僕はついに遭遇した。Aは「バレちゃった?」と茶目っ気に笑っていた。
そんな可愛い笑顔のAの尻の下では Aの柔らかいお尻で身体を圧迫、地獄の苦しみのような無惨な顔をしたトカゲだったものがぺちゃんこに潰れていた。
僕はトカゲが羨ましくて仕方なかった。そしてAは語った。自分の体重を預け、潰れていく小さな生き物をみて快感を覚える異常嗜好を持っているのだと。
「で、どうするつもり?僕の弱み握ったつもり?」Aはじと目で僕をみた。そんな可愛い仕草をしているAの尻の下では、トカゲがAの重みでぺちゃんこになっている事実に震えそうになり口から漏れだす。
「トカゲ、重かったんだろなぁ…」「自分より何百倍もの重さに必死に耐えたんだろうなぁ」「死にたくないっ…死にたくないって思ったんだろうなぁ」

Aは、嫌そうな顔をして「何、それ?お説教のつもり?」と吐き捨てた。僕は言葉を続けた。