もし、落合とのことが真にバレたら離婚されてしまうかもしれない。
 万が一に許してくれたとしても、自分の浅はかな行動のせいで真の心に深い傷を負わせてしまうだろう。
 優良は一睡もしないで悩んだ挙げ句、最愛の夫を苦しめたくない一心で落合との関係を秘密にすることを決めたのであった。
 「脱げよ、優良。間近でお前の水着姿を見せてくれ」
 落合はそう言うと、バストを揉んでいた右手をファスナーへと移動させ一気に引きずり降ろしていった。
 それに伴い、黒いビキニに飾られた豊満な肢体が白日の下に露わになる。
 「イヤッ!」
 優良はなんとか落合の腕の中から逃げ出すと、ジリジリと落合との距離を離していった。
 華奢な両腕を自分の胸元で交差させ、少しでも男の視線から逃れようとする。
 「お願い、落合さん。ここから出して・・・こんなこと許されないの・・・」
 「そんなこと言える立場か、優良?俺のチ×ポを美味そうに咥えてる動画を旦那に送り付けてやろうか!」
 獲物の思わぬ反抗に、落合は声を荒げて凄んでみせる。
 元ヤンキーのあまりの迫力に、暴力とは無縁の世界で生きてきた優良は心底震えあがった。
 茹だるような暑さにも拘わらず、瞬く間に美貌が蒼ざめていく。
 「ぬ、脱ぎます・・・私の水着姿、たくさん見てください・・・」
 優良は震える声でそう告げると、両腕を下してパーカーの前を開いていった。
 二人だけの密室でビキニをまとった完璧なプロポーションを晒していく。
 「ほう、黒か。似合ってるぜ、優良」
 黒いビキニは優良の雪白の柔肌を、よりいっそう悩ましく引き立てている。
 昨日、全裸を散々拝んだにも拘わらず、明るい場所で見る若妻の水着姿に落合は興奮を新たにした。
 「パーカーが邪魔だな。脱げよ」
 「これで・・・許してください・・・」
 「ああん?俺に見せるのは嫌なのか?」
 「そんな・・・いやだなんて・・・」
 優良は泣きそうになりながら、パーカーを脱いでいった。
 「よーし、いいぞ」
 女らしい曲線に恵まれた優良のビキニ姿に、さっきまでの怒りを忘れて落合は相好を崩した。
 メリハリのある女体からは熟れた女の匂いが漂い、室内の空気を一気に淫猥に染めていく。
 トップに包まれた魅惑の双乳やボトムに覆い隠された恥丘の膨らみを見ているだけで、落合の肉棒は早くも膨張を始めていた。