「お疲れ様アタッカ君。こっちおいでー・・・エッチなことシテ、いいよー」
まるで流木を磨いたようなつるつるとした表面に脚と脚の付け根を押し付ける。勇者の装束ごしにも伝わるバーテックス・アタッカの外核面の硬さに酔いしれつつ、ねぎらうように表面を撫でると、アタッカはふるふると揺れた。
「あっ・・・はっ、んっ、さっきはよく頑張ったね。別のアタッカ君だろうけど」
友奈はいいつつ、自分の乳房をつかんで弄る。ぴっちりと肌によりそう勇者服にもかかわらず胸は大きくはりだしていて、彼女の手のひらに収まらないほどだった。
頭をうずめるようにぐいぐい身をよせてくるアタッカに囁く。
「私も貯まってたからちょうどよかった・・・あはっ、それにやり手だねアタッカ君」
オウムガイに似た姿のアタッカに感覚器など存在するのかはわからなかったが、友奈の手のひらが表面を行き来するたびアタッカは嬉しそうに震える。子犬が飼い主にじゃれついてる様子に似ていた。
「喜んでるのかな? じゃあ、もっと・・・お願い」
のばしていた脚を折り畳み、膝をぐいって胸にちかづける。陰唇の影が布地の表面にうきあがった。アタッカの頭がさらに密着し、友奈の陰部全体に密着した。
「あああっ、ふっ・・・ぁぅ・・・すごい、ぴったりだよー。私のアソコ、広がってくっついてる・・・あっ、んっ・・・! 樹海の根っこじゃこうはいかないよー!」
樹海の根に陰部をこすりつけて行うオナニーはストレス解消にこそなるものの、能動的に動く必要があるので疲れる。その点アタッカは自ら動いてくれるので楽だった。その上、
「気持ちいいところで震えるし・・・!
ふぁぁっ、あっ、あっ、んっ、ぁぁぁっ! ひっ、くっぅっ・・・! これ、予想以上に・・・すごい!」
自慰行為には慣れているが、道具を使った行為には全く耐性のない友奈は、あっという間に高ぶっていく。もみしだいていた胸の天頂部に血が集まりはじめ、勇者服の布地を押し上げる。
「ひぃっ、はっ、ぁぁっ、あっ、いいっ、よぉっ! もっと、してぇ・・・!」
アタッカの頭に脚をからませ、引き寄せる。友奈の反応はアタッカにとっても喜ばしいものらしく、振動をさらに激しくさせて、友奈を責め立てた。
アタッカの揺さぶりに合わせて先を尖らせた乳房がふるんふるんと大きく揺れ、ホットパンツ程度しかない布地の隙間から雫がこぼれて樹海に滴った。その内側は膣口が流した愛液でぐちょぐちょだった。
「ふぁぁぁっ、ぁぁぁっ、ぁぁぁぁぁっ! これ、スゴすぎて・・・ふぁぁぁっ! もっと欲しくなっちゃうっ・・・! ふぁぁぁっ、ああぁぁぁんっ!」
余裕を無くした悲鳴をあげ、友奈の背が弓なりに反りあがる。
「ふぁぁぁっ、あっ、だめっ、くぅぅぅぅぅぅっ!」
樹海にイき声を響かせながら友奈は絶頂に悶えた。勇者服の布地が吹き上がった潮に濡れる。溢れた液体はホットパンツの左右からもこぼれだした。褐色の頬を紅潮させ、唇を噛んで身を震わせる。たっぷり一分ほどふるえ続けた友奈は、手足を投げ出して脱力した。
「ふぁぁぁっ、ぁっ、あっ、あっ・・・またよごしちゃったー・・・まあいいか・・・変身し直せばいいし」
友奈は絶頂時に必ずといっていいほど潮吹きしてしまう。勇者服は友奈でさえ恥ずかしくなるほど濡れそぼっていた。
「アタッカ君ありがと。気持ちよかったよ・・・あれ?」
行為の余韻に酔いながらアタッカを労おうとした友奈だったが、肝心のアタッカは頭をくだかれて消滅していた。絶頂の際に絡ませた脚を思い切り引き寄せたせいでアタッカにダメージを与えてしまったのだ。
「やっちゃった・・・う・・・ん。一回じゃ満足できないよぉ・・・」
体は更なる行為を求めて燃え上がっている。指先で秘芯に刺激してみるが物足りない。
乳首を勃起させた胸と陰部をなぐさめたまま、情欲に潤んだ瞳で周囲を見回すと別個体のアタッカが見つかった。
にたり、と唇が歪む。
「ねえそこのアタッカ君・・・こっちに来て・・・怖くないよー」
赤嶺友奈は優しく微笑みながら次のアタッカを呼び込んだ。