金玉の機能を潰すことを目的で行われる行為は、大部分が拷問や死刑の一環として古くから行われてきた、相手に対する暴力行為である。
強靭な握力で握り潰す場合もあるが、大抵は万力などを始めとする道具を用いて物理的に金玉を潰してしまうことが多く、
そのための専用の道具も存在する。

平均的な金玉は、50〜60キログラムの圧力がかかると破裂してしまう。
これは、成人男性の握力をもってすれば、睾丸を破裂させることはそう難しくないことを示唆する。
限界を超える加圧が起こると、睾丸の表面を形作っている強靭な膜、白膜(はくまく)が裂け、
金玉内部に詰まっている精細管などの実質が、その裂け目から金玉袋(陰嚢)の中に飛び散る。
白膜が裂けてしまった場合、早急な医療処置をとらなければ、最悪の場合、睾丸を摘出する必要も出てくる。

金玉には多くの血管が通っており、金玉を潰した後には適切な止血措置を行わないと死亡に至ることが多い。
また、金玉には生殖機能があるため子供を作る前に金玉の機能を失うと子孫を残せなくなるため、この行為によって血統が途絶えた家系も少なくない。