稲村亜美編その3

僕はロッカールームに行き、先程手渡されたスクール水着を手に呆然と立っていた。
これを着るのか…余りにも恥ずかしい…。
が、胸の鼓動は異様な高鳴りを見せ、これまで経験したことのないドキドキと期待感で一杯であった。

亜美に恥ずかしい格好をみてもらいたい。それを蔑むように嘲笑されたい。
そんなマゾ的思考で脳内は塗り替えられ、僕は迷いなく全裸になり、スクール水着を身にまとった。
玉袋をピッチリと覆い、期待に膨らんだ陰茎はこんもりと水着の下から隆起を作り、先端からはしっとりと愛液がシミを作っていた。
臀部のOバックは男にしては綺麗な尻たぶの割れ目を卑猥に見せつけている。
キャプテンの威厳の欠片もない出で立ちで、僕は彼女のいる室内練習場に舞い戻った。

「遅いよ先輩!う〜わ、何て格好してんのよ。ちゃんと立って!私に御指導お願いしますの挨拶は!」
「あ、亜美…宜しく頼む」何とか先輩としての威厳を保とうとした結果の言葉使いであったが、容赦なく亜美のビンタが僕の頬に襲いかかる。
バシーン!
「あぅっ!」
「何、その口のききかたは?そうじゃないでしょう!ほら、やり直し!」
「も、申し訳ありません亜美様、何卒この私に、打撃の指導をお願いできないでしょうか。よ、宜しくお願い致します!」
「ん〜まあまあね。ちゃんと初めからそう言っときなよ、このグズ!」
「…」
強烈なビンタの衝撃と痛みでまだ意識が朦朧とするが、それを上回る屈辱的な言葉を投げかけられ、僕の脳は被虐の悦楽に酔いしれ、股間の膨らみが水着を内側から押し上げた。