【マジイキ】イカされすぎ 4【絶頂】
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0001専用執事調教   29/332014/08/16(土) 14:25:25.39ID:9mbutJvZ
とにかくイカされまくってもう限界なのに
執拗に責め続けられて、痙攣ビクビク、泡ブクブク

そういう小説を書くスレ

基本的には女の子が責められるスレです。
男の子が責められる作品を投下する際は注意書きをお願いします。
陵辱・リョナ・肉体改造・寝取られなど、人を選ぶ作品の場合もできるだけ
注意書きをお願いします。

前スレ:
【マジイキ】イカされすぎ3
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1254700959/

過去ログ保管庫
http://green.ribbon.to/~majiiki/m/

関連スレ

イキたいのに・・・
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110946747/

■ものすごい絶倫キャラが女を次々壊すエロパロ■2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1209525712/
0003専用執事調教   30/332014/08/16(土) 14:30:55.24ID:9mbutJvZ
 
「あっ、あっ、あっ、あっ、あ゛っ!!」
快感の喘ぎが規則正しく繰り返される。
その末に射精しそうになるが、その時には責め方を変えればいい。
奥まで突っ込んだ状態で、腰をゆっくり横に振る。あるいは、ポルチオを擦るようにのの字を描く。
こうすればこちらは射精に至らないが、相手の女は十分に感じるようだ。
両手で腰を掴んでぐりぐりとのの字を描けば、やがて一華の脚が爪先立ちになる。
『ぴぃんと脚が伸びた』状態だ。つまり。
「んくっ、ん゛っ!! うん゛ーーーーーーーーーーーっっ!!!!!」
喉が裂けたのではと思えるような悲痛な呻き。
天を仰ぐようにしてそれを響かせた後、一華の上体はベッドに崩れ落ちた。
左手の甲を枕にし、横顔が覗く。
風邪のもっとも酷いときのような、虚ろに濡れた瞳、閉じない口、鼻水で汚れた情けない顔。
そしてその顔は、女が極限まで追い詰められている事を示すものだ。

俺は上体を倒し、突っ伏した一華の上に覆い被さる。
そしてぎゅうと抱きしめながら、一番の深くで繋がった。
「ふうっ…………!!」
一華から息が抜ける。俺はそれを聞きながら、さらに肌を寄せ合わせた。
そう、この段階になればとにかく肌を寄せることだ。
今にも逝きそうな状態で体を抱きしめられ、耳元に相手の吐息が聞こえる状態。
女はこの状態に、本能的な多幸感を得るものらしい。
普段であれば忌み嫌うような相手でも、意識の朦朧とした極限状態でこれをされれば、恋人だと錯覚してしまう。
「可愛いぞ、一華。綺麗な髪だ……身体のラインも最高だな。
 その表情もそそるぞ。お前は本当に可愛い女だ、一華。本当に可愛い。美人だ」
俺は何度も一華の名を呼びながら、思いつく限りの褒め言葉を囁き続けた。
勿論、ポルチオを緩く責め立てながら。
「いやっ、あっ…………ああ、あっ、うあ…………っ!!」
一華の反応が、案の定甘いものになってくる。吐息の端々にピンク色が混じっているかの如く。
俺はここで責めを激化させた。
腰を掴み、パンパンと音が鳴るほどに勢いよく突く。
「あああ゛っ、ふわあぁああああ゛あ゛ーーーーーっ!!!!!」
震えながら喜悦の声を漏らす一華。
頃合いや良し。
俺は最後の仕上げにかかった。
子宮の辺りを指で押し込み、圧迫しながらポルチオを責め立てる。
ゆるく、激しく、撫でるように、こねくり回して。
0004専用執事調教   31/332014/08/16(土) 14:31:34.04ID:9mbutJvZ
 
「ほら、一華、一華……ここに欲しいんだろ。お前は、ここに欲しいんだ。欲しがってるんだ。
 俺も、ここに出したい。一華のここに出したいんだ。さぁ一華、言え。ここに出して欲しいってよ!」
膣内が激しく蠢く中、俺は洗脳の言葉を囁きかける。
「うううっ、うう゛−っ!! うああ、あっ…………あっ、あ゛っ…………!!」
一華は何度も首を振りながら、相当に頑張っているようだった。
だが、いつまでもはもたない。もたないように、心身に布石を打ってきた。
20時間あまりにも渡って。
「どうした、言ってみろ。俺の奴隷になると誓え!!」
一華の絶頂のタイミングを見計らい、俺は最後のスパートをかけた。
ぽっかりと開いた子宮口の膨らみを、徹底的に抉り回す。この女が絶え間なく逝くように。
一華のスレンダーな肉体は、すぐに激しい痙攣を起こし始めた。
やがては黒髪も揺れはじめ、頭もぐらついているのがわかる。
典型的な、脳が快楽で焼かれている動きだ。

「ひぃっ、ひいぃいいっ!! お、お…………んおおおおおおおおおっ!!
 …………ああ、ああああ、や…………うううう゛っ!!!
 わっ、わかりました…………はぁ、はぁっ…………ど、奴隷に、なるっ、なりますっ!!!」

とうとう一華は、高らかに宣言した。
恐怖に振り返ったその表情は、プライドよりも自我の崩壊を恐れたことを雄弁に物語る。
当然といえば当然だ。この局面で自我の崩壊を選ぶような女は、十万人に一人だって居はしない。
俺は記録係の女を振り返り、敗北宣言についての確認を取る。
女は興味薄そうに頷いた。
『“双方の合意さえあれば”、その身柄を調教師が引き取ってもよい』。
その最後の条件が達成されたわけだ。
ついに。
ついに、やった。
正道一華という珠玉の宝石が、俺のようなクズの手に落ちた。
明日からこの女は、どこぞの富豪のじゃあない、俺専用の執事だ。
「…………うっ、く…………すみません、すみません、お母……様…………!
 ……っく、く…………くううう、うう゛ぅっ……………………!!」
一華から悔しげな嗚咽が漏れてくる。
だが俺にはその嗚咽が、目的完遂のファンファーレにしか聴こえない。
0005専用執事調教   32/332014/08/16(土) 14:32:28.39ID:9mbutJvZ
 


調教師としてある程度成功した俺には、一軒の屋敷が与えられた。
従者はメイドが3人、そして執事が1人。
すべて俺が愛を目覚めさせた、従順な僕だ。
特に執事は、他のメイドから嫉妬の声が上がるほどに目をかけている。

「お呼びでしょうか」
黒スーツに身を包んだ一華は、真面目至極にそう告げた。
どこから見ても隙のない、パリッとした女。この一華がいるだけで、屋敷の品格が上がるようだ。
俺はそんな一華に歩み寄り、唇を触れさせる。
舌を絡ませあうディープキスだ。
一華は、それに対して抵抗をしない。それどころか、刻一刻と息を荒げ、目を潤ませていく。
「したいのか?」
俺が問うと、一華は逡巡の後に肯定した。

仕立てのいいスーツを脱ぎさり、いよいよ女らしくなった肉体を晒す。
俺はダブルベッドに寝転がってそれを堪能した。
「失礼致します」
一華は一言かけ、騎乗位で俺に覆い被さる。
手馴れた、しかし気品あふれる動き。まったく、他のメイドにも見習わせたいもんだ。
実際、他の3人もカーテンの影などから物欲しげに覗いているようではあるが。
「自分で動いてみろ」
俺は一華に命じる。
「承知しました」
一華は短く応えると、ゆっくりと腰を上下しはじめる。
すでに膣内はどろどろに蕩けていた。今日一日、よほどこの瞬間を待ち侘びて仕事をこなしてきたらしい。
金持ちジジイの接待の間は、微塵もそんな気配を見せなかったものだが。
「お手を、拝借いたします」
一華は恥じるように告げ、俺と手を繋いでくる。
俺はその意を汲み、両手を繋いだまま上に押し上げて一華の上下運動を補助してやった。
こうすればポルチオ刺激がスムーズになるからだ。
「あっ、あ、あっ!! ああっ、はあああっ…………!!」
一華は歌うように喘ぎながら、天を仰いで目を閉じる。
早くもポルチオ性感に浸っているのだろう。
俺の逸物にも、コリコリとした鼻の頭のような感触が響いてくる。
日々開発してはいるが、さすがにまだ解れてはいないらしい。もっとも、それは時間の問題だが。
0006専用執事調教   33/332014/08/16(土) 14:33:07.64ID:9mbutJvZ
 
「ふぁ、あっあ…………!!」
そのうち一華の体から力が抜け、後ろへ倒れこむような形になる。
俺はその一華を激しく突き上げてやった。
「ああっ、あ、あうっ…………お、おおおお゛っ!!!!」
一華は目を惑わせて激しく反応した。
海のような、圧倒的な快感に溺れている最中なんだろう。
「幸せか?」
俺は一華に問うた。
「はっ、はい……! わ、私の中を、暖かな気持ちが突き抜けていきます。
 女に生まれた幸せを噛みしめております。女として、こうして愛して頂けるなんてっ……!
 うんっ、あ、ああっ凄い……くぅぅんん゛っ! うっ、嬉しゅうございますっ!!
 こんなに深くて…………熱くて、逞し…………んっ、あはあああぁああああ゛あぉおお゛っっ!!!!」
一華は身体中で多幸感を表したまま、後ろ向けに崩れ落ちる。
俺はその一華を追い、屈曲位で覆い被さった。
バックスタイルと並び、もっともポルチオ責めに適した体位だ。

今夜はまたこれから、正体をなくすまで徹底的に責め抜いてやる。
愛液をあふれさせ、身体中を痙攣させてイキ狂わせてやる。
一華が俺のものとなった、あの記念すべき日のように……いや、それよりももっと激しく。
性欲の高みを追求していこう。
深く快楽に愛が加われば、女は、どこまでも壊れていける。
一華が、俺にそう教えてくれたのだから。




                       終
0012名無しさん@ピンキー2014/08/16(土) 18:11:07.34ID:Ha7lZw6e
素晴らしいの一言
0014名無しさん@ピンキー2014/08/16(土) 23:43:54.52ID:SYtVtsK/
ポルチオは大好物でして
自分がSS書いてる間に読み始めて
うっかり2回も抜いてしまいました

ああー……
0016名無しさん@ピンキー2014/08/17(日) 10:46:03.99ID:3PG0Wwrz
余裕を見せている時、なんとか耐えている時、堕ちかけ、陥落と、
それぞれが実に素晴らしくて興奮するわ……
0017名無しさん@ピンキー2014/08/17(日) 10:53:05.42ID:bPvCh/bp
ここで出会いのテクニック教えてもらった
掲示板から初めはすけべは出さずメッセ交換
他人とは違うアピールをして安心感を与え、メッセの回数を増やす。
paradayドットnet/ura3/sexy/IPHONE0005.jpg
0018名無しさん@ピンキー2014/08/18(月) 18:36:04.10ID:x8l9HVqI
まだ読めてないけど夜全力で読ませてもらおう
おつであった
0021名無しさん@ピンキー2014/08/21(木) 22:15:51.64ID:EElW2BmQ
投下来てたー、乙やで
前にもいくつか投下してた人かしら
0024名無しさん@ピンキー2014/09/04(木) 03:41:30.88ID:AVb/Am2Q
あれ……保管庫死んでる?

