金田一少年の事件簿 エロパロ [無断転載禁止]©bbspink.com
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0001名無しさん@ピンキー2018/09/08(土) 10:08:43.13ID:z6FO2OAu
前のスレがなくなっていたので、新しく立てました。
0195名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 17:40:09.11ID:iZM2c1Ci
「お…お願い、うごいてぇ……もう…がまん…できないのぉ……お願いぃ…」
美雪の懇願が聞こえてきた。ついに我慢の限界に達した美雪が、草太の手中に堕ちたのである。
「やっと言ってくれたね、七瀬さん……いいよ、たっぷりと感じさせてあげるよ」
嬉々とした草太は、ここぞとばかりに腰を振り始めていく。カリ首辺りまで引き抜いたペニスを、力強く膣奥深くにまで突き込んでやる。
「ああんっ!!あっ!あっ!あっ!い、いいっ!んっ、あぁ!!」
亀頭の先が子宮口にぶつかる度に、美雪は激しく身を揺さぶられながら切ない喘ぎ声を上げてしまう。ずっと焦らされ続けて、あまりにも辛かったのだろう、美雪が素直に快楽に反応する。
美雪の膣内がキュンキュンと、草太のペニスを締め付けてくる。いつの間にか草太の腰の動きに合わせる様に、美雪からも無意識に腰を動かしてしまっていた。
「あっ!あっ!ああっ!…そ、草太くぅん…ああんっ!私…私、またっ…んんあっ!」
はしたなく喘ぎ声を漏らし、美雪は絶頂への階段を駆け上がっていく。もう快楽に溺れた自分を隠す事も無く、蕩けきった表情を草太に晒してしまっていた。
すると草太は、美雪が絶頂に達する寸前で、またしても腰の動きを止め、そしてペニスを抜いてしまった。
「あ、ああっ!?い、いやあっ、草太くぅん…っ!」
また絶頂へ達し掛けた処で中断され、信じられないという面持ちで美雪が草太を見やる。
「七瀬さん、イキたいんだね?」
「い、イキたいっ!もう我慢できないのぉっ!」
「それが、はじめを裏切る事だとしてもかい?」
再びはじめの名を聞かされ、美雪も一瞬戸惑ったが、ここまで火のついた身体をどうにかする事は不可能だったし、一度草太に懇願の言葉を述べてしまった口は止まらない。
「はじめちゃんは……はじめちゃんは、どうだっていいのっ!お願いぃっ!早く、早く挿れてぇ!イカせてぇ!」
焦らしに焦らされてしまった美雪は、もはや我慢の限界を超えてしまっていた。ただ早くイカせて欲しいと願い、それ以外の事は全て吹き飛んでしまっていたのだ。
「本当に良いんだね?」
草太は更に念を押すと、美雪は濡れた瞳で草太を見つめ、大きく頷いてきた。その肯定の意思を確認すると、草太は再び美雪の蜜壷に挿入した。
「あっ、はぁ、あぁああん!」
一気に膣奥まで突き込まれた美雪は、深い吐息を漏らし、全身を戦慄かせた。どうやら強い挿入の衝撃に、軽く絶頂に達してしまったらしい。すると草太は、続け様にピストン運動を始めていく。
そうしてピストン運動の激しさを増しながら、草太は美雪の唇を奪っていく。勿論、舌を入れる濃厚なディープなキスをしてやるのだ。
「んっ!んっ!んぅっ!んっ!んんっ!んふっ!!」
腰を激しく打ち付けられると、舌を絡め捕られていく美雪から切なげな喘ぎが漏れてくる。もう美雪は恍惚の表情を浮かべ、草太からのキスに抗わず、自ら舌を絡めてきていた。
そんな美雪の変化に、草太は嬉しくなり、更に腰を激しく突き立てていく。そうして深い深い大人のディープキスを交わし続けた二人は、ゆっくりと唇を離し、互いを見つめあった。
0196名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 17:42:44.00ID:iZM2c1Ci
「ハアッ、ハアッ、ハアッ……そう言えば、はじめとはキスした事あるの?」
「はあっ、はあっ、はあっ……い、今は…はじめちゃんのことは…言わないでぇ……」
少し戸惑う様な表情を見せながらも、今度は美雪の方からキスを求めてきた。何度も何度も絶頂の直前までして止めるという、草太の作戦が功を奏した様である。
今の美雪は普段の純真な心を快感が、そして絶頂を欲しがる身体が凌駕していたのだ。普段なら絶対言わない事を言い、自分からキスをするなんてありえない筈なのに、自らキスをしてくれている。
これは後々、美雪の心に深い禍根を残す事となるのだが、今はそれ処では無い。キスをしながらのピストン運動は、更に激しさを増していった。
室内にパンパンパンッと肉を打つ音が響き、ペニスが激しく出入りする度に、その結合部からグチュグチュッと卑猥な音が立っていく。
「んんっ!!んっ!んはっ…ああん!だめぇっ!…私…も、もうイッちゃう!イッちゃうよぉっ!!」
そう訴えてくる美雪の膣内が急激に締まり、草太のペニスに絡み付いてくる。どうやら美雪は、再び絶頂してしまいそうな様である。
もはや今の美雪には、絶頂させて欲しいという欲求に飲み込まれてしまっており、どんなに自分が恥ずかしい事を言ってしまっているのかも分かっていないらしい。
だが、ここまで快楽に蕩かされ、自らを忘れてヨガる美雪の様子に、草太も堪らなく興奮させられてしまう。
「ハッハッ…な、七瀬さん!!一緒に…一緒にイこう!クッ!!」
「あっ!あっ!ああんっ!草太くんっ…き、きてぇっ!!」
すると美雪の脚が無意識に草太の腰に絡み付き、二人は腰を動かしたままひしと抱き合い、そのままガクガクと身体を震わせて絶頂の極みへと上り詰めていく。
もう美雪の膣も、草太の精を求めるかの様に締め付け、うねる様にペニスに絡み付いて射精を促そうとしてきていた。
そんな堪らない刺激を、草太は必死に我慢しながら、更に膣奥までペニスを突き入れて擦り付け、その開き掛けている美雪の子宮口に亀頭の先を密着させていく。
そうして子宮口とペニスがキスをした状態のまま、美雪の胎内に向けて、草太が勢い良く射精していった。

ドビュビューッ!!ドビュビュッ!ドビュドクッ!ビュッ、ドクッ……ドクンッ……

「ああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーっっっっ!!!!」
美雪は子宮内に直接、草太の熱い精液が叩きつけられ、その衝撃に絶頂に達してしまった。何度もペニスが弾ける度に、白濁液が注ぎ込まれてくる。
(ああ…そ、草太くんの……あついぃ……)
まるで下腹部がジーンと熱くなる様な感覚に、美雪は堪らない快感に酔いしれ、頭の中が真っ白になってしまう。そうして、たっぷりと膣内射精をした草太だったが、そのまま結合を解かず、激しい快楽の余韻に浸っていた。
「はあーっ、はあーっ、はあーっ……ん…んぅ……そ…草太、くぅん…っ…」
「ハアッ、ハアッ、ハアッ……最高の誕生日プレゼントだよ、七瀬さん!!」
草太は、徐々に美雪が放心状態から回復してくると、ゆっくりと顔を近寄せてキスをしていく。
「ん、んふっ……ちゅっ、ちゅくっ……んっ…んんうっ…」
舌を絡めさせ、お互いの唾液を飲み込み合う濃厚なキスを重ねていった。美雪は甘える様に草太に抱き付いて、自らも積極的にキスを求めていく。
そうしてディープキスをし続けていると、未だ美雪の胎内に突き入れたままだった草太のペニスが再び勃起し始め、更に腰を動かし始めてきた。
0197名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 17:44:39.01ID:iZM2c1Ci
「んっ、んんうっ!…ん、んはっ……や、ああんっ…!」
今、射精したばかりだというのに、草太のペニスは萎える事も無く、続けざまに美雪を責め立て続けてくる。美雪も絶頂したばかりで、まだ敏感になっている状態なのに、続けざまに責め立てられては堪らない。
「んあっ!あっ!ああっ!そ、草太くんっ…らめぇっ!ああっ!あ、ああぁっ!」
「まだまだっ!もっと、七瀬さんをっ!い…イカせてあげるからねっ!」
そう言いながら草太は腰を強く打ち付けて、美雪を責め立てていく。ペニスを激しく突き入れていく結合部からは、注ぎ込んだ精液が溢れ出て、グチュヌチュッと卑猥な音がする。
その激しくも濃厚なセックスに美雪はよがり狂い、室内に甘い喘ぎを響かせ続けていった。

……あれから何時間経ったのだろうか?お互いに何回、絶頂に達したのだろうか?もう二人共、これ以上出来ないという程に身体を重ねていた。
草太は最後の白濁液を振り絞り、ようやく結合を解くと、美雪の身体の上に突っ伏した。
そして放心状態にある美雪の鎖骨の少し上の辺りに、最後の仕上げとして自分と美雪がセックスをしたという証に、幾つかのキスマークを残していく。
(もし帰って来たはじめが、これを見つけたりしたら、二人の絆は深く傷つくはずだ。それに、これだけ激しいHをすれば、きっと七瀬さんは……)
淡い期待と、邪な策謀。全ては美雪を、自分のモノにする為である。その為ならば草太は、どんな事でもする決意があった。
とはいえ、さすがに疲れてしまった。もう草太自身も何度、美雪の胎内に射精したのかも分からない。とにかく抗えない程の、強烈な睡魔に襲われてしまっていた。
とりあえずは後の事は、また後日考えるとして、今は疲れ切った身体を休ませるべきだろう。草太は、スースーと寝息を立てている美雪の傍に横になると、その裸体を抱き寄せて、ゆっくりと眠りに落ちていった。
0198名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 17:46:24.14ID:iZM2c1Ci
月曜日……自室の鏡台の前に座り、ヘアブラシで髪を解かしていた美雪は、思い悩む様に深く溜息を漏らしていた。
結局あの日は、夜遅くに家に帰る事になった。さすがに二人共、何度もセックスをし続けて疲れきってしまい、美雪が起きた時には夜になってしまっていたのだ。
とりあえず美雪は、まだ寝ていた草太を残して帰った。全身汗塗れで、激しかったセックスの後始末も満足に出来なかったか、その時は早く帰る事だけしか考えていなかった。
幸いにも家には事前に遅くなると電話していたとはいえ、もう少し遅れていたら両親に不振に思われたかもしれない。
その後、携帯に草太から電話やメールが何度も来たのだが、対応する事に躊躇してしまい、彼とはまったく連絡していなかったのである。当然、メールも未読のままである。
(今日、学校行きたくないなぁ……草太くんと顔を合わせづらいし…それに、どう接すればいいのか見当もつかないよ。どうしようかなぁ……でも、安易に休むワケにいかないし……うん、やっぱり行こう。それで、なるべく
草太くんに会わなければいいんだ…)
美雪の悩みは深い。しかし、優等生な美雪は普段通り、学校に行く事を選んだ様である。草太に会うのは躊躇われるが、それよりも美雪にとっては、はじめを裏切ってしまったという罪悪感に、ギュッと胸が締め付けられていた。
強引に押し切られてしまったとはいえ、結局は草太を受け入れてしまったのは自分である。その事実は、どんなに後悔しようとも変えられないのだ。
(ごめんね、はじめちゃん……)
もし、はじめが帰ってきたら、どんな顔をしたら良いのだろうか?はじめに全てを打ち明けて、彼の審判を仰ぐのか?しかし、そんな事をすれば、怒ったはじめが何をするのか分からない。
草太にも危害が掛かるかもしれない。そもそも、こんな自分に呆れて、愛想が尽きてしまうかもしれない。あれだけ仲の良かった三人の関係は、もはや壊れ、歪んでしまったのだ。到底、元には戻せる筈も無い。
拭えぬ罪を負ってしまった美雪は、はじめと再会する事が怖くなってしまっていた。
0199名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 17:49:18.27ID:iZM2c1Ci
時を同じくして、草太もベッドの中で色々と考え込んでいた。あの日、欲望の赴くままに何度もセックスをし続け、その疲労からつい寝入ってしまっていた。
そんな草太が起きた時には、もう美雪の姿は無く、一人で家に帰してしまった事を申し訳無く思った。
その後、携帯に掛けたり、メールも送ってみたが、まったく返事は返って来なかった。勿論、送ったメールの内容は謝罪である。
本当ならば美雪を家まで送り届け、その道中に今回の事をフォローするつもりだったのだが、その思惑は外れてしまったのである。
「う〜ん、七瀬さん……ちゃんと学校来るかな?もし不登校にでもなったとしたら、もう七瀬さんとの関係はなくなっちゃうよなぁ……でも、もし来てくれたら…それはOKとは言わないまでも、ある程度、俺との関係を受け入れてくれたと
考えても良いよな?……そうじゃなきゃ、必ず顔を合わす事になる学校には来れなないはずだし…」
悶々としながらも草太はベッドから出て、制服へと着替え始めていく。そうしながら、また決意を新たにした。
(はじめ…悪いけど、もう俺は止まれないぞ!必ず、お前から七瀬さんを奪ってみせるぜ!そうなったとしても、いつまでも七瀬さんの事を放っておいた、お前が悪いんだからな……)
最初の一歩というには、あまりに大き過ぎではあったが、今の草太には、はじめには無い大きなアドバンテージがある。
それは美雪の処女を奪い、その素晴らしい身体を思う様に抱いたという事実である。それは草太にとって、大きな自信にもなっているのだ。
例え、はじめが今日、帰ってこようとも、今までの様に遠慮などするつもりなど毛頭無い。どんな手を使おうとも、美雪を自分のモノにするという決意と覚悟は決まっているのだから。
草太は自室から出て玄関へと向かうと、気合を入れ直して家を出ていった。

自宅を出た美雪は、隣のはじめの部屋の窓を見上げる。だが、すぐに顔を反らしてしまった。そこに、はじめが居ないと分かっていても、罪悪感から見ていられなかったのである。
いつもの美雪なら、はじめの家に行き、はじめを起こして、はじめと共に登校するのだが、今日もはじめは旅から帰って来ていない。
とても顔を合わせられる心境では無い美雪にとって、はじめが不在であるという事実が、今は救いにさえ思えた。
(とにかく、学校に行かないと……)
腕時計をチラリと見た美雪は、再び溜息を漏らすと、トボトボと重い足取りで学校へと向かって行った。
0200名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 17:51:54.73ID:iZM2c1Ci
しばらくして学校に到着した美雪は、昇降口で靴を上履きに履き替えていた。その表情は、どこか浮かなく、何度も溜息を漏らしてしまっている。
出来れば今は、草太に会いたくはない。会えば必ず気マズくなってしまうだろうし、どんな顔をすれば良いのか分からなかったからである。
だが、それは無理というものであろう。草太とはクラスメートであり、教室に行けば絶対に会う事を避けられやしないのだから。
それを考えると、美雪は気が重くなり、教室へと続く階段を登れないでいた。すると、そんな美雪の背後から、聞き慣れた声が掛かった。
「おはよう、七瀬さん」
「そ、草太くんっ…!?」
覚悟はしていた筈だったが、やはり草太の登場には驚かされてしまった。しかも不意打ちの様に現れられてしまい、美雪はどう対応したら良いのか分からず戸惑ってしまう。
そんな美雪は、草太と対峙した瞬間、その脳裏に、あの週末での出来事が思い返されていく。
半ば強引にではあったが、自分の初めてを奪われてしまった事。しかもその後、自分からも草太を求め、恥ずかしい程に乱れてしまった事。
更にセックスでの痛みと快感、擦り付けられる肌の熱さ、汗と精液の臭い、それ等の記憶が鮮明に頭の中に浮かんでしまい、美雪は耳まで真っ赤になってしまっていた。
そんな美雪の様子に、草太は少し笑みを浮かべていた。
「七瀬さん、早く教室に行かないと遅れちゃうよ?」
「え?……あ!?」
草太は逡巡していた美雪の腕を掴むと、引っ張る様にして階段を上がっていく。どうして良いのか分からない美雪は、草太の後ろを黙って付いて行くしか無かった。
そうして階段を上がり、自分達の教室の前まで来ると、草太は美雪の方に向き直し、真剣な表情を浮かべながら小声で言ってきた。
「七瀬さん……俺、後悔なんかしてない。むしろ七瀬さんと、ああなれた事が、すごく嬉しいんだ……だって俺は、ずっと前から七瀬さんの事が好きだったんだから」
「!?」
突然の告白に、美雪は驚きを隠せない。草太が自分に好意を寄せてくれている事は知っていたが、こうしてハッキリと言われたのは初めてである。
「俺はもう、はじめに遠慮するつもりは無い。七瀬さんの事だけは譲れない。譲るつもりも無い。例え今、はじめが居なくてズルいと思われたとしても、七瀬さんの気持ちを俺に振り向かせる為に、最大限の努力をさせて貰う……
だから七瀬さんも、そんな俺の考えだけは憶えておいて欲しい」
そこまで言うと、草太は掴んでいた美雪の腕を離し、教室へと入っていった。一人廊下に残された美雪は、草太の真摯な言葉を思い返していた。
0201名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 17:53:28.58ID:iZM2c1Ci
「そ、草太くん……」
美雪は草太の真剣な告白を聞かされ、その想いの大きさを改めて知らされてしまった。
心のどこかで美雪は、いつも通りに振舞っていれば、いつかは罪悪感も薄れて、結局は元の鞘に戻ってしまうのではないか?…などと、甘い考えをしていた。
しかし草太は、自分への想いを堂々と告げ、その覚悟も伝えてきたのである。美雪は、はじめと草太、そして自分の関係をハッキリさせてこなかった事を、いまさらながらに悔やんだ。
(はじめちゃん、早く帰ってきて……じゃないと、私……)
草太はハッキリと、行動に出ると宣言までしてきた。しかし、はじめは不在のままである。こんな状況では、とても公平とは言えないだろう。
しかし、それを分かっていながら敢えて草太は、自分に告白してくれたのだ。あの草太が、こんな強烈なアピールをしてくるなんて、思いもしなかった事である。
やはり自分と草太の関係は、あの日を境に劇的に変わってしまったのだと思い知らされてしまう美雪。そして、もう友人としては付き合えなくなってしまったのだという事も痛感していた。
そんな美雪の胸がドキドキと高鳴ってしまっているのは、はじめへの罪悪感からなのか、それとも草太の告白を聞かされたからなのか、それを判別する事も出来なくなってしまっていた。

