そうこうしている内に揺らいでいた亜空間が完全に消滅し、
引きずり込まれる前に居た山中へ戻された様だ。

「もしもし!?みんな、聞こえるかい?」

通信機から百地の声が聞こえて来た。
どうやら通信も回復した様だ。

「はい!こちらクラウン、淫魔の討伐は完了しました!これより帰投します!」

「了解!みんな無事で良かった…山の麓には既に車が待機させてあるから
それに乗って帰還してくれ。」

「了解!…麓に車が待機してるみたいなのでそこまで歩けますか?」

「ええ…その位なら問題無いわ。」

涼しい顔で答えるものの、内心車が待機していると聞き安堵するドミナント。

「ドミナント、肩貸しましょうか?」

「平気よ、貴方達は先に行ってて良いわ…私は自分のペースで行くから。」

ハーモニーが肩を貸そうとしてくるが断るドミナント。

「じゃあ、先に行って待ってますね!」

颯爽と山道を下って行くクラウンとハーモニーの背中を見送りながら
トボトボと歩き出す。
相変わらず脚を前に出す度に痛みと快感が秘部を苛み、思わず喘ぎ声が漏れてしまう。

「ふぅん…はぁん…んくぅ…これ、帰還すれば取って貰えるのかしら?…んはぁ!」

全く取れる気配の無い吸淫管をぶら下げながら帰還するドミナントであった。

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今回の投下はこれで終了です。
帰ってから吸淫管取って貰って秘部を治療するところまでやりたかったけど
長くなりそうなのでまた来月辺りに付け足そうと思います。