男体化スレ その6 [無断転載禁止]©bbspink.com
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0001名無しさん@ピンキー2016/10/15(土) 18:06:12.06ID:8kCvTXVj
女の子が薬なり魔法なりで男の子になる、そんな作品を語ったりするスレです。
パラレルネタ、リアルネタなどは無しの方向で。

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0002名無しさん@ピンキー2016/10/17(月) 16:19:05.51ID:ehir4lcq
「噂、本当だったんだ……」
朝、机の中に教科書とノートを入れていると、何かが机の中に置いてあった。
それは虹色のリング。手首にはまるくらいの大きさ。
見た瞬間、前に聞いたことのある七不思議系の噂を思い出し、リングを誰にも見られないように鞄へ入れた。
――机に入っている虹色のリングを左手首に通して、入れ替わりたい相手を具体的にイメージする。その時、
相手もこのリングを左手首にはめてこちらのことをイメージしていたら、入れ替わりが成立する。

一日中授業を上の空で受けて、家へとリングを持ち帰った。わたしの家は古い屋敷だけど、
自室は最近建てた離れで、いきなり家族が入ってくるようなことはない。
左手首にリングをはめる。心に思い描くのは、ただ一人。
「文緒さんに、なりたい」
クラスメートの文緒さんは、学年一、いや、たぶん学校一綺麗な人。
お母さまがドイツ人とのハーフとのことで、金髪と青い瞳が美しく、背が高くてスタイルも抜群
(胸は控えめだけど)。成績も良くて運動も得意で、大企業の創業者の孫娘。
背が低くて、胸ばかり大きくて、野暮ったい黒髪のわたしとは全然違う、憧れの人。
あんな人になってみたい。

数分ほど経ったけど、何も変化はない。
文緒さんがわたしなんかと入れ替わりたがるとは思えない。
そもそもこのリング自体が誰かのいたずらなのかもしれない。その可能性が一番高いだろう。
でも、文緒さんはわたしと仲良くしてくれている。時々わたしを熱のこもった視線で眺めている
ことがある。
もしかしたらとすがるように、左手首のリングに右手を添えながら願いを込めていると。
視界が暗転した。
0003名無しさん@ピンキー2016/10/17(月) 16:52:27.20ID:ehir4lcq
めまいのような感覚から回復すると、知らない部屋にいた。
広い部屋。大きな窓から見る景色はとても高い。見覚えのあるビルは、最寄り駅の駅ビルだ。
それを見下ろしているということは、駅前の高級マンションだろうか。

もしかして、と思いながら自分の身体を見下ろす。左手首に虹色のリング。
着ているのはいつもの女子高の制服。でも背が伸びたように思う。胸が視線を遮ることなく、足元まで見える。
頭に手を伸ばす。長い髪を目の前に持って行けば、それは柔らかな金色。
部屋の隅にある姿見へ歩いていく。
鏡の向こうに『文緒さん』がいた。青い瞳がわたしを見つめ返す。
「ほんとに入れ替わっちゃった……」
呟く声も、『わたし』のアニメのような高い声ではない。女性としては低めの、落ち着いた声。
混乱からはすぐに立ち直る。わたし自身が望んでいたことなんだから。
じわじわと喜びがこみ上げてきた時。
机に置かれていたスマホが鳴った。

「奏恵ちゃん、だよね?」
電話の向こうの声は、『わたし』のもののはずなのに違って聞こえる。録音した声を聞く時のあの違和感だけでなく、
しゃべり方もやっぱり違っているのかなと思う。
「言うまでもないと思うけど、僕は文緒だよ」
いつもの口調と『わたし』の声のミスマッチ。
「入れ替わっちゃいましたね、わたしたち」
「うん。そのことについてじっくり話をしたいんだけど、これからそっちへ行くってことでいいかな?
『文緒』は一人暮らしだし」
0004名無しさん@ピンキー2016/10/17(月) 17:10:51.27ID:ehir4lcq
「じゃあそのまま待っていて」
文緒さんはそう言って電話を切ったけど、わたしはじっとしていられなかった。
この入れ替わりについて、彼女がどう考えているかまだよくわからない。ほんの気まぐれで言い伝え通りに
やってみたら入れ替わってしまい、困っているのかもしれない。
だとしたら、すぐにでも元に戻ろうとするだろう。
そう考えるのは当然のことだから、異論を唱えるつもりはない。
代わりに、今、この貴重な時間を使ってわたしは今の身体をじっくり眺めてみたかった。

