小6の秋に体操交歓会ってあって
選抜された生徒が夏休みから
本番の大会に向けて練習させられた

器械体操で国体出場経験のある
40代のおばちゃん先生が中心になって
毎日放課後練習されたれたけど
練習のほとんどが柔軟体操で
全員が開脚前屈をマスターさせられた

ひそかに想いをよせてた女子がいて
運動神経は良かったけど体が硬くて
いつもおばちゃん先生にマンツーマンで
ひたすら柔軟体操をやらされていた

気が強くて人前で絶対泣いたりしなかったけど
開脚前屈で胸がつくまで背中に乗られて
目を真っ赤に腫らして泣いていたのを
今でも鮮明に覚えている

昭和50年代の事だけど