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カーテンから差し込む日差しで目がさめる.

「あれ日が高い?もう昼?」

とつぶやきながら、降り注ぐ日差しの太陽の高さで自分が昼間で寝てしまったことに気づく.

「やばい!仕事にいかなきゃ!」

とあわてて布団から飛び起きる。そのとき、浮かぶ疑問。

仕事?なにいってるの?
昨日、店でお客さんの相手しながら朝まで働いたじゃない。
今日だってお店にでるのは夜だから、まだあわてて起きる必要ないのに。

と思ったとき、自分の頭の中を疑問符が占める。
店?なにそれ?あたし、有名大を卒業して営業マンになってたよね…

ていうかそもそもここどこ?
あたしがなんてこんな布団の中に?それにこのぼろい部屋…
あたし、いつも大きなベッドで妻と一緒にねてなかったっけ?

視線をふと横に向けるとそこには金髪の妻がタンクトップにトランクスの姿で布団の中で眠っている。

そうだ…この人、昨夜もすごかったな…
仕事から帰ってきたら、あたしはくたくたなのに、この人は女の性欲剥き出しで下品に迫ってきて…

ついつい昨夜の営みを思い出して、身体を火照らせ始めると…

えっ?あたしって…男だよね…てかなんで、あたし、自分のことあたしっていってるの?