上半身の制服を脱ぎ、ほとんど意味のないブラジャーを外すととても平らな胸が露わになる。
でも、そこ以外はすごく美しいと思った。
鏡に顔を寄せる。吸い込まれそうな美貌。これが今のわたし。
鼓動が速くなる。身体の芯が熱くなる。
と、股間に奇妙な感覚を覚えた。これまでに経験のない、異物感。

スカートを脱いでみる。
わたしは悲鳴を上げた。



インターホンに応じて室内から操作すると、『わたし』がやって来る。
制服を着直して出迎えたわたしは、けれど、ひどく困惑していた。
「どうしたの、奏恵ちゃん?」
「あの……」
それ以上、どう言えばいいかわからず、わたしは自分の下半身に視線を落とす。
一度意識してしまうともう無視することはできない感触が、スカートの奥に蠢いている。
「あ、気づいちゃったんだ」
文緒さんは、奇妙に明るい顔になった。
0005名無しさん@ピンキー2016/10/17(月) 17:14:46.76ID:9ENRg+4j

今年は境界のないセカイとボクの女子力が終わったのがショックだった
盛り上がる話題がほしいよな
0006名無しさん@ピンキー2016/10/18(火) 13:54:32.92ID:GOLK3lfM
「入れ替わりの関連で起きたことじゃなくて、ただの女装だよ。僕は性別を偽って学校に通ってる」
文緒さんは、衝撃的なことをあっさりと言った。
「ど、どうしてそんなことを?」
リビングのソファで向かい合い、わたしは『わたし』の姿の文緒さんに訊ねた。
「女の子になりたかったから。女の子として生きたかったから」
語られる理由は実にシンプル。そのために女子高へ入学するというのは常軌を逸しているけれど、
この人はうまくやってきたと言わざるを得ない。
文緒さんに注目していたわたしでも、今日入れ替わるまで気づかなかったのだから。

「この学校に来た理由はもう一つ。この七不思議の噂を聞いたから。信じていたわけではないけれど、
もし誰か女の子と入れ替われたら最高だなと思ってた」
そしたら本当に入れ替われた。感慨深そうに、文緒さんは言う。
「僕は元に戻りたくない」
今の自分の身体を、『わたし』の身体を抱きしめて、文緒さんはわたしに告げた。
文緒さんが『奏恵』のままでいたいということは、わたしが『文緒』として生きるということ。
この人の秘密を知ってしまう前だったら、夢のような話だったけど。
「わたしは……元に戻りたいです」
男になんて、なりたいわけがない。
「だよね」
気持ちはわかるとばかりに、肯かれる。
「でも僕としても、このチャンスを逃したくない」
言いながら、文緒さんは立ち上がる。そして制服の上着を脱ぎ捨てると、わたしに近寄って来た。
「何を……」
いきなりのことに動けずにいるわたしの隣に座ると、文緒さんはわたしを抱き寄せ。
キスをした。
もがくけれど文緒さんは離れない。口が塞がれ、鼻で息をする。『わたし』の匂い。不思議に甘い。
文緒さんは片手でわたしの首を抱き寄せながら、もう片手でわたしの服を脱がせ始めた。
0007名無しさん@ピンキー2016/10/19(水) 17:30:21.53ID:XFdWQGwK
相手は文緒さんで、身体は『わたし』のものだ。だから乱暴に扱うこともできなくて、しばらくは
身悶えしつつも実質的にはなすがままにされていた。
けれどスカートを脱がされて股間に手が伸びてくると、もうそんなことも言ってられない。
力を込めて突き飛ばすと、文緒さんは突き飛ばしたこちらが驚くほどの勢いで飛んでいく。
「いたた……男の子は力が強いね」
「ご、ごめんなさい……」
謝りながらも言われた言葉が心に刺さる。
わたしは男なんて好きじゃない。
共学校に通っていた小学生の頃、男子は女子に比べればずっと幼稚で頭が悪かった。
中学生になると、そこにスケベという要素が加わり、しかも体は大きく力は強くなる。
わたしが女子高へ来たのは、男子と関わるのが嫌だったから。
大学も女子大へ進んで、就職も男と関わらずに済むようなところへ……と考えていたくらいだ。
なのに今、わたし自身がその男になっているなんて。