……あれから少し時が経ち、夏休みとなった。まだ旅に出てしまったまま、はじめは帰ってきていなかった。
その間も、草太から携帯に電話が掛かって来たり、メールも送られて来ていたのだが、相変わらず返事は返してはいなかった。ただ、ほんの少し心に余裕が出てきたのか、送られて来たメールを見る様にはなっていた。
その文面からは、草太があの日の事を、すごく反省しているという事と、そして如何に自分を好いてくれているのかが分かった。美雪とて年頃の女の子、草太からの好意を伝えられて悪い気はしない。
草太とも付き合いが長いし、まったく好意が無い訳でも無かった。もし、はじめが居なかったら、草太からの告白を受け入れて、そのまま付き合っていたかもしれない。しかし美雪には、はじめの存在は大きかった。
家も隣で、幼い頃からずっと一緒に育ってきて、何時からか彼の事を異性として気になる様になっていた。だが、幼馴染としての時間が長過ぎて、いまさら想いを伝えるのも気恥ずかしかった。
それは、はじめも同じだった様で、お互いに素直になれず、いつも一緒には居るものの、二人は曖昧な関係のままだった。
しかし、今は違う。はじめが不在の中、草太が急接近し、美雪を堕とそうと迫ってきているのだ。草太的には、はじめが居ない今こそが最大のチャンスなのだ。
もはや今迄の三人の関係性は、確実に崩れてきている。その事は、美雪自身も十分過ぎる程に理解していた。
0202名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 17:55:53.01ID:iZM2c1Ci
美雪は今、最近評判となっている大型プールに、クラスメイト達と遊びに来ていた。
ここはビジネスホテルに併設されているプールなのだが、宿泊客だけで無く、プールだけ利用するという客も多いらしい。
勿論、その中には草太も居るのだが、変に避ける訳にもいかないし、誘ってくれたクラスメイトの手前、彼を信じて応じる事にしたのだ。
プールに着いた一行は、着替える為にそれぞれの更衣室へと別れた。
他の女子達は、すでに水着を服の下に着ていたらしく、パパッと身支度を済ませて更衣室から出て行ってしまった。
ようやく着替え終えた美雪は、待ち合わせの場所に急いだ。すると、そこには草太だけが待っていた。
「あ、あれ?…みんなは?」
「先にプールに入ってるって行っちゃった……あそこに居るよ」
草太が指差す方向を見てみると、プールではしゃいでいるクラスメイト達の姿が見えた。
「もうっ!ちょっとくらい待っててくれてもいいのにっ…」
置いてけぼりを喰ってしまった事に、美雪は少しムクれた様な表情を浮かべていた。
「ごめんね、七瀬さん。待ってる様に言ったんだけど……」
「そんな…草太くんの所為じゃないし…」
そう言って謝る草太に、美雪は驚いた。あまりに申し訳なさそうな顔をするので、慌てて取り繕う。
しかし、そんな草太の誠実な態度は、ぶっきら棒なはじめとは違って、以前から美雪も好感を持っていた。
(よかった。草太くんと、普通に会話が出来てる……私、意識し過ぎてたのかも……)
美雪は、あの時の草太の告白と、情事を気にしていたが、いつもの様に接してくれる草太に、ホッとしていた。
「七瀬さん…か、可愛い水着だね。…ホント、すごく良く似合ってるよ」
「え?…あ…ありがとう……」
草太は照れながら、美雪の水着姿を誉めた。その言葉に美雪も照れてたのか、頬を染めてモジモジとしてしまう。
(それにしても……な、七瀬さん…す…すごい…)
改めて見た眩しすぎるビキニ姿の美雪に、草太は思わず唾を飲み込んでしまっていた。
決して大胆なデザインでは無いが、胸の谷間の見事さは、とても高校生とは思えない程である。
たぷんと揺れる巨乳の下には、キュッとくびれたウエストが、更に下には胸のサイズよりありそうな超ボリューム満点のヒップが、美しい曲線を描いているのである。
(ああ…こんなに可愛くて清純な娘と、俺は…)
数日前の美雪とのセックスを思い出してしまい、草太は前かがみを余儀なくされた。許されるなら、今すぐにでも抱き締めてしまいたい程、可憐だった。
「ゴ、ゴホン!せ、せっかくだから……俺達も泳ごうか?」
「うん」
そんな事を気付かれない様に、草太は美雪をプールに誘った。
0203名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 17:57:58.11ID:iZM2c1Ci
「キャッ!冷たい、気持ちいい〜」
プールでクラスメイト達と戯れる美雪に微笑しながら、草太はその姿を眺めていた。
(やっぱり七瀬さんの可愛さはダントツだなぁ……もし俺が居なかったら、今頃ナンパされまくりだろうな)
周囲の男が、可愛くてプロポーション抜群の美雪をチラチラ見ては、一緒に居る草太を煙たそうに見てる。
だが当の美雪は何処吹く風で、男のいやらしい視線に晒されているとも気付かず、ユサユサと豊満な胸を揺らして、楽しそうにビーチボールと戯れていた。
「村上っ、パース」
「うわっ!?」
他所見してた草太の頭に、他の男子生徒が打ち上げたボールが当たった。
「あははっ、よそ見してちゃダメだよ、村上くん」
草太は、ボールがぶつかった箇所を撫で擦った。しかし別段、ビーチボールが当たった位では、まったく痛くは無い。条件反射的に、そうしてしまっているだけである。
それを分かっているクラスメイト達も心配する事無く、楽しそうに微笑んでいた。すると少し離れた場所に居た美雪が、草太に向かって合図する様に手を振ってきた。
「草太くん、ボール流されていっちゃうよ」
「おっと……」
草太にぶつかったボールが、ユラユラと水流に運ばれて行く。ここは流れるプールなので、ちょっと目を放した隙に、ビーチボールは随分と遠くまで流されてしまっていた。
「俺、ボール取って来るから、ちょっと待っててくれないか?」
「悪いな村上……じゃあオレ達、売店で待ってるよ」
そう言うと、クラスメイト達はプールから上がって、売店が在る方へと移動していく。そんな中、一人でビーチボールを取りに行く草太の姿を、美雪が気にする様に見つめていた。
「……やっぱり私も、ボール取りに行って来るね」
「えっ!?ちょっ、ちょっと美雪?」
突然そう言って引き返した美雪に、同級生の女子達が驚いた。草太一人だけに行かせるのは申し訳ないと、美雪は思ってしまったらしい。
「も〜っ、美雪ってばマジメなんだから……」
「たしかに……でも、そこが美雪チャンの良いトコロなんだよなぁ〜」
そう言ってニンマリと笑みを浮かべた男子を、ジトッと睨み見る女子達。美雪が不動高校の男子生徒達に人気があるのは、彼女達も周知の事実である。
そこまで男子達に慕われていれば、女生徒達から反感を買ってしまう処ではあるが、美雪を知る者達であれば、そんな感情も沸かなかった。
成績優秀であり、生徒会長の役目もこなす美雪は、几帳面で面倒見の良い性格な為、誰からも好かれていたのである。それに微力ながら幼馴染である、はじめの存在も美雪の印象を良いものにしていた様であった。
「まあ、七瀬の事は村上に任せるとして、何か食いに行こうぜ……オレ、腹減っちまったよ」
男子生徒はそう言って、売店へと急かそうとしてくる。確かに皆、運動をして小腹が減ってきていた。そこでクラスメイト達は、売店で休息ついでに軽食を摂る事にした。
そんな中、噂好きの女生徒達が移動しながら、何やらコソコソと話をしてた。
0204名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 18:00:03.09ID:iZM2c1Ci
「やっぱりさぁ、美雪と村上くんって仲良いよね……」
「うんうん…噂だと二人とも、すでにラブラブだって」
「え〜?それ、ホント〜!?でもさ、それじゃあのアホ男は、どーなんの?美雪って、けっこーアイツの事、こだわってた気ぃするけど……」
「まあ、あんなアホ男より草太君の方が100倍格好良いしね……そりゃ美雪も」
「きゃああぁ〜っ!やだ、もうっ!」
二人の女生徒達が、無責任に草太と美雪の関係を囃し立てていた。勿論、この二人の話には何の根拠も無い。ただ、面白がっているだけである。
しかし、それは単なる偶然でしかないのだが、その妄想は強ち外れてはいなかった。

「ふうっ……やっと回収出来た。ごめんね七瀬さん、俺に付き合せちゃって……」
「ううん、私が勝手に付いて来ちゃっただけだから、気にしないで」
プールに流されていたビーチボールに、ようやく追い付いた草太。そんな草太の後を、苦労して美雪も追って来てくれた事が、すごく嬉しかった。
他の客を避け、水流を掻き分ける様にして進むのは、結構大変であった。女の子の美雪には、少々キツかったかもしれない。
一見、都会っ子に見える草太ではあるが、元々は千葉の海に面した町の出身なので、意外と泳ぎや素潜りが得意だったりする。
見た目は文科系なのに、妙にスポーツ万能で逞しい体躯をしているのは、そういった理由もあったのだ。
「それじゃ、草太くん。みんなのところへ戻りましょうか……」
「う〜ん……俺としては、もう少し七瀬さんと二人だけで居たいんだけどなぁ」
草太は、冗談交じりに言ってみた。勿論、内心では本気である。ただ美雪の態度が硬化してしまわない様に、ワザとおどけて見せたのである。だが美雪は、少し照れた様に頬を赤く染め、プイッと視線を反らしてしまった。
「もうっ、そんなこと言って……早く行かないと、みんなが待ってるわよ」
そう言って美雪は、皆が待っているであろう売店の方へと歩き出す。だが草太の言葉に動揺したのか、それとも少し疲れてしまった為か、美雪が水中でバランスを崩してしまった。
「あっ!?」
「な、七瀬さんっ!?」
倒れそうになった美雪を、咄嗟に抱き止める草太。せっかく苦労して拾ったビーチボールが、また落ちそうになった。お陰で美雪は、草太の胸元に顔を埋める様な格好で縋り付いてしまい、強く抱き締められてしまっていた。
「えっと……大丈夫?」
「う、うん…ありがと……」
どちらにとっても不意打ちの抱擁だった。二人の胸がドキドキと高鳴り、恥かしくなって視線を反らす。しかし、それでも二人は離れる事も無く、ずっと抱き合ったままだった。
(や、やだっ…私、草太くんに抱き締められちゃってる……)
お互いに裸同然の格好のまま、強く抱き締められてしまい、美雪は改めて草太の背の高さと逞しい肉体にドキッとしてしまう。こうして抱き合うのは、あの日以来の事であり、美雪は動揺を隠せない。
それは草太も同様であり、その脳裏には、あの日のセックスが思い返されてしまう。
0205名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 18:02:05.67ID:iZM2c1Ci
(ああっ……な、七瀬さんの身体……なんて柔らかいんだ……っ)
草太の胸元に、布一枚の美雪の豊満な乳房が押し付けられ、その柔らかな感触がハッキリと感じられていた。そんな堪らない感触に興奮してしまった草太は、不覚にもペニスが膨張してきてしまう。
そして密着していた水中で、草太の勃起したペニスが海パン越しに、美雪の下腹部にコツンと当たってしまった。
(……え?…なにか硬いのが??……あ!?こ、これって……!!)
草太に抱かれながら、そのぶつかったモノが何なのか分かってしまった美雪の顔が、みるみる赤くなっていく。そんな美雪の様子に、草太も気付く。
(き…気付かれちゃったみたいだな……で、でも……)
美雪は身を離そうとしたが、草太はそんな彼女を逃がすまいと、更に強く抱き寄せてくる。今、二人はアーチの下に居る為、周囲の目から隠れていた。
草太は美雪を更に抱き寄せて、ググッと顔を寄せてきた。草太が何をしようとしているのかは、美雪にもすぐに分かった。
「あ!?…そ、草太くん…だめっ……ん゛んぅっ!……ん、ん…」
何とかその場から逃げようとしていた美雪だったが、それを許す草太では無い。そして草太は、美雪の頬に手を添えて唇を奪ってしまった。
「ん゛っ、んふぅっ……ちゅっ…ちゅるっ、ちゅくっ……んんっ……んぅっ…」
草太は強引に舌をねじ込ませて、美雪の唇を抉じ開けようとする。そして無理矢理に美雪の咥内に進入すると、舌を絡め捕ろう蠢かせていく。
美雪は何とか逃げようと試みるが、草太に身体を強く抱き締められていて、逃れる事は出来なかった。その間も、草太の舌が咥内を蹂躙し続け、何度も舌を絡ませてくる。
そうして濃厚なキスを続けていく内に、いつの間にか美雪も、そのキスを受け止めてくれる様になってきた。
「んくっ……ちゅっ、くちゅっ…んっ、んちゅっ、くちゅっ……ぴちゃっ…ちゅっ…」
重なり合った二人の唇の隙間から、舌と舌が卑猥に絡み合う様子が見え、混ざり合う唾液の音が漏れ聞こえてくる。
「ん、んはあぁっ……はあっ…はあっ…はあっ…そ、草太くん……」
ようやく唇が解放されると、美雪は吐息を荒げさせながら、恥かしそうに俯いた。
「ごめん、七瀬さん……でも七瀬さんが、あんまりに魅力的すぎるから……」
そう言うと、草太は更に美雪の身体を強く抱き締めてくる。そのお陰で、より勃起した草太のペニスが、美雪の下腹部に強く押し付けられてしまう事となる。
冷たい水の中で押し付けられ草太のペニスが、以前よりも熱く感じられて、それを意識してしまった美雪の身体の奥が、ジンジンと疼くに熱くなってくる。
海育ちの鍛えられた浅黒い肉体に強く抱き締められ続け、もう美雪は身体から抵抗する力が徐々に奪われていくのを感じていた。
「ねえ、七瀬さん……このまま二人だけで、どこかに行こうよ」
抵抗しない美雪に気を良くした草太は、彼女を見詰めながら囁く。
「え?…そんなの、ダメだよ……だって、みんなが……」
「みんなの事なんかほっといて、俺と付き合ってよ……」
「で、でも…そんな……」
美雪は動揺しながら、プールサイドの売店に居るであろうクラスメイト達に、助けを求める様に視線を送る。しかし、そんな美雪の視線を遮る様に、草太は美雪の頬に手を添えて、再び唇を塞いでしまう。
「ん、んんっ……んっ…ちゅっ、ちゅっ……んちゅっ……んくっ…」
また草太の舌が咥内に入り込み、美雪は自の舌を絡め捕られてしまう。そして何度も何度も、重なり合った舌を擦り付ける様に絡ませ続け、クチュクチュッと唾液が混ざり合う卑猥な音をさせていく。
そうして混ざり合った唾液を、お互いに飲み込んでいく内に、すっかり抵抗をしなくなった美雪が、やがて積極的にキスを求める様に抱き付いてくる様になってきた。
二人は唇を少し離し、舌先だけをチロチロと絡め続けていく、何ともいやらしいキスに酔いしれていく。
0206名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 18:03:28.71ID:iZM2c1Ci
「んちゅっ…ちゅっ……んふ…………っは……はぁ…はぁ…はぁ…そ、草太くん……」
たっぷりとキスを味わったは、ゆっくりと唇を遠ざけていくと、二人の間にツツゥッと唾液の糸が繋がっていた。美雪は、その愛らしい瞳を潤ませ、吐息を荒げさせて、恥かしそうに俯いてしまっていた。
そんな美雪の様子に、草太は更に興奮してきてしまう。草太は周りに見えない様に、水中で美雪の乳房を揉み始めてきた。
「…あ…ああ…そ、草太くん…だめぇ……こ、こんな…ところじゃ……ああっ!」
豊満な美雪の乳房が、草太の手によって好きな様に形を変えられてしまう。
「こんな所じゃなければ……いいの?」
思わず漏らしてしまった言葉を、草太に指摘され、美雪はハッとなって反論しようとする。
「え?…あ!?ち、違っ……ふああっ!」
しかし、その美雪の反論は、強く乳房を鷲掴みにしてきた草太によって、途中で遮られてしまった。口では否定しようとしても、身体は草太の愛撫に敏感に反応してしまっているのだ。
そんな美雪の様子に、草太は更に強気な態度で迫っていく。ココで一気に畳み掛けようというのである。
「じゃあ…移動しようか……」
「え!?…あ、やんっ!」
草太は美雪の腕を引っ張ると、強引に美雪を連れてプールから出て行ってしまった。

