これでダークシャドウ壊滅よ!」
と、スウィートプリンセスが喜んだ。

やっと磔からから解放されたわたしは、母に尋ねたかったことを聞いた
「ところで、お母さま、いつ下着を脱いだの?」
すると母は、
「最初からよ。だって敵の前で脱いだらバレちゃうでしょ」
平然といつもの涼しい顔で答えた。
0242名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 15:22:39.25ID:vwBn3XnO
「ええーっ、始まる前から!?」
と驚いたわたしだった。母はまったくそんなそぶりも見せていなかったのに。
と、その時、妹さやかが
「うーん、ちょっと待って。ということは今3人ともノーパンて事よね」
と言うと、母も
「まあ、そういう事ね」と応じた。

「ウッフッフ」「アッハッハ」
それほどおかしくもないのに3人とも大笑いになった。きっと、張り詰めた
緊張から解放された反動からだろう。

ワル乗りした妹は
などと、とんでもないことを言い出した。

もちろん本気ではなかったが、わたしは
「やめて、やめて、それはムリ、ムリ」
と笑いながら応じた。
わたしは気付いていた。これはわたしだけが負けてしまった屈辱感を薄れさ
せるためにと、わざと笑い話にしようという、さやかの配慮だと。ホントに
できた妹ね。
0243名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 15:24:06.47ID:vwBn3XnO
最後は母が締めた
「二人ともよく頑張ったわ。こういった修羅場をくぐり抜けて、初めて一流
の戦士になっていくの。だから今日はわざと厳しい条件を受けたわ。
誰が勝ったか負けたかなんて重要じゃない。みんなで団結して最終的に勝っ
たということが大事なのよ」

この一言で、わたしのもやもやもちょっとだけ解消した……はず、だったの
だけど、その日の夜、家で床につくと、ダークシャドウを壊滅した喜びより
も、やっぱり自分の戦いの悔しさの方がこみ上げてきたの。

もうっ、よりによってわたしだけが負けちゃうなんて! 恥ずかし固めよ、
ノーパンよ。十字架磔よ。いやん、ホントに悔しい! まあ、ノーパンはみ
んな一緒だったけど……

この悔しさは、新たな悪を倒すことでしか晴らせないわ
――見てなさい。今度こそわたしの力を見せてやるから。
と誓ったのだった。

fin
0244名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 18:02:40.32ID:K6NZ1c4Y
かなりの長編GJ!
後半の先に負けたヒロイン視点での他ヒロインの戦闘が良かった
漫画やアニメとかだとコマや画面の隅っこに時折チラッと映るだけであろう状態のキャラにスポットを当てた描写は斬新

ただ、>>242で妹のセリフが一つ抜けてしまってるっぽい
0245訂正2015/11/16(月) 18:08:46.16ID:vwBn3XnO
:242

ワル乗りした妹は
などと、とんでもないことを言い出した。

ワル乗りした妹は
「下着つけてない方が動きがいいわね。いっそ今からみんないつもノーパン
ってことにしようか?」
などと、とんでもないことを言い出した。

ご指摘ありがとうございました。
02461992015/11/16(月) 18:19:46.28ID:vwBn3XnO
>>244
ご感想ありがとうございます。「ヒロインが徹底的に悔しがる」のを
描写するのが、このスレの趣旨だと思ったので、自分の過去の作品の
登場人物を使って、スレの以前の提案を参考にして3対3の団体戦で1人
だけ負けたヒロインが苦しむ、という話を、あまり露骨な陵辱シーン
など入れず、ソフトなエロで書いてみました。
気に入って頂ければ幸いです。

 
0247名無しさん@ピンキー2015/11/17(火) 01:33:02.15ID:09R9Ioql
バトル物だとこういう目に遭うキャラ結構いるけど、切り込んだ描写をされる事は少ないんだよな
負けたり捕らわれたりしてるキャラが応援や解説したり敵の弱点を教えたりするシーンとか好き
0248名無しさん@ピンキー2015/11/17(火) 08:19:35.13ID:2eoGJTlc
妹のツンデレぶりが最高。
姉よりしっかりしてるのに、ピンチになると、
お姉さま助けて!
と助けを求めるのがたまらん。
0249名無しさん@ピンキー2015/11/18(水) 21:25:59.53ID:sOM1d7ae
最後にフォローしあって「チームの勝利!」で和気藹々で締める
    ↓
「でも、やっぱり悔しい・・・」

・・・っていうのが実に萌える
0250119「2015/11/18(水) 23:32:11.64ID:UpPw9hkX
>>247 >>248 >>249
ご感想、どうもありがとうございます。主人公スウィートガール自身
が辱められる前半よりも、どうも後半の方が受けがいいようですね。
>>244さんの書かれたように、負け担当ヒロインの試合が終わってしまう
とそれ以降の描写が難しくなるので、その後も負けヒロイン視点で話を
続けたことがよかったかもしれませんね。
0251名無しさん@ピンキー2015/11/19(木) 23:50:45.20ID:f+uv1fup
スウィートガールは主役だけど脇役なんだな
通常だと主役ヒロインの辱めって最後でメインディッシュになる場面なんだろうけど
スウィートガールの場合は真っ先にやられてしまい
晒し者にされながら解説・応援をやらされるという前菜みたいな扱いに萌える
0252名無しさん@ピンキー2015/11/20(金) 00:45:58.14ID:XZq7zN6N
>>251
>スウィートガールの場合は真っ先にやられてしまい
>晒し者にされながら解説・応援をやらされるという前菜みたいな扱いに萌える

同じく。スウィートガールが自分は負けて磔になってるのに
目の前で仲間の勝利を見せつけられて、解説しながら悔しがる
というシチュエーションがいいね。
0253名無しさん@ピンキー2015/11/24(火) 20:42:42.79ID:GxIqqk5P
ガールのポジションを他のタイプヒロインに置き換えても萌える
個人的には他の仲間と少し距離を置いたりしてるクール・ミステリアス系キャラがこんな目に遭わされたら
さぞかし悔しいだろうな〜って思う
0256名無しさん@ピンキー2016/01/19(火) 19:23:32.36ID:Df1eDO5T
スウィートガールの作者です。ご期待いただいて
ありがとうございます。現在ノクターンノベルズで
「美少女戦隊スウィートガールズ」という作品を
連載しています。こちらでの貴重な経験も糧にして
おります。申し訳ありませんが、こちらに投稿する
余力がないので、よろしければこちらにどうぞ。
0258名無しさん@ピンキー2016/01/30(土) 18:58:02.30ID:4W8H+ca8
別スレ用に作ったSSがあるんだけど、このスレも参考にしたネタなのでここに投下して良いかな?
・・・ただしちょっとリョナ寄りなので迷う
0259名無しさん@ピンキー2016/02/20(土) 11:37:52.76ID:uLoZw97f
age
0261名無しさん@ピンキー2016/02/24(水) 21:20:43.34ID:Z4GO/pHp
これは良スレ

