【ふたなり】女性にペニスがある世界 in エロパロ15 [転載禁止]©bbspink.com
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0001名無しさん@ピンキー2014/12/30(火) 18:26:09.25ID:NKarcp8U
ここはふたなり専門スレです。ふたなりモノが苦手な方はお引き取りください。

生まれつき生えていても、魔法や薬などで突然生えてきても
女の子にペニスが付いていればどちらでもかまいません。

生えているのが当たり前の世界でも
そうでないごく普通の世界でもかまいません。

♂×♀でも♀×♀でも男がふたなり娘に犯されてもふたなり娘同士でヤッてもかまいません。

ふたなり妄想の赴くままに作品の投下や雑談をお待ちしております。

*容量500KBオーバーに注意してください。
*容量が480KBを超えたら速やかに次スレを立ててください。
*又は>>970辺りでお願いします。

*前スレ
【ふたなり】女性にペニスがある世界 in エロパロ14
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1375338383/
0445名無しさん@ピンキー2016/10/07(金) 01:01:49.81ID:FFkRgkgK
淫乱フタナリ夫婦はやりまくり、無計画に子作りしまくり。貧乏子だくさんを地で行く。
さらにフタナリ・コミュニティ内でのスワッピングはごく当たり前なので
フタナリ家庭が多い地域では姉妹関係が異様に複雑
0446名無しさん@ピンキー2016/10/07(金) 02:19:57.18ID:T2NlDzEu
一方で超内気ふたなりっ娘は誰にも話せず独りで性欲処理するうちにセルフ妊娠しちゃって出産
それが代々続いて一子相伝の拳法家みたいな家系図が完成する
0447名無しさん@ピンキー2016/10/07(金) 03:17:01.34ID:1pMrda3W
その一族は遺伝子がどんどん濃くなって行って、ぽっちゃりした地味な容姿や内気な性格、短小包茎は代々受け継がれていく
0448名無しさん@ピンキー2016/10/07(金) 04:06:52.34ID:OIBlql0E
短小でセルフ妊娠ってむずない
いや長くても無理あるって言われたらそうだけどさ
0449名無しさん@ピンキー2016/10/07(金) 04:16:47.65ID:1pMrda3W
>>448
直じゃなくてペットボトルや容器に貯めたやつを注入するスタイル
強靭な遺伝子なので精子の生命力もとてつもない
短小ではあるものの量と濃さは誰にも負けないふたなり娘
0450名無しさん@ピンキー2016/10/07(金) 04:22:13.34ID:d14egVpe
シコった後の精液の付いた指でそのまま女の子の方もいじっちゃうのは性欲の強いふたなりっ娘にはよくある話
0451名無しさん@ピンキー2016/10/09(日) 04:59:49.99ID:e9RNrisq
スパロボのアイビスがふたなりになって色んなメンバーを食べちゃうSS
0452名無しさん@ピンキー2016/10/09(日) 20:05:58.15ID:FEIpmvX9
ふたなりファンとか同人誌ファンの人は、
巨乳か品乳か、巨根か短小か、の両極端な人が多くないか?
強調表現っていったら、そうなのだけれども。
0453名無しさん@ピンキー2016/10/10(月) 00:51:48.07ID:lmdxs341
それはファンの人じゃなく供給する側の問題ではないか
ファンに貧乳好きが多いから胸控えめにしようと思っても画力がないから控えめな胸じゃなく絶壁になっちゃうとか
巨根にしようとしても思ったよりいつもと変わらないから頭の下あたりまで伸ばしてみようとか
0454名無しさん@ピンキー2016/10/10(月) 02:52:50.05ID:uQmX+9lJ
意識的にやってる人は勿論だが、そうでなくても無意識に自分の性癖を強調した絵に現れるからな
脚フェチの人で足だけ長いキャプ翼みたいな絵を描く人とか知ってる
ふたなりなんて特に現実にあり得ないファンタジーだから、サイズにもリアル志向の人じゃないとその辺に拘り持たないんじゃね
0456名無しさん@ピンキー2016/10/10(月) 11:34:14.13ID:bDE/Zpm0
ちんこは25cm未満ならオールウェルカム
ちちは……うーん
あんまり考えてなかったけど、よく考えたら巨乳はいらんかもな……
かといって絶壁も嫌
適度に女性性を感じさせつつも、「3つついてる」レベルではないバランスがええのう
0457名無しさん@ピンキー2016/10/10(月) 20:02:45.31ID:W4zO5lNb
フタじゃないけど、チンコ2本ついてるのは昔漫画で見た。
0459名無しさん@ピンキー2016/10/11(火) 00:26:41.13ID:knINvmkg
野郎に2本あってふたなり、とかいうのは昔見た記憶があるが
0461名無しさん@ピンキー2016/10/11(火) 02:09:57.53ID:Q3PH59iy
大人気な巨乳&巨根グラビアアイドルを見てため息をつく粗チンふたなり娘とか

意を決して包茎手術を受けるべく病院を訪れるも
自分以外は男性ばかりでアウェイ感半端ない包茎ふたなり娘とか
0462名無しさん@ピンキー2016/10/11(火) 08:21:59.93ID:ECrfVKhm
ふたチンは本来の性能あって欲しい?
よーするにはらみ要素
0463名無しさん@ピンキー2016/10/11(火) 08:52:44.13ID:P1wonPtC
同一作品でもキャラごとに種あり、なしが設定されてるといい
0464名無しさん@ピンキー2016/10/11(火) 09:39:42.21ID:knINvmkg
孕みにエロは感じないのでどうでも
責められるふたに限れば精液の無駄撃ち的な言葉責めにエロを感じなくもない
0465名無しさん@ピンキー2016/10/11(火) 15:14:06.54ID:OAach4N9
>>462
(自分が書く時は)ALL種無し。
子作りだけは男性が必要な世界。

だからふた同士ではいつでもどこでも中出し三昧。
0466名無しさん@ピンキー2016/10/12(水) 09:59:16.63ID:kRmysqOG
男が存在せず、希少なふたなりが各地を巡って女たちに種付けして回るしきたりのある世界を妄想してる

…男が存在しない場合、ふたなりが男と呼ばれる可能性は無視するものとする
0467名無しさん@ピンキー2016/10/12(水) 13:33:11.77ID:QcOSnRr2
>>466
それイイネ!
人々の記憶に残ってるぐらいの近年までは男が存在してた、なら
ふたなり女が男と呼ばれる事も無さそう。
0468名無しさん@ピンキー2016/10/12(水) 20:22:11.95ID:CjtNgY2F
・純粋な女
・容姿は女、外性器はふたなりで生殖機能は女(卵巣&子宮あり妊娠可能、睾丸なし射精類似の生理現象はあるが精子なし)
・容姿は女、外性器はふたなりで生殖機能は男(卵巣&子宮なし妊娠不可能、大陰唇内に睾丸あり射精可能)
の3種類の性別が存在する世界(男は存在しない)