草太は、美雪の腕を強引に引っ張る様にして、プール施設からビジネスホテルのロビーへと入っていく。そうして受付へと来ると、草太は部屋を頼んだ。
美雪達は水着のままなのだが、ホテルの従業員は慣れた手付きで受付事務を済ませ、部屋を用意してくれた。
無論、ここは宿泊施設ではあるのだが、休息目的で使う客も多い。プールでナンパした男が、ラブホテル代わりに利用しているのである。
ふと周りを見てみると、美雪達の他にも数組のカップルの姿もあり、彼等もラブホテルとして、ここの部屋を利用するが目的なのだろう。
実はこのホテル、デートスポットとして隠れた名所なのである。プール施設もあるし、料金も格安な事もあってか、サイフに余裕の無い恋人達が良く使っているらしい。
(ど、どうしよう……私、みんなに黙って……しかも、こんなところに来ちゃうなんて……)
美雪は、結果的にクラスメイト達をプールに置いてけぼりにしてしまった事、そして草太に連れられるまま、こんな場所へと来てしまっている事に動揺していた。
ここで何をするつもりなのかは草太に聞かずとも、もう美雪にも分かっている事だ。そう…草太はまた、自分とセックスをしようというのだ。
「行くよ、七瀬さん……」
そう言うと、また草太が美雪の腕を掴んで引っ張り、エレベーターへと乗り込んでいく。ギュッと握られている草太の手が、緊張しているかの様に汗ばんでいた。
普段の美雪ならば、こんな軽率な行動など絶対にしないし、強引な草太の事も許しはしなかっただろう。しかし今の美雪には、自分の手をしっかりと握っている草太の手を、どうしても振り払う事が出来なかった。
(草太くんの感触が…まだ残ってるみたい……あんなに、熱くて…硬いのが……)
美雪の脳裏に、プールで草太に抱き締められてしまった時、下腹部に押し当てられてしまった草太の勃起したペニスの感触が蘇ってくる。
草太が自分に欲情していた事を知ってしまい、それを意識してしまうと、身体がゾクゾクと震えてきてしまう。しかも濃密なキスまでされた事で、草太とセックスしてしまった時の記憶が、再び呼び起こされてしまったのだ。
忘れたくても、決して忘れられる筈も無い記憶。その記憶と、草太の自分に対する想いに、美雪の身体が勝手に反応して、欲情してしまった様である。
もはや美雪の胸の高鳴りは抑えきれなくなっており、身体が妙に火照ってしまっているのだ。
チラリと草太の方を見て、その股間へと目を落とす。羽織ったパーカーで良く分からなかったが、仕切りに自らの股間を気にしている草太を見て、どうなってしまっているのかが分かった。
0207名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 18:04:55.32ID:iZM2c1Ci
(草太くん……そんなに私と…し、したいの…?)
白状すると美雪も、草太の気持ちが嬉しくない訳では無かった。寧ろ、草太は自分になんて勿体無い程に、素敵な男子だと思っていた。
そんな彼から告白されて、気持ちが揺らがないというのは嘘であろう。そうでなければ美雪も、少々強引であったとはいえ、あんなに簡単に草太に身体を許しはしなかった筈だ。
しかし、それでも美雪には、はじめへの気持ちが忘れられない。一度、草太に身体を許してしまったとはいえ、はじめの存在は美雪にとって大きかったのである。
幼馴染として、いつも一緒に居て、長い時間を掛けて育んできた美雪の想いは、そんなに簡単に割り切れるものでは無い。
はじめも、自分の事を好いてくれているのだろう事は、なんとなく伝わってきている。しかし、いつまで経っても、はじめは自分の気持ちをハッキリと告げてはくれなかった。
草太の気持ちは、はじめも知っているらしい。以前に草太が、はじめに伝えていたのだ。それは草太らしい、フェア精神からであろう。だが、そんな草太の宣戦布告を聞いても、はじめは何ら行動を起こしはしなかったのだ。
はじめとしては幼馴染として美雪と付き合ってきた時間が長過ぎて、今さら告白するのも恥ずかしいかったし、美雪が他の男と交際するなんて事は、端から考えすらしなかったのだ。
今までも美雪は、他の男達から思いを寄せられ、幾度と無く断ってきている。それを知っていたはじめは、美雪に勝手な信頼をおいていた。
それは草太の事に関しても同じで、草太の性格から自分が居ない間に、美雪にちょっかいは出さないだろうと軽く考えていた様だった。
しかし、それは美雪の好意に、はじめが甘えているだけと言えし、草太の事を甘く考え過ぎである。はじめが美雪に黙って旅に出て、ろくに連絡もしてこないのも、そんな勝手な考えがあっての事であろう。
そんなはじめには、このまま美雪と草太が付き合う事になり、恋人関係になってしまったとしても、一切文句が言えはしないのだ。
(草太くんが、どうしても私じゃなきゃダメって言うんなら……わ、私…)
そんな事を考えている内に、エレベーターが目的の階に到着し、扉が開いていく。そして、ほんの少し歩いてた場所に在ったドアの前で草太が立ち止まった。
そして、そのドアノブに渡された鍵を差し込むと、ガチャリッと音が立ててドアを開くと、草太が真剣な顔で見つめながら、美雪に尋ねてきた。
「入るよ……良いんだよね?」
その視線に美雪は胸をドキッとさせられてしまい、恥かしくなって顔を反らしてしまう。耳まで赤くなっているのが自分でも分かる程、顔が熱くなっていた。
(は、はじめちゃん……私、これから草太くんと、ここで……また…)
開かれた入り口から、部屋の中が見える。意外と室内は広く、大きなベッドが一つ置かれているだけで、必要の無い物はまったく置かれていない。
後は入り口の、すぐ側にはユニットバスが在るだけで、とても宿泊を目的とした部屋では無く、セックスをする為の場所といった印象であった。
表向きはビジネスホテルなのだが、やはりカップル用の部屋であり、中身はラブホテルと大した変わりは無い造りとなっていた。
さすがに、あからさま過ぎる部屋の様子に、美雪は恥ずかしそうに俯いてしまっている。そんな美雪の様子に、草太は焦ってしまう。
「い、嫌なら…止めても……」
ここで無理強いをして、美雪の機嫌を損ねたくは無かった。押し捲るだけではダメだと草太は考えたのだが、本音では少しビビッてしまっていたのかもしれない。
だが、そこまで言い掛けた時、美雪が草太の腕に縋り付いてきた。必然的に草太の腕に、美雪の巨乳が押し付けられてしまう。
(えっ!?……な、七瀬さん?)
拒絶するのかと思っていた美雪が、こんなにも大胆に抱き付いてくれた事に、草太は驚いていた。最も、ここまで連れて来られていて、もはや美雪が断る筈も無い。
確かに半ば強引に連れて来られたものの、今回は逃げようと思えば、いつでも逃げられたのだから。
(はじめちゃんが悪いんだよ……私の事、ほったらかしにして行っちゃうから……)
美雪は、はじめへの想いを吹っ切る様に、そして再び湧き上がってくる罪悪感を誤魔化す様に、更に草太の腕に強く抱き付いていく。そんな美雪の肩を抱き寄せると、草太は美雪を連れて室内へと入って行った。
0208名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 18:06:58.77ID:iZM2c1Ci
(まさか七瀬さんが、こんなにも素直に付いて来てくれるなんて、思ってもみなかったな……)
先にシャワーを済ませた草太は、備え付けのガウンを羽織り、布団の上に座って美雪を待っていた。ガウンの中では、恥垢を丁寧に洗い落とされたペニスが、ずっと勃起したままの状態になっている。
最も、プールで美雪とキスを交わした時から、ペニスは勃起しっぱなしである。そして射精を堪える様に美雪を待ちわびて、疼き続けているのだ。
美雪はこの部屋に入ると、すぐに携帯の電源を切った。途中で誰か(特にはじめ)から電話が掛かってくるのを、恐れたのかもしれない。
しかし、その事で彼女の決意を感じられ、草太は安心してシャワーを浴びれたのだった。そうして草太は落ち着き無く美雪を待っていると、ようやくバスルームのドアが開いた。
「…お、お待たせ」
(おお…!!)
その身にバスタオルを巻いた美雪が、恥ずかしそうに出てきた。上気した肌がピンクに染まり、その艶めかしさに草太は興奮した。
美雪はベッドの前まで来ると、シャワーの間ピンで止めていた髪を、ファサッと下ろした。するとシャンプーの良い匂いが漂い、草太の鼻腔を刺激した。
草太が身体をずらしてスペースを開けると、恥ずかしそうに美雪がベッドに入ってくる。
「七瀬さん……」
「…そ、草太くん」
草太は優しく美雪の頬を撫でながら、ゆっくりと唇を合わせていく。
「…ん、んん……んちゅっ…ちゅぷっ……」
美雪は最初、戸惑いながらも草太のキスを受け止め、やがて甘える様に草太の背中に腕を回していった。
深く唇を合わせ、舌を絡ませていくと、口の端から混ざり合った唾液が零れてしまう。そうして草太はキスを交わし続けながら、ゆっくりと美雪を押し倒していく。
「……っんは……はあっ、はあっ、はあっ……そ、草太くん…」
たっぷりと美雪とのキスを味わった草太は、ようやく唇を離すと、美雪のバスタオルを脱がし取り、ベッドの下にハラリと落とす。
ベッドの上で生まれたままの姿になった美雪を、草太はじっくりと見回した。先程、水着姿を見たばかりではあるが、その裸身はやはり最高であった。
美雪に覆い被さる草太の目に、豊満な乳房やくびれた腰、そして柔らかそうな茂みのある美雪の股間が映っていく。
「い、いや……そんなに…見ないで……」
草太の熱い視線に気付いた美雪は、恥かしくなって手で顔を隠し、モジモジと身悶えていく。その愛らしい仕草を見ただけでも、草太は堪らなくさせられてしまう。
(お、俺も…!!)
草太も慌ててガウンを脱ぎ、ベッドの外に放る。露わになったペニスがギンギンに勃起し、草太が身体を動かす度にブルンッと揺れた。
(ああぁ……そ、草太くんの…もう、あんなに…っ……)
思わず草太のペニスを、モロに見てしまった美雪は、咄嗟に視線を逸らした。だが、その顔は、耳まで真っ赤になってしまっていた。
そんな美雪の上に、草太が再び覆い被さると、お互いに見詰め合い、どちらともなくキスを交わしていく。唇を触れさせるだけの軽いキスだ。
「…やさしく…してね」
「も…もちろんだよ…!」
草太は再び美雪とキスをすると、そのまま首筋にもキスをしていく。チュッ、チュッと音をさせて啄ばむ様にキスをしてやると、美雪がくすぐったそうに身悶える。
「あ、ああっ…そ、草太くぅん…ん…んああっ……あ、あぅっ……」
優しく乳房を愛撫し始める草太に、美雪は甘い喘ぎを漏らした。草太の丁寧な愛撫に、美雪の身体が少しずつ昂ぶってくるのを感じる。
数日前の草太とのセックスで、何度もイかされた美雪の身体は、敏感に快感を受諾していく。もはや美雪には草太を拒む気は無く、積極的に快感に身を委ねていた。
0209名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 18:08:46.65ID:iZM2c1Ci
「んは、ああっ…そっ…そこぉ……はぁっ…あ、ああんっ……!」
草太は美雪の乳房を揉みしだくと、少し身体をずらして顔を近寄せ、チロチロと乳首を舐め回し、むしゃぶり付く様に吸い立てていく。
何度も、チュパ、チュパッとワザと音を立てて愛撫していくと、いやらしく尖ってしまった乳首が唾液塗れになってきた。
そんな抱き心地の良い美雪の身体に、草太のペニスの先が当たり、恥ずかしい程ヌルヌルにしているのが分かる。
(あ、あぁっ…そ、草太くんの…硬いのが…っ…)
草太が自分に反応して、こんなに硬く勃起させてくれている事が、何故だかすごく嬉しいと感じている事に美雪は気付く。
そんな自分自身の感情に戸惑ってた美雪の乳房を、草太は揉みしだきながら、方手を滑らせて花弁に指を這わし始めてきた。
「あっ…あああっ!っ…や、ああぅ…そ、そこはっ…んぁっ…んんぅっ…!」
膣内に指が潜り込むと、美雪は身体をビクンビクンッと震わせながら、嬌声を漏らして身悶える。草太の視線が美雪の裸身を駈け降り、一番大切な場所に注がれる。布団の中で美雪の股は大胆に開かれている。
「すごいよ、七瀬さんのおま〇こ……もう、こんなに濡れてるよ」
濃すぎず薄すぎずのアンダーヘアの下に、美雪の可愛らしい花弁が鎮座していた。そこに草太の指が蠢く度に、クチュクチュッと小さく音が立っていく。
まだ胸を愛撫されただけだというのに、もう美雪の女体は敏感に反応してしまっている様だった。そんな美雪の様子に、草太も嬉しくなってしまう。
草太は指で美雪の花弁を押し開いて覗き込むと、ヒクつく膣穴からトロトロと愛液が零れ落ちてくる様が見えた。
「だ、だめぇっ……そんなに、見ないで……は、恥ずかしいよぉ……」
美雪は恥辱に顔を背けはしたが、抵抗はしようとはせず、草太の好きな様にさせていた。そんな健気な美雪に、いとおしさと性欲が草太の中で爆発した。
「んああっ……ん…んぅっ…や、ああっ…あ、あぅっ…んんあっ…そ、草太くぅん!」
草太は美雪の女性器にキスする。その甘美な刺激に、美雪がビクンッと身を震えさせて喘いだ。その恥辱に、思わず閉じようとする美雪の太ももを抑え込みながら、草太は膣口から溢れ出てくる愛液を、舌で掬って飲み込んでいく。
美雪の花弁に草太の熱い舌が這い回り、その感覚に悩まされる美雪は嬌声を漏らしながら、イヤイヤと顔を振って身悶え続けた。
「やああっ…そ、草太くぅん…そ、そこはっ……あ、あんんっ…」
「な、七瀬さん…んちゅっ、ちゅっ…ちゅるるるっっ……」
草太は、ぷっくりと膨張して自己主張してきた美雪のクリトリスを、その舌で包皮を剥いて完全に露出させ、執拗に舐めて責め立ててやる。
「レロレロレロッ…んちゅっ、ちゅぷっ…ちゅううぅぅっっ……」
「ひああっ!?あっ!ああっ!ああぁっ!ら、らめえええええぇぇぇぇぇ〜〜…ッッ!!!」
クリトリスを強く吸い込んだ途端、美雪の膣から愛液がプシュッ…と飛散して、シーツに点々と染みを作った。草太にクリトリスを責められ、美雪は軽く絶頂してしまった様だ。
そんな性器を晒し、ピクピクと膣穴を痙攣させる美雪の痴態に、草太のペニスが堪らなそうに先走りを滴らせている。
「ハアッ、ハアッ……な、七瀬さん…俺、もう我慢が出来ないよ」
限界まで勃起した草太のペニスが、痛みを訴える。そんな草太の切ない表情に気付いた美雪は、腕を広げて草太を誘った。
0210名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 18:10:33.73ID:iZM2c1Ci
「はあっ、はあっ、はあっ……そ、草太くん…きてぇ」
コクンと頷いた草太は、もう一度キスを交わしてから、ゆっくりと美雪の太腿を抱えた。それ程、体毛は濃く無い草太だが、美雪は少し草太の脚の毛がくすぐったい。
少し前まで、男の下半身や体毛など汚らわしいとしか思わなかったのに、と美雪は思う。しかし今は、草太のペニスは勿論、濡れた亀頭すら、いとおしさとさえ感じていた。
「いくよ、七瀬さん……くっ…!」
「ん、あ……ああっ……!」
クチュッと、互いの粘膜が触れ、二人は同時にビクンとした。草太はドキドキと鼓動を早めながら、美雪の秘裂を押し開き、その奥へと突き進んでいく。
「あ、ああっ…は…あああんっ!」
美雪の膣口に亀頭が入り込み、ズズズズズッと奥深くまで男根が入ってくる。そうして狭い膣穴が押し広げられ、熱いペニスが突き入れられてくる感覚に、美雪はゾクゾクとさせられてしまっていた。
やがて根元まで草太のペニスが侵入し、亀頭の先が子宮口にコツンと当たると、美雪は切なげに吐息を漏らしてきた。
「七瀬さん、大丈夫?…痛いの?」
今にも噴出しそうな白いマグマを懸命にせき止めながら、草太は美雪を気遣う。そんな草太に、美雪は健気にも笑みを見せてきた。
「う、ううん…平気だよ、草太くん……」
まだ本当は、ほんの少し痛みがあったのだが、あまりに心配そうに見つめてくる草太に、美雪は強がって見せていたのだ。そんな美雪の膣は、滾々と溢れてくる愛液に助けられ、草太のペニスを美味しそうに銜え込んでいた。
(あ、ああっ……そ、草太くんの、おちんちん……入ってるぅ…)
数日前に初めてセックスを経験し、自分の処女を奪った草太のペニスの存在感を下腹部に感じ、美雪は思わず身をプルプルッと震わせてしまう。そんな美雪を強く抱き締め、頬にキスをして遣りながら、草太は腰を進め始めていく。
「ん、んんっ!んっ、くっっ!んっ!んあっ!あっ!あっ!…は、ああんっ!!」
草太は美雪に少し体重を乗せる様にして、奥深くまでペニスを突き入れていくと、その動きに呼応するかの様に美雪の膣壁が伸縮を繰り返してくる。
まだ数回しかセックスを経験していない、狭く締め付けてくる美雪の膣内を、ペニスで解す様に何度も出入れを繰り返してやる。
「あっ!あっ!あっ!あっ!あ、ああっ!…そ、草太くぅんっ!んっ!んあっ!あっ!ああぁっ!!」
グチュ、グチュッと草太のペニスが突き出されていく度に、美雪の膣から掻き出されてくる淫蜜が増えて、お尻の谷間に垂れ落ち、シーツに染み込んでいく。
ゆっくりと腰を突き込み続けられる事で、胎内でペニスの抽挿が繰り返されていく感覚が、美雪にもハッキリと感じ取れてしまっていた。
(はああぁっ……す、すごいぃ……草太くんの、おちんちんが……私の…な、なかで、擦れてぇっ……)
美雪は、草太を受け入れている実感を感じ、素直に快感を露わにして、その与えられる肉悦に酔いしれていく。そんな美雪が、ふと草太の顔を見つめると、何か少しもどかしい様な、我慢をしている様な表情を垣間見せていた。
「んあっ…ああっ!…い、いいよ、草太くんっ…もっと、好きに動いても……んはっ!あっ!あんんっ!」
「ハアッ、ハアッ……え?」
美雪の言葉に、草太は少し驚いていた。確かに草太は、思いっきり美雪を責め立てたいという衝動を堪えていたからである。
前回のセックスでは、ずっと抱え込んでいた美雪への想いの全てをぶつける様に、激しく責め立ててしまっていた。
初めてのセックスで我を忘れ、美雪が処女であったにも係わらず、さすがに遣り過ぎだったのではないかと、草太は猛省していたのだ。
だからこそ今回は美雪の言葉通り、優しくセックスをするつもりだったのである。しかし、それでは草太的に刺激も足りず、それが顔に出てしまっていたらしい。
「で、でも……あんまり強くしたら七瀬さん、辛くならない?」
「ううん、平気よ……それに草太くんにも、気持ち良くなって欲しいから……」
そう言って微笑んで見せる美雪に、草太はこれまで以上の喜びを感じていた。
0211名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 18:11:59.88ID:iZM2c1Ci
「ありがとう、七瀬さん……それじゃ、もう少し強くさせてもらうよっ!」
「ん、はああぁっ!!」
ズンッ!と強く、根元までペニスを突き入れられ、その衝撃に美雪は大きく喘いだ。美雪の許しを得た草太は、ガンガンと腰を振り立てて、美雪を責め抜いてくる。
激しく腰を突き立てられ続けると、ベッドのスプリングで美雪の腰が弾んでしまう。そのバウンドによって草太と美雪の腰がぶつかり合い、更なる深い結合となっていく。
「ああっ!あっ!あっ!あんっ!ああんっ!…そ、草太くんっ!草太くぅんっ!んはっ!あっ!あっ!ああぁんっ!!」
草太が激しく腰を打ち付ける度に、美雪の裸身が淫らに躍り、大きく魅惑的な乳房がブルン、ブルンッと大きな円を描いて揺さぶられていく。
その結合部からは、グチュヌチュッと淫猥な粘音を立てて、草太の雄雄しいペニスが何度も出入りを繰り返し、美雪の膣を掻き回し続ける。
「ああんっ!!あっ!あっ!あっ!い、いいっ!すごく、気持ちいいよぉっ!あ、ああぁっ!!」
もはや草太を受け入れる決意をしていた美雪は、素直に快感を露わにし、その与えられる肉悦に酔いしれていく。
そうして素直になった分、余計に早く絶頂へと追い込まれてしまい、美雪ははしたなく喘ぎながら、切なげに草太に縋り付いていった。
すると、そんな美雪の膣が、更に草太のペニスをキュンキュンと締め付けてきて、膣壁がうねり、絡み付いてくる。
「う、ああっ!な…七瀬さん…そんなに…締め付けたら……くぅっ!」
その堪らない快感に草太は、美雪の上で腰を夢中で振り立てて責め続けていた。もう草太も遠慮無く、美雪の腰へと強く突き込んでいた。その度に、パンパンパンッ!と肌の当たる音が部屋に響いていった。
やがて苛烈な程の腰使いに、草太も射精感が高まり、我慢の限界へと追い込まれてしまう。
「ハアハア…七瀬さん…も、もう射精るッ!…う、ああぅっ!」
「あっ!あっ!ああっ!き、きてっ草太くんっ!…一緒…一緒にぃ……ッ!!」
美雪は強く草太に抱き付き、一緒に絶頂に達する事を求めてきた。与えられる快楽に蕩けきっていた美雪は、もはや草太を拒む処か、自ら膣内射精される事を望んでさえいたのである。
そんな美雪の様子に興奮した草太は、膣奥までペニスを突き入れると、思いっきり子宮内に射精していった。

ドビュビューーッ!!ビュビュッ!ドビュッ!ビュッ、ドクッ……ビュッ……ビクンッ……

「ふああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!」
大量の精液が、たっぷりと膣内に注ぎ込まれ、美雪も大きな絶頂に達してしまった。
「あ、ああぁ……草太くんの…いっぱい……あったかい…」
草太の熱い精液を子宮の奥に感じ、美雪は恍惚の表情で受け止めていく。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ……な、七瀬さん…っ…」
「はあーっ、はあーっ、はあーっ……草太、くぅん…」
二人は抱き合うと、どちらともなくキスをしていく。そうして濃密なキスをしながら、しばらくお互いに抱き締め合っていった。
0212名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 18:13:40.56ID:iZM2c1Ci
「みんな、怒ってるだろうなぁ…」
「そーだね……後で、ちゃんと言い訳しとかないといけないね」
激しい性交を終え、疲れた身体をベッドに横たえていた草太に抱きすくめられると、美雪は甘える様に身を預けていく。
すでに後始末をして、拭い取った筈の美雪の股間からは、まだ膣内にたっぷりと注ぎ込まれた草太の精液が溢れてきている。
しかし、そのヌルヌルとした感覚も、今の美雪には不快に感じてはいなかった。寧ろ、それが草太に愛された証とさえ思え、幸福感に満たされていた。
「ねえ、七瀬さん……」
「なあに…?」
草太は身を起こすと、何かを決意した様に真剣な顔で美雪を見つめてきた。
「やっぱり七瀬さんは、はじめの事が忘れられないの?」
「草太くん!?」
一瞬驚いた様な顔をした美雪は、困惑した様な表情を浮かべながら草太を見つめ返した。
「ごめんなさい……私、どうしても…はじめちゃんのことが、吹っ切れないの……草太くんとエッチまでしちゃってるのに、私って勝手だよね」
「そんな事ないよ……はじめと七瀬さんとは幼馴染で、ずっと一緒だったんだから、そんなに簡単に忘れられる訳無いさ……俺は、そんな七瀬さんの気持ちを知った上で、七瀬さんを好きになったんだ……この位の事で、
七瀬さんを諦めたりしない。七瀬さんの気持ちの整理がつくまで、俺は待ってるよ」
「草太くん……」
自分が如何に我が儘な事を言っているのか、美雪にも分かっている。しかし、それでも待つと言ってくれた草太に、美雪は胸が痛くなってしまう。
すると申し訳なさそうな表情を浮かべていた美雪の頬を、草太が優しく撫でながら言葉を紡いできた。
「ただ、これだけは覚えておいて……俺は七瀬さんの事が、大好きだって事を……」
そう言いながら草太が頭を、ゆっくりと美雪に近寄せてくる。
「あ…そ、草太くっ……んっ、んふっ……ちゅっ…ちゅくっ…」
もう美雪は抵抗する事も無く、草太からのキスを受け止めていった。そして、お互いに求める様に舌を絡ませ合い、卑猥な口付けに酔いしれていく。
「ん、んちゅっ……んはっ…ハアッ、ハアッ、ハアッ……七瀬さん、またしたくなっちゃったよ……」
「はあっ、はあっ、はあっ……そ、草太くん…っ…」
草太に組み敷かれ、真剣な顔で告げられた美雪は、胸をドキドキと高鳴らせてしまっている。それは美雪もまた、草太と同様であった。
「いいよね、七瀬さん…?」
その言葉に、美雪は頬を赤く染めながら、恥ずかしそうにコクンッと頷いて返事を返す。すると草太は、再び美雪とキスを交わし、その裸身に舌を這わせ始めていった。

……その後、二人は時間延長をして、たっぷりと愛し合い、結局、家に帰ったのは夜になってしまったのだった。
0213名無しさん@ピンキー2020/02/03(月) 18:15:09.15ID:iZM2c1Ci
あれから数日が過ぎ、美雪と草太の関係は、益々深いものへとなっていた。あの後も美雪は、何度も草太と肉体関係を結んでしまっていたのである。
多少強引にではあるが、草太に誘われ、自分からも身体を許してしまった美雪は、もう草太からのアプローチを拒めなくなってしまっていた。
そんな状況とはいえ、まだ美雪は、はじめへの想いも捨て切れてはいなかった。幼馴染として、ずっとはじめの傍に居た美雪にとって、その思い出と絆は強いものであった。
その美雪の気持ちを察しながらも(というより、そこに付け込む様に)、二人は肉体関係を重ね続けていく。
そうして美雪と既成事実を積み重ね、はじめとの絆をセックスの快楽で解かし、徐々に自分から離れられなくしてやるつもりなのだ。
美雪の身も心も、真に自分のモノにする為には、無理矢理に事を進めるのは禁物である。そうなれば美雪は、すぐに草太の元から離れていってしまうだろう。
そうさせない為にも慎重に、且つ着々と計画を推し進めていかなければならないのである。
だが、そんな時、美雪の元にはじめから手紙が届いた。秋田県にある武蘭村のペンションに、剣持警部と一緒に来ないかと誘われたのだ。
美雪は草太との関係もあって、最初は躊躇していたのだが、結局は行く事にした。はじめに会って、自分の気持ちを見つめ直す為であった。
それを聞かされた草太は、内心では絶対反対であったが、美雪の心象が悪くなる事に危惧して、旅に行かせる事にした。
これは草太にとって、大きな賭けであった。今の美雪が、はじめと再会する事で、自分達の関係に変化が起きる事となるだろうと考えたのだ。
すでに何度も自分と肉体関係を結んでいる美雪は、もう以前の様に、はじめとは接する事など出来ないだろう。
美雪には、はじめを裏切ったという後ろめたさが有り、その罪悪感が自分との結び付きを、より強くしてくれる筈である。
結局は、その旅先でも事件(吸血鬼伝説殺人事件)に巻き込まれてしまい、はじめとの関係はうやむやになったままになってしまったらしい。
ただ誤算だったのは、やはりというべきか、美雪の様子に不審なものを感じたはじめが、旅を一時中断して家に帰ってきてしまった事である。
無論、友人としては嬉しい事ではある。しかし今の草太にとっては、はじめの存在は邪魔でしかないのだ。
もう走り出してしまった自分は止められやしない。美雪を自分のモノにする為に、どんな障害があろうとも全力で立ち向かう覚悟は、すでに出来ているのだから。
0214名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 11:26:28.16ID:2BcjM3QK
(…今日も暑いなぁ)
ギラギラと照りつける太陽を、草太は手をかざしながら眩しそうに見やった。中学まで海の傍に住んでいた所為か、夏のキツい日差しは嫌いじゃない。苦にならないのは、もう一つの理由も関係していた。
今日は美雪とデートの予定だ。…いや、今日もと言うべきだろうか。夏休みになって、二人はほぼ毎日の様に一緒に居るのである。
それは、はじめが旅から帰ってきた今も変わらない。寧ろ、はじめが帰ってきた事で、草太のアプローチも、より強くなっているかの様だった。
「草太くーん」
聞き慣れた可愛い声に振り向く。見ると美雪が手を振って、駆け足で近づいてきた。
「ごめんね!待った?」
「いいや、ちっとも……って、走ってきたの?」
美雪は息を弾ませ、額に薄っすらと汗を掻いていた。
「うん、早めに出掛けようとしたのに、はじめちゃんに捕まっちゃって……でも、なんとか誤魔化してきたから」
「そ…そう…」
草太の脳裏に、はじめと美雪の遣り取りが浮かび、思わず苦笑した。
「はじめちゃん…最近、私が出掛けるのを見張ってるみたいなの……もしかして、バレちゃったのかな…私達の事」
そう言うと、美雪は少し寂しい様な悲しそうな様な、微妙な笑みを浮かべた。
(俺的にはバレても、まったく構わないんだけどなぁ…)
美雪とは、もう何度も肉体関係を結んでいるのだが、まだ正式に交際している訳でも無いので、はじめには二人の関係については秘密にしているのである。
そんな中、美雪は何度か草太との事を打ち明けようと試みたらしいが、やはり後ろめたい気持ちから、とてもはじめには言えなかったらしい。
草太にとしては、今のままの関係でも不服は無い。美雪とは、セックスフレンドの様な関係なのだから。寧ろ、この状況が楽しくなってきてさえもいた。
とはいえ、美雪を自分のモノにする努力に手を抜くつもりなど、まったく無い。もっと美雪との絆を、深く強いモノにしていかなければならないのだ。
「さてと…それじゃあ行こうか?」
「…うん」
草太が手を差し出すと、美雪は笑顔で答え、草太と手を繋いで歩きだしていった。

そんな二人から離れた場所には、不審な影があった。深く帽子を被り、サングラスを掛けて変装しているつもりだろうが、その者は明らかにはじめである。
「み、美雪のヤツっ、また草太なんかと……」
はじめは、ここ最近の美雪の態度に不信感を抱き、密かに調べていたのである。そして毎日の様に草太と会っている事に、憤りさえ覚えていた。
とはいえ、まだ二人の関係についてハッキリとした確証までは得ていない。いつも尾行を捲かれてしまい、決定的な場面には遭遇していなかったのである。
どうにも、はじめは尾行をする事が下手らしい。元々落ち着きが無い性格もあってか、じっと相手の行動を伺ったり、尾行をするというのは向いていない様だ。
しかし、それでも美雪の事となれば、はじめとしては力を尽くすしかない。はじめとて、美雪の事が気になって仕方が無いのである。
でなければ、今はじめが抱えている案件(地獄の傀儡師・高遠遙一からの手紙)を保留にしてはいないだろう。
0215名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 11:31:21.79ID:2BcjM3QK
「美雪……」
はじめは、美雪の後姿を見つめながら、今までの自分達の関係を悔やんでいた。もっと早く美雪に、自分の秘めた想いを真剣に伝えるべきだったと。
しかし、はじめは幼馴染としての関係が壊れる事が怖くて、その曖昧な間柄に甘えていたのである。だが、それは美雪も同じであった。
そして草太の、美雪に対する気持ちも知った上で、そのまま何もしてこなかったのだ。ただ、そんな三人の関係を、草太が一歩踏み出しただけなのである。
はじめとしては、このまま尾行して、二人の関係が明らかになってしまうのも我慢出来そうに無い。しかし、それでも突き止めずにはいられないのだ。
(……こーなったら、徹底的に調査してやる!じっちゃんの名に懸けてっ!!)
それは真実の探求者である、はじめの宿命なのかもしれない。