輪姦され速攻で堕ちたフリをしてさっさと終わらせようとしたらフリを見抜かれさらにヤられ続けることになってしまうみたいな計算高い演技派の女の子が好き
0262名無しさん@ピンキー2016/05/20(金) 17:02:02.97ID:le0E/Zzl
age
0263名無しさん@ピンキー2016/07/18(月) 22:59:08.55ID:knojwdvZ
保守上げ
0264名無しさん@ピンキー2016/08/09(火) 19:41:28.66ID:Ls/Stlg4
あげ
0265名無しさん@ピンキー2016/10/10(月) 02:15:15.41ID:gTQ2ylvG
保守
0267名無しさん@ピンキー2016/11/16(水) 11:03:13.14ID:Z/C4K3cl
ソーマの薙切えりなとか。
エロ同人だと堕ちて喘いでる方がおおいけど、
もし悔しそうに睨み返してるシーンが増えれば
このスレに適するだろうな。
ゆらぎ荘の雨野狭霧とかも
0269名無しさん@ピンキー2017/01/18(水) 00:25:01.84ID:HTFFJ4T6
age
0270名無しさん@ピンキー2017/07/05(水) 23:47:31.08ID:xmndmZnZ
保守しとく
0271名無しさん@ピンキー2017/07/06(木) 10:18:12.31ID:HkgerJYm
>>226wwww

^^
0273名無しさん@ピンキー2017/07/28(金) 02:37:52.27ID:ALywGBI4
http://redirect.teacup.com/to/5b1ff☆a9a4de1717e/http/dedetakeon145.blog.fc2.com/
ゴールド先輩やってるぞ
0274名無しさん@ピンキー2018/12/04(火) 16:21:27.13ID:fohLhPhG
スウィートガール期待
0275名無しさん@ピンキー2019/06/22(土) 01:12:01.20ID:GlZybOwy
誰も書き込みなし
0276名無しさん@ピンキー2019/06/29(土) 00:49:03.34ID:lH0MPNsu
>>70
これを五年前に読んで以来ずっとオカズにしてる
好きすぎて時間止まったわ
0278名無しさん@ピンキー2019/08/15(木) 17:48:25.17ID:n4f9uoyY
>>276
自分もここのネタを未だにオカズにしてる
70はお気に入りシチュの一つでそれを元に再構成した
変身ヒロインとかでよく妄想しているのでSS書いてみたい
・・・というか断片的に少し書いてたりする
0279名無しさん@ピンキー2019/08/22(木) 08:00:05.90ID:DZ9pBijq
軽んじられてるたというか雑に扱われてる感じが大変よいのだな
剥かれて放っておかれてる、周囲も平時に戻ろうとしてる、でもその娘は恥ずかしいし口惜しいまま。
0280名無しさん@ピンキー2019/08/27(火) 23:29:48.63ID:lo0WioHR
>軽んじられてるたというか雑に扱われてる

まさにそれこそが肝なんだろうね
重要になるのは周囲と本人の感覚の落差やギャップか
本人にとっては大事だがそれ以外にとっては大した事としては扱われないという
敵からも味方からも軽んじられる悔しさや居心地の悪さを想像すると実に萌える
0281名無しさん@ピンキー2019/08/31(土) 15:59:34.61ID:QyukJpxN
【香港】保釈された「民主の女神」周庭さん 警官に服を脱がされ下着一枚にされていた
ttps://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1567228985/

周庭さんが、警官に意味もなく服を脱がされ下着一枚で身体検査されと聞いて、みな怒りまくっている。いつの時代だ。ありえない。そのうち夜間外出禁止令も出そう。
ttps://twitter.com/kaori0516kaori/status/1167427189265944577?s=20

ごちそうさまです
0282名無しさん@ピンキー2019/09/08(日) 00:32:08.30ID:rv3u0dei
>>278
なるほど、スウィートガールの先鋒惨敗磔は
70をモチーフにしていたのか。
0283名無しさん@ピンキー2019/09/12(木) 20:19:13.44ID:dmOsbnXV
>>282
すまん、自分はスウィートガールの作者ではないんだ(それも好きだけど)
だけどここのネタを参考にした短めのSSを断片的に書き散らしたりしているので
整理したらチマチマ投下しようと思う
0284名無しさん@ピンキー2019/09/15(日) 22:41:07.77ID:/imyAuaM
お願いします。
0285名無しさん@ピンキー2019/09/20(金) 01:16:00.80ID:DvHMc8M+
取り敢えず70を元にした短めの奴を

-----------------------------------------

基地に帰還後、自販機コーナーの前で談笑するあの二人を尻目に
早足でミーティングルームへと向かう。
歩く度に先程の戦闘で淫魔の攻撃を受けて傷付いた陰部に
刺す様な痛みが走るが気にしては居られない。
あの子達がミーティングルームにやって来るまでの間に少しでも治療を進めておきたい。
「自分だけがボロボロに傷付き惨めに治療を受けている」という時間を
一秒でも短くしたかった。

まだ明かりの灯っていないミーティングルームに到着し早速片隅の一角に存在する
治療スペースに入りカーテンを閉じる。
完全な別室に存在してくれれば良いのに・・・と利用する度に思う。
こんな薄いカーテンではなく壁で完全に区切られていれば音や声を気にせずに済むのに。

メディカルマシンを起動させ、
ベッドの上でM字開脚のポーズを取りスカートの中を露わにする。
下着を脱ぐ必要は無い・・・というか、穿いていない。

対淫魔用スーツのパンツはもう随分前の戦闘で
女の上級淫魔の攻撃で破壊されて以来修復不能になった。
思えばあの敗北がケチの付け始めだったな・・・
自分のスタンドプレーだった為、救援が遅れてしまったのだ。
完全に自業自得なのが悔しい。

良い感じに戦えていると思っていたら気付かぬ内にパンツを剥ぎ取られ、
その後は完全に相手のペースで圧倒され最後はイカされまくっての惨敗。
目の前で剥ぎ取られたパンツを焼却される光景は私の心に消えない屈辱を刻み込んだ。
駆け付けて来た年下のチームメイト達の前で見た目が自分より年下の上級淫魔が
うつ伏せに倒れ乱れたスカートから覗く私の生尻をグリグリと踏み付けて勝ち誇る姿を
記録映像で観た日は余りの惨めさに一人自室で咽び泣いたっけ・・・

