養殖もだし、数年前も紺ハイソの上にルーズソックスをはく
ちょっとしたリバイバルブームがあったけど、やっぱ「これじゃない感」は拭えなかったな。

やっぱルーズソックスは90年代の泥臭さと、当時の退廃的な世相に見事にマッチしていたからこそ
輝いていたわけで
今どきの子がギャルを装ってはいても、やっぱどこか無理があるし、結局はコスプレでしかない。
彼女たちもそれを分かっていたのか、ルーズの復権も局所的で、長続きしなかった。

制服姿で自ら性を売り、それをスーツ姿で堂々と買うオヤジ、
あの怒ったような細眉、小憎らしい程のブランド狂い、清純とは程遠い茶髪ガングロ、
男友達は揃ったようにロン毛でズボンずり下げてるサーファー系DQN、
渋谷はゴチャゴチャとして汚らしい雑踏で治安も悪い。
やっぱルーズは末期的な世界によく似合う。今は良くも悪くも健全化してしまった。