「このリングについて、奏恵ちゃんはどれほど知っているの?」
文緒さんは左手首を掲げる。そこには虹色のリングがまだはまっている。
元に戻りたくないというのならどうして外してしまわないのかと疑問に思いながらも、
わたしは自分の聞いた噂について話す。
「なるほどね。僕が知ってる情報には少し続きがある」
文緒さんはまたわたしの隣に来ていた。何もしようとはしないけど、相槌を打って肯いたり
軽く首を傾げたりする仕草の一つ一つがやけに艶っぽい。
「最初の入れ替わりの後、リングはすぐに消える場合がある。一つは、二人が元に戻ることに同意した時。
もう一つは、二人がこのままでいることに同意した時」
「……今は、わたしたちの意見が一致しないから消えないんですね」
「そういうこと。消えない間はこの状態がずっと続くね」
その聞きたくなかった情報をわたしがよく理解するのを待ってから、文緒さんは言う。
「ということで、今の身体をよく知ることは必要だと思うんだ」
0008名無しさん@ピンキー2016/10/20(木) 00:30:04.43ID:oUjOr/Dg
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      人i ブバチュウ!!
     ノ:;;,ヒ=-;、
    (~´;;;;;;;゙'‐;;;)
  ,i`(;;;゙'―---‐'ヾ
  ヽ;;';ー--―-、'';;;;;゙)
0012変えられた花嫁2016/10/24(月) 01:16:53.49ID:IVwnzI0d
ジャクリーンは、彼女の人生で最も幸せで最も緊張する日を迎えていた。
今日という日こそ、彼女が愛と添い遂げる日だった。
店員として働いていたレストランに彼と元ガールフレンドが来店した時から、彼女はフィアンセに恋をしていた。
彼が元ガールフレンドと別れるまで、それは多くの忍耐と勇気を持って待つ必要があったが、彼女は二人が遂に別れたことを知った。
ついに時が来た、彼女はそう思った。
彼女の結婚式の日は、彼女をこれまで以上に不安がらせた。
すべては順調に進んでいたが、彼女は何かが悪いことが起こるのではないかという不安に震えていた。

彼女の両親が土壇場になって来れなくなったら、どうだろう?
アクシデントでドレスが偶然に裂けてしまったら?
彼女のフィアンセが怖気づいてしまったら??

教会の奥の部屋で少し離れたところに一人でいなければならないことで、彼女は不安に押し潰されそうだった。
ドレッサーの前に座った彼女は、誰かが置いたホットティーに気がついた。

「まあ!
花嫁の付添人の誰かが苛ついている私を見かねて落ちつかせる為に、ホットティーを用意してくれたのね。
お気遣いに感謝しなくては!」
彼女は顔に微笑を浮かべて、お茶を一口飲んだ。
それは美味しくてそれでいて官能的で、神経が落ち着いたと感じることができた。

彼女がちょうどカップを飲み終えた時、誰かがドアをノックして、始まりを告げた。

オルガンからはお馴染みの'Here Comes the Bride'が奏でられ、ジャクリーンは幸せの絶頂だった。

彼女は祭壇前に立っているフィアンセに視線を合わせた。
彼女の体はお茶で熱を帯び――卵巣が取られた。
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