それ以来、私の無防備になった秘所や尻は淫魔達の格好のターゲットになった。
今回も当然の様に秘所を擦り切れる程に攻められイカされまくったのだ。
無論、年下のチームメイト達の前で。
0286名無しさん@ピンキー2019/09/20(金) 01:18:28.49ID:DvHMc8M+
起動したメディカルマシンが私のスカートの中をスキャンして行く。
機械に治療して貰えるのが唯一の救いだ。
戦闘の度に他人にこんな姿を晒して治療して貰うのは絶対に耐えられない。

スキャンが終わり受賞箇所を把握したメディカルマシンが受傷箇所にアームを伸ばした。
アームの先端から出る治癒力強化ローションが患部に塗布される。

「くうぅっ!」

思わず声を上げてしまう。
何度経験しても一発目は声を上げずには居られない程染みるのだ。
これを数分おきに何度も繰り返す事によって一週間〜二週間は掛かりそうな傷も
数十分で治るのだ。

でもその数十分でさえ私にとっては長過ぎる時間だ。
数分経ち、そろそろ二度目の塗布が始まるかどうかというタイミングで
ミーティングルームに人の入って来る気配がした。

「ふ〜、もうクタクタだよぉ・・・」

「最近は淫魔が現れる頻度も増えたもんね。」

あの子達の声だ。
まだ来なくて良いのに・・・

「さあ!次の戦いについて簡単な作戦会議を始めるぞ。
君達も疲れているだろうが、もうひと頑張りだ!」

若い男性の声・・・××司令も来た。
正体は妖精だけど普段の姿はイケメンだ。

「○○は・・・治療中みたいだな・・・」

ふと司令の視線がこちらに向いたのをカーテン越しに感じる。
正体は妖精とは言えイケメン相手にカーテン一枚隔てて
ノーパンM字開脚しているかと思うと顔が火照って熱くなる。
0287名無しさん@ピンキー2019/09/20(金) 01:21:23.35ID:DvHMc8M+
「○○には後で資料を渡しておくか・・・」

カーテン越しの視線が外れ、安堵する。
ほんの数秒間だったのだろうけど私にとっては長い恥辱の時間だった。
元が裸のマスコットみたいな妖精な為か、
司令はこちらの羞恥心に対しては異常に鈍いのが困る。
カーテン越しにあられもない姿の女子が居るのだから正直もう少し気を遣って欲しい。

「あの・・・○○さんは大丈夫ですか?…あんなところがあんなに・・・酷い・・・」

「あの吸淫攻撃、あんなにダメージを受ける程なのかしら・・・
・・・だとしたらやっぱり恐ろしい攻撃ですね。」

あの二人が司令と話している声が聞こえる。
純粋に心配しているのだろうけど私にとっては屈辱の言葉責め以外の何者でも無い。
あの子達はまだ一度も淫魔達の吸淫攻撃を受けた事が無い。
自分だけが何度も辱められているという惨めな事実は
プライドの高い私にとっては受け入れがたい現状だ。

「大丈夫、受けたダメージは私の開発したメディカルマシンで回復出来る!」

いや、だからそういう問題じゃ無いっつーの!
少しはメンタルケアというモノを憶えて欲しい・・・

「それでは今日の戦闘における・・・」

ノーパンM字開脚で治療中の私を尻目にミーティングが始まった。
・・・と、そこに二度目のローション塗布のマシンアームが私の秘所に伸びて来た。
ローションが染みる痛みに歯を食い縛り必死に嬌声を上げるのを堪える。

はあ・・・次回の出撃ではイカされずに済めば良いんだけど。

--------------------------------------

おわり
取り敢えずこれだけです
0288名無しさん@ピンキー2019/09/20(金) 23:25:29.63ID:TlPhwZV8
おお、新作がUpされている。
内容はいいと思いますが、ヒロインに
名前をつけた方がいいでしょう。
ゴールド先生とかスウィートガールのように。
0289名無しさん@ピンキー2019/09/20(金) 23:32:10.38ID:TlPhwZV8
まちがえた。
先生じゃなく先輩ね。
0290名無しさん@ピンキー2019/09/22(日) 16:32:32.10ID:ubF8znrp
好い!好いですねー
辱しめられたのが「年下の目の前で」という点を強調してくれてとても幸せ。
02912852019/09/22(日) 23:34:28.40ID:OpkZOLgQ
>>288
名前付け直すの忘れてました
先輩ヒロインはリサ、後輩はそれぞれマナとヒカリです
名字や変身後のヒロイン名とか妖精司令の名前は次までに決めようと思います

>>290
年齢は先輩のリサが17歳の高校二年生で他の二人は12歳の中学一年生のイメージです
敵の上級淫魔も他二人と同じくらいの外見年齢を想定しています

こんな感じで過去に書いたSS参考にしたり改変とかしてまずはリサがパンツを脱がされるまでの展開をやりたいです
0292名無しさん@ピンキー2019/09/27(金) 01:32:25.76ID:/YQ/m4EM
続編期待。
0293名無しさん@ピンキー2019/10/08(火) 23:00:13.39ID:U642hVmI
少し遅くなってしまったけど285の続きというか前日譚置いときます

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

淫魔・・・人間の主に女性を遅い快楽を与え精神を無防備状態にして
エナジーを吸い取り繁殖する存在である。
そんな淫魔達が跳梁跋扈する様になった都内某所に今夜も獲物を求めて淫魔が蠢く。
しかしそんな淫魔の前に3つの人影が現れる。
人影の正体は3人の少女であった。

「「「ライフ・パス解放!マジカル・スーツ装着!」」」

3人の少女が手を前にかざし声を揃えて叫ぶと
頭上にそれぞれ1・6・8の数字が浮かび上がりそこから発される光に包まれる。
光が収まった時、そこには3人の戦士の姿があった。

「王冠数の戦士、マジカ・クラウン!」

赤いショートツインテールの戦士が名乗りを上げる。
一文字マナが変身した胸に抱いたエンブレムが数字の「1」を象っている
運命数1の戦士だ。
上半身は白いセーラー服風の襟をあしらった上着に下半身は赤いショートパンツだ。

「調和数の戦士、マジカ・ハーモニー!」

青いストレートロングの戦士が名乗りを上げる。
六本木ヒカリが変身した胸に抱いたエンブレムが数字の「6」を象っている
運命数6の戦士だ。
上半身は白いセーラー服風の襟をあしらった上着に下半身は青いショートパンツだ。

「支配数の戦士、マジカ・ドミナント!」

亜麻色セミロングの戦士が名乗りを上げる。
八王子リサが変身した胸に抱いたエンブレムが数字の「8」を象っている
運命数8の戦士だ。
他の二人と違い上半身は濃紺のブレザー風で下半身は3人の中で唯一のミニスカートだ。