映画館に来た二人の後を追い、はじめも館内へと入っていく。周りを見てみると他の客が、ちらほらと座っているだけだった。
この映画も公開から日数が経っており、夏休みとはいえ集客率も徐々に落ちてきている様である。
美雪が指定された座席に着くと、草太が何やら話して、どこかへ行ってしまった。おそらくトイレか、飲み物でも買いに行ったのだろう。
はじめは二人に気付かれない様に、出入り口付近の座席に隠れる様にして座った。そして、そこから望遠鏡代わりにカメラを構えて、二人の様子を伺うつもりでいた。
映画が始まってしまえば暗くなるし、これだけ離れていれば、まず気付かれる事は無いだろう。
これで動かぬ証拠でもカメラに収められれば、二人を問い詰める事も出来るかもしれない。……そんな事を考えていた時、はじめの肩が不意に叩かれた。
「困りますね、ここでの撮影は禁止ですよ」
驚いたはじめが振り返ると、そこには警備員が立っていた。映画館内が撮影禁止なのは当たり前であり、そんな場所でカメラを構えていたはじめが悪い。
「え、いや、あの、俺は」
「話はあちらで」
警備員は、はじめの腕を引っ張って強引に立たせると、問答無用とばかりに出口へと連行されてしまう。おそらくは別室にて、厳重に注意されてしまう筈だ。
抵抗して逃げようにも、この警備員は屈強な体躯をしていて、とてもじゃ無いが逃亡する事など無理であろう。
「い、いや……ちょっ、ちょっと待って〜〜!!」
もはや、はじめは言い訳も聞いて貰えず、警備員に連れて行かれてしまった。そんなはじめの様子を、自販機コーナーの物陰から隠れる様にして草太が見ていた。
草太は以前から、はじめが尾行していた事に気付いていたのである。そして、ここの映画館の警備員に「不審者が居る」と通報したのも草太であった。
(悪いな、はじめ……お前がしつこく尾行なんてするから、さすがに俺も良い加減イライラしてたんだ)
はじめが旅から一事帰宅してからも草太は、ほぼ毎日の様に美雪とデートをしているのだが、はじめが決定的な場面に遭遇出来なかったのは、草太がはじめの尾行に気付いていたからなのである。
(それに今日は絶対に、七瀬さんとのデートを邪魔される訳にはいかないんだよ……)
実は、ここ数日、美雪とセックスをしていない。その理由は、美雪が生理になってしまったからだ。つまり草太と美雪は、普通にデートをしていただけなのである。
はじめが決定的な場面に遭遇しなかったのは、美雪の生理周期が偶然重なった為でもあるのだ。
そんな美雪の生理が終わり、ようやくセックス解禁になった。その間、ずっと美雪とのセックスを我慢していた草太は、今日だけは邪魔されるのが許せなかった様だ。
(今日は、久々に七瀬さんと……くううっ、それを考えただけで勃起しちゃいそうだ)
草太は心の中でそう呟くと、ドリンクカップを両手に美雪が待っている座席へと戻っていった。
0216名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 11:36:58.01ID:2BcjM3QK
一方、館内の後ろで一騒動あったとも知らず、美雪は草太を待ちながら、深い溜息を漏らしていた。
(はじめちゃん……)
暗い表情を浮かべている美雪の脳裏には、出掛ける時の事が思い返されていた。

「…美雪」
「え?…は、はじめちゃん!?」
突然、声を掛けられた美雪が驚かされてしまう。美雪が家から出ると、はじめが玄関先に姿を現したのである。どうやら美雪が出掛けるのを、待ち構えていた様だ。
「美雪、どこ行くんだよ…?」
何時に無く、真剣な表情のはじめ。その気迫に、美雪は戸惑ってしまう。
「え、えっと……これから映画を見に行って来るの」
「誰と?」
その問いに、美雪はドキッとしてしまう。これから会う相手は勿論、草太である。はじめに隠れてデートをしているという事実に、美雪は罪悪感が湧き上がってくる。
「そ、草太くんと、だけど……」
美雪は一瞬戸惑ってしまったが、正直に告げた。下手に誤魔化したとしても、勘の良いはじめには、すぐ見抜かれてしまうかもしれないと思ったのだ。
それに美雪自身、嘘を付くのも嫌だったし、友達として一緒に映画に行くなど、別に何でも無い事であろう。(ただし、男女二人きりという事実を除けばではあるが……)
はじめとしては、ここ数日の間、美雪を尾行していたので、もし美雪が隠し事をした場合は、さすがにその疑いを濃くしただろう。
だが、あまりにも正直に美雪が草太の名前を出して来たので、どう判断して良いのか分からなくなってしまった。
(俺の勘繰り過ぎ…なのか?)
もしかしたら美雪の言う通り、ただ友人として草太と接しているだけなのかもしれない。そう思いながらも、はじめの中の何かが納得出来ないでいる。
それは幾つもの事件を解決してきた自分の、そして名探偵の孫としての直感が、そうさせているのかもしれない。これでは、まだ納得など出来ない。そこで、はじめは美雪に意地悪く言って、カマを掛けてみた。
「最近、アイツと仲が良いんだな」
ジトッとした視線を向けられ、美雪はギクリとしてしまう。そんな自分を隠す様に、慌てて美雪は誤魔化す様に言った。
「そ、そんなことないよっ…たまたま映画のチケットを貰ったから、一緒に見に行こうって言われただけだし……」
ここでも美雪は、嘘は付いていない。ただ今日は、おそらく映画を見た後、どこかで彼に抱かれる事になる筈だ。今日のデートは、元々そういう予定なのである。
ようやく生理が終わり、セックス解禁になった事を美雪から聞かされた草太は、嬉々として喜んでいた。生理期間中のデートでも、草太は軽いスキンシップや、キスなどはしてくるものの、それ以上の行為はしなかったのだ。
本当は、すごく我慢していたのだろう。そんな草太の優しさや誠実さに美雪は嬉しくなり、自分も密かに彼に抱かれたいという欲望に駆られていたのである。
そして今日、草太に抱かれる。それを意識してしまうと、彼によってセックスの快楽を教えられ、開発されてきた美雪の女体が、彼を求めて疼いてしまっている様だった。
しかし、さすがにそこまで、はじめに告げる事は出来ないだろう。すると、はじめが更に突っ込んで聞いてきた。
0217名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 11:40:32.06ID:2BcjM3QK
「じゃあ、昨日とか一昨日とかは、どうなんだよ……?」
「昨日も一昨日も、図書館で宿題とか勉強とかしてただけだよ……」
実際に、草太と図書館に行っていた。そこで、ずっと宿題や、他に分からない問題を教え合っていたのである。それも、はじめが尾行していたので知っている事であった。
いつもなら、その後に草太とセックスをしていたのだろうが、美雪が生理になってしまったので幸いにも、はじめにはバレなかったのである。
最も、もし美雪が生理にならなかったとしても、草太がはじめの尾行に気付いていたのだから、遣り様は幾らでもあったのだろう。
「私、はじめちゃんも誘おうかと思ったけど、勉強するって聞いたら嫌がるって分かってたから……だから誘わなかったのよ」
さすがに、これは嘘であった。はじめを誘うなど、今の美雪には出来なかっただろう。それに、その場には草太も居るのである。
三人が集まる状況になってしまっては、美雪としても非常に心苦しくて、とても一緒には居続けられはしないだろう。そんな自分の心情を誤魔化す様に、美雪は捲くし立てて言った。
「どうせ一緒に行っても、すぐ飽きて寝ちゃうか、どっかに遊びに行こうって勉強の邪魔をしてくるだろうし……それに図書館では静かにしてないと、他の人に迷惑掛けちゃうから、はじめちゃんを呼べなかったんだよ。
だって前に、はじめちゃんったら……」
「わ、分かったっ!分かったよっ!あん時は悪かったよっ!」
美雪の言葉に、堪らずはじめが折れた。どうやら以前、一緒に図書館に行った時、はじめが何か遣らかして迷惑を掛けた事があった様である。
それを思い出したはじめは、バツが悪そうな顔をして、美雪を宥めようとしてくる。こうなった時の美雪には勝てないと分かっているはじめは、話題を逸らす様に言ってきた。
「じゃあ……今日は、映画を見に行くんだろ?だったら俺も一緒に行くよっ!」
それを聞いた美雪が、眉を顰める。美雪としては決して、はじめを避けたい訳では無いのだが、今日は草太との先約があるのだ。
「でも…映画のチケットって、私と草太くんの分しか無いし……」
「そ、そんなの買えば良いだけだろ」
「その映画……はじめちゃんが苦手な外国の恋愛モノだよ?」
「う…っ!?」
はじめの趣味ではアクション物が好みであり、恋愛物の映画など見たいと思った事も無いし、見る気も無い。ましてや外国の映画では、字幕スーパーであろう。
その映画が上映中は絶対寝てしまうだろうし、その時間ずっと座っているのも苦痛である。
「それに、はじめちゃん……お金あるの?」
「っ…!!」
美雪の指摘に、はじめはぐうの音も出ない。確かに、はじめの財布には金が無い。元々貯金などしていない上、旅での出費が嵩んでいる。これでは映画に付いて行く訳にもいかないだろう。
「また別の映画の時、一緒に見に行こうよ……ね?」
そう言うと美雪は、まだ諦め切れないといった顔をしているはじめを置いて出掛けて行く。

……結局はじめは、大急ぎで母親から金を前借りして、美雪の後を追ったのだった。しかしその後、まさか自分が警備員に捕まってしまうなどとは思いもしなかっただろう。
0218名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 11:43:51.76ID:2BcjM3QK
場面は戻って映画館内……美雪は、再び深い溜息を漏らしていた。
(ごめんね、はじめちゃん……)
はじめの事を、半ば振り切る様にして来てしまった美雪は、また罪悪感に蝕まれてしまっていた。草太と一緒の時は平気なのだが、一人きりになってしまうと、どうしても色々と考えてしまう。
はじめが旅に出ていた間は、こんな風に悩まなかった美雪も(悩んではいたが、ここまで深刻では無かった)、はじめが帰ってきた事で、先送りにしていた答えを出さなければならないという現実に、向き合わなければ
ならなくなっていたのだ。
そして出掛けに見てしまった、はじめの表情が忘れられなかった。後ろを振り返り、チラッと見ただけではあったが、その表情には複雑なものが感じられた。
それは哀しみなのか、怒りなのか、嫉妬なのか、美雪にも分からなかったが、今までずっと一緒に居た美雪も見た事が無い、はじめの表情であった。
(あんな顔するくらいなら、どうして私の事をほっとくのよ……はじめちゃんのバカ)
もしあの時、はじめが強く「行くなっ!」と言ってくれれば、美雪はここには来ていなかっただろう。もっと、はじめの気持ちを伝えてくれれば、美雪も迷いはしないだろう。
しかし、それは自分も同じだと、美雪は自責していた。自分だって、はじめと草太の二人にハッキリと気持ちを示していないのである。
そして、草太の好意に甘え、はじめを裏切る様に密会し、彼と快楽を貪っているのだ。美雪は、そんなズルくて、いやらしい自分が嫌になってくる。
(私、このままじゃダメだよね……はじめちゃんと、草太くん。どちらかを選んで、ちゃんとハッキリしないと……)
美雪としても、こんなにも二人の事で逡巡してしまうとは思ってもいなかった。それだけ自分にとって、はじめと草太の存在は大きくなっていたのだ。
はじめは大切な幼馴染であり、ずっと想いを寄せていた相手である。事件に巻き込まれた時も、何度も助けてくれた。
草太も自分を好いてくれていて、もう何度も身を重ね、愛し合った仲なのだ。たぶん、これからも自分の事を、大切にしてくれる筈である。
もし、はじめが幼馴染で無ければ、草太からの気持ちを受け入れて、何の迷いも無く、正式に交際する事になっていただろう。
でも、いつからか分からない程、ゆっくりと、しかし確実に美雪の中で育まれていった、はじめへの想いは、そう簡単には打ち消せるものでも無い。
はじめの事が好きだ。でも、草太の事も好きなのである。もはや美雪は、どちらを選ぶ事も出来なくなってしまっていた。
美雪が、そんな深い悩みに囚われていると、いつの間にか帰ってきていた草太に声を掛けられた。
「はい七瀬さん、アイスカフェラテ」
「あ……ありがとう、草太くん」
差し出されたドリンクを美雪が笑顔で受け取ると、その隣の席に草太が座る。草太は隣の美雪をチラッと見てみると、少し浮かない表情をしている事に気付いた。
「どうしたの、七瀬さん?難しい顔しちゃって……」
「う、うん……なんだか、色々考えちゃって…」
美雪は、明らかに落ち込んでしまっている。やはり出掛けに会った、はじめとの事を気にしているのは、草太にもすぐに分かった。
(くそっ、はじめのヤツ……)
せっかくのデートを……それも数日振りに美雪とセックスする予定だというのに、はじめが余計な邪魔をした事に、草太は眉を顰めていた。
このまま美雪の気分が落ち込んでいては、この後の予定は狂い、もしかしたら美雪に断られてしまうかもしれないのだ。
何とかして美雪に、はじめの事を忘れさせてやり、良い雰囲気に持っていかねばならない。その為には、どうすれば良いのか?
落ち込む美雪を見つめながら、草太が考えあぐねていると、館内が徐々に暗くなり、映画の予告が始まった。
0219名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 11:45:54.66ID:2BcjM3QK
「七瀬さん……とにかく今は、何も考えずに映画を愉しもうよ」
「……うん、そうだね」
そう言って草太は、美雪の手をギュッと握ってやると、美雪は自嘲気味に微笑んで草太の手を握り返してきた。
とにかく、これで時間稼ぎが出来た。草太は映画を見る振りをしつつ、どうやって美雪の気持ちを盛り上げるかという算段を考えていった。
今、二人が鑑賞している映画は、実は以前に話題になった映画のリバイバル上映である。ストーリーとしては、二人の男の間で揺れ動く女性が主人公の、良くある恋愛物であった。
ただ、それが今の美雪、草太、はじめ達三人の現状と似ている為、美雪としては感情移入せずにはいられなかった。
(この後、どうなっちゃうのかしら?)
美雪は画面に釘付けになりながら、無意識に草太の手をギュッと握っていく。そんな美雪の様子に、草太は笑みを零していた。
わざわざ三角関係の恋愛映画を選んだのは、勿論、草太の狙いがあっての事である。それは美雪に、今の自分達の現状を意識させる為であった。
ただ出掛けに、はじめに会ってしまった事で、美雪の気持ちが予期せぬ方向に行ってしまう恐れがあったのだが、どうやら杞憂に済んだ様である。
美雪は、自分と似た状況の女性主人公に共感し、もう先程までの落ち込みが嘘の様に、続きが気になってしまっていた。
そのストーリーも中盤になってくると、徐々に様相が変わっていく。二人の男との仲が深くなるにつれ、ベッドシーンが増えて、更に濃厚なものになってきたのである。
(えええっ!?…や、やだっ……うそっ、そんな……そこまでっ…?)
館内の大スクリーンいっぱいに、男と女のラブシーンが映し出され、悩ましい喘ぎ声が響き渡っていく。美雪は知らなかった様であるが、この映画が一時期話題になったのは、こんな濃厚なラブシーンが原因だったのである。
しかも、これだけ過激な内容なのに、何故か成人指定されていない事も、話題の要因であったらしい。そんな映画がリバイバル上映される事を、草太が偶然見つけたのだ。
もはやアダルト物と言っても良い位の刺激的な映像に、美雪は戸惑いながらも目が離せなくなってしまっていた。するとそんな時、草太が美雪の肩を抱いて引き寄せ、じっと熱い視線で見つめてきた。
「え!?…そ、草太くん?」
突然、草太に抱き締められてしまい、美雪はカアアッとの頬を赤く染めてしまう。
「すごいね……俺、なんだか我慢出来なくなってきちゃった」
ある程度、映画の内容は知ってはいたものの、これだけ過激な映像を見てしまった草太は、もう興奮を隠せなくなってしまっていた。
それで無くとも草太は、ずっと禁欲状態だったのだから無理も無いだろう。(とはいえ、自慰はしていたのだが……)
「あ……だ、だめだよ、草太くん……こんな…ところで……」
草太の顔が、ゆっくりと近寄ってくる。しかし美雪は、戸惑いながらも逃げようとはしない。やがて薄暗い映画館内で、そっと二人の唇が重なっていった。
「んっ…んんぅ……ちゅっ…ちゅくっ…ん、んふっ……」
美雪を強く抱き寄せ、舌を絡めていく草太。二人の口の中で、美雪の舌を絡め取る様に、草太の舌が蠢き続ける。
そして、たっぷりと唾液を混ぜ合わせ、美雪の口へ流し込んでやると、それを味わう様に美雪もコクンと喉を鳴らせて飲み込んでいく。
「んんっ…ちゅっ、んちゅっ……んくっ…そ、草太くぅん……んっ…ちゅるっ……」
草太と美雪は、大スクリーンに映し出されているキスシーンよりも、もっと濃厚なキスを交わし、いやらしく舌同士を絡ませ合い続けていった。
ようやく草太が唇を離してやると、その離れていく唇と唇に、唾液の糸が出来た。
「はあ、はあ、はあっ…そ、草太くぅん……」
やっと濃密なキスから解放された美雪が、切なそうに草太を見つめてきた。肌を上気させ、瞳を潤ませて吐息を漏らす美雪の姿に、草太はドキッとしてしまう。
もはや美雪が発情しきって、草太を求めている事は明らかであった。そんな美雪を抱き締めて、草太は耳元で囁いてやる。
「…七瀬さん、ホテル行こっか?」
その言葉に、美雪が恥かしそうにコクンと頷く。まだ映画は途中であったが、美雪は草太に凭れ掛ける様にして映画館から出て行った。
0220名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 11:50:09.07ID:2BcjM3QK
映画館の裏通りに在ったラブホテルに入った2人は、適当に部屋を選んで、その部屋へと入っていく。室内に入った美雪は、すぐに草太の背中に腕を回して抱き付くと、深く唇を合わせて舌を絡ませてきた。
そんな美雪を抱き締めて、草太も貪る様にキスをしていく。映画館から我慢していた事もあり、お互いに激しく求め合ってしまっていた。
「…ん、んん……そ、草太くっ…んちゅっ…ちゅぷっ……」
草太は、美雪の舌を吸い付き、絡ませ合い、唾液を混ざり合せて飲み込む。すると美雪も積極的に草太とのキスを続け、甘える様に草太の身体に寄り掛かっていく。
「…んちゅっ…ちゅっ……ちゅぷっ…ちゅぱっ………ふうぅぅぅ……」
ようやく草太から唇を離すと、身を投げ出す様にして美雪が草太をベッドに押し倒してきた。
「あれ、シャワー浴びないの?」
「……いじわる」
美雪は恥かしそうに、潤んだ瞳で草太を見つめた。無論、草太にも美雪が今、望んでいる事が何かは分かっている。
草太は美雪の腰を抱き寄せると、再び唇を合わせ、舌を絡ませていく。その草太のキスを、美雪は嬉しそうに受け止めた。すると、草太の手が美雪の乳房に伸びて、キスをしながら揉み込んできた。
「ん゛んっ…ちゅっ……んぅっ…ちゅるっ…ちゅっ……んはあああぁぁっ…!」
胸を揉みしだかれた美雪は、声を出すのを我慢出来なくなってしまい、草太から唇を離して喘いだ。草太は下から乳房を揉みながら美雪の上着を捲り、その豊満な柔乳を包むブラジャーを剥ぎ取ると、直接愛撫してやる。
「あ、はあんっ…そ、草太くぅん……」
ムニムニィと揉みしだかれていく美雪の乳房の頂は、すでにピンと硬く勃ち上がり、乳輪もぷっくりと盛り上がっている。そんないやらしく変化してしまった乳首に、草太は身を起こして、むしゃぶり付いていった。
「ちゅっ…ちゅううぅぅぅっ……ちゅぱっ………」
「あ、ああっ!そ、そんなに吸っちゃ……いやぁんっ!」
草太は勃起した乳首を強く吸い、口の中で転がす様にして愛撫していく。美雪は、その痺れる様な快感に身を反らせて悶え、草太の頭を押し付ける様に抱き締めた。
「ちゅっ…ちゅぱっ……七瀬さんのおっぱい、おいしいよ」
「あ、ああ…はうん……」
草太に乳首を舐めしゃぶられ、美雪はフルフルと身を震わせて歓喜した。何時だったか、大きな乳房だと感度が悪いという話を聞いた事があったが、美雪はかなり敏感な様である。
すると、今度は美雪の股間に草太の手が伸びて、ミニスカートをたくし上げ、パンティの上からスジに沿う様に撫で始めてきた。
「フフッ…七瀬さんのここ、もうこんなに濡れて、ぐちゅぐちゅだね……もしかして映画館から、こんなになっちゃってたのかな?」
「ああんっ…い、いや……言わないで、草太くぅん……」
愛液をしとどに染み込ませた美雪のパンティは、もはや下着としての機能を無くす程に濡れそぼっていた。そんなパンティの上から草太の指が、美雪の花弁を撫でて愛撫していく。
草太の指先が花弁を這う度に、クチュクチュッといやらしい水音が聞こえてくる。そうしている内に、パンティの染みは更に広がり、ぷっくりと肉芽が勃ってくるのが見て取れた。
その硬く勃起したクリトリスを、布地越しに草太の指先でクリクリッと刺激されてしまうと、美雪は身体をビクンッ!と大きく震わせて身悶えた。
「ふああっ!あ…あぅっ!そ、そこは……はあぁんっ!」
乳首を吸われながら秘部を責められ、美雪は甘い嬌声を漏らし続けていく。その切なく甘い喘ぎ声は、何度聞いても興奮させられてしまう。
0221名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 11:52:35.92ID:2BcjM3QK
「はあっ…はあっ…はあっ……そ、草太くぅん…おねがい……私…もう……」
堪らなくなった美雪は、草太を切なそうに見つめて訴え掛けた。すると、それを聞いた草太は、美雪の身体から離れていく。
そして美雪を後ろ向きにさせて、四つん這いの格好にしてやると、そのままミニスカートを捲って外し、パンティをズリ下ろしていった。
そうして露わになった美雪の媚肉からは、トロトロと愛液が溢れ続けており、開花した膣口が男を求めているかの様にヒクついている様子が丸見えになった。
「はあっ…はあっ…はあっ……は、はやく…ちょうだい……」
もう、これまで何度も草太とセックスをしてきた美雪ではあったが、ここまで素直に自分の欲求を伝えてきたのは初めてである。
あの映画を見て美雪も欲情してしまい、草太との久し振りのセックスに興奮していたからかもしれない。こんなにも淫らな美雪を見たのも、無論初めてだった。
しかし、そんな美雪も、草太としては大歓迎であろう。寧ろ、こうなる様に草太は、今回のデートをセッティングしてきたのだから。
「いくよ…七瀬さん」
草太は美雪の腰に手を置き、花弁にそそり勃ったペニスを添えると、一気に膣奥深くまで突き入れていく。
「んあああぁぁっ!!」
ズンッ!と力強くペニスが突き入れられた衝撃に、美雪は身を逸らせて大きく喘いでしまう。ずっと欲しかった刺激が与えられ、美雪はその肉欲の歓喜に身震いした。
どうやら美雪は、挿入の刺激だけで軽くイッてしまった様である。そんな美雪の様子に、草太は嬉しくなって、もっと感じさせてやる為に腰を突き動かし始めていった。
「んあっ!…あ、ああっ!あっ!あっ!あんっ!は、ああっ!あっ!あっ!ああっ!ああぁっ!」
草太に腰を強く突き出されると、奥深くまでペニスが挿入され、美雪に堪らない快感が与えられる。出入りを繰り返す亀頭の傘が、膣壁をこそぐ様に擦れて愛液を掻き出し、グチュグチュッと卑猥な音を立ててしまう。
そうして突き込み続けている草太の腰使いが、徐々に早くなり、更に激しい責めへと変わってきた。激しく突かれる度に、美雪の大きな乳房がタプンタプンッと重たげに揺れて続けていく。
「はあぁん、イイッ!…そ、草太くぅんっ…気持ち…いいよぉ…っ!」
草太のペニスで激しく膣奥まで抉る様に突き上げられ、美雪は堪らない快感に身悶えていた。
四つん這い状態で支えている美雪の腕が、ガクガクと震えて始め、やがて枕に顔を埋める様に倒れてしまい、お尻を高く掲げた格好になってしまう。
そんな扇情的な美雪の格好に、草太は益々興奮し、より強く、激しくペニスを突き込んで責め込んできた。
「はあぁっ!あっ!あっ!あっ!ああっ!あ、あんんっ!あっ!あっ!ああっ!ああぁんっ!」
草太の与えてくれる堪らない快感に、美雪はよがり狂わされ、甘く、切なく喘ぎ続けさせられてしまう。
草太は、パンッ!パンッ!パンッ!と腰を強く、リズミカルに叩き付けて責め立て、その度に美雪の尻肉が卑猥に波打ち続けていく。
「ハアッ!ハアッ!ハアッ!…な、七瀬さんっ!」
「あっ!あっ!ああんっ!そ…草太くん!草太くぅんっ!…は、ああぁっ!」
草太の名を切なく呼ぶ美雪に興奮し、草太は更に激しく腰を突きまくってやる。それに合わせてベッドも、ギシギシと激しく軋んでいく。
時折、腰の動きに捻りを加えて、美雪の膣を掻き回す様に抉り込んでやると、身を切なく悶えさせながら喘ぎ声を漏らしてくる。どうやら、こうすると美雪の感じるポイントが刺激されるらしい。
すると草太は、もっと美雪を感じさせてやろうと、そのポイントを探る様に責め続けていく。
0222名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 11:54:43.81ID:2BcjM3QK
「あっ!あんっ!あんっ!あ、ああんっ!い…いいっ!きもち、いいよぉっ!そ、草太くぅんっ!…んあっ!あっ!ああっ!あんっ!」
その裸身を激しく揺さぶられ、浮き出た汗を飛び散らせながら、甘美な肉悦に善がる美少女の痴態は、責め立てている男を一層興奮させていく。
すると草太は、更に腰の動きを早め、少し乱暴に美雪を責め抜き始めてきた。益々強く、激しくなるペニスの突き込みに、結合部から掻き出された淫液が泡立ってくる。
その激しい責め立てに、美雪はもう限界に向かいつつあった。その裸身がビクビクッと打ち震えだし、徐々に喘ぎ声も切羽詰ったものへと変わりつつあった。
「あっ!あっ!あっ!ああっ!あああっ!だ、だめぇっ!私…い、イクッ!イッちゃうぅぅッッ!!」
「くぅッ!お…俺もっ…い、イキそうッ!」
草太も、堪らない美雪の膣壁の締め付けとうねりに、射精感が限界まで高まってきていた。そこで草太は全力で腰を突き立て続け、更に美雪を責め立ててやる。
膣奥まで責めてくる激しい腰使いに、美雪は身を仰け反らせて喘ぎ、まるで叫ぶかの様に草太に訴えてきた。
「あッ!あッ!あッ!ああッ!ああぁッ!…き…きてッ!…な、膣内に…膣内に射精してぇ!!」
「う、ああッ!…な、七瀬さんッッ!!」
美雪の予想外の言葉に、草太は堪らず限界を突破してしまい、美雪の子宮口に勢い良く射精し始めてしまった。

