ここからは痛いので苦手な方は飛ばしてください

こんなはずじゃなかった。そう少女は何度も後悔した。
覚悟を見極めるという理由から、監禁されて最初の1ヶ月はただただ痛みだけを味わわされた。
一番初めは細長いブラシへと自ら腰を落とさせられ、処女を奪われた。
「癒着を完全にこ削ぎとる為にこれを使うんですよ。処女膜は所謂漫画みたいに、完全に塞がっていたりはしません。そしたら生理なんて来ませんからね。細かいひだを剥ぎ取るんです。初めてだから当然痛いでしょうけど、気にしないでくださいね」
そこで言葉を切って、青年は笑う。
「別に普通のバイブやディルドでもいいんですよ。これは、ただ、こんなところまでわざわざ誘拐されてきた酔狂な君に対するただの嫌がらせです」
「誘拐じゃありません。辞書で調べてみてください」
「いいえ、これは誘拐なんですよ」
きっと睨んで口答えするも、後ろ手で縛られM字開脚状態で吊られた彼女は明らかに怯えている。
下には直径2p程度のブラシ。
「さぁ、一番上のボタンをどうぞ」
柔和な笑みを浮かべながら手を翻す。
ピッとボタンが押されて少しだけ吊られた縄が下がる。
「あっ!」
少女は慌ててボタンから手を離した。
青年はじっと見ているだけ。少女の覚悟を測っている。
ピッと再びボタンが押されて下降する。
「ひぁっ!」
じょりっといかにも痛そうな音が鳴り少女が悲鳴を上げる。ぐらぐらする縄は安定せず、ブラシは彼女のクリトリスを擦り上げた。
ボタンから手を離し、何とか逃れようとするも身体が前後に揺れるだけ。
じょりっ、じょりっ。
「痛いっ!痛いっ!」
歯ブラシなどよりも固いブラシがクリトリスを擦り上げる。包皮ごしでも威力は十分。助けを乞うように見やれば、青年は肩をすくめる。
「やれやれ、命令そっちのけでクリトリス遊びに御執心とは。君の覚悟というのはそのクリトリスに付いてるんですか?」
「痛いのっ!痛いのっ!助けてっ」
泣き叫ぶ少女には構わず、青年は彼女のクリトリスを押さえ、強くブラシに擦り込んだ。
「ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙っ!!」
当然ながら痛みが募る。頭を振れば、青年は指を引いてくれた。