久々にマリーが読みたかったんだが
0026名無しさん@ピンキー2014/10/16(木) 10:18:07.88ID:cxo8Gw4k
マリーはいまノクターンノベルズで掲載してるな
マジイキエロが無いうえ、エロシーンは主人公がふたなりにケツ掘られるだけという…
完全にスレ範疇外になっちまったがw
0028名無しさん@ピンキー2014/10/18(土) 14:43:54.20ID:CHh/v2Fj
元々そっちの傾向あった作者だけどホモ方向に行っちゃったか
マジイキマリーはあのまま終了と思っておこう
0029名無しさん@ピンキー2014/10/25(土) 20:33:19.12ID:+xkt1LRU
ふたなり×男ならホモじゃないんじゃね
lilithや二次ドリ系の強気な美女・美少女がイカされまくるのを気に入って読んでたら
強気な女×強気な成人男でもありになってたけどホモはまたなんか違う気がする
まあマジイキエロが無いとここの範疇外だな
0030名無しさん@ピンキー2014/10/29(水) 06:11:32.79ID:ujcrwT3Z
いや待て、ノクタに行ったからこそ
マジイキが追加される可能性があるやもしれん
0031名無しさん@ピンキー2014/10/29(水) 08:10:11.62ID:X7hnj1GV
世の中にはフタナリとホモとショタあたりの区別がつかない人も多いからなあ
0032名無しさん@ピンキー2014/10/29(水) 21:54:11.80ID:xtZ9Uzbr
気になってマリーさん見にいったら
活動報告でエロ書くって出ててワロタ

ていうか、この作者天然か?
0037名無しさん@ピンキー2015/01/07(水) 00:15:10.59ID:dKcow6yo
ホシュッ
0039名無しさん@ピンキー2015/02/07(土) 18:56:21.95ID:xX38l2WL
ほっしゅーん
0040名無しさん@ピンキー2015/02/08(日) 21:23:24.47ID:HLjeoHKC
保管庫にアクセスできないんだけどどうなってるんだろ
0042名無しさん@ピンキー2015/02/11(水) 03:17:11.26ID:T76B7B7Z
前スレ見れなくね?
0044名無しさん@ピンキー2015/02/26(木) 01:30:38.76ID:W2wDhNum
dat廃止になるらしいから、それで消えたんじゃないかな?
前スレから続いてたポルチオのやつもう一度読みに行こうと思ったら消えてて\(^o^)/
0048名無しさん@ピンキー2015/02/27(金) 00:24:46.62ID:CaVxjagZ
>>45
ポルチオで検索して巡りついた
相変わらず調教師はゲスいし一華ちゃんエロいし最高だったわ
教えてくれてありがとう
0049名無しさん@ピンキー2015/03/02(月) 15:39:23.92ID:UTTe949w
俺からもありがとう
そうかー、あれとかあれもこの人だったか
0050名無しさん@ピンキー2015/03/04(水) 17:14:40.35ID:X3Wi40lk
俺がちょくちょく読み返してた作品大体この人のだったんだな
0051名無しさん@ピンキー2015/03/04(水) 18:42:56.72ID:e8vKIATa
複数の別のスレで見かけて気に入ってた作品の
ほぼ全てがこの人のだったことに驚愕した
0053名無しさん@ピンキー2015/03/15(日) 20:57:36.86ID:ebzGd3rs
私がノリノリで書けるのは、皆が愉しんでくれるおかげです。

また一作投下します。
相変わらず焦らしのシーンが長いですが、味を占めた訳ではないです。
全39レスと長いので、適度に間を空けながら投下していきます。
それでは
0054母の逝く道    1/392015/03/15(日) 21:04:37.69ID:ebzGd3rs
 
ネット社会と言われる今でも、辺境の片田舎では、ひどく前時代的な風習があったりする。
ウチもそう。
石枕ヶ関……住民のほとんどが年寄りの、寂れきった温泉街。
30年以上前にはドラマの舞台にもなって活気があったらしいけど、それももう遥か昔。
これといって観光名所もなく、交通の便も悪い。
当然どこの民宿も旅館も、客なんてまず来ない……いや、『来なかった』。
状況が変わったのは、ちょうど私の母親が生まれた頃。この辺り一帯の旅館が貸切のサービスを始めてからだ。
手頃な値段で、旅館を丸ごと貸し切る。そうすれば他の部屋への迷惑を考えずに済むから、騒ぎ放題。
宵越しの宴会なんて可愛い方で、中には男女グループで乱交大会を開く団体客もいる。
旅館側としては布団も畳も汚れるし、愉快ではないはず。
でも禁止はしない。何でもありにしないと、こんな辺境に客は来ないから。
とはいえ、温泉旅館で“そういう事”を黙認するのは珍しい話じゃない。
じゃあウチの何が異常かというと……『セックスをしたいけど相手がいない』という客に、夜の相手を貸し出していることだ。
それも、場合によっては現役の女子高生を。
やっぱり若い方がいいのか、する相手に高校生を熱望する客は多い。
じゃあ応えないとって事で、この辺りの高校の女子はアルバイト感覚で皆やってる。やらないと地元が衰退するから。
こういうのって、都会だと問題になるんだろうけどね。

地元の女子高生は私を含めて6人。
お互いの客の入りは暗黙の了解で話題に出さないようにしてるけど、何となく察しがついてしまう。
どうやら、心底嫌だけど、私が一番人気らしい。
意外に同意が得られないものの、私が一番“性格ブス”なのは痛いほど自覚してる。
こういう仕事を一番割り切れてないのは私だし、客に対して愛想よくもできない。
そもそも、お金を落としてくれる相手を『客』って呼ぶのも良くはないよね。
性格の良い夕子なんかは、私達の前でもちゃんと『お客さん』って呼ぶ。本来、そういう子が好かれないとウソだ。
私が人気の理由は一つ、ルックスがマシだからというだけ。
前髪を眉の少し下まで、残りは肩を軽く撫でる程度にまで伸ばした黒のストレートヘア。
よくクール系と言われるし、実際鏡で見るとツンとしてるタイプの冷たい顔立ち。
スタイルに関しては、よく解らない。
客の中には『結構イイ身体してる』と言う男もいる。
でも繁華街の本屋でファッション誌を見ると、モデルのメリハリある身体との違いに落ち込む。
首や腕や足首は細い、膝上スカートから覗く太腿の形もそこそこ。胸は割と大きくて、腰のくびれはあんまりない。
事実として言えるのはそれぐらい。
でもたとえ自信がなくたって、自分が選ばれる事に疑問があったって、客に指名されれば向かうしかない。
私達は、この石枕ヶ関が好きだから。
0055母の逝く道    2/392015/03/15(日) 21:08:43.94ID:ebzGd3rs
 
家の黒電話が鳴って、私の次の“貸し出し”予定が報された。
男4人の、4泊5日。場所は老舗旅館の『灯香苑』。どうやら今回は楽そうだ。

出向く先としては民宿が一番キツい。狭い一軒家の中、家主一家と客、そして私がひしめく形になるから。
基本的に客と一対一なせいで、会話も奉仕も手の抜きようがない。
『している』時に、音や喘ぎ声が家主側に筒抜けになってしまうのも嫌だ。
いや、障子ででも仕切られているならまだいい。
場合によっては、家主一家が生活しているのと同じ空間で“する”事もある。
近所の顔見知りが気まずそうにお茶を啜ったり蜜柑を食べている横で、大股を広げ、汗だくで喘ぐ。
その恥ずかしさや居心地の悪さは半端じゃない。
一方で旅館となれば、基本は団体相手だ。私が黙っていても、向こうで勝手に盛り上がってくれる。
輪姦されっぱなしだとキツいけど、意外にそういう事は少ない。
昼間はガイドみたいに街のなけなしの見所を案内して、夜はお酌の後、大体9時から12時頃までする、という場合が殆ど。
旅館を貸し切るような人達は懐にも人間的にも余裕があって、あまりがっつかないんだと思う。
まぁ、縄を使われて何日か痕が残ったり、外国人団体で“あれ”の大きさに閉口したり、そういう問題はあるけれども。

客を取る日程が決まると、私達高校生はある老舗旅館に呼ばれるのが常だ。
そしてその旅館の仲居さんから、身を慣らす調教を受ける。
まだ体の熟しきらない子供が、いきなり複数人を相手にしては身を壊す、という考えかららしい。
ただこの調教、けっこう恥ずかしい。
温泉で温まった後、蹲踞の姿勢で張型を挿入される。年季の入った人間から、物凄い目力で見つめられつつ。
張型を迎え入れる間、蹲踞の姿勢を崩す事は許されない。壁や柱に背を預けてもだめ。
「息を吸え」
「吐け」
「奥の方から、ぐうと締め付けぇ」
低い声で脅すように命じられ、それに従う。そうすると5分も経たないうちに濡れてしまう。
仲居さんの操る張型が、ぐいい、ぐいいと確かな軌跡で膣内を刺激してくるたび、蜜があふれていく。
力強く、でも強引さはない。マッサージでツボを押されるように、じわりと気持ちがいい。
相手をする客が複数人の場合、膣のあと、這う格好で肛門も開発される。
勿論必要な事だ。実際、乱交となると当たり前のように『二本挿し』しようとする客は多い。
排泄の孔はなるべく使って欲しくないとはいえ、順番待ちの関係上、したいと言われて拒めるものでもない。
ただ、お尻の特訓はひどく惨めな気分になる。
「ああ、あっ……ひ、あぅうんん……ぅ、うんっひあぁっ!」
香油を垂らした棒でずぐりずぐりと肛門を責められると、どうしても情けない声が出てしまう。
仲居さんによれば、女子高生組の中で私が一番はしたない声を出すようだけど、苦手なものはしょうがない。

こうして仲居さんの手で一通り性器を慣らされ、一日の間を置いて、接客当日を迎える。
すべては普段通り。私はその朝、いつもと同じように支度を整えた。
今回の仕事もきっと楽だ。そう、頭から信じきって……。
0056母の逝く道    3/392015/03/15(日) 21:10:07.63ID:ebzGd3rs
 


今回の客に三つ指ついて挨拶する段階になって、晴れやかな私の気分は一気に曇った。
4人いて4人共が、生理的に受け付けないタイプだったから。
歳は全員そこそこ若いはず。でもフレッシュさなんて微塵もなかった。
1人は脂ぎった肥満体で、ボサボサ髪といい無精髭といい、清潔感がまるでない。
1人は毎日筋トレばかりしていそうな暴力的な見た目で、柄の悪さが全身から滲み出ている。
1人は小太りで、薄ら笑みを絶やさないカエル顔。
1人は病的に痩せこけて、姿勢が悪く、どこかトカゲを思わせる。
そして4人ともが、ギラついた目でセーラー服姿の私を凝視していた。
「おいおい、これマジもんのJKじゃん!?」
「だよね、本物だよねぇ。うひー、いいのかなぁ。この露骨な未成年淫行!」
「なんせド田舎だしな、色々前時代的なんじゃね? 井戸とか使ってるぐらいだしよ」
配慮のない言葉にカチンと来る。井戸で冷やした野菜の味も知らない人間が、地元を馬鹿にしないで欲しい。
でも、客を相手に文句は言えない。

しばらく遠巻きに私を眺めていた4人は、やがて目配せをしあって行動を開始する。
まずは柄の悪そうな筋肉男が、わざとらしく足元へ財布を落とした。
「おっと、落としちまった。よぅ嬢ちゃん、悪いが拾ってくれねぇか。サービスも兼ねてよ」
顔中に下卑た笑みを広げ、そんな事を言う。
私は溜め息の出そうな思いだった。私が制服姿で現れると、最初に男が要求するものは大体同じ。
『パンチラ』……つまり下着をチラリと覗かせる行為だ。
私は要求の意図を汲み、男の下へ歩み寄ると、肩幅に開いた脚を伸ばしたままで財布に手を伸ばす。
スカートの捲れ上がる感触が腰に伝わってくる。
「うっし、そこでちょいストップだ」
私の指が財布にかかった瞬間、さっきと同じ声が静止を命じる。私はピタリと動きを止めた。
直後、私の背後に四人分の足音が集まる。解りやすいものだ。
「白か。わかってるねぇ!」
「おー。田舎の娘って、昭和の頃みたいな胴長短足イメージしてたけど、意外にすらっとした脚してんなぁ。
「だよな! 太腿の微妙なムッチリ感とか、膝下から足首にかけての細さとか、マジ俺好みだわ」
「良い脚だとパンチラの有難味も違うよねー。ああもう、堪らん!」
4人が口々に私の脚を品評した直後、その中の一人が突然、私のお尻に何かを押し付けてきた。
「きゃっ!!」
思わず悲鳴が上がる。
「あっ! ズリィぞ!」
「へひゃひゃっ! こいつJKの太腿ガン掴みして、パンツに顔埋めてやがる!!」
「ぶふっ……ああすごい柔らかい、天国だよこれ!
 こんな、外でやったら一発逮捕確実な事が、ここじゃ何十回でも出来るんだから……夢みたいだよね。
 親に借金してまで来た甲斐があるよ」
小太り男は私の足元に跪きながら、カエルのように笑った。
0057母の逝く道    4/392015/03/15(日) 21:11:15.25ID:ebzGd3rs
 