ドピュドピューーッッ!!ドピュルルルッ!

「ん゛ああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」
膣内の奥深くで、草太の熱い精液がぶちまけられ、美雪は身を反らせて戦慄き、大きな絶頂に達してしまう。
そうして美雪はビクビクッと裸身を震わせながら、ベッドのシーツを強く握り締め、草太の射精を恍惚の表情で受け止めていく。
「くッ!ううッ……」
草太は射精し続けながら腰を蠢かせ、まるで精液を搾り取ろうとするかの様に締め付けてくる、美雪の膣の感触を堪能していった。
久し振りの美雪とのセックスは、やはり最高であった。しかも、あの美雪から膣内射精を求められたのだから、草太もこれまで以上に興奮してしまった様である。
今日の為に一昨日から自慰もしていなかったからか、まだ射精が収まらない。こんなにも射精し続けたのは、草太も初めての事であろう。

ドピュッ、ビュッ…ビュクッ……ピュッ……

(ふああぁぁっ……すごい、いっぱい出てるぅ…)
胎内で力強く脈打つ度に、ペニスからドクドクッと精液が注ぎ込まれくる。その感覚に美雪はゾクゾクと身を打ち震えさせ、連続で絶頂の波に襲われてしまう。
今までのセックスでは、いつも草太が避妊具を着けてくれていた。でも今日は生理も終わり、妊娠する危険は無い。だからこそ、その間ずっと我慢させていた草太を、思いっきりイカせてあげたかったのだ。
今日は最初から、そのつもりでいたとはいえ、まさか自分から膣内射精を求めてしまうなんて思ってもみなかった事である。それ程までに今日の美雪は、快楽に溺れてしまっていたのだった。
もし後背位でなければ、堪らない絶頂に蕩けきった、はしたない表情を見られてしまっていたかもしれない。
0223名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 11:56:29.08ID:2BcjM3QK
「はあーっ、はあーっ、はあーっ……そ…草太…くぅん…」
しばらくして、ようやく射精し尽くした草太は、ゆっくりと美雪の膣からペニスを抜き出していった。
すると、お尻だけ高く突き上げた様な格好のままだった美雪の膣から、草太が大量に注ぎ込んだ精液がドロリッ…と溢れ出てきた。
その様子を嬉しそうに眺めていた草太は、美雪の身体を寝かせてやると、その横にドサッと寝転んできた。
「ふうぅぅ……七瀬さん、最高に気持ち良かったよ……」
「うん……私も、すごく気持ちよかった……」
草太の言葉に、絶頂の余韻に身震いしながらも、美雪は素直に答える。こんな遣り取りも、もう二人は何度もしている。それ程に深い仲になっているのだ。
すると草太は美雪の身体を抱き寄せ、その首筋にキスをしていく。すると、美雪の身体がピクンッと震えた。
「あ、あんっ……そ、草太くんっ…」
草太に何度もキスを落とされ、美雪は思わず身悶えてしまう。イッたばかりで、まだ身体が敏感になっているのである。
「七瀬さん……んっ…んくっ……ちゅっ、ちゅくっ……」
「んふっ…ちゅっ、んちゅっ……んんっ…ちゅっ、ちゅぱっ……んっ…んうっ…」
美雪の唇を奪う様にして、草太が再び濃厚なキスをしてくる。そんな草太のキスに応じる様に、美雪は草太の背中に腕を回し、抱き付いて舌を絡めさせていく。
深く唇を交わらせながら口の中で舌を絡めたり、唇を離して舌だけを擦り合わせる様な卑猥なキスもして酔いしれていると、また美雪は堪らない気持ちにさせられてしまう。
それは草太も同じ様で、あれだけ膣内射精したペニスが、またグングンと力を取り戻し、雄雄しく勃起してきていた。
「ねえ七瀬さん、もう一回しても良い?」
その問い掛けに、美雪は戸惑いながらも、恥ずかしそうにコクンッと頷いて微笑む。
「う、うん…いいよ、草太くん……私も…もっと草太くんに、気持ちよくなって欲しい…から……」
そこまで言うと、美雪は耳まで真っ赤になってしまい、その顔を隠す様に草太の胸元に縋り付いて隠れた。
(可愛いなぁ、七瀬さん……堪んないよっ!)
草太は美雪の愛らしさに、堪らず強く抱き締めて、再び愛撫を始めていく。その柔肌に浮いた汗を味わう様に、丹念に美雪の裸身を舐め回してやる。
「あ、あぁぁっ……はっ…あううっ……」
ゆっくりと草太の舌が、首筋から鎖骨、乳房へと降りてゆき、ツンと突き出ている乳頭を嬲る様に愛撫されると、美雪は堪らず身悶えてしまう。
そして、チュパチュパッとワザと音を立てて吸い立ててくる草太の頭を、抱きかかえる様にして美雪は甘く喘いでいく。
「やあん、草太くぅんっ…そんなに…吸っちゃ、だめぇっ……」
そうは言いながらも、美雪は草太の頭を抱えたまま離そうとはしなかった。その美雪の反応に、草太は嬉しくなって強く乳房を揉みしだき始めていく。
乳首を舐めしゃぶりながら、ムニュムニュッと好き勝手に揉みまくられ、美雪は身を切なく捩じらせ続ける。
「あ、ああっ……そ、草太くぅんっ…」
豊満な美雪の乳房を、草太はたっぷりと愛撫し続けてやる。その柔らかな感触も、瑞々しい果実の如き乳首も、草太には素晴らしいご馳走である。
一度射精した事で、少し冷静さを取り戻したとはいえ、この魅惑的な美雪の乳房を好きな様に味わえるのは、最高に興奮させられてしまうというものであろう。
すると、そんな草太の責めに対抗する様に、未だ美雪の愛液と草太の精液に塗れ、ヌルヌルになったままだったペニスに、美雪の震えた手が触れてきた。
0224名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:01:06.45ID:2BcjM3QK
「わわっ!?…な、七瀬さん?」
突然の美雪の行動に、草太は一瞬訳が分からず戸惑ってしまう。すると美雪から、思わぬ言葉が告げられた。
「そ、草太くん……私も…して、あげるね」
あまりに予想外の事に、草太は一瞬理解出来なかったが、どうやら美雪がフェラチオしてくれると言ってくれた様だ。その言葉には、さすがの草太も驚いてしまっていた。
そんな草太を他所に、美雪は身を屈めて草太の股間へと顔を近寄せていく。そして力強く勃起している草太のペニスに、恐る恐る触れてみた。
(そ、草太くんのオチンチン…初めて触っちゃった。……なんか、すごい。こんなに硬くて、おっきなのが私の中に入っちゃうなんて……)
美雪は顔を真っ赤にさせながらも、草太のペニスを興味深そうに、マジマジと見つめていた。もう何度も草太のペニスを見てはいるが、触ってみたのは初めてだったのである。
それに、こうしてじっくりと観察するのも初めてであり、異性の性器について興味が沸いてしまうのも仕方が無い事であろう。
とはいえ、いつまでも見ている訳にはいかない。美雪は意を決して、ゆっくりと草太くんの股間に頭を近寄せていく。
「恥ずかしいから……あ、あんまり…じっと見ないでね、草太くん…」
そう照れた様に言った美雪が、震える手で草太のペニスを支える様にして、今だ精液でヌルヌルになっている亀頭の先に舌を延ばしていった。
「んっ…んんっ……」
美雪の可憐な舌先が、ペニスの先をチロチロと舐め回して、付着していた精液を舐め摂り続けていく。
(これが草太くんの…せ、精液の味……)
初めて口にした精液の味と、自分の蜜の味に、美雪は最初の内は眉を顰めてしまう。だが、その独特の味と臭いに徐々に慣れてきたのか、やがて口淫奉仕に熱が篭ってきた。
亀頭全体を舐め終えた美雪は、吸い付く様に亀頭部を銜え込み、恐る恐る頭を動かしてペニスをしゃぶる様に愛撫してくる。
(まさか七瀬さんから、フェラチオしてくれるなんてね……)
自分の股間に顔を埋め、懸命にペニスをしゃぶってくれている美雪の姿に、草太は思わず感慨に耽ってしまっていた。
(あの清純派で、全男子生徒の憧れの的の七瀬さんが、俺のチンポを舐めてくれてるなんて……学校の奴らが知ったら、卒倒ものだろーなぁ)
一糸纏わぬ姿で、草太のペニスにむしゃぶり付いている美雪。その表情は、どこかウットリとしていて、夢中で奉仕を続けてくれていた。
普段の清楚な美雪とは、まるで違う痴態を見せつけられ、興奮した草太のペニスが更に膨らんで勃起してきた。
「んはっ……はあっ、はあっ……すごい、草太くんの…また、おっきくなったみたい……」
美雪の口元には、草太のペニスが雄雄しく反り起つ様に勃起している。ギチギチに張り詰めて、血管も浮き出て、亀頭のワレメからも先走り液が溢れてきていた。
「そりゃあ七瀬さんに、初めて口でして貰えたんだもん……元気にもなっちゃうよ」
そう嬉しそうに草太が答えるのを見て、美雪が少し恥ずかしそうに微笑むと、再びペニスを咥え込んで、丹念にしゃぶり始めていった。
「んっ、んふっ……ちゅっ…んちゅっ、ちゅるっ……」
美雪は、草太のペニスを深くまで咥え込み、唇を窄めて吸い立てる様にして舐め上げ続けていく。
(確か、ここをこうすると気持ち良いって……)
時折、銜え込んだまま、亀頭部を舌で舐る様に舐め回し、裏スジや亀頭のワレメを舌先でなぞる様に愛撫してくる。
拙いながらも、男の感じるポイントを的確に責めてくる美雪の舌技に、不思議に思いながらも草太は堪らなくさせられてしまう。
だが、初めてフェラチオをしている美雪としては、如何せん加減が分からず、ただ懸命にペニスを舐めしゃぶっているだけなのだか、その拙さもまた快感になっている様である。
0225名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:02:53.67ID:2BcjM3QK
(なんか、難しいかも……こんなので草太くん、ホントに気持ち良くなってくれているのかしら?)
不意に浮かんだ疑問に、美雪はペニスを咥え込んだまま、草太を見上げてみた。すると草太が自分を見つめながら、時折呻く様な声を漏らしているのが見えた。
こんな風にペニスを愛撫している姿を見られるのは、かなり恥ずかしかったのだが、それよりも草太が気持ち良さそうにしている事が、美雪としては嬉しかった。
「んっ、んっ、んちゅっ…ちゅっ、ちゅぷっ…んっ、んんっ、ちゅっ…」
「う、あぁ……な、七瀬さんっ…」
美雪が唇を窄めたまま、頭を前後する様にしてペニスをしゃぶり込んでやると、草太が蕩けた様な声を漏らしてきた。それを聞いた美雪は、もっと草太に感じて欲しいとばかりに、更にペニスへの愛撫に励んでいく。
やがてペニスにしゃぶり付く動きも慣れてきたのか、徐々に美雪のフェラチオもリズミカルな動きになってきた。
「んっ、んはっ……ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ…レロレロレロっ…んっ、んふっ……はむっ…んっ、んっ、んちゅっ……」
ギンギンに勃起した肉竿を、その愛らしい唇で扱き立て、咥内でも舌を蠢かせて舐め回して刺激し続けてくる。そんな丹念なフェラチオに、草太は徐々に絶頂の淵に追い込まれていってしまう。
「くっ……な、七瀬さんっ…そんなにされたら、俺っ……」
さすがに初めての口淫奉仕で、咥内射精してしまうのは躊躇われ、堪らず草太は限界を告げた。しかし、それを聞いた筈の美雪は、フェラチオを止めようとはしなかった。
寧ろ美雪は頭の動きを更に早め、強く刺激して草太を追い込み、このまま射精させようと責め立ててきていた。そんな美雪の責めに、草太の射精感がグンッ跳ね上がってしまう。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ……だ、ダメだっ…もうッ!い、イクッ!うああッッ!!」
草太は何とか射精を我慢しようとしていたのだか、美雪の拙いながらも懸命な初フェラに責め抜かれ、ついに射精してしまった。

ドピュドピューーッッ!!ドピュルルルッ!!ビュビュッ、ドピュッ…ビュッ……ドッピュプッ……

「ん゛ぐッッ!?…ん゛んぅ…っ……」
美雪の咥内に、勢い良く精液がぶちまけられ、その唐突に始まった射精の勢いに驚愕させられてしまう。
そんな驚きの中にありながらも、美雪はペニスを咥え込んで離さず、草太の注ぎ込み続ける大量の精液を受け止めていく。
そして気持ち良さそうに射精し続ける草太を見つめ、自分が草太をイカせてあげられたという悦びに、その身を打ち震えさせていた。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ……な、七瀬さんっ…すごく気持ち良かったよ」
ようやく射精し終えた草太は、荒い吐息を漏らしながら、未だにペニスを咥え込んだままの美雪の解れ髪を直してやりながら、笑顔で礼を言った。
すると美雪は、草太がたっぷりと出した精液を零さない様に唇を窄めて吸い立てながら、チュルンッとペニスから離れた。
「あ!?待ってて、七瀬さん……今、ティッシュを…」
そう言って、草太が慌てた様にティッシュの箱を取ると、それを美雪に差し出してやる。だがしかし、美雪はティッシュを受け取ろうとはしなかった。
すると美雪は、何か決意した様に真剣な表情をして、咥内に溜まったままだった精液をゴクンッと飲み込んでしまった。
「え…?…ちょっ……な、七瀬さん!?」
思わぬ美雪の行動に、草太は驚かされてしまった。美雪から初めてフェラチオをして貰ったばかりか、精液まで飲み込んでくれたのだから驚くのも無理も無い。
すると突然、美雪が噎せて咳き込んでしまう。ただでさえ粘度の高い精液は、喉に絡み付いて飲み込みにくいのだ。
0226名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:07:22.63ID:2BcjM3QK
「…げほっ、けほんっ……けほっ…」
苦しそうに咳き込む美雪を、草太は心配そうに見つめていた。
「大丈夫、七瀬さん……?」
「けほっ、けほんっ……ん゛んっ、だ、大丈夫……」
何とか咳が収まると、美雪が草太にニッコリと微笑んで見せた。すると、そんな美雪の様子を見た草太も、ホッとした様に笑顔を返してきた。
(はあぁ、苦しかった……精液って、あんなにドロッとしてて、飲み込みにくいなんて思わなかったわ……)
思わぬ事態に陥ってしまった美雪ではあったが、自分が草太をイカせてあげられた事に無上の悦びを感じていた。
そして、今だ咥内に残っている精液の残味に、美雪はまた身体が火照り始め、無意識の内に両脚をモジモジと擦り合わせてしまっていた。
「それにしても七瀬さん……こんな事、どこで憶えたの?」
「え?…あ、うん……えっとね、雑誌とか……それから前に、はじめちゃんが持ってたエッチな漫画とか見ちゃったことがあって……その内容を思い出して…それで……」
一瞬、はじめの家に居る美雪を思い浮かべ、少しムッとしてしまった草太ではあったが、そんな時でも自分の事を忘れていないのだと思えば腹も立たない。
最も今は、はじめが旅に出て居ないのだから、その記憶は最近のものでは無い筈である。それに一度見ただけで、漫画の内容をここまで覚えているとは、とても思えない。
「七瀬さん……もしかして、はじめに黙って何度もエッチな漫画を見てたんじゃないの?」
「!?……そ、草太くんの意地悪っ…」
草太からの指摘に、美雪がドキリとしてしまう。実際、美雪は、はじめの不在時にも、はじめの部屋に何度も行った事があり、その時に盗み見ていたのであった。
美雪とて年頃の少女、男女の恋愛やセックスについて興味があるのは当然の事であろう。しかし、あの清楚な美雪が、はじめの目を盗んでまで、エッチな本を鑑賞している姿を想像してしまうと、思わず草太もニヤニヤとしてしまう。
「ふう〜ん、そうだったんだ……やっぱり七瀬さんってエッチだよね?」
「そ、そんなこと…ないもんっ……」
草太の言葉に、美雪が耳まで真っ赤になり、草太からの視線を反らす。しかし、その反論の言葉は弱弱しかった。おそらく美雪自身も、少しは自覚していたのであろう。
「じゃあ俺の精液を飲んでくれたのも、その漫画にあったから?」
「だ、だって…飲んであげると男の子が、すごく喜んでたから……」
確かにエロ漫画等には、過激なフェラチオシーンや、口で射精を受け止めて美味しそうに飲み込むシーンなんてのも、数ある作品の中には多くある。
自分の好きな、可愛い女の子が懸命にペニスにしゃぶり付き、その口にぶちまけた精液を飲み込んでくれれば、男としては堪らなくさせられてしまうだろう。
現に草太も、美雪に初めてフェラチオをして貰っただけで無く、精飲までしてくれたのだから、その感激は計り知れないものがあった。
「草太くんには、いつも気持ち良くしてもらってばかりだったから……だから私も、草太くんを気持ち良くしてあげたくて……」
今日は生理が終わって、久し振りに草太とセックスをするのが分かっていた。だから美雪は、最初から草太にフェラチオをしてあげるつもりでいたのである。
はじめのエロ本を盗み見たのも、草太の為に何かしてあげたいという想いからであったのだ。
「七瀬さん……」
そんな美雪の健気さに、草太は感動すらしてしまっていた。普段は清楚な美雪が、自分の前でだけ痴態を晒して奉仕してくれた。
そして、そんなエッチな美雪に、自分が変えてやったのだという実感に、草太はゾクゾクとしてしまっていた。
0227名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:18:04.88ID:2BcjM3QK
「ありがとう、七瀬さん……大好きだよ」
「あ……草太、くぅん…」
草太は美雪に礼を言うと、美雪の頬を優しく撫でてやり、ゆっくりと抱き寄せていく。そして美雪の髪を撫でながら、ワザとゆっくり顔を近寄せてキスしていった。
「んふっ……んっ、んんっ……ちゅっ…ちゅくっ……」
お互いの唇を何度も擦り合わせ、舌をチロチロと舐め合う様にして絡ませる卑猥な口付けに、また美雪はウットリとしてしまう。
草太はもう、美雪の咥内に自分の精液がまだ残っているのではないかという危惧も思い至らず、美雪との濃密なキスに酔いしれていく。そんな草太のペニスが、二度も射精したというのに、再び雄雄しく勃起してきていた。
「それじゃ、今度は七瀬さんを気持ち良くしてあげるからね……」
「うん……きて、草太くん」
そう言いながらも、美雪は期待する様な視線を草太に向けてきていた。それは美雪もセックスして欲しいと、訴え掛けてきている様であった。
「な、七瀬さんっ!」
「あんっ…草太くぅんっ……」
草太は美雪に襲い掛かる様にして、ベッドに押し倒し、首筋にキスしながら乳房を揉んでいく。その愛撫を受け入れる様に、美雪は草太の頭を抱く。少しクセっ毛の柔らかい草太の髪に触れるのが、密かに美雪は好きだった。