「「「三人そろって・・・マジカ・エンジェル!!!」」」

クラウンを中心に魔物達の前でポーズを決める三人。
0294名無しさん@ピンキー2019/10/08(火) 23:02:39.16ID:U642hVmI
彼女達こそ夜の街を守る為に最近結成されたばかりの三人組ヒロインチーム、
マジカ・エンジェルである。

「うまそうな娘達だギャ、これ見よがしなコスプレまでして、
お望み通り性的な意味で食ってやるだギャー!行け!」

隊長格の号令で二十体近い蟻人間の様な下級淫魔達が三人に我先にと襲い掛かる。

「行くよ!二人とも!」

「「了解!!」」

運命数1の戦士クラウンの掛け声を合図に戦いが始まった。

「てやああああ!」

映画張りの豪快な格闘で敵を蹴散らしているのはクラウン。
抜群の魔力資質とリーダーシップを持ち、
リーダーとしてチームを引っ張る少しお転婆な中学一年生の少女だ。
派手なアクションに併せてショートパンツに包まれたスレンダーな尻と太腿が躍動し、
健康的な色香を放っている。

「ええい!」

自分の前面に円盤状のシールドを張って突進しているのはハーモニー。
クラウンとは同級生で少し気弱な性格だが果敢に魔物に突進して
シールドで強引に壁際に追い込み押し潰して行く。

「はっ!やあっ!とう!」

足技を中心としたしなやかな動きで敵を翻弄しているのはドミナント。
少しクールな雰囲気の高校二年生の長身美少女だ。
華麗な動きに併せて翻るミニスカートの中から覗く純白のパンツがセクシーであり
ビジュアル的には3人の中で最も目を惹く存在である。
0295名無しさん@ピンキー2019/10/08(火) 23:04:39.43ID:U642hVmI
しかし華麗に活躍する姿とは裏腹に、その心中はあまり穏やかでは無かった。
彼女のチラチラと送る視線の先にはいつもクラウンの姿が存在している。

(フン・・・何よ、あの子ばっかり主役みたいな顔しちゃって!)

ドミナントはチーム結成時にクラウンとリーダーの座を競い合った過去がある。
・・・というより一方的にドミナントがクラウンをライバル視していた。
三人のマジカルスーツ適合者の中で唯一年齢が二人より上であったリサにとって
年下のリーダーに引っ張られる自分という光景が受け入れられなかったのである。

度重なる訓練や模擬戦の結果、システム開発者でもあり基地の司令官でもある
百地(正体はぬいぐるみの様な妖精モモチー)の判断で運命力という数値が高いらしい
クラウンをリーダーとする事でその場は収まり
チームも現在の形になり始動してしばらく経ったのだが
リサは年長者としてのプライドもあり、いまだに彼女をライバル視していた。

(絶対に私がセンターポジの方が絵的に華もあるし収まりも良いのに・・・)

先程の三人揃ったポーズでも当然の様にセンターに収まるのはクラウンであり
戦闘中に指示を出すのも基本クラウンだ。

(この間まで小学生だった相手の指示で動く女子高生とか・・・
あぁ〜ヤダヤダ、カッコ悪い!)

そういう事を考えるだけで顔が赤熱してしまう。
司令官の百地曰く「運命力の高い者ほど本能的に最善に近い判断が出来る」らしく
戦闘時は出来る限りクラウンの指示に従えと言われているのである。

(何なのよ、その運命力って・・・
それがあの子に劣ってるからって言うなりになれとか、超理不尽なんですけど!)

それに加えて人間の姿だとイケメンの百地がマナを特別気に掛けている感じなのも
リサにとっては気に入らない事であった。
0296名無しさん@ピンキー2019/10/08(火) 23:06:54.67ID:U642hVmI
そんな考え事をしながら腹いせの様にスカートを翻して美脚を振るい
淫魔達を蹴散らす内にほとんど倒してしまっていた。
ふとクラウンを見ると彼女も自分の担当分を粗方片付けた様だ。
攻撃力は弱いが自分の担当分が少ないハーモニーも掃討を完了し、
残る敵は赤い体色の隊長格の中級淫魔だけとなった。

(ここからが嫌なシーンなのよね・・・)

「ハーモニー!ドミナント!行くよ!」

クラウンが指示を出す。
この手の戦うヒロインチームなら定番の合体必殺技タイムである。

「「「トリニティ・エンジェル・エクスキュージョン!」」」

三人が並び立ち両手をかざし必殺技を放つ。
ここでも当然リーダー扱いのクラウンがセンターに陣取っている。

(あ〜あ、たまには私もセンター張ってみたいなあ・・・)

合体技を放つ時もドミナントはこんな調子で上の空である。

「グギャギャ〜・・・!?」

いつもの様に中級淫魔がヒカリに呑まれ断末魔を上げて消滅して行く。
マジカ・エンジェルが実戦投入されてから既に十回は繰り返された光景である。

「マジカ・エンジェル、ビクトリ〜!」

勝利のポーズを決めるマジカ・エンジェル達。

(フン!いつか見てなさいよ・・・
このステージの主役は私だって事、思い知らせてあげる!)

クラウンの左脇でポーズを決めながらギラつくドミナント。
しかし、その様子を遠くから観察する人影がある事を彼女はまだ知らなかった・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回はここで終わりです
次で独断専行からのパンツ脱がされるとこまでやれるかな・・・
0297名無しさん@ピンキー2019/10/19(土) 08:39:58.91ID:IeXsaMTH
いいねいいねー
年下メンバー二人は私服なのに自分だけエロ衣装とか
自分だけ更衣室ももらえないとか
そんな妄想がはかどる
0298名無しさん@ピンキー2019/10/22(火) 23:00:57.88ID:nx60VY2C
面白かったです。
0299名無しさん@ピンキー2019/10/25(金) 21:37:03.03ID:xhmJ4sF2
>>296の続きを投下します
>>297を見てスーツの装着に手間が掛かる設定の方が良いという事に気付いたので
変身周りの設定を前回から少し変えました

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

数日後・・・
都内郊外の某所に存在する秘密基地に足早に向かうリサの姿があった。
基地の表向きはマンションとなっており地上の部屋はマナ達や人間に擬態した
妖精達の暮らす部屋、地下にはマジカ・エンジェル達をサポートする為の
各種施設が揃っている。

