こちらも準備は万全だw

109: (´・ω・`)あったあったw [sage] 2021/09/23(木) 10:50:07 ID:Mlc6X1tS

843: 〇装ガチャ・18 [sage] 2021/05/05(水) 20:48:07 ID:HuNQ5QcQ
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一方、鈴木の家―

「…なあ佐藤?やっぱり強い男、て格好いいか?」
「いきなりなんだよ、鈴木…んーまあ明らかに弱い、って奴よかは…そりゃなあ」

実は佐藤がこの時に答えた何気ないこの一言は、「彼」の意識を「彼女」にする後押しの
強いキッカケとなる。しかし、それはまだ少しだけ先の後の話。

(まあ当たり前だよなぁ。強い奴に女が惚れ込む、なんてな…)

鈴木は自身の心の中に渦巻いているその感情が、あの宇宙人の田中への
男としての「嫉妬」なんだと薄々は感づき始めていた。

「とはいえ、今すぐに俺が勝てるような相手じゃないんだ。気長に構えるか」

「…勝てる?何の話だよ」

「いや、なんでもない。こっちの独り言だ。気にしないでくれ」
(流石に素直に言えん。いくら俺が弱い側の男でもこればっかりは、な…)

「変な奴。そら、晩飯できたぜ」
「お、焼き魚か!男だった時から腕前は確かだったんだろ?期待するぜぇ、佐藤ちゃ〜ん!」
「う、うるせえ!それに変な声色で気持ちの悪い呼び方すんな!皿ごとぶん投げてやろうか?!」
二人は、かなり夜遅くに晩飯を食べる運びになっていた。

「悪い悪い!」
「…ったく。反省の色が見えないが、こっちも言うほど期待される腕前じゃないから
もう勘弁してやる」

「そうか?料理ができるだけでも、俺はたいしたもんだと思うぜ」
「まあ俺が男のまま、ならな」

「!…なんか、すまん」
「あ、いやそんな気にするなよ!特に意識して責める気で言ったワケじゃねえから!」
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