こうして再び盛り上がってしまった二人は、ベッドの上で身体を重ね合い、更に時間延長までして何度も愛し合い続けていった。
草太に責め立てられ、快楽に溺れさせられていく美雪には、もうはじめの事など、どこかに掻き消えてしまっていた。

……その頃、はじめは警備員から厳重な注意を受け、今回は初犯という事もあって許される事となった。そして家に帰れたのも、美雪達よりも遅かった為、結局は二人に何かあったのかは分からずに終わってしまったのだった。
さすがに美雪に問い質しても、何も答えてはくれないだろうし、それを聞く勇気も無い。だが、美雪への疑いは募るばかりである。
どんなに障害があろうとも、美雪と草太の関係が明らかになるまでは、この追跡を諦める訳にはいかない。とにかく証拠となる場面なり、物証なりを掴むしかないのだ。
はじめは決意を新たにし、美雪の行動を監視し続ける事にしたのだった。
0228名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:21:00.04ID:2BcjM3QK
今日は不動高校に来ている。昼過ぎにミステリー研究会の会合があり、みんなで集まる事となっていたのだ。
勿論、部長である美雪や、所属している草太も出席している。いつもなら何かと理由を付けてサボろうとする、はじめも来ていた。
はじめとしては、こんな面倒な事は嫌なのだが、今は美雪と草太の動向を監視する為に我慢している様である。……とはいえ、すぐに居眠りを始めてしまうのだが。
そんなはじめを他所に、とりあえず美雪達は、ミステリー研究会の会合を進めていく。会合とは言っても、大した事をする訳でも無い。
結局は小一時間程度で会合は終わり、みんな帰って行った。美雪と草太も、帰り支度を整えていく。不意に美雪が、はじめを見てみると、まだ眠り扱けていた。
「もうっ!…はじめちゃん、起きて!みんな帰っちゃったわよっ!」
まだ寝ていた事に少し呆れた美雪が、はじめに声を掛け、肩を揺すって起こしてやろうと手を伸ばしていく。すると、その美雪の手を草太が掴んで制止してきた。
「草太くん……?」
「せっかく気持ち良さそうに寝てるんだから、わざわざ起こしてやる事は無いよ」
そう言って草太は唇に指を添え、静かにしようとポーズをして見せた。
「で、でも……」
さすがにこのまま、はじめを放って置く訳にもいかない。美雪には、ミステリー研究会の部長としての責任もあるのだ。すると、そんな美雪に笑みを見せ、草太が言ってきた。
「それよりも七瀬さん……ちょっと一緒に来てよ」
「え?……ちょっ、草太くん!?」
有無を言わさず草太は、半ば強引に美雪の手を引っ張って行く。部室から出る時、美雪はチラリと振り返って、はじめの姿を見た。
熟睡しているはじめは、当分の間は起きてきそうも無い。二人は自分達の手荷物と、未だ寝たままであるはじめを残し、廊下に出て行ってしまった。

「草太くん、なにか忘れ物でも取りに来たの……?」
美雪は草太に連れられて、自分達の教室に来ていた。何も知らされずに連れ込まれた美雪は、草太の意図が分からずに戸惑っていた。
すると草太は無言のまま、掴んでいた美雪の手を強く引っ張り、その身体をギュッと抱き締めてしまった。
「あ!?…や、やだっ……ダメよ、草太くんっ…こんなとこで……」
「フフッ、七瀬さん……」
草太にじっと見つめられ、その熱い視線に美雪は胸を高鳴らせてしまう。そんな草太の顔が、ゆっくりと近寄ってきた。
「あ……だ、だめっ……んっ、んんっ……」
口ではそう言っているが、もう美雪は逃げようとはしなかった。そして草太の唇が軽く重なると、続けざまに深く重なり合っていく。
「んふっ……ん、んちゅっ…ちゅくっ……んんっ……ちゅぱっ…」
草太に強く抱き締められたまま、美雪は何度もキスを交わしていく。その咥内では、草太の舌が美雪を絡め捕り、ヌルヌルと唾液を混ぜ合わせようと蠢いていた。
最初は戸惑いを見せていた美雪ではあったが、徐々に草太からのキスを受け入れ、自らも舌を絡めさせ始めてきた。
そうして濃厚なキスを味わった二人は、ゆっくりと唇を離していく。その間には、混ざり合った唾液が卑猥な糸を引いていた。
「ふうっ……ごめんね、突然こんな事して……でも七瀬さんと、ここでキスしてみたかったんだ」
「はあっ、はあっ、はあっ……もう、草太くんのエッチ…」
草太の言葉に、美雪は顔を赤く染めてしまう。いつもは、ここでクラスメイト達と一緒に勉学に励んでいる。いわば神聖な教室なのである。
そんな場所で、キスなんてしてしまったという事を意識させられ、美雪は不思議とゾクゾクさせられてしまっていたのだ。
すると、日常の空間で卑猥な事をしてしまう背徳感に、少し興奮してしまった草太は、再び美雪をギュッと強く抱き締めていく。
0229名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:27:44.13ID:2BcjM3QK
「ねえ七瀬さん……もっとエッチな事、してみない?」
「え?………あ!?」
強く抱き締められていた美雪の太ももに、大きく盛り上がった草太の股間が押し当てられる。
(ああっ、草太くんのが……こんなに、おっきくなってるっ……)
柔らかな美雪の太ももに、草太の勃起したペニスがズボン越しにではあるが押し付けられ、その熱さと硬さに美雪はドキドキとさせられてしまう。そんな美雪の耳元で、そっと草太が囁き掛けてきた。
「また七瀬さんに…お口でして欲しいな」
「え!?…で、でも…こんなとこで……」
いくら誰も居ないとはいえ、こんな場所でするのは、さすがに気が惹けてしまう。夏休みではあるが、他にも幾つかの部活が活動している様で、それなりには人が居る様である。
実際、窓の外からは運動部が活動している音や声が聞こえてきているのだ。そんな状況で、いやらしい事を要求された美雪は躊躇してしまっていた。
すると、そんな美雪の様子を見ていた草太が、笑みを零しながら再び耳元に囁いてやる。
「大丈夫だよ。ここには俺と七瀬さん意外、誰も居ないんだから……」
そう言いながら、また美雪を抱き締めて、勃起したペニスを太ももに強く押し付けていく。
「俺、もう我慢出来なくなってきちゃった……だから七瀬さん、お願い」
「う、うん……」
熱く見つめて頼み込んでくる草太に、美雪は仕方無くコクンと頷いた。草太の腕から解放された美雪は少し身を離すと、草太がズボンに手を掛けていく。
すでに草太の股間は大きく盛り上がり、窮屈そうにテントを張っている。そんなズボンのベルトを外すと、ジッパー下げ、ズボンと一緒にトランクスもズリ降ろしていまった。
「きゃあッ!!」
唐突にギンギンに勃起した草太のペニスが露わにされ、美雪は思わず小さな悲鳴を上げて目を逸らしてしまった。
「なんだよ、七瀬さん……俺のなんて、もう見慣れてんだから、そんな悲鳴上げなくても良いじゃないか…」
「そ、そんなこと言われても…恥ずかしいものは、恥ずかしいんだもん……」
確かに、もう何度もセックスをして、しかもフェラチオまで経験済みである美雪が、ここまで恥ずかしがる必要は無い。
しかし、草太の裸を見慣れたとはいえ、それでも異性の裸は恥ずかしいものであろう。それに、まだ美雪は少女なのだから、恥ずかしがるなと言うのは無理だろう。
それに、いつまでも初々しい反応を見せてくれる美雪には草太も、いつもドキドキとしてしまっている。その愛らしさも大好きであったのだから。
「それじ、七瀬さん…」
「うん……」
草太は座席に腰を降ろすと、脚を拡げ、催促する様にペニスを突き出してきた。その草太の前に、美雪は身を屈ませていく。
美雪は目の前にある、草太のペニスを見つめ、優しく手で包み込むと、ゆっくりと亀頭部にキスをし始めていった。
「んっ…んちゅっ……んふっ……ちゅっ…ちゅっ……」
亀頭の先を舐る様に舌を這わせ、美雪は温かな口の中に包んでいくと、美雪は顔を上下させて、ペニス全体をしゃぶっていく。その口元からは、チュポチュポッと吸い付く様な卑猥な音が漏れ聞こえてくる。
「んっ…んっ…んちゅっ…ちゅっ…ちゅぷっ…んっ…んんっ……」
徐々に草太のペニスをしゃぶる速度が早まり、美雪はリズミカルに頭を振り立てて奉仕し続けていく。そんな丹念な口淫愛撫をしてくれる美雪に、草太は思わず快感の吐息を漏らしながら、その頭を優しく撫でてやる。
0230名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:30:11.95ID:2BcjM3QK
「ああっ…気持ちいいよ、七瀬さん……」
髪を撫でながら、気持ち良さそうにしている草太の姿を見た美雪は、嬉しくなって更に草太のペニスを吸い立てて、ジュポッ、ジュポッ、と卑猥な音を立ててしまうのも構わず、激しく愛撫し続けて責め立ててきた。
悠然とそそり勃つ草太のペニスを、口一杯に頬張る美雪は、その口の中で亀頭と肉竿に舌を這わせて舐め回していく。
どうすれば草太が気持ち良いのか、どこを責めれば草太が感じてくれるのか、もう美雪にはそれ以外考えられず、夢中になってフェラチオ愛撫をし続けていた。
(不動高校のアイドル、七瀬美雪にフェラチオさせてるなんて……クラスの男子達が知ったら、すっごく驚くだろうなぁ)
美雪は、不動高校の男子生徒達から絶大な人気がある。それは同級生だけでは無く、先輩や下級生達からも好意を寄せられているのだ。
その中には、思い切って告白した者も少なくは無い。そんな美雪が今、こんないやらしい姿を自分だけに晒してくれている事に、草太は堪らない優越感を感じていた。
そんな美雪の姿を眺め見ていた草太は、いつの間にか美雪が自らのミニスカートの中に手を忍ばせ、パンティの上からワレメを撫で回している事に気付いた。
どうやら美雪は堪らなくなってしまい、無意識の内に下着の上から花弁を擦っていたらしい。
(うはっ、七瀬さん…エロッ……)
美雪は、草太に気付かれたとも知らず、ペニスを咥え込んだまま秘部に手を這わせ、下着をずらして花弁をクニクニと擦って甘い喘ぎを漏らしていく。
「ふ…ぅんっ……んっ、んちゅっ…ちゅっ……ちゅくっ……」
美雪は指先で花弁を弄り、勃起したクリトリスを擦り込んでいくと、益々堪らなくなってきてしまう。
(ああ、草太くぅん……欲しい…欲しいよぉ……草太くんのオ〇ンチン、ここに挿れて欲しい……は、ああぁ…っ…)
もはや、すっかり発情しきった美雪は、草太のペニスを貪る様に愛撫していた。焦がれる身体を持余しながら、更にフェラチオに熱を入れて責め立ててくる。
そんな官能的な美雪の姿と、与えられる快感に、草太は徐々に射精感が高まっていく。
「う、ううっ!…そ、そろそろ…やばいっ!イキそうだよ、七瀬さんッッ!!」
アイコンタクトされ、美雪がコクンと頷く。すると美雪は、亀頭を咥え込んだまま舌を這わせ、肉竿を手で扱き立てて射精を促してくる。
(いいよ、そのまま射精して……草太くんの精液、飲んであげるから……)
まだフェラチオをしたのも、精液を飲むのも二回目だというのに、美雪には躊躇が無かった。元々人に尽くすタイプである美雪は、草太が喜んでくれる事が何より嬉しいのだ。
美雪は前回、精飲してあげた時の草太の反応が忘れられず、また草太に喜んで貰いたかったのである。
それに、ここで草太に射精されて、教室や制服を汚されるのも嫌だし、何も用意してこなかったので、ろくに後始末も出来ないだろう。
美雪は唇を窄めてペニスに吸い付き、頭を激しく前後させて扱き立てて責めてくる。その責めに負け、草太のペニスがグググッと限界まで膨張して、ビクビクッと痙攣し始めた。
「くううッ!…で、射精るッッ!!」
ついに草太は我慢しきれず、呻き声を漏らしながら、美雪の咥内に熱い精液を放っていった。

ドピューーーッ!!ドピュドピュッ!ビュッ!ビュビュッ、ドクドクッ……ドピュッ……

「ん゛んぅっ!?…んっ……んふっ………ゴクッ…コクンッ……」
美雪の口の中で、勢い良く草太の精液がぶちまけられ、それを美雪は受け止めて、喉を鳴らして飲み込んでいく。
濃厚な白濁液は喉に絡み付いて飲み辛いのだが、それでも美雪はうっとりとし表情を浮かべ、味わう様に全て飲み干していった。
ようやく射精し終えても、美雪はペニスに吸い付いて、残った精液も吸い込んで飲み込み、その周りも舐めて綺麗にしてくれた。
0231名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:32:19.57ID:2BcjM3QK
「はあ、はあ、はあっ……ねえ、草太くん…」
ペニスを綺麗に舐め終えた美雪が、潤んだ瞳で見上げてきた。その美雪の目が何も訴え掛けてきているのかは、草太にも十分過ぎる程に分かっていた。
「七瀬さん……」
草太は、美雪の手を引っ張って抱き寄せると、自分の膝の上に美雪を座らせて、服の上から乳房を揉み上げてやる。
「あ、あんっ」
軽く乳房を揉まれただけだというのに、美雪は身体をビクンと震わせて甘く喘いでしまう。そんな美雪の豊満な乳房の感触を、草太は堪能する様に揉み込み続けていく。
その刺激に堪らなくなった美雪は、草太の首に腕を捲き付けて縋り付いてきた。
「あ、ああっ……そ、草太くぅん…」
美雪にギュッと抱き付かれ、その甘く芳しい香りが草太の鼻孔を擽る。乳房を揉みしだかれ続けている美雪の身体が、快感に小さく震えているのを感じた。
その柔肌にも汗が浮かび、薄い生地のシャツに張り付いて、真近から下着が透けて見えてしまっている。
そんな美雪の体臭と、甘い喘ぎと吐息に、草太は興奮させられ、射精したばかりのペニスが再びグングンと力を取り戻していくのを感じていた。
「七瀬さん…欲しいの?」
「うんっ……そ、草太くんの…欲しい…」
そう告げた美雪は、草太の膝の上から降りてスカートを自ら捲くり、スルスルと下着を脱ぎ始めていく。もう十分過ぎる程に濡れてしまっていた美雪は、たっぷりと愛液を吸って、いやらしい染みが出来てしまっていた。
そのパンティを机に置くと、再び美雪は草太の上に跨り、そそり起つ草太のペニスに手を添えて、ゆっくりと腰を落とし始めていく。
すると、トロトロに蜜が溢れている膣口に、クチュッと亀頭の先が触れた。その甘美な刺激に、美雪は身体をピクンッと震わせ、もっと感じたいという欲求に駆られてしまう。
勿論、草太も早くペニスを突き入れて、美雪の素晴らしい膣の感触を味わいながら何度も掻き回して、その子宮にたっぷりと射精してやりたい欲望に満ちていた。
そんな二人が今、まさに身を重ね様とした時だった。
「ちょっ、ちょっと待って七瀬さん!?」
「あっ……いやあっ…」
不意に落とそうとしていた腰をガシッと掴まれ、動きを止められてしまった美雪は、思わず不満の声を漏らした。しかし、そんな美雪に構わず、草太は真剣な表情で言ってきた。
「誰か、来たみたいだ……」
その言葉にハッとした美雪は、耳を澄ませてみると、廊下の方から誰かが近づいて来る足音が聞こえてきた。
「ええっ!?…うそっ…や、やだっ……こっちに来るみたい」
「とにかく七瀬さん…退いて」
「う、うんっ……」
あまりにも唐突な事に、美雪は慌ててしまっていた。草太は一見、冷静そうではあったが、その内心ではかなり焦っている。
美雪が草太の上から退くと、草太も座席から立ち上がり、急いで下ろしていたズボンをグイッとズリ上げていく。
しかし慌ててズボンと一緒にトランクスを引っ張り上げた為、トランクスが中で引っ掛かり、草太はバランスを崩してしまった。
0232名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:37:06.92ID:2BcjM3QK
「わ、たたっ!!」
「そ、草太くん!?」
ドタッ!と勢い良く倒れ込んでしまった草太は、その拍子に尻餅を付いてしまっていた。そんな草太を心配して、身を屈めとした美雪。すると、その時……。

ガラガラガラッ!

誰かが教室の扉を勢い良く開け放ち、中へと入ってきた。それに気付いた美雪は、倒れていた草太の姿を隠す様にして振り返った。
「あれ、七瀬さん?…やっほ、久し振り〜」
そこに居たのは、クラスメイトの女子であった。美雪を見つけた彼女は、元気良く手を振って挨拶してきた。
どうやら机が陰になっていて、彼女の位置からは草太の姿が見えていない様である。とりあえず美雪は、彼女に近づいて返事を返していく。
「う、うんっ……久し振りだね。今日は、どうしたの?」
「いやあ、昨日の夜に夏休みの課題をやってたら、教科書が無くてさぁ〜。もしかしたら、ココに置き忘れちゃってたんじゃないかと思ってね。さっき部活が終わったから、探しに来たんだけどぉ〜……」
そう言いながら、彼女は自分の席がある場所に移動して、机の中をゴソゴソと探し始めた。彼女は運動部に所属しており、まだ体操服のままである。おそらく練習がハードだったのだろう。見た目にも、疲れている様子が分かった。
その彼女の傍に近寄っていく途中で、不意に美雪がある事に気付いて、顔を真っ赤にさせてしまう。
(や、やだっ……私、下着…脱いだまま…っ…)
美雪の太ももの内側に、ツツーッと愛液が垂れてきたのである。そこで、ようやく美雪は、今の自分の状況が分かったのだった。
しかし咄嗟の事とはいえ、まさか下着を履き忘れていた事に、さすがの美雪自身も驚いてしまっていた。
自分が今、ノーパンである事を彼女に気付かれたらと思うと、美雪は恥ずかしさと怖さが入り混じった感情に襲われ、彼女の傍に行くを戸惑ってしまう。
だが、ここで歩を止めて、彼女に不審に思われる訳にもいかない。美雪は、彼女に気付かれない様にと願いながら、傍に近寄っていった。
(あっ!?……い、いけない!脱いだ下着が…)
つい先程、下着を脱いで机の上に置いた事を思い出した美雪は、チラリと後ろを振り返って見てみた。すると、机に置いた筈の下着が無くなっていた。どうやら草太が機転を利かせて、下着を隠してくれたらしい。
草太に、濡れた下着を回収されてしまった事は恥ずかしかったが、とりあえずは彼女に見られなかった事にホッとしていた。
「ん〜と……あ、あった」
美雪が傍に来たのと同時に、彼女が自分の机の中から教科書を取り出して見せた。探していた物が見付かり、安堵の笑みを浮かべていた。すると懸念していた事が解決した彼女が、唐突に美雪に質問してきた。
「そういえば七瀬さんも、今日は部活だったの?」
「え?……う、うん。さっきまでミステリー研究会の会合で、みんなで集まってたの」
いきなりの質問に、一瞬戸惑ってしまったものの、美雪はニッコリと笑みを見せて答えていく。
「ふ〜ん、そうなんだ……でも、なんで教室に来てたの?」
「え、えっと……」
思わぬ核心を吐かれてしまい、美雪は言葉に詰まってしまう。すると、そんな美雪を助ける様に、何処からとも無く声が上がった。
0233名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:41:22.03ID:2BcjM3QK
「あったよ、七瀬さん……やっぱり、ここに忘れてたみたいだよ」
そう言って立ち上がった草太は、美雪達の傍へと近寄って来た。
「あら、村上くんじゃん!?」
「やあっ、久し振りっ」
草太を見つけた彼女は、軽く手をヒラヒラとさせて挨拶してきた。そんな彼女に、草太も手を上げて挨拶を返した。
「どうかしたの?」
「ああ、ちょっと探し物をしていてね。ミス研が終わったから、七瀬さんにも手伝って貰ってたんだ……ありがとうね、七瀬さん」
すると草太が、美雪に向かってニッコリと笑みを見せていく。
「え、あ……うん」
突然の事に、美雪はどう返して良いのか混乱してしまい、ただ生返事をしていた。
「やだぁ……村上くんも忘れ物?偶然だねぇ〜」
「あははっ、そうだねぇ……」
そう言うと、三人は笑い合った。何が面白いという訳でも無いのだが、なんとなく笑ってしまっているのである。
「さてと、探し物も見付かったし……部活の友達が待ってるから、先に帰るわね〜」
一頻り笑った彼女は、教科書を手に立ち上がった。そして美雪と草太にウインクすると、出入り口へと移動していく。そうして廊下の手前で振り返ると、また二人に手を振って挨拶をしてきた。
「それじゃ、まったね〜」
「うん、またね」
美雪は、彼女に軽く手を振って返した。その横で、草太も彼女を見送る。やがて彼女の足音が遠ざかり、再び教室に静寂が戻った。それをじっと待っていた二人は、深く吐息を漏らして緊張していた身体を脱力していく。
「ふうっ、焦ったぁ……まさか、ここに誰か来るなんて思わなかったよ」
「うんっ……私もビックリしちゃった」
草太は軽く言ってはいたが、美雪はノーパンである事がバレないかと、ものすごく緊張してしまっていた。まだドキドキと胸の鼓動が早く、心なしか吐息も荒くなっている。
その顔も赤く火照っていて、薄暗い教室でなければ、彼女も不審に思われてしまったかもしれない。そんな状態の美雪の肩を抱き、草太は耳元で囁いていく。
「さすがに、ここじゃマズイかもね。……ねえ七瀬さん、俺の家に来る?今日も誰も居ないから、そこでなら……」
「……うん」
その言葉に、美雪が恥かしそうにコクンと頷く。とはいえ、本音としては、すぐにでも草太に抱いて欲しかった。あと少しで欲しかった快楽が得られたというのに、美雪は中途半端に止めてしまった。
だからこそ余計に身体の奥底が疼いてしまっているのである。しかし、また誰かが来て、中断されるのも嫌だし、そんな姿を見られたら大変な事になってしまう。ここは我慢して、早く草太の家に行く方が得策だろう。
0234名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:45:32.57ID:2BcjM3QK
「それじゃ、七瀬さん……早く帰ろうか」
そう言うと、草太は美雪の肩を抱いたまま、教室から出て行こうとする。だが、そんな草太を美雪が制止してきた。
「ま、待ってよ、草太くんっ……その前に私の下着、返して」
美雪は、まだノーパンのままである。さすがに、こんな格好のまま帰れる筈も無い。もしも誰かに見られてしまったら……そう思うと、美雪は恥辱に身震いしてしまう。
しかし、そんな美雪の様子を眺めていた草太は、意地悪そうな笑みを浮かべながら言ってきた。
「う〜ん……せっかくだからさ、そのままでいてよ」
「え?……ええっ!?」
草太からの予想外の提案に、美雪は驚愕してしまう。
「こんなに濡れちゃった下着なんて履いたら、気持ち悪いだろうし……七瀬さんに風邪、引かせる訳にもいかないしね」
そう言うと、草太は美雪から離れて、逃げる様に教室から出て行ってしまった。
「いやんっ……か、返してよぉっ、草太くんのエッチっ!」
突然逃げた草太の後を、美雪は慌てて追い掛けていった。