セックスだけの相手ならともかく、生殖機能のオスメスが外見からは判りにくいので子作りのパートナーを見つけるのはちょっと大変かも。
04694682016/10/12(水) 20:30:08.94ID:CjtNgY2F
>468
あ、こっちの妄想は>466さんと違ってふたなり人口は特に希少ではないという設定でお願いします。
外見的にはあくまで女同士、裸に剥いてみないとふたなりかどうか分からないというのがキモということで。
0470名無しさん@ピンキー2016/10/12(水) 22:46:49.26ID:kRmysqOG
ふたなりが希少な場合、むしろ逆レイプや奪い合いの暴動を避ける方が大事なので
普段はふたなりなことを隠しておいたほうが安全だし、
ふたなり側から誘って行為後は口止めすればいい
それでも薄々バレてくるので次の街へ移動するサイクル
0471名無しさん@ピンキー2016/10/12(水) 23:02:13.37ID:wd0rLQGv
ふたなりが人類第三の性として生まれ始めている世界、と言うのをベースにして二次書いてるんだけど、生殖行為や医療に影響与えるとかありかな
萌えない人が多いみたいだから、匂わせ程度の裏設定にするつもりだけど

(一度ふたが受け入れて、始めて精子が生殖能力を持つとか)
0472名無しさん@ピンキー2016/10/12(水) 23:11:47.90ID:yYRZW+F0
よいぞよいぞ
個人的には設定は詳細であればあるほど好印象
0473名無しさん@ピンキー2016/10/12(水) 23:59:32.29ID:QjeVWSDN
まあ読み手としてはそんなに設定に凝るなら二次より一次でやればいいのにとは思うな
0474名無しさん@ピンキー2016/10/13(木) 06:34:39.57ID:84mIEoIG
自分の場合は萌えないってより必要性かな

らぶらぶえっちしてるだけなら、妊娠するとかしないとかの設定は
言ってしまえば野暮なだけだから明言する必要性を感じない
都合のいいように想像できた方が色んな意味でいい

孕ませるつもりでセックスしてる事に焦点を置いた描写をしたいなら
当然、妊娠できる設定が必要になる
別に凝った設定は必要ではないが、例えば妊娠できる精子を出すのに条件が必要なら、感情の強さの表現等に繋がる可能性があるし
無精射精より有精射精の方が気持ちいいとか設定しておくと、これもまた描写の幅が広がる
孕まないセックスについても同様

単に世界設定、シミュレーション、一種のSFとして設定した場合は
それはそれで面白い可能性もあるが、エロ本位でない分だけ抜けないものに仕上がる事も多い
概して面倒なだけで読む気にならないものになりがち

要するに、設定とエロが密接な関係ならイイ 乖離してると微妙 設定優先だと邪魔にすらなる
こういうスレで話が盛り上がりやすいのは最後のパターンになりがちかもしれない
0475名無しさん@ピンキー2016/10/13(木) 06:55:08.30ID:bA4gSvVF
設定は細かければ細かいほど世界観に融通が利くけどそれをいちいち作中で説明する必要はないよな
よくそれの説明がしたいだけでエロは二の次みたいなの見ることがある。興ざめ
0476名無しさん@ピンキー2016/10/13(木) 07:23:05.43ID:GVU7c4pn
エロは設定より描写よ
描写がちゃんとしてれば設定なんか朝起きたら生えてましたレベルでもいける
0477名無しさん@ピンキー2016/10/13(木) 07:37:05.83ID:84mIEoIG
朝起きたら生えてましたはむしろ秀逸な設定なんだよなあ(後天性派並感)

厳しい事も言ったけど、設定とエロが密接な関係なのは本当にイイので設定軽視でいいとまでは思わない
ふたなりというジャンル自体、一種の設定萌えだと思うし
一枚絵にでも勝手に都合のいい設定つけるともえる
0478名無しさん@ピンキー2016/10/13(木) 17:28:49.66ID:P4w85fBw
女の子に生えちゃって、戸惑いながらも男の快感に溺れていくみたいのが好き。
だから設定はそんなに凝らなくていいなあ。
0479名無しさん@ピンキー2016/10/13(木) 17:54:07.51ID:X04dfQOz
淫魔「ソイヤー!」
女の子「キャー!」ニョキニョキー
0480名無しさん@ピンキー2016/10/22(土) 05:13:57.17ID:6nnAD5bT
定番パターンというと何故か
「こういうのは一発抜けば治ると相場が決まってんのよ」みたいな展開を結構見かけるが
「射精するほど定着するので我慢しなさい」の方が絶対確実100%いい

しかもそれを一晩中やってしまった後で聞かされるとなおいい
やってないし!1日で消えるし!(やばい半月は消えない……まだやりたい……)
0481名無しさん@ピンキー2016/10/22(土) 08:25:41.00ID:HO0Lof0J
ははあ、全然我慢できないそいつに業を煮やした相談相手が「全部搾り取っちゃうしかない」
とか言って縛り上げて体位を変え穴を変え一晩中後ろから突き回すんですね?
0482名無しさん@ピンキー2016/10/22(土) 11:21:03.82ID:xeRdBiq3
結局最初は「こういうのは一発抜けば治ると相場が決まってんのよ」とウソをつくことになるんじゃね?
0483名無しさん@ピンキー2016/10/22(土) 21:49:49.20ID:lCsJwOq4
「こういうのは一発抜けば治ると相場が決まってんのよ」は触ってみたいだけの口実だから本当に消えるかはどうでも良かったり
0484名無しさん@ピンキー2016/10/22(土) 21:56:42.39ID:6nnAD5bT
そんな事いったら
「射精するほど定着するので我慢しなさい」てのも我慢させたいだけの口実だから
本当に消えるかはどうでも良くなっちゃうじゃないか!
0485名無しさん@ピンキー2016/10/23(日) 16:03:51.24ID:WMOob+QH
女性が後天的に突然ふたなりになるのはたまにあること。
その後については個人差があり、やがて消えることもあれば定着することもある。

が、世間には「定着してしまうのは男性器を使った性行為、自慰行為のやり過ぎたから」みたいな認識があり
ふたなり=「オナニーやめられなかったシコ猿」「淫乱」扱いされたりする。
0486名無しさん@ピンキー2016/10/24(月) 01:08:22.89ID:wBiQDkbe
>>457
このスレでも、しっぽがおちんちんと化したサキュバスとふたなり娘で
2人で同時に入れる話が過去になかった?
おちんちんの付いてるサキュバスなら、3Pで2人に同時に入れることも可能だねw

>>477
突然生えた朝勃ち状態のおちんちんを見て泣く、ブラコン妹の声を聞いてお兄ちゃんが来る。
こんなの最高のシチュエーションじゃないか。
0487名無しさん@ピンキー2016/10/25(火) 12:55:10.62ID:k1K0J9pu
スパロボのアイビスがふたなりになって色んなメンバーを食べちゃうSSください
0488名無しさん@ピンキー2016/10/25(火) 18:08:20.28ID:uRK4HE8l
ぐら乳頭とドリル汁が好きだったな
ブドウ別館とか早坂詩音も

今のおすすめってなんなんな
0491名無しさん@ピンキー2016/10/25(火) 21:56:22.09ID:dZLYz7/k
>>488
ぐら乳頭とドリル汁(初期)がモロ好みの自分なんで
あと2つも是非チェックさせてもらう…!