男の思考回路は、年齢・性格を問わず共通なんだろうか。
私達女子高生を相手に選んだ客が、『パンチラ』の次に要求するものは決まっている。
電車の中を想定した痴漢プレイだ。

ここ『松の間』には、緊縛の際に縄などを掛けられるよう、室内の様々な場所に横木が渡してある。
その一つに手拭いを結びつけて吊り革代わりにし、右手で掴む。
左手には中学の頃から使っている、少し表面の剥げた学生鞄を持つ。
服装は勿論、高校指定のセーラー服。
その、ほぼ完全な通学スタイルの私に、4人の男が密着していた。
遠慮のようなものは一切ない。制服に皺が寄るのも構わず、力任せに胸を、お尻を揉みしだいてくる。
前からは、スカートをたくし上げた腕がショーツに潜り込み、その中を弄くってさえいた。

「ああヤベェ、最高だよこれ! 制服もやらけぇし、その下の肉も柔らけぇ! これが女子高生の肉かよ?」
「この制服の、微妙にしなびた感じがいいな。コスプレ衣装のゴワッとした感じとは全然違う」
「確実に普段から着てるよなぁこれ。ああ、鼻つけると、女の子の甘酸っぱい汗が染みこんでる感じするわ!」
「んー……そっか? 気のせいじゃね?」
聞くに堪えない会話が、私の耳元で交錯する。
手の動きは時を追うごとにさらに荒々しく、無遠慮になっていく。
「よぉ、どうだ? 4人から延々と身体弄られてよ、気持ちいいだろ」
とうとう、勘違いして質問する人間まで現れた。
「はい、気持ちいいです」
私は、さながら車外の景色を眺めながらという態度で答える。
「ははっ、感情ゼロじゃん。お前、嘘つけないタイプだろ」
別の一人から性格分析も来た。もっとも、これは割と的を得ている。
正確には、嘘がつけないというより、演技しようとする前に本心が表に出るタイプだ。
つくづくサービス業には向いていないと思う。

制服が皺くちゃになるほど全身を撫で回された後、とうとう8本の手は私の服を脱がしにかかった。
まずは、白ショーツが太腿を滑り降ろされ、足首から抜かれる。
次に首元の赤いスカーフが解かれ、襟元・袖口に3本白ラインの入った黒いセーラーブラウスを、たくし上げるように脱がされる。
ここ数日は暖かくてインナーを着ていないので、この時点で上はブラジャーのみ。
当然、男達から嫌な歓声が上がった。
そのブラジャーさえもすぐに毟り取られ、素肌がギラついた視線に晒される。
「おっ、結構でけぇぞ! D以上か?」
「すげー、さすが全然崩れてないな。理想的なお椀型ってやつか。乳輪もピンクでいいわ」
当然のように何本かの手が伸び、じかに私の胸を揉みしだく。結構、いや相当痛い。
「んん、んっ…………く」
唇を噛んで耐えること数十秒、ようやく獣達は落ち着きを取り戻した。
次は下だ。背後からベルトを外され、こちらも黒いプリーツスカートが下に落ちる。
ショーツは最初に脱がされたから、残るはもう紺のハイソックスだけ。
そのハイソックスを自ら脱げば、とうとう私の肌を隠すものは何一つ無くなってしまう。
何度経験しても、全身の気が逆立つような恥辱だ。
ほとんど反射的に胸とあそこに手を添えてしまうものの、肥満男にその手を叩き落とされた。
「そう隠すなよ。『ヴィーナスの誕生』じゃあるまいし」
茶化されて仕方なく、赤くなった腕を下ろす。完全に晒された裸を前に、いよいよ4人の目が血走り始めた。
0058母の逝く道    5/392015/03/15(日) 21:12:59.12ID:ebzGd3rs
 
「おほーっ、うっまそうな身体!」
「田舎だから期待してなかったけど、全然アリだな。うおー、今からこのレベルのJK喰えるとか、最高!」
「だな。井希はるかに比べっとちと野暮ったいけど、いかにも素人って感じで、逆にソソるわ」
「馬鹿お前、このシチュエーションでAV女優と比べんなよ!」
「素人っぽさで言うとよ。こいつ肌白いけど、よーく見たらスク水の形に日焼け跡あるよな。
 それが生々しいっつか……中学んとき好きだった荻野思い出すわ。こっちのがチチでけぇけどな」
「とりま温泉行こうぜ。この旅館のウリなんだろ? 背中流してくれや」
男4人は好き勝手に騒ぎ、裸の私を廊下へと連れたてる。
「ちょっと、廊下では服着させてよ。従業員さんに裸見られるじゃん!」
そう主張しても、今は貸切で自分達の城なんだからと誰一人聞き入れない。
ここの仲居さんを顎で使っていた時から薄々気付いてたけど、この4人、横柄で人への配慮がない。
多分誰一人として彼女なんかいない、出来るはずがない。
そう思った時、私はいよいよこの男共に愛嬌を振りまく気になれなくなった。

露天風呂では、ソープの真似事を強要された。陰毛に石鹸をつけて、股をこすりつけながら洗うあれだ。
「あぁいいわ、女子高生に奉仕させてるってだけで興奮する」
「タワシにしちゃ、ちっと毛ェ薄いけどな。ま、その分ピンクマンコでヌルヌルに洗ってやれや」
私が股で挟み込むようにして腕や腹を洗う間、男共は気色の悪い会話を続けた。
そうして4人共の体を洗い終えると、今度は私がされる番だ。石鹸のついた8本の手で、体中を弄られる。

「うっはあああ、JKの肌もぉー最高! スッベスベで、噂通り手に吸い付いてきてるわ!」
「だよな。服の上からでも良かったが、ナマはまた別格だわ。押してもすぐ戻るし、これが『ハリのある肌』ってヤツか?」
「風俗嬢のとは全然違うな。やっぱあれ、風呂入りすぎてふやけてんだな」
「フトモモやらけーし、あったけー。産毛とか全然なくて、おっそろしく触り心地いいなコレ。
 俺、毎日電車待ってるJK見てスリスリする妄想してたんだ。今、それが叶ってんだなあ、あー堪んねぇ!!」
「なんか、石鹸のとは別によ、いい匂いしてこねぇ? うなじとかから、ふわっとさぁ」
「ねぇよ。さすがに女子高生だからって夢見すぎだろ」
「最高最高って、オメェら甘ぇよ。このチチの揉み心地こそ本当の最高だわ。
 っつーか、マジでマシュマロすぎ……本物だろうなコレ。高校ならフツー、まだしこりとかあるんじゃねぇの?」
「それって中学生までの話じゃなかったか? よく知らんけど」
男達は私の身体中を揉みしだきながら、延々とデリカシーのない会話を交わしていた。

おまけに、その触り方がまた酷い。
腿や脇腹を撫でる手つきは相変わらず痴漢そのもので、ゾォッと鳥肌が立つ。
胸を揉む動きにも加減がなくて痛いし、乳首を乱暴に抓られると、やった人間をつい殴りたくなってしまう。
私は気が荒い。
小さい頃は『クラス一手が早い女』と言われていたし、未だに『客を取れているのが奇跡』だと男子から茶化されもする。
とはいえ、本当に殴っては問題だ。だからどうしても嫌な時は、腰の横で拳を握り込む。
常識ある人なら、それで気付いて態度を改めてくれるから。
ただ、本当に無作法な人間ほど、私の信号には目もくれない。どうやらこの男達もその類らしい。
0059母の逝く道    6/392015/03/15(日) 21:20:47.52ID:ebzGd3rs
 
4人がかりの愛撫は、体中の泡を洗い流し、湯船に浸かってからも続いた。
竹柵の向こうに、空と山を一望できる絶景の露天風呂。私はこのお風呂が好きだ。
でも、今の気分は最悪だった。
不愉快な客相手というのもそうだし、湯船での愛撫自体がそもそも嫌だ。
湯船の中であそこに指を入れられると、当然お湯が入ってくる。そうすると後で“している”時に、そのお湯が出てきてしまう。
中に湯が入っている場合、する時の音がパンパンと物凄い事になるのも恥ずかしい。
そういう不満から、私は男達の愛撫を受けながらも、一切の声を出さずにいた。
「ほら、気持ちいいんだろ。澄ましてないで、アンとかウフンとか言えよ」
「…………全然」
「ケッ、そォーですか。……よぉ、こいつ何か生意気じゃね?」
「まぁな。可愛いけどよ、こんな田舎でチヤホヤされすぎて調子こいてんだろ。俺、図に乗ったマンコって嫌いだわ」
男のうち3人は、私の態度に不満を示す。ここまで露骨に貶められるのは初めてで、私はますます意固地になった。
でもその空気を、小太りの男が変える。
そしてこれこそ、地獄の釜の蓋を開ける一言だった。

「でもさ。こういうスカした娘に、“挿れてください”って懇願させるのとか良くない?」
この小太り男の提案に、他の3人が表情を変える。
「それ、イイな……そうしようぜ! 流石マニア、発想が違うわ!」
「考えてみりゃ、4泊5日でずーっとヤリっぱなんて無理だしな。焦らしまくって哀願させて、そっからマワそうぜ」
「オッケ。じゃあさ、ちょうど4人いるんだから賭けようよ。オレ、3日目で落ちるのに慧勝軒のラーメン一回」
「あっ、テメェ一番可能性高そうなのを! ならしゃあねぇ、俺は2日目だ」
「んだよ、4日目とかもつ訳ねぇだろ。ま、今日中よりかは可能性あるか」
「オイオイ、じゃあ俺は今日って流れか? 勘弁しろよ、もう夕方じゃんか。不利すぎんだろ」
「だったら、今この瞬間から頑張って追い込めよ。っつっても、間違えて挿入すんなよ素人童貞!」
「そうそう、オレらも責めの支援ぐらいはするからさ。ま、奢りとなったら特盛チャーシュー麺3杯いくけどね」
「ぎゃははっ、それ4000円超えんじゃん! マジで喰いそうだから怖いわ、このデブ」
私の尊厳など欠片も配慮しない、まるで宴会遊びのような軽さ。
でも、この男達は本気だ。目を見れば解る。
「ったく、また貧乏クジだ。……まぁでも、4時間も5時間も焦らして、我慢できる訳もねぇ。つーか、させねぇわ。
 冷静に考えてみりゃ、俺が一番オイシイんだよな。ナマの女子高生を、一番に可愛がれるんだから」
肥満男は、そう言って私の耳に生暖かい息を吹き掛けた。匂いもキツい。
私は境遇の悪さをつくづく感じながらも、強くその男を睨みつけた。
0060母の逝く道    6/392015/03/15(日) 21:21:33.05ID:ebzGd3rs
 


「んっ、んっ…………んむっ、はん……っむ」
露天風呂から上がった後、私は布団の敷かれた『竹の間』で、肥満男からの濃厚な口づけを強いられた。
息継ぎもそこそこに口内を貪られ、唾液を飲まれ、あるいは飲まされる。
男4人は浴衣姿にも関わらず、私だけは丸裸だ。
温泉で火照った効果もあって、いよいよ男からの視線を敏感に感じてしまう。
さらに、眼前には髭面の男の笑み。
それらが嫌で目を閉じると、今度は耳が冴えはじめる。
「いいなぁ、現役女子高生との生キスかー。俺も一番にすりゃ良かったわ」
「だよな。オイ、どうなんだよラッキーボーイ、味は」
「ぷはっ……へへへ、最高に決まってんだろ。甘ぇわ、JKの唾って」
「バーカ、唾液に味なんぞねぇよ。気のせいだ気のせい」
半笑いの下劣な会話。それも不快だけど、もうひとつ嫌な要素がある。
キスと平行して行われる、恥ずかしい場所への指責めだ。
仲間内から素人童貞と揶揄されていた通り、技巧は拙い。普通であれば、濡れる筈もない。けれども。
「くく、何だよ。湿ってんじゃねぇか」
肥満男は一旦私の口を解放し、勝ち誇ったように囁いてくる。
私自身、10分あまりの指責めで、じわりと濡れてしまっている事を自覚していた。
仕方のないことだ。私の膣は、2日前の仲居さんの巧みな調教で、すっかりほぐされている。
あの調教は単に穴を開いておくというより、下手な客でもスムーズに迎え入れられるようにと施されるものだ。
男のピントのずれた膣弄りでも、仲居さんの極上の責めがフラッシュバックし、身体が火照る。
「俺の指がそんなにいいのか?」
肥満男は自信満々に指を蠢かしながら告げた。
アンタの功績じゃない、と叫びたくなるけれど、言えるわけもない。
私は、ぐちゅぐちゅと鳴りはじめた水音を聞き、口づけを受けながら、ただ耐え忍ぶしかなかった。

