ゴミ収集車がやってきた。
 作業員の人もノートが入っているのを気にもとめないで機械の中へ入れ回転する鉄の板が袋を暗い生ゴミ臭のするところへずるずると巻き込んでいく。
 中は沢山の袋があり、中に入っている生ゴミが悪臭を放ち、その悪臭とゴミ汁がどんどん私に染み込む。
汚いゴミを捨てるとすっきりすると○○ちゃんは言う、私を捨てることによって○○ちゃんが気持ちのよい思いをしてくれるのなら、○○ちゃんの為に粉砕されたい。
 たとえ火の中、ゴミ汁の中でも幸せです。