これまでの子に比べれば大して貧乏ではないかも知れませんが、
このスレやまとめサイトに目を通しているうちに、ふと思い出した
女の子がいたので、想い出を書きます。

小6に進級してすぐの席替えで隣の席になったMちゃん。
それまで1度も同じクラスになったことがなかったので、1学年2クラスという
あまり大きくない学校だったにもかかわらず、話したことがなく、印象の薄い子でした。
Mちゃんは背が低くて大人しく、あまり喋らず、休み時間は唯一の友達である
Yちゃんといつも一緒にいました。

そんなMちゃんの持ち物や服装が気になりはじめたのは、6年になって2週間くらい
経った頃だと記憶しています。
最初は鉛筆や消しゴムがだいぶ短くなったり小さくなっても交換する様子がなかったり
書道道具や絵の具セットが学校で共同購入したものではないことなどが気になりました。
書道道具や絵の具セットは兄・姉がいる家庭は使い回しをしている児童も多かったのですが
彼女のそれは明らかに他人の氏名を消して再利用している物でしたし、絵の具やクレパスも
一部の色が欠けていました。

服装も継ぎはぎが目立つトレーナーやスカート、古そうなジャンパーと思春期の
女の子が着るにはみすぼらしく思えるものをよく着ていました
(ただし毎日洗濯はしているようでした)。