「さて、さっさとマテリアル・スーツを装着しよっと!」

自室に荷物を置いたリサは学校帰りの制服のまま地下の『更衣室』へと急いだ。
マジカ・エンジェルとしての力を駆使した戦闘に通常の衣服では耐えられない為、
専用のマテリアル・スーツを着用するのが絶対条件となる。
スーツはナノ・マテリアルなる物質で構成されており
普段は適合者の全身の細胞内に粒子の状態で収納されているのだ。

「他の二人は・・・もうスーツ装着済みで訓練か待機中みたいね。」

『更衣室』に着いたリサは部屋に並べられた三個あるカプセル状の装置の内、
1と6のナンバーが振られたカプセルの端末モニターにスーツの稼働中である事を示す
『アクティブ』表示があるのを確認すると部屋の奥にある脱衣所で衣類を脱ぎ始める。
このカプセル状装置こそがマテリアル・スーツの専用更衣室であり、
装着する為には全裸でこの装置に入りスーツを構成する必要があるのだ。
全裸になり自分専用の8のナンバーが振られたカプセルに裸体を滑り込ませ目を閉じる。

「ライフパスナンバー承認・・・マテリアル・スーツの装着を開始します。」

ナビゲーションシステムの機械音声がカプセル内に響く。
そのまま暫く安静にしていれば体内に存在しているナノ・マテリアルを起動させて
マテリアル・スーツを形成してくれる。
ただしスーツの形成には5〜6分を要する為、もどかしい時間でもあるのだ。
装着に時間が掛かる以上、彼女達マジカ・エンジェルは基本的にスーツを装着した状態で
待機する事になる。

「マテリアル・スーツ、装着完了しました。」

ナビの機械音声と同時にカプセル上部が開き、待ちくたびれたリサが身体を起こす。
0300名無しさん@ピンキー2019/10/25(金) 21:39:00.93ID:xhmJ4sF2
更衣室内の鏡張りになっている壁の前に立つ。
そこにはマテリアル・スーツを装着しマジカ・エンジェルの一人
『マジカ・ドミナント』となったリサの姿があった。

(んっふっふ〜、我ながら今日も決まってるわね・・・さすが私!)

スーツを着用した自身の姿を自画自賛するリサ。
マテリアル・スーツの上半身はクラウンやハーモニーがセーラー服風、
ドミナントがブレザー風で概ね学生服に近いデザインとなっている。
対象的なのは下半身である。
他の二人はスポーティなショートパンツなのに対し、
ドミナントだけが制服風のミニスカートを採用しているのだ。

(特にこのミニスカート・・・戦うヒロインと言えばコレでしょ!)

脚を揃えたモデル立ちでミニスカートから伸びる健康的な脚線美を強調した
自分の姿に一人悦に入るリサ。
相手が淫魔という種族である故に性的な攻撃を警戒してクラウンとハーモニーは
下半身にショートパンツを採用したのとは対象的なビジュアル重視の選択だ。
幼い頃から『戦うヒロイン』に憧れてきたリサにとって、
そういったヒロイン達の大半が着用していたミニスカートは譲れない拘りなのである。

(やっぱりセンターポジション張れるのは私しかいないわよね!)

一仕切り自身の勇姿を堪能したリサは更衣室を後にしてミーティングルームに向かった。
スーツ装着中、訓練以外の時間は大体そこで待機している事が多いのだ。

「あっ、ドミナント・エンジェル!お疲れ様です。」

「こんちわ〜っす!」

途中女性職員とすれ違い適当な挨拶を交わす。
司令官の百地だけでなくここの職員達は全てぬいぐるみみたいな妖精達が
変身した姿である為、気が楽なのだ。
0301名無しさん@ピンキー2019/10/25(金) 21:41:01.31ID:xhmJ4sF2
「ここにも他の二人は居ない・・・か。」

ミーティングルームにもクラウンとハーモニーは居なかった。
どうやら更に下の階にあるトレーニングルームで自主訓練でもしているらしい。

「張り切っちゃってるみたいね・・・
ま、私はここでマッタリと待機させてもらうとしますか〜。」

並んでいる席の一つに座り、適当にスマホを弄り始めるドミナント。
まだ結成されて日の浅いマジカ・エンジェルスだがこれまで苦戦らしい戦いも無く、
淫魔との戦闘はほぼ一方的な駆除活動となっていた。
司令官の百地には先日『まだ上級淫魔が出現していない。
上級淫魔は中級までと比べると比較にならない強さなので気を付ける様に。』
・・・と忠告はされたものの拍子抜けな現状にすっかり気が抜けてしまっていた。

(いっそ上級淫魔とやらでも出ないかな・・・そしたら私が蹴散らしてやるのに。)

・・・などと考えているとそれに応えるかの様に室内に設置されていたモニターが
警告音を発する。
魔力センサーが淫魔の活動シグナルを察知した警告音だ。

「言ってる傍から・・・えーと、結構近いわね・・・んん!?これって・・・!」

出現ポイントの表示色に目が行くドミナント。
淫魔の出現ポイントを示す○の色は発生源の魔力の高さによって
青→緑→黄色→橙色→赤・・・という風に変化して行き、赤に近付く程高い。
これまで見た事があるのは大抵黄色以下で橙色さえ一度も無い位であったが
今回表示されているスポットは初めて見る赤色だった。

「うわっ!ひょっとして上級淫魔なんじゃないの・・・!?」

緊張した表情を浮かべるドミナントだったが数秒後には口角を上げニヤリと笑った。
0302名無しさん@ピンキー2019/10/25(金) 21:42:59.67ID:xhmJ4sF2
淫魔が出現した場合、まずはミーティングルームに集まり百地司令から
アドバイスを受けたり敵が多い場合は作戦を立てたりするのだが
現在室内はドミナント一人しか居ない。
おそらく他の二人や百地は階下のトレーニングルームや開発室に居るのだろう。
本来はここで全員が揃うまで待機していなければならないのだが
ドミナントの中である考えが浮かんでしまった。

(コレってチャンスじゃない!?
上級淫魔を一人で仕留めればチームのリーダーは私に決まりよね!)

ドミナントはチーム結成時のコンペで年下のクラウンにリーダーの座を取られてしまった過去がある。
今回上級淫魔を倒したという功績を上げれば自分がリーダーの座を
奪取出来るかも知れない・・・

「そうと決まれば、皆がここに来る前に・・・!」

善は急げとばかりにドミナントは部屋を飛び出した。
距離によっては車やヘリで現場近くまで行くのだが今回の出現ポイントは近い。
マジカ・エンジェルの強化された身体能力ならば比較的短時間で現着出来る距離であった。

凄まじい速さで地下から一階への階段を上り外へ飛び出す。
途中で誰かに出会していれば呼び止められてしまうかも知れないが、
幸い誰ともすれ違うことも無くそのまま外へ出られた。
・・・もっとも最初から聞こえないフリをするつもりであったが。

(よしっ!第一関門突破!・・・後は少しでも早く現着して少しでも早く倒す!)