>>490のも。
0492名無しさん@ピンキー2016/10/27(木) 05:52:53.39ID:4qZWTIx2
元々ここにいた人だけど
友だちんぽぽぽぽーんの人は俺に剛速球ストレート
てか渋はこの板出身の人けっこう見かけるね
アトリエの二次作品もこの板出身(スレは違う)ぽいけど良いふたなりだった

渋はたまにふたなりで検索してざーっとあれこれ見てるけど
良作を書いてる人ほど継続的に活動してない感はある
1作か2作だけ書いて終わり、でも良作だからブクマ、みたいな人が結構いる
てか「反応ほしいなら渋いけ」とか言われるけど、渋もレスポンスは少ないのがデフォじゃん
って評価数多くてもコメント0の作品見てて思った
まあエロはそんなものか
0494名無しさん@ピンキー2016/10/27(木) 10:44:43.03ID:ocdk5z+3
いいのあるなら読みたいから具体的に作者か作品挙げてくれ
0495名無しさん@ピンキー2016/10/27(木) 23:57:43.12ID:FgFSFuzn
>>494
人におすすめを尋ねるときは
自分のおすすめを言うもんだぜ少年

瓦屋本舗の初期
0496名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 00:40:23.60ID:PkFXo1a7
>瓦屋本舗の“初期”

