独身中学教師の素顔はマスクフェチ…。女性のマスクを“おかず”にオナニーざんまい、果てはマスク剥(は)ぎまでして
逮捕・起訴された男の初公判が横浜地裁であった。マスクに始まり、マスクに終わった男の転落人生が法廷で明らかにされた。

暴行と窃盗の罪に問われたのは神奈川茅ケ崎市に住む横浜市立日野南中学の元社会科教諭(39)=懲戒免職。教諭は昨年
12月28日午後7時半ごろ、JR東京駅でマスク姿のOL=当時(33)=を発見。
帰宅のために東海道線下り電車に乗ったOLを徹底マークし、手のひらサイズのデジカメで数十枚もマスク姿を連続撮影した。

その後もOLのストーキングを続け、横浜駅を過ぎたあたりから「オレの好みの女だ。マスクを奪おう」と決意。OLが
鎌倉駅でバスに乗り換え、自宅マンションに帰るまで追跡し、カギをバッグから取り出そうとした瞬間、いきなり背後から
抱きつき、 両手で目隠しをした。OLが呆然(ぼうぜん)としたすきに教諭は口をふさぎながら強引にマスク(150円相当)
を剥ぎ、OLを突き飛ばして逃走。 だが、悲鳴を聞きつけた通行人に取り押さえられ、駆けつけた警察官にあえなく御用となった。

逮捕直後、「おれは旋盤工だ」とホラを吹き、職員証をパンツの中に隠すという往生際の悪さをみせた教諭。家宅捜索では
ネットオークションで購入した使用済みマスクのほか、マスクもののエロDVD、自ら撮影したマスク姿の女性の盗撮画像が
多数発見され、マスク一筋だったことが判明した。
マスク収集のきっかけについて、「1人暮らしが始まり、親の目が届かなくなったこと」と証言した教諭が、
初めてマスクに“萌え”たのは小学3−4年生のころ。担任の女性教師がマスクを頻繁に使用していたことから女性
そのものより、女性のマスクに憧れを持つようになった。その後、 約5年前から通勤途中に盗撮を繰り返すようになり、
マスク姿を撮っては抜き、撮っては抜きの生活だったというからこんなフェチが中学教師だったとは空恐ろしい。

続けて「父ががんで余命半年」「他人の借金を背負うことになった」「病院で性志向障害と診断された」と自分勝手な
ゴタクを並べたが、美人検察官の「そんなの被害者には何の関係もないですよね」という一喝にシュンとして
「そのとおりです」と、ポツリ。