一度濡れ始めてしまえば、歯止めは利かない。
どれだけ内腿や下腹に力を込めても、どろりとあふれる蜜は止まらない。
「見ろよ、グチョグチョだぜ。俺、実は相当上手ぇんじゃねえの?」
たっぷり小1時間は経った頃、肥満男は指を抜いて私の脚を大きく開かせた。
「お、確かに……濡れてやがるな」
「うひ、ピンク色のオマンコがヒクヒクして、やらしー」
「まぁ濡れてるがよ、お前が上手いんじゃねーだろ。こいつが淫乱なだけだ」
他の3人が私の脚の間を覗き込み、それぞれ声を上げる。
私自身、直接見えはしないけれども解っていた。
内腿をぬるい筋が伝っていくのは何度も感じたし、男の指先から滴る愛液も本物だ。
「この調子じゃ、マジで今日中に堕ちそうだな?」
肥満男は緩みきった毛だらけの腹を震わせて笑い、指についた唾液を美味そうに舐める。
「…………まさか」
私はその醜悪さにぞっとしながらも、努めて無表情を取り繕った。
0061母の逝く道    8/392015/03/15(日) 22:02:49.92ID:ebzGd3rs
 
「…………ふ、ひゃひゃ。うめぇ、うめぇわコレ」
肥満男のニヤケ声が耳に響く。
私は布団に仰向けで寝そべり、この男へ向けてMの字に脚を開かされていた。
男はその私の腿に粘ついた手の平を乗せながら、飽きもせず私の蜜を啜る。
割れ目を飲み込むようにしたり、嘗め回したり、時々指を入れて中や外を刺激したり。色々とやっていた。
「へへ。ドンドン出てくるぜ、愛液がよ」
肥満男は相も変わらず勝ち誇ったように囁いてくる。
滑稽だ。確かに生理的な反応で、愛液は滲み出ているかもしれない。でもそれは、ただの防衛本能だ。
弄繰り回されるから、潤滑を増そうとしてバルトリン腺やスキーン線から液が分泌されているだけ。
実のところ、私の心は冷え切っていた。
生理的に嫌う男にいくら舐められても、弄くられても、女は絶頂には至らない。
男は肉体で絶頂するけど、女は心で絶頂する。私は母から教わって、ちゃんとそれを知っている。
ましてや、こんな男の下手な責めで感じるわけがない。
この童貞丸出しの男とつるんでいる所からして、他の3人も技巧には大差ないはず。
だとしたら、案外4泊5日を耐え切るのも難しくはなさそうだ。
私の故郷を馬鹿にする横柄な連中に、挿入の哀願なんてしたくない。
この調子で気が萎える事ばかりしてくるなら、私は絶頂せずにすむ。昂ぶらずにすむ。
私は、恥ずかしい場所を舐めしゃぶられながら、内心ではほくそ笑んでいた。

「ふぅー、ふぅー……さ、さぁ、俺がこれだけ舐めたんだ。今度は君が、俺のを舐めてくれよ」
数十分後、肥満男は息を切らせながら、浴衣の前を肌蹴る。
毛むくじゃらの四段腹……その下に、直視も憚られる色黒のものがあった。
分厚い茶色の皮から、亀頭が覗く。私の蜜を舐めて興奮しているのか、その鈴口からは薄い先走りが伝っている。
正直、吐き気しか起きない。
「さぁ、舐めて」
肥満男はさらに催促してきた。私は仕方なく身を起こし、薄汚いものを掴む。すると、その腰がスッと逃げた。
「あっ、や、やっぱりちょっと待って!」
気味の悪い声を出し、大袈裟な動作で何度も深呼吸を繰り返す肥満体。
「……何なの?」
私がつい苛立って問うと、肥満男は負け犬そのものの目でこっちを見下ろした。
「い、いやぁ……こ、これから本物の女子高生にしゃぶって貰えるんだと思ったら、心の準備がね?
 ほら、イメクラとは訳が違うじゃん、イメクラとは」
訳の判らない理屈をこねながら、ひたすらにもじつく。
「っ……」
私は、つい蹴りたくなった。というより客を取り始めたばかりの頃、同じタイプに我慢できなくて本当に蹴ったことがある。
客はヘラヘラ笑って喜んでたけど、後で旅館の女将さんや仲居さんにひどく絞られたので、もうやらない。
でも実際、いい年をした肥満体がもじつく様は見るに耐えなかった。
「ぶふっ……ごめんごめん。さ、しゃぶっていいよ」
男はようやく直立に戻ると、私の方に腰を突き出す。
さっきから猫撫で声なのは、少しでも好かれようという下心からだろうか。残念ながら、見事に逆効果だ。
私は溜め息をつきながら、肥満男の物を摘み上げた。
意地悪く強めに皮を剥いて、震える亀頭を咥えこむ。
正直、汚いペニスにはもう慣れた。女子高生を買おうとする親父のものは、大半が薄汚い。
奉仕の秘訣は、細かい事を気にせず、無心になる事だ。
無心に、ただ射精させる。男の煩悩は精嚢に溜まっているもの。射精させれば、女への執着も薄らぐんだから。
0062母の逝く道    9/392015/03/15(日) 22:04:06.92ID:ebzGd3rs
 
「お、おおっ……!? コ、コイツ、うめぇっ…………うめぇぞ、くぅああっ、ヘルス嬢以上だ…………!!」
肥満男の呻き声が聴こえてくる。
その声を聞かずに済むよう、私はさらに派手な音を立ててフェラチオを続けた。
じゅぼっ、じゅぼっ、と盛大に音が鳴っている。男は、こうして派手に音を立てるのが好きらしい。
特に女に免疫のないタイプは、セックス知識の基本がアダルトビデオだろうから。
「へ、すげぇ音立てるねこの女」
「っつか、今さらだがヤバイ絵だなコレ。童貞デブの足元に、マジモンのJKが跪いてよ、しゃぶってんだぜ?」
「犯罪的だよな。お前らもちょっと見比べてみ。あの、デブの毛だらけの太腿と、JKのつるっつるの太腿。
 オスとメスっつったって、これが同じ生物の足かよ?」
「ハァッ……ハァッ…………う、うるせーなお前ら、静かにしろよ……今、すげぇ良いんだから、よっ…………!!」
色々な声が聴こえてくる。
その中でも黙々としゃぶり続けていると、いよいよ口の中の物が硬さと大きさを増してきた。
正直、咥え込むのがつらい。私は唾液塗れのものを一旦吐き出した。
一度休憩を挟んだあと、幹の部分やカリ首を刺激しつつ、鈴口を舌で弄くって射精させようという算段だ。
けれどもその私の計画は、あっさりと崩された。

「あああ駄目、駄目だよ、今良いところなんだから!」
男の肉厚の手が、口を離したばかりの私の後頭部を掴んだ。そして、自分の腰へと引きつける。
「もごぉっ!!?」
私はえづいた。普通に咥えるのが苦しいと感じたサイズを、いきなり深く咥えさせられたんだから。
「ああ、いいっ! これいいっ!!」
男は私の苦しみが気持ちいいのか、後頭部を掴んだまま私の頭を前後させる。
「ん、んむうぐゥうーーっ!!」
当然、私は抵抗した。喉の奥を突かれれば、反射的に暴れてしまうのは仕方ない。
けれども、男の腰を押しやろうとした私の右手は、別の男に掴みあげられた。
「へへ、イラマチオかよ。いよいよ犯罪的だが、何せナマイキな女だしな、ザマァ見ろだ」
「はいはいゴメンよ。俺らも、ちょっと見たくなっちゃった。現役女子高生の、ディープなスロート。」
左手までまた別の一人に掴まれて、私は万歳をする格好で手を固定される。
頭は当然、正面の男に掴まれているので、逃げ場がない。
私は、さすがに怖くなった。
喉の奥にすごい質量を抉りこまれて、も゛ぇっ、ごぇえっと声が出る。
深く咥えさせられる事は今までにもあったものの、ここまで逃げ場がない状況は初めてだ。
鼻頭に、ぶよりとした三段腹が押し付けられる。
合唱コンクールよりも口を縦に開かされ、口の左右にはっきりとした筋を感じる。
存在をよく感じられない下唇から、ドロドロと涎のようなものが垂れていく。
0063母の逝く道    10/392015/03/15(日) 22:05:19.99ID:ebzGd3rs
 
「へへへっ、スゲェ顔になってんなぁ。顔戻んのかこれ?」
「今にも顎外れそうな感じ。ま、AVじゃ散々見た光景だし、大丈夫でしょ」
「そうそ。こんな田舎で売春するんだから、ディープスロートぐらいできなきゃ商売ならんて。
 実際何のかんの言っても、こいつ我慢してんじゃん」
「あーあー。涎ダラダラで、鼻水まで噴き出してんぞ。可愛い顔が台無しだわ」
「つーか、イラマでパンパン音鳴るとか、どんな腹だよあの百貫デブ」
「まさに調教って感じだねー。どうせ4泊5日で借りっぱなんだし、オレらの味たっぷり覚えこませようよ。
 パブロフの犬みたいに、しゃぶっただけで濡れるとか夢じゃんか」
「ひひっ。お前ってさ、ユルい顔で一番鬼畜な発想するよな。さすが、一日中陵辱ゲーやってるニートだけあるわ」

嘔吐ギリギリの苦しさの中、周りの声が妙に鮮明に聴き取れる。
でも、感傷に浸る暇なんてなかった。地獄のような喉奥責めのあと、とうとう男が射精したからだ。
「あああああ出るっ、出るぅうううっ!!!」
裏声に近いその絶叫のあと、男の両足が強張る。内股気味に閉じた股へと顔を押し付けられる。
その直後、どろどろとしたものが喉に絡み付いてきた。
それが何か判らないほど初心じゃない。とはいえ、吐くのを堪えられるほど飲精に慣れているわけでもない。
「んこあぅううう゛っ!!」
私は呻いた。呻いても、周りの男は力を緩めてはくれなかった。ただ、じっと押さえ込んでくる。
私は嫌だった。どろどろを飲みたくなかった。でも、長い間異物が喉にあると、ついそれを嚥下してしまう。
男の物が邪魔をして、吐き出す事もできない状況。胃の方に飲み下さなければ、苦しみから逃れられない。
「はあ、はぁっ…………さ、最低っ!!」
白濁塗れのものがようやく口から抜かれた瞬間、私は男を睨み上げて叫んだ。
結構ドスは利いていたと思う。でも男4人は、下卑た笑みを余計に深めるだけだった。
「うへへ、どうしよ。オレ、女子高生から最低って言われちゃったよ!」
「いいじゃねぇか。いわゆるご褒美ってヤツだな」
「今はまだツンツンしてるけど、明日か明後日ぐらいには、お願いだからハメて下さいって言うんだろうね。楽しみだなぁ」
さも可笑しそうに談笑する4人。私はその様に呆れ果て、二の句を継げなくなった。
閉じた口内に、青臭い精液の味がする。やがてそれは、私の鼻腔までを隙間なく侵食していく。

これが、地獄の一丁目だった。
0064母の逝く道    11/392015/03/15(日) 22:06:33.51ID:ebzGd3rs
 
一度客に貸し出されたら最後、私達に自由時間はない。
三日であれば三日間、四日であれば四日間、その一分一秒まで客のものだ。

「んっ……ふぅ、ん……んっ」
私は丸裸のまま、布団の上でキスを強いられる。今度は肥満男ではなく、筋肉質の男からだ。
横並びになったまま、肩を抱き寄せてのキス。恋人気分なのか、ひどく得意げな顔が憎らしい。
「……ブハッ。ヘヘッ、どうだ。俺は上手ぇだろ?」
口を離すたび、そう自信満々に尋ねてくるのも癪に障る。多分この筋肉男は、相当なナルシストなんだろう。
せっかく精液の味を消そうと歯磨きをしたのに、それもこの口づけで台無しだ。
「この子が返事しないって事は、別にそんなでもないんじゃない?」
「そうそう。ナルシストは嫌われるよ」
左右からは、カエル顔の小太り男とトカゲ風の細身男が、私の全身を弄ってきていた。
乳房や腋、太腿などを、飽きることなく撫で回してくる。
基本的には気持ちが悪い。でもそういう汗を掻きやすい場所というのは、女の性感帯でもある。
本当に時々、時々ではあるものの、ゾクッとくる瞬間もあった。
けれども。
それら全てが些細な事に思えるほどの感覚が、性器付近に渦巻いている。