ヤバい、>>495もまたモロ好みなんだが…
俺書き込んだっけ?
0497名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 07:55:41.69ID:hLLRUx59
ノベル挙げろよ
fanaticfetishの人、小説だけに絞ってくれないかなあ
0498名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 11:24:21.07ID:iSyeV2FB
小説なら
瀬良の超弩艦は最高だったな
消える前にテキスト保存してて良かった
0499名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 22:45:36.82ID:GzDb2mUM
>>497
あの人小説もいいんだよな
CGも好きだけど、小説も書いてほしいのは同意
0502名無しさん@ピンキー2016/10/29(土) 21:18:13.10ID:mPddeT49
>>500
ふたなりでアナルファックを描いてくれる作家は少ないから
尻穴ちんぽしごきがんばるっは至言
0503名無しさん@ピンキー2016/10/29(土) 21:39:56.62ID:vy+b+AXu
>>502
その単語で検索したら過去のふたなリストの発言が何件か見つかるんだが
全部お前じゃないだろうなw
0504名無しさん@ピンキー2016/10/29(土) 21:58:08.69ID:noP/3hwE
>>502
ごめんアナルはいらない
いらない派からすると多いように思えるから困ったものだ
0505名無しさん@ピンキー2016/10/29(土) 22:46:30.00ID:QlgNS6I2
ふたのアナル開発は処女の場合に限る。童貞だとなおよい。普通のセックスしたいとも思わないダメな
娘に成長させよう
0506名無しさん@ピンキー2016/10/29(土) 22:59:04.43ID:vy+b+AXu
散々ハメまくって勃ちが悪くなったチ●ポを前立腺刺激で強制勃起させる為のアナルハメ
大好き
0508名無しさん@ピンキー2016/10/29(土) 23:50:24.95ID:UoiBS7Lb
思いついたネタのプロローグ部分だけ書いてみました
内容の関係上、エロ無しです
0509名無しさん@ピンキー2016/10/29(土) 23:52:55.66ID:UoiBS7Lb
 満月が美しい、静かな夜だった。
 日が落ちれば誰も出歩くことの無い辺境の村の片隅。
 その中央に浮かび上がった闇夜より尚深い漆黒の球体。体を丸めた乳児くらいの
大きさはあるであろう空間の淀みはユラユラと漂いながら人気の無い村の中央を音も
無く進み、姉妹の住む家の玄関先まで辿り着くと、扉の脇の僅かな隙間からスライムの
ように形を変えながら苦も無く侵入して姉妹の寝室へと真っ直ぐに向かった。
 「す〜……す〜……」
 王都の騎士や魔道士ならともかく、まだ幼い少女達が音も質量も無い侵入者に
気付くはずも無く、規則正しい寝息を立てながら部屋の片隅に一つしか無い
簡素なベッドの中で安らかに眠っている。
 その頭上を数回、様子を伺うように浮遊した球体はベッドの脇に着陸しながら
形を変え、あっという間に大人の背丈の半分程度の人型へと変化した。
 「へ〜、この子なんだ。結構可愛いのに、ほんとかわいそ〜」
 人の不運を対岸から眺めつつ、文字通りの高みの見物。
 少女の声で面白そうに呟きつつ、ベッドの上の少女の辺りに腹部に手をかざすと、
その掌から霧のように湧き出した謎の文字列が音も無く毛布を寝間着を透過して
幼い腹部へと溶け込んでゆく。
 「ん? ん〜〜〜〜〜〜ん……」
 流石に何かを感じ取ったのか、穏やかな寝顔が微かに歪むが、目を覚ますには
至らず寝苦しそうに軽く身じろぐだけ。
 「ま、これもセカイヘーワって奴の為らしいから? あたしも頼まれただけだし、
悪く思わないでよね〜?」
 そのまま、平凡な夜は何事も無く更けていった。
0510名無しさん@ピンキー2016/10/29(土) 23:54:44.58ID:UoiBS7Lb
 「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
 「へぶっ!?」
 何の変哲も無い筈だった朝は、隣で寝ていた三つ上の姉アミリアの寄声? 悲鳴?
で始まった。その大音響を至近距離から浴びせられたユーナは反射的に寝返りを
打つとうとしてベッドから落下し、顔面を強かに打つという最悪の形で目を覚ました。
 「あう、いたいよぉ…」
 アミリアは十三歳、ユーナは十歳。
 ユーナと同じ年の頃には既に読み書きを覚え、村始まって以来の神童と言われる姉は
色々な用事を任されることも多く朝も早い。だから水汲みや家畜の簡単な世話程度の
年相応の家事しか言い付けられていないユーナよりも早く起きるのも別段おかしくは
ないのだが、こんな大声をあげられたのは初めてのことだ。
 欠伸をかみ殺し、まだ重い瞼を手の甲で擦りながら床の上で立ち上がると、姉が
自分の方を指差しながらガタガタと震えている。
 「ゆ、ユー? それっていったい何?」
 「ふぇ?」
 姉が何を言っているのか分からず、視線と指さしに導かれるまま自分の下腹部へと
目を落とすユーナ。するとそこには、寝間着の股間を内側から突き破ろうとしている
ノスル茸程の大きさの謎の物体と、その揺れに合わせて体の敏感な部分と布地が擦れる
むず痒い感触が……
0511名無しさん@ピンキー2016/10/29(土) 23:57:47.21ID:UoiBS7Lb
 「おとーさん! おかーさんっ!!」
 「ユーに!ユーの体におちんちんが……!!」
 ご丁寧にも寝間着を脱がせて中身を確認してから揃って腰を抜かした姉妹。
 先を競うように部屋から転がり出ながら叫ぶが、そこで朝食の準備をしているはずの
母の姿は無かった。
 「い、いない?」
 「う、うぅぅ…うわぁ〜〜〜〜〜〜〜んっ!!」
 異常事態に加え、唯一の頼りである両親の消失(おおげさ)でパニックを起こした
幼いユーナは大声で泣きながら扉を開け放って行き先も無く裸足で駆け出す。
 「………って、待ってユー! そんな格好で出ちゃダメ!!」 
朝日の中へと駆け出す妹の後ろ姿。
 その小さなお尻が丸出しになっていることに気付いたアミリアは慌てて部屋の中に
戻り、脱ぎ捨てたままだった寝間着の下と靴を手に妹を追って飛び出す
 「待ってってば、ユー! 待ちなさい!」
 が意外なことにユーナは家の前に飛び出したところで、村の中央の方角を見ながら
呆然と立ち尽くしていた。
 「ほら、ちゃんと履いて……ユー?」
 履かせている間も心此処に非ずな妹。
 その視線のアミリア先を追ってみたアミリアも、次の瞬間には目が点になった。
 「……馬車……それも四頭立て……」
 家の中に両親がいなかったのも、なるほど頷けた。二人の親どころか村中の大人達が
朝の仕事を放り出し、村の中心に集まっていたのだ。
 しかも、彼らが唖然としながら見つめているのは今まで見たことも無いような屋根付きの
馬車。それも大人達の背丈よりも高く傷一つ無い漆黒の四頭立てである。
 「……おねえちゃん、あれなに?」
 「王都の馬車だと思うけど……きれい」
 荷馬車以外の、しかも扉が付き装飾の施された馬車など生まれて初めてだ。
 うっとりとしながら妹の手を引いて大人達の輪に近づくアミリア。
 「こんな立派な馬車……王様かよ」
 「それにしてちゃ、お付きが少なくないか?」
 そんな話し声が耳に入り、周囲に視線を走らせると馬車を囲む重武装の騎士が四騎ほど
いることにも気がついた。確かに王様のお成りにしては少なすぎると思う。
 「でも紋章は王様のお触れと同じだし……」
 「そもそも、なんでこんな田舎に?」
 王都から村までは、早馬でも三日である。
 何が起きているにせよ、それがただごとでは無いのは一目瞭然だ。
 好奇心に導かれるままユーナの手を引いて近づくアミリア。
 だが側まで行くと大人達の背丈が壁になって逆に何も見えなくなってしまう。小声で
ささやき合う村人達の言っていることが気になってしまい、手を繋いだまま飛び跳ねても
みたが、やっぱり全然見えない。
0512名無しさん@ピンキー2016/10/30(日) 00:00:01.55ID:1dv8dcyT
 「アミリア!」と横から母の声「なにしてるの、こんなとこで!」
 「あ……お母さん、この馬車……」
 「ユーまで連れてきて……あんたは家に戻ってなさい! これは子供には関係ない
話だから!」
 寝間着姿で現れた幼い子供達が知らず知らず無礼を働いてしまうかもしてないと案じる
母は、二人の背中を押して家に戻そうとするが、
 「でも……」
 「おかあさぁん!」母の声の遮りアミリアの手を振りほどき、泣きながら母の足に
縋り付くユーナ「たいへんなの! おきたらね! おちんちんが……!」
 幼い少女にとっては、まだ思慮も理解も及ばない馬車云々よりも自分の体に起こった
異変の方が遙かに重要だ。説明の仕方も分からないまま頭の中の単語を大声で
叫びながら母に訴える。
 「おち……って何言ってるの、あんたは!」だが余りにも間が悪すぎた、よりにも
よって王家の紋章入りの馬車の前では口にして良い単語では無い「アミリア! アミリア、
良いからユーを早く家に……」
 「待ってください」静かだが、良く通る女性の声が皆の動きを止めた「いま、アミリアと
呼びましたか?」「
 きぃ、と微かな音ともに馬車の扉が滑らかにひらいた。そして車内から美しい乙女が
側に使える御者の手を借りながら降り立つ。
 「「おおお……!!」」
 白い肌の上をサラサラと流れる美しい黒髪に深い知性を感じさせる黒い瞳。その麗しい
見た目もさることながら、丁寧に織られ光沢を放つ純白のローブと、右手に持つ水晶付きの
長い杖を目にした村人達のどよめきが上がる。
 「……王都の司祭様だ……」
 まともな教会すらない地において、その名は神にも等しい。
 神の教えを学び続け、その尊い教えを説きながら治癒や浄化の奇跡で人々救い続ける
天の代弁者たる存在は、ある意味では貴族にも優る雲の上の人種である。
 その司祭が、しかも王族の紋章の入った馬車に乗って現れた司祭が自分達と同じ
地面に自分の足で降りた。
 その事実に圧倒され腰が引けた村人達の輪が崩れて広がってゆく。
0513名無しさん@ピンキー2016/10/30(日) 00:01:56.43ID:1dv8dcyT
 「みなさん、畏まる必要はありませんよ?」慈愛に満ちた笑みを浮かべ、風に吹き散ら
される木の葉のように引いてゆく人垣みの間を優雅に歩む司祭「私もみなさんと同じ
人間に過ぎず、みなさんと同じ未熟な存在に過ぎません。神の前には皆等しく、その愛を
学び報いるべき幼子なのです!」
 やや大袈裟な身振り手振りで話す敬虔な一言一言が人々の心に染み魂を洗う。
 感激の涙を流す者、跪いて美しい乙女に祈りを捧げる者、反応は様々だが大人達は
皆一様に感激しまくっている。
 「そして今日は、私自身が神から賜ったお言葉に従い、来たるべき日に私達を
破滅から救ってくださる神の御子を。聖なる力で魔物達を打ち倒してくださる勇者を
お迎えに上がりました。これも皆、神の愛なのです!」
 つまり神託を受けて、勇者となるべき者を王都に迎え入れるべきやって来たという
ことたが。
 「し、司祭様! それでは魔物達が……?」
 古くから伝え聞く勇者とは、すなわち魔物の軍勢と戦う最強の英雄である。
 その勇者が降臨するということは、魔物との戦が始まると言うことも意味する。
 「残念ながら神の言葉には偽りも過ちもありません。邪悪な軍勢が息を吹き返すのは、
もはや避けられない定めなのでしょう」
 神の言葉を伝える司祭の絶望的な言い様に、落胆の波が広がってゆく。
 「しかし諦める必要はありません! 私達が神に背を向けない限り、その御心は
必ずや輝かしい明日を授けてくださるのです! さぁ新たなる光の子よ、ルーシュの子
アミリア! いえ勇者アミリア様!」
 「え? わ、私……?」
 きょとん、と自分の顔を指差すアミリアに村中の視線が集まる。
 「そう、あなたです。あなたに間違いありません。神の愛がもたらされる光景を、私は
祈りの中で見たのです」そうして白い神官着が汚れるのも厭わずアミリアの前に膝をついて
小さな手を取ると、村人達の期待感が最高潮に達する「あなたは今朝、神の奇跡を、その身に
宿しました。そうですね?」
 目の高さを合わせた司祭様から眩しいほど美しい微笑みを向けられ、戸惑う両手を優しく
包まれたアミリアの声は気恥ずかしさの所為か小さかったが、それでも皆の耳にハッキリと
届いた。
 「………………………………い、いえ。私にはなにも……」
 
