何かこのスレ見てて昔の事思い出したので書かせてください。
当時、知り合いの紹介で付き合った彼女もまさにそうでした。
彼女は高校生でしたが、バイトを3つほど掛け持ちしており、とても忙しそうだったのを覚えています。
社会人だった自分は、バブル景気だった事も有りそこそこ給料も貰っていたので
「何か欲しいものが有るなら、買って上げるから。」
と言っても
「ううん、私バイトが趣味だから」と。
デートの帰りも車で家まで送って行っても
「ここでいいから。今日はありがとねっ」
と、必ず大通りの交差点近くで帰ってしまいました。
家の事を聞くといつもはぐらかされる、話題を変えられる、と言う感じで何か話したくない理由でも有るんだろうな位に思ってました。
3ヶ月後くらいに、彼女は嫌がったのですが学校まで車で迎えに行ってあげる。と言う話になり
その時初めて制服姿の彼女を見たのですが、ブレザーはテカテカ、袖のスソはほつれまくり、スカートはヨレヨレで、
彼女は「お姉ちゃんのお下がりだから。」
と、一生懸命言い訳してたけど、普段は小奇麗な格好なのに正直驚いた覚えがあります。
一年後くらいにどうにかこうにか頼み込んで家に上がらせてもらえる事になり、彼女があれだけ嫌がってた理由が解りました。
ボロボロの市営住宅で家具とかも殆ど無く、ヨレヨレの服を着たお父さん、お母さんが笑顔で迎え入れてくれました。
後で聞いた話なのですが、お父さんが酒癖が悪く会社をクビチョンパ。
お母さんのパートと彼女のバイト代で生計を立てていたそうです。
そんな彼女ともいろいろありましたが結婚し、先日待望の長男を出産しました。
こんな健気な彼女と息子を一生守って生きたいと思います。
長文失礼致しました。