「おら、オラどうだ? 感じてきただろう、うんっ、どうだ? 挿れてほしいんだろう、ええ!?」
私の脚の間では、肥満男が鼻息荒くクリトリスへローターを押し当てていた。
この男が私を屈服させるリミットは今日一杯。あと数時間もないから焦ってるんだろう。
でも、クリトリスは特別に敏感な部分。ローターをただ押し当てられても気持ちいいはずがない。
「ちょっと、そんなに押し付けないで。痛いってば」
私は冷めた眼で肥満男に言った。肥満男は肩をビクリと震わせてローターを離す。
「ギャハハハ、駄目出しされてやんの!」
「まーでも実際、オレらクリトリスの責め方ってあんま知らないもんね。ちょっと調べてみよっか」
一人が笑い、一人がスマートフォンを取り出して検索しはじめる。
そこからがまた長かった。
何かを相談しあう声、延々と身体に与えられる愛撫、振動と羽音……。
そのいずれもが、じわじわと私を高めていったのかもしれない。けれども私は、それ以上に眠かった。
男4人に身を弄ばれる状況は、想像以上に疲弊する。
「く、ぁ…………あふ……ぅ………………」
にやける男達の姿を視界に捉えながら、私は、知らぬ間に夢へと落ちていた。
0065母の逝く道    12/392015/03/15(日) 22:07:49.17ID:ebzGd3rs
 


気がつけば、私は木造の教室に立っていた。懐かしい小学校だ。
夢である事は頭が理解している。
けれども私を取り囲んでいるクラスメイト達の顔は、妙に鮮明だった。
全員が小学校時代の姿のまま。そして顔には、私への軽蔑の表情を浮かべている。
『おい、インラン女!』
一人が私を指差して叫んだ。その周囲から笑いが起きる。
私はカッとなった。昔から、からかわれるのは許せない性質だったから。
「はぁっ、何なの!?」
そう反論するけれど、空気は変わらない。
『本当の事でしょ。きもちわるーいオタクから玩具にされて、濡らしてる癖に』
転校していった親友さえ、私をなじる。
「それは、仕事だからだってば! いつもだったら絶対ない、触らせもしない!!」
再度の反論。それでも空気は変わらない。私は必死になって弁明を続けた。
夢の中だから、自分が何を言っているのか解らない。ただ何となく、上手く喋っていそうだとは思った。
いかにもな理屈を並べて、説得力を持たせて。
それでも、クラスメイトの目から軽蔑の色は消えなかった。
『…………ふぅん、そう。わかったわかった。』
私がまくし立てるのをやめた時、親友が私の肩を叩いて笑う。
そしてくるりと踵を返した。他のクラスメイトもそれに倣った。
いつの間にか、その背景は教室ではなくなっている。ただ一面の、真っ白い光だ。
私は本能的に理解した。このまま置いていかれてはいけない、と。
「ま、待ってよ!!」
そう叫びながら駆け出す。でも、遅かった。

穴に落ちる感覚の後、また風景が切り替わる。
私は腰を抜かしたようにへたり込んでいた。地面の代わりにあるのは、おぞましい内臓のような何か。
腐臭を放ち、ぬるぬると蠢き、生暖かい。
それが私を絡めとっていた……いや違う、私の方が、『それ』に腰まで埋没していた。
「いやあああっっ!!」
私は叫ぶ。おぞましくて、叫ばずにはいられない。
でも逃げる事はできなかった。触手のようなヌメりが手足に絡み付いているせいだ。
手足だけじゃない。恥ずかしい場所にまで、その触手の先は入り込んでいる。
「いやあっ、嫌、やめてぇえっっ!!!」
私は半狂乱になった。下半身が熱い。まさか私は、感じているんだろうか。このおぞましい触手に嬲られて。
0066母の逝く道    13/392015/03/15(日) 22:20:48.03ID:ebzGd3rs
 
夢の中とはいえ、延々と暴れ続け、それでも逃げられないと疲れてくる。
私は力を失い、触手の地面に身を預けた。
 (おっ、なんか急にグッタリしたぞ)
触手の地面の向こうから、テレパシーのように言葉が伝わってくる。私にはそれが、悪魔の囁きに思えた。
それから悪魔は、様々に囁いてきた。
 (どうだ、感じるのか?)
その言葉と同時に、秘部の触手が蠢く。じわりとした熱さが、私の股の辺りに生まれる。
「あひっ…………かっ、感じ……る…………」
私はうわ言のように呟いた。
そう、これはうわ言だ。お風呂で湯に浸かりながらぼやくような、意味のない言葉だ。だから、いくら言ったっていい。
実際、触手のもたらす刺激はいつしか快感になっていた。
ジン、ジンと秘部の一点に痺れが生まれて、気持ちが良かった。
 (なら、これも良いのか?)
また悪魔の声。同時に、あそこの浅い部分がそれまで以上にジィンと痺れる。
「あひぃっ!! いい、いひぃよぉっ…………!!」
私は、自分でも驚くような声量で叫んだ。反射的に手足が跳ねそうになるけれど、それを肉の地面が押し留める。
 (ウヒヒ、すごい反応)
 (こいつ、意外に暴れやがる。そっちの足離すなよ)
悪魔の声がいくつも聴こえた。微妙に声色が違う。悪魔は何人もいるらしい。
何人かの悪魔…………そのフレーズが頭の中に生まれた瞬間、私はその数が4であると確信した。
この時点で私は、もう半ば夢から醒めていたんだろう。
刻一刻と意識が定まってくる。現実と夢の境目に近づいていく。
やがて、口の端からだらしなく涎が垂れた。その涎が頬を撫で、うなじにまで垂れ落ちるのを感じた時……
そのリアルすぎる触感で、私は目を覚ました。

瞼を開いた瞬間、視界が急に白く開ける。
目に飛び込むのは、柾目も美しい桐天井、そして旅館特有の和紙で包まれた灯り。
「うくっ!?」
同時に私は、下半身に尋常でない違和感を覚えて呻いた。
あそこの先端……クリトリスがひどく熱い。どうやら完全に勃起しきっている。
「お、ようやく目ぇ覚めたか」
「へぇ……ホントに狸寝入りじゃなかったんだ。あんなハッキリ返事してたくせに」
男達の声がする。
首を持ち上げると、夜の間に散々目にした、あの下卑た顔が3つ並んでいた。1人は別の場所にいるらしい。
男3人のいる場所は、それぞれ私の右、左、足元。
それに気付いた瞬間、私はさっきまでの夢の意味を理解した。
生暖かい肉の壁は、この男達の手の平や肌。
手足を動かせなかったのは、左右の男に足首と肩を押さえられているせい。
そして秘部に感じていた痺れの原因は…………足元の筋肉質な男からの、クリトリス責めだ。
0067母の逝く道    14/392015/03/15(日) 22:21:43.89ID:ebzGd3rs
 
「おはよう。寝てる間も気持ちよかったでしょ?」
小太りの男が私に訊ねた。
私はその言葉に答える代わりに、改めて“熱さ”の源へと意識を向けた。
脚の付け根に張り付く、濡れた布の感触。まるでお漏らしをしたかのよう。
どうやら、一度脱がされたショーツをまた穿かされ、その上でクリトリスを責め抜かれていたらしい。
「ホント、変態……」
私は嫌味の言葉と共に小太りの男を睨みつける。男は笑った。
「あ、その感じだと気付いたね?
 ネットで調べたら、クリは敏感だから、最初はパンティー越しがイイんだって。どうも、その通りみたいだねぇ」
小太り男の言葉を、柄の悪い筋肉男が引き継ぐ。
「テメエじゃ見えねぇだろうけどよ、いまお前のマンコ、すげえ事になってんぜ。
 マン汁で濡れたパンティがドテに張り付いてよ、もうほとんど丸見えだ。
 クリ責めるたびにヒクヒクして、ショーツに皺が寄ってやんの。モロ見えよりやらしーぜコレ」
男はそう言いながら、ローターを私のクリトリスへ押し当てた。
ビリビリ、と内腿が痺れる。
「ふんんんん……!」
私は口を結び、鼻から息を吐いて、かろうじて喘ぎ声を殺した。客に喘ぎは聞かせたくない。
でも結局、感じている事は悟られたらしかった。
「ふふ、感じるでしょ。あそこで力尽きて寝てるおデブちゃんが、夜通し頑張ってたからねぇ」
小太り男は後方を指しながら告げた。
その先では、昨日私を責めていた肥満男が、トドのように仰向けで寝転がっている。
浴衣は乱れ、毛むくじゃらの足が丸見えで気味が悪い。あんな男に一晩中責められていたなんて、ゾッとする。

「オレら、あんまり女の子責めた経験なかったからさ。ネットでクリの責め方調べて、色々試したんだよ。
 親指でクルクル回したり、舌でねっとり掻き混ぜたり、ローションつけた綿棒で皮剥いたり、電動歯ブラシの背で刺激したり。
 あんまり責め続けだと感覚が麻痺するらしいから、放置もしつつね。
 ああ、放置って言えば、パンティ履かせる前にメンソレータム塗って、ふーふー息吹きかけたりもしたっけ。
 この旅館の箪笥って、責めの道具とかコスプレとかがやたら揃ってて驚いたよ。
 旅館が調教を後押ししてくれてるみたいで、嬉しかったなあ」
小太りの男は嫌らしく言う。でも、その通り。
この『灯香苑』の箪笥には、指名女性に合わせた小道具が予め用意されている。
コスプレ衣装は、事前に採寸したサイズ通りのもの。
ギャグやディルドウ類は、長時間使っていても無理のないサイズ。
緊縛に用いる麻縄は油を入れてしっとりとなめし、肌へのあたりを良くしてある。
ここまで用意がされているなら、確かに旅館ぐるみで調教を推奨していると言えなくもない。
0068母の逝く道    15/392015/03/15(日) 22:37:21.19ID:ebzGd3rs
 
「ま、とりあえず公認って事だからよ。遠慮なくいくぜ」
筋肉男の言葉で、また責めが再開された。
クリトリスを親指で押さえつけたまま、根元にローターを当てられる。
痛いぐらいに勃起している状態でそれをされると、はちきれそうになる。今度は我慢する暇もない。
「くっああっ!!!」
私は叫びながら身を起こしかけ、両脇の2人に押さえ込まれる。
行き場を失くしたエネルギーが鎖骨を痙攣させる。
「ほら、暴れない暴れない。ったく、寝てる時より元気だなやっぱ」
「さっきまでは、ほぼ足首押さえてるだけでよかったからな。細い足首で掴みやすいし」
両脇の2人は、私の身体に手を這わせながら笑った。筋肉男も笑う。
「そら、イイだろ。お前がどう責めればどんな反応すんのか、こっちは一晩中観察してんだ」
その言葉通り、確かに、昨日より格段に上手い。
クリトリスに触れるかどうかの絶妙なソフトタッチ。おまけに、私の好む角度をよく知ってる。
「くう、うっ…………」
集中すれば、今すぐにでも達しそうなほど気持ちがいい。けれど、男達の手前我慢する。
「なんだよ、素直じゃねぇなあ。さっきまでは、気持ちいい、イキそうとか言ってたくせに」
「嘘言わないで」
「いやいや、嘘じゃねぇって。お前さ、寝てる間はすっごい素直だったんだぜ。
 俺らが色々責めて、気持ちいいか聞くたびにちゃんと答えてたじゃんか」
「そ、そんな訳……!」
私は反論した。でも、本当は心当たりがある。それをあくまで認めたくないだけだ。