 しーーーーーん、と非常に気まずい沈黙が流れる。
0514名無しさん@ピンキー2016/10/30(日) 00:06:19.12ID:1dv8dcyT
 冷や汗が数滴、笑みの形で固まったまま口元を引きつらせる司祭の顔に浮かぶ。
 「なにもなかった、と仰いましたか?」
 「はい、そうですけど……?」
 「……念のために伺いますが、この村に他にアミリアという名の少女は?」
 「い、いません。私だけです」
 周囲の大人達も硬直している。。
 自分が悪いわけでは無いと思うのだが、何故か非常に居たたまれない。
 だが司祭の前で嘘をゆくわけにもいかず正直に答えるアミリア。
 「ほ、本当に何も起きませんでしたか?」縋るような目になる司祭「朝、起きたら
気付いた筈です。体に異変がありましたよね?」
 「そ、そう言われても本当に何も…………あっ!?」
 「やはりありましたね! みなさん、この方の御体には、既に勇者の証である聖なる
印が顕現してしました! 人の子であることを超え、神の力を行使する存在足ることを
示す証拠が与えられていたのです!」
 『おおおお!』と、を気を取り直したらしい村人達に希望が戻る。
 そしてアミリアの手を握りながら立ち上がった司祭の顔にも、先ほどまでの自信と
神々しさが復活していた。
 なかなかに逞しいというか、立ち直りが早い。
 「では勇者アミリア様、みなさんに……」
 「大変なんです司祭様! 私じゃないですけど、妹のユーに今朝、おちんちんが
生えてたんですっ!!」

 ぴしり、とトドメの一言で空気にヒビが入った。

 「……え?」
 「どうか司祭様、ユーを!」
 母の足にしがみついていた妹を司祭の前に立たせるアミリア。
 「は……?」
 「これも神様のお導きなんですね! どうか司祭様、私の大切な妹を元に戻して
あげてください!!」 
 「妹さん? 今朝、生えていた?」
 「私に出来ることがあるならなんでもします! 司祭様のお世話でもお手伝いでも
仰るとおりに頑張ります! だから……」
 「あなたではなく……妹さんに……まさか……」
 「妹のユーナです。ほら、ユーも司祭様にご挨拶して!」
 「ユーナといいます。ことしでじゅっさいです」
 「ユーナさんと仰るのですか。そう……そう、ですか……これは……とにかく鳩を
出して一刻でも早く陛下に……いえ、こうなってしまった以上、むしろ今すぐにでも
二人まとめて……」」
 姉に言われたとおり愛らしく自己紹介するユーナ。
 事態が飲み込めず、ただただ立ち尽す村人達。
 ぎこちない笑顔を貼り付けたまま、口の中で何やら呟く司祭。

 王国歴にして四百二十三年。

 後にユーナ戦役とも呼ばれることになる、魔物と人間の三度目にして最後の戦争。
 その開戦五年前の辺境の村での、歴史から抹消された勇者誕生の秘話である。
0515名無しさん@ピンキー2016/10/30(日) 00:10:09.50ID:1dv8dcyT
ここまでです

この後を書くとするとユーナが主人公になると思いますが、
イケイケに育つのかヘタレと化してしまうのか、
その辺りも含めて未定です
0517名無しさん@ピンキー2016/10/30(日) 04:34:51.09ID:5mjYhzAK
えぇぇ、美少女に快楽の何たるかをじっくりねっとり伝授する攻めふたなり美女もいいじゃないですか
0524名無しさん@ピンキー2016/11/02(水) 03:32:00.17ID:sIZYK0x+
アイビスが子供のイルイにふたなりチンポ入れたりフェラさせたりするのがみたい
0526名無しさん@ピンキー2016/11/02(水) 23:47:10.86ID:KwHqrIhj
 騎馬の先導もあり、安定した速度で走る王族の馬車はの乗り心地は抜群だったらしい。
 走り出してから数刻。最初は緊張していたアミリアも、訳が分からず戸惑っていたユーナも今は
互いに寄りかかり支え合いつつ眠っている。
 「こうしていると、本当に普通の女の子ですね」
 姉妹の対面に座る信徒の少女、王都では一般的である黒い髪を後頭部で結った十八歳のシシルが
なかなか慣れない振動に耐えながら笑みを浮かべる。人やら馬やら馬車やら絶え間なく踏みならして
比較的平坦な街道とは言え、四頭立ての馬車が急ぎ足で走れば相応に揺れてしまう。
 だがこれが実用性重視の庶民用の馬車だったり、ましてや荷馬車だったりした日にはきっと御者と
幼い姉妹以外の皆………というより自分と、その横で難しい顔をしている高司祭のオーガスタは
どうなってしまうのか考えると贅沢は言えない。
 これが辺境という土地なのだ。
 「…………………」
 時折大きく揺れる馬車の搭乗者はシシルとオーガスタと、姉妹の四人だけ。
 その中で唯一話し相手になってくれそうな上司に何度話題を振っても、この上品さを絵に
かいたような司祭様はムッツリと口を噤み憂鬱そうに窓の外を眺めるだけ。
 仕方なく、今度は車内では無く窓の外へと話題を変えてみる。
 「まだ日が高いですね。この早さなら暮れる頃には街に着けますよオーガスタ様」
 「……まったく、暢気な物ですね」
 余所を向いたままの言葉が自分に向けられたのか、はたまた無邪気な姉妹に向けられたのか
分からず首を傾げるシシル。
 とは言え、ようやく尻の痛みから気を紛らわす手段にはありつけたようだ。
 「えっと?」
 「ここまでの段取りは完璧だったというのに、本当に忌々しい!」
 とてもではないが、出立の瞬間まで名残惜しそうに手を振ってで見送ってくれ村人達には
見せられない顔と声である。
 あと、目の前で寝ている姉妹のことも少しは考えて欲しい。
 「オーガスタ様、余り大きなお声は……」
 「分かっています」ゆったりとした神官着の上からでも、オーガスタが不機嫌そうに足を
揺らしているのがわかる「どうですか、シシル?」
 「……どう、と仰いますと?」
 「着いたら今晩中に書を認め、明日の朝一番に使いを出して陛下にお届けしなくては
なりません。多少の手違いはあったものの、陛下のお手を煩わせて御機嫌を損ねるような
言葉を書きたくはありません。ですから貴女には予定通り(王都の)教会に戻るまでに
仕込みをして貰わなければなりませんが、どうですか聞いています」
 「あ……ああ、そういうことですか」
 なるほど、と胸元で手を合わせたシシルの視線がユーナへ。その小さな体を上から下まで
舐めるように検分しながら意味ありげに内股を擦り合わせる。
 「この目で確かめるまでは何とも申せませんが、オーガスタ様の仰るとおりなら
刷り込み程度は出来るかと」
 「そうですか」やはり外を向いたまま、オーガスタが溜息をつく「では任せましたよ」
0527名無しさん@ピンキー2016/11/02(水) 23:49:54.58ID:KwHqrIhj
 その夜、シシルの見立て通り日が暮れて間もない時間に街の教会に到着できた一行は
大いに歓迎され、アミリアとユーナは美味しい夕食をお腹いっぱいに食べた。
 そうしてユーナを伴い、あてがわれた立派な客室で寛ごうとしていたアミリアは廊下で
オーガスタに呼び止められ、彼女の部屋へと一人で誘われてた。
 「アミリアさん、お酒は……」
 「い、いえ! 飲んだことありませんからっ!!」
 「そうですか、ではこちらを」
 小さなテーブルを挟んで差し向かいの二人。だらだらと緊張の汗を流すアミリアの
前に果実で香りを付けた水の杯を置き、自分は葡萄酒で喉を潤してから、部屋着代わりの
信徒服のオーガストは深く頭を下げた。
 「まず、アミリアさんにはお詫びをしなければなりません」
 「え? えっ? えぇぇぇっっ!?」
 仰天の余り椅子ごとひっくり返りそうになるアミリア。
 「何もお教えしないまま、このような遠い地にお連れしてしまっただけでも大変
申し訳ないことは承知しています。ですが更に一つ、アミリアさんにお伝えして
お許しいただきたいことがあるのです」
 「えっと……はい」
 「この期に及んで、と言われるのを承知で申し上げます。アミリアさんからお願い
されたユーナ様のお体ですが、元に戻すことは叶いません」
 「え……?」


