中学三年の冬、高校入試が終わり、合否発表を待つ。
そんなある日、引っ越し会社の訪問。

・お届けものです。
 何も聞いていませんよ?

お届けもの。とは親からの手紙を持った少女と少女の荷物。
親が、どこかの六年生を養女にして、強引に送り付けてきた。
中学校まで徒歩5分の距離。
通学は楽だけど?

少女が言うには、覚悟はしているから大丈夫。

いや、こちらは、
寝耳に水。青天の霹靂。
おおよそ3m四方の部屋に、台所、トイレ、シャワー、それに、押し入れ。
洗濯機は無い。コインランドリーか銭湯か。自転車で10分くらいかかる。
で二人暮らしとか?
………
少女がシャワーと言うので、脱衣場がないから外に出ようとすると
・戸籍は兄妹ですよ。恥ずかしいですが、恥ずかしくないです。
ワケわからない。

服を脱ぎながらアレコレ話しかけてくる。

 え?下着は?
・スポーツブラ ってお兄ちゃんのおやつですか?妹脱ぎたてぱんつはお兄ちゃんの帽子になりますか?

ワケわからん。

………

肌着は制服扱いでした。
その上、家では隙だらけ。微乳やお尻が見えてますよ?

襲いそう。だから恐い。恐い。