「…………ま、ンなのどっちでもいいっつーの。
 それより、そろそろ朝メシ喰いにいこうぜ。『梅の間』に用意してあるって、さっき仲居が言いに来てたろ。
 今日はいよいよ俺が責める番だからよ、精力つけさせろっつって、トロロ用意させたんだわ」
「ははっ、そういや言ってたな。張り切りすぎて暴発すんなよ?」
男達の話が纏まると、私は両脇の男に抱えるようにして立たされる。
立ち上がって始めて、シーツが一面濡れている事に気づいた。
「ヒヒッ、改めて見るとスゲーな。寝小便したみてぇ」
「しかもこれ全部よ、女子高生がクリ責めされて垂らしたマン汁なんだぜ?」
「そう考えるとお宝だよねー、この布団。片付けられんのが勿体ないかも」
男達が談笑しあう中、私の温度だけが低かった。
部屋を満たす自分の愛液の匂い、そして男達の噎せかえるような体臭。それが鼻腔を通じて、私の中に入ってくる。
朝一番にこれほど疲弊するのは初めてだ。しかも、先は長い。4泊5日のうち、まだ2日目が始まったばかり。
そう考えると、『灯香苑』の初夏の御膳も美味しくは感じなかった。
0069名無しさん@ピンキー2015/03/15(日) 22:39:51.85ID:ebzGd3rs
一気に投下するのは厳しそうなので、一旦ここまでで切ります。
続きは明日の夜に投下する予定です。
0070母の逝く道    16/392015/03/16(月) 18:37:30.66ID:vDdnHB3Z
 
朝食と朝風呂を終えた後、私は外へ連れ出された。
格好はチアガール。隣町の高校が使っている本物のチア衣装で、安っぽさはない。
けれどもヘソ出しの超ミニで、街中を歩いているとほとんど痴女だ。
おまけに今の私は、濡れたショーツすら奪われていた。代わりに秘部には、バイブが深く刺さっている。
「もっと自然に歩けよ。変に見られるぜ」
筋肉馬鹿の男が耳元に囁いてきた。私は思わず睨み返す。
悔しいが私の秘裂は、一晩中のクリトリス責めですっかり濡れていた。
バイブにはそこそこ太さがあるものの、歩く動きと愛液で滑り落ちないとも限らない。
また、ショーツを穿いていないせいで、愛液が滴っている所を通行人に見られる可能性もある。
さらに、ごく小さいながらもバイブからは駆動音がしていて、それを聞かれる危険性まであった。
こんな状況で、いつも通りに歩けるはずもない。だから私は、“小さい方”を我慢するような歩き方しかできなかった。
「ってか実は、見られたいんじゃないのー?」
「ぐひっ、あるある。意外と性格キツい子ほどMにハマりやすいって、前になんかで見たぜ」
「実際こいつ、胸デケェし、脚もスゲーいいもんな。まっ、昨日俺が散々揉みまくって、舐め回した脚だけどな!」
小太りの男達も、少し離れた所から口々に茶化してくる。私はたまらず唇を噛んだ。

私は、思っている事が表情に出やすい、とよく言われる。今ばかりはこの性質が憎い。
男達に命じられるまま街の案内をする中で、私は雑貨屋の店先に顔見知りの姿を見つけた。
大智という、高校のクラスメイトだ。歳は1つ上だけど、子供の少ない地域だから、年の近い子は皆同じクラスになる。
私は大智の姿を見つけた瞬間、表情が強張った。
すぐに別の方を向いて誤魔化そうとしたものの、男達にはバレてしまったらしい。
「ん? ……おい、あの店はなんだ?」
「雑貨屋。大体の生活用品はあそこで揃うの」
「へぇ……女物のパンティーもか?」
ここで私は、男の意図に気がつく。
「よく考えりゃあお前、今ノーパンだよな。それじゃあ可愛そうだからよ、特別にパンティを買わせてやる。
 あの店で坊主頭に、あるかどうか聞いて来いよ。俺らは外で待ってるからよ」
筋肉男はそう言って私の背を押した。たとえ拒否しても、無理強いしてくるだろう。
私は命令通り、クラスメイトが店番をする雑貨屋を訪れるしかなかった。

「は、ハロー、大智……」
私は強張った表情のまま、店内に足を踏み入れる。
「お、おお。何か用か?」
大智もぎこちない表情だ。
大智は多分事情を知ってる。狭い田舎町だし、どこで誰が客を取るなんて噂はその日中に広まるから。
性産業は今やこの温泉街の生命線なんだから、本来は恥じる話でもない。
それでも、クラスメイトと“接客中”に顔を合わせるのは……ひどく気まずい。
男にはショーツを買ってこいと言われたものの、とても切り出せない。
0071母の逝く道    17/392015/03/16(月) 18:38:16.46ID:vDdnHB3Z
 
私達はしばらく、白々しい世間話を続ける。そして私は、その話にすら集中できてはいなかった。
「そういえば、最近…………んん、っふ……こ、高校の、近くに、さ…………」
話の最中にも、私の中のバイブは唸りを上げ続けている。
丸一晩かけてクリトリスを苛まれた影響は大きい。
ほんの10分足らずの間に、何度も軽い絶頂が訪れ、愛液が滲み出してくる。
私の足元には今、小雨が降ったような黒い染みが出来ていることだろう。
「ん、んふんん…………!」
バイブを落とすまい。そう思って下腹に力を込めると、腰の抜けそうな痺れが走る。
おまけに男がスイッチを弄っているらしく、バイブの振動は様々に変化した。
純粋な刺激に加え、羽音を聞かれたらどうしようという不安が、私の心を掻き乱す。

大智はそんな私の状況を察してか、イエスかノーで答えられる話ばかりを振ってくれた。
教室ではよく馬鹿を言っているヤツだけど、こういう気遣いをされると少し見直してしまう。
「……あ、あのさ。兄貴が今度、カブ買い換えるんだ。んで古いの俺が貰うからさ、今度、一緒にどっか行こうぜ」
大智は首筋を掻きながら言った。
首筋を掻くのは、大智が照れ隠しにする癖だ。つまりこの言葉は、完全な冗談でもない。
ひょっとすると大智は、少し私に気があるのかもしれない。
「ん、いいけどさ。こないだのマラソンの時みたいに、派手に転ばないでよ?」
私ははにかむように笑い返す。すると大智の目が輝き、でも次の瞬間、驚きに見開かれる。

「よォ、てめぇパンティーはどうしたよ?」
いつの間にか、後ろに筋肉男が立っていた。
振り返って何か言う前に、乳房を鷲掴みにされ、同時に人差し指で乳首を捏ね回される。
「あっ、やめっ…………ン、くっ!!」
性的に昂ぶった状態でも乳房責めは、かなり来る。私は制止の言葉を紡ぎきる前に、言葉の力を失った。
「おいガキ。俺の聞き間違いかもしんねぇがよ、今この女をデートに誘ってたか?」
「あ、いえ、あのっ…………!」
「ハッ……ま、すんなとは言わねぇがよ。見ての通り、今コイツは俺のモンなんだわ。告んのは、俺が使い捨ててからにしてくれや」
男は好き勝手を言うと、反論しようとする私の唇を奪う。
「ん、んんっ! んむぁっ、あっむうっ…………!!」
クラスメイトの前で、下品な男から胸を弄られ、荒々しくキスされる。これはあまりにも屈辱的だ。
私は抵抗したものの、その動きの中で、男に膝裏を掬い上げられた。
片足が高く上がり、ミニスカートが捲れる。当然、その中のものも丸見えになる。
「あっ!?」
大智の声がした。私は堪らなくなって目を閉じる。今の大智の表情だけは見たくない。
「へへ、イイ顔すんなぁ。……ああ、そうだ雑貨屋。ゴムくれや」
「ゴム……?」
「コ・ン・ドー・ムだよ、決まってんだろが! ったく、田舎モンはトロくせぇだから嫌ぇだ。
 今はこの女を焦らし調教してる最中だが、最後にゃ俺と、入り口にいる脂デブ共とでマワすんだよ。
 俺ら4人だから……そうだな、7ダース用意しろ。速攻な」
筋肉男がそう言った直後、大智の方から歯を噛みしめる音が聴こえてきた。続いて、バン、と物を叩きつける音もした。
「チッ、ンだその態度? まぁいい。オラ、とっととこんなボロい店出て、続きすっぞ」
筋肉男はそう言って私の腕を取り、店を後にしようとする。
「あっ…!!」
私はこの時、大智の方を振り返ろうかと思った。でも、振り返ってからの言葉が思いつかず、結局黙って男に従った。
裏表がない。サバサバしている。よくクラスメイトにそう言われる性格が、今の私には当てはまらない。

今の私は、陰湿だ。
0072母の逝く道    18/392015/03/16(月) 18:39:20.86ID:vDdnHB3Z
 
大智と私のやり取りが、よほど筋肉男の小さなプライドを逆撫でしたんだろう。
私は『灯香苑』へ連れ帰られてから、ひたすらに羞恥責めを施された。
まずは秘裂のバイブを引き抜き、鼻先に突きつけた後、愛液をすべて舐め取らされる。
「自分のマンコの味はどうだ、ええビッチ女? あんなガキに誘われたからって、その気になってんじゃねぇぞオラ!」
私がバイブを舐め清める間中、筋肉男は耳元で罵倒を繰り返した。
さらに彼は、私のあそこをクスコで開けるだけ開き、姿見の前で開脚のポーズを取らせる。
そして乳房やクリトリスを刺激しては、クスコの中の様子を私に実況させた。
この惨めさといったらない。
自分の性器の中を直視する事自体、抵抗がある。それなのに、濡れて収縮する様子まで解説させられるんだから。
この時はきっと、何かがおかしかった。こんな状況でも膣から蜜があふれたのは、何かが狂っていたせいだ。

恥辱は夜が更けてからも続いた。
「ん、んんっ……お、おおきい…………もう、無理…だってば………………!!」
私は筋肉男に告げる。
様々な責めで膣がすっかり濡れているとはいえ、ゆで卵大の責め具をいくつも入れられては堪らない。
それでも男は黙々と、開帳した私の部分へ挿入していく。
「そら、散歩だ。キリキリ歩けや」
もう限界というまで責め具を入れると、男は私に首輪をつけ、リードで先導した。
首輪を引かれる私は、その後を四つ足でついていくしかない。
『灯香苑』の人達の視線を浴び、廊下に愛液を滴らせながら、旅館の中を延々と徘徊させられる。
どこかの部屋に着くと、そこでも衆人環視の元、桶の中に『排泄』。
そして責め具を挿入し直され、また徘徊させられる。
何時間もこれが続いた。
おまけに男は、私の足が止まるたび、鞭でお尻を打ち据える。これが痛くて痒くて、辛抱たまらない。

この責めは、前日の嬲りとはまるで違った。
肉体的快感は弱い。歩くたび、熟れた膣内でゴリゴリと責め具が動く刺激はあるものの、絶頂に至る類とも思えない。
にもかかわらず、私はひどく濡れているらしかった。
廊下を往復するたびに増えていく愛液の雫……それを目の当たりにしては、否定のしようがない。
「ドロドロに濡らしやがって、この露出狂の変態女が。膝にまで伝って、今にも滑りそうじゃねぇか。
 マンコも触ってねぇ、クリトリスも弄ってねぇ。一体どこに濡れる要素があるんだ?」
男の言葉が胸を刺す。裸を見られて興奮する露出狂。自分でもその通りに思えてしまう。
「はぁっ…………はあ、はぁっ………………!!」
呼吸も荒く徘徊を続けていたある時、ふと目の前に白い足袋が現れた。
顔を上げると、若い仲居さんの気の毒そうな顔。
穏やかなその瞳は、私の乳房を、口元を、目を、順番に映していく。私はいよいよ泣きそうになる。
0073母の逝く道    19/392015/03/16(月) 18:40:16.78ID:vDdnHB3Z
 