 「ユーナ様は勇者の伝説をご存じですか?」
 同じ頃、知らない土地の知らない建物のの中で姉と離され泣きそうになっていた
ユーナはシシルに誘われ、何故か教会の奥にあった井戸部屋に連れてこられてお湯で
体を拭いて貰っていた。
 「あぅ……しらない、です……」
 「本も教会も無い村でお生まれですからね、無理もありません」ユーナだけで無く
自分も裸になったシシルは、年相応に育った胸を擦り付けるように体を密着させながら
湯を含ませた柔らかい布でユーナを顔を清める「私も入信してから教わっただけですが、
勇者というのは人間にして、聖なる剣を通じて神のお力を振るうことが出来る唯一
の存在だそうです」
 「かみさまの……ちから……?」
 「はい。その力は巨大な魔物を一撃で屠り、勇者に従う全ての兵士に加護を
与えると言われています。そうでなければ太刀打ち出来ないほど、魔物の軍勢は
恐ろしく、強いのです」
 「ふぇぇ……」
 「怖がる必要はありません。いえ、むしろ魔物の方がユーナ様を恐れることに
なるでしょう。なぜならユーナ様は勇者なのですから」
 華奢な肩を、細い腕を丹念に磨きながらユーナの耳元で囁くシシル。
0528名無しさん@ピンキー2016/11/02(水) 23:53:24.23ID:KwHqrIhj
 「でもでも……そんなのできないぃ……」
 神童と称えられ、何でも出来る姉と違って自分は全然駄目な子だ。
 勇者になって沢山の人の役に立つなんて考えられない。
 「大丈夫、必ず出来ますよ。だって……」
 「きゃっ!?」
 「……こんなに立派な証を、神様に頂いているんですもの」
 今朝生まれたばかりの器官を柔らかい指で包まれた驚きもさることながら、
そこから全身が痺れるような感覚が駆け抜けて悲鳴が上がる。
 「まだ皮を被っておいでですけど、とても可愛らしいですわ」
 「ひうっ!?」
 未知の感覚に恐怖し、思わず振り払おうとするユーナ。
 だが、それを見越したシシルの舌先でうなじをめられ、手慣れた動きで
新しい急所を扱かれ、体中がピリピリして思うように動かせない。
 (こっちでしか感じないのかしら? やはりコレは体の成長とは関係が
無いみたいね)
 まだ膨らみ初めてもいない胸の中心。埋もれたままの小さな乳首を指先で
突いて転がして揉みほぐしても反応は無い。自分の乳房で背中を愛撫しながら
太股を足の間に押し込んでも同じだ。
 どうやら本来の肉体の開花と、逸物の発育は別物らしい。
 (殿方のモノがある女の子なんて少し不安だったけど、これなら男の子と
一緒ね。じゃあ久々に楽しませてもらおうかな?)
 教会に放り込まれるまでの淫蕩の日々。散々火遊びを繰り返し、年下の
少年を弄んでいた頃の調子を取り戻したシシルは、沸き上がってくる欲情の
ままにユーナの小さな耳たぶを口に含み、肉食獣のような瞳で愛撫の加減を
徐々に強くしてゆく。
 「ひあっ! やっ! それ、ああんっ!?」
 「どうですかユーナ様、たまらないでしょう? オーガスタ様のお名前で
人払いは済ませていますから邪魔が入る心配はございませんし、可愛いお声で
たんと鳴いてくださましね?」
 (接吻はするな、最初の女にはなるなとは言われましたけど……それなら
それで楽しみ様はありますのよ、オーガスタ様?)
 自分より少し年上で官位が高い口先だけの生娘を頭の中で嘲笑いつつ、
シシルは無垢な耳の中まで舌を差し込んで行為に没頭してゆく。
0529名無しさん@ピンキー2016/11/02(水) 23:55:08.83ID:KwHqrIhj
 聞かされた内容を消化しきれないのか、出された杯に口も付けず視線を
泳がせ思案を続けるアミリアに追い打ちをかけるようにオーガスタの話は
続く。
 「ユーナ様の先代の勇者。つまり前回の魔物との戦争は二百年ほど前にまで
遡ります。その頃に描かれた教会の伝承も、王家に残された記録にも聖なる剣の
力を振るった勇者は神の啓示を受け、男性と女性の両方の資質を持つ者だった
と記されています。アミリアさんのお気持ちもお察ししますが、私達も今は
ユーナ様にお縋りするしか無いのです」
 そう諭されても、鍬さえ握ったことも無い可愛い妹をが勇者となって戦の
先陣を切るなど想像も出来ないアミリアは納得できない。
 危険なだけでなく、世界が異なりすぎている。
 「でもでも、えっと……そうです! 私、以前に貴族のお嬢様の中に勇者に
なれるかも知れない方がおられるって話を聞いたことがあります。きっと、
その方もユーナと同じじゃないかって思うんです。貴族なら色々なことを
ご存じでしょうし、勇者になりたいって仰ってるなら剣の練習も……」
 「アミリアさん」僅かに声色が変わったオーガスタが遮る「失礼ですが、
その話は何処でお聞きになったのでしょう? 村でですか?」
 「い、いえ! 私、頭が良いからって小さい頃から何回も村長さんの
ご用事に付いていってヨセ村に……えっと、そこになら教会があって神父様も
いらっしゃるので読み書きの勉強を……その時に、行商人の人たちが話して
いるのを偶然聞いただけで……」
 「……なるほど……」
 「あの? 司祭様?」
 「確かに、その様な噂が国内に流布していることは否定しません。しかし
神の啓示を受けたのは、そのご令嬢ではなくユーナ様です」
 「で、でも……それなら司祭様がご覧になったのはユーじゃなくて
私だって最初に……」
 不敬かも知れないと遠慮していたが、ここで引いたら妹が取られてしまうと
直感したアミリアは最大の疑問をぶつける、が。
 「だからこそ、ユーナ様だけではなく貴女にも王都へお越し頂きたいと
お願いしたのですよ、アミリアさん?」
 予想していたのか、あっさりと切り返された。
 「先ほども言いましたが、神のなさることには必ず意味があります。
アミリアさんに資質が無いのだとしても大切なお役目があるのかも
知れませんし、或いはユーナ様ではなくアミリアさんが選ばれた可能性が
万に一つもないとは言い切れません。それを確かめ、神の御意志を理解する
ためにもせめて王都までは私を信じては頂けないでしょうか?」
 そう言われては、もう何も言い返せなかった。
0530名無しさん@ピンキー2016/11/02(水) 23:57:09.61ID:KwHqrIhj
 翌朝、散々弄ばれ寝不足でふらふらの妹に朝食を食べさせようと甲斐甲斐しく
世話を焼くアミリアを横目に、オーガスタはシシルを伴い静かに食堂を出て
礼拝堂の脇の物陰へ。
 「それで、どうでしたかシシル?」
 人目を気にして慎重に言葉を選ぶオーガスタ。
 「あ……その……」僅かの間を置いて、仄かに頬を染めたシシルは
俯きながら小声で答える「……ゆ、ユーナ様がお持ちなのは確かに本物
の殿方でした。それもお年に似合わず……その、ご立派で……」
 その初心な少女のような声と仕草に不穏なものを感じ取ったオーガスタの
表情が厳しくなる。
 「シシル、貴女まさか……!?」
 「めめめ滅相も御座いません! 私のような者がユーナ様を汚すような
真似は決して! それにユーナ様はまだ……その、子種をお持ちでは
無いご様子で……」
 「ここが何処なのか忘れたのですか、言葉を選びなさい! 何を取り
乱しているのです!?」
 「あ……も、申し訳ございません……」
 朱に染まっていた顔を青くしながら萎縮するシシルは明らかに不審だが、
直ぐに露見する嘘を付くような思慮の浅い女では無い。恐らく何か失敗を
犯したのだろが、まだ精通していないのであれば最悪の事態は起こって
いないだろう。
 周囲の人の気配に気を配りつつ、咳払いで気分を落ち着ける。
 「それを確かめた、ということはユーナ様にしっかり教えて差し上げたと
思って良いのですね?」
 「そ、それは……はい……仰せのままに、間違いなく……」
 「他言は謹んで頂くようには?」
 「ちゃ、ちゃんとお願い致しました。そして、その……約束を守って
頂けたら、またお世話をする機会も作れるかもと申し上げて……」
 「なら、よろしい」とは言え、ここは今一度釘を刺しておくべきだろうと
オーガスタは判断した「ただ、くれぐれも分を弁えるように改めて申しつけ
ます。貴女の役目は飽くまでもユーナ様を陛下の元へお届けするまでの間
のみです。身分を忘れ、勇者であるユーナ様と軽はずみな行為に及んだ
場合は……わかっていますね?」
0531名無しさん@ピンキー2016/11/02(水) 23:58:53.46ID:KwHqrIhj
  去って行くオーガスタの背中に深々と頭を下げるシシルは、自分が
疑われていると確信した。
 いや、疑われるであろうと確信していた。
 だが昨夜のことを思い出すと、どうしようもなくなってしまうのだ。



