「そっか……よかったあ……。シズルさんもお疲れ様」
あの後俺達はフェアリー達に、生贄の女性が連れていかれるのを目撃した場所を事細かに聞き、誘拐ルートの絞り込みに取り掛かった。
敵の最終目的地が雄羊の寺院である以上、ルートの絞り込みはそこまで難しいものではなかった。
「あとは私達忍者の隠密の業でかく乱、分断して各個撃破していけばいい」
「寺院の出入り口の守衛と変わらない強さだったからね。ビオラの言う通り各個撃破は簡単だったし、この辺りの敵はあらかた狩り終えたよ」
残敵掃討を終えたビオラとナツも帰ってきて、カレンとレイチェルは、生贄の女の子の介抱に務めている。
「ウ〜ム、かなり強い薬でグッスリと眠らされていますネ。とりあえず家に連れ帰るべきでショウ」
担架に仰向けで寝かされていた女の子は俺と同じ歳で、長い耳のエルフの女の子だった。
顔は5人の仲間に匹敵する美貌で、衣服は胴体部分に全く残っていないが寺院に仕えていた証としてか、修道女のベールを被っている。
髪は銀髪で長く、被っているベールから毛先と前髪がはみ出でいた。
スタイルは均整がとれていて、シズルさん・ビオラ・ナツ・レイチェルのように巨乳ではなく、カレンのようにスレンダーでもない。
大きすぎず小さすぎずの美乳が乳首と共に天を向き、谷間には首からかけられたロザリオが収まっている。
生殖器を隠す恥毛は全て剃られ、神秘的な縦スジが丸見えに。聖職者である事がわかりながらも淫猥な格好の破壊力は凄まじいに尽きる。
「そういえばリーダー。さっきからしょっちゅうこの子を見つめてるけど、あたし達以外の女の子の裸に興味津々だったりする?」
俺の視線に気付いたのか、レイチェルが面白そうなものを見つけたとばかりに、問い掛けてくる。
「そうじゃないよ。まさか、こんな所で――――幼馴染と再会するなんて」

                           ※

「彼女はプレア。俺の故郷での同い歳の幼馴染。子供の頃からの遊び友達でいつも俺を慕ってくれてたんだ」
彼女――プレアを丸太小屋に連れ帰って寝室に寝かせると、俺は台所のテーブルに皆を座らせ、プレアの事を説明した。
「俺が冒険者になって旅立つ前から、寺院に修道女として入っていたんだけど……あの時は離れてたくないって盛大に泣かれたっけ」
「……リーダー。私達に出会う前から、結構モテてたんですね。私も幼馴染になりたかったなあ……」
「私も同感。そしたらリーダーともっと早くからズポズポとセックスできてたのに……」
「だからあの子を心配そうに見ていたわけか。今のリーダーの恋人はあたし達なんだけど…う〜ん、それでも妬けちゃうなあ」
「リーダーの幼少時代ですカ……とっても可愛かったんでしょうネェ」
「今だって魅力的なんだから、子供の頃からリーダー自身は気付かなくても、好意を抱いてる子とかいそうよね」
シズルさんを筆頭に、ビオラが、レイチェルが 、カレンが、ナツが、俺の幼少時代に様々な想いを巡らす。
「そんな彼女がどうしてこの森に来たのか…目を覚ましたらリーダーが理由を聞いてあげてくださいネ」
「あたしはカレンと一緒に、プレアの介抱と状況説明してるから、その間に功労者であるシズル・ビオラ・ナツへのご褒美セックスしてあげてねー」
カレンとレイチェルは、俺と昼にセックス出来なかった3人のくのいちを気遣ってか、プレアを寝かせている寝室へ入っていった。

三人へのご褒美セックスか。そう言えば今日は雄羊の仮面の男達の誘拐騒ぎのせいで、昼間は碌にセックスできなかったんだっけ。
「ウフフッ……そうだわ、折角だから三人でサービスしてあげる」
「あっ、いいですね。今日はお昼に全然セックスできませんたし」
「私も本当は、カレンとレイチェルだけリーダーとセックスしてて…ズルいと思ってたんだ」
三人とも溜まっているせいかノリノリであった。俺としてもプレアを無傷で助けるのに最も貢献してくれた彼女達に報いたい。
「ほーら、早くしましょ。リーダーの幼馴染が起きる前に…」
「準備はいいですか?私も……結構溜まってますし……」
「さあ……タップリ楽しんでね。リーダー………」
3人がまだ家が未完成の頃、簡易寝台として使っていたマットを持ってきて、テーブルの脇に敷くと服を脱がせた俺をその上に寝かせた。
「フフッ……そんなに慌てないで………」
群がってきた三人の内、まずはビオラが、俺の手をとり、自らの股間へと導く。