恥辱責めは、本来なら憩いの時間である夕食時にさえ続いた。私の身体を使った『女体盛り』という形で。
「へぇー、これが女体盛りか。つっても、ヌルくてあんま美味かねーな」
「ま、あくまで見た目で愉しむネタだからねぇ」
「そういう意味じゃ、この女子高生盛り、結構イケてるな。なんせ土台がいい」
「そうか? なまじ胸がデケーせいで、料理の盛りがアンバランスじゃん。やっぱこればっかは、貧乳が一番だな」
「んな事よりよぉ。あの股間の伊勢海老、誰が食うかジャンケンで決めようぜ」
若い仲居さんが丁寧に盛った刺身を、男達は品なく食い散らかす。
特に筋肉男は、あくまで私に屈辱を与えることが目的らしく、色々とやってきた。
「刺身より、こっちの芽が美味そうだぜ。……っと、取れねぇなあ?」
唾液のついた箸で左右の乳首を弄くり回す、なんて序の口。
そのうち、箸でつまんだ刺身を割れ目に押し込み、たっぷりと愛液を塗して私自身に食べさせ始める。
「お前も腹が減っただろうと思ってよ。どうだ、テメェのマン汁の味は」
私の顔を覗き込みながら、筋肉男は頬を吊り上げる。
その醜悪な笑みを前に、私は吐きそうな気持ちを押し殺し、ただ無表情に咀嚼を続けた。
「チッ、このクソビッチが!」
私の反応にいよいよ腹を立てたらしく、ビールを瓶ごと煽る筋肉男。
別に、器の小さい筋肉男がご立腹だろうと知った事じゃない。
ただ問題なのは、それまで談笑していた他の3人まで、同じく余計な事に興味を持ち始めたことだ。

「あっ……あ、あ…………はぁ、は…………あ」
3膳、あるいは4膳の箸が、私の身を責め苛んだ。
1膳はクリトリスを、1膳は陰唇を、1膳はお尻の穴を弄くり回す……例えばこういう状況は、かなり声が出る。
上等な塗り箸で性器を嬲られる恥辱は、想像以上だ。
特に2膳で別々の方向からお尻の穴を拡げられた時には、完全に素が出て叫んでしまった。
「へへ。おい、こいつアナルが弱ぇぞ」
「だな。『やめてー!』なんて可愛い声で叫ばれちゃ、もっとイジめたくなるっつーの!」
結果的にはその事によって、なお執拗に肛門を嬲られる事となる。
これがあまりにも恥ずかしくて、私は横を向いたまま、右の目頭から大粒の涙を零してしまう。
当然ながらその瞬間は覗き込むようにして目撃され、散々に笑いの種となった。
すべては筋肉男の目論見通り……という訳だ。

宴は女体盛りからの『ワカメ酒』を経て裸踊りにまで達し、私に一通りの恥辱を味わわせた。
そしてわずかな食休みを挟んだ後、空のビール瓶や醤油皿が散乱する横で、本格的な性感責めが始まる。
0074母の逝く道    20/392015/03/16(月) 18:41:00.66ID:vDdnHB3Z
 
「あ、ああ……っく、ああ! ふああふ…………あっ…………ふゥ、っう…………!!」
私は愛撫を受けながら、喘ぎ声を止められなかった。
「ウヒヒ。この子、今夜はすごい声出るね。童貞の俺らも、女のツボ押さえてきたって事かな」
「昨日徹底的にクリ責めて、今日はヴァギナ開発だろ。いい加減、火照りやすくなってんじゃねぇ?」
「あ、あとアレだ。さっきのワカメ酒よ、こいつが意外にムッチリ脚じゃなかったせいで、だいぶデルタゾーンから零れたろ。
 それがアソコに入って、こいつ酔ったんじゃね?」
この指摘は、多分どれも間違っていない。でも、理由はもうひとつ。
朝からの恥辱の経験が、私を変えた。
性的快感がある事。つまりは『感じても仕方のない理由』が与えられている事。その悦びが私に隙を作っていた。
「ふぁ、あ……ああ! うく…………ふぁあ、はああっ……あ、あ…………!!」
私はこの夜に限り、無防備にも男達の愛撫に浸ってしまう。
朝までの6時間あまり。その間に一体、どれだけ性感開発が進むのかも自覚せずに。

4人の男に群がられ、ひたすらに性感帯を弄られる。
初日はひたすらに嫌だったこの行為も、この夜は妙に性的に感じた。
私自身の心が無防備である上に、男4人の責め方もかなり上手くなっている。
私は弱い部分への刺激にすぐ反応する方だから、弱点を見つけやすいんだろう。
うなじを、手のひらを、肘の内側を、腋の下を、脚の付け根を、膝裏を、足の指の間を……。
汗を掻きやすい部分、つまり性感帯である部分を、数箇所同時にくすぐられ、舐めしゃぶられる。
これだけで今の私は、ゾクゾクと背筋に痺れを感じてしまう。
性感帯ではないものの、鎖骨や腰骨の下、臍や耳の穴といった窪んでいる部分も、舐められるとかなりつらい。
こういう地味な部分で炙るように高められつつ、クリトリスや陰唇といったメインの性感帯を刺激されれば、当然声も出る。
そして、今夜本当に参っているのは胸だ。
昨日までは不快感ばかりが大きかった乳房への揉みしだきが、今日は堪らなく気持ちいい。
脂肪の塊に過ぎなかった部分を、根元から丹念に揉み上げられるうち、すっかり乳腺が目覚めてしまったらしい。
その変化は当然、手の平で弄んでいる男たちにも伝わっているようだった。

「なんかよ。こいつのチチ、でかくなってねぇ?」
「あ、やっぱし? 最初から割とボリュームあったけど、さらにサイズアップしてるよな」
「乳首が石ころみたいになってたり、乳輪っつーの? 周りも膨らんできてんのも関係あんのかね」
「んー、ネットによると、感じてくると一般的に乳房も乳首も大きくなるみたいだね。
 微妙に色づいてたりするのも、性反応周期で言う、興奮期を超えた平坦期の特徴……だってさ。
 ここ超えれば、いよいよ絶頂期らしいよ」
「へえ。じゃあこのJKも、順調に感じてるって事だな。自信つくぜ」
「よく見ると女の乳首の先って、クシャッとなってんのな。乳輪にもツブツブみたいなのあるし」
「それも感じてる証拠じゃない? 人間って感じると鳥肌立つらしいからさ」
「っつーか今さらだが、スゲェよな。俺、ソープ嬢の乳しか見た事なかったがよ、今はJKのナマチチ拝んでんだぜ。
 おまけに興奮して、どんどん膨らんでく様子までだ。想像もしなかったぜ、こんなの」

膨らんだ乳房をじっくりと観察され、品評される。私は唇を結んでこの羞恥に耐えた。
性反応周期で言う、興奮期を超えた平坦期の特徴。ここを超えれば、いよいよ絶頂期。
小太りの男の言葉が、耳の奥に木霊する。
刻一刻と昂ぶっているのは自分でも解っていた。でも身体の変化と紐付けて医学的に分析されると、また違う。
0075母の逝く道    21/392015/03/16(月) 18:42:11.69ID:vDdnHB3Z
 
2日目もあと少し。いよいよ持ち時間の少なくなった筋肉男は、休みもせず私を嬲った。
布団の上に這い蹲り、膝をついてお尻を持ち上げる。その屈辱的な格好を取らせ、背後から責める。
あそこの周辺にローターを這わせているだけとはいえ、今はそれでさえ辛い。
浅い部分ばかりを刺激されると、奥が疼く。愛液があふれて、腿を伝っているのが自分でも解る。
「オラ、どうだ、いいんだろうが。マンコが物欲しそうにヒクついて、涎垂らしてんぜ?
 そろそろ、俺の太いのが欲しいんだろうが、ええ?」
その言葉と共に、私の下腹部に熱い物が触れる。硬さもあり、先端にはぬめりが感じられる。
どうやら勃起した部分を、私の茂み付近に擦り付けているらしい。
「はぁっ、はぁ……笑わせないでよ…………あ、あんたが、挿れたいだけでしょ」
私はシーツを掴みながら反論する。
挿入の懇願だけはしたくなかった。町の存続のために奉仕はする、でも懇願はしない。それが私のルールだ。
現実を割り切れていない子供だ、と言われるかもしれない。でも私は、私自身の矜持を捨てたくなかった。

焦らしは続く。
「ふう……う゛っ!!」
ローターが膣の入口を舐めた時、唐突に強い絶頂感が襲ってくる。でも、イケはしない。生殺しだ。
その狂おしいほどのもどかしさに、私は顔を上げる。眉を顰め、歯を噛みしめる。
「お、頑張ってる頑張ってる。
 ……なんかこの子って、何の変哲もない場所で急に感じたりするよね。
 まぁ、女の性感帯なんて千差万別だって、この女医のブログにもあるけどさ」
「つぅか感じる場所ってより、ずっと責められてる快感が、ある瞬間にあふれるって感じじゃねぇの?
 何せ、もう2日目だぜ。放置しつつだけどよ、40時間近く焦らしてんじゃん。そりゃヤバいって」
「そういやそっか。自分で考えてもそんだけの時間4人から触られりゃ、おかしくなりそうなモンだよな。
 特にこいつ、肌スベスベで感度良さそうだし」
男3人……肥満男、小太り、痩せ型は、壁際に座りながらスマートフォンを弄っていた。
たまに私の様子を窺いながら、股間を弄ってもいる。
その休息が羨ましい。入れ替わり立ち代わり、休みなく刺激されるのは本当につらい。
荒い呼吸も、滝のような汗も、身の火照りももう嫌だ。
挿入を乞いさえすれば、この地獄から開放される……そんな事すら考えてしまう。
でも、しない。屈した瞬間の、してやったりという笑みを見るぐらいなら、死んだ方がマシだ。

「おっと、はいマッチョ君ー残念、時間だぜ!」
男の一人が腕時計を見て叫んだ。その瞬間、背後で溜め息が漏れる。
「…………かーっ、あンだよクソがっ!」
そう言って肩を鳴らし、部屋の隅へと戻る筋肉男。それと入れ替わりに、小太りの男が立ち上がる。
「ブフッ、下拵えご苦労様。さぁ、いよいよ俺の番だ」
最初から何となく感じていた事だけど、多分、4人の中でこいつが一番手強い。
今までの責めはほとんど、この男の知識を元にしていたから。
「オレって見ての通りユルいけどさ、慧勝軒のチャーシュー食べたいから、手は抜かないよ。
 もし耐え切れたら、キミのことスゲーって思うかも」
いかにも苦労知らずの顔に、醜悪な笑みを浮かべる小太り男。
それを見て私は、鼓動が早まっていくのを感じていた。
0076母の逝く道    22/392015/03/16(月) 18:43:07.81ID:vDdnHB3Z
 


朝風呂で汗を流した後、私は布団に戻されて拘束された。
「お、けっこう開くじゃん。身体柔らかいなー」
180度近い開脚を強いながら、男は醜悪な笑みを絶やさない。
大きく開脚して膝を曲げ、左右の手首と足首を麻縄で結わえ付ける。
さらにその縄尻を柱に通せば、これ以上ないほど屈辱的な格好が完成する。
秘部を晒し、カエルのように両脚を開く、惨めな格好が。
「うひゃ、いいポーズだ」
小太りの男は、まじまじと私を観察して呟いた。見れば見るほどにカエル顔だ。
「あんたの方が似合うと思うけどね。カエル顔だし」
私は男を睨みながら、そのままに言ってやった。今さら、この男に好かれようとも思わない。
「ブハッ、カエル顔だってよ! キツいねぇ」
周りの男から笑いが漏れ、さすがに小太りの男からも笑みが消える。でも、それも一瞬だった。

「……ふぅん。ま、その手の煽りには慣れてるから、別にいいよ。
 どうせすぐに、そんな軽口も叩けなくなるんだしね」
小太りの男はそう言って私の元を離れる。
そして宿に持参してきたリュックをしばし漁ると、白い何かを取り出した。
独特の形状……マッサージ器だ。
「おいおい、お前ンなもん隠してたのかよ!?」
「うーわきったねぇこのデブ、『スライヴ』があんならさっさと出せや!」
男達から非難の叫びが上がった。どうやら『スライヴ』という名称らしい。
「ウヒヒ、まぁ落ち着いてよ皆。これも偏に、慧勝軒への執念ってヤツだよ」
小太りの男はそう言いながら、マッサージ器のコンセントを差込み、スイッチを入れる。
ヴウウウウーーン、と重い音が部屋に響き始める。
心臓に来るその音は、とてもローターの比じゃない。私は、冷や汗を背中に感じた。
「お、いい顔するね。やっぱクールなツンデレっ娘は、そういうちょっと焦った顔が映えるよね。
 さぁ、てと…………今は風呂入ったばっかでこんな綺麗だけど、スライヴの威力の前で、いつまでもつかな?」
小太りの男は、私の割れ目を指で開きながら、カエル顔で笑った。
0077母の逝く道    23/392015/03/16(月) 18:43:50.94ID:vDdnHB3Z
 