 「そ、そこ……そこ、へんですぅ……!」
 まだ女にも目覚めていないのだろう。
 シシルの愛撫が与える未知の感覚に、ユーナは翻弄されるばかりだ。
 「大丈夫。大丈夫ですから私にお任せください」
 「れもぉ……」
 頭では理解できなくても体は反応する。シシルの手の中に完全に収まって
いたユーナの男性器は見る見る硬度と体積を増し、扱く手の中から抜け出す
ように雄々しく、はち切れんばかりに立ち上がってゆく。
 「え?」膨張で指が押し広げられる感触に驚くシシル「な、なにこれ?
どうなってるの、この子?」
 平時と興奮時で大きさが違うのは当たり前だが、ここまで急激に変化する
男は見たことが無い。もう両手を使わなければ十分な快感を与えられない
大きさになっている様に感じる。
 「これ……これムズムズしゅるぅ」
 何が起こっているのか理解していない中、もどかしげに腰を揺らし始めた
ユーナの柔肌から甘酸っぱい香りが漂い始め、目に見えない霧のように
ゆっくりと部屋に充満してゆく。
 「この匂いっ……!?」
 思わず息を止め匂いを拒絶するシシルには嗅ぎ覚えがある。
 これは女性の発情臭だ。蜜のような透明な甘さと、生き物の分泌物特有の
生々しい酸っぱさを併せ持つ同様の匂いを、とある宴の席で嗅いだことが
あるのだ。
 裕福な者達が開いた禁忌の集い。栽培はおろか、採集して持ち込むことすら
厳しく禁じられている薬草を地下室で焚き、その煙を吸った男女が入り乱れて
夢うつつの中で相手構わず貪り合う幻惑の時間。
 その乱痴気騒ぎが開けた朝、目を覚ましたシシルは全身を様々な液体だらけに
しながら見知らぬ女性の股座を抱きかかえて白濁液を垂れ流す秘唇に口づけて
いたのだが、正気に戻った途端に『これ』と良く似た甘酸っぱい香り頭の中
いっぱいに吸い込んでしまい、興奮の余韻さえ一気に吹き飛ぶほどの吐き気を
催し、逃げ出した部屋の隅で散々に胃液を嘔吐してしまった苦々しい記憶が
よみがえる。
 それ以来、女性が混ざる誘いは全て断ってきたが。
 (こ、ここで吐いたりしたら……!!)
 固く口を閉じ、幼く平坦な胸を撫でていた手で覆うが、残った片手が
反射的にユーナを強く握りすぎてしまった。
 「いたっ!」
 「も、申し訳……あ!」粗相に驚き、声を出してしまったが故にユーナの
香りが一気に侵入してきた「……しまった!」
0532名無しさん@ピンキー2016/11/03(木) 00:00:20.51ID:H47C719p
 が、恐れていた吐き気は襲ってこなかった。
 それどころか急激に喉が渇き、ユーナの背中に押しつけている胸の先端が
熱を帯び、じゅんと疼いた股間から太股に垂れるほどの大量の樹液が一気に
溢れ出る。
 「欲しい……」
 唇が勝手に動き、呟きが漏れる。
 「……シシルさぁん……」
 甘えるようなユーナの呼びかけは続きを強請っているそれではなく、或いは
痛みに対する抗議だったのかも知れない。
 「ユーナ……様……」
 もう、それさえどちらで良かった。桃色の頬で、潤んだ瞳で、切なげに開いた
小さな口で見上げてくる幼い少女に、どんな男にも感じたことの無い渇望を
覚えてしまった。
 「シシルさ……きゃあっ!?」
 「はむっ、じゅるっ、じゅるるるっ!!」
 力任せに抱き寄せて猛烈な勢いで扱きつつ首筋に吸い付いて、嫌いだった
筈の甘酸っぱい汗を残らず舐め取る。そうしてユーナの肌が自分の唾液の味に
変わってしまうと次は肩に、それから背中と夢中になって嘗め回す。
 「そんにゃ、くすぐった……ああん!」
 (美味しい! こんなに美味しいなんて……!)
 華奢な背中から産毛も無い脇の下へ、そして柔らかい脇腹、更に小さな
お尻へと。少女の味を求めて上から順番に舐め清めてゆくシシルだが、下に
行くに従って次なる欲望が大きくなってくる。
 (欲しい……!!)
 独占欲を剥き出しにし、片手から両手に変えて扱くユーナの強張りを
今すぐにでも胎内で味わいたい、愛したい、捧げたい。
 太股に舌を這わせるシシルはユーナを押し倒し、その上に跨がりたい
気持ちを抑えられない。この少女の初めての相手になれれば、どんなに幸せ
になれるのか想像もつかない、が。