不動高校を出て、見慣れた道を歩いていく美雪と草太。しかし美雪の歩き方が、どこかおかしい。それはスカートの前と後を、必死に抑える様にして歩いているからだ。
結局あの後、美雪は草太から下着は返して貰えず、そのままの格好で下校する事となってしまったからである。つまり美雪は、ずっとノーパンのままだったのである。
(あうう、スースーするよぅ……)
下着を着けていない美雪は、なるべく不自然にならない様にしようとしているのだが、少し風が吹くだけでスカートが捲くれてしまい、その中が見られてしまうのではないかと思い、どうしても内股になってしまっていた。
草太の家から不動高校までは、徒歩で通える距離にあり、同じ町内である美雪やはじめも電車通学では無い。
距離的にも美雪達の家よりも、草太の家の方が近かったのだが、商店街を通らなければならないのだ。当然、そこには多数の人達が居る。
下着を履いていない状態のまま、商店街を通り抜けていかなければならない事に、美雪は堪らないスリルを感じていた。
胸の鼓動はドキドキと早鐘を打ち、他人の何気無い視線にも敏感になってしまっている。この異常な状況に、美雪は狼狽していた。
(ああっ……も、もし…こんなところを、誰かに見られちゃったら……)
いくら堪えようとしても、外で一枚布の下は裸なのだと考えてしまうと、下腹部がジンジンと熱くなって、また愛液が溢れてきてしまう。
何とか商店街を通り抜け、住宅地へと入り込んだ頃には、もう美雪は歩くのもやっとといった状態になってしまっていた。
「大丈夫、七瀬さん?」
「う、うん……」
さすがに見かねた草太は、美雪を支えてやる。すると吐息を荒げ、身を寄せてきた美雪の上気した表情と、甘い汗の匂いに草太はクラクラとしてしまった。
(うはっ……七瀬さん、すごく色っぽいっ)
美雪の半開きの唇からは熱い吐息を漏らし、その潤んだ瞳は草太を見つめ続けている。好きな女の子の、こんな表情を目にして、興奮しない男は居ないだろう。
それに身を預ける様にして縋り付かれ、柔らかな身体の感触と体臭に、不覚にも草太の股間がグググッと大きく膨らんできてしまった。
0235名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:48:29.14ID:2BcjM3QK
(くううっ、七瀬さん可愛いなぁ……俺も我慢出来なくなってきちゃったよ)
本音を言うなら家まで行かずに、どこか近場のラブホテルにでも入って、今すぐにでも美雪とセックスをしたかった。しかし、まだ高校生の二人が、そんなに頻繁にラブホテルに行くにも、資金が続く筈も無い。
それ程お金に余裕など、或る筈も無いのだ。だが幸いな事に、草太の家族は不在な場合が多い。父も母も、何やら忙しいらしく、家に居る事の方が稀であった。
そんな環境である為、草太は度々美雪を家に招いて、もう幾度と無く自室でセックスを愉しんできたのである。今日も夜中まで帰ってこないという事は、事前に草太から聞かされていた。
だから下校した後、どこかで待ち合わせをしてから草太の家に行き、そこで思う存分二人だけの時間を過ごす予定でいたのだった。
「な、七瀬さん……もうちょっとで着くから、頑張って」
「うん……」
草太は、少しフラつく美雪を支えて遣りながら、自宅へと急いで行った。草太も早く、美雪を抱きたくて堪らなくなってしまっていたのである。

「ただいま〜」
やっと草太の家に辿り着いた。ここには美雪も、もう何度も来ている筈なのだが、こんなにも遠く感じた事は無かった。
「ふううぅっ…」
美雪は大きく吐息を漏らすと、緊張で強張っていた身体を脱力させていく。下着を着けていないだけで、こんなにもドキドキさせられてしまうなんて思いもしなかった事だ。
今日も草太の家族は不在らしく、家の中は静まり返っている。立派な邸宅な分、余計に寂しさが漂っている様に、美雪は感じていた。
しかし、そんな家庭環境は、今の二人にとっては好都合であろう。人目を気にせず、思う様にセックスを愉しめるのだから。
そんな事を、ぼんやりと考えていると、また愛液が溢れてきてしまうのを感じていた。そんな美雪の後ろから、草太が音も無く近寄ってくる。
「な、七瀬さんっ!」
「そ、草太くん!?」
急に後ろから草太にギュッと力強く抱き締められ、美雪は戸惑った。しかし、すぐに草太に身を預け、抱き締められる感覚に酔いしれていった。
しばらくすると草太が力を緩め、美雪を正面へと振り返らせてきた。そして美雪を、じっと熱い視線で見つめてくる。
「七瀬さん……」
「草太…くん」
ゆっくりと顔を近寄せてくる草太。その動きに合わせる様に、美雪もゆっくりと瞳を閉じて、クッと顎を上げて唇を差し出していく。
その唇に、最初は軽く、何度か触れるだけの軽いキスをしていくと、今度は深く重ね合わせ、お互いの舌を何度も絡み合わせる濃厚なキスへと変わっていった。
「ん、んふっ……ちゅっ、ちゅくっ…んっ……んうっ…ちゅっ…」
美雪を強く抱き締めながら、貪る様に舌を絡めてくる草太のキスを、美雪からも求める様に受け止めていく。
クチュクチュッと唾液が混ざり合う卑猥な音をさせながら、お互いの舌が求め合う様に何度も絡み合い続ける。
たっぷりと混ぜ合わさった唾液を、お互いに飲み込んで、濃厚なキスに夢中になっていると、美雪の背中を抱き締めていた草太の手が下がり、お尻を撫で回してきた。
「ん、んうっ……んっ……っ…」
お尻を撫で回していく草太の手に、キスを交わし続けている美雪から、くぐもった声が漏れてくる。それでも草太は美雪を離さず、キスをし続けてやる。
しばらくすると、草太の手が美雪のスカートを捲り上げ、その大きな尻肉を両手で鷲掴んで揉み込み始めてきた。
0236名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:51:43.14ID:2BcjM3QK
「んんっ……んっ、んはっ……あっ…いやぁっ……そ、草太くぅん…」
下着を着けていないお尻を直接、思いっきり掴まれて揉まれる恥辱に、さすがの美雪も我慢出来ずに唇を離してしまった。
ムッチリと質感溢れる美雪の大きな尻肉の感触は、まさに極上のモノである。この堪らない触り心地は何度味わっても、草太を興奮させてくれる。
そんな美雪のお尻を撫で擦り、揉みしだいてやりながら、草太は美雪の耳元で囁いていく。
「ごめん、七瀬さん……俺、もう我慢出来なくなっちゃって……七瀬さんが欲しくて堪らないんだ」
「…あ…ああ……で、でもっ…こ、こんな…ところで……」
美雪は、その愛らしい瞳を潤ませ、吐息を荒げさせて、恥かしそうに身悶えている。しかし、本当に嫌がってはいない事だけは、草太にも分かっていた。
身体を切なげに悶えさせてはいるものの、抵抗しようとは一切してこないからだ。すると草太の手が、今度は前に回り込んできた。
「あ…ああんっ!」
草太の指先が、美雪の濡れそぼっている媚肉に入り込み、いきなり膣内にまで侵入してくる。そして、すでに勃起してしまっていたクリトリスにも指を這わせて刺激してきた。
美雪のスカート中で、草太の手がモゾモゾと蠢く度に、クチュクチュッと卑猥な音が聞こえてきて、美雪は甘やかに喘がせられてしまう。
「あっ、ああぁっ!…だ、だめぇ……感じ、すぎちゃうぅっ!」
先程、学校で中途半端にされ、さらにノーパン状態で下校するという異常な体験をし、美雪は今まで以上に欲情してしまっている。
もう美雪は自分で立っていられないのか、完全に草太に身体を預けて縋り付いてしまっていた。そんな美雪を何とか玄関先に座らせてやると、草太は美雪の前で屈み込んで、その両脚を大きく割り開らかせていく。
「フフッ、七瀬さんのおま〇こ……すごく濡れちゃってるね」
「やあぁっ……は、恥ずか…しいっ……」
草太の目の前に露わになった美雪の媚肉からは、止めど無く愛液が溢れており、スカートの中でムワッとする程に美雪の『女』の匂いを立ち込めてしまっていた。
その美雪のスカートの中に顔を埋めると、草太は太ももに垂れていく愛液を舐め摂りながら、ゆっくりと舌先を美雪の股間へと近寄せていく。
「んあ、ああぁっ……そ、草太…くぅん…っ…」
徐々に股間へと近づいてくる草太の愛撫を受け、美雪は切なく身を震わせてしまう。そして、そのゾクゾクする様な快感に、堪らなくさせられてしまっていた。
そうして太ももに垂れていた愛液を綺麗に舐め摂ってやると、ようやく草太は泉の根源である美雪の媚肉へと辿り着いた。
その美雪の媚肉の合わせ目を、荒々しく指で押し開いてやると、トロトロに蕩けてニチャッと愛液が糸を引く膣穴が丸見えになった。
「い、いやああっ……そんな、開いて見ちゃ…だめぇ……っ」
美雪からは何をしているのか見えないが、スカートの中で草太がしている事は感覚で十分過ぎる程に分かった。
何よりも開かされてしまった美雪の女性器全体に、そして膣口にも、草太の荒く熱い吐息が掛かってきているのだから。
すでに幾度と無く、草太には見られてしまっているのだが、やはり恥ずかしいものは恥ずかしい。だが、そんな風に草太に見られている事にも興奮してしまうのも事実だった。
「ああっ…堪らないよ」
草太はニヤニヤと肉の割れ目を覗きつつ、美雪の肉ヒダを一枚一枚確かめる様に舐り始めてきた。
0237名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:55:18.03ID:2BcjM3QK
「んあっ!…あ、ああぁんッ!!」
ずっと焦らされ、我慢させられ、待ちに待っていた甘美な刺激を受けた美雪は、ビクンッ!と大きく身を反らせ、堪らずスカート越しに草太の頭を押さえた。
そのスカートの中では、草太が美雪の媚肉にむしゃぶり付き、しとどに溢れてくる淫蜜をジュルジュルッと音を立てて貪り続けている。
敏感なクリトリスを嬲る様に舐められ、ヒクつく膣穴にも舌先を突き入れられて、もっと愛液を啜り摂ろうとするかの様に愛撫していく。
すると、その草太の責め立てに、美雪の張り詰めていた両脚がガクガクと震え始め、喘ぎ声も一層切羽詰ったものへと変わってきた。
「あっ!ああっ!あ、ああぁっ!…ら、らめぇっ…い、イクッ!イクッ!イッちゃうぅぅっ!…ん゛あ゛あ゛あ゛ああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ……ッッ!!!」
誰も居ない草太の家の中に、美雪の甲高い嬌声が響いていく。それと同時に媚肉から大量の愛液が溢れさせ、美雪は背中をググッと大きく仰け反らせて絶頂してしまった。 
大きな絶頂の波に飲み込まれ、美雪は全身をビクビクッと痙攣させながら、その快楽に酔いしれていた。ずっと我慢させられていただけに、その余波も大きいのだろう。
しばらくすると、美雪の全身から力が抜けて、玄関先に身を横たえてしまった。そして呼吸を荒げながら、未だスカートの中に居る草太に声を掛ける。
「はあーっ、はあーっ、はあーっ……そ、草太…くぅん……っ」
すると、ひょっこりとスカートの中から草太が顔を出した。その口元は、美雪の愛液でベチョベチョになっている。それを手で拭い取ると、草太は美雪に圧し掛かる様にして、美雪を見つめながら呟いた。
「七瀬さん……あんなに大きな声を出したら、もし外に人が通っていたら聞こえちゃうよ」
「だ、だってぇ……っ…」
草太からの指摘に、美雪の顔がカアーッと赤くなってしまう。あれだけ熱烈に愛撫されてしまったら、喘ぐ声も抑えられる筈も無い。美雪は恥ずかしそうにムクれながら、草太に熱い視線を送ってくる。
そんな美雪の愛らしい仕草を見るのも、草太は好きだった。しばらく美雪を見つめていると、不意に戸惑う様に美雪が告げてきた。
「…が、学校から、ずっと我慢させられてたし……帰りも下着を返してくれなくて、変な気持ちにさせられて……だから、その……」
確かに、学校ではセックスする寸前で止めてしまったので、美雪はずっと焦らされ続けていた。だからこそ、あんなにも乱れて、こんなにも簡単にイッてしまったのだろう。
「ごめんね、七瀬さん。ちょっと意地悪過ぎたかも……」
草太は美雪に対して侘びを入れつつも、美雪がこんな反応を見せてくれる様になった事が嬉しかった。これも草太が苦労して、何度も美雪と肉体関係を持ち、自分との仲がより親密になってきた証拠であろう。
すると草太は、絶頂して脱力していた美雪の身体を抱き起こし、その耳元で囁いてやる。
「お詫びに部屋で、いっぱいイカせてあげるから…ね」
「……うん」
草太の言葉に、美雪は恥ずかしそうにコクンと頷いていた。それを見た草太は、ニッコリと笑みを浮かべ、美雪の身体を抱き上げた。
そして美雪をお姫様抱っこしたまま、自分の部屋へと向かって階段を登っていった。
0238名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:57:36.48ID:2BcjM3QK
遅れる事、30分後……はじめは美雪を追って、息も絶え絶えに村上家の前に来ていた。
ついうっかり眠り込んでしまい、ようやく目覚めた時には誰も居なくなっていた。勿論、美雪の姿も無く、草太と一緒に下校したのではと推理して焦った。
慌てて美雪を追う為に部室を出ようとしたはじめは、自分の荷物にメモが目立つ様に挟み込まれていた事に気付いた。
『何度も起こしたけど、起きてくれないので、諦めて先に帰ります。-美雪-』
そう記してあったメモを見て、はじめは自分の迂闊さを反省していた。本来ならば草太を警戒し、自分が美雪と一緒に帰るつもりでいたのだ。
(くそっ、何やってんだ…俺はっ!)
はじめは携帯で、美雪に連絡を執ろうとしてみたのだが、不在着信のままで繋がらなかった。諦めきれないはじめは、美雪の姿を探し回る嵌めになってしまう。
この猛暑に何十分も全力疾走をして、美雪の家まで行ってみたのだが、まだ美雪は帰ってきてはいなかった。そこで、まさかと思いながらも、草太の家に遣ってきたのである。
だが、ここに美雪が居る確証は無い。しかし、他に手がかりも無いのだ。幾つもの事件を解決してきた自分の勘を、今は頼りにするしかなかった。
「ハアッ、ハアッ……そ、草太のやつ…ゲホッ!」
勘だけで、ここに辿り着いたのは、はじめの執念と云えよう。しかし、それだけで美雪が居る事を確かめられる訳では無い。
村上家は、はじめの家とは違って、見るからに防犯システムに守られた邸宅である。うっかり忍び込もうものなら警報が鳴り響き、犯罪者の仲間入りになってしまうのは間違いないだろう。
勝手知ったる美雪の家ならば、音も無く部屋の窓に張り付けただろうが、これではどうする事も出来ない。だからといって、わざわざインターホンを押して、草太を呼び出すのも躊躇われ、はじめは途方に暮れてしまう。
もし、このまま草太の家に飛び込んで、件の噂が本当であったらと思うと、はじめは怖くなってしまっていた。その真実を知ってしまえば、美雪との関係も完全に終ってしまうからだ。
(美雪…)
草太の部屋を見上げてみると、カーテンが閉められており、そこに誰か居るのかも分からない。もしかしたら美雪は、別の場所で草太と一緒に居るのではないか?
そう思うと、いつまでもここに居ずに、他を探した方が良いのかもしれない。だが、この家の中に居るかもしれないと考えると、ここから離れる事も出来なくなってしまう。
いつも気さくに自分を迎えてくれた草太と、草太の家が、今はすごく遠く感じられる。はじめはもう、ただ焦るばかりで、切なく窓を見上げる事しか出来なかった。
0239名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 12:58:48.10ID:2BcjM3QK
「んあっ…あ、ああっ……」
窓を閉め、カーテンで少し暗くなっている草太の部屋に、少女の甘い喘ぎ声が木霊する。ベッドの上で草太に組み敷かれ、両脚を大きく開かされてペニスを突き込まれている美雪は、与えられる堪らない快感に身悶えていた。
その足元には草太の制服とシャツとトランクス、美雪の着ていた制服のブラウスとスカート、それに大き目のブラジャーが脱ぎ散らかされている。
部屋に着くなり、二人は衣服を全て脱いで全裸になり、ベッドへと雪崩れ込んだ。そうして脱ぎ捨てられた制服や下着が、部屋に散乱しているという状況が、いかにも生々しかった。
「七瀬さん、クーラー強すぎて寒くない?」
「はあっ、はあっ、はあっ……うん、平気…」
美雪は、草太の気遣いを嬉しく感じながら答えた。外は猛暑の日照りに焼かれているが、室内はクーラーがガンガンに効いていて、少し肌寒く感じるかもしれない。
しかし、確かにクーラーは効き過ぎかもしれないが、火照った身体には心地良く、密着している草太の肌の暖かさを実感出来るので、返って丁度良い位である。
それでも激しい性交で、二人とも汗だくになってしまっているが、それが不快では無く、お互いの汗の匂いが二人を、更に興奮させているかの様だった。
「んあぁっ!…そこぉっ……き、気持ち…いいよぉ…っ!」
草太が腰をグラインドさせる様にして、美雪の膣内を突きまくってやると、蕩けた様な喘ぎを上げながら切なく身悶えてくる。
そして草太のペニスが激しく出入りを繰り返す度に、銜え込んだ美雪の膣穴からは、止めど無く溢れ出る愛液がシーツに飛び散って、淫猥な染みを幾つも作ってしまっていた。
「あっ!あっ!ああっ!ん、ああっ!…そ、草太くぅんっ!んはっ!あっ!あっ!あんっ!」
美雪の身体が、強く突き込まれる毎にガクンガクンッと大きく揺すられ、それにつられて豊満な乳房もタプンタプンッと大きく円を描いて揺れていく。
もう快感に蕩けきった表情も隠す事もせず、美雪は草太の汗ばんだ背中を掻き抱き、両脚で草太の腰をカニ挟みにして、自分からも局部を押し付けて腰を使い始めていた。
これまでの草太との性交で、美雪の性感も随分と開発されてきている様で、最近では美雪自身も積極的に快感を貪ろうとする時もあるのだ。
特に今日は、学校から焦らされ続けていた為か、熱烈に草太を求めてきている。そんな快楽に溺れる淫らな美雪の痴態を見せつけられ、草太は益々興奮させられてしまう。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ……すごいよ、七瀬さんのおま〇こ。気持ち良すぎてイッちゃいそうだよ。…ねえ七瀬さん、もうイッちゃってもいいかな?」
「ああっ…いやぁんっ!…ひとりでイッちゃ、ダメぇっ!」
堪らない締め付けで、草太のペニスに快楽を与えてくる美雪が、思わず不満を漏らした。美雪自身、もう少しで絶頂しそうなだけに、つい本音が出てしまったのだろう。
そんな美雪の様子に、草太はニヤリとしてしまう。草太も大分射精感が高まってきてはいるが、まだ我慢が出来る余裕が残っていた。つまり草太は、美雪の本音を言わせる為に、敢えて意地悪く言ってみたのだ。
これも美雪を快楽に素直にさせ、自分に振り向かせる為の行為である。すると美雪が、草太を奮い立たせようとするかの様に抱き付き、奪う様にして草太にキスをしてきた。
「うぐっ?」
「ん、んふっ…そ、草太くぅん……んちゅ、ちゅくっ……くちゅっ…」
ヌルヌルとした美雪の舌が、草太の舌を絡み取り、激しく求める様なキスをしてきた。
(うはっ…そんな、ねちっこいチューまで…っ)
美雪は草太の首に腕を巻き付け、何度も何度も舌に絡み合わせて、濃厚なキスをしてくる。まるで、口でもセックスをしているかの様な感覚に陥りそうになる。
その快感に射精感が急激に高まってしまうが、草太はそれを噛み殺し、腰を強く突いて、突いて、突きまくって、美雪を責め抜いてやる。グチュグチュッと卑猥な音をさせ、更に激しくペニスが美雪の膣に突き立てられ続けていく。
0240名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 13:01:43.76ID:2BcjM3QK
「んッ!んッ!んんッ!…ん、んはっ!あっ!あっ!ああっ!ああぁんっ!」
激しいペニスの突き込みに、美雪は堪らず重ね合わせていた唇を離し、身を退け反らせて喘ぎ悶えていく。
ギシギシと軋むベッドの上で、草太の腰が素早く上下運動を繰り返し、その責めを受け止めている美雪の膣を、ギチギチに勃起したペニスで強く突き込み続けてやる。
その強過ぎる腰の打ち込みに、ベッドのスプリングに弾かれる様にして、美雪のお尻が宙に浮き上がってしまう。
「あっ!あっ!ああっ!す、すごいぃっ!あっ!ああぅっ!…い、イクッ!私、またイッちゃいそうぅぅ…っ!!」
草太の苛烈な責め立てに、もはや美雪は何度も絶頂に追い込まれ、アヘ顔を晒しながら草太に縋り付いてしまっている。そんな美雪の痴態を見て、草太も限界を告げた。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ……な、七瀬さん…僕も、もうイキそうっ!…射精していいよね?」
「あッ!あッ!…う…うんっ!いいよっ!…いっぱい…いっぱい射精してぇ!そ…草太くぅんッッ!!」
そう言うと、美雪は潤んだ瞳で草太をじっと見つめ、草太が射精するのを待ち構える。その言葉を聞いた草太が、更に腰を打ち立てて責め込んできた。
その素早い腰使いに、草太のペニスを銜え込んでいる美雪の膣穴から、グチュグチュグチュッと音を立てて淫蜜が泡立っていく。
「あっ!あっ!あっ!ああっ!あ、ああぁっ!イクッ!イクッ!イクッ!い、イクうううぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜…ッッッ!!!!」
草太の激し過ぎる腰使いに耐え切れず、再び美雪は大きく身を退け反らせながら絶頂に達してしまった。
「う、うおっ!?くっ…くうぅッ!!」
美雪が果ててしまったのと同時に、膣壁がキュキュッと強く締め付けて、うねる様にペニスに纏わり付いてきた。その堪らない快感に抗えず、限界を超えた草太のペニスが勢い良く射精し始めていった。

