山口真由っていう東大を首席で卒業した女性の本を読んだ。
財務官僚時代はとにかく物凄く忙しかったとのこと。
祥子のような働き方をしている女子が現実にいるということがわかった。

・終電で帰宅できることはまず無い
・深夜1時半発の独身寮行きの財務省貸切バスに乗れないことも当たり前
・真夜中に上司から突然急ぎの書類作成を頼まれることはザラ
・庁舎内に畳敷きの仮眠室があるが、常備されている布団はカビ臭い
・その仮眠室で横になれるような余裕は無いことの方が多い
・極限まで睡眠時間を削って仕事に打ち込んでいる
・浴室は無いので、給湯室の冷水で髪の毛を洗う
・土日に出勤するのも常態化
・残業代は殆ど出ず、時給換算するとファストフードのバイト以下
・政治家に怒鳴られたり無理難題を言われて徹夜で資料を作るのもしょっちゅう
・でも仕事は大好きでとてもやりがいがあって楽しい

尚、徹夜続きの同僚男性の髪の毛がべたついているという程度の表現はあるが、
自身の体臭や口臭、ましてや性欲処理方法などの言及は当然無い。