予想通り、『スライヴ』の威力はローターとは桁違いだった。
あくまで局所的なローターの振動に比べ、スライヴの振動はズーンと腰の裏側まで通り抜ける。
重い駆動音は心臓に響いて、快感とは別に呼吸を乱してくる。
「ひひ、やっぱすげぇ迫力だなスライヴは」
「ああ。これは流石に感じるだろ、っつう迫力があるな」
男達は愉しげに囁きあうが、すぐにその声をスライヴが掻き消す。
スライヴの音は、宛がわれ方によって微妙に変わった。
時には高く、時には低く。強く押し付けられた時には、摩擦を感じさせるズズズズ、という音にもなる。
そして、そのそれぞれで快感の種類が違った。
「ふぅん、ふんふん…………なるほどね」
小太りの男は、私を見上げながら、冷静にそれを分析しているらしかった。

2日間開発された私の身体は、マッサージ器が宛がわれてから3分と経たないうちに反応を始める。
膣の奥が切なく疼き、陰唇がヒクつき、太腿の内側が蠢いてしまう。
「おっ、濡れてきた濡れてきた!」
3分経過辺りの男の声も、ああやっぱりか、という印象だ。
そこからさらに1分経ったところで、一旦マッサージ器が外された。
「あーあ、涎垂らしちゃって」
小太りは、親指で私の性器を押しひらいて笑う。他の3人もそこを覗き込んで嘲った。
何度経験しても、濡れた部分を覗き込まれる事には慣れない。羞恥で、耳まで赤くなりそうだ。
「意外だな。最初見たときは、いかにも真面目でクールそうな娘って印象だったのに、こんなになって。
 なんか、女子高生への幻想が崩れてくよ。
 ひょっとして、都会にいる真面目そうなJKも、やっぱこんななのかな? 同じ女として、どう?」
小太りの男は、私の目を見つめながら訊いてくる。私はその目を睨み返した。
「……知らない」
「やっぱり、そう答えると思ったよ。ま、他の子の性事情なんて関係ないしね。要は、キミがどれだけ我慢できるかだから」
その言葉が終わると同時に、再びマッサージ器が押し当てられる。
「ふうっ!!」
ほとんど不意打ちに近い快感に、悲鳴を殺しきれない。
そこからまた、上り詰めていく。
クールダウンを挟んだとはいえ、熱さは消えない。むしろ休憩を挟んだ事で、また新鮮な感覚が戻ってしまっている。
「グフフ、またヒクヒクしてきた」
小太りの男は、余裕たっぷりに笑った。
0078母の逝く道    24/392015/03/16(月) 18:56:42.58ID:vDdnHB3Z
 
私は今までに、何人も客を取ってきた。
その中には前戯をたっぷりする人間もいたし、焦らされたセックスの気持ちよさもよく知ってる。
でも、今回ほどしつこいのは経験がない。
秘部にスライヴを押し当てられ、今にも達しそうな所で離される。それがもう、どれだけ繰り返されているんだろう。
30分、それとも1時間が過ぎただろうか。

「うわぁー、すごいすごい。愛液で布団がもうグショグショだよ。せっかく朝風呂の間に、新しいのに替えさせたのにさ」
小太りの男は、両の親指で私の秘裂を押しひらく。
むうっとする膣の匂いが、私自身にまで匂った。その羞恥ともどかしさに、私は下唇を噛む。
「一応、また聞いとくよ。そろそろ“欲しく”なった?」
耳を舐めるような囁き。私はそれに返事をしない。指で膣を浅く刺激されても、口は開かない。
「相変わらず強情だねぇ、別に自分が損する訳でもないってのに。
 ホラ、中は素直だよ。指を2本入れただけで、物欲しそうに絡み付いてくる。もうトロットロじゃん」
ぬち、ぬちっと粘り気のある水音が耳に届く。
指はさらに膣を進み、ある部分を捉えた。そこを撫でるようにされると、一気に絶頂感が襲ってくる。
「ううう゛ううんん゛っっ!!!」
「アハッ、すごい反応。このザラザラしたトコか、その奥のツルッとした窪みのどっちかがGスポットなんだよね。
 ほとんど触れてもないのにそこまで感じるとか、どんだけ出来上がってるんだろ、キミの身体って」
男はそう言いながら、本当に緩く刺激を続ける。
まさしく性感帯中の性感帯を撫でられて……でもその刺激が弱いせいで、逝くに逝けない。
私は気が狂いそうなもどかしさを、手足に力を込める事で紛らわせる。
麻縄で結ばれた両の手首足首は、お互いに引きすぎてすっかり血の気を失くしていた。

「ふぅー、さすがに疲れたな。ちょっと休憩しよ」
小太りの男は指を引き抜き、額を拭ってからそう言った。
そして意外にも、私の手足の縄をほどく。本当に小休止させてくれるのか、と一瞬は思ったものの、甘かった。
「見てホラ、バキバキに勃っちゃった。先走りがさっきから溢れまくってんだ。
 今まで散々気持ちよくしてやったんだからさ、今度はそっちが気持ちよくしてよ」
荒い息と共にそう告げると、小太りの男は私の髪を掴んだ。もう片手で顎を掴み、無理矢理に咥えさせてくる。
「うっ、うむああ゛ごっ!?」
飢えた男に強いられると、非力な私の抵抗は意味をなさない。
相手の腰を押しやろうとするのも虚しく、太く張ったものを無理矢理に咥え込まされた。
「ごっぐううう゛っ!!」
「うあー良い。でももっと深く、もっと早くしてよ。今にも出そうなんだからさ、初っ端からラストスパートで頼むよ。
 大丈夫大丈夫、この勃起具合から言って、抜かずの二発いけるから。
 ここ数日さ、ナマの女子高生相手で興奮してるせいか、ザーメンすぐ溜まるんだよねぇオレ」
私は、太い指で後ろ髪を鷲掴みにされ、ただ相手のペースで口内を蹂躙される。
絶頂の際で疼く花弁を、濡れたシーツに擦りつけながら。
0079母の逝く道    25/392015/03/16(月) 18:57:35.02ID:vDdnHB3Z
 
マッサージ器で限界ギリギリまで焦らされてから、ディープスロート。そしてまた焦らされる。
このサイクルがただ繰り返された。
変化はない。でも逆に言えば、気持ちの逃げ場もない。

「お、おおっ……いいぜ。さすが3日間仕込んだ甲斐あって、しゃぶんの相当上手くなったなコイツ。
 俺のを抵抗なく喉まで入れるとか、地味に凄ぇんじゃねーのか?」
「ま、多分俺ら全員、デカさ平均以上だろうしな」
「だよな。……う、おおおっ、出るぞ、全部飲めよッ!!」
会話の最中、私に咥えさせていた筋肉男が腰を震わせた。
その後はいつも同じ、生臭く生暖かいものが、私の喉奥を満たす。
頭を押さえつけられているせいで、私はそれを飲み込むしかない。ひたすら味覚と嗅覚を無視して耐える。
数秒後、逸物が抜かれた。
新鮮な空気が吸える……でもこの瞬間が、一番精液の味が感じられて吐きそうになる。
「がはっ、あ゛…………ほぉお゛エッ…………!!」
「オイ、零すなよ。せっかく飲ませてやった遺伝子をよォ」
「まあまあ、いいだろ。ホラ次はこっちだ」
休息の暇もなく、また反対側の一人の物が口に当てられる。声からして肥満男だ。
私は生唾を飲み込んだ。肥満男のものを咥え込むのには、かなり勇気がいる。

何度も4人のものを咥え込まされるうち、その勃起時の大きさが身をもって理解できた。
確かに全員、平均より大きくて、それぞれに特徴がある。
肥満男は、純粋に太さも長さも人並み以上。おまけに変な下反りで、かなり咥えにくい。
筋肉男は、身体つきの割には普通のサイズで、でもカリ首から上が妙に太い。
小太り男は、太さは平均的でも長さがあるため、咥えると『うっ』となる。
そして最後の、痩せた男は……見た目からはとても想像できないサイズだった。
最初、何かのボトルがぶらさがっているのかと思ったくらいだ。
当然、これは咥えられない。顎が外れそうなほど口を開いても、亀頭部分を飲み込むのがやっと。
だからこの男が奉仕を求めてきた時には、両手で上下に擦りながら、鈴口を舌で舐めてなんとか射精させる。
0080母の逝く道    26/392015/03/16(月) 18:58:31.07ID:vDdnHB3Z
 
「ほら、ガマン汁も全部飲み込めよ。出てくる液は一滴残さず舐め取るんだぞ」
肥満男に命じられながら、私は必死に舌を使う。本意ではないものの、どうせ射精させるまでは終わらない。
膝立ちで奉仕する私の背後に、一人が近づく気配がした。
その1人は、乱暴に私の脚の間に手を入れると、片足を大きく持ち上げる。
「んん゛!」
私は姿勢を崩し、布団の上で横向きに開脚するような格好になる。当然、秘裂は丸見えだ。

「……うわ、また一段とすげぇ事になってんなぁ、ここ」
「うっお、マジだ。もうビラビラが原型とどめてねーじゃん。最初とかピンクの線で、モロに未使用って感じだったのによ」
「見事にグチャグチャだ。まぁ寸止めからの焦らしって、ずーっと繰り返してっかんな。もう7巡目だっけ?」
「8じゃね? ま、自業自得だろ。『挿れて下さい』って言わねーんだもんよ。
 本当は欲しくてたまんねぇ癖にな。今だって、チンポ咥えながらヒクついてんじゃねえか」
「ここまで来たら、もう意地の張り合いだしな。少なくとも大の男4人が、女のガキ1人相手に退けんわな」
「まぁそういう事。っつーわけでだ、デブさっさと出せよ。あんま時間かけてっと、こいつにラクさせる事になんぞ!」

私自身には見えない部分への酷評が飛び交う。
私はその意味を拾わないように、肥満男の勃起をわざと音を立ててしゃぶった。
「じゅぶっ、じゅっ……んっふ、んっ……ちゅばっ……あえっ、えあろっ…………!」
肥満男のものは太さも長さもあるから、口の中だけで射精させるのは疲れる。
だから先端から睾丸までを唾液塗れにして、丁寧に舐めていく。口に含むのは、最後の最後だけだ。
亀頭がビクビクと上下に揺れはじめた。どうやら最後は近いらしい。
「んお゛ふっ、出るゥッッ!!」
肥満男は、気味の悪い声を出しながら盛大に射精する。私はそれを上手く口で受け止め、一気に飲み下した。
「んぐっ…………ぶは、はぁっ……はぁっ…………あっ!!」
口に広がる不健康な臭みを、深い呼吸でなるべく逃がす。ほっと人心地がつく。
でもその休みも、長くはない。
「お疲れ。じゃあ、またコレで遊ぼうか」
小太りが笑いながら、私の身を押し倒す。すかさず別の2人が私の脚を押さえ込む。
そしてまた、気の変になりそうな焦らしが再開された。

「…………あああっく、くぁあ!! ああ、ぁあっぐ、く……ぅうウううん゛ン゛っ!!!」

私は数分ともたず、歯を食い縛りながら悲鳴を漏らす。
さすがにもう声は殺しきれない。
熱を持ったマッサージ器は、開いた脚の間で無機質な唸りを上げ続けた。
両脚は男2人に押さえ込まれていて動かせない。だからせめて、上半身で快感を逃がす。
右手でシーツを掴み、左手で枕を掴んで、吹き飛びそうな心を繋ぎとめる。
その上で腰をうねらせて、必死に気を紛らわせる。
快感の全てをまともに受け止めたら、きっと気が狂ってしまうと解るから。
少しだけ収まっていた膣奥の疼きが、また酷くなってきた。

「い……いっ、いぎっい!! うぁ゛いいっぎっ…………お、おぐ、ぃ、ひい゛っっ!!!」

奥に欲しい。突いて欲しい。女としての本能に根ざしたその欲求が、危うく喉まで出かかる。
私はそれを、強く頭を振って誤魔化した。
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