ドピュドピュッッ!!ドピュルルルッ!!ドピュッ、ドピュッ…ドクッ……ドックン……

「ん゛んううぅぅ〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」
美雪の胎内で、草太のペニスがビクンビクンッと弾ける様に脈動を繰り返している。そのペニスから精を搾り取ろうと、美雪の膣が締め付けを繰り返す様に痙攣していく。
一緒に絶頂に達せた悦びと、気持ち良さそうに射精し続けている草太の顔を見つめていると、美雪は堪らなく満たされた気持ちになってしまう。
「はあーっ…はあーっ…はあーっ……そ、草太くぅん…」
絶頂の余韻に浸りながら、美雪は草太の顔をじっと見つめて続けていた。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ……七瀬さん…すごく気持ち良かったよ……」
そう言って、笑顔を見せた草太は、ゆっくりと美雪とキスを交わしていく。
「んっ、んふっ……ちゅっ…ちゅくっ……んんっ…」
先程の濃厚なキスとは違い、ゆっくりと、お互いを確かめ合う様な甘いキスをしていく。そうして美雪とのキスを味わった草太は、美雪の身体の上から離れて、ペニスを膣穴から抜き取っていった。
0241名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 13:04:26.67ID:2BcjM3QK
「んっ…」
ペニスが抜き取られた刺激に、美雪はピクンッと身を震わせる。その膣穴は草太のペニスの形に、ぽっかりと開いたままになってしまっていた。しかし、そこに注ぎ込まれた筈の精液は無かった。
それもその筈、草太は避妊具を着けていたのである。美雪とセックスフレンドという関係になって以降、草太は美雪を妊娠させない為に、コンドームを着用する様にしているのだ。
その証拠に、草太のペニスには美雪の淫蜜だらけになっているコンドームが被せられており、その先端にはたっぷりと出た精液が、ダラリと溜まっていた。
「ふうぅ……」
激しいセックスにより乱れていた吐息を整え、草太はペニスからコンドームを外して縛り、ティッシュに包んでゴミ箱に捨てる。
そうして手早く後始末を終えると、再び美雪の傍に戻り、その芳醇な女体を弄って後戯をしてやるのだ。しかし、今回は少し美雪の様子が違っていた。
いつもなら、こうしてしばらく乳房を揉んだりして後戯をするのだが、美雪が草太に身体を擦り付けて、切なそうに訴え掛けてきたのだ。
「あ、あの……草太くん」
「ん?」
美雪は顔を赤くして、恥ずかしそうにモジモジしながら、何か言いずらそうにしている。暫く待ってやると、ようやく美雪が意を決した様に告げてきた。
「その…も、もう一度……して、欲しいの」
「え!?」
美雪からの予想外の言葉に、さすがの草太も驚いてしまう。まさか美雪の方から求められるとは、思ってもいなかったのだ。
どうやら学校から、ずっと我慢させられてしまった事で、何か美雪の中で箍が外れてしまったのかもしれない。
それもこれも、美雪と何度もセックスをする様な関係になり、たっぷりと快楽を教え込み、その女体を開発してきた草太の苦労の賜物であろう。
「いいとも!七瀬さんが満足するまで、何度でもイカせてあげるよ!」
草太は、意気揚々と美雪の身体の上に圧し掛かると、再び愛撫を再開させていく。
「あっ……んああっ…そ、草太くぅん…っ……あ、ああんっ!」
未だ敏感なままの裸身に、草太の舌が這い回り、豊満な乳房を揉みしだかれ、美雪は堪らない快感に悦びの声を上げてしまう。
こうして、ほんの一瞬の間だけ静かになった草太の部屋に、再び美雪の甘い喘ぎが木霊していくのだった。
0242名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 13:06:27.52ID:2BcjM3QK
その頃、草太の家の前に居たはじめが、未だ草太の部屋の様子をずっと伺っていた。電柱に背凭れて身を隠す姿は、かなり怪しい人物である。
こんな姿を誰かに見られたら、恐らくは不審者として通報されてしまっていたかもしれないが、誰も通り掛らなかった事は幸いであった。
もう夕暮れを過ぎ、辺りが薄暗くなってきたというのに、まだ草太の部屋の窓には灯りが点かなかった。
(…やっぱり、ずっと留守だったのか?)
もう何時間、そこに居たか分からない。ノロノロと立ち上がったはじめは、ようやく一度だけインターホンを押した。

ピンポーン♪

数分待ってみたが、まったく応答は無い。
(やっぱり誰もいないのか?……くそっ!)
本来なら怒り狂う所だが、はじめは妙に憔悴していた。二人を追って、美雪や草太の家を探し回り、しかも慣れない張り込みで気を張っていて、疲れてしまった様である。
(美雪…どこ行っちまったんだよ?)
はじめは、もしかしたら美雪は、すでに帰宅しているのではないかという一縷の望みを託し、重い足取りで、その場を離れていった。

「ハアッ、ハアッ、ハアッ……あれ?誰か、来たみたいだな」
すっかり暗くなってしまった草太の室内で、四つん這い状態の美雪にペニスが激しく突き込んでいた草太が、インターホンのチャイムに気付いた様である。
そこで草太が腰の動きを止めてしまうと、与えられる快楽に飲み込まれつつあった美雪が、切なそうに訴えてきた。
「あ、ああっ…いやあぁっ……や、やめないでぇっ…」
美雪は草太の方に振り返ると、動きを止めてしまった事を不満そうに、お尻をモジモジとくねらせて催促してくる。
「う〜ん、でもさ……宅急便とかだったら、受け取らないといけないでしょ?せめて、そこの窓から見て、確認だけでもして……」
そう言いつつ草太は、何とか蠢かそうとする美雪の腰を捕まえて、意地悪をしてやる。こうして焦らしてやるのも、一つのプレイである。
「はあっ、はあっ、はあっ……そんなの、構わないで…は、早く……もっと…もっと、してぇっ!」
もう美雪は、完全に快楽の虜となっている。続けて二度目のセックスなので、愛撫をたっぷりとしてあげたのが良かったらしい。早くイカせて欲しくて、我慢が出来ないのだろう。
あの清楚で可憐な、不動高校のアイドルである美雪を、ここまで淫らにさせている事に、草太は感無量の思いであった。
「分かったよ、七瀬さん。今の俺には、七瀬さんしか見えていないから……だから七瀬さんも…俺の事だけ考えて!」
草太はそう言うと、美雪の疼いていた肉壺を、ペニスを抉る様にして激しく突き込んでいく。
「あ、ああっ…そ、草太くぅんっ!…んあっ!あっ!あっ!あ、あんっ!あっ!あっ!はああっ!」
再開した草太の巧みな腰使いによって与えられる堪らない快感に、美雪は甘美な喘ぎ声を上げ、身をしならせて悶える。
激しく打ち付ける草太の腰が、美雪のおしりに強く当たって、パンパンパンッ…と音を立てて卑猥に波打っていく。
その度に膣穴からペニスが激しく出入りを繰り返し、カリ首に掻き出される様に淫蜜が溢れ出て、室内にいやらしい性臭を立ち込めさせてしまう。
すると草太は身を屈め、タプンタプンッと揺れている美雪の乳房を鷲掴みにすると、そのまま美雪の身体を引き起こしていく。
そうして膝立ちに後背位にしてやると、草太は美雪の豊満な乳房を揉みしだきながら、強く腰を突き上げ始めてきた。
0243名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 13:08:48.20ID:2BcjM3QK
「んああっ!あっ!あっ!あんっ!…そ、草太くぅんっ……あ、んんっ!」
草太の激しく腰使いに、美雪は甘く喘ぎながら、その腰の動きに合わせる様に、無意識の内に自らの腰も淫靡にくねらせて快楽を貪っていく。
この体位では深い挿入は出来ないのだが、浅い箇所をカリ首で素早く引っ掻き回される責めも、また堪らなく感じさせられてしまうのである。
「ああっ、らめぇっ!…また、い、イクッ!イッちゃいそうっ!…んんあっ!そ、草太くんっ!草太くぅんっ!…あ、ああぁっ!」
抱き止めている美雪の身体が、ガクガクッと小刻みに震え始めてきた。ペニスを頬張っている膣も、キュキュッと喰い締めて、射精を求めているかの様だった。
(フフッ…七瀬さん、またイキそうなってるみたいだね。…それじゃっ!)
草太は繋がったまま、美雪をベッドに横たえてやり、正常位の体制になって美雪の身体の上に圧し掛かっていく。
そして美雪を抱き締めてやりながら、大きく腰を上下させてペニスを突き込み、更に激しく美雪の膣奥まで責め立て始めてきた。
「あひぃっ!…あっ!あっ!あっ!あんっ!あ、ああっ!あっ!あっ!ああっ!ああぁっ!ああああぁぁっ!」
草太の腰が強く、素早く突きまくられ、その苛烈な責めに美雪は、髪を振り乱して悶え狂わされてしまう。
しかも、あまりに激し過ぎるペニスの突き込みに、結合部からグチュグチュッと卑猥な粘音をさせながら、泡立っている淫液が飛散していく。
やがて美雪の喘ぎも、益々切羽詰ったものに変わり、ブルブルッと震えている両脚が草太の腰周りに絡まってくる。
「あっ!ああっ!あああぁっ!い、イクッ!イクッ!イックうぅぅぅぅ〜〜〜〜ッッッ!!!!」
身を仰け反らせ、ビクンビクンッと痙攣させて、美雪は絶頂させられてしまった。しかし、まだ草太の責めは終らない。終る筈も無い。草太は、まだ絶頂に達してはいないのだ。
「まだまだっ!もっと七瀬さんを感じさせてあげるよっ!」
「ひあっ!あっ!あっ!ああっ!ああぁっ!す、すごいぃっ!ああっ!ああ〜〜っ!んああ〜〜っ!!」
絶頂に達したばかりの美雪を、さらに責め立ててやる草太。絶頂に次ぐ絶頂を味わされ続け、またも美雪はアヘ顔を晒して喘ぎ狂ってしまう。
そのペニスで掻き回され続ける膣からは、突き込まれる度に潮が噴出し続け、まるでお漏らしをしてしまった様にベッドを濡らしてしまっている。
それに構う事無く、草太は腰を強く打ち付け、さらに美雪を責め抜いてやるのだ。とはいえ草太の方も、もう限界に近づいているのは明らかである。
すでに射精感は限界まで高まってきており、美雪の膣壁も、更にうねる様にして纏わり付いて喰い締め、射精を促してきているのだ。
そして膣内の奥、子宮口も降りてきて、男の精子を求める様にパクパクッと綻んだ口を開いてしまっている。
(くううっ!すごいよ、七瀬さんっ!)
堪らない快感に、もはや草太も我慢する事は出来なくなってきていた。草太は射精に向かって思いっきり腰を打ち込んで、美雪の膣奥まで抉るようにして責め抜いてやる。
「あ〜〜っ!ああぁ〜〜っ!や、あああぁぁ〜〜ッ!らめっ、らめぇ〜〜っ!あ゛、あ゛あ゛あああああぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜ッッ!!」
もはや呂律も廻らなくなり、美雪はずっとイキっぱなし状態になってしまっている。そんな美雪に大きな快楽の波が、また襲い掛かりそうになっていた。
そんな美雪を感じ取り、草太も絶頂する為に腰を強く、大きく振り立てて、まるで美雪の子宮口までペニスを突き込む様な勢いで責め立て続けていく。
「な、七瀬さんっ!…俺の事、好き?…好きって言ってよっ!」
「ああぁ〜〜っ!あっ!ああ〜〜っ!す、好きっ!大好きぃっ!あっ!あうっ!…そ、草太くぅんっ!」
草太は、美雪の膣内をグリグリと掻き回しながら尋ねてやると、美雪が切なそうに喘いで答えてくる。ここ最近のセックスで、草太は必ずこの言葉を美雪に言わせる様にしていた。
連続絶頂で半狂乱状態であるから、美雪は何を言わされているのかは自覚していないかもしれない。
しかし、こうして言葉を口にさせる事で、美雪自身にも草太への気持ちを認めさせ、もっと深い関係を構築していく。それが草太の狙いなのである。
全ては美雪の身も心も、自分のモノにする為、遣れる事、考えられる事は何でも遣るつもりでいた。
0244名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 13:12:00.38ID:2BcjM3QK
「んあ〜〜っ!あああぁ〜〜っ!…そ、草太くんっ!…草太くぅんっ!ん、あああぁぁぁぁぁ〜〜っ!!」
完全に快楽に染まりきり、蕩けきったアヘ顔を晒している美雪の膣壁が、射精を催促するかの様に草太のペニスを喰い締めてうねり続けてくる。
その堪らな過ぎる快感に、やがて草太のペニスが我慢の限界を超え、さらに膨張してビクビクッと痙攣し始めてきた。
「はあっ!はあっ!はあっ!…い、イクよ、七瀬さんッ!クッ!うううッッ!」
草太は絶頂の瞬間、根元までペニスを突き入れて美雪の子宮口に亀頭の先を突き込むと、そこで勢い良く射精し始めていった。

ドピュドピュドピュッッ!!ドピュプッ!!ドピュルルルルッ!

「ふああッ!!あ、ああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜……ッッ!!!」
美雪の子宮内に、思いっきり草太の熱い精液がぶちまけられていく。まるで叩きつけられるかの様な射精の勢いを受け、美雪は最大級の絶頂に達してしまっていた。
まるで魂までも吸い取られてしまうのではないかと思う程の強烈な絶頂感に、草太も飲み込まれそうになる。そんな草太が、不意に忘れていた事を思い出した。
(あ……しまった、コンドームを着け忘れちゃった……)
そう、先程のセックスでは避妊具をしていたのだが、今回は生でセックスをしてしまっていたのである。
続け様にセックスを、それも初めて美雪から求められた事に、すごく興奮してしまった草太は、うっかり新しいコンドームを着用するのを忘れてしまっていたのだ。
(ああ……でも、七瀬さんの生おま〇こ、堪んないよっ……やっぱり中出しって、最高に気持ち良いよな……)
つい膣内に射精をしてしまったが、久し振りに味わった男の本懐に、草太は悦びに震えていた。やはり好きな女に子種を注ぎ込みたいという欲望は、男の本能であろう。
一方の美雪も、絶え間無い連続絶頂に蕩かされ、男の熱い精液を胎内に受け止める女の悦びに、その身を打ち震わせていた。

ドピュッ、ドピュッ…ドピュッ……ドクッ……

(は、ああぁぁっ……す、すごく、いっぱい…射精てるぅ……)
濃厚な精液がドクドクッと注ぎ込まれくる感覚を胎内に感じ、美雪は堪らない快楽の波に飲み込まれていく。
この日、草太は三発目の射精だというのに、大量の精液を噴出し続けている。やはり膣内射精しているという事に、草太の本能が滾っているのかもしれない。
草太は、たっぷりと美雪の子宮内に射精しきると、ようやくペニスを膣から抜き出していく。二人は激しいセックスによる心地良い疲労感から、崩れる様にベッドへと身を横たえた。
その抜き出した草太のペニスの形に、ぽっかりと口を開いたままの膣穴からは、注ぎ込んだ精液がドロリ…と逆流してきていた。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ……ごめんね、七瀬さん……俺、コンドーム着けるの忘れて、膣内に……」
うっかりとはいえ、膣内射精してしまった事を謝罪しようとする草太。すると、そんな草太の言葉を止める様に、美雪が軽く唇を重ねてキスをしてきた。
「はあーっ、はあーっ、はあーっ………草太、くん…大好きぃ………んっ、んくっ……ちゅっ…ちゅくっ……」
「ちゅっ、くちゅっ……んはぁっ……お、俺も大好きだよ、七瀬さんっ……んちゅっ、ちゅるっ……」
吐息を荒げながら、甘える様に草太に縋り付いてキスをしてくる美雪。どうやら美雪は、膣内射精した事を咎めるつもりは無い様である。
そんな美雪を優しく抱き締めてやり、唇を深く重ね合わせて、お互いの舌を何度も何度も絡め合わせ続けていく。
草太も美雪も、全身に汗を纏わせたまま何回も濃厚なキスを交わし、激しかったセックスの余韻に酔いしれていった。
0245名無しさん@ピンキー2020/02/04(火) 13:14:20.19ID:2BcjM3QK
しばらくして、濃密なセックスを終えた草太と美雪は、ベッドの上で疲れた身体を休める様に横になり、他愛も無い話をしていた。
美雪は草太に甘える様に胸元に顔を埋め、そんな美雪を草太は抱き寄せて、長い黒髪をサラサラと弄っていく。お互いに裸のまま身を重ね、その温もりを感じながら、激し過ぎたセックスの余韻に浸っていた。
「ねえ、七瀬さん……これから先の夏休みの予定って、何かある?」
「え?…う〜んと、特に予定なんて無いけれど……」
草太から唐突に質問された美雪は、少し戸惑ってしまう。そんな美雪に、草太は真剣な顔で言った。
「もし良かったらさ……その、せっかくの夏なんだし、海とか行かない?」
「え、海?いいわね、行きた〜い」
せっかくの夏休みなのだ、海で遊ぶのも良いだろう。美雪は数人のクラスメイト達と、海ではしゃいでいる姿を想像していく。しかし、そんな美雪の想像は、次の草太の言葉で掻き消されてしまう事となる。
「それでさ、もし良かったら……俺と2人だけで行かないか?……出来れば泊り掛けで」
「そ、草太くんと……2人、だけで?」
突然の草太からの提案に、美雪は逡巡してしまう。今の美雪なら、草太と旅行に出掛ける位、もう戸惑う事など無い筈である。
しかし、やはり「泊り掛けで…」という言葉に躊躇させられてしまっていた。その旅行の日程は決まってはいないものの、その間はずっと草太と二人だけになるのだ。
草太と一緒に居られるのは、美雪としても嬉しい事だ。ただ、その旅行中に草太から、何度もセックスを求められてしまう事は容易に想像出来る。
ただでさえ草太とは、身体を重ねてから関係が深くなってしまっているのに、これ以上深みに嵌ってしまえば、もう後戻りは出来ないだろう。
「ど、どうかな?」
返答をしない美雪に、草太は不安そうな顔を見せる。そんな草太の表情を見せられると、美雪は胸がキュンと締め付けられてしまった。
(……そうだよね。いつまでも、こんな風にハッキリしないなんて、草太くんに悪いよね)
今まで草太は、曖昧な関係のまま、自分の気持ちの整理が付くまで待っていてくれていた。このまま草太に甘えているのは彼にも、そしてはじめにも失礼というものであろう。
それに、もう美雪の気持ちは、いつの間にか草太に向いてしまっている。草太と旅行に行くのも、良い踏ん切りが付くかもしれないと、美雪は考えた。
「……うん、いいよ草太くん。一緒に行こう」
美雪は顔を赤く染めながら、草太の提案を受け入れてくれた。その喜びに草太は思わず、美雪をギュッと抱き締めてしまう。
「や、やったぁッ!な、七瀬さぁん!!」
「きゃっ!?」
喜びの余り草太は、美雪に何度もキスをしていく。そんな草太に、美雪は耳まで真っ赤になってしまった。
「あ、あんっ…ちょっ、草太くっ……やん!」
「あ……!?」
ようやく我に返った草太は、頬を赤く染めながら美雪を離した。
「ご、ごめん…俺、嬉しかったから……つい」
「もう…草太くんったら……」
二人はしばらく、はにかむ様に笑うと、再び見詰め合ってキスした。そしてお互いをギュッと抱き締め合うと、美雪と草太は柔らかな笑みを浮かべる。
「それじゃ早速、日程を決めなくちゃね。宿の手配とかは俺がしておくから、楽しみにしててね」
「フフッ……分かった、草太くんにお任せするね」
二人だけの旅行に意気揚々の草太の様子を、美雪は嬉しそうに見つめていく。草太と美雪はベッドの上で裸のまま、時が経つのも忘れて旅行の予定について話し合っていった。
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