僕はうめいた。肉壁に細かなひだひだがあって、僕が突くたびにそれがふるふるとうごめくのだ。
たまらない感触だった。

「あっ、ああ……いい……ご主人様の、堅い………」
濡れた唇で、サキュバスがいやらしい言葉を吐く。
下の唇も、愛液をだらだら流しながら、出入りする僕のモノをしっかりと咥え込んでいる。

「……サキュバスさん、これは素晴らしい見物でございますわぁ……。貴方様のモノが、サキュバスさんのあそこに出たり入ったりなさっています」
さっきまで僕に抱かれていたビューティが、腰を振りながら四つん這いで僕達の下へと這い寄り、サキュバスの耳元で囁く。

「そして……サキュバスさんの下の唇が、そのたびにめくれて、熱く充血した中の肉も拝見できますわ……」
「あ、ああ、いやぁ、そんなこと言っちゃ………だめぇ…………」
ビューティの時代がかった言い回しが、逆に妙にエロティックだ。
サキュバスは口ではそう言いながら、むしろ悦んでいるのが一目瞭然だった。膣がいちだんと収縮し始めるからだ。

「………貴方様。サキュバスさんの膣内の上の方を突いてごらんなさいませ」
僕は、ビューティの言葉通り、膣の上部のあちこちを先端で突きながら探っていった。
そしてある部分に、ペニスの先っぽが当たった時だった。

「あああぁぁぁっ! そ、そこは……あぁぁんんっ!」
サキュバスが赤と茶の間の色をした長い髪を振り乱し、翼をはたかせながら、背を弓なりにそらして絶叫した。

「そう、そこが、サキュバスさんの性感帯の一つでございますわ」
ビューティが満足そうにうなずく。

「指でさわるとざらざらしている、淫乱な場所ですの………どうぞ、ご堪能下さいませ」
「あっ、はぁっ、あっ、あっ……だ、だめぇぇぇっ!」
僕のペニスに快楽のスポットをこじられて、サキュバスが狂ったように身体をびくびく揺らす。
それにつれて膣のひくひくが激しくなり、さらにぎゅうっと締めてくるのはものすごい快感だ。
僕の中に急激に射精感がこみ上げてくる。

「ああっ、当たってる………当たってるわ……そこ、すごい……感じるぅ……あはぁぁんんっ!」
僕は熱い壷の中を、射精寸前でふくれ上がった肉棒でぐちゅぐちゅとえぐりまくった。

「……あうっ、あっ、あんっ、も、もう、私……い、いく、いくぅぅぅぅっ!」
サキュバスが腰をきゅうっとすぼめた。
熟れた肉体が硬直する。腕が折れそうなほどつっぱらせながら、彼女は強いオーガズムに達していた。

「くっ……!」
それと同時に、僕も腰をサキュバスの股間へと思いきり打ちつける。
ひときわ力の入った締め付けが、僕を射精へと導いた。

「はっ、はぅん…………」
はじけた精液が、充血した膣壁に何度もぶちあたって、サキュバスの肉体を震わせた。
小さな声をあげて、サキュバスは汗に濡れた長い髪の上に身体を横たえた。



※投稿制限の関係上今夜はここまでとなります。
  残りは明日の夜に投下しますのでお待ちください。