「その女子高生は…左後ろから私のズボンのポケットに手を入れて来て…わ、わたしの局部を…」
「それで?」若い女性警官の揶揄うような声にわたしは思わず大きな声を出した。
「こ、こんな細かい話が必要なんですか!」
もう一人の中年の女性警官がわたしを宥めた。
「被害状況を知るのは大事な業務なんですよ…
被害者のあなたにはこんな話は恥ずかしいでしょうが我慢してくださいね
それで、もう一人の女性があなたの背中に胸を押しつけて来た?」
「そうです、破廉恥にもほどがある!」
「で、あなたは射精させられた、と」
私は思わず恥ずかしくて俯いてしまう。きっと耳まで真っ赤になっていることだろう…。