 「勇者様の純潔は貴女などには畏れ多いのです。くれぐれも劣情に流され
自分の役目を忘れぬように!」
0533名無しさん@ピンキー2016/11/03(木) 00:02:39.28ID:H47C719p
 「……ユーナ様は……勇者様……」
 不意に蘇ったオーガスタの厳命で少しだけ頭が冷めた。
 ここで命令に背いたらどうなるのか。
 オーガスタは男を知らない睦み事の経験など無いが、嘘が通じる相手でも
ない。そして王都の教会内で地位を掴めるくらいに目鼻が利く。
 きっと瞬時に看破され厳しいお咎めを受けることになるだろう。
 それどころか教会からも追い出され……いや、むしろユーナに二度と
近づけないようにと想像も付かない場所に追放されるに違いない。
 「ユーナ様……」この少女が欲しい。欲しいが、一度きりでは満たされない
予感もあった「……ユーナ様?」
 ここで心を満たしたとしても、その短慮で二度と触れられなくなる思うだけで
胸が締め付けられる。こんなに幼い少女を相手に、こんな短時間で感じるべき
想いでは無い事は分かるが、一つだけ思い当たる理由もある。
 (この方は勇者、私がお仕えすべき勇者なのね)
 「…………ふぇ?」
 「ユーナ様は……お嫌、ですか……?」
 何が、とは敢えて口にせず両手を動かして言葉に代えた。ここを私に
触られるのは嫌ですか、と。
 「わ、わからないです……」
 「…………………」
 「わからない……けど、むずむずして……シシルさんなら、むずむずを
なおしてくれようなきがします……」
 「ユーナ様がそう仰るなら……御心のままに」
 胎内は無理でも、せめて体内に迎え入れて差し上げたい。
 そして、何故かこうするのが相応しく思えた。
 幼い勇者の前で四つん這いになったシシルは、賜り物を下賜される従者の
ように神妙な表情で股間に顔を寄せ、床に触れ汚れた手など使わず自らの口と
喉だけで恭しく受け取る。


 十歳という幼さのせいか。
 昨日生えたばかりの器官が未熟なのか。
 それともやはり、シシルは相応しい相手ではないとの神の御意志か。
 最初の子種を頂くことは叶わなかったが、ユーナの勃起が収まるまで
都合五回も奉仕することが出来た。まだ鮮明に思い出せる味や匂いの
全てが愛おしい。
 さらに、二人の内緒にしていれば次もあるかも知ったユーナはシシルに
恥ずかしそうに嬉しそうに笑ってくれた。
 そうして今、安からに眠る顔を間近で見守ることが出来る喜びで、
シシルは自分の決断が正しかったのだと心から思えた。
 「ユーったら、ご飯を食べてすぐ寝ちゃって……申しわけありません
司祭様、シシルさん。この子ったらお行儀が……」
 昨日より整備された街道を馬車は、この上なく快適なのだろう。
 その程良い揺れで早々に寝てしまったユーナと、妹を膝枕で甘やかし
髪を撫でながら謝るアミリア。
 そんな姉妹に完璧な笑顔を見せるオーガスタ。
 「構いませんよアミリアさん。王都は遠いですから、あと数日は
かかるでしょう。貴女もユーナ様も、こちらがお招きさせて頂いて
いるのですから、どうぞ気負わずにお過ごし下さい」
 「オーガスタ様の仰るとおりです。そうして愛らしいお顔を見せて
頂いた方が私達も安心できますから」
 その四日後、一行は無事に王都に到着した。
0534名無しさん@ピンキー2016/11/03(木) 00:06:00.27ID:H47C719p
ここまでです。
ちょっと読みにくいかも知れませんが、途中で時系列が入れ替わります。

もっと明るい話を書きたかったのに、なかなか上手くいきませんでした
0536名無しさん@ピンキー2016/11/03(木) 23:54:58.80ID:Iexo3o1f
肝心なところの描写がないぞ……!

それはともかく、なんか暗い方向に引っ張られるのは分かる
0537名無しさん@ピンキー2016/11/07(月) 01:28:02.76ID:IHpO9fDO
ファションビッチの処女童貞ふたなり娘を快楽堕ち不可避の腰使いと三擦り半で必ず射精の手扱きテクでモノにする内気そうな地味な見た目のふたなり娘
0539名無しさん@ピンキー2016/11/28(月) 14:09:21.62ID:3F2ZGHhg
爆乳のふたなりが自分のちんちんを見ようにも胸が邪魔して鏡越しでしか見られないのすごく良い
0541名無しさん@ピンキー2016/11/28(月) 16:11:58.88ID:FStWPKeQ
ふたなり女相撲(太ってない)はまわしのウエストから上向きに勃起をはみ出させて行うので
がっぷり4つに組むと自動的に兜合わせとなり双方よがりながらの熱戦になる
取り組み中は何度射精してもいいが、気持ちよすぎて腰が抜けて立っていられなくなれば当然負けであり
決まり手は「へたりこみ」となる
0542名無しさん@ピンキー2016/12/19(月) 01:43:40.32ID:NdyXplQb
このスレとしては体がふたなり女性のトランスジェンダー(一人称は僕)はあり?
0544名無しさん@ピンキー2016/12/20(火) 20:09:10.24ID:1ChZzXSa
>>542
どこの板でもふたなりスレでは言われる事だが
どこに魅力を認めるかは千差万別なので一概には言えない
それでも個人的な事を言うと

ふたなりの魅力はふたなりである事ではなく
女の子にちんちん生えてるという点が大事なので
ちんこ付TSは肉体的には同じふたなりであっても、それ以外が正反対と言ってもよく
ふたなりものとして認める事はできない

別に相手が女性なら実用的には問題はないが、扱いとしては男女の絡みと一緒
ただ実用的には問題ない(大事なことなので
0545名無しさん@ピンキー2016/12/20(火) 20:25:10.21ID:Xz3O4Zlm
>>542
体がふたなり女性のトランスジェンダーってまわりくどいけど完全に元男だろ
男ベースのふたなりスレへどうぞ
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