自慢のミニスカートを翻して夕暮れの道路を走る。
現場は基地の最寄り駅から二つ程離れたそこそこ開けたビル街だ。
普段はなるべく人目は避けて向かうのだが今回ばかりはスピード優先である。
幸い道中にあまり人の姿は無く数名とすれ違ったのみであった。
振り返られた気配は感じるが夕暮れという事もあり、顔までは見られていないだろう。
飛ぶような速度で線路沿いを二駅分駆け抜けビル街に突入する。
0303名無しさん@ピンキー2019/10/25(金) 21:45:00.83ID:xhmJ4sF2
「はあっはあっ・・・取り敢えず到着っと!」

淫魔出現の一報からここまでまだ10分と経っていない。

「後はターゲットを探すだけね。」

人気の無い路地裏に移動すると息を整え淫魔の気配を探る。
気配はすぐに見付かった。
この付近で一番高いビルの屋上だ。
これまで遭遇した淫魔は感知されると気配を潜めて逃げようとする動きを見せる者が
多かったのにこの淫魔はまるでこちらを誘う様にわざと気配を放っているかの様である。

「やっぱりこれまでの淫魔とは違う感じね・・・」

少し不安になるドミナントだったがここまで来て引き下がる訳にも行かない。

「虎穴に入らずんば虎児を得ず・・・ってね!」

強化された跳躍力でビルの谷間を三角飛びの要領で飛び上がり屋上へ降り立つと
今度は一番高いビルへ向かい屋上伝いに跳ぶ。
道中、一応伏兵が潜んで居ないか警戒しながら進むがその気配は無い。
今まで出会った中級以下の淫魔達と違い単独で行動しているらしい。

「余程自信があるみたいね・・・ま、自信があるのはお互い様か。」

遂に目標のビルに到着した。

(おっと・・・そろそろコレの出番ね!危うく忘れるトコだったわ!)

ビルに降り立つと同時に胸元のポケットから小型のカプセルを数個取り出し
魔力を込めてバラ撒く。
カプセルは地面に落ちる間もなくハエ程度の大きさの虫の様な形状に変化して
彼女の周囲を飛び回り始めた。
魔力を込めると起動する映像記録用のカメラである。
0304名無しさん@ピンキー2019/10/25(金) 21:47:01.96ID:xhmJ4sF2
本来は戦闘データの収集が目的なのだが今回に関してはドミナントが自分単独での
活躍を撮影するという役割の方が大きい。
後で自信の華々しい活躍を他のメンバーや百地司令に見せ付けてやるという魂胆である。

「さて、と・・・出てきなさい、そこに居るのは分かっているわよ!」

屋上の貯水タンクに向かって叫ぶドミナント。

「そんなに声を張り上げないでよ・・・言われなくとも出て来るから。」

気怠そうな声と共に貯水タンクの影からひょっこりと小さな影が姿を現す。

(これが・・・この子が上級淫魔!?)

現れた上級淫魔はドミナントの予想していた禍々しい怪物ではなく金髪で
ウェーブ掛かったロングヘアの鼓笛隊みたいな衣装を着た小柄な少女の姿をしていた。
外見年齢的にはチームメイトのクラウンやハーモニーと同程度に見える。

「アンタが上級淫魔ね!?」

一応確認の為、問い掛ける。

「そうよ・・・私はルナリス、こう見えても淫魔の一族よ。
そういう貴方は・・・えっと、確かマジカ・ドミナントだったっかしら?」

「へぇ〜会った事も無いのによく知っているわね。
私もアンタ達淫魔からは結構有名人になってるって訳ね!」

「まあ・・・ここ最近淫魔の活動を妨害しまくってるって事で話題にはなってるわね。
おかげで上級淫魔の私が動かなければならなくなっちゃって良い迷惑なんだけど・・・
まだ眠いのにこんな夜早くから出撃なんて・・・ふぁあ・・・あ、失礼。」

眠たそうに大欠伸するルナリス。
予想外の緊張感の無さに少し拍子抜けするドミナント。
0305名無しさん@ピンキー2019/10/25(金) 21:49:52.90ID:xhmJ4sF2
「ところでマジカ・エンジェルスって三人組でしょ?
他の二人が見当たらないみたいだけど・・・今日は貴方一人?」

「そうよ、他の二人は少し遅れてやって来る事になってるわ!
・・・と言っても、アンタなんて私一人で十分だけどね!」

相手が予想外に弱そうだった為、緊張も解け強気に出るドミナント。

「そっか、一人か・・・こちらとしても好都合かしらね。
私としてもいきなり三人同時に相手はダルくて嫌だったし・・・
前菜としては貴方が丁度良い相手だから。」

『前菜』という言葉にドミナントの眉がピクリと動く。

「何なの前菜って!?私が相手じゃ不足だって言うの?」

「不足という程じゃ無いけど私にとっては他の二人と比べると倒しやすいってだけ。」

シレッと答えるルナリス。
まるで他の二人よりも自分が格下だと言っているかの様な発言に頭に血が上るドミナント。
チーム最年長者としては黙って見過ごせない。

「言わせておけば・・・良いわ!この戦いで私の実力、見せ付けてあげる!」

啖呵を切って身構えるドミナント。

(そうよ、今回の戦いで見せ付けてやるんだから!
アイツにも・・・他の二人にも・・・百地司令にだって・・・!)

目の前のルナリスだけでなく、
ここに居ないクラウン達にもメラメラと対抗心を燃やす。

「何だかやる気まんまんみたいね・・・じゃ、始めましょうか。」

ルナリスも臨戦態勢になり、遂に二人の戦いが始まろうとしていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回はこれで終了です
次でようやく目的のパンツ脱がされちゃうシーンまで行けるかな
0306名無しさん@ピンキー2019/11/04(月) 14:36:34.03ID:yFJb3dMS
ドミナントかわいす!

続き待ってます!
0307名無しさん@ピンキー2019/11/09(土) 20:44:08.17ID:q81ccbZy
>>305の続きが書けたので投下します

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「まずはコレで小手調べよ!」

ドミナントが先に動く。

「エアロ・バレット!」

手に魔力を集め、緑色に輝く拳大の圧縮した空気の弾丸を放つ。
ドミナントの使う技の中では低威力だが連射可能で弾速もあり
下級淫魔なら避けられる事も無く数発で倒せる技である。

「いたっ!?」

片手で撥ね除けようとするルナリスだが予想以上の威力に
大きく後方へ吹き飛ばされる。

「私の技を片手で跳ね返そうなんて嘗められたモノね…
フフ、まだまだ行くわよ!」

「くっ…!」

体勢を崩したルナリスに向かって連続でエアロ・バレットの追撃を仕掛けるドミナント。
ガードしきれないと悟ったルナリスは回避に切り替えるものの、
初弾で崩されたのが響き精彩を欠いた動作で被弾を避けるのが精一杯の様だ。

「どうしたのかしら?反撃しないの?」

「う…思ったよりも…やるのね。」

ドミナントが挑発するがルナリスには反撃する余裕も無いらしい。

「…だったら、更に行かせて貰うわよ!」

ドミナントが左手でエアロ・バレットを連射しながら
右手により大きい魔力を集中し始める。
0308名無しさん@ピンキー2019/11/09(土) 20:46:05.75ID:q81ccbZy
「くらえ!エアロ・ジャベリン!」

エアロ・バレット以上の弾速と高い貫通力を持つ飛び道具だ。
ただでさえエアロ・バレットを回避するのがやっとの所に
こんな物を撃たれてはたまらないだろう。

「うぁっ!?」

放たれたエアロ・ジャベリンは吸い込まれる様に腹部のド真ん中にヒットし、
ルナリスは屋上の端まで吹き飛ばされる。

(ちょっと、弱過ぎ…
ボクシングで言えばジャブで牽制してストレートを一発出しただけなんですけど。)

ルナリスはフェンスに背を預けたまま起き上がって来ない。
初めて現れた上級淫魔を倒してやろうと意気込んでいたドミナントにとっては
少々拍子抜けの弱さである。

(ま、上級淫魔と言っても所詮この程度の強さなのかもね。)

実際マジカ・エンジェルスの実戦投入以来一ヶ月余り、
今まで既に十数回の出撃を経験しているが苦戦らしい苦戦もしていない。
このルナリスも下級〜中級淫魔なら一撃で貫通しているエアロ・ジャベリンを
まともに受けて身体に風穴が空いていないだけでも強い方なのだ。

(ちょっと物足りないけどコレで終わりならさっさとおわらせちゃうかな…)

気取ったモデル歩きでまだ動かないルナリスに近付く。

「どうしたの?もうおしまい?
出来ればもう少し見せ場が欲しかったんですけど〜!?」

一応挑発してみるが返事は無い。
0309名無しさん@ピンキー2019/11/09(土) 20:48:00.76ID:q81ccbZy
「この美脚を振るうシーンも撮影したかったんだけどなあ…残念。」

ミニスカートからスラリと伸びる白い脚をモデル立ちで誇示するドミナント。

「う…イタタ…」

ようやくルナリスが立ち上がる。

「流石に強いのね、少し甘く見過ぎたわ…非戦闘モードのままでは勝てないみたいね。」

「非戦闘モード?はぁ…私も嘗められたモノね。
戦闘モードとやらがあるならさっさと本気出しなさいよ。」

「疲れるからなるべく成りたくなかったのだけど…仕方ないわね。」

ルナリスが気怠そうに変身ポーズみたいな構えを取ると彼女の身体を光が包み込み
光が収まった時には服装が変わっていた。

「えっ!?その服ってまさか…!」

戦闘モードになったルナリスの服を見たドミナントが驚きの声を上げる。
無理も無い、その服は彼女のよく知っているコスチュームだった。
セーラー服風の上着にショートパンツ。
明らかにチームメイトのクラウンとハーモニーのモノと同じだ。
ただし色は上下共に黒で固めており、それぞれが秘めたる数秘を象徴する
胸元のエンブレムも淫魔らしくコウモリを象った物になっていた。

「見ての通り…貴方達のリーダーであるマジカ・クラウンを参考に作られた物よ。」

「マジカ・クラウンを…」

『リーダー』という言葉にカチンと来てしまうドミナント。
プライドの高い彼女にとっては先程の『前菜』発言とあわせ、
年長者である自分がそこはかとなく軽んじられている感じが許せない。
0310名無しさん@ピンキー2019/11/09(土) 20:50:04.52ID:q81ccbZy
「ふぅん…面白い趣向ね。でも、参考にする相手を少し間違えたかもしれないわね!」

「どういう事?」

「すぐに分かると思うけど…私を参考にするべきだったってね!」

ドミナントが再び臨戦態勢に入り両脚に魔力を集中する。

「ここからが本番よ!」

魔力を集中した両脚の膝下を包む様に淡い緑色を帯びた旋風が立ち上る。
彼女の得意技である旋風の具足、シルフィード・グリーブだ。
風の余波でスカートが大きく翻り、純白のインナーパンツが一瞬露わになる。

「なるほど…それが貴方の十八番って訳ね。
トコロで、パンツ見えそうって言うか一瞬見えたんだけど…」

「だから何?見えても良い奴なんですけど!」

パンツが見えるという指摘にも「にひっ」と笑みを浮かべ余裕のドミナント。

「そう…見えても良いんだ。
じゃあ、そろそろ始めましょうか…今度は私から行かせて貰おうかしら。」

「良いわよ…でもこの状態になった私の間合いに入ったら命の保証はしないけどね!」

ルナリスが両手を広げて構える。

「…サーミック・ネイル!」

広げた五指の先端が橙色に輝き始める。

(炎とか熱系の使い手か…本当にあの子を参考にしたってコトね。)

同じ炎系の技を使うクラウンを嫌でも彷彿とさせる使い手だ。
より一層目の前の相手に対抗意識を煽られるドミナント。
0311名無しさん@ピンキー2019/11/09(土) 20:52:03.28ID:q81ccbZy
サーミック・ネイルを発動させたまま、ルナリスがジリジリ近付いてくる。
強気に挑発したものの、真の力を見せたルナリス相手に
内心かなり緊張しているドミナントであった。

(落ち着いて…確実に迎撃出来る間合いに入るのを待つのよ!)

はやる気持ちを抑えながらルナリスが自分の間合いに入るのを待つ。

(今だ!)

ルナリスが攻撃に転じた瞬間、ドミナントも脚を動かす。
手と脚の差、本来なら脚の方が不利である。
しかし風の加護により速度と威力を増したドミナントのミドルキックは
サーミック・ネイルが届く前にルナリスの腕を薙ぎ払った。

「いたた…結構速いのね。」

左手をさすりながらルナリスがバックジャンプして間合いを取る。

「言ったでしょう、間合いに入れば命の保証はしないって!」

(勝てる!このスピードならギリギリだったけど対応出来るわ!)

相手の初撃を見るまでは警戒し緊張していたドミナントだったが
今回のやり取りで早くも勝利を確信した。
相手の手技よりこちらの足技の方が早いのであれば
後は自分の得意な戦法で封殺出来る。

「今度は私の番ね!行くわよっ!」

言うが早いか一蹴りで間合いを広げたルナリスの懐に飛び込むドミナント。

「はあっ!」

その勢いのままに右ハイキックを繰り出す。
0312名無しさん@ピンキー2019/11/09(土) 20:54:04.78ID:q81ccbZy
「くっ!」

ルナリスも上級淫魔だけあって今度は流石にガードする。

「まだまだぁ!」

一発目の勢いに乗ったまま左の後ろミドルキックを繰り出す。
これもガードされるが反撃までは出来ない様子のルナリス。
このまま手数ならぬ足数に任せて圧殺して行くのが
シルフィード・グリーブを発動したドミナントの得意戦法なのだ。

「次はこんな技はどうかしら?サイクロン・ブルーム!」

ドミナントが逆立ちし脚を前後に広げ、駒の様に回転する。
回転の動作にあわせてミニスカートが大輪の花の様に翻り
スカートの裾辺りから旋風の刃が広がるドミナントお気に入りの技だ。。

「うわ〜…スカートの中、丸見えなんだけど。」

こちらを動揺させるつもりなのか、
ガードしながらスカートの中が見えると引き気味に発言するルナリス。

「ふんっ!動揺させようとしたって無駄よ!
さっき言ったでしょ!?見えても良い奴だからってっ!」

新たに連続回し蹴りを繰り出しながら動揺など無いとアピールし
わざとスカートを派手に翻す動作で技をこれ見よがしに連発するドミナント。

「サーミック・バルカン!」

何とか間合いを取ったルナリスが連続で光熱弾を放つが
ドミナントはこれらをまるでダンスを踊る様に華麗に回避する。

「そんな遅い弾じゃあ当たらないわよ!」
0313名無しさん@ピンキー2019/11/09(土) 20:56:02.84ID:q81ccbZy
回避しながら再び間合いを詰めて行く。

「そろそろフィニッシュと行こうかしら…喰らえ!エア・サマーソルト!」

懐まで入り込むとフィニッシュブローの一つであるエア・サマーソルトを叩き込む。
まともにヒットし、数メートルも上空へ吹き飛ばされるルナリス。

「よしっ!決まったぁ!」

確かな手応えを感じ、勝利のポーズを決めるドミナント。
ポーズはこれ見よがしにセンターポジションであるクラウンのものだ。

(んふふ…上級淫魔相手に圧勝とか、これで新リーダーは私に決まりね!)

ポーズを決めながら新リーダーとしてのヒロイン活動を思い描きニヤ付いていると
倒れていたルナリスがひょっこりと起き上がった。

「ふう…まあまあ効いたわ。」

「は…?!」

確かに倒した筈の相手が平然と起き上がって来る予想外の展開に硬直するドミナント。

「身体も大分温まって来たし、第三ラウンドと行きましょうか?」

「な、何でアレを喰らってそんな平気そうにしてるのよ!?」

「平気じゃ無い…結構痛かった。」

(『結構痛い』で済んじゃう様な技の筈無いのに…
ひょっとしてコイツ、予想以上に強い?)

表情に動揺の色を隠せないドミナント。
0314名無しさん@ピンキー2019/11/09(土) 20:58:03.57ID:q81ccbZy
更に追い打ちの様にルナリスが語りかける。

「トコロで貴方って結構鈍いのね…まだ気付いていないの?」

「は?え?何の事!?」

謎の問い掛けに答えられずドミナントが首を傾げる。

「はあ…ほら、そこに落ちてるのって何か分かる?」

溜息を付きながらルナリスが自身の右横を指差す動作をした。

「何だっていうのよ…」

見るとルナリスの指す方向の数メートル先の地面に何か白い物が落ちている。

「何アレ?さっきまでは無かった様な…」

ルナリスに警戒しながら白い物体にジッと目を凝らす。
布切れの様だが形が歪で両端だけが広がっており中央だけがやけに細い。
しばらくは何だか分からなかったが、
色と形状に唯一思い当たる物がドミナントの脳裏に浮かび上がって来た。

「はっ!?ま、まさか!」

慌てて両手でそれぞれスカートの前後を抑える。
スカート越しに感触を確かめると彼女の嫌な予感は的中した。

「ウソ!?やだ!マジで!?」

ドミナントの色白な顔がみるみるうちに真っ赤に染まる。

「それって私のパンツじゃない!?」

スカートを抑えたまま悲鳴に近い声を上げるドミナント。
0315名無しさん@ピンキー2019/11/09(土) 21:00:07.87ID:q81ccbZy
「ご名答…ようやく気付けたわね、良く出来ました〜。」

ルナリスが小馬鹿にした様な拍手を送る。

「そんな…いつから?どうやって!?」

「ん…貴方の間合いに入った時にサーミック・ネイルで
腰の両サイドをチョイチョイっと焼き切ったんだけど。」

「それって要するに最初からじゃない!」

おそらく最初にミドルキックを繰り出した時にハラリと落下していたのであろう。
それは即ち、その後の戦闘は全てノーパンで行っていたという事を意味する。

サイクロン・ブルーム発動時も…連続回し蹴りの時も…
わざとスカートを翻して攻撃を回避していた時も…
トドメのエア・サマーソルトを繰り出した時も…
ドヤ顔で勝利のポーズを決めていた時も…
全てのシーンでスカートの中は生まれたままのノーパンだったのだ。

自分が無自覚に繰り広げていた数々の痴態を想像し、
スカートの裾を握り締めワナワナと震え出すドミナント。

「くっ、取り敢えずパンツを…あっ!?」

気が付くと落ちていたパンツをルナリスが拾い上げヒラヒラと見せびらかしている。

「返して欲しかったら私を倒すしか無いわよ。」

意地の悪そうな笑みを浮かべるルナリス。

「ゆ、許さない…絶対に取り返してやるんだから!」

相変わらず赤面したドミナントがそんなルナリスをキッと見据えた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回はこれで終了です
次でイカされて敗北しちゃうとこまで行けるかな
0316名無しさん@ピンキー2019/11/10(日) 22:58:43.31ID:q+eosUKI
おお新作が。いい感じです。
0317名無しさん@ピンキー2019/11/15(金) 01:36:06.01ID:aQv0wg+s
ドミナント良いキャラ
欲を言えば恥ずかしがってるところの情景や心理描写をもっと詳しくみたいな
0318名無しさん@ピンキー2019/11/18(月) 07:47:43.91ID:GRkMC1Bi
継続的に作品あげてくれてとても嬉しい
このあと主人公の醜態が公に晒されて、モブがどんなゲスな反応するんだろうかと考えるとワクワクする
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況