百貨店のエレベーター。

制服を着た学生と小柄で豊満な主婦と乗り合わせた。
愛想のいい近所のおばちゃんと言ったところだが、見事に突き出した豊満な胸が目を引く。

学生もすぐに気づき
「…うわぁ、素敵なおっぱいだなぁ」と感嘆した。
主婦は振り向いて
「あら、ありがとう。良かったら触って」
と笑った。学生は、あ…はい、と真面目な顔で返事をして、背中から主婦の胸に手を伸ばした。
薄手のシャツの上から学生の指から溢れんばかりの肉をゆるゆると揉みしだく。主婦は平然とそれを受け入れ、
「あぁ…最近の若い子は上手ねぇ、おばさん感じちゃうわ」と笑った。褒められた学生も少し嬉しそうに笑う。

エレベーターにはまた何人か乗ってきて、わたしと主婦と学生は隅に追いやられた。主婦のバッグが少しわたしに触れ、すみません、と目礼された。わたしも目礼を返す。
学生の手は後ろから乳を揉み、その下半身は太めの主婦の尻に密着していた。少し赤らんだ学生の顔。乗り込んできたベビーカーを押す若い夫婦と老人らは、特に誰も気に留める様子もない。

私は親切心から、「屋上には休憩スペースがありますよ」と二人に告げた。顔を見合わせ、お礼をいう二人。おそらく彼らはそこでたっぷり楽しむことだろう。
後で覗きに行こう、と私は思う。