先々月、文化祭があった。
俺らの企画は江戸時代にやってそうな、籠の中に人が入り、
それに棒を通して二人で担ぐやつをやっていた。
まぁ重たいのでもちろん定員は原則1人、
体重70キロまで、階段では降りてもらうと言うルールだった。
(ただ70キロ、てか60キロくらいの人も怖いからか好んで乗らない)
しかし、俺の友達のA子とB子が「乗りたい」と言った時は別だった。
俺と、籠担ぎの相方は、A子とB子とすごく仲良くてその時も
「あー潰れるから無理w」とか冗談を飛ばせる仲だった。
まぁ、彼女らは華奢で、身長も160くらいしかないから
体重は50前半といったところだと思う。
ただ「潰れるから無理w」みたいなこのを言ったのに怒った彼女は、
「全然2人ででも乗れるもん」と2人で籠に無理やり乗り込み、
そこが離れようとしなかった。
俺らもそれを見て「仕方ないから、このまま運ぶ?」
みたいな流れになり、そのまま運ぼうとした。
が、2人を乗せた籠は重くて全く持ち上がらない。
なんとか持ち上げると、籠にかかってる角材は、すぐ折れそうなくらいしなっている。
4~50の人1人だと軽くしかしならないのに、恐ろしいものだ。
彼女らはキャッキャと楽しんでいる。
「1,2,1,2」「ギシッギシッギシッギシッ」
一歩一歩動く度に軋む籠、少し力を抜いたら簡単に
押しつぶされてしまいそうな重圧で俺は目が回ったよ。
そしてとうとう、相方の方が「もう…無理…!!」
と潰れてしまい、彼女らには降りてもらった。
「つまらな」「非力ー」と散々言われたが、ありゃ無理だって…。
籠の方も限界だったしあのまま無理し続けていたら
大惨事は免れられなかったと思う。
その後その企画で集まり、体重制限50キロ未満で絶